№2340 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅

小田急電鉄片瀬江ノ島01駅舎 20210305.jpg
 小田急江ノ島線の終点、片瀬江ノ島駅は、年間を通じて、数多くの観光客が訪れます。今はコロナ禍で減少はしているが、それでも休日の昼間は、賑わいが絶える事はありません。
 この片瀬江ノ島駅は、昔から竜宮城を模した駅舎が有名だったが、近年全面的に立て替えられ、昨年7月30日に全面オープンしました。竜宮城スタイルを活かしつつ、一回り大きな駅舎となりました。これには、オリンピックの対策もあったと思う。江ノ島海岸がセーリングの会場になっているので。
 今回はこの、新生片瀬江ノ島駅をご覧いただきます。
 片瀬江ノ島駅は、言うまでもなく、江ノ島の最寄り駅。江ノ電や湘南モノレールを含めても、江ノ島に一番近い駅、でもあります。箱根に次ぐ、小田急グループの代表的な観光資源がいくつもあります。しかし、2019(H31~R元)年度の1日平均乗降人員は19,828人。前年度比-6.5%、2018(H30)年度は21,217人だったそうだからかなりの減少になりました。年度末となる2020(R2)年1~3月の、新型コロナウィルス感染禍の影響が相当出たと考えられます。駅ナンバリングOE16。

小田急電鉄03-16片瀬江ノ島.jpg
 駅舎建て替え前の、片瀬江ノ島駅です。30年近く前の撮影、ですかね?駅名標は、当時の小田急の標準仕様。

小田急電鉄片瀬江ノ島02駅舎 20210305.jpg
 駅舎上部は、神殿風。

小田急電鉄片瀬江ノ島03江ノ島水族館 20210305.jpg
 新江ノ島水族館の、「クラゲ水槽」が造られました。新駅舎の最大の目玉。

小田急電鉄片瀬江ノ島04セブンイレブン 20210305.jpg
 駅にはセブン・イレブンが入りました。駅の売店の発展形、ではなく、本格的なコンビニスタイル。

小田急電鉄片瀬江ノ島05エントランス 20210305.jpg
 エントランス。

小田急電鉄片瀬江ノ島06窓口20210311.jpg
 窓口。ロマンスカーの特急券も買えます。なお、この画像は後日(3月11日・他は3月5日)の撮影です。だからほかの画像とは天気が違ってしまっています。ご承知おき願います。

小田急電鉄片瀬江ノ島07券売機 20210305.jpg
 券売機。しかし普通の乗車券が買えるのは右側の2台で、3番はICカードのチャージ専用。

小田急電鉄片瀬江ノ島08改札口1 20210305.jpg
 改札口は、以前は中央部の1か所だけだったものが2か所に分かれて、通路がトータルで増設になりました。これは南側で、駅員の窓口もあります。

小田急電鉄片瀬江ノ島09改札口2 20210305.jpg
 北側にも新設されています。

小田急電鉄片瀬江ノ島10精算機 20210305.jpg
 精算機と、ICカードチャージ機、ロマンスカーの特急券販売機。 

小田急電鉄片瀬江ノ島11改札内コンコース 20210305.jpg
 改札内のコンコース。頭端式ホームなので、階段がなくてラク。

小田急電鉄片瀬江ノ島12発車案内表示 20210305.jpg
 コンコースの、発車案内表示。この駅は2面3線で、2番ホームと3番ホームは、同じ線路の左と右。

小田急電鉄片瀬江ノ島13待合室 20210305.jpg
 ホームの待合室。

小田急電鉄片瀬江ノ島14時刻表 20210305.jpg
 時刻表。3月13日改正前の旧ダイヤだが、基本線は変わっていません。終電の繰り上げも、片瀬江ノ島では上下とも行われていない(平日5時台の新宿行急行の時刻が変わった)。観光で賑わう片瀬江ノ島ではあるが、一般的な輸送に関しては、藤沢~片瀬江ノ島間に関しては支線化しつつあり、平日の快速急行・急行はほとんど全てが藤沢始終着になって、ロマンスカーは朝夕に数本あるものの、ほとんどが各駅停車になりました。土休日は快速急行が延長して乗り入れ、日中のロマンスカーもあり、近年は〔メトロえのしま〕の設定もあります。だから、平日と土休日では相当な差があります。土休日は行楽重視か。

小田急電鉄片瀬江ノ島15ホーム発車案内表示 20210305.jpg
 各ホームの、発車案内表示。

小田急電鉄片瀬江ノ島16ホーム 20210305.jpg
 最後にホーム。1番ホームのみ10連対応。急行の全線10連対応化工事で延伸されたもの(他のホームは、渡り線のポイントがあるので延伸できない)だが、平日は前述の通り、優等列車の発着自体がほとんどなくなったので、10連の発着もわずかになりました。

 以前は、インバウンドの利用も相当数あったはずの片瀬江ノ島。コロナ禍がいつ終息するか見通しが立たないが、いつか終わりが来て、外国の方々が戻ってくると、初めて真新しい片瀬江ノ島の駅舎を目の当たりにする事になります。どのように評価してくれるだろうか。いつか、あの賑わいが戻ってくる事を信じたいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 京急が昨日、西武が今日、今年度の設備投資計画を発表しました。

京急 … 車両面では、1800形(1890番台)3編成を新造(2編成は既にデビュー済み)、8連1編成を更新。平和島・京急東神奈川・日ノ出町・追浜・汐入の各駅で、引き続きホームドアを整備。前年(2020(R2)年)度の計画の時にも書いたが、これらのどの駅よりも乗降が多い快特停車駅、横須賀中央が後回しになっているが、ホームが狭いところを優先させるという事だろう。特に日ノ出町と追浜はホームがカーブ上にあるので、この点も考慮に入っているはずだ。いよいよ品川付近の連続立体交差工事事業が本格着手になり、大師橋(旧産業道路)の立体化は残存工事を進める。その他の安全対策として、運行管理支援システム・発光信号機増設・踏切障害物検知装置改良が挙げられていて、2年前の神奈川新町事故を踏まえたものと見ていいのでしょう。投資総額206億円は、昨年度に比べて、31億円の増加になりました。
 なお京急は別に、「三浦半島のエリアマネジメントを加速する」とするリリースを別途出していて、城ヶ島の高級温泉旅館オープン、油壷は大手デベロッパーと共同で開発を検討、長井はソレイユの丘のリニューアル、三浦海岸は「街づくりによる沿線活性化」の検討を推進するとしてます。
 そして油壷に関して、マリンパークが今年の9月いっぱいを持って、閉館する事になりました。これにはさらに別のリリースが出ていて、「建物や施設の老朽化が著しく、これ以上の維持管理は困難」である事を、直接の理由に挙げています。1968(S43)年4月オープン以来、53年余りの歴史に終止符が打たれる事になりました。今後はこの跡地も含めた観光再開発が進める事になります(2025(R7)年度を目標)。これらの事項は、京急グループの電車・バスには、どのような影響が現れるのでしょうか。でもまずは、今のコロナ禍がどうにか好転しないと…。

西武 … 車両面では、40000系3編成を新造。全てロングシート仕様。ひばりが丘駅「エミオひばりが丘」は今夏のオープンを目指し、多摩駅の橋上駅舎化工事も、今年度中に完了の予定。西武園ゆうえんち(旧遊園地西)駅は、西武園ゆうえんちのグランドオープン(19日)に合わせてリニューアルを実施。なお別リリースで、山口線で、旧塗装(黄色+茶色)を模したラッピング編成を15日より運行すると発表している。連続立体交差事業は、中井~野方間と東村山駅付近で引き続き推進する他、野方~井荻・井荻~西武柳沢間の事業の早期開始に向けた準備を進める。ホームドアは、今年度は「設置を検討する」とあるだけで、具体的な駅名は掲げられていない(ここまで乗降10万人以上の池袋・練馬・西武新宿・高田馬場・所沢・国分寺が整備済み)。投資総額214億円は、昨年度と比べて16億円の増。

 近鉄は今日、7月3日のダイヤ改正を発表しました(近鉄は「ダイヤ変更」と呼称)。ダイヤを相当数減量した厳しい内容になっていて、主要線区では22時台以降の深夜帯で減便(種別変更を行う列車が多い)、大阪線・京都線・南大阪線では最終を繰り上げ。22時以降の利用が、この2年で約1/3に減少しているそう。日中は大阪線・橿原線・田原本線・南大阪線・御所線・名古屋線・志摩線で普通列車の減便を行い、大阪線・青山町~伊勢中川間の中間各駅・志摩線各駅の一般列車は毎時2→1本、南大阪線・古市~尺土間の中間各駅・御所線の一般列車は毎時4→2本に半減する(南大阪線の急行は区間急行に変更)。特急は全線合計で、定期列車が平日51本・土休日59本を削減、この内平日25本・土休日29本は「お客さまの需要に応じて運転する」として、運行計画は決定の都度発表する、としている(JRでいう所の「臨時列車」という所だろうか?)。名阪特急は変わらないので、やはり観光需要の減退があるのは、間違いないだろう。土休日の大阪上本町9時50分発宇治山田行特急は大阪難波9時45分発鳥羽行に変更。途中停車駅は大阪上本町・鶴橋・大和八木・伊勢市・宇治山田のみ(「しまかぜ」と同じになる)。さて、時刻表は発売されるのだろうか?(今日の時点では一切記載がない)

《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
12日 ソフトバンクグループ 最終利益4兆9879億円
(WHO独立委員会 新型コロナ禍最終報告書 初期対応の問題指摘)
13日 韓国脱北者団体 ムン・ジェイン大統領を告発
(ワクチン「職場接種」「休暇」 河野大臣 経団連に要請)

№2332 相鉄線 羽沢横浜国大駅

相模鉄道羽沢横浜国大駅01駅舎.jpg
 先週の木曜日、「平成の鉄道回顧」の続きで、令和の世になってからの神奈川県の鉄道も振り返ってみたが、この2年間の神奈川の鉄道で一番大きな出来事は、間違いなく、相鉄線とJR線の相互直通運転の開始でした。
 両鉄道は、横浜市神奈川区の、羽沢貨物駅に隣接する羽沢横浜国大駅で接続します。今回、開業後初めて同駅に降り立って観察してみたので(通過はあったが)、ここで現状をご覧頂こうと思います。

相模鉄道羽沢横浜国大駅51駅舎.jpg
 現在、駅の西側では、交通広場と思われるものを整備している段階、と思われる工事が進行中です。
 今の所、駅の周辺には、コンビニなどの類はありません。三枚町まで行かないとないようだ。
 地下ホームの上に駅舎があるので、改札までは階段などの段差はありません。この点はラク。

相模鉄道羽沢横浜国大駅02入口駅名標.jpg
 入口の駅名標。JRのマークが同居するのが、共同使用駅らしいところ。相鉄の駅で、他社のマークが入り口で並ぶのは、初めてのケースになりました。

相模鉄道羽沢横浜国大駅03コンコース.jpg
 コンコース。広いです。

相模鉄道羽沢横浜国大駅04周辺案内図.jpg
 周辺の案内図もあります。地図の上の方、緑が広がっているあたりが横浜国大になるのだが、はっきり言って、遠そう。貨物駅の真上の橋を渡って、さらにどのくらい歩くのだろう。今の時点では、横浜駅からのバスの方が、間違いなく便利。大学生の通学の利用がどれだけあるかは解らないが、駅名は普通に「羽沢」で良かったような気がする。

相模鉄道羽沢横浜国大駅05時刻表.jpg
 時刻表。今の所は、日中は30分間隔。3月13日改正で、日中は全部、相鉄線内も各駅停車になりました。

相模鉄道羽沢横浜国大駅52駅名標.jpg
 注目したいのは、朝方の、初電~7時台くらいまでの相鉄線方面行(ここ始発)は、本来JR線新宿方面が出発する2番線からの発車になるという事。羽沢横浜国大~西谷間の区間運転は開業時より設定されているが、当初は勝手に、JRの編成の海老名への送り込み(深夜は逆に返却)だと考えていた。そうではないらしい。現場を見ていないから断定はできないが、1編成による折り返し運転(片道は回送)になっているようです(他社様のサイトの動画には、引退済みの新7000系による「羽沢横浜国大」行が見られたが、時間が?)。
 なお、今改正より土休日の朝方に、新宿始発大和止まりが設定されています(223M→6223)。8時06分発。

相模鉄道羽沢横浜国大駅06券売機.jpg
 券売機。相鉄管理駅ながら、JRの方が運賃表が広い。鶴見まで170円とあるが、JRだけで鶴見に行こうとしたら、武蔵小杉→横浜と乗り換え、鶴見駅を2度素通りする事になる(特例がある)。スムーズに乗り換えができても、45分くらいはかかるようだ。なんだか馬鹿馬鹿しい。

相模鉄道羽沢横浜国大駅07改札口.jpg
 改札口と、係員のブース。

相模鉄道羽沢横浜国大駅08発車案内表示.jpg
 改札口上の、発車案内表示。

相模鉄道羽沢横浜国大駅09精算機.jpg
 精算機。

相模鉄道羽沢横浜国大駅10改札内コンコース.jpg
 改札内のコンコース。

相模鉄道羽沢横浜国大駅11ホームエスカレーター.jpg
 ホームのエスカレーター。

相模鉄道羽沢横浜国大駅12ホームエレベーター.jpg
 ホームのエレベーター。
 本数が少ない駅なのだが、待合室は両ホームともありません。

相模鉄道羽沢横浜国大駅13ホーム案内板.jpg
 ホーム壁面の案内板。やはりJR色はほとんどなくて、武蔵小杉の駅ナンバリングのみ(「JS15」は湘南新宿ライン)が、JRへの直通を意識させるようです。

相模鉄道羽沢横浜国大駅15ホーム.jpg
 ホーム。相対式。当然ここで、相鉄とJRの乗務員が後退します。最初は、JRの乗務員がそのまま西谷まで乗務、という形態も想像したのだが(中途半端な位置なので)。
 当然最初からホームドアだが、一部が内側に引っ込んでいます。8連の乗り入れを想定しているもので、現在のJR直通は当然全部10連だが、数年後に東急からの直通運転が始まった場合、目黒線からの8連の直通が予想されます。ただ、相鉄の20000系は全部10連なので、東横線からも、来るのでしょうかねえ?

相模鉄道羽沢横浜国大駅53列車進入.jpg
 最後に、新宿方面から来た相鉄12000系。JRの貨物線から分かれて、相鉄線の線路に割り込むような形で入線します。ご覧の通り、上下線間に渡り線があり、本来相鉄方面行の1番線で、JR線への折返しができるようになっています。逆に反対側にもわたり線があり、先に記した、西谷までの区間運転も、この渡り線を使用して、本来JR方面行の2番線で折り返していくものと思われます。
 相鉄の新線は、正式には「相鉄新横浜線」と称し、数年後には新横浜まで延びて、東急が建設する「東急新横浜線」と接続する事になります(去年環状2号線で陥没事故があったから、予定より遅れると思う)。その相鉄新横浜線の線路が、トンネル(羽沢トンネル)に向かって延びています。トンネルにはロープが貼ってあるのだが、ただ、新横浜線の出発に対応する信号機が、既に使用されています(赤信号だが)。既にトンネル内のどこかへ、列車が走っているのだろうか?でなければ、信号は使用停止のままで良いはずなので。

 30分弱の短い時間の滞在だったので、全体的な利用の状況は解らないのが、まだだいぶ少ないなあ、というのが正直なところ。ここに来るために乗車した列車も、往復ともガラガラだったし。直通線が開通して1年以上経つが、利用はまだまだらしい。だから今改正で、日中の相鉄線内は全部各駅停車にしてテコ入れしたんだ、という話も聞いている。ただ、この日は他の相鉄の列車も空いていたし、今のコロナ禍を考えたら、現状は仕方がない部分もあるだろう。羽沢横浜国大駅に関しては、未だ地域の交通の拠点には、なれていないなあ、という印象。バス路線も、相変わらず神奈中バス(121系統・新横浜駅~保土ヶ谷駅西口)が1時間に1~2本、駅の脇を素通りするだけで(保土ヶ谷→新横浜からだと、陸橋を渡らなければならない)、肝心の相鉄バスは、駅前を通過はするが回送車だけ、というのが現状。交通広場が出来ればバス路線の新設もありうるかもしれないが、そのためには、やはり列車の本数が少ない。今の羽沢横浜国大駅の発着本数は、横浜市内の駅では、JR鶴見線の一部の駅を除けば一番少ないと思われる。無論、JR側の容量を考えると増発は難しく、やはり、東急との相互直通の開始を、今はおとなしく待つ、という所でしょうかねえ。ただそうなると今度は、異常時対策が大変になりそうで、この辺は懸念材料になるが。
 ともあれ、せっかくの相鉄史上に残る大プロジェクトの末に生まれた駅であり、いつか駅も列車も、賑わいを見せる日が来る事が、期待されると思います。そのためにも、コロナ禍の早期収束も望まれるが。

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《今日のニュースから》 カッコ内は新型コロナウィルス関連
25日 桜島で爆発的噴火 警戒レベルは「3」維持
(商店街で飲食店支援のテイクアウト販売「お弁当パラダイス」 盛岡市)

 今日は、福知山線脱線事故から16年。追悼式は、今年も行われませんでした。私の立場で言える事は、いつも同じになってしまうのだけれど、亡くなられた方々にお悔やみを、遺族の方々、負傷された方々にお見舞いを申し上げる事、そしてこのような、100人以上も犠牲になるような大惨事は、少なくとも日本ではもう絶対に起こしてはならない、この2点です。

№2326 銚子電鉄の駅 2020年冬

 今回は、どうしてもこれを書かねば、という更新のネタがなかったので、ローカル私鉄の駅の画像を並べて、お茶を濁してみたいと思います(?)
 昨年暮れの12月14日、日帰りで銚子に行ってきて、銚子電鉄の駅の写真を撮ってきました。仲ノ町駅のたたずまいを写した画像は、去年の大みそか更新の№2269でご覧いただいたところだが、改めて各駅の画像を、ご覧頂きたいと思います。

銚子電気鉄道01銚子 20201214.jpg
銚子 ちょうし
 JR線の2・3番ホームの先端部にあります。駅舎然とした瀟洒な建物はあるが、銚子電鉄の駅員はいません(切符は電車内またはJRの駅で購入する事になる)。このホーム、JRの列車の運転士・車掌の通路にもなっているようです。

銚子電気鉄道02仲ノ町20201214.jpg
仲ノ町 なかのちょう
 車庫がある事は、№2269でも書いたところです。駅員が常駐し、記念グッズも販売しています。クリアファイルは№2261の一番最後に出しました。

銚子電気鉄道03観音20201214.jpg
観音 かんのん
 以前たい焼き店があったので有名だったが、犬吠駅に移転し、現在は完全に無人駅。

銚子電気鉄道04本銚子20201214.jpg
本銚子 ほんちょうし

銚子電気鉄道05笠上黒生20201214.jpg
笠上黒生 かさがみくろはえ
 唯一行き違いができる駅です(ただし撮影日の時点はコロナ禍の影響による減便のため、行き違いが行われていなかった)。駅員が常駐し、タブレットの交換が見られます。ネーミングライツにより、駅名標は「髪毛黒生」になっています…。

銚子電気鉄道06西海鹿島20201214.jpg
西海鹿島 にしあしかじま

銚子電気鉄道07海鹿島20201214.jpg
海鹿島 あしかじま

銚子電気鉄道08君ヶ浜20201214.jpg
君ヶ浜 きみがはま

銚子電気鉄道09犬吠20201214.jpg
犬吠 いぬぼう
 観光物産店があり、有名な「ぬれ煎餅」も販売しています。以前は旧相鉄の電車が置いてあったが、近年解体されたとの事。

銚子電気鉄道10外川 20201214.jpg
外川 とがわ
 構内には、クリアファイルに描かれていたモハ801と、「澪つくし」のトロッコ客車が留置、というか放置された状態で置いてあります。

 少々駆け足で、もう少しじっくり見物・見学すべきだったのだろうが、スケジュールの都合で、やや駆け足になった感がありました。今月になって、運休になっていた朝の便の運行が再開された事もあるので、もう一度、できるだけ早めに訪れたいと思います。今はある程度話題性で持っている感がある銚子電鉄だが、№2269でも書いた事の繰り返しになるけれど、線路とか施設とかが貧弱で、このままだと近い将来に行き詰ってしまう危険性があると思う。駅も、味のある木造駅舎とかもいいが、バリアフリーという点では難点もある。距離が短いし、ほぼ全線に渡ってすぐ近くにバス路線(京成タクシー成田)があり、便数も電車と同じくらいはあるので、利用者がバスの方に流れてしまう可能性もあります。恒常的に残し続けたいのなら、どこかで抜本的な近代化をしなければならないと思う。施設も、駅も。それはもちろん銚子電鉄単独ではできない事で、銚子市(あるいは千葉県)が、銚子市の交通ネットワークのどこに電車を位置づけるのか、その辺から考えなければならないのではないだろうか。その時には、駅の姿も変わってしまうだろうが、良い方向に変わるなら、我々も受け入れるべきなのだろうと思います。

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《今日のニュースから》
14日 アフガニスタンから米軍完全撤退 バイデン大統領表明
(れいわ新選組 木村 英子参院議員 国会活動復帰)
15日 中小企業サイバーセキュリティ対策 経済産業省など支援サービス開始発表
(京都祇園祭「山鉾巡行」 2年連続中止決定)

 大阪府のコロナ禍はかなり危機的な状況にあるらしいし(これまでの首都圏でさえなかったくらいのレベルに見える)、関東地方も神奈川県に埼玉県・千葉県・愛知県も、20日から「まん延防止等重点措置」の対象となる事が決まりました。今日現在で、関東に関してはこれに対応した交通事業者の反応はない(JR西日本は、金沢の新幹線・在来線の各総合車両所の、今年度の公開の中止を発表した)が、明日あたりには一斉に、措置に対する対応が発表になるような気がします(その場合は土曜日にまとめて記します)。どうやら今年のGWも今年並み、いや、今年以上に厳しい状況になりそうな気がします。毎日毎日、朝一番で、悪化する一方のコロナ禍のニュースを聞かされ続けていると、たとえウィルスに感染していなくても、なんだかヤル気が失われ、精神的にダメになってしまいそう…。

№2274 相鉄線 鶴ヶ峰駅

相模鉄道鶴ヶ峰駅01橋上駅舎.jpg
 相鉄線の各駅は、JR線との直通運転開始や、新しいブランドイメージの採用もあって、どこも大きく姿を変えつつあります。№2136の瀬谷駅に続いて、今回は横浜市旭区の鶴ヶ峰駅をご覧いただきます。
 2019(H31~R元)年度のデータがまだ公表されていないが、2018(H30)年度の乗降人員は57,578人でした。この3年間は横ばいです。相鉄線は長らく、急行と各停の2本立てのダイヤが続いていて、鶴ヶ峰は急行が通過だったのだが、以前から本線の急行通過駅の中では、ダントツの乗降人員がありました(現在でも、次に多い星川のほぼ倍)。1999(H11)年のいずみ野線湘南台延伸時に設定された快速が、初めて鶴ヶ峰に停車する急行系の列車となりました。くぬぎ台団地やひかりが丘団地、少し遠いが若葉台団地などが控えている事もあるでしょう。よこはま動物園ズーラシアへのアクセスとなる駅でもあります。どこも、バスへの乗り換えが必要になるが。駅ナンバリングSO09

相模鉄道01-09鶴ヶ峰.jpg
 以前の鶴ヶ峰駅。元々橋上駅舎であったものの、かなり手狭になっていて、需要の増加に追い付いていない所がありました。無論、エスカレーターもエレベーターも、ありませんでした。しかしよく見ると、イチから全部造り直したわけではなくて、今の駅舎にも、以前の面影が残っているように見えます。

相模鉄道鶴ヶ峰駅02北口エスカレーター.jpg
 北口のエスカレーター。ひかりが丘団地や若葉台団地、ズーラシアなどは、北口からバスターミナル(少し離れている)に出て、バスに乗り換える事になります。

相模鉄道鶴ヶ峰駅03北口エレベーター.jpg
 北口のエレベーター。

相模鉄道鶴ヶ峰駅04南口エスカレーター.jpg
 一方、南口のエスカレーター。くぬぎ台団地方面はこちらから、市営バスに乗っていきます。
 なお、南口のエレベーターは、道路を隔てて建設された商業ビル「ココロット鶴ヶ峰」のものを利用します(24時間利用可)。

相模鉄道鶴ヶ峰駅05ココロット鶴ヶ峰連絡通路.jpg
 その「ココロット鶴ヶ峰」と、駅舎を結ぶ連絡通路。

相模鉄道鶴ヶ峰駅06コンコース.jpg
 コンコース。以前と比べたら、だいぶ広くなりました。

相模鉄道鶴ヶ峰駅07周辺案内図.jpg
 周辺の案内図。旭区役所の最寄り駅でもあります。

相模鉄道鶴ヶ峰駅08崎陽軒売店.jpg
 崎陽軒の売店。

相模鉄道鶴ヶ峰駅09券売機&ATM.jpg
 券売機。左には、ゆうちょ銀行のATMがあります。

運賃表.jpg
 ところで駅そのものから少々離れるが、運賃表を見ると、相鉄線内の駅の運賃しか書かれていない。羽沢横浜国大からのJR線はもちろん、横浜からのJRや東急・京急、大和や海老名からの小田急の運賃もない。実際、券売機の画面をタッチしても、他線の運賃は表示されません。連絡きっぷは、もう発売していないらしい。初めて気づきました(瀬谷では気づかなかった)。ICカードへの移行が進んでいるからか?

相模鉄道鶴ヶ峰駅10改札口.jpg
 改札口。

相模鉄道鶴ヶ峰駅11鶴.jpg
 その頭上には、駅名にちなんでか、鶴のアート?がぶら下がっていました。

相模鉄道鶴ヶ峰駅12発車案内表示.jpg
 改札口の、発車案内表示。

相模鉄道鶴ヶ峰駅13精算機.jpg
 精算機、だが、ICカードへのチャージが主流になっている感じ。

相模鉄道鶴ヶ峰駅14改札内コンコース.jpg
 改札内の、コンコース。

相模鉄道鶴ヶ峰駅15ファミリーマート.jpg
 改札内にファミリーマートがあるのは、瀬谷と同じ。

相模鉄道鶴ヶ峰駅16上りホームエスカレーター.jpg
 上りホームのエスカレーター。
 エレベーターは、撮り忘れました…。

相模鉄道鶴ヶ峰駅18上りホーム待合室.jpg
 待合室は、上下ホームにあります。上りホームはやはり広め。そうにゃんが描かれている。コロナ禍の影響で、扉が開けっぱなしにされていました。冬なのに…。

相模鉄道鶴ヶ峰駅19下りホームエスカレーター.jpg
 下りホームのエスカレーター。

相模鉄道鶴ヶ峰駅20下りホームエレベーター.jpg
 下りホームのエレベーター。

相模鉄道鶴ヶ峰駅21下りホーム待合室.jpg
 下りホームの待合室。こちらはやや小ぢんまり。そうにゃんが描かれているのと、扉が開け放たれているのは、同じ。

相模鉄道鶴ヶ峰駅22ホーム案内板.jpg
 ホームの駅名標。時刻表・路線図と一体化。だいぶオシャレになりました。
 現状の鶴ヶ峰駅の時刻は、基本的に快速と各駅停車のみ停車なのは変わっていない。一昨年のJR直通開始時に、平日の朝方上りのみ、通勤特急と通勤急行が停車するようになりました。ただ、JR直通は各駅停車しか停車しなくて、平日の朝方は設定なし(西谷で乗り換える必要がある)。逆に土休日だと新宿の先、それこそ埼京線に直通する各駅停車が、7~8時台に3本あります(7時03分発大宮行・7時43分発川越行・8時13分発武蔵浦和行)。今や埼玉県に行く列車が止まるんだ。

相模鉄道鶴ヶ峰駅23ホーム発車案内表示.jpg
 ホームの発車案内表示。これは上りで、新宿行の種別は緑で区別。日中は平日・土休日とも、毎時08分が新宿行になる(西谷で、横浜行特急を待つ)。

相模鉄道鶴ヶ峰駅24ホーム.jpg
 ホームはごく普通の相対式。ホームも昔は、だいぶ狭かったけれど、上下とも拡幅されています。ホームドア設置の準備が既になされています。小さくなっちゃったけれど、12時08分発新宿行となる、JRのE233系が進入してきます。

説明会.jpg
 最後に、全然知らなかったけれど、鶴ヶ峰にも連続立体交差事業の話があるようで、ホームに小さくだが、説明会のお知らせがありました。特に、二俣川側に交通量の多い踏切(鶴ヶ峰2号踏切)があって(平日の日中だけだが、相鉄バスも通過する)、そこが最大の問題なのだろうと思うが、どんな形態になるのだろう。周辺の地形からして、高架化は難しいと思うのだが。大改築されたばかりの鶴ヶ峰駅だが、次の10年くらいで、また大きく変わる事に、なるのだろうか?

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《今日のニュースから》
11日 アルメニア・アゼルバイジャン両国首脳 ロシア大統領仲介で首脳会談
(WHO調査チーム 14日に中国入り 中国政府発表)
12日 日産自動車元代表取締役裁判 元COO志賀 俊之氏証言
(内村 航平所属リンガーハット コロナ禍の経営悪化で契約打ち切り)

 昨日は成人の日、この状況でもそれなりに晴れ着姿の女の子をあちらこちらで見かけたけれど、「晴れ着+マスク」なんて、ミスマッチもいいところ…。緊急事態宣言発出の地域が関西などに拡大される事になりそうで、本当に、どこまで耐えれば良いのだろうか。「リモート」じゃ、元気は出ないよ。

№2273 話題の内房線江見駅 見に行った

江見駅駅舎.jpg
 JR内房線の江見駅は昨年8月、郵便局と一体となった新駅舎となって、一般的な話題になりました。
 駅舎と郵便局が一体になった所は、先例として、駅舎の建て替えと同時に簡易郵便局が入った、由利高原鉄道の子吉駅があります。ただしここは、郵便局は鉄道の業務には一切関わりません。郵便局が鉄道の業務も行うのは、初めてのケースとなります。
 昨年12月21日、館山までバスを撮りに行ったついでに、寄り道して訪ねてきました。

旧駅舎解体工事中.jpg
 訪問の時点では、旧駅舎の解体工事がまだ進行中、でした。

ポスト.jpg
 ポスト。かつて房総を走っていた、スカ色のクモユニ74を模したデザインになっています。「クモユニ74012」と書かれているが、実物を見た事がある、という方は、相当な大先輩のはず。「2-8 江見駅」の標記に注目。

駅舎内郵便窓口.jpg
 その駅舎内、というかメインはやはり郵便業務なので、中身は郵便局そのものです。

JR窓口.jpg
 その一角に、JRの窓口があります。と言ってもオープンカウンター。当然JRの職員はいなくて、郵便局の局員が対応する事になります。切符は、どの程度のものが発売できるのかは解りませんでした。近距離切符くらいでしょうか?ICカードのチャージ機もある(券売機はない)し、切符の発売で業務が煩雑になる、という事はないだろう。
(私は「青春18きっぷ」で来た)

友荷なよりパネル.jpg
 現在、この所当ブログでも何回か名前を出している、位置情報連動型ゲーム「駅メモ!」がタイアップのキャンペーンを行っていて、このゲームに出てくるキャラクター「友荷(ゆうに) なより」が、「江見駅郵便局 応援特使」に「就任」していて、パネルが置かれています。記念の切手シートも発売されています(他のキャラクターも描かれている。他の千葉県内の一部局でも発売されているらしい)。

モニター.jpg
 右隣はモニター…というのか何というのか解らないが、自分の姿を映すと、その頭上に「なより」がひらひら現れます。体温は測りません。念のため。

なより消印.jpg
 期間限定で「なより」の消印も用意されています。話のタネにと、自分で絵ハガキを自宅に送って、消印を押してもらいました。こんな感じ。なお他に、209系を描いた消印とかもあるようです。
(駅のスタンプと違って業務用なので、規定の郵便料金を払わないと押してもらえない)

改札内.jpg
 郵便局だから、平日の9時~17時が駅の営業時間にもなるわけで、この間は有人駅の扱いとなって、改札口もきちんとあります。ICカードリーダーがあるだけで、郵便局員が切符を拝見、とかはしないが。

改札外.jpg
 改札の外側。郵便局の営業時間中は「有人駅」となり、郵便局は「エキナカ」ではないから、電車から降りて郵便局を利用したいなら、改札を受ける必要がある旨、書かれています。途中下車ができない切符で降りても、郵便局の利用はできない、という事。 

スロープ.jpg
 駅舎から上りホーム(館山方面)には、スロープが造られていました。

跨線橋.jpg
 ただし、下りホーム(安房鴨川方面)へは、階段の跨線橋しかありません。
 これはやはり片手落ちだと思う。江見に限らず、JR東日本に限らず、どこも同じだと思うけれど、階段の上り下りというのは、特に地方部では、利用のネックになりかねない。JR九州で駅員がいない事で車いすが利用できないからと、障害者の団体がJRを訴えたというのは以前どこかで書いたが、当然同じような問題は、JR東日本をはじめとする他社でもあるはず(最近は駅員不在の駅・時間が増加しているというのは一般のニュースにもなっている)。私は、駅員がいてもいなくても、障害者やその支援者が安全に、ストレスなく列車の利用が可能になるのが理想形だと思っているが、跨線橋は明らかにその妨げになる。しょせん小駅だから、エレベーターなんて気の利いたものは作られなさそうだし。本数が多くなくて、全部ローカル列車なのだから、跨線橋をやめて踏切にしても、安全性の問題にはならないと思う。でなければ下りホーム専用の通路が造られるべきだし、究極的には、駅の構造そのもの(線路の配線・信号システム等まで含めて)を全面的に見直し、改良が図られるべきだと思う。どうでしょうか。

跨線橋からの眺め.jpg
 その、跨線橋の上からの眺め。ホームの上屋の脇の木が、どこか南国チック。

ホーム上屋.jpg
 下りホームの、古めかしい上屋。

郵便局移転お知らせ.jpg
 上屋の壁に掲げられたままの、郵便局の移転=駅舎との一体化のお知らせ。

停止目標.jpg
 先月リリースされた通り、木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間は、3月13日改正時より、E131系によるワンマン運転が始まります。特に、江見を含んだ千倉~安房鴨川間は、全列車がE131系となるよう。ワンマン列車の2連用の、真新しい停車目標がありました。

ホーム.jpg
 ホームそのものは、普通の田舎の駅、という風情の相対式。だけど右側の、やたらに高いマンションは、何だ?

離合.jpg
 現状では、日中は209系の4連及び6連による、館山~安房鴨川間の区間運転が中心になっています。江見駅での上下行き違いは、9・12・16・17・20時台の5回あるが、209系同士の行き違いは、江見では間もなく見納め、という事になります。しかし、6連では輸送力過剰とも思うが、2連では逆に不足になるのではないか?通学・帰宅時間帯は特に。

E131系.jpg
 最後に、安房鴨川駅構内で209系と並ぶ、E131系。3月13日からは、江見駅に発着する定期旅客列車は、全てこれになる(はず)。電化時から長く続いたスカ色113系から、211系→209系→E131系と、江見に発着する電車は、21世紀に入ってから、目まぐるしく変わっていきます。

 無人駅(鉄道の職員がいない駅)では、昔から民間委託で、個人営業の商店や飲食店とかが入って駅業務を受託する、という所が、JRでもその他の第3セクター鉄道や私鉄でも少なくはないのだが、JRと同様の大規模な全国規模の企業(日本郵便だって、郵政の民営化だ)が鉄道の業務を請け負う形態は、今後の様々な駅業務の新しい可能性を生み出した、そんな気がしました。今度は、JRの列車が、駅に集まった郵便や「ゆうパック」を運ぶ、という事は、考えられないでしょうか?さすがにクモユニ74のような専用形式の車両の製造はなかろうが。次に同じような形態の駅は、どこかに現れるでしょうか。

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《今日のニュースから》
10日 熱気球 熊本市の田んぼに不時着 一人負傷
(英・南アフリカとは別種 変異ウィルス 羽田空港で発見と発表)

 北陸ではまたも、大雪による大規模な立ち往生が発生しました。高速道路で遭難なんて笑い話にもならないが、勝手な勘繰りだとも思うが、間接的に新型コロナウィルス感染禍の影響がありませんかね?三連休だし出かけたい、でも感染は怖いから、慣れない雪道だけどマイカーで。そんな気が、しないではない。それにしても、昨春の一回目の緊急事態宣言時もだったが、どうも明るい話題を見いだせない。それを生み出そうとする行為自体が感染のリスクを呼ぶわけで、震災や豪雨とは、この点が決定的に違う所だと思います。感染が少しでも収まってくれる以外ない。