№2865 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 4〔終〕.JAL696便(J-AIR)

2024_0916 JAL696 00.jpg
「超弾丸旅行」の割に4回も費やすことになったが、17時前に宮崎を出発するJAL便で、早々と帰宅の途に就きます。新幹線で新横浜を経って、24時間経っていないのに。

2024_0916 JAL696 01.jpg
 改めて、JRの宮崎空港駅。

2024_0916 JAL696 02.jpg
 宮崎空港ターミナル。

2024_0916 JAL696 03.jpg
 ターミナル内のJALカウンター。
 羽田便は通常通り出発するが、福岡行3632便は、機材の故障のため欠航、とアナウンスが入っていた。カウンターは慌ただしい。

2024_0916 JAL696 04.jpg
 ターミナル中央部の広場に立つヤシの木?は、「ナッシー」というポケモン、なのだそうだ(ソラシドエアにもこれが描かれた機体がある)。どこもかしこもポケモン、だなあ。

2024_0916 JAL696 05.jpg
 チェックイン後の時間があるので、展望デッキへ。

2024_0916 JAL696 06.jpg
 デッキには、航空大学校のビーチクラフト機が展示されている。元々は仙台の分校で使われていて、東日本大震災の大津波をかろうじて逃れた機体、なのだそう。

2024_0916 JAL696 07.jpg
 16時過ぎ、羽田からのJ-AIR機(JAL693便)が着陸。E190は、9年前にアメリカに行った時にジェットブルーで搭乗した事があるが、日本では初めてになります。

2024_0916 JAL696 08.jpg
 これを見て、保安検査場に向かう。

2024_0916 JAL696 09.jpg
 その保安検査場の入り口の出発案内表示。ここはまだ、ソラリーだ。3632便欠航の表示が、一番上にある。

2024_0916 JAL696 12.jpg
 搭乗待合室は、E190だからわんさか混雑しているわけでもないが、それでも旅行者の姿が多い。ビジネス色は濃くない。

2024_0916 JAL696 11.jpg
 搭乗開始。上級会員は多かったけれど。
 機内は大半のシートが埋まったが、自分の席番32Kの隣は、幸い誰も来なかった。

2024_0916 JAL696 13.jpg
 ちょっと見づらいかもしれないけれど、JRの高架線を、813系が走り去っていくのが見えました。
 出発前のアナウンスでは、「ワンワールドアライアンス J-AIR」と言っていた。

2024_0916 JAL696 14.jpg
 ほぼ定刻に出発。

2024_0916 JAL696 15.jpg
 離陸するとすぐ海上で、青島を見る。

2024_0916 JAL696 16.jpg
 一直線に上昇していくと、はるか南には大きな積乱雲が見える。あの真下は土砂降りの大荒れ、なのだろうか。

2024_0916 JAL696 17.jpg
 キャビン。ジェットブルーはモノクラスだったけれど、J-AIRでは前方に1-2アブレストのクラスJ、その後方に2-2アブレストの普通席が並んでいる。

2024_0916 JAL696 18.jpg
 ドリンクサービスが回ってきたのでコーヒーを注文、空港で買っておいたレモンケーキを食する。

2024_0916 JAL696 19.jpg
 E190ではスマホに配信されるビデオ・オーディオ(ただし「JET STREEM」のみ。今の「機長」は福山 雅治)プログラムがある。

2024_0916 JAL696 20.jpg
 その中から、アニメ「葬送のフリーレン」を観てみた。JAL本体でモニターがあるA350やB787ではもう少し話数があるようだが、この機体では第1話のみ(メモリーが小さいのか)。昨今の日本のアニメ好きインバウンドを意識しているのだろう、英語字幕が付記されている。
(不正コピー防止のためか、スクリーンショットが撮れないようになっているので、念のため)

2024_0916 JAL696 21.jpg
 今日(9月17日)は「中秋の名月」。南東の方角に、満月がはっきり見えました。

2024_0916 JAL696 22.jpg
 右側はひたすら海、だったのだけれど、降下が始まってしばらくして、三宅島・御蔵島が見えてきた。すぐ真下は神津島、だった。

2024_0916 JAL696 23.jpg
 房総半島の上空にかかると、もうかなり暗い。「中秋の名月」が、海を明るく照らす。

2024_0916 JAL696 24.jpg
 房総半島を横断して、幕張上空から東京湾上空に出る。TDRのオレンジの明かりが目立つ。それと、主翼の上部に、スカイツリーの明かりが見える。

2024_0916 JAL696 25.jpg
 さらに、ライトアップされたゲートブリッジ。

2024_0916 JAL696 26.jpg
 中央防波堤の埋め立て地の上空から城南島をかすめ、R/W22にアプローチ。

2024_0916 JAL696 27.jpg
 着陸し、国際線ターミナルを見てスポットに向かう。ハワイアン航空機がいる。

2024_0916 JAL696 28.jpg
 ターミナルまではバスとアナウンスがあり、北側の貨物地区に到着。
 バスは途中、JTA機のスポットインを待っていた事もあり、ターミナルまで5分はかかった。

2024_0916 JAL696 29.jpg
 以前もご覧頂いたが、バゲージクレームの紙飛行機。こういう遊び心、いいなあ。

2024_0916 JAL696 30.jpg
 京急線で帰宅の途に就くが、京急駅に向かうあたりは工事を行っていて、少々薄暗い。

2024_0916 JAL696 31.jpg
 エアポート…ではなくて急行、で帰宅。600形。

 こんな感じで、何とも慌ただしい超弾丸九州旅行は終わりました。でも良い息抜きになりました。晴れて福岡で飛行機の撮影もできたし。JRに関しては前回の通り、特急であってもいろいろ考えさせる部分がありました。
 この後もしばらくは、仕事帰りで出発、翌日には早々と帰宅、というパターンの旅行?を繰り返す事になります。今月も2回ありましたし、来月頭にも予定しています。今月の分は、来月書きます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR東日本・JR西日本の両社は、利用が希少な地方路線の輸送状況について、情報の開示を行いました。後日改めて書きたいが、状況はさらに悪くなっているようです。久留里線・久留里~上総亀山間では昨日、検討会議が「自動車中心の交通体系に移行した方が良い」旨の報告書をまとめています。津軽線・蟹田~三厩間は再開せずに廃止になりそうな公算だし、これからの数年で、存廃の議論がかなり白熱したものになりそうです。もちろん全部残って欲しいけれど、そんなに甘くはないだろう、とも思っています。列車が走っているうちに、これらの路線を訪ねる事が出来れば。

《What's New》
28日 明治神宮外苑再開発 樹木伐採開始
29日 女川原子力発電所2号機 震災以来13年半ぶり運転再開

№2865 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 3.九州縦断 特急乗り継ぎで宮崎へ

2024_0927-50.jpg
 博多から、〔ソニック13号〕〔にちりん7号〕と乗り継いで、一気に宮崎空港を目指します。所要5時間33分の旅。

2024_0927-51.jpg
 博多駅の「みどりの窓口」は、行列が長い…。焦るほどの事はなかったけれど。券売機は、JRグループ共通のスタイルなので、操作で悩む事もなかった。新横浜で新幹線の切符を購入する時と同じだったし。ただ、行列は何とかした方が良さそう。

2024_0927-52.jpg
 列車の出発案内がモニターで表示されるが、今一つ分かりにくい(読み取りにくい)気がする。

2024_0927-53.jpg
 日田彦山線のBRTがスタートして、もう1年経ったのか。
(車両はBYDのEVだけで、エルガミオがない…)

2024_0927-54.jpg
 3・4番ホームの発車案内表示。

2024_0927-55.jpg
 そして、〔ソニック13号〕の表示。この通り、大分で宮崎空港行に接続する事が、ホームでも列車でも強調されている事がわかる。もともと〔ソニック〕は〔にちりん〕を大分で分断して生まれた列車で、宮崎へも接続がある事を示す事が必要、と考えているのだろう。JR九州は新幹線連絡(〔リレーかもめ〕と〔かもめ〕)もそうで、2本の列車に一体性を持たせたい、という傾向が強いようだ(もちろん、特急料金も通し)。

〔ソニック13号〕は883系の7連。883系は乗った事があったはずだが、いつ以来かは忘れてしまったなあ。(小倉まで)先頭の自由席7号車に乗車する。クモハ883-5。

2024_0927-56.jpg
 車内はあまり変化を感じない。「○ッ○ー○ウ○」を連想させるヘッドレストもそのまま。ただし、フットレストは撤去されていた。入線時は窓のカーテンを全部下ろしていたので、車内が少々薄暗い。

2024_0927-57.jpg
 博多定時出発。博多湾を右に見る。

2024_0927-58.jpg
 検札に回る車掌は、制帽を被っていない。最近、夏季は乗務員が制帽を被らないところが多くなった。小田急もそう。「勤務条件改善」+「猛暑対策」に違いない。今後もこのようなケースは全国で見られるようになるだろう。

2024_0927-59.jpg
 さすがにJR九州随一の幹線の特急、となると、早い。125㎞/h出るところも。EF81の貨物列車とすれ違う。運転士も制帽を被っていないし、運転台の右側には扇風機があるようだ。

2024_0927-60.jpg
 黒崎を過ぎ、右手には帆柱山が見えてきた。
 小倉で方向転換し、7号車は最後部になる。

2024_0927-61.jpg
 テーブル裏面に貼られた列車の案内。これを見ると、883系は基本的に〔ソニック〕に特化、最初から〔かもめ〕〔みどり〕などに入れる事は考えていなかったようだ。

2024_0927-62.jpg
 大分県に入ると、農村地帯も見る。多少ゴツゴツした感覚はあるが、日豊本線内でも、さすがに早い。

2024_0927-63.jpg
 博多から約2時間、別府を過ぎて、左手に別府湾を見る。

2024_0927-64.jpg
 大分到着。右側にいる〔にちりん7号〕に乗り換え。

2024_0927-65.jpg
 右の787系が〔にちりん7号〕。左の885系は〔ソニック28号〕。3号車・モハ786-1に乗車。ファーストナンバーだ。

2024_0927-66.jpg
 車内は、こちらも基本的には変化はないか。フットレストがなくなっているのは同じ。一昨年〔リレーかもめ9号〕に乗った時はあったが、最近撤去されたのか、〔にちりん〕だけなのか。なお、車いすスペースがある座席のみ指定席。

2024_0927-67.jpg
 しかし、変わったのはここ。自動販売機が使用されなくなり、内部はガランドウ…。

 思えば、この車両が〔つばめ〕としてデビューした時にはビュッフェまであって、JR九州のイメージアップに大きな貢献をしたはずの787系なのだが、4連だからワンマン運転でもあり、正直どこか気が重くなったのは、事実。それと、洗面台に石鹸がない。〔リレーかもめ9号〕の時にも書いたが、特急列車としては基本的にあるべき「設備」の一つでもあり、ましてコロナ禍で公衆衛生に対する考え方が強化された現代では、なおさら問題になるべき事項、ではないか?

2024_0927-68.jpg
 臼杵が近づき、上臼杵通過の直前で臼杵側を渡る。すでにローカル色が濃くなってきている。単線だし。

2024_0927-69.jpg
 津久見駅の構内には、使用されなくなった415系(鋼製車体)が、未だに留置されたまま。

2024_0927-70.jpg
 佐伯が近づき、左には佐伯湾。

 佐伯からは、日豊本線いち、全国でもトップレベルになってしまった「秘境区間」を通過する。6年前にも通っているけれど。しかし佐伯~延岡間は6年前も今も、〔にちりん〕以外の選択肢がほぼなくなってしまっている。普通列車で行きたいのだけれど…。

2024_0927-71.jpg
 当然中間は皆通過(運転停車もなかった。北川では〔にちりん10号〕の方が待っていた)。島式ホームの上岡。

2024_0927-72.jpg
 最大の「秘境駅」、宗太郎。それでも時刻表の隣に、787系を描いた広告があるようだ(「36ぷらす3」?)。赤い箱は、最初はポストかと思ってしまったが、集札箱らしい。どの程度乗車券が放り込まれるものやら。それに、その回収は誰がいつ、やるのだろう?なお、宗太郎付近は電波の状況が良くないようで、スマホ・ケータイは要注意、か。

 ちなみに、この佐伯→延岡間の乗客数を数えてみたら、①号車…7人(うちグリーン室1人)・②号車…17人・③号車…10人・④号車…17人 だった。
 乗客は…ひょっとしたらまだ多い方、かも知れないが、やはり少ない。一方で、宮崎県警の警察官2人組が、佐伯から乗っていた。県境を超える区間だが、欧州の国境と違って、何か良からぬ事が起きそうな雰囲気は、まったくないのだが。

 前述の通り、乗っていて少々気重になったのは、やはり「787系」というのが一番大きいと感じる。これがJR東海の373系や、JR西日本のキハ185系(先日〔スーパーおき〕で乗った)のような、特急用でも最初からローカル向け、の系列であれば、そうは感じなかったのかも知れない。ましてワンマン運転、だし…。

2024_0927-73.jpg
 山越えが終わって、延岡が近づいてきた。

2024_0927-74.jpg
 延岡はもちろん乗車が多かったが、降車もそれなりにあった。今の〔にちりん〕の存在意義は、延岡にあるのかも知れない。
「秘境区間」を越えてきた身には、延岡は「大都会」に映った。

2024_0927-75.jpg
 延岡を過ぎると、高速化事業を行った区間でもあり、再びスピードが上がってきた。ただ、直線区間は長いようだが、ロングレールではなく、乗り心地はイマイチ。
 6年前はもう真っ暗になってしまって見えなかった、日向灘も見る。
 門川を過ぎると、JRの制服の職員が検札に回ってきた。ネームプレートには「宮崎乗務センター」と記されていたが、車掌ではないようだ。

2024_0927-76.jpg
 かつてのリニア実験線の高架橋がまだ残っていて、太陽光発電パネルが並べられている。南北に伸びている高架橋なので、パネルは進行方向を向いて並んでいた。

2024_0927-77.jpg
 宮崎到着。もちろん降車も多いし、空港アクセス列車として(ここからの乗車は特急料金免除)、乗車も多い。

2024_0927-78.jpg
 田吉から宮崎空港線に入り、左手にはターミナルと、駐機する機体が並んでいるのが見える。

2024_0927-79.jpg
 宮崎空港到着。

 6年前に乗った時、「佐伯~延岡間は、特急も本数そのものがまた削減されるかもしれない」と書いたのだが、コロナ禍もあるだろうその通りになってしまい、今は〔にちりん〕でさえ下り9本・上り8本、普通列車との合計でも、重岡~延岡間は10往復のみになってしまった。またこの区間は年に数日、特急が走っていても平気で工事運休がある(次回は明後日29日)ほどで、おそらくは特急を含めても、存続が「危うい」レベルにあるのは間違いない。JR九州としては、この路線がないと事実上、南九州に向かう在来線がなくなるので、何とか維持を図る事になるはずだが。
 それにしても、宮崎からは大分へも鹿児島へも、特急列車は先細りなのだが、一方で高速バスも、大分行も鹿児島行も廃止になってしまっていて、手段に関係なく移動そのものが一苦労、という感じ。一方で福岡や新八代(九州新幹線連絡)へ行く高速バスの運行は活発で、鉄道事情もあるが、今の九州はなんだか、福岡一極集中が進んでいるように感じられます。日豊本線の、大分を境にした「南北格差」は、それを反映しているのかも知れません。

 宮崎空港からは飛行機で帰ります。前日の、新幹線での九州入りから(というか、新横浜を出発してから)まだ24時間経っていなくて、慌ただしいにもほどがあるのだが、それは次回です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
26日 イギリス連邦首脳会議開催 奴隷貿易賠償問題 協議会開始で合意
27日 小型機 滑走路オーバーラン 崖下に転落 宮城県瀬峰飛行場
 衆議院総選挙は予想通りというべきか、自公連立政権が大苦戦になっているようです。22時の時点では、政権交代まで行くかどうかは微妙なようだが。もう少し様子を見たいと思います。個人的には、山梨で起きた高速バスと乗用車の衝突事故の方が一大事だが(とりあえずは犠牲者がいなくて良かった)。

№2864 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 2.朝の福岡空港で撮影

2024_0917-00.jpg
 超弾丸の2日目。福岡は朝から快晴、でした。
 福岡市内で西鉄バスを中心としたバスの撮影、というのも当然頭にはあったが、以前から、福岡空港の展望デッキで、光線状態の良い午前中に旅客機をガッツリ撮りたい、という希望があって、それがかなうのは今だ、と感じました。なので宮崎へ向かう前に、ホテルの朝食もそこそこに、地下鉄に乗って福岡空港に向かったのでした。

 9月17日(火)

2024_0917-01.jpg
 新装なった、福岡空港の展望デッキ。
 夜半は雨が降ったみたいだったが、今はちょうどいい具合。
 2時間程度しかないが、とにかく撮りまくります。

2024_0917-02.jpg
 羽田行のJAL・A350-900。「革新のシルバー」。

2024_0917-03.jpg
 ANA・B737-800。

2024_0917-04.jpg
 SKY・B737-800。

2024_0917-05.jpg
 APJ・A320-200。

2024_0917-06.jpg
 TG・B787-800。この時間は、東南アジアからの夜行便も目立ちました。

2024_0917-07.jpg
 展望デッキから、北側を見る。R/W16は、展望デッキのほぼ目の前。

2024_0917-08.jpg
 たぶん羽田からの初便だろう、JAL・A350-900。

2024_0917-09.jpg
 VJ・A321-200。

2024_0917-10.jpg
 SQ・B787-10。福岡にも来ているんだ。

2024_0917-11.jpg
 SFJ・A320-200。

2024_0917-12.jpg
 IBX・CRJ700。

2024_0917-13.jpg
 ANA・DHC-8-Q400。

2024_0917-14.jpg
 JAL(J-AIR)・E190。この機材はこの後、宮崎からの帰りで乗ります。

2024_0917-15.jpg
 展望デッキの南側(左側)から出発する機体は目の前までプッシュバックされるのだが、特にA350クラスの大型機だと、28mmレンズでも収まらないんですよねえ。なのでこの一枚は、スマホで撮りました。迫力があります。「オオタニサーン」もこんな感じで撮れるんだろうか。

2024_0917-16.jpg
 ANA・B777-200ER。JALの国内線からは姿を消したB777だが、ANAではもうしばらくチャンスがありそうです。乗るなら、今のうち。

2024_0917-17.jpg
 FDA・E195。ピンク色。

2024_0917-18.jpg
 BX(エアプサン)・A321-200。

2024_0917-19.jpg
 LJ(ジンエアー)・B737-800。

2024_0917-20.jpg
 JTA・B737-800。世界自然遺産登録記念のラッピング機で、デザインは小学生が描いたのだそう。左右でデザインが異なる。3月から1年の期間限定だそうで、ここで見られてラッキー。

2024_0917-21.jpg
 FDA・E195。白ベース。

2024_0917-22.jpg
 BX・A321-200を、もう一機。

2024_0917-23.jpg
 RS(エアソウル)・A321-200。

2024_0917-24.jpg
 LJ・B737-800も、もう一機。

2024_0917-25.jpg
 JAL・A350-900。

2024_0917-26.jpg
 JJP・A320-200。

2024_0917-27.jpg
 FDA・E195。紫色。IBXもFDAも、一度は乗りたいと常々思っているのだけれど、両社とも関東地方を完全にスルーするネットワークなので、なかなか機会を作れない…。

2024_0917-28.jpg
 JJP・A320-200も、もう一機。ピーチもジェットスターも、A321LRを撮りたかったのだけれどなあ。

2024_0917-29.jpg
 7C(チェジュ航空)・B737-800。ナイキの広告機で、最近飛び始めたらしい。
 朝方は、韓国のLCCが多かったですねえ。ひょっとしたら、JR九州の高速船の欠航が続いている影響もあるのかも。

2024_0917-30.jpg
 国内線ターミナルの出発表示で、昔はソラリーを使っていて、13年前の№559で書いた事があるが、近年は新規参入が多いし、JALやANAは海外他社のコードシェアが増えているので、ソラリーではもはや対応しきれなかったでしょう。

 ところで、今回撮影できなかった機体の一つが、AMX(天草エアライン)のATR42。時間的にちょうど撮れるはずだったのに…。

2024_0917-31.jpg
 欠航、だって!唐突なものではなく、事前に決定されていた事だったようだが、何とも、残念…!

 本当はあと30分~1時間は撮影に費やしたかったが、博多10時00分発大分行〔ソニック13号〕に乗らねばならず、9時30分少し前には、福岡空港を後にしました。
 博多からは〔ソニック13号〕~〔にちりん7号〕と乗り継いで宮崎空港に向かうが、それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 京急・京成・北総・東京都(浅草線)は、11月23日ダイヤ改正を、22日に発表しています。タイミングが遅くなったが、ここにまとめます。全体的には、大きなパターンの変更はない。
京急 … 〔イブニング・ウィング〕は全列車、京急蒲田・京急川崎・横浜に停車。乗車のみで、この3駅からの座席指定券「Wing Ticket」の発売は、KQuick限定。前回改正で快特併結となった14・16号は、再び単独8連の三崎口行に変更。平日・土休日深夜に羽田空港発品川行快特1本、土休日は朝方に金沢文庫発羽田行急行1本・夜間に羽田空港発金沢文庫行急行2本を増発。大師線は平日のみ、京急川崎発下り最終列車を124時17分発に変更し、14分繰り下げ(本線の最終特急金沢文庫行から接続)。平日早朝の神奈川新町始発青砥行特急を、スカイアクセス経由成田空港行に変更。時刻は11月中旬に公式HPで公開する。
京成 … 成田空港発21時台に〔スカイライナー〕1本を増発し、23時00分発まで20分間隔で出発する。京成上野発夜間の〔スカイライナー〕2本が青砥・新鎌ヶ谷に停車。平日早朝の押上始発アクセス特急を、京急線神奈川新町始発に延長。この改正から〔モーニングライナー〕〔イブニングライナー〕の料金が距離制になり、現行の450円均一→250~950円に変更。京成上野~京成成田間450円→600円など。京成は全線時刻表を発売する(11月15日 600円)。
北総 … 平日夜間の下りアクセス特急から接続する、新鎌ヶ谷始発印西牧の原行普通1本を増発し、乗り換え時間を短縮する(平日夜間の下りアクセス特急は全て、新鎌ヶ谷で普通と接続)。
東京都(浅草線) … 平日は7時台に西馬込~泉岳寺間、19時台に泉岳寺~押上間で各1往復増発。一部の羽田空港発泉岳寺行を直通に変更する。土休日は9時台に西馬込~泉岳寺間で1往復増発。

《What's New》
25日 サブウェイ日本法人 ワタミが買収発表

№2863 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 1.久しぶりの山陽新幹線

2024_0916-00.jpg
 このところ、月曜日の仕事が終わってすぐ出かけて、火曜日に帰ってくる、という旅行?を繰り返しているが、先月はこの第1弾として、九州に行ってきました。
 前日は新幹線で福岡入りして、翌日は〔ソニック〕〔にちりん〕乗り継ぎで宮崎へ、そのまま宮崎空港から飛行機で帰ってくる、というとんでもないプランでした。
 いや、仕事で煮詰まる部分があって、息抜きが欲しかったのですよ。それは今も変わらないのだけれど(だから今週も松本まで行ってきた)。

 9月23日(月)
 かなり久しぶりに、福岡までは新幹線でした。山陽新幹線、特に広島~小倉間は、もう何十年ぶりだろう?
 この3連休は自由席がある〔のぞみ51号〕、それゆえ空席があるか少々心配だったが、新横浜からでも1号車には窓際に空席がありました。JR東海編成の783-1044。

2024_0916-03.jpg
 走行中の車内の様子。

2024_0916-04.jpg
 大雨のため、中央西線の一部区間で運転見合わせ、という表示が出ていました。こちらはほぼ快晴、だったのだが。

2024_0916-05.jpg
 横浜の駅弁の定番(でしょ?)、崎陽軒のシウマイ弁当。ひと頃よりは高くなったが、それでも960円。1,000円札でお釣りが来ます。

2024_0916-06.jpg
 食後のスィーツも、崎陽軒の横濱パイナップルケーキ、でした。

2024_0916-07.jpg
 新大阪到着。ドアの目の前に自販機があったから、ペットボトルのコーヒーを購入する。何しろ東海道新幹線はワゴンサービスもなくなって、飲食物が全く手に入らないので。タイガースのユニフォームのレプリカを着たカップルも乗り込んできた。この日は甲子園でデーゲーム(阪神vs広島)が行われていたのだが、カップルは広島まで乗っていた。カープファンじゃなかったの?別に、ホークスのユニフォームのレプリカも見ました(京セラドームでオリックスvsソフトバンク戦)。

2024_0916-08.jpg
 山陽新幹線は久しぶり、と書いておきながら、特筆するような事があまりない。もう真っ暗だし、トンネルも多いので。そんな中で、徳山付近の工場の夜景。あと、翌日が「中秋の名月」、という事で、お月様もきれいでした。

2024_0916-09.jpg
 博多21時45分、定時到着。

2024_0916-10.jpg
 16番線には、博多南線の500系がいました。いよいよ後がなくなった500系だが、まだ乗った事がない!博多南線でもいいから、乗っておくべきか。

 飛行機の早期割引運賃よりはかなり高くつく新幹線ではあるが、思い立った時に乗れる新幹線、というのは捨てがたい、と再考させられました。座席もゆとりがあるし、開業から60年で失われたものも多い新幹線だが、繰り返しになるけれど、この「ゆとり」だけは、なくならないでほしい。
(何かしらの飲食物提供のサービスは、欲しいかなあ)。

 この日は駅近くのホテルに投宿。翌日の福岡は晴れたので、宮崎に向かう前に、福岡空港に行って、旅客機を撮ってきました。それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 冬の「青春18きっぷ」の発売が発表になったが、今シーズンから発売形態が大幅に変わり、3日連続券(10,000円)と、5日連続券(12,050円)の2種類となるほか、自動改札機が利用できるようになります。とびとびの日程では使用できない。JTB時刻表12月号が発売になるタイミングで改めて記したいが、私にとっては、正直利用しづらくなったなあ、の印象が否めない。
(通用は例年通り12月10日~1月10日)

《What's New》
23日 円相場 1$≒153円台 3か月ぶり円安水準
24日 船井電機 破産手続き開始決定

№2830 北陸・東海 国内久々の長旅 11〔終〕.帰宅の路は 中央本線

2024_0429-50.jpg
 今月中に最終回を迎える事が出来ました。もう、3か月前の話なのに、遅くなってスミマセン。
 いつもなら名古屋に出て東海道本線、になるが、何度も乗っているし、少々大回りだが、今回は中央本線・塩尻経由を選択して、帰路に就いたのでした。

2024_0429-51.jpg
 恵那から中津川は、区間快速2905M。315系。
 中津川からは、1831M松本行に乗り換え。313系2連(一番上です)。

2024_0429-52.jpg
 この列車はワンマン運転のはずだが、車掌が乗務していました(ドア扱いは行わない。運賃収受は最前部ドアのみ)。旧宿場町が点在する区間だからかインバウンドも少なくなくて、そのための乗務だったかも知れない。

2024_0429-53.jpg
 十二兼で離合した、上り1826M。

2024_0429-54.jpg
 須原で〔しなの10号〕待ち合わせ。383系も置き換えが視野に入ってきた。

2024_0429-55.jpg
 木曽川に沿って駆け上がっていく。特にこの「寝覚の床」が、最大のハイライト。

2024_0429-56.jpg
 奈良井はお客さんが多かった(上り1828Mを待つ乗客も多い)。ハナモモの花がきれい。

2024_0429-57.jpg
 中津川~塩尻間は所々が複線になっていて、洗馬~塩尻間も複線になっている。木曽福島行の1830Mとすれ違い。

2024_0429-58.jpg
 塩尻到着。乗務員はここから東日本となり、正式に車掌も乗務。種別表示から「ワンマン」の文字が消えました。

2024_0429-59.jpg
 辰野から着いた159M(このまま松本行1235Mになる)。かつてはクモハ123-1の専任だった折り返し運転も、今は127系か。この区間も久しく乗った事がないなあ。
(また年齢バレるけれど、みどり湖経由新線が開通する前に、新宿からの115系の夜行で経由した事がある。途中にスイッチバックの信号場があった)

2024_0429-60.jpg
 今は211系のみどり湖経由。松本発塩山行の440M。

2024_0429-61.jpg
 富士見で14分も停車し、〔あずさ38号〕の通過を待つ。

2024_0429-62.jpg
 曇天になってしまったのが残念だが、八ヶ岳。手前の線路は小海線。

2024_0429-63.jpg
 小淵沢からグングン下っていくと、行く手に富士山が現れる。

2024_0429-64.jpg
 韮崎が近づくと、左手には金峰山や瑞牆山を見る。高校生の時に、部活動で行った事があるんだよなあ。

 このまま塩山まで乗り通しても、その先の普通列車は甲府始発の544Mになる。甲府~塩山間のどこかの小駅で降りてみよう。

2024_0429-65.jpg
 今回は、東山梨で下車。御覧の通り、駅舎もない簡素な無人駅。ではあるが、なぜか下りホームには、JRの職員が何人も立っていた。別に多客のイベントがある、というわけではなさそうなのに。

2024_0429-66.jpg
 上り〔あずさ42号〕。

2024_0429-67.jpg
 下り〔かいじ35号〕。

2024_0429-68.jpg
 そのあとにやってきた普通列車甲府行349Mは、先に塩尻から乗ってきた440Mからの折り返し。

2024_0429-69.jpg
 甲府始発で立川まで行く、544M。土休日はこの甲斐大和で4分停車するが、追い抜く列車はなかった。

2024_0429-70.jpg
 セミクロスシートの車内。今はこれでも、レトロに見えてしまうのかなあ。

 こうしてこのまま八王子まで乗り、横浜線に乗り換えて、長旅が終わりました。
 パソコンのトラブルもあって、完結までに非常に長い時間がかかってしまって、申し訳ありませんでした。
 このあと5月から新しい仕事が始まっていて、当分は今回のような長期の旅は、できません。「青春18きっぷ」のシーズンも始まっているが、今シーズンに関しては、ほとんど日帰りで使う事になるのではないか。今の日本の鉄道ネットワークが置かれている実情を、実際に列車に乗る事で確かめたい、それはこの数年変わらない私のテーマなのだけれど、やはり5日~一週間程度の、まとまった期間でやりたいですねえ。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 パリ五輪が始まったが、その直前のTGVの設備への放火による長時間の途絶が、暗い影を投げかけているようです。先の東海道新幹線もだが(理由は異なるが)、高速鉄道が長時間止まってしまうと、影響は計り知れないものがあります。こんな事、起きては欲しくないです。TGVの場合は、在来線経由での迂回運行、あるいは在来線の臨時列車の運行、はできなかったのだろうか?

《What's New》
26日 上川外相 中国・王毅外相と会談 「戦略的互恵関係」推進を確認
27日 「佐渡島の金山」 世界文化遺産に登録決定

 心配していた由利高原鉄道は、幸い杞憂に終わってくれて、明日には全線の運行が再開できそうです。しかし一方、秋田内陸縦貫鉄道の方は、29日までは全面運休、30日から鷹巣~阿仁合間は運行を再開できそうだが、阿仁合~角館間は再開の見込みが立っていないそう(29日に状況を知らせる、との事)。秋田はまた大雨の危険があると予報が出ているようだが、JRなども含め、これ以上の鉄道の被害が出ないでほしい。東北の雨も凄まじかったが、関東地方も「危険な猛暑」の一方、ゲリラ豪雨や突風やらで被害が相次いでいます。どこも天気が極端すぎる。やはりどれもこれも「温暖化」による異常気象、という事に落ち着いてしまうのだろうか。東北地方は九州などと比べて豪雨に弱いそうで(昔は頻度が低かったから備えがあまりできていない)、この先は毎年この時期、豪雨におびえ続ける事に、なってしまうのでしょうか。

№2829 北陸・東海 国内久々の長旅 10.5年ぶり 明智鉄道

 また豪雨…。人的な被害が出ない事が第一だが、子吉川氾濫と聞いて真っ先に頭をよぎったのが、由利高原鉄道。ニュース映像では、曲沢駅付近の線路が水没してしまっている様子が映し出されていたが、2か所ある子吉川の鉄橋がどうなっているのか、非常に心配。今日・明日は終日取りやめるそうだが、間違いなくこれでは済まないだろう。これ以上の壊滅的な被害がなく、早期に運行が再開される事を望むが、更新時点でも由利本荘市全域に大雨警報が出ているようでは、まず被害の把握自体、相当時間がかかってしまうのだろう。

2024_0429-00.jpg
 4月後半の北陸・東海の長旅、ようやく最終日までこぎつけました。午前中は明知鉄道に乗り、午後は中央本線経由で帰路に就きます。

 4月29日(月)

 ホテルを出て、徒歩で恵那駅に向かう。

2024_0429-01.jpg
 人手不足なのはバス・交通だけではない、という事なのか、途中で見かけた郵便ポストも、取集回数の削減のお知らせがありました。

2024_0429-02.jpg
 改めて、JRの恵那駅。

2024_0429-03.jpg
 そして、右隣の明知鉄道の恵那駅。

2024_0429-04.jpg
 駅舎内のモニターには列車だけでなく、駅前から出発する路線バスの時刻も表示されていました。

2024_0429-05.jpg
 8時04分発3D。アケチ11の単行。明知鉄道は5年前の正月・1月3日に乗車して以来だが、あの時と同じ列車・同じ車両だ。

2024_0429-06.jpg
 明知鉄道は、1934(S9)年6月24日に開業、だから(乗車日時点では)まもなく開業90年となり、記念のヘッドマークが掲げられている。国鉄時代のSLとキハ20形(たぶん)も描かれているが、明知鉄道に関しては、転換当初のLE-CARを入れた方が、良かったのではないか。

2024_0429-07.jpg
 いきなりグングン急こう配を登り、恵那の市街地を見る。

2024_0429-08.jpg
 飯沼駅の、「勾配日本一の駅」の看板。

2024_0429-09.jpg
 行き違いができた頃の名残がある、阿木駅。

2024_0429-10.jpg
 前回は途中下車もした、極楽駅。この5年の間で、ずいぶんデコッている。

2024_0429-11.jpg
 岩村で6Dと交換。アケチ102号だ。前回は撮れなかったから、今日こそは。

2024_0429-12.jpg
 急こう配が多いくらいだから山の中の区間がほとんどだが、それでものどかな田園地帯もみられる。

2024_0429-13.jpg
 山岡駅のホームには、バス路線の案内もありました。便数は少ないはずだが。

2024_0429-14.jpg
 乗客は少ない。休日の午前中の下りでは当然か。

2024_0429-15.jpg
 野志~明智間の田園地帯。

2024_0429-16.jpg
 明智駅に着きました。5年前は恵那ともども、大河ドラマ放映を見据えた幟が並んでいたっけ。

2024_0429-17.jpg
 この明智駅にも、バスと一体になった発車時刻表示のモニターがありました。こういう試みが、全国各地にも広まってほしいと思う。

2024_0429-18.jpg
 お約束の、有名人やTV番組のサイン。

 この後、8Dの出発を、駅近くで撮影しました。それが一番上だが、№1957と、まったく同じ場所。

 真冬だった5年前と異なり、太陽の位置が違ってくるので、5Dでやってくるアケチ102号を、順光で撮影できる場所が、明智駅付近にはちょっと見つからない。
 野志まで歩いてみたらどうだろう。先に出した田園地帯まで、多少距離があったが歩いてみました。

2024_0429-19.jpg
 この付近にはオンデマンドのバスがあるのか。そのバス停というか標識が、田んぼのすぐ脇に立っていました。明知鉄道も運行に関わっているようだが、具体的にどのような姿なのかは分からず(そもそもこの日は祝日で運行なし)。

2024_0429-20.jpg
 野志駅に着いた5D。

2024_0429-21.jpg
 アケチ102号を、田んぼを挟んだ道路上から撮影してみました。多少薄曇り勝ちになっていて、少々白っぽくなってしまいました。今回は画像処理ソフトで補正しているから多少見てくれは良くなっているかなと思うが、できたらもう一度取り直したいかな。
 これを撮って、再び明智駅に戻ります(野志から乗ればいいじゃんか?)。

2024_0429-22.jpg
 もう一度、明知駅。
 多少慌ただしくもあったが、それでも5Dの折り返し10Dには、余裕で乗れました。

2024_0429-23.jpg
 行きと同様、帰りも最後部に陣取ります。明知出発。

2024_0429-24.jpg
 休日とあって、遊びに行こうか、という風情の乗客も見られました。もう少し多いと、良いのか。

2024_0429-25.jpg
 先も構内を出したが、山岡駅には、LE-CARのアケチ1形が、倉庫代用としておかれていました。

2024_0429-26.jpg
 今回明知鉄道に乗る直前、上信電鉄の踏切事故があって、第4種踏切の安全性が改めて問題視されているけれど、当然のごとく、明知鉄道も多数ありました。山間部ゆえ、見通しが良くないなあ、という場所も、少なからず存在し、零細な第3セクター鉄道にとっては、いろいろな意味で負担が大きいだろうなあ、と思ってしまう。

 とか考えながら、恵那に戻ってきました。明知鉄道は、自身もデマンドバス運行に関わっているくらいなので、バスとの連携も重視している事が伺えました。バス会社(主に東濃鉄道となるか)や、沿線の自治体にも連携の意識が広まり、定着する事が、期待されると思います。
 次に明知鉄道に乗る機会を作れるなら、「レストラン列車」の元祖・〔大正ロマン号〕にも乗ってみたいかな。

 今日はこの後中央線・塩尻を経由して、帰ります。次回が最終回です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 今日は東海道新幹線の保線車両の事故で、一日中大混乱になってしまいました。少なくとも日本では、米バイデン大統領の選挙戦撤退の大ニュースも押しやった感があります。明日も、とにかく運行はするが、通常通りの運行が確保できるかどうかは微妙、との事。このような形で止まってしまうと、東海道新幹線では影響が極めて大、という事も思い知らされました。夜間作業の保守作業の事故がこの近年相次いでいて、あるいはこれを見て東海道新幹線でも、上越新幹線同様、夜間作業時間の確保を目的として、終列車の繰り上げとかありうるのか?

《What's New》
23日 「生活道路」法定速度30㎞/hへ引き下げ 再来年からの実施決定
24日 最低賃金 全国平均時給1,054円 過去最大50円の引き上げ
25日 「渋谷さくらステージ」 開業
 大ベテラン声優の小原 乃梨子さんが亡くなられました。お悔やみを申し上げます。小原さんというと、「ドラえもん」ののび太君、という印象が今でも色濃く残っていますね(他には「タイムボカンシリーズ」「超時空要塞マクロス」などがあるが)。降板されてから既に20年近く経つのだが。藤子・F・不二夫ミュージアムからもお悔やみのメッセージが発出されていました。のび太君というと困った時のドラえもん頼み、「ドラえも~ん💦」と泣きつくあの声が、印象的でした。増山 江威子さんが亡くなった「ルパンⅢ世」もなのだけれど、作品そのものは今に至るまで脈々と新作が作られ続けていても、オールドファンだと、声優陣の初期メンバーが発した声が、やはり強く印象に残っているもの、なのではないでしょうか。

№2828 北陸・東海 国内久々の長旅 9.総取り替え間近か 三岐鉄道を行く(後)

2024_0428-50.jpg
 どこまで書きましたっけ?4月後半の長旅。28日の三岐鉄道の前半、保々まででしたね。
 1か月近く穴をあけてしまいましたが、後半書きます。

2024_0428-51-1.jpg
 西武色復刻のもう一編成、805Fを撮るべく、丹生川で下車。

2024_0428-51-2.jpg
 線路の反対側から撮影した、駅舎の裏側。駅員は住み込み、なんですかね?

2024_0428-52.jpg
 805Fが来るのは少し先、鉄橋で一つ前の列車を撮影。802F。沿線の高校の学生のデザインによるラッピング編成らしい。

2024_0428-53.jpg
 丹生川駅に隣接する、貨物鉄道博物館。この日は開館していないが、車両を外部から見るのは可能。

2024_0428-54.jpg
 ワプ3。

2024_0428-55.jpg
 テラ146。

2024_0428-56.jpg
 ホサ1。

2024_0428-57.jpg
 シキ160。

2024_0428-58.jpg
 SLです。39号機。

2024_0428-59.jpg
 ト15。

2024_0428-60.jpg
 ト246。

2024_0428-61.jpg
 ワ11。

2024_0428-62.jpg
 ワ5490。

2024_0428-63.jpg
 ワフ21120

2024_0428-64.jpg
 タム8000。

2024_0428-65.jpg
 タム6263。

2024_0428-66.jpg
 DB101。入れ替え用と思われるDL。

 国鉄では走った事がなさそうな貨車が多い。全体的に小ぶり。国鉄にはないような記号も目立つ。私的な博物館のようだから仕方がない部分もあるが、もう少し全体的に保存状態が良好だと良いかな。

 貨物列車が多いため、行き違いができる駅は、どこも有効長が有効長が長い。805Fはこれを生かして、西藤原方で撮りました。それが一番上。

2024_0428-67.jpg
 次に751Fを撮るべく、東藤原へ。富田方で待つ事にします。

2024_0428-68.jpg
 駅前にはホキ25767が保存展示されている。

2024_0428-69.jpg
 構内作業のため、踏切の遮断時間が長くなるタイミングがあると、この看板が知らせている。似たようなものは秩父鉄道でもあったっけ。

2024_0428-70.jpg
 本来は、撮影した時間がちょうど入れ替え等で踏切が長時間遮断するタイミングだったが、前回書いたとおり、貨物列車はすべて運休中。構内は静寂そのもの。ELもお休み(保々の基地には帰らないんだ)。

2024_0428-71.jpg
 こちらは現役の、ホキ1100-5。太平洋セメント。

2024_0428-72.jpg
 タキ112455。

2024_0428-73.jpg
 富田方の踏切にて。こういう看板があるという事は、貨物が行きかう時期は、「鉄」が多いんだろうねえ。
 遠くの駅に、751Fの姿が。

2024_0428-74.jpg
 751F、ようやく撮れました。やや薄曇りがちになってきたようだったが、まずまず。

2024_0428-75.jpg
 先に丹生川で撮影した805Fで、終点西藤原に到着。

2024_0428-80.jpg
 SLを模した駅舎。

2024_0428-76.jpg
 前回来たときは雨だった西藤原だったが、この日は好天。ホームに面した公園も、特に家族連れで大賑わいでした。

2024_0428-77.jpg
 この駅にも、ホームに面して静態保存車両が見られます。102号機。三岐鉄道生え抜きだったが、後に大阪窯業セメントで22年半稼働していたそう。

2024_0428-78.jpg
 ED22 2号機。アメリカ製で、大糸線を経由して三岐入りしたとの事。

2024_0428-79.jpg
 番号がわからないが、入れ替え用のDLも。

 この後、折り返しの列車と近鉄を乗り継いで、四日市に向かいました。

2024_0428-81.jpg
 三岐電車の車内の、私鉄総連の公共交通利用促進キャンペーンの広告。以前も書いたが、情に訴えるだけのキャンペーンは、はっきり言って、甘い。まして公共交通はバスもタクシーも鉄道も運行の担い手が人員不足で減便の連続、利用したくてもできない状況になりつつあるのに、その担い手たちの組織である私鉄総連は、この現実をどう考えているのだろうか?

 四日市では三重交通のバスを中心に撮ったが、三岐鉄道のブルーリボンも撮影できました(№2792で出しました)。また、高架化されて久しい近鉄名古屋本線の川原町駅にも降りました。川原町駅については後日、改めて取り上げます。

2024_0428-82.jpg
 こうして再び近鉄電車で戻ってきたが、「近鉄パッセ」の1Fには、ファッションの販売スタンドが立っていました。だけど、駅の出入り口で人通りが多いコンコースにこういうのを出すのは、間違っていないか?

2024_0428-83.jpg
 近鉄では、JR東日本が展開しているデジタルスタンプ「エキタグ」がある駅がいくつかあります。あらかじめアプリをインストールし、情報を登録しておく必要がある。でも「エキタグ」って、場所が目立たないんだよなあ。

2024_0428-84.jpg
 またこれとは別に、東武と共同のデジタルスタンプラリーも展開しているようだ。人通りの問題もあるのだろうが、どのデジタルスタンプも、もう少しわかりやすい位置に、はっきりとした表示を掲出してもらいたい。通常のスタンプと違って場所を取らないのだから、複数個所あってもよいはずなのに。

 とか思いながら、名古屋よりJR中央本線で、今日の宿泊地の恵那に向かいました。5年ぶりです。
 翌日は最終日。明智鉄道を再訪し、中央本線経由で岐路に就きます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 今日は東海道新幹線の保線車両の事故で、一日中大混乱になってしまいました。少なくとも日本では、米バイデン大統領の選挙戦撤退の大ニュースも押しやった感があります。明日も、とにかく運行はするが、通常通りの運行が確保できる稼働は微妙、との事。このような形で止まってしまうと、東海道新幹線では影響が極めて大、という事も思い知らされました。夜間作業の保守作業の事故がこの近年相次いでいて、あるいはこれを見て東海道新幹線でも、上越新幹線同様、夜間作業時間の確保を目的として、終列車の繰り上げとかありうるのか?

《What's New》
20日 韓国・尹錫悦大統領夫人 収賄容疑で検察が事情聴取
21日 JR渋谷駅「新南改札」 新駅舎に移設
22日 新型コロナウィルス感染拡大 厚生労働省専門家会合開催

№2821 北陸・東海 国内久々の長旅 8.総取り替え間近か 三岐鉄道を行く(前)

2024_0428-00.jpg
 既に報じられている通り、三岐鉄道はこの春先、JR東海から211系を大量購入、一部は三岐線内への回送も行われました。
 譲渡先は意外、かも知れないが、三岐線は既に20m3ドア車で2・3連の運行を行っているのだから、車体のサイズとしては(やや幅広ながら)ぴったりなのかと思います。あとは界磁添加励磁制御方式が合うか、という事になろうが(三岐鉄道は抵抗制御車しか走った事がないはず)。
 しかし、という事は、これから三岐線の旅客車両は、211系に総取り替えとなる事が十分予想できます。なのでこの一報を聞いた時は最初に、「やべえ!」と思ったものでした。現有の三岐の編成は、個人的に751系あたりは撮っていないし、他形式も含めて旧塗装・西武時代の復刻塗装編成もまだなので、撮れる状況の内に撮っておかないといけない。
 という事で、天気予報は晴れ、と前日に聞いて、三岐行きを即決したのでした。去年の6月、大雨の中を往復した時、「晴れの日に時間を作って撮りに行きたい」とも書いているし。

 4月28日(日)

2024_0428-01.jpg
 前日とは一転、朝から快晴の岐阜駅前。この日はハーフマラソン大会開催のため、ホテル近くの駐車場も、そして岐阜駅前も大にぎわいでした。岐阜バスもシャトル輸送を行っていたほか、一般路線もルートを変更していました.


2024_0428-02.jpg
 今日は、名古屋まではJR。新快速。

2024_0428-03.jpg
 稲沢で貨物列車との出会い。

2024_0428-04.jpg
 名古屋到着直前、〔しらさぎ1号〕との出会い。681系はいつまで見られるか。

2024_0428-05.jpg
 名古屋から(近鉄)富田までは近鉄の急行。

2024_0428-06.jpg
 桑名で、ビスタカーと養老鉄道「ラビットカー」復刻色編成との出会い。

2024_0428-07.jpg
 近鉄富田駅の、三岐鉄道側の駅舎。クジラを模している。

2024_0428-08.jpg
 近鉄富田駅のホーム。右は8時49分発の西藤原行15列車で、「まだ撮っていない」751系の3連。西藤原行なら、戻ってきたところを撮れるだろうか。

2024_0428-09.jpg
 ところで、車内には5月3・4日の工事について書かれていた。電気関係の工事のためらしいが、全体でも大幅減便、特に保々~西藤原間は1~2時間に1本程度しか設定がない。この区間は1閉塞にしてしまうようだ(3日と4日では、深夜に少し違いがあった)。ひょっとしたら、211系受け入れのため?とか思ってしまったが、実際はどうなのか。

2024_0428-10.jpg
 まず、山城で下車。ここで上り16列車を待つ。この列車は折返しが303列車保々止まりで、このまま入庫が予想されるので、順光で撮影できるのは、このタイミングしかない。

2024_0428-11.jpg
 山城からは、四日市へ行く三岐鉄道のバス路線があります。5月に本体のトップを飾ってもらったが、駅から歩いて2~3分程度、という場所ながら、相当ローカル色が濃く感じられます。大型バスが走る道にしては極めて狭い。バスは1時間に1本程度あります。

2024_0428-12.jpg
 おお、西武「赤電」復刻の803Fが現れました。この駅は島式ホームだが、貨物列車が走るからかどの駅も有効長が長く、西藤原方で3両がきれいに収まる場所があります。早起きして出てきて良かった。

2024_0428-13.jpg
 続いて、保々で下車。

2024_0428-14.jpg
 いました。211系3連1本が、西藤原方の側線に。

2024_0428-15.jpg
 ところで本当は、「ダークグリーン」+「イエロー」の旧塗装復刻の101Fも撮りたかったのだが、ご覧の通り車庫の中にいて、パンタグラフも上がっていないし、今日は少なくとも、日中は動く気配がなさそうだ。希望していた写真を全部は撮れない、とは思っていたが、これを一番撮りたかったのだけれど。また近いうちに来ないと。

2024_0428-16.jpg
 側線の211系を、線路わきの道路から撮ってみました。クモハ211-5608。

2024_0428-17.jpg
 モハ210-5056。

2024_0428-18.jpg
 クハ210-5025。

2024_0428-19.jpg
 今のところは全く手がついていなくて、正面の湘南色の帯の退色も著しいが、さて、どんな姿で再度動き出す事になるのだろう。

2024_0428-20.jpg
 改めて、保々駅の駅舎。駅舎だけ見ると、ローカルそのもの。

2024_0428-21.jpg
 駅舎には、ツバメの巣が。

2024_0428-22.jpg
 20列車で西藤原から折り返してくる751Fは、保々駅では撮りづらい感じがした。昼前に期待して、ここでは田園地帯の下り勾配を下ってくるところを撮ってみました。産業鉄道のイメージがある三岐線だが、やはりローカル色も濃い。

2024_0428-23.jpg
「産業鉄道」と言えば、三岐線はセメント列車が知られるが、保々には、場内信号機と共に、貨物列車用の通過信号機があります。出発信号機を中継するものです。

2024_0428-24.jpg
 ただしこの日は、運行がなかった。GWだから日曜日だから、ではなく、工場の定期修理(検査?)のため、6月初旬まで全面運休、という事らしい。

 この後さらに撮影を進めたうえ、四日市にも立ち寄ります。それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 一昨日書くべきだったが、京成電鉄と新京成電鉄の合併が認可され、来年4月1日より、今の新京成電鉄は「京成電鉄 松戸線」となります。個人的には、今の「新京成」の3文字を残して欲しかったと思っています。とりあえず現行の新京成線の運行形態やダイヤ・運賃の変更はないという事だが、車両は今後京成と同デザインになっていくらしく、数年かけて京成に純化していくのだろう。だとしたら、今後はダイヤ面でも、千葉・千原線との一体化が進むのかも知れない。一体化と言えば、今後は運賃も、京成のレベルになっていく事になるのか。京成は現在、千原線が旧千葉急行電鉄を合併して以降、ずっと千葉中央を境にして別運賃になっているが、同一企業であるなら、やはり通算運賃として一体化を図るべきではないかと思う。新鎌ヶ谷でのスカイアクセス乗り継ぎもそう。ただ、現状は新京成の方が割安なので、統一運賃となると、特に新京成沿線の利用者は、ウーンとなるのかも。いずれにしろ、現代においては希少な大型の鉄道合併となり、うまく機能してもらいたいと願います。

《What's New》
26日 NATO 次期事務総長にオランダ・ルッテ首相 正式決定
27日 角川 歴彦元KADOKAWA会長 「人質司法」で国を提訴

№2819 北陸・東海 国内久々の長旅 7.名鉄ワンマン列車 と JR太多線

2024_0427-50.jpg
 午後は岐阜に戻り、名鉄の各務原線と広見線を乗り継いで、さらにはJR太多線にも乗ります。名鉄はともかく、太多線はかなり久しぶり。

2024_0427-51.jpg
 各務原線は3500系のワンマン列車。これは犬山から着いた所。

2024_0427-52.jpg
 ホームの北側は、かつて美濃町線からの直通電車が発着していたスペースになるが、ホームはなくなっている。線路は留置用か?

2024_0427-53.jpg
 また年齢がバレそうな画像を出してしまうが、美濃町線の電車が発着していた頃。複電圧仕様の600形や880形などを使用して、途中田神線を経由し、田神から1区間各務原線に直通して、新岐阜(当時)を発着していました。15分間隔で運行があったのに。

2024_0427-54.jpg
 また相当端折ってしまったが、犬山から広見線に乗り継いで、新可児到着。一番左が御嵩行専用で、中間の改札を通る必要があります。右がJR太多線。

2024_0427-55.jpg
 左がJRの可児駅、右が名鉄の新可児駅。

2024_0427-56.jpg
 可児駅のホーム。左手が名鉄新可児駅。東西自由通路が仰々しく感じられる。
 ここから美濃太田→多治見→可児と往復して、広見線全線を踏破します。

2024_0427-57.jpg
 美濃太田駅に停車中の644D。キハ75系の3連。太多線も2連はワンマンだが、3連は車掌が乗務している。

2024_0427-58.jpg
 車内は転換クロスシート。前日の高山本線のキハ25系と交換して欲しい、とか思った。

2024_0427-59.jpg
 美濃太田の基地。

2024_0427-60.jpg
 木曽川を渡る。ダムがあって、湖ではないがダム湖みたい。

2024_0427-61.jpg
 可児まで戻って、いきなり6分停車。多治見側の跨線橋(屋根がない)から、交通広場に停車中のコミュニティバスを見る。東濃鉄道が運行している。

2024_0427-62.jpg
 跨線橋から見た可児駅構内。それと東西自由通路に、名鉄の新可児駅。
 これと交通広場を合わせてみると、どうも全体的に配置がチグハグな気がする。JRの可児駅と、名鉄の新可児駅を統合して、統一した新駅舎を建てる、という方向には、行けなかったのだろうか?

2024_0427-63.jpg
 岐阜直通の641C。2連のワンマン列車。

2024_0427-64.jpg
 姫駅。ここでもまた7分停車。

2024_0427-65.jpg
 上下のホームは、踏切で結ばれている。ローカル線の駅だと、これで十分、ではないだろうか?(安全面は考慮する必要があるが)

2024_0427-66.jpg
 これも岐阜直通の643D。これは3連で、車掌が乗務している。

2024_0427-67.jpg
 ローカル線ではあるが、線路の状態は良い。最低この程度は整備されないと、維持は難しいと思う。

2024_0427-68.jpg
 近年は、運転士形態の時刻表も、タブレットが当たり前になってきている。

2024_0427-69.jpg
 多治見駅のコンコース。この駅は、通過はあっても、改札の外に出るのはいつ以来になるだろう?(この日の太多線はICで乗車)

 折返しで可児に取って返したが、644Dの美濃太田→多治見は、42分もかかった。全線で17.8㎞に過ぎないのに、表定速度が25.42㎞/hにしかならない。行き違いで時間を使い過ぎ。行き違いがない多治見発最終677Cは29分(表定速度36.83㎞/h)で走れているのに。太多線は日中も30分に1本くらいの高頻度の運行がある路線なので、一応線路の整備状態などは良いとは思うが、さらにもう一段ステップアップし、高山本線(岐阜~美濃太田間)共々電化してスピードアップ、という方向には、行けないものだろうか?可児駅の統合による名鉄との乗り換えの便の改善も合わせ、都市近郊の路線としての機能を強化、という事が、考えられるべきだろう。他のローカル線と比べると、かなり恵まれているともいえるので。

2024_0427-70.jpg
 岐阜までは、再び名鉄を乗り継いで行く。現在の新可児駅の時刻表。今年3月の改正で、犬山線への直通が、平日早朝のミュースカイなど一部を除き、全部なくなってしまった。セントレア開港時には中部国際空港~御嵩、という運行もあったのに。支線直通が名鉄ダイヤの大きな特徴の一つだったはずだが、コロナ禍の利用減少も響いたか、この数年でどこも直通運転が急速に取りやめになっている。

2024_0427-71.jpg
 最後に、各務原線の岐阜行ワンマン列車。9100系2連。「直通」という意味では、各務原線と広見線の直通運転の復活なんて、考えられないのか?どの道同じ普通列車のワンマン運転なのだし。

 こうして岐阜のホテルに戻り、2泊目を過ごす。天気予報を見ると、明日は晴れ?だったら、三岐鉄道(三岐線)に行ってみようと思う。JR東海の211系が大量に三岐入りした、と聞いていて、今すぐ営業運転とはなるまいが、どうやら総取り替え?となると今走っている車両は、今の内に撮らないと。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
22日 横浜市園芸博覧会「花博」 マスコット愛称「トゥンクトゥンク」に決定
23日 オリックス 古田島 成龍 初登板から22試合連続無失点のプロ野球タイ記録達成
「花博」は地元も地元、の開催なので期待も高いが、交通がどうなるのか、という点でも注目していきたいです。瀬谷駅からの軌道系交通は立ち消えとなったが、新システムのバス路線整備とか言う話もあります。メインの足となるはずの相鉄は、電車・バス双方でさらに飛躍を遂げられるのか。

№2818 北陸・東海 国内久々の長旅 6.名鉄沿線 セントレアと新駅・新駅舎

2024_0427-00.jpg

 予報通り、GW初日・4月27日の東海地方は、曇天になってしまいました。雨にまでならなかったのは幸いだったが。
 前日決めた通り、名鉄線でセントレアへ、その後高架化工事が完成して久しいのにまだ顔を出していなかった太田川・高横須賀と、3月改正で開業した加木屋中ノ池、それと駅舎を新築してレイアウトも変わった西枇杷島の各駅に降ります。

 4月27日(土)

 この日は写真の点数は少なめで、岐阜からのスタートだったのに、いきなり端折って、セントレアからになります。

2024_0427-01.jpg
 中部国際空港駅。旅行者が多いが、ごった返す、という所までは行っていない。

2024_0427-02.jpg
 空港ターミナル。

2024_0427-05.jpg
 展望デッキも久しぶりだが、何しろ曇天なので、本格的な撮影はナシ。ランプを撮るだけ。国内線エリア。

2024_0427-04.jpg
 反対側の国際線エリア。分かりづらいだろうが、遠くに「ベルーガ」がいる。

2024_0427-06.jpg
 展望デッキには、セントレアに就航する国内線キャリアの尾翼が書かれているが、消滅したエアアジア・ジャパン(撮影しないまま終わってしまった…)が残っている一方、ピーチがない。

2024_0427-07.jpg
 ピーチ機は目の前にいて、ソラシドと並んでいます。ピーチは現在、セントレアからだと新千歳・仙台・沖縄に飛んでいます。ピーチも、そろそろ乗るべき頃合い、かな?

2024_0427-08.jpg
 駅に戻って、ここは以前は、待合室とかだったのかな?閉鎖されている部屋があります。

2024_0427-09.jpg
 なぜかは分からないが、先日亡くなった鳥山 明先生の作品のキャラのソフビが並んでいました。

2024_0427-10.jpg
 昔から今まで、名鉄電車のイラストが並んでいます。職員の手書き?

2024_0427-11.jpg
 現在の中部国際空港駅の時刻表。この駅の時刻表については11年も前、№1007で書いているのだけれど、基本的には当時の最新の時刻、2011(H23)年12月17日改正ダイヤとそんなに違わない。ただしミュースカイは、日中は新鵜沼行も名古屋行に短縮になっているほか、今年の改正から、準急は新可児行から新鵜沼行に変更になっています。

2024_0427-13.jpg
 行きと同様、帰りも岐阜行特急に乗って、太田川まで出ました。太田川も3階建ての高架駅になっていて、3階建てというのは京成の青砥や京急蒲田と同じなのだが、名古屋方面に向かう上りが、セントレア方面からが2F(下りと同じ)なのに、河和方面からは3Fと分かれている事。なので名古屋方面に行く場合は、2F・3Fどちらから出るのかキチンと見ておく必要がある。

2024_0427-14.jpg
 河和線の普通電車に乗って、次の高横須賀駅へ。ここも太田川と同時に高架化されています。

2024_0427-15.jpg
 さらにもう一つ先の、今春開業の加木屋中ノ池、は、まだまだ駅自体も、その周辺も整備途上。駅の設備も整っていなくて、エレベーター棟のみが駅である事を主張しているよう。

2024_0427-16.jpg
 駅の入口の「駅名標」も、今のところは横断幕。トイレもまだないので、訪れるなら要注意。

2024_0427-17.jpg
 西枇杷島駅に行くが、普通電車の時刻が合わなかった。名古屋に近いのに、30分間隔の普通電車しか停車せず、待つより、東枇杷島駅から庄内川を渡って歩いて行く方が早い場合もあります。庄内川を渡る名鉄電車。手前の車道の枇杷島橋は、架け替え工事中。

2024_0427-18.jpg
 西枇杷島駅は、待避線が廃止になって、ホームが4連分に延長されていた。駅舎は上下で別々になっていた。
 太田川・高横須賀・西枇杷島の各駅については、来月それぞれ書きます。

2024_0427-19.jpg
 その隣の二ツ杁駅近くで、スマホを使って動画を撮った。名古屋本線は、本数が少なくなっている。今は常滑線(神宮前~太田川間)より少ない。岐阜行特急の1000系。

 後半は岐阜に戻って各務原線と広見線を乗り継ぎ、さらにJRの太多線も乗ります。それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
20日 宝塚歌劇団宙組 講演再開 理事長が観客に謝罪
21日 内部文書「漏洩」鹿児島県警元生活安全部長 検察が起訴
 東京都知事選挙が告示されたが、選挙の「エンタメ」化、ここに極まれり。「つばさの党」騒動でも感じた事だが、日本に於いては、「自由」とか「権利」というものは、社会正義のためではなく、己の利益権益保持のためにしか存在し得ないもの、なのか?きれいな言葉を自らの都合のいいように弄んでいると、巡り巡って、ツケは我々自身に回ってくる事になる。ならどうすれば良いのかは分からないが、まずはこの点を、我々自らがキチンと自覚すべきではないのか。