№2821 北陸・東海 国内久々の長旅 8.総取り替え間近か 三岐鉄道を行く(前)

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 既に報じられている通り、三岐鉄道はこの春先、JR東海から211系を大量購入、一部は三岐線内への回送も行われました。
 譲渡先は意外、かも知れないが、三岐線は既に20m3ドア車で2・3連の運行を行っているのだから、車体のサイズとしては(やや幅広ながら)ぴったりなのかと思います。あとは界磁添加励磁制御方式が合うか、という事になろうが(三岐鉄道は抵抗制御車しか走った事がないはず)。
 しかし、という事は、これから三岐線の旅客車両は、211系に総取り替えとなる事が十分予想できます。なのでこの一報を聞いた時は最初に、「やべえ!」と思ったものでした。現有の三岐の編成は、個人的に751系あたりは撮っていないし、他形式も含めて旧塗装・西武時代の復刻塗装編成もまだなので、撮れる状況の内に撮っておかないといけない。
 という事で、天気予報は晴れ、と前日に聞いて、三岐行きを即決したのでした。去年の6月、大雨の中を往復した時、「晴れの日に時間を作って撮りに行きたい」とも書いているし。

 4月28日(日)

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 前日とは一転、朝から快晴の岐阜駅前。この日はハーフマラソン大会開催のため、ホテル近くの駐車場も、そして岐阜駅前も大にぎわいでした。岐阜バスもシャトル輸送を行っていたほか、一般路線もルートを変更していました.


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 今日は、名古屋まではJR。新快速。

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 稲沢で貨物列車との出会い。

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 名古屋到着直前、〔しらさぎ1号〕との出会い。681系はいつまで見られるか。

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 名古屋から(近鉄)富田までは近鉄の急行。

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 桑名で、ビスタカーと養老鉄道「ラビットカー」復刻色編成との出会い。

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 近鉄富田駅の、三岐鉄道側の駅舎。クジラを模している。

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 近鉄富田駅のホーム。右は8時49分発の西藤原行15列車で、「まだ撮っていない」751系の3連。西藤原行なら、戻ってきたところを撮れるだろうか。

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 ところで、車内には5月3・4日の工事について書かれていた。電気関係の工事のためらしいが、全体でも大幅減便、特に保々~西藤原間は1~2時間に1本程度しか設定がない。この区間は1閉塞にしてしまうようだ(3日と4日では、深夜に少し違いがあった)。ひょっとしたら、211系受け入れのため?とか思ってしまったが、実際はどうなのか。

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 まず、山城で下車。ここで上り16列車を待つ。この列車は折返しが303列車保々止まりで、このまま入庫が予想されるので、順光で撮影できるのは、このタイミングしかない。

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 山城からは、四日市へ行く三岐鉄道のバス路線があります。5月に本体のトップを飾ってもらったが、駅から歩いて2~3分程度、という場所ながら、相当ローカル色が濃く感じられます。大型バスが走る道にしては極めて狭い。バスは1時間に1本程度あります。

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 おお、西武「赤電」復刻の803Fが現れました。この駅は島式ホームだが、貨物列車が走るからかどの駅も有効長が長く、西藤原方で3両がきれいに収まる場所があります。早起きして出てきて良かった。

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 続いて、保々で下車。

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 いました。211系3連1本が、西藤原方の側線に。

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 ところで本当は、「ダークグリーン」+「イエロー」の旧塗装復刻の101Fも撮りたかったのだが、ご覧の通り車庫の中にいて、パンタグラフも上がっていないし、今日は少なくとも、日中は動く気配がなさそうだ。希望していた写真を全部は撮れない、とは思っていたが、これを一番撮りたかったのだけれど。また近いうちに来ないと。

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 側線の211系を、線路わきの道路から撮ってみました。クモハ211-5608。

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 モハ210-5056。

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 クハ210-5025。

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 今のところは全く手がついていなくて、正面の湘南色の帯の退色も著しいが、さて、どんな姿で再度動き出す事になるのだろう。

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 改めて、保々駅の駅舎。駅舎だけ見ると、ローカルそのもの。

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 駅舎には、ツバメの巣が。

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 20列車で西藤原から折り返してくる751Fは、保々駅では撮りづらい感じがした。昼前に期待して、ここでは田園地帯の下り勾配を下ってくるところを撮ってみました。産業鉄道のイメージがある三岐線だが、やはりローカル色も濃い。

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「産業鉄道」と言えば、三岐線はセメント列車が知られるが、保々には、場内信号機と共に、貨物列車用の通過信号機があります。出発信号機を中継するものです。

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 ただしこの日は、運行がなかった。GWだから日曜日だから、ではなく、工場の定期修理(検査?)のため、6月初旬まで全面運休、という事らしい。

 この後さらに撮影を進めたうえ、四日市にも立ち寄ります。それは次回。

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 一昨日書くべきだったが、京成電鉄と新京成電鉄の合併が認可され、来年4月1日より、今の新京成電鉄は「京成電鉄 松戸線」となります。個人的には、今の「新京成」の3文字を残して欲しかったと思っています。とりあえず現行の新京成線の運行形態やダイヤ・運賃の変更はないという事だが、車両は今後京成と同デザインになっていくらしく、数年かけて京成に純化していくのだろう。だとしたら、今後はダイヤ面でも、千葉・千原線との一体化が進むのかも知れない。一体化と言えば、今後は運賃も、京成のレベルになっていく事になるのか。京成は現在、千原線が旧千葉急行電鉄を合併して以降、ずっと千葉中央を境にして別運賃になっているが、同一企業であるなら、やはり通算運賃として一体化を図るべきではないかと思う。新鎌ヶ谷でのスカイアクセス乗り継ぎもそう。ただ、現状は新京成の方が割安なので、統一運賃となると、特に新京成沿線の利用者は、ウーンとなるのかも。いずれにしろ、現代においては希少な大型の鉄道合併となり、うまく機能してもらいたいと願います。

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№2819 北陸・東海 国内久々の長旅 7.名鉄ワンマン列車 と JR太多線

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 午後は岐阜に戻り、名鉄の各務原線と広見線を乗り継いで、さらにはJR太多線にも乗ります。名鉄はともかく、太多線はかなり久しぶり。

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 各務原線は3500系のワンマン列車。これは犬山から着いた所。

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 ホームの北側は、かつて美濃町線からの直通電車が発着していたスペースになるが、ホームはなくなっている。線路は留置用か?

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 また年齢がバレそうな画像を出してしまうが、美濃町線の電車が発着していた頃。複電圧仕様の600形や880形などを使用して、途中田神線を経由し、田神から1区間各務原線に直通して、新岐阜(当時)を発着していました。15分間隔で運行があったのに。

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 また相当端折ってしまったが、犬山から広見線に乗り継いで、新可児到着。一番左が御嵩行専用で、中間の改札を通る必要があります。右がJR太多線。

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 左がJRの可児駅、右が名鉄の新可児駅。

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 可児駅のホーム。左手が名鉄新可児駅。東西自由通路が仰々しく感じられる。
 ここから美濃太田→多治見→可児と往復して、広見線全線を踏破します。

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 美濃太田駅に停車中の644D。キハ75系の3連。太多線も2連はワンマンだが、3連は車掌が乗務している。

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 車内は転換クロスシート。前日の高山本線のキハ25系と交換して欲しい、とか思った。

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 美濃太田の基地。

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 木曽川を渡る。ダムがあって、湖ではないがダム湖みたい。

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 可児まで戻って、いきなり6分停車。多治見側の跨線橋(屋根がない)から、交通広場に停車中のコミュニティバスを見る。東濃鉄道が運行している。

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 跨線橋から見た可児駅構内。それと東西自由通路に、名鉄の新可児駅。
 これと交通広場を合わせてみると、どうも全体的に配置がチグハグな気がする。JRの可児駅と、名鉄の新可児駅を統合して、統一した新駅舎を建てる、という方向には、行けなかったのだろうか?

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 岐阜直通の641C。2連のワンマン列車。

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 姫駅。ここでもまた7分停車。

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 上下のホームは、踏切で結ばれている。ローカル線の駅だと、これで十分、ではないだろうか?(安全面は考慮する必要があるが)

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 これも岐阜直通の643D。これは3連で、車掌が乗務している。

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 ローカル線ではあるが、線路の状態は良い。最低この程度は整備されないと、維持は難しいと思う。

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 近年は、運転士形態の時刻表も、タブレットが当たり前になってきている。

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 多治見駅のコンコース。この駅は、通過はあっても、改札の外に出るのはいつ以来になるだろう?(この日の太多線はICで乗車)

 折返しで可児に取って返したが、644Dの美濃太田→多治見は、42分もかかった。全線で17.8㎞に過ぎないのに、表定速度が25.42㎞/hにしかならない。行き違いで時間を使い過ぎ。行き違いがない多治見発最終677Cは29分(表定速度36.83㎞/h)で走れているのに。太多線は日中も30分に1本くらいの高頻度の運行がある路線なので、一応線路の整備状態などは良いとは思うが、さらにもう一段ステップアップし、高山本線(岐阜~美濃太田間)共々電化してスピードアップ、という方向には、行けないものだろうか?可児駅の統合による名鉄との乗り換えの便の改善も合わせ、都市近郊の路線としての機能を強化、という事が、考えられるべきだろう。他のローカル線と比べると、かなり恵まれているともいえるので。

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 岐阜までは、再び名鉄を乗り継いで行く。現在の新可児駅の時刻表。今年3月の改正で、犬山線への直通が、平日早朝のミュースカイなど一部を除き、全部なくなってしまった。セントレア開港時には中部国際空港~御嵩、という運行もあったのに。支線直通が名鉄ダイヤの大きな特徴の一つだったはずだが、コロナ禍の利用減少も響いたか、この数年でどこも直通運転が急速に取りやめになっている。

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 最後に、各務原線の岐阜行ワンマン列車。9100系2連。「直通」という意味では、各務原線と広見線の直通運転の復活なんて、考えられないのか?どの道同じ普通列車のワンマン運転なのだし。

 こうして岐阜のホテルに戻り、2泊目を過ごす。天気予報を見ると、明日は晴れ?だったら、三岐鉄道(三岐線)に行ってみようと思う。JR東海の211系が大量に三岐入りした、と聞いていて、今すぐ営業運転とはなるまいが、どうやら総取り替え?となると今走っている車両は、今の内に撮らないと。

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22日 横浜市園芸博覧会「花博」 マスコット愛称「トゥンクトゥンク」に決定
23日 オリックス 古田島 成龍 初登板から22試合連続無失点のプロ野球タイ記録達成
「花博」は地元も地元、の開催なので期待も高いが、交通がどうなるのか、という点でも注目していきたいです。瀬谷駅からの軌道系交通は立ち消えとなったが、新システムのバス路線整備とか言う話もあります。メインの足となるはずの相鉄は、電車・バス双方でさらに飛躍を遂げられるのか。
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)旅行

№2818 北陸・東海 国内久々の長旅 6.名鉄沿線 セントレアと新駅・新駅舎

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 予報通り、GW初日・4月27日の東海地方は、曇天になってしまいました。雨にまでならなかったのは幸いだったが。
 前日決めた通り、名鉄線でセントレアへ、その後高架化工事が完成して久しいのにまだ顔を出していなかった太田川・高横須賀と、3月改正で開業した加木屋中ノ池、それと駅舎を新築してレイアウトも変わった西枇杷島の各駅に降ります。

 4月27日(土)

 この日は写真の点数は少なめで、岐阜からのスタートだったのに、いきなり端折って、セントレアからになります。

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 中部国際空港駅。旅行者が多いが、ごった返す、という所までは行っていない。

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 空港ターミナル。

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 展望デッキも久しぶりだが、何しろ曇天なので、本格的な撮影はナシ。ランプを撮るだけ。国内線エリア。

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 反対側の国際線エリア。分かりづらいだろうが、遠くに「ベルーガ」がいる。

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 展望デッキには、セントレアに就航する国内線キャリアの尾翼が書かれているが、消滅したエアアジア・ジャパン(撮影しないまま終わってしまった…)が残っている一方、ピーチがない。

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 ピーチ機は目の前にいて、ソラシドと並んでいます。ピーチは現在、セントレアからだと新千歳・仙台・沖縄に飛んでいます。ピーチも、そろそろ乗るべき頃合い、かな?

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 駅に戻って、ここは以前は、待合室とかだったのかな?閉鎖されている部屋があります。

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 なぜかは分からないが、先日亡くなった鳥山 明先生の作品のキャラのソフビが並んでいました。

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 昔から今まで、名鉄電車のイラストが並んでいます。職員の手書き?

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 現在の中部国際空港駅の時刻表。この駅の時刻表については11年も前、№1007で書いているのだけれど、基本的には当時の最新の時刻、2011(H23)年12月17日改正ダイヤとそんなに違わない。ただしミュースカイは、日中は新鵜沼行も名古屋行に短縮になっているほか、今年の改正から、準急は新可児行から新鵜沼行に変更になっています。

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 行きと同様、帰りも岐阜行特急に乗って、太田川まで出ました。太田川も3階建ての高架駅になっていて、3階建てというのは京成の青砥や京急蒲田と同じなのだが、名古屋方面に向かう上りが、セントレア方面からが2F(下りと同じ)なのに、河和方面からは3Fと分かれている事。なので名古屋方面に行く場合は、2F・3Fどちらから出るのかキチンと見ておく必要がある。

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 河和線の普通電車に乗って、次の高横須賀駅へ。ここも太田川と同時に高架化されています。

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 さらにもう一つ先の、今春開業の加木屋中ノ池、は、まだまだ駅自体も、その周辺も整備途上。駅の設備も整っていなくて、エレベーター棟のみが駅である事を主張しているよう。

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 駅の入口の「駅名標」も、今のところは横断幕。トイレもまだないので、訪れるなら要注意。

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 西枇杷島駅に行くが、普通電車の時刻が合わなかった。名古屋に近いのに、30分間隔の普通電車しか停車せず、待つより、東枇杷島駅から庄内川を渡って歩いて行く方が早い場合もあります。庄内川を渡る名鉄電車。手前の車道の枇杷島橋は、架け替え工事中。

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 西枇杷島駅は、待避線が廃止になって、ホームが4連分に延長されていた。駅舎は上下で別々になっていた。
 太田川・高横須賀・西枇杷島の各駅については、来月それぞれ書きます。

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 その隣の二ツ杁駅近くで、スマホを使って動画を撮った。名古屋本線は、本数が少なくなっている。今は常滑線(神宮前~太田川間)より少ない。岐阜行特急の1000系。

 後半は岐阜に戻って各務原線と広見線を乗り継ぎ、さらにJRの太多線も乗ります。それは次回。

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20日 宝塚歌劇団宙組 講演再開 理事長が観客に謝罪
21日 内部文書「漏洩」鹿児島県警元生活安全部長 検察が起訴
 東京都知事選挙が告示されたが、選挙の「エンタメ」化、ここに極まれり。「つばさの党」騒動でも感じた事だが、日本に於いては、「自由」とか「権利」というものは、社会正義のためではなく、己の利益権益保持のためにしか存在し得ないもの、なのか?きれいな言葉を自らの都合のいいように弄んでいると、巡り巡って、ツケは我々自身に回ってくる事になる。ならどうすれば良いのかは分からないが、まずはこの点を、我々自らがキチンと自覚すべきではないのか。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2817 北陸・東海 国内久々の長旅 5.高山本線 南下

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 猪谷で乗り継ぎ、高山本線のJR東海区間を南下していきます。

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 猪谷駅は駅舎からホームまでが若干遠い。跨線橋ではなく、踏切を渡っていく。

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 昔は神岡鉱山の硫酸輸送があって、その名残で構内が広い。貨物が主・旅客は従、だったのだろうか。

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 猪谷11時19分発の高山行1828D。キハ25-1107+1007。ロングシート、とは…。この列車を逃すと、普通列車は4時間近くない。
 金網で囲われた右側は、旧神岡線→神岡鉄道が使っていたのではないか。

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 発車すると、左手に神岡鉄道のトンネル跡が。この鉄道は乗った事がないまま終わってしまった。

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 山あり谷あり。

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 飛騨細江では、キヤ95系の3連が待っていた。キヤ95-2+キヤ94-2+キヤ95-102。

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 のどかな里山も。
 富山からインバウンドのグループも乗り継いでいたが、飛騨古川で降りて行った。彼らには、日本のローカル列車はどう映るのだろうか。

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 高山も、いつ以来だろう?近代的な橋上駅舎に変わっていた(と書くが、昔の記憶はない)。

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 高山駅の時刻表。〔ひだ〕偏重になるのは、致し方ないか。
 高山もじっくり時間を作って、濃飛バスとか撮りたいけれどなあ。今日はすぐ乗り継ぎ。

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 美濃太田行1716C。やはりキハ25系2連。

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 次の飛騨一ノ宮で、早々に14分も停車。だったら高山をもう少し遅い出発でいいだろ?と一瞬思ったが、〔ひだ7号〕と、その前に運転日なら〔ひだ81号〕の待ち合わせだ。今日は7号のみ。

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 ここは「臥龍桜」が有名、みたいで、イベントが行われているよう。観光バスも駅近くの駐車場に乗り付けている。岐阜側の踏切は子供が多くて、少々危なっかしい。

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 駅そのものは、静寂な無人駅。

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 時刻表。下り11本・上り10本。

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〔ひだ7号〕。HC85系の8連。明日からGW、とあってか、この日の〔ひだ〕は、見かけた列車は全て6または8連だった。

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 久々野付近。遠くに白い山々が見える。

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 海とは無縁の地で「渚」とは、面白い。アルピコ交通にもありますね。

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 下呂で途中下車、してみました。

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 下呂駅。

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 下呂温泉神社。飛騨川を渡った先。

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 飛騨川を渡る高山本線。これは〔ひだ14号〕。

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 と下呂で行違った、高山行普通列車1719C。

 ここでまたポカ。足湯に使ったりプリンを食したりとまったりしていたら、また下呂からの普通列車の時刻をウロ覚えしていて、駅に戻ったらちょうど、列車から降りた学生がゾロゾロと、駅から出てくるところ。
 この次の普通列車は17時48分。さすがに少々遅くなってしまうので、〔ひだ〕で岐阜に向かう。図らずも、HC85系初乗り、となりました。最初は美濃太田までにするつもりだったが、特急料金は岐阜でも同額なので、岐阜まで乗り通してしまう。

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 16時19分発は、名古屋行の16号と、大阪行の36号の併結。この日は共に4連。先頭の、36号の自由席に乗車。

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 車内はオレンジ系。そういえば、山形新幹線のE8系もそうだった。

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 この車両には、広々とした車イススペースが設けられている。3台まで一度に乗れる。

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 座席のひじ掛け部には、コンセントも用意されている。もはや1席に1つは当然か。

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 デッキ部には、ブルーリボン賞のプレートがありました。だけど、純粋な電車じゃないのに「モ」というのは、やはりピンとこないなあ。といって「キ」ももう違うのだろうし、東日本のようにハイブリッド専用の称号を用意しても、良かったのではないか。

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 なおも飛騨川沿いに線路は続く。

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 ダム湖もいくつか現れる。

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 岐阜到着。ここで4連ずつに分割される。結局、普通列車乗り継ぎよりは30分早く着きました。
 HC85系そのものの評価は…。乗客として乗る限りは、ハイブリッドというのは意識しなかった。仕様は昨今の特急の標準で、とにかくゆったりしているのは、やはり特急列車ならでは、という印象でした。もう少し長く、それこそ名古屋~高山間くらい乗ったら、違う感想もあるかも知れないが。

 この日は、駅から少々離れた、県庁の近くのホテルに投宿します。

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 最後に、富山で買っておいた「ますのすし」。ロングシートでは広げるわけにはいかず、〔ひだ〕は昼食には遅く、夕食には早く、というタイミングになってしまって、結局ホテルでの夕食、となりました。

 さあ明日からGW、となるが、初日の天気は良くなさそう。名鉄電車とJR太多線に乗ります。加木屋中ノ池駅にも向かいました。それは次回。

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 JALは昨日、「特別理事」として、植木 義晴氏(前会長)を選任したと発表しています。来年6月いっぱいまでの1年間。理由は記されていないが、やはり今年に入ってから相次いでいる不祥事があるのではないか。昨日は株主総会で鳥取社長が謝罪を行っているし。植木前会長はパイロット出身なので、体制立て直しのために、その経験を生かして頂きたい、という事ではないだろうか。

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№2816 北陸・東海 国内久々の長旅 4.あいの風撮影 と JR西日本高山本線

 夜行バスでの出発も含めて、3日目になりました。
 高山本線で岐阜を目指すが、好天だったので、先にあいの風の列車の撮影に向かいました。

 4月26日(金)

 呉羽まで一区間、あいの風の電車に乗って、そこから20分近くは歩いたのかなあ、踏切で撮影しました。

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 高岡発富山行533M。

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 金沢発黒部行429M。

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 城端線から直通の、JR西日本の1326D(下り列車ながら列車番号が偶数)。数年後に城端線があいの風の路線になると、車両はどうなるのか。

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 高岡始発富山行535Mは、413系「とやま絵巻」でした。個人的には、普通のブルー一色の編成が来てほしかったが(「とやま絵巻」は以前、IR線内で撮っている)、ともかく貴重な413系です。
(北陸地域色編成は6月1日に引退したが、その直前の5月14日、富山でのプロ野球(巨人vsDeNA)輸送で臨時列車としての運行があったようだ。意外に画像が上がっていないようだが)

 この後の431Mは、521系4連でした。これを撮って、呉羽駅に戻る。そうでないと、高山本線の普通列車に間に合わなくなるので。
 本数が少ない事自体は致し方ないが、IRの521系が来てほしかった。それと、貨物列車が来なかったのも残念。それにしても、新幹線開通までは「特急街道」だったのに…。

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 呉羽駅。

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 再び、富山駅。右に「スカイバス富山」の姿もある。この日の初便となる、10時00分発が乗客を待っている。

 ところで、当然ながらこの時期は「青春18きっぷ」シーズンではない。だから、富山の新幹線駅の窓口で、乗車券を購入しました。富山~高山本線~岐阜~東海道本線~名古屋~中央本線~八王子~横浜線~横浜市内で、10,010円。

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 10時10分発の高山本線856D。キハ120形で、331と348の2連。
 普通列車なのに、インバウンドのグループが乗っていた。

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「本線」ではあるが、最後部から見る線路は、やはりローカル線風情だなあ。

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 しかし速星は貨物列車の乗り入れがあって、DD200形の姿もあった。

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 富山は快晴だったので、立山連峰の見事な事(午後だったらもっと凄かったろう)。ただ、旅行者はインバウンドグループ以外はいなかったようで、車窓は関心がなさそうだった。

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 多少のアップダウンはありながら比較的平坦な区間が続いたが、越中八尾を過ぎると、急に勾配がきつくなってきた。完全にローカル線風情。楡原駅は、棒線化した駅。

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 猪谷到着。JR東海の25系が見えるが、なぜか、駅舎からも、25系列車からもかなり離れた所で折り返す。ここはJR西日本の駅なのに。
 8分で慌ただしく、富山へ折り返していった。

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 猪谷はJR西日本とJR東海の境界の駅で、西日本の管理駅。〔ひだ〕も停車する。
 なのに、最初から駅員がいない!券売機さえない。運賃・料金は車内精算になる。

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 ここからは、神岡線→神岡鉄道が分岐していました。2006(H18)年12月の廃止以降は、濃飛バスが代替バスを運行しています。猪谷は富山県の駅だが、濃飛バスのバス停があります。神岡までは、現在は1日5本(土休日3本)。

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 現在の猪谷駅の、列車の時刻表。どちらも本数は少ない。
 猪谷駅は、キハ25系の姿がなかったら、JR東海色はほぼ感じられない。富山県だし(猪谷は、JR東海で唯一の北陸地方の駅)。

 次回は、そのJR東海の列車を乗り継いで、岐阜を目指します。

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17日 渋谷駅周辺路上飲酒 年間通じ禁止 条例改正案 区議会で可決
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№2815 北陸・東海 国内久々の長旅 3.新黒部に降りて 富山地鉄鉄道線全線走破

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 午後は富山地鉄の鉄道線全線を走破します。途中、新黒部駅にも降ります。

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 前回書き忘れていたが、今回の富山地鉄乗りつぶしには、この1日フリーきっぷを購入しています。市内電車にも通用するが、今回は鉄道線のみ。

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 これは朝着いた時点で撮影していたものだが、宇奈月温泉駅のホームの先端には足湯があります。外からも、駅構内からも入れます(間にややチープだが柵がある)。

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 17480系は中間のドア2つは使用していないが、この17484Fは、内外ともまるまる広告スペースにしています。バスのドライバー募集。地鉄も、修学旅行輸送優先で東京線の一時運休を余儀なくされるほどなので、ドライバー不足は例外なく大変だ。

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 現在、本線全線通しの特急の設定はないが、電鉄黒部~宇奈月温泉間には、特急〔くろべ〕が設定されています。舌山で待ち合わせ。

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 新黒部駅。
 駅員、ではないかも知れないが、降りた時点では女性職員がいて、集札や案内に当たっていました。

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「駅舎」の内部。

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 時刻表。普通列車は上下とも、1時間に1本はあります。

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 タッチパネル式の券売機。

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 観光ガイドで、やはり画面にタッチすると、いろいろガイドしてくれます。

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 外に出て、スロープ。

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 駅前広場には、黒部峡谷鉄道の旧型ELと、客車が静態保存されています。客車は2軸だ。

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 道路の反対側に、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅が「聳えて」います。高架駅下の横断歩道を渡っていくのが順路。この駅はもう開業から9年経ちました。新幹線の駅で「温泉」の2文字が入った、初の駅でもあります。
(この後武雄温泉・嬉野温泉・加賀温泉・芦原温泉と続く)

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 新黒部駅に戻って、ホームを見る。職員がいても、きちっとした改札口はなくて、ホームからそのまま踏切を横断して、反対側に出る事も出来ます。

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 ホームの掲示板。真ん中の「黒部くろワンきっぷ」というのは、地元の公共交通利用促進のためのもののようで、3~4月の土休日、大人500円・小児250円で、黒部市内の地鉄の電車・バスが乗り放題になる、というもの。

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 最後に、ホーム。新幹線駅の真下を、地鉄電車が走っていくというのが分かると思います。これは電鉄富山行で、これを撮ってから、慌てて乗り込みました。ホームは3両分?
 前回書いた通り、この駅は、以前からある舌山駅から至近の距離にあります(300mしか離れていない)。なら、舌山駅を移転させて新黒部、とする手もあったとは思うが、舌山は交換駅なので、この機能を残したまま移転させるのは手間暇もコストがかかる。それに、旧駅の方が一般の民家が多く、こちらの方が便利、という人は少なくはないと思うので、この形になったのだろうと考えます。

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 下界も青空が広がってきて、雄大なアルプスが全容を表す。

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 上市には16010系の2連がいるが、お昼寝中の様子。
 全線踏破なら寺田で乗り換えても良いが、ここは一旦電鉄富山へ。

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 電鉄富山駅への進入は、こんな感じ。ホーム上に場内信号機が2つ連続して置かれている。ホーム上で閉塞が分割されている事が、よくわかる。

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 立山行まで時間があったのでバスターミナルに出てみたのだけれど、光線状態があまり合わなくて、きれいな画像はあまり撮れない。このエアロスターSは、元神奈中でしょう。

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 右側の14時47分発寺田経由立山行に乗車。

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 その寺田駅の、立山線ホームにあったベンチ。富山では「カール」って、まだ販売しているのかなあ?

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 寺田から岩峅寺にかけては、左手に白いアルプスの山々を見る。晴れて、良かった。

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 岩峅寺で4分停車。改めて、14769Fは一昨年から「富山もようトレイン」として運行されています。

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 岩峅寺駅の駅舎は、昔から変わっていない。駅員はいなくなっても仕方がないが(今のところはいる)、駅舎はこのまま残って欲しいな。

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 上横江駅の跡。現役だった頃の№576で取り上げた事があります。その後、ちょうど10年前に立山まで乗った時、「跡形もなくなった」なんて書いてしまったが、改めて見ると、ホームの跡がありました。昔は行き違いができたようだ。

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 有峰口の手前で、常願寺川を渡る。

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 有峰口では、電鉄富山行特急と交換。

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 本宮は、棒線化されて久しい。行き違いができた頃に降りた事がありました。

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 終点立山との間に、もう一つ駅の跡があって、これが当初の立山駅だったらしい。

 立山に着くと、アルペンルートからの観光客がどっと乗り込んできた。折返し時間も6分と短く、何やかやで立山の写真は撮っていません。スミマセン…。

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 五百石で20020系「キャニオンエクスプレス」と交換。今回は、本格的な撮影・乗車はなし。3両固定編成で車掌も乗る列車だから、運用は決まっているのだろうか。

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 最後の不二越・上滝線、これも稲荷町から乗っても良かったが、電鉄富山からキチンと乗ります。17480系。今朝見た「マルK」マークが残った17485F。

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 1番乗り場からの出発で、このように出発信号機も2つ置かれ、両方とも青の現示で発車。

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 行く手には北アルプス連峰が、壁の如く聳えている。

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 月岡で、やはり17480系と行き違い。付近の田んぼからは、カエルの合唱が聞こえる。

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 再び岩峅寺駅で、不二越・上滝線ホーム。現在列車が停車している線路は行き止まりだが、右側は立山線とつながっている。かつては不二越・上滝線経由で立山へ行く列車の設定も、あったようだ。
 立山線両方向からの乗り換え客は、それなりにあった。

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 改めて、17480系の車内。ICカードリーダー以外は、東急時代そのままという感じ。この編成は、中央部のドアは広告スペースとしていない。

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 完全に雲がなくなった立山連峰は、雄大そのもの。若いころに室堂から登った事があるのだが、行ける機会をもし作れたら、また行きたいかなあ。

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 もうすぐ5月。沿線には鯉のぼりも見られるようになりました。

 こうして、鉄道線全線乗車が成りました。本線と不二越・上滝線に関しては、全線乗ったのはいつ以来だろう?富山地鉄も、コロナ禍で観光利用が失われた事もあって、経営状態が危機だと、社長が漏らしていた、という事もあったが、乗客は戻ってきているように思えるが、設備は近代化がやはり遅れている面が否めず、このままだとじり貧かも知れない。「アルプスエキスプレス」(現在運休中)などの観光列車も良いが、やはり基本的な線路・駅の近代化は必要だし、昨日も魚津のところで少し書いたが、鉄道事業者の枠組みを超えた、利便性の向上を図る試みも必要だろう。富山県はライトレールとか、先日の氷見・城端線の活性化策発表に見られるように、公共交通の維持・向上に関しては前向きな姿勢がみられる県、だと思うので、自治体と一体になった活性化策が、より強力に求められるのではないでしょうか。魅力的な鉄道であるし、私も及ばずながら力になれると、良いのだが。

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 最後に、今回は乗らなかった市内線。旧型デ7000形と、元富山ライトレール車との顔合わせも、すっかりおなじみになりました。ただ、やはりデ7000形は、そろそろ本格的な置き換えが検討されるべき時期、ではないでしょうか。

 この晩は市内のホテルに泊まり、明日は高山本線で岐阜に向かいます。それはまた次回。

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№2814 北陸・東海 国内久々の長旅 2.初めての黒部峡谷鉄道 残念ながら途中引き返し

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 夜行バスを降りて、本格的に旅が始まる2日目。「北陸」と言っても今回は富山だけに終わるが、乗った事がなかった黒部峡谷鉄道に、初めて乗る事としました。興味はあったけれどちょっと遠いし、観光鉄道なのでそれなりにコストもかかるので。ただし残念ながら能登半島地震の影響で、終点欅平を極める事ができなかったのが、何とも残念。

 4月25日(木)

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 早朝6時前の富山駅。右の地鉄のエアロエースは名古屋行。

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 富山地方鉄道の電鉄富山駅。

 中は閑散としている。ただ、立山行・宇奈月温泉行とも初列車はもう出発しているので、早起きの観光客は、それらに乗って行ったのかも知れない。

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 高架化工事はなおも進行中、切符売り場は移転して仮設に。

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 改札口も仮設。ちょっと狭いかなあ。その先の1番乗り場に見える元西武NRA・20020系は、6時06分発の不二越・上滝線岩峅寺行。

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 行先表示のプレートも、置き場所を残しながら残っていました。どの程度の使用があるのだろう?幟は地元のJリーグ・カターレ富山。

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 現在の電鉄富山駅は、完成した仮設の相対式2面2線に集約され、それぞれ前後を分割して使用している。1番乗り場の先に3番乗り場、2番乗り場の先に4番乗り場、という形態。

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 各線路はこんな感じでホームの真ん中に出発・場内信号機があって、直列に停車できるようになっている。ただ、これだと3・4番乗り場は、改札から相当遠いなあ。3番乗り場の17480系は立山線の岩峅寺行(6時28分発)で、1番乗り場に不二越・上滝線の岩峅寺行(6時35分発)が既にいるので、この位置に停まっている。

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 2番線に停車中の6時17分発・宇奈月温泉行で出発。14762Fは「立山あーととれいん」のヘッドマークを掲げていた。

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 車内にはこんな感じで、地鉄とその沿線の写真が、天井からぶら下がっている。

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 東新庄で、上り電鉄富山行と行き違い。17480系は元東急8590系で、17485Fは田園都市線時代のマルK(東武乗り入れ非対応)マークがそのまま残っている。

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 今回乗車している14760系は、もうデビューから42年。当時は中小私鉄としては画期的な、2ドア転換クロスの新造車で、それもあってその年の鉄道友の会ローレル賞を受賞していました。

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 中加積駅の駅名標。注目は下の「ますのすし」の広告で、もちろんそれ自体は今も変わらず人気だが、もう少なくとも、在来線のホームや列車内で買い求める事は、できなくなってしまった。

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 この中加積付近から魚津までは、あいの風とやま鉄道(旧北陸本線)と併走する。正直、規格が違いすぎるなあ、の印象は否めない。

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 両線は魚津で接続する(地鉄は新魚津)が、ここも使われなくなった線路がそのまんまで、乗り換えが少々不便。
 突飛な発想を承知で提案すれば、両線の駅を完全に統合した上で線路を接続し、富山方面~あいの風~魚津~地鉄~宇奈月温泉、という相互直通運転というのも、検討されて良いのではないか?利便性向上も兼ねた、近代化への設備投資も、生き残りのためには必要な施策と検討されても良いのではないか、と思っている。
(あいの風の521系は直流区間へも入れるはず)

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 あいの風と分かれる直前、後方からEF510形の貨物列車が迫ってきた。辛うじて抜かれずに別れていく。

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 後方に新幹線の黒部宇奈月温泉駅が見えるが、ここは舌山。行き違う電鉄富山行も、カターレ富山ラッピング。新幹線駅隣接の新黒部駅は、黒部峡谷鉄道に乗った後降ります。
 この電車は、観光客の姿はなかった。途中通学の学生の姿もあったが、浦山を出たら、乗客は自分を含めて3人のみ。

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 宇奈月温泉駅に着きました。電鉄富山から1時間49分。ちょっと時間がかかりすぎかなあ?今は全線通しの特急もないし。
(先のあいの風との相互直通の提案は、これも理由)

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 駅前には、黒部峡谷鉄道の旧型ELと、客車が保存展示されています。

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 さて、いよいよ黒部峡谷鉄道に初乗りです。起点の宇奈月駅。

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 この日の一番、8時17分発の猫又行。乗ろうと思えば乗れたかも知れないが、ここは余裕を持たせて見送り。この列車の乗客は、まだそんなに多くはなかった。

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 9時00分発に乗ろう、というお客さんは多かった。団体もいるようだ。
 猫又までの単純往復は、2,820円。乗車券は時刻を指定して購入する。

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 ヘッドマークとか標識とか、あとブレーキのハンドルや計器も展示されている。
 
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 構内ではELの入換えが行われていたが、運転はなんだか重機感覚?

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 重機と言えば、こんな貨車も。

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 車両基地はこんな感じ。広いのか、こじんまりなのか。左は地鉄の宇奈月温泉駅。

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 9時ちょうど発の、猫又行。この列車はリラックス車の連結はなく、オープンの、それこそトロッコ的なタイプのみ。備忘録的に、編成を記しておきます。

EDR20+EDR28+ボハフ1171ーボハ1172-ボハ1173-ボハ1174-ボハ1175-ボハ1176-ボハフ1177+ボハ1112ーボハ1113-ボハ1114-ボハ1115-ボハ1116ーボハフ1117

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 出発してすぐ、新山彦橋を渡る。大鉄橋(それが、一番上)。

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 新山彦橋の上から見る、宇奈月の町と渓谷。
 この列車では、富山県出身という俳優の室井 滋が、ガイドがてらいろいろアナウンスしてくれる。

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 今通った、新山彦橋。

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 宇奈月ダムによってせき止められてできた湖。

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 これは発電所だが、ヨーロッパの古城を模して造られた、そんな事もアナウンスしてくれる。貨物の支線が乗り入れている。

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 2両目から、列車をけん引するED重連を見る。思っていたよりは、速く走っていたかもしれない。

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 仏石。

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 今現在の運行区間では唯一、中間の旅客営業駅となる黒薙駅。そこからも貨物支線が分岐している。このトンネルの先には、何があるのだろう。

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 黒薙駅を出発。最後部はまだホームにかかっている。

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 終点が近づいて、出平ダムが造ったダム湖を見下ろす。

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「終点」の猫又。宇奈月から44分。
 一般の旅客は扱わない駅だから列車からは降りられず、即折り返し。けん引してきた機関車の機回しではなく、既に待機していた別の機関車が宇奈月方に連結される。

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 慌ただしく出発。それでも、手を振って見送ってくれる。

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 黒部川の対岸の、黒部川第二発電所。ここにも川を渡って、貨物支線が延びている。黒部峡谷鉄道とは純粋な観光鉄道、というだけでなく、黒部川沿いの重要な生活インフラを支える施設への重要な輸送路になっている、と感じられた。先の貨車もそうだし。

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 空はみるみる晴れて、青空が広がってきた。新緑がとてもまぶしく感じられる。

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 出平で、後続の宇奈月発列車と交換。右の壁には小さく「冬季歩道」と書かれている。鉄道は冬季運休で、道路もないから、冬は歩いて行くしかない(もちろん関係者だけ)。特に雪が降ると、すごく大変だろうなあ。

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 笹平で、トイレ休憩の停車があった。

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 もう一度、黒薙駅に戻る。4か国語の駅名標がある。この列車は乗客は多かったが、インバウンドはいなかったような気がした。

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 森石でも行き違い。先頭のED重連は新型のようで、Vの字があしらわれている。

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 再び、新山彦橋。帰ってきました。

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 宇奈月到着。

 当初は10月1日の全線再開を目標としていた黒部峡谷鉄道だったが、このあと5月27日になって、今シーズンの全線再開を断念すると発表がありました。鉄橋だけでなく、斜面にも危険な個所があるようで、先に書いたようにそもそも現場へのアプローチ自体が難儀な路線なので、まあ致し方ない。でも、猫又往復でもそれなりに楽しかったけれど、やはり来たからには、欅平まで極めたかった…。次に来た時には当然終点まで乗り通す、が、その日はいつ作れるだろうか。

 この後後半は、富山地鉄の立山線、不二越・上滝線にも乗ります。その前に新黒部駅にも降ります。それは次回。

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 一昨日の事だが、京都市営バスで、回送車に外国人乗客2人が間違って乗り込み、2人は止めるようドライバーに申し出たが、バスはそのまま走り続け、2人の110番通報によって途中で止まった、という事態があったそう。ドライバー(西日本JRバス委託)は営業所まで行って対応しようと考えたらしい。西日本JRバスは対応に問題があり、処分を行う、としているようだが、これはいろいろな問題を多分に含んでいて、該当ドライバーを処分してそれで終わり、にして良い事では、決してない。ドライバーからすれば言葉が分からなくてどうしたら良いから分からず、とにかく営業所まで行って何とかしようと考えたのだろう(途中で止まって営業所に対応を求めるやり方もあったろうが、すぐに解決できるのか)し、日々の運転業務だけで精いっぱいのドライバーに、さらに言葉が分からないインバウンド旅客への対応まで任せてしまっているのなら、やはり問題ではないか?このままだと、接客でのトラブル発生を恐れて、さらにドライバーが集まらなくなる危険性も、十分にある。特に京都だとこの手の事態は今後も起きるはずで、まずキチンとしたマニュアルや情報伝達方法の整備が必要だし、地上に常時職員を配置する事も必要かもしれない。あと京都だけでも、バスだけでもないが、インバウンド対応、特に異常時には、これこそAI技術の活用はできないものか?と、近頃は強く思います。タクシーがGPSのマップの搭載をドライバー募集のPRの一つに使うように、バスも賃金面だけでなく、特に接客面でのバックアップ体制を整備し、「こういうのがありますよ」と売りにする事も、考えられるべきではないでしょうか。
(私も乗客として、経験があるんですよねえ。富士五湖で中国人カップルと富士急バス車内で一緒になって、その2人が忍野で降りたくてドライバーにいろいろ聞くが、向こうは中国語を理解できないから対応に苦慮していた。2人は英語も話せるので、私がカタコトの英語を駆使して、何とか目的地まで乗ってもらった、という事がありました)

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№2812 北陸・東海 国内久々の長旅 1.北日本観光バス「きまっし号」

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 少し遅くなりましたが、4月後半の北陸~東海の旅について、今回から数回に分けて書いていきます。
 今回の旅は、5月に新しい職に就く所から生まれました。職場が変わると、しばらくは遠くへの泊りがけって、できなくなります(年休がないから)。なので、前の職場の年休消化を利用して、少し長期の旅に出ておこう、という事になったのです。
 月前半に中国へ行ったばかりなので、当然お金が少々大変になるが、ともかくいろいろ乗って、撮っておきたかった。だから後悔はしたくなくて、多少慌ただしかったけれど、夜行込み5泊6日の旅を決めたのでした。当然「青春18きっぷ」シーズンではないし、後半はもうGWに入ってしまうのでコストが少々心配ではありましたが、遠くへ行きたい、という気持ちは、抑えようがなかった。

 4月24日(水)

 まず北陸・富山まで。夜行バスで行きます。今回は北日本観光バスの金沢行「きまっし号」でした。。夜行バスに乗るのって、2019(R元)年7月28日、JRバス東北で横浜→仙台間を移動した時以来。もちろん、パンデミック以降では初めて。

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 雨降りの東京駅八重洲口。

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「きまっし号」の乗り場は東京駅前でも、バスターミナル東京八重洲でもなく、八重洲通りから。この路線は東北急行バスとの共同運行で、東北急行バスの東京駅を発着する夜行便はいずれも、昔ながらの八重洲通りのまま(仙台のみ、今はJRバスの乗り場から)。いつか移転する日は来るのだろうか。

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 北日本急行バスは近鉄のグループ会社で、カラーリングは近鉄バスの高速車と同じ。

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 車内は独立3列シート。特にコロナ対策というのは、見なかった気がする。東雲車庫始発で、浅草・上野と経由してきているので、既にほとんどの席が埋まっている。
 予約が直前でもあり、真ん中の席になって、外の景色は見られない。時期からしてもやむを得ないが。

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 各座席にはコンセントがある。

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 Wi-Fiも。

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 当然外の様子はわからないが、消灯までは、前のカーテンはちょっとだけ開いている。練馬までは、一般道を延々と走っていたようだ。練馬から関越道へ。

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 日付が変わる直前、上坂SAで休憩。左は平成エンタープライズのVIPライナーで、やはり富山・金沢を目指す。

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 関東地方はひたすら雨模様。明日、少なくとも雨はやんで欲しいが…。
 乗客が降りられる休憩は、この1か所のみ。

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 翌朝、北陸道の富山ICを降りて、富山駅へ。このまま城址大通りを北上すれば、富山駅に突き当たるのだが、東側を大回りして、北口のバスターミナルに到着。

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 早朝の富山駅北口。鉄道の高架化工事完成で、バスターミナルもきれいになりました。後方にはウィラーの高速便がやってきた。北日本観光バスはこのまま、金沢駅へ向かう。

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 北口は、北日本観光バスの他、ウィラーや平成エンタープライズなど、旧ツアー組の夜行バスが発着する。全部関東地方行。夜行バスで南側を発着するのは、富山地鉄・西武バス便と、JRバス(大阪・仙台)のみ。

 この後、富山地鉄で宇奈月温泉に向かい、黒部峡谷鉄道に初めて乗ります。残念ながら欅平までは行けないのだけれど、ともかくGO!

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 9日 男子ゴルフ・日本ツアー選手権 岩田 寛初優勝
10日 改正出入国管理法 今日施行
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№2804 中国地方 ローカル線めぐり 6〔終〕.ANA696便

 空の旅について書こうか、という回のしょっぱなでナンだが、シンガポール航空機が激しい乱気流に巻き込まれ、バンコクに緊急着陸した一件は、世界中で報道されました。この手のアクシデントは程度の差はあれ、最近日本でもたまに起きるようになったが、しかし乗客に犠牲者まで出てしまうとは…(直接身体が損傷を受けたのが原因ではないようだが)。話を聞いていると、到着前の食事の時間に起きたようで、シートベルトを締めていなかった乗客が相当数いたようです。正月の羽田の事故も思い出されるのだが、とにかく機内安全ビデオは毎回キチンと見て、異常時にはそこで伝えられた事はキチンと守る事、なにより着席時は常時シートベルトを締める事。最低この2点は、確実に守りたいものです。これだけでも、ずいぶん違うはず。

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 旅は終わり、山口宇部空港から帰宅の途に就きます。
 山口宇部から羽田まではJAL・SFJもあるが、今回は最初からANA利用と決めていました。しかし、1日3便のANA便(他にSFJとのコードシェアあり)は、夕方は17時40分発と少々遅くなり、今回は私的には少々異例と言えるが、真昼間、まだまだ午後は長い、という時間の12時40分出発の便で帰る事としました。

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 宇部新川から、宇部市営の空港連絡急行便で行きます。と言っても、クルマ自体はごく普通のエルガミオ。
 急行なので、途中の停車は少ない。途中からの乗車はなく、宇部新川からの、自分を含めて4人のみだった。宇部市営バスはICOCAを導入していて、他の客も皆ICだったようだ。

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 空港到着間際、草江駅前の宇部線の踏切を通過。駅は、これだけ見たら普通の田舎の無人駅。空港ターミナルまで、歩いて5~10分くらい?

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 山口宇部空港のターミナル。チョコッと宇部市営バスの屋根が見えるが、これは新山口へ行く便で、本格的なリムジン仕様。この空港、以前は山口や下関へ行く路線があったが、廃止になって久しく、公共交通のアクセスは少々お寒い?

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 通路みたいななりだが、一応展望デッキ。

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 11時53分、羽田からのANA693便が、西側のR/W07に着陸。定刻。B737-800。JA59AN。ANAウイングス運航。

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 1FのANAのカウンター。

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 搭乗待合室は、ほとんどが旅行者で、ビジネスパーソンは少ないように見えた。昼間だからね。

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 萩の焼き物が陳列されているが、萩・石見空港が開港して久しい今となっては、少々?かも。

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 搭乗開始。事前改札で車イスの乗客がゲートを通過して行った後、グループ1・2・3の純に搭乗していく。自分は3だが、グループ2(上級会員)が結構多い。

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 11K席は、エンジンカウルのすぐ横、という位置で少々外が見づらいが、実は最初に予約した時は、窓際は翼の真横しか残っていなかった。それが、直前のオンラインチェック時に座席表を見たらこの位置に空きが発生していたので、即変更。少なくとも、翼の真横よりは遥かに良い。

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 機内安全ビデオは、やはり少々早口だなあの印象が否めない。緊急脱出時には手荷物を持たないで、と言っているが、正月の羽田の一件を踏まえて、今後さらにこの点を強調した内容に、改められるのではないか。

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 定刻より心持ち早めの出発。グランドスタッフが見送ってくれる。

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 R/W07から離陸。右手に海を見る。

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 すぐに右旋回。曇り空になっていたが、まだ雲の位置が高くて、下界を見る事ができる。

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 陸地が見えてきたが、国東半島だ。鉄道にはまっているとすごく遠回り、という印象しかしないが、空路だともう目と鼻の先だ。竹田津。

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 大分空港も見える。

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 しかしやがて、窓の外は白くなって、下界は見えなくなった。その代わり頭上は、いつでも青空。

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 キャビン。

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 ドリンクサービスが回ってきたので、コーヒーを注文して、空港で買っておいた「月でひろぅた卵 山口夏みかん」というお菓子をほおばる。

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 スマホをWi-Fiに接続させて、ANAのアプリを見る。飛行経路。国東半島をかすめて、愛媛県上空、という所。

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 コクピットからは、こんな感じで見えますよー、という前方の風景もある。もっともこのフライトではそうはなっていないはずだが。

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 リアルタイムのTVもある。これは日テレNEWS24。大谷 翔平の通訳のスキャンダルを報じている。他にCNNやGAORAなどもある。
 ビデオプログラムも多数あるが、一方でオーディオは、機内誌「翼の王国」の一部をCAが朗読するプログラムだけ。オーディオは引き続きシートサービスで、という事だが、洋楽(ポップス・ロック等)はない。

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 頭上のTVでは、GAORAを放映していた。前日の阪神vs広島戦の録画。

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 徳島付近はちょっとだけ地上が見えた。空港も確認。離陸から23分。

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 渥美半島のあたりでもう降下が始まる。もう伊豆諸島だが、何と言う島だろう?

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 手前が利島、奥が鵜渡根島。

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 房総半島上空。戸面原のダム湖。

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 さらに北上して、木更津市の上空にかかる。館山自動車道の上を横切る。

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 木更津駅。

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 東京湾上空に出て、アクアライン・海ほたるをすぐ右に見る。

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 風の塔。という事は、羽田のランディングはA滑走路・R/W34Lだ。

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 D滑走路。航空母艦のよう。

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 山口宇部空港の離陸から1時間12分、14時ちょうどに着陸。この後ターミナルの北側を回り込んでいく。降機後はバスになるとアナウンスが入る。

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 ソラシドが3機並んでいる。その向こうでは、新サテライトが工事中だ。

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 定刻より早く、14時09分に84番スポットに入った。もっともこの後バスに乗り換え。2台口の1台目に乗車。

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 席は全部埋まった状態で、立ったまま撮影しています。窓のブルーがかなり濃い。
 途中、スターウォーズ機のトーイングを待ったりして、ターミナルまでは5分かかった。

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 バゲージクレームは、案外人が多かったですかね。

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 到着ロビーは、昼を過ぎたばかりだと、羽田と言えどもそんなには多くないかも。

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 京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅のホームドアには、次の列車の情報が表示される。

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 14時37分発の急行に乗れました。605F。この列車は印旛日本医大からの特急で着いて、すぐの折返しになる。

 という感じで、多少のハプニングはあったが、中国地方の旅は終わりました。
 そういえば、今回の旅先の鉄道はほとんどがJR西日本になったが、全体的な印象としては、鉄道としては切羽詰まった状況にあるなあ、という路線と、やりようによっては、もう少し何とかなるんじゃないかなあという路線(芸備線広島口・宇部線など)と、様々あると感じました。純粋なローカル線のみならず、山陽本線も、以前の岡山県内でもだったが、特に山口県内は本数がだいぶ減ってきていて、冴えない印象は否めず。中国地方は他にもまだ、しばらく乗っていない路線がいくつもあるし、姫新線も残してしまっているが、じっくりと訪れたいと考えています。そこまでに、少なくとも今のダイヤが維持されていると、良いのだけれど。

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 JR四国の新社長に、四之宮 和幸専務が就任する事になりました。現在の西牧 世博社長は、会長になります(なぜかJR四国の公式WEB上では、今日現在ではリリースを確認できない)。四之宮氏は1989(H元)年入社で、国鉄時代を知らないという事になります。国鉄分割・民営化からもう37年、JRのグループのどの会社も、もう上も下も、国鉄時代を経験していない人材がほとんどになってきています。四国もご多分に漏れずローカル輸送は深刻な状況で、四之宮氏は「利便性向上を図りつつ、今後の在り方について協議したい」という意向のようだが、どのような解決策を示す事になるのでしょうか。

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21日 ソフトバンク 今宮 健太 1イニング2三塁打 78年ぶり3人目
22日 江東区長選挙公職選挙法違反事件 前区長に連座制適用 立候補5年間禁止の判決
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№2803 中国地方 ローカル線めぐり 5.35年ぶり より一層ひなびた小野田線

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 最終日になりました。今回の中国ローカル線紀行、最後は小野田線です。

 4月11日(木)

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 この日は妻崎駅から始まります。泊まったホテルは家電量販店などが並ぶ国道沿いの一角にあったが、駅は歩いて15分程の静かな住宅地の中にあります。もちろん無人駅。
 長門本山への支線に乗らなければならないから、ホテルの朝食は後回しにしています。
「青春18きっぷ」シーズンは前の日に終わっているから、今日は全部運賃を払って乗る事になります。小野田線だけなら、そんな大した額にはならないはず。

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 便数は、これだけ。電化された路線としては、かなり少ないです。妻崎駅は行き違いができるが、行き違いがあるのは18時05分の1回だけ。

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 長門本山直通の1223M。クモハ123-3の単行。以前は可部線で使われていた車両。3人先客があったが、2人は雀田で下車していった。

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 その雀田で、小野田からの1222Mを待つ。向こうもクモハ123-6の単行。乗り換え客はいない。

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 1日3往復だけの、長門本山への支線。住宅地というか、農村地帯というか、沿線は両者が混在した感じ。

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 長門本山駅に進入。カーブが少々不自然で、遠い昔は側線があったようだ。

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 長門本山駅に到着。
 ここは30年以上前、平成の世になって間もなくの1989(H元)年5月8日に来ています。雰囲気は、そんなには変わっていないかな。

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 ちょっと見づらくなっているが、こんな駅でも、駅前には観光案内図がある。観光には到底使えないダイヤになって久しいが、いつからあるのだろう。

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 もう少し離れた所から撮ると、右手にバス停があります。

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 船木鉄道バスの小野田駅~本山岬路線が、駅前を経由していきます。こちらは本山岬行。

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 反対側の、小野田駅行の時刻表。頻発とは言えないが、それでも便数はそれなりに多く、日中も便があります。ただ、バス停の名称とか、路線図とかは、だいぶ色褪せて読みにくくなっているのに、そのまんま。

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 海に面していて、道路の反対側には築堤があるが、その築堤には、長門本山支線を描いた大きなイラストがあります。

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 その傍らにはクモハ42の写真があるが、一昨年掲げられたばかりだ。

 これから雀田折返し運転の、1322M~1323Mと乗って行きます。1322Mは、乗客は他に5人いました。皆女性で、うち3人は高校生。

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 雀田駅。駅舎は昔からのものだが、比較的最近、改装されたようだ。

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 雀田駅の時刻表。3方向とも本数が少ない。

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 長門本山へ戻ります。宇部新川からの1225Mからの乗り換え客はなく、1323Mの乗客は、終始自分一人のみ。

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 クモハ123-3の車内。長ーいバケットタイプのロングシートが続いている。

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 クモハ123-3の銘板で、国鉄時代最末期の改造だが、上のプレートもひたすら「日本国有鉄道」のまま。

 宇部新川直通1224Mで妻崎に戻る。今度は、長門本山から18人、浜河内からは3人の乗車があった。大半は高校生。

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 長門本山駅の駅名標。これは標準的なJR西日本のスタイル。

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 一方の雀田駅は、デザインが全く異なる。近くにある大学のスクールカラーだそう。宇部新川からの1227Mからも、学生が大勢降りてきた。

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 ここでまた、年齢が思いっきりバレそうな画像を並べてみました。平成になってすぐ、1989(H元)年5月8日の撮影です。クモハ42がまだ現役だった頃。国鉄時代末期は黄色の警戒色が入っていたようだが、この時は茶色一色だった。重圧なボックスシートが並ぶ様が旧型国電の黄金時代をしのばせるようでいいですねえ(ただしひじ掛けがない)。長門本山駅自体は今とあまり違わないが、自転車がズラリと並んでいるのが今と全然違う。長門本山発着が朝晩だけだったのは今と同じだが、当時は朝方6往復・夕方~夜間に5往復(他に土曜のみ日中に1往復)ありました。

 いったんホテルに戻ってモーニングにして、チェックアウトして再び妻崎駅に戻ります。今度は小野田へ。

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 9時35分発1229M。クモハ123-6。阪和線羽衣支線で使われていた車両。同じクモハ123型でも、先のー3とは、パンタの位置が逆だ。

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 小野田駅。

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 なんと!この駅はもう、最初から駅員がいない!
 いや、まったくいないのではなさそうだが、もう常駐はしていないという事のようだ。さすがに驚いた。かつてはブルトレも一部停車していたのに(1989(H元)年3月改正では〔みずほ〕が停車していた)、ローカル線だけでなく、幹線も凋落が著しい、と感じずにはいられない。

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 駅員はいないけれど、そば屋はオープンしている。

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 宇部新川までは乗車券を買う必要があるが(宇部・小野田線はIC不可)、この付近は大都市近郊区間ではないから経路通りに買わなければならないはずで、小野田線経由だと240円になるはず。しかし運賃表には宇部経由しか記されていない。ともかく200円切符を買って、宇部新川に戻る事にする。

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 宇部と同じく、小野田駅の時刻表も寂しい。

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 駅前の通りには船木鉄道のバス停があり、前述の長門本山経由本山岬への路線の時刻も掲載されている。他にサンデン交通バスも入ってくる。

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 小野田線が発着する3番線は、行き止まり。

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 また、山陽本線とはつながっていない。直通運転はできない、という事だ。

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 駅舎側にもホームらしき跡があり(たぶん旧1番線)、線路が残っている。だから、かつての小野田線は駅舎側に発着し、山陽本線は2面4線だったが、山陽本線も本数が減っているので、かつての下りの副本線を小野田線に転用した、という事ではないだろうか(そうすれば、少なくとも山陽本線下り列車と小野田線は同じホームで乗り換えができる。)。
 ただ、両路線とも便数が大幅に減って、駅員の常駐もない、のなら、ここでももう一段のコンパクト化が合っても良いのではないか、と強く感じられました。

 折返し1230Mで小野田を後にする。山陽本線上り3324Mからの乗り換えは、決して少なくはなかったが。

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 小野田港。その名の通り港に面している。この付近は工業地帯という感じだし、船も多い。小野田港は立派な駅舎が建っているが、どうも今は使われていないようだ。ここに限らず、駅舎はどこも必要以上にみすぼらしく見えてしょうがない(雀田は違っていたが)。

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 居能で宇部線に合流する直前、厚東川を渡る。

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 宇部新川駅は、少なくとも到着時点では駅員がいた。先に小野田で買った200円切符は、そのままで良いという事だった。小野田線経由で着いた事は分かっていたはずだが。特例があるのだろうか?

 小野田線に関して、今後はどうする?と問われても、正直、ウーンと唸ってしまうしかない。学生の利用は長門本山支線を含めて少なくはなく、雀田では大学に通う学生が数多く降りていくのを見ているから、通勤・通学に存在意義を求め続ける事になるのだろう。昼間に3時間以上列車がなく、最終列車が大幅に早まっている(宇部新川発は19時23分)現状を見ても、日常の生活にはあまり利用されていないように見えて、しばらくはジリ貧が続くのではないか…。

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 宇部新川駅の駅舎。なりは大きい。

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 宇部市の中心部はやはり宇部新川の方で、市営バスの拠点となっている。新山口へ行く、セレガ使用の特急便もあるほどだ。

 という事で、JR西日本・中国地方のローカル線めぐりは、今回はここまでです。
 この後ここから山口宇部空港に向かい、ANAのB737-800で帰ります。

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 京成が今日、今年度の設備投資計画を発表しました。関東大手では今年度ラストです。まず別リリースで、3200形の2025(R7)年冬導入が発表になった。イラストを見ると、顔つきは3100形の扉を中央部に移したような感じで、「2両単位でフレキシブルに編成両数の変更を可能にする」としている(車種構成は不明)。先頭部は、座席は設けられないようだ(腰当てはあるみたい)。防犯カメラを各車両3台搭載するとともに、京成では初めて、非常通報装置に連動して、防犯カメラの映像が乗務員室で確認出来る機能を採用する。投資計画においては、3200形は、今年度は6連1編成。ホームドアは京成高砂・青砥・鬼越の各駅への設置を推進。勝田台駅南口は、エレベーター設置工事が完了。大森台はエレベーター・バリアフリートイレの整備に着手する。押上線京成立石駅付近の連続立体化と、本線荒川橋梁の架け替え工事を引き続き推進する。また成田空港輸送強化を図るため、宗吾車両基地の新工場建設工事を推進する。投資総額243億円は、昨年度比+52%の増だそう。
 関東大手は、今年度は京成・東武・京王で通勤車両の新形式車の導入の発表がありました(東急大井町線もそうなるかも知れない)。導入時期は多少バラつきがあるが、今後の利用者の日常の足として活躍する事が、大いに期待されます。

《What's New》
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