№2886 11月最初の旅は広島路 1.のぞみで西へ

 11月も弾丸旅行月間となって、まず4~5日は広島方面へ。呉線に乗る、という事もありました。当然、翌日になってしまうのだが。

11月 4日(月)

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 最初は9月に博多、10月に岡山まで乗った〔のぞみ51号〕を想定していたが、この日は1本早い〔のぞみ181号〕に乗れました。いつもは〔のぞみ239号〕として新大阪止まりだが、この日は博多まで延長運転。しかも福山停車。西条の宿泊を予定していたが、〔51号〕は福山通過、岡山で〔さくら571号〕に乗り換えなければならず、しかも普通列車の接続もあまりよくなくて、西条の到着が遅くなってしまうのでした。
 西日本のN700系で、①号車の783-5011に乗車。3連休の最終日とあって、自由席は混雑していて、窓際も通路側も全部埋まってしまっていました。まあ、空席があっただけまし。
(来年、自由席が1両減ると、特に新横浜からだと自由席の確保はさらに難しくなりそう)

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 夕食は、崎陽軒のシウマイ弁当♪スィーツも、崎陽軒の月餅にしました。

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〔のぞみ〕の車内。

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 名古屋で〔ひかり651号〕を追い抜き。
 もう暗いし、あまり書く事はない。

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 福山到着。通過線方式の相対式2面4線。

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 糸崎行1763Mに乗り換える。この列車はまだ115系。モハ115-1034に乗車。

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 その車内。

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 糸崎で347Mに乗り換え。広島側の227系。思えば糸崎で乗り換えなんて中途半端だ。次が新幹線停車駅でもある三原、なのに。

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 227系は、車端部がロングシート。

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 山陽本線を中心とした、JRの路線図。ブルー地はICOCAを始めとするICカードで乗れるエリアだが、設定がどこか中途半端な気がする。

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 この「きっぷは目的地まで正しくお求めください」の但し書き、そういえば、と今気が付いたのだが、これが列車内にあるのはひょっとしたら、JR西日本だけではないか?関東地方では、少なくとも車内では(JR以外も含めて)一切見ないのだが。今後他地域でもあるかどうか、注意してみたい。

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 夜の西条駅。21時34分着。〔のぞみ51号〕からだと22時12分になっていた。

 この日は駅前のホテルに宿泊、明日を待ちます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 通天閣が、南海電鉄の子会社になったそうです。こんな事、あるのか、と思った。大阪の方々はどう思います?

《What's New》
 4日 労働組合JAM 春闘方針案策定 月15,000円以上の賃上げ要求
 5日 中野サンプラザ跡地再開発見直し案 中野区議会で提示
 韓国の「非常戒厳」は、寝ている間に起きて、起床の直前に終わった事なので、「そんな事あったの?」というのが、正直な所。別に暴徒が群れを成して街の中を暴れまわっていたわけでもなく、国の元首が究極の宣言を発出するにはあまりにも唐突で稚拙、だったのは事実でしょう。とりあえずは韓国の内政で解決してもらわなければならないが、これが日本などとの関係を必要以上にこじらせる事にならなければ、良いのだが…。旅行を急遽取りやめ、という人が多かったようだが、航空会社の運航には影響は出ていないようで、ANA・JALは、特に運航状況を告知していない。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2879 またも弾丸旅行 松本へ 3〔終〕.辰野まわり中央線 後半にはアクシデントも

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 昔の中央本線は、岡谷~塩尻間は辰野を経由するルートが一般的だったが、国鉄時代末期になって、塩嶺トンネルを通過する新ルートが開通して以降、岡谷~辰野間は飯田線直通列車がある程度の本数で運行されるが、辰野~塩尻間は、完全にローカル線に転落する事になりました。民営化の時点では一時、クモハ123形の単行が走っていたほどなので。
 松本からの帰りは、このルート経由で行きます。もう少し松本で時間を使いたかったが、塩尻発13時00分の次は16時00分発になってしまって、帰りが遅くなりすぎてしまう…。

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 その塩尻13時00分発156Mに間に合う松本発は、12時32分発の小淵沢行1530Mになります。211系6連。

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 長野を中心とした路線図で、JR東海や西日本(大糸線)、しなの鉄道やトキめき鉄道も記されています。東京都内から新潟県の西端までカバー。

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 塩尻からの156Mは、クモハE127-109×2連。左のJR東海313系は、先に松本を発ち、塩尻で27分停車している、中津川行1828M。どちらもワンマン列車。

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 塩尻を発つと、旧塩尻駅構内をゴトゴト走って、今の本線と別れていく。

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 山腹に沿って、どんどん高度を上げていく。少し分りづらいが、真ん中を現在の本線を貫いていく。

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 旧線は勾配も多いがカーブも多い。

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 振り返れば、今走ってきた路が、山腹を走っているのが分かる。

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 トンネルの手前に東塩尻〔信〕の跡があったはずだが、不覚にも見落としてしまった。

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 小野駅。線路もホームも草生している。
 ここで4人おりて、残った乗客は4人のみになってしまった。

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 信濃川島は棒線だった。

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 塩尻から22分で辰野。構内が相当広い。昔は貨物列車が多かったのだろうか?現在はほとんどの線路が使われていない。

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 辰野駅の駅舎。現状の運行の規模の割には、成りが大きすぎる気がする。

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 駅員がいる時間の案内。今時駅員がいない時間がある駅は珍しくもないが、朝方の通学の時間帯に、窓口に駅員がいないんだ。

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 現在の辰野駅の時刻表。飯田線、および飯田線から直通する岡谷方面への列車が圧倒的に多く、塩尻行は9本しかない。
 ここは東日本と東海の共同使用駅、の形になるはずだが、見た限りでは、東海色はほぼ感じられない。現れる列車は東海の方が圧倒的に多いはずだが。

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 現在、辰野町内を走るバスは、町営バスが2路線のみ(1路線は原則辰野駅は発着しない)。全便休日運休。その町営バスが、駅を挟んだ駐車場に留め置かれていました。バスといっても白一色のワゴン車、白ナンバーだし、「バス」という雰囲気がほとんどない(1番線ホームから撮影)。

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 天竜峡からの221M。クハ313-3013×2連。当然?東海→東日本への乗務員の交代があり、東日本区間では車掌も乗務する。東海の乗務員がそのまま中央線まで運転していくのかと、勝手に思っていたが。

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 辰野~岡谷間も、あまり変わらない。よくこんなルートを、〔あずさ〕や〔アルプス〕、貨物列車が多数行き交っていたものだ。低規格の路線では、遅かれ早かれ、新線の建設が行われる事になったはずで、ローカル線転落は止む無しか。

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 岡谷駅。後方の高架橋は長野自動車道。

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 現在の岡谷市内の交通の中心は、コミュニティ系の「シルキーバス」。アルピコタクシーが受託している。路線によって程度の差はあるが、土休日の運行は確保されている。

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 そのアルピコタクシーの車庫は、駅のすぐ近くにあります。フジエクスプレスのセレガ高速車が待機している。15時30分発新宿行だろう。

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 しかし、特急も停車する市の代表駅なのに、現状の公共交通はお寒い。現在、通常の一般路線は茅野からのアルピコ交通(旧諏訪バス)のみで、土休日運休になっていたところに、10月からは平日も一部減便が発生してしまった。

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 この結果、茅野行のバスは平日の10便のみ。このバス停、「諏訪バス」の文字が残っている。

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〔あずさ〕最大のライバル、中央道高速バスは毎時1本の運行がある、のだが、14時30分発アルピコ便は運休中。なので駅前に現れる事はなかった。

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 バスだけでなく、駅前のショッピングセンター「ララオカヤ」も閉店して久しいようで、岡谷市もまた、寂れゆく中小地方都市のひとつなのか、と思ってしまった。「イルフ童画館」を観光の目玉にしたいようだが。

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 岡谷駅のホームには、長野県のJRを代表する列車の横断幕が掲げられていました。パンデミックが一息ついた頃のもの、だろうか。

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 岡谷からは14時45分発塩山行440Mに乗車。221系6連。この列車は4月29日に塩尻から乗ったばかりで、№2830でも書きました。
 この時は東山梨で降りていたので、今回は春日居町で降りようとか、考えていたのですが。

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 高架線から見る諏訪の町並みと、少し分りづらいが諏訪湖。

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 茅野駅の構内で並んでいた、東日本の211系と、東海の213系。兄弟だなあ。

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 前回と当然同じく、富士見で14分も停車。そのさなかに撮影した、440Mの211系6連。

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〔あずさ38号〕の通過待ちも同じ。440Mは小淵沢までは逃げ切れるはずだと思うのだが、小淵沢駅構内の配線でそうはいかないようだ。

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 韮崎が近づいて、左手には金峰山や瑞牆山を見る。
 この日は午後から曇天になって、八ヶ岳や富士山は見えなかった。

 さて、前回と大きく異なる事になったのはこの先。竜王が近づいてきたと思ったら、ブレーキがかかって(「急」とまではいかなかったような気がしたが)、床下から突然「ガン、ガン」と物音がした。

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 放送では「踏切で事故」という。右下には、運転士・車掌の他、警察官も姿を現した。

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「人身事故」だって。人生で初めて、直接体験する事になった。後方の踏切には、消防車の姿も見える。アナウンスでは「野次馬で見に来ないで」とか言っていた。私には野次馬根性はないから、自分が座っている所から、時々窓を開けて様子を眺めるだけ。

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 だから状況の詳細は分からないが、「負傷者の救出を行っている」とかのアナウンスもあった。一方で列車の機器の点検も行われている。

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 さらに、1時間以上も停車する事になったから、車内にも救急隊が入ってきて、「体調が悪い方はいませんかー」と声をかけている。この列車は2か所にトイレがあるからまだ良かった。ない列車で、人里離れた場所に止められたら、もっと大変だったろう。

 結局18時少し前、大きなホイッスルが鳴って動き出すまで、1時間45分も停車していた。
 前にも書いたが、私は私鉄乗務員時代も、軽微な踏切事故の経験はあったが、人身事故の処理は行った事はない。また、他社線も含めて乗客として居合わせた経験もない。他人事のような書き方になってしまうが、「人身事故が起きると、こんな事になるんだ…」と、改めて思い知らされました。

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 ちなみに、この時のJR東日本のアプリに掲載された、竜王付近の運行状況。なぜか当事者の440Mのアイコンがない。下り〔あずさ〕も大幅な遅れだ。

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 結局440Mは甲府で打ち切り。もう18時を回っているし、普通列車の運行もこの先どうなるか分からず、やむなく甲府→八王子間は〔あずさ42号〕を利用する事になる。座席未指定券を購入して乗車。この列車にしても、2時間の遅れだ。

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 本来は八王子までノンストップだが、大月で臨時停車し、前方に〔富士回遊48号〕を連結する。富士急にまで影響が及んでいるとは思わなかった。あるいは大月でひたすら待っていたのか?

 こうして八王子には19時10分着。通常ダイヤでの普通列車乗り継ぎより、30分近く遅くなってしまいました。やれやれ。
 この先は横浜線経由で帰宅の途に。

 こんな感じで、急遽決定の松本弾丸旅行は終わりました。アルピコの20000系は、今回は撮影だけに終わっているので、いずれキチンと乗りに行きたいですが、いつになりますかね。

 実は今週、福井に行きます。そして、北陸新幹線〔かがやき〕に乗ります(しかも敦賀から)!遠くに行く事は、やめられない…!

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《What's New》
22日 新型コロナウィルス患者数 3か月ぶりに増加
23日 サッカー天皇杯 ヴィッセル神戸 5大会ぶり2度目優勝
24日 楽天 田中 将大 退団の意向 動画投稿サイトで公表
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)旅行

№2876 またも弾丸旅行 松本へ 1.〔あずさ〕〔しなの〕の旅路

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 山陰から帰ってきて、まだ一週間なのに、また「弾丸旅行」!?
 行きたい時に行く!行けるうちに!?

 今回は長野・松本です。アルピコ交通(旧松本電気鉄道)上高地線に乗りに、前夜から行きました。
 ただ、先に特急券を買っておいたのは失敗だったかもしれない。そのあとにホテルを探したが、松本付近は皆満室。塩尻や諏訪あたりもなく、結局、9月に日帰りで行ってきたばかりのしなの鉄道の沿線・屋代にかろうじて空室を見つけました。先にホテルを確保しておいたなら、北陸新幹線経由にしたとは思うが、仕方なし。

10月21日(月)

 新宿から〔あずさ45号〕で出発します。

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 新宿駅のコンコース。

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 353系では、このような表示が繰り返される。しかし、前週に乗った273系と比較するとスペースも小さいし、何度も書いてしまうが、JR東日本はどの車両も、その小さなスペースに、いろいろな情報を詰め込みすぎ。
 11号車のモハE353-6に乗車。

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 出発直前の車内。なお、353系に乗るのは、実は初めてではない。富士急線内のみ、〔富士回遊〕で乗った事がある(その時はJRは「青春18きっぷ」だったので、大月から中央本線は普通列車への乗り換えだった)。

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 座席下にはコンセント。273系もだったが、もはや新幹線も在来線も、1席に1つは、当たり前になりつつある。

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 10月後半の18時過ぎではもう暗くて、だから車窓に関しては記す事があまりない。新宿を発ってすぐ、東中野付近から見る新宿のビル群。立川まではノロノロ。
 意外だったのは、その立川の下車が結構多かった事。「ライナー」的な利用だが、帰宅時間とはいえ、松本行特急で、新宿→立川間1区間のみの利用が多いとは思わなかった。〔はちおうじ〕〔おうめ〕の設定も、この利用方を反映しているのか。八王子も同じ。乗車も少なからずあったが、全体的には空席が多くなったかな、と思う。

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 この列車は、ワゴンサービスがある。

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 これは事前に買っておいた、チキン弁当。

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 これが、ワゴンで買った「カチンコチンアイス」。なお、〔あずさ〕ではホットコーヒーの提供はない。

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 勝沼付近、急こう配を下る最中、左手に見る甲府盆地の夜景。

 甲府でもかなりの下車があり、窓上のランプは、空席を示す赤が一気に増えた。一方で、甲府から乗り込んだサラリーマン?らしきスーツ姿の男の方々が、ワゴンサービスからビールを買い込んでいた。アルコールのにおいが立ち込める。全体的には、空いてきた事もあって静か。

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 ちょっと見づらいが、仕切り上部の表示には、湘南新宿ラインの遅延が表示されていた。新宿からどんどん遠ざかっていくのに、無意味だろう。この先の各線の状況こそ知りたいはず。今後はこの運行情報の提供の在り方も(353系に限らず、JR東日本に限らず、だが)、再度検討されるべきではないか。

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 しんとした印象の、小淵沢駅。小海線DCの姿はなかった(まだ小海行の列車はあるが)。

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 松本到着。

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 ところで、以前も書いたが、上高地線の乗り換えでは、社名が「松本電鉄」になっている。松本到着前の車内アナウンスもそうだった。アルピコ交通発足からもう13年、なのに。一方で「Suica使えません」みたいな注意喚起は「アルピコ交通」になっていて、統一が取れていない。

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 本当はここで終わりにして、翌朝に備えてゆっくり休みたかったが、山を越えて屋代まで行かねばならない。篠ノ井までは、本当はホームにもあった普通列車で行きたいとも思うが、到着が遅くなりすぎるので、篠ノ井までは、すぐ後を追ってきた〔しなの23号〕に乗車する。小淵沢行1548Mとなる211系と同時の到着。
 最後部1号車の自由席に乗車。

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 最初に購入した乗車券も特急券も松本までだったから、改めて車内で篠ノ井まで買う。しかし特急料金1,200円は、60㎞未満なのに、高い?この区間はA特急料金なので、この金額になるのだが、地方区間だからもう少し安くても、という気はしました。
(なお乗車券の元券は横浜線経由となっているが、全区間東京近郊区間内なので、新宿経由で乗っても何ら問題ない)

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 383系の車内。いよいよ置き換えが視野に入ってきているので、見る・撮る・乗るなら「お早めに」、か?

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 もう真っ暗だが、姨捨からの夜景。これはこれで美しい、です。

 篠ノ井からはしなの鉄道に乗り換えて屋代着。辛うじて、22時を回る前に、駅近くのホテルに入る事が出来ました。
 翌朝はまた、しなの鉄道→〔しなの〕で松本に戻って、それからアルピコに乗ります。無駄ではあるが、致し方なし。それと、塩尻→辰野のローカルにも乗る事にしています(だからアルピコはあまり時間を作れず、この点でも屋代泊まりになったのは、少々痛かった)。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 函館本線で、また貨物列車の脱線事故が起きてしまいました。今の時点では原因は分からない。「レールが破断していた」と報道されているが、今後の事故調査が待たれるところです。しかし、少々まずい事態、ではないか?

《What's New》
16日 「マグサイサイ賞」 宮崎 駿監督が受賞
17日 阿部一二三・詩兄妹らメダリスト 輪島市を訪問
 今日は兵庫県知事選挙の日で、そこへ行くまでの経緯から、全国的な関心も高かったようです(21時55分現在では、まだ「当選確実」は出ていない)。個人的には、LRT西側延伸の是非が争点の一つになった、宇都宮市長選挙の方に関心があった(同時に栃木県知事選挙も実施)が、2030年代前半までに延伸、と公約した現職市長が当選を確実にしています。が、基本的には反対で、やるつもりなら住民投票を行い、否決されたらBRT導入を、という候補も、それなりに多くの票を獲得しています。鉄道ファンだったらLRT延伸賛成、と叫びたくなるが、宇都宮市(に限らず北関東)は自動車の利用が多いし、軌道系となるとそれなりに整備コストがかかるので、疑問を抱く市民が少なからずいる、のも事実なのでしょう。個人的には大通りを行きかうLRTの絵を思い描きたいが、市長の公約通りに事を進めるためには、この先現行区間でいかに実績を上げられるか、がカギとなるでしょう。
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)旅行

№2875 山陰 振り子特急の弾丸旅行 2〔終〕.一畑・ローカル・〔おき〕の山陰路

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 前夜はホテルに入ったのが23時過ぎ(だから№2857は本当にわずかな時間で書きました)。風呂入って床に就いたのは日付が変わってから。そして起床は6時過ぎ。本当に慌ただしい山陰路弾丸旅行だが、ともかく2日目です。

10月15日(火)

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 出雲市までは一畑電車で行きます。松江しんじ湖温泉駅。そろそろ木々も色づき始めてきたでしょうか。

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 なぜか江ノ電の写真がある。一畑と似ているところがありますよ…という所。公式にコラボしているわけではないが。

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 8時08分発電鉄出雲市行は、元東急1000系の1001F。右は〔スーパーライナー〕で着いたばかりの、7000形3連。

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 次の松江イングリッシュガーデン駅では、来年1月13日の引退が発表になっている5110Fが待っていました。

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 右手は農村地帯。

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 左手は宍道湖。

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 秋鹿町でも1000系と行き違い。朝方は晴れていたが、今日は本当に、乗るだけ。

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 一畑口でスイッチバック。一畑へ延びていた跡が残る。走り去っていくバスは出雲市の平田生活バスだが、たぶん回送。

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 今でも「RAILWAYS」は、一畑電車にとっては経営のよりどころ、なのかなあ。もう14年前だが。雲州平田駅。

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 旅伏駅。実は、日本全国で「旅」の漢字が入った駅は、この旅伏のみ。この駅名を集客に活かす手、ありません?

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 川跡の名物、3本並び。真ん中が松江しんじ湖温泉行、右は出雲大社前行。

 こんな感じで、電鉄出雲市駅に到着すると…。

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 小田急のロマンスカーミュージアムの広告ポスターがありました。現在開催中の、他社で再生されている小田急車両、がテーマのようだが、なぜ一畑5000系?車体は元京王5000系、台車は旧営団3000系だが、どこかの部品で、元小田急がつかわれているのだろうか(ことでんもあるが、冷房装置が元NSEらしい)。

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 ここからがJR。出雲市駅のコンコース。

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 一角のモニターでは、273系〔やくも〕のプロモーションビデオが流されています。

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 ここから、山口線経由で横浜までの乗車券を購入、するのだが、券売機では(当然だろうが)山口線経由は提示されない。窓口で購入する事になるが、ここはまだ良いが、最近では比較的大きな駅でも窓口が開いていない所が多いので、比較的経路が複雑な乗車券の購入はどうしたら良いのか、事前に考えておく必要があるだろう。山口線経由で横浜市内までの乗車券は、14,410円。

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〔サンライズ出雲〕は、車両不具合の影響で前日の出雲市発から、計画運休に入っている(運行されていれば、前日の〔やくも27号〕とは新見で行違っていたはずだった)。三連休の最終日に運休が発生するのは、痛かったのだろうな。

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 出雲市9時40分発〔やくも12号〕。273系4連。

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 ホームに掲げられた、鳥取・島根のJR線の路線図。ここでは、布原は伯備線の駅になっている(芸備線は記されていない)。

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 米子行282M。115系2連。岡山で227系の導入が進んでいるので、あるいは213系あたりが玉突きで転用されてくるのではないかと思っていたが、今のところはそのような動きはないようだ。

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 東京からの〔サンライズ出雲〕が、定刻に着きました。降り立ったお客さんが、バシバシ写真を撮っている。「ブルトレブーム」の頃の駅のホームの熱狂も思い起こされる(そこまではいかないか)。クハネ285-6×7。

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 本当は新山口まで、全て普通列車で行きたかったが、本数が少なくなってきていて、浜田からは〔スーパーおき〕を利用せざるを得ない。せめて浜田までは普通列車で行きたい。327Dはキハ120-310の、単行…。

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 キハ120には、運転士がハンドルをキコキコ回す形で行先方向幕があるが、その順番を記した表。これを見ると、運用区間は米子~益田間と、木次線。廃線になって久しい三江線の駅名もみられるが、鳥取方面や長門市方面、山口線、さらに一部DC列車がある伯備線の駅名はない。

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 西出雲の車両基地には、381系の隣に283系の姿があるのが、わかるでしょうか。

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 やはりローカル色は濃くなるが、やはり「本線」という事か、ところどころでは、線路の整備状況は良い。特急も走るわけだし。

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 田儀~波根間では、右手に日本海が広がるのを見る。

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 大田市を過ぎて、静間は、以前は行き違いができた駅のようだが、今は棒線化。

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 車内は、旅行者でそれなりに賑わっているようにも見えた。〔サンライズ出雲〕からの乗り換え客も多いと思う。逆に、地元の人はどの程度乗っているだろうか?

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 海沿いの集落では、黒の瓦屋根が目立つ。山陰らしいと、私は思っています。

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 江津到着。右側に三江線の線路があったと思うが、完全に草木に埋もれてしまっていて、跡は判然としない。
 江津からは、早い帰宅の学生などの乗車が多くありました。

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 浜田到着。いつ以来だろう?今は近代的な、橋上駅舎。

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 来年3月グランドオープンの、広島新駅ビル「minamoa」(ミナモア)のCMが、駅舎内にありました。

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 でも広島まで鉄道で行くのは、現状では非現実的。大回りにすぎる。これから乗る〔スーパーおき3号〕+〔のぞみ38号〕でさえ2時間52分。やはり広島駅新幹線口まで2時間20分の高速バス〔いさりび号〕が現状ではベストで、せめてJRのバスで行ってもらいたい、という所だろう。12時30分発がJRバス中国便。

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 駅の北側には、かつては重圧な機関庫があって、〔出雲〕けん引のDD51が見られたりもしたが、もうその面影はない。車庫としては機能しているが。

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 その〔スーパーおき3号〕。自由席のキハ187-1004に乗車。2連のミニ編成だが、車掌はきっちり乗務していた。

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 三保三隅を経つと、海の向こうに特徴的な形の高山(須佐の近く)を見る。

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 車内。キハ187系には今回初めて乗車したが、やはり少々古びてきているのかなあ、という印象はあった。コンセントもないし。ただ乗り心地は、正直273系よりは良かった気がする。揺れはあるがゴツゴツとはしなかった。線形にも拠るのだろうが。

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 キハ187系にも、フリースペースがあった。

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 益田から山口線に入る。津和野で〔スーパーおき4号〕と行き違い。それから、車掌がここで交代になるとは意外だった。
 放送は、日本語は車掌の肉声+自動の英語放送というスタイル。

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 津和野を発ち、急こう配を駆け上がっていく。山の中腹に神社を見る。

 出雲市~益田~宮野間は、先日のJR西日本の閑散線区の情報開示でも、民営化初年度比で30%前後まで利用が落ち込む、「本線」とは言いながら引き続き厳しい状況が示されました。北海道などと違って完全な無人地帯、というわけではなかったし、〔スーパーおき〕〔スーパーまつかぜ〕も走るから都市間輸送の性格もないわけではなく(新幹線連絡もあるし)、何とか維持は図られるのではないか、とは思う。が、現在整備途上の山陰自動車道が全通すれば、特急だってどうなるか分かったものではない。快速が全て廃止になっている事でもわかる通り、地域輸送に関しては今後も厳しいはず(何しろローカルはキハ120形の単行で間に合ってしまうのだから)。後々への方策は、今のうちに真剣に考えておくべきでは、ないでしょうか。

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 新山口定時到着。山口線ホームは、片方(3番線?)は使用していない。春先に乗った宇部線のホームと同じだ。

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〔のぞみ38号〕。JR東海のN700S系。

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 徳山。通過。

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 N700系の車内。

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 新横浜到着。新山口から4時間03分。さすがに早いよね。

 こんな感じで、山陰弾丸旅行は終わりました。久しぶりに山陰本線や山口線に乗れて満足。ただ、やはり出費が…。

 のはずが、この一週間後、また弾丸旅行をやらかしてしまうのです。次は松本。それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 京急・京成・北総・東京都浅草線では23日にダイヤ改正を行うが、京急の全線時刻表がPDF形式で、公式WEBにアップされました。マニアックな視点では、平日ダイヤで早朝の神奈川新町5時19分発青砥行特急(現行521H)と、押上発6時11分始発成田空港行アクセス特急(現行605K)が一本化されるが、新ダイヤでは京成の編成での運行になります(505K)。また、土休日の神奈川新町5時19分発青砥行特急は、現行の京急編成(553H)が、新ダイヤでは京成編成(503K)になります。神奈川新町で京成の編成が滞泊することになるが、送り込みは、平日の青砥23時18分発神奈川新町行特急(2370H)が、京成高砂23時10分発普通~特急(2302K)になります。土休日は分からなかった。送り込みは回送か。なお、現状で平日に運行されている、泉岳寺始発京急久里浜行特急(1710K)・京急久里浜発成田空港行特急~アクセス特急(2011K)は、新ダイヤでも京成の編成で運行が維持されます(列車番号も同じ)。

《What's New》
13日 みずほフィナンシャルグループ 楽天カードに14.99%出資を発表
14日 EU メタに制裁金7億9000万€(≒1300億円)科料 公正競争妨害理由
15日 静岡県小山町観光バス横転事故 調査委員会が報告書公表
 観光バス事故は一昨年、富士山五合目から下るバスが横転して死傷者を出した事故で、下り坂でフットブレーキを多用した結果、「フェード現象」が起きてブレーキが利かなくなったとしています。ドライバーには、「フェード現象」について先輩から聞いてはいても他人事だったし、フットブレーキを踏めばいつでも止まれるという誤認識があった(「自己流の運転だった」)と、また、経験しないと理解できない運転上の危険性を理解させる指導が行われていない、など、出発前の会社・運行管理者の指導・指示も適切ではなかったと指摘しています(なお、報告書では事業者名は公表されていない)。 
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№2874 山陰 振り子特急の弾丸旅行 1.初乗り 273系〔やくも〕

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 先月は2度にわたって、月曜日仕事終了直後出発→宿泊→翌火曜日休みで乗り歩き、の「弾丸旅行」を繰り返してしまいました。効率が悪くてカネもかかるのも事実で、もう少し日程が欲しいのが正直なところだが、新しい職場に移って半年もたっていないから、有給がないんですよ。公休も飛び飛び(今の私は火・金曜日)だし。
 今回は山陰です。今春ダイヤ改正の数ある目玉の一つに、〔やくも〕用新型車両273系のデビューがありました。岡山発時点でもう真っ暗になってしまうが、ともかく乗りに行きました。

10月14日(月)
 今回も、3連休最終日の月曜日の夕方、出発です。

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 東海道新幹線は、開業60周年を迎えたばかりでした。新横浜駅ビルのコンコースに掲げられた、60周年記念の大型タペストリー。
 この日も、9月に博多まで乗り通した〔のぞみ71号〕。今回は指定席を取りました。結果的に、正解だったみたい。しかし、弁当を買おうと右往左往している間に列車が来てしまって、列車そのものの写真は、ナシ。5号車・785-5308号車。この日は西日本の編成でした。9月に乗った時は東海だったが、共通運用なのか。

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 その車内。指定席車だが、やはり混雑している、という雰囲気は感じてもらえるでしょうか。

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 そんなこんなで、ホームの売店で買い込んだ、崎陽軒のチャーハン弁当。980円。

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 今日は岡山で下車。

 岡山からの〔やくも27号〕は、クモロハ272-3×4連。〔やくも〕は今春から全車指定席で、もちろん事前に座席を確保していました。②号車・モハ273-103に乗車。

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 側面の行先表示が車体の真ん中にあるのは、特急車両としては異例。窓との比較で大きさがわかるでしょうか。行先表示は、やはりこの位の大きさは、必要ではないのか。ただ、「やくも」の表示はイラストマークになっているが、「やくも27号」とフルに表記した方が良いかも。

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 その車内。シートが青と緑で互い違いになっていて、カラフル。

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 ③号車には、3台分確保された広い車いすスペースがあります。

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 コロナ禍の後のデビュー、とあってか、抗菌対策についても大きく張り出されていました。Wi-Fiは外国人向けの英語のみ。

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 ①号車にはセミコンパートがあるが、少なくとも新見以北では利用がなかった。
 ほかの普通車は連休最終日とあってか、新見の先でも半分くらいは乗車があったようでした。

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 ③号車には少々狭いが、フリースペースがあります。

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 伯備線や山陰本線の写真集もあります。デッキと隔てる扉とかはないのでやや走行音がやかましくも感じるが、気分転換には良いでしょう(タバコはダメよ)。あとはやはり、自動販売機でいいから飲食物の提供があると、良いのだが。岡山~米子間だけでも2時間以上かかるので。

 肝心の乗り心地なのだけれど、下からゴツゴツする揺れが目立つ気がしました。むしろ山陽本線など、振り子区間ではないところで大きかったような。
 車窓に関しては、もう何も書く事はなく、ひたすら真っ暗。眠りについた田舎町も、これはこれで何となく、旅情みたいなものを感じないわけではないが。この列車は根雨にも停車するが、この駅は乗降は全くなかった。

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 松江到着。もう22時47分。
 この日のホテルは川の向こうで、もうタクシー以外に選択肢がない。10分くらい待たされる事になったのは、松江でもタクシー不足、なのだろうか?

 ともかく新型特急車両に早速乗る事が出来たのは、満足です。
 翌日は山口の方を回ります。一畑にも乗るが、今回は、乗車だけ…。

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《What's New》
11日 ノジマ VAIO買収・子会社化 取締役会議で決定
12日 KADOKAWA・KADOKAWA LifeDesign 下請け「買いたたき」 公正取引委員会が再発防止要求勧告
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№2865 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 4〔終〕.JAL696便(J-AIR)

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「超弾丸旅行」の割に4回も費やすことになったが、17時前に宮崎を出発するJAL便で、早々と帰宅の途に就きます。新幹線で新横浜を経って、24時間経っていないのに。

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 改めて、JRの宮崎空港駅。

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 宮崎空港ターミナル。

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 ターミナル内のJALカウンター。
 羽田便は通常通り出発するが、福岡行3632便は、機材の故障のため欠航、とアナウンスが入っていた。カウンターは慌ただしい。

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 ターミナル中央部の広場に立つヤシの木?は、「ナッシー」というポケモン、なのだそうだ(ソラシドエアにもこれが描かれた機体がある)。どこもかしこもポケモン、だなあ。

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 チェックイン後の時間があるので、展望デッキへ。

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 デッキには、航空大学校のビーチクラフト機が展示されている。元々は仙台の分校で使われていて、東日本大震災の大津波をかろうじて逃れた機体、なのだそう。

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 16時過ぎ、羽田からのJ-AIR機(JAL693便)が着陸。E190は、9年前にアメリカに行った時にジェットブルーで搭乗した事があるが、日本では初めてになります。

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 これを見て、保安検査場に向かう。

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 その保安検査場の入り口の出発案内表示。ここはまだ、ソラリーだ。3632便欠航の表示が、一番上にある。

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 搭乗待合室は、E190だからわんさか混雑しているわけでもないが、それでも旅行者の姿が多い。ビジネス色は濃くない。

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 搭乗開始。上級会員は多かったけれど。
 機内は大半のシートが埋まったが、自分の席番32Kの隣は、幸い誰も来なかった。

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 ちょっと見づらいかもしれないけれど、JRの高架線を、813系が走り去っていくのが見えました。
 出発前のアナウンスでは、「ワンワールドアライアンス J-AIR」と言っていた。

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 ほぼ定刻に出発。

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 離陸するとすぐ海上で、青島を見る。

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 一直線に上昇していくと、はるか南には大きな積乱雲が見える。あの真下は土砂降りの大荒れ、なのだろうか。

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 キャビン。ジェットブルーはモノクラスだったけれど、J-AIRでは前方に1-2アブレストのクラスJ、その後方に2-2アブレストの普通席が並んでいる。

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 ドリンクサービスが回ってきたのでコーヒーを注文、空港で買っておいたレモンケーキを食する。

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 E190ではスマホに配信されるビデオ・オーディオ(ただし「JET STREEM」のみ。今の「機長」は福山 雅治)プログラムがある。

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 その中から、アニメ「葬送のフリーレン」を観てみた。JAL本体でモニターがあるA350やB787ではもう少し話数があるようだが、この機体では第1話のみ(メモリーが小さいのか)。昨今の日本のアニメ好きインバウンドを意識しているのだろう、英語字幕が付記されている。
(不正コピー防止のためか、スクリーンショットが撮れないようになっているので、念のため)

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 今日(9月17日)は「中秋の名月」。南東の方角に、満月がはっきり見えました。

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 右側はひたすら海、だったのだけれど、降下が始まってしばらくして、三宅島・御蔵島が見えてきた。すぐ真下は神津島、だった。

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 房総半島の上空にかかると、もうかなり暗い。「中秋の名月」が、海を明るく照らす。

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 房総半島を横断して、幕張上空から東京湾上空に出る。TDRのオレンジの明かりが目立つ。それと、主翼の上部に、スカイツリーの明かりが見える。

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 さらに、ライトアップされたゲートブリッジ。

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 中央防波堤の埋め立て地の上空から城南島をかすめ、R/W22にアプローチ。

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 着陸し、国際線ターミナルを見てスポットに向かう。ハワイアン航空機がいる。

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 ターミナルまではバスとアナウンスがあり、北側の貨物地区に到着。
 バスは途中、JTA機のスポットインを待っていた事もあり、ターミナルまで5分はかかった。

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 以前もご覧頂いたが、バゲージクレームの紙飛行機。こういう遊び心、いいなあ。

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 京急線で帰宅の途に就くが、京急駅に向かうあたりは工事を行っていて、少々薄暗い。

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 エアポート…ではなくて急行、で帰宅。600形。

 こんな感じで、何とも慌ただしい超弾丸九州旅行は終わりました。でも良い息抜きになりました。晴れて福岡で飛行機の撮影もできたし。JRに関しては前回の通り、特急であってもいろいろ考えさせる部分がありました。
 この後もしばらくは、仕事帰りで出発、翌日には早々と帰宅、というパターンの旅行?を繰り返す事になります。今月も2回ありましたし、来月頭にも予定しています。今月の分は、来月書きます。

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 JR東日本・JR西日本の両社は、利用が希少な地方路線の輸送状況について、情報の開示を行いました。後日改めて書きたいが、状況はさらに悪くなっているようです。久留里線・久留里~上総亀山間では昨日、検討会議が「自動車中心の交通体系に移行した方が良い」旨の報告書をまとめています。津軽線・蟹田~三厩間は再開せずに廃止になりそうな公算だし、これからの数年で、存廃の議論がかなり白熱したものになりそうです。もちろん全部残って欲しいけれど、そんなに甘くはないだろう、とも思っています。列車が走っているうちに、これらの路線を訪ねる事が出来れば。

《What's New》
28日 明治神宮外苑再開発 樹木伐採開始
29日 女川原子力発電所2号機 震災以来13年半ぶり運転再開
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№2865 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 3.九州縦断 特急乗り継ぎで宮崎へ

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 博多から、〔ソニック13号〕〔にちりん7号〕と乗り継いで、一気に宮崎空港を目指します。所要5時間33分の旅。

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 博多駅の「みどりの窓口」は、行列が長い…。焦るほどの事はなかったけれど。券売機は、JRグループ共通のスタイルなので、操作で悩む事もなかった。新横浜で新幹線の切符を購入する時と同じだったし。ただ、行列は何とかした方が良さそう。

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 列車の出発案内がモニターで表示されるが、今一つ分かりにくい(読み取りにくい)気がする。

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 日田彦山線のBRTがスタートして、もう1年経ったのか。
(車両はBYDのEVだけで、エルガミオがない…)

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 3・4番ホームの発車案内表示。

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 そして、〔ソニック13号〕の表示。この通り、大分で宮崎空港行に接続する事が、ホームでも列車でも強調されている事がわかる。もともと〔ソニック〕は〔にちりん〕を大分で分断して生まれた列車で、宮崎へも接続がある事を示す事が必要、と考えているのだろう。JR九州は新幹線連絡(〔リレーかもめ〕と〔かもめ〕)もそうで、2本の列車に一体性を持たせたい、という傾向が強いようだ(もちろん、特急料金も通し)。

〔ソニック13号〕は883系の7連。883系は乗った事があったはずだが、いつ以来かは忘れてしまったなあ。(小倉まで)先頭の自由席7号車に乗車する。クモハ883-5。

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 車内はあまり変化を感じない。「○ッ○ー○ウ○」を連想させるヘッドレストもそのまま。ただし、フットレストは撤去されていた。入線時は窓のカーテンを全部下ろしていたので、車内が少々薄暗い。

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 博多定時出発。博多湾を右に見る。

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 検札に回る車掌は、制帽を被っていない。最近、夏季は乗務員が制帽を被らないところが多くなった。小田急もそう。「勤務条件改善」+「猛暑対策」に違いない。今後もこのようなケースは全国で見られるようになるだろう。

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 さすがにJR九州随一の幹線の特急、となると、早い。125㎞/h出るところも。EF81の貨物列車とすれ違う。運転士も制帽を被っていないし、運転台の右側には扇風機があるようだ。

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 黒崎を過ぎ、右手には帆柱山が見えてきた。
 小倉で方向転換し、7号車は最後部になる。

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 テーブル裏面に貼られた列車の案内。これを見ると、883系は基本的に〔ソニック〕に特化、最初から〔かもめ〕〔みどり〕などに入れる事は考えていなかったようだ。

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 大分県に入ると、農村地帯も見る。多少ゴツゴツした感覚はあるが、日豊本線内でも、さすがに早い。

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 博多から約2時間、別府を過ぎて、左手に別府湾を見る。

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 大分到着。右側にいる〔にちりん7号〕に乗り換え。

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 右の787系が〔にちりん7号〕。左の885系は〔ソニック28号〕。3号車・モハ786-1に乗車。ファーストナンバーだ。

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 車内は、こちらも基本的には変化はないか。フットレストがなくなっているのは同じ。一昨年〔リレーかもめ9号〕に乗った時はあったが、最近撤去されたのか、〔にちりん〕だけなのか。なお、車いすスペースがある座席のみ指定席。

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 しかし、変わったのはここ。自動販売機が使用されなくなり、内部はガランドウ…。

 思えば、この車両が〔つばめ〕としてデビューした時にはビュッフェまであって、JR九州のイメージアップに大きな貢献をしたはずの787系なのだが、4連だからワンマン運転でもあり、正直どこか気が重くなったのは、事実。それと、洗面台に石鹸がない。〔リレーかもめ9号〕の時にも書いたが、特急列車としては基本的にあるべき「設備」の一つでもあり、ましてコロナ禍で公衆衛生に対する考え方が強化された現代では、なおさら問題になるべき事項、ではないか?

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 臼杵が近づき、上臼杵通過の直前で臼杵側を渡る。すでにローカル色が濃くなってきている。単線だし。

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 津久見駅の構内には、使用されなくなった415系(鋼製車体)が、未だに留置されたまま。

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 佐伯が近づき、左には佐伯湾。

 佐伯からは、日豊本線いち、全国でもトップレベルになってしまった「秘境区間」を通過する。6年前にも通っているけれど。しかし佐伯~延岡間は6年前も今も、〔にちりん〕以外の選択肢がほぼなくなってしまっている。普通列車で行きたいのだけれど…。

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 当然中間は皆通過(運転停車もなかった。北川では〔にちりん10号〕の方が待っていた)。島式ホームの上岡。

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 最大の「秘境駅」、宗太郎。それでも時刻表の隣に、787系を描いた広告があるようだ(「36ぷらす3」?)。赤い箱は、最初はポストかと思ってしまったが、集札箱らしい。どの程度乗車券が放り込まれるものやら。それに、その回収は誰がいつ、やるのだろう?なお、宗太郎付近は電波の状況が良くないようで、スマホ・ケータイは要注意、か。

 ちなみに、この佐伯→延岡間の乗客数を数えてみたら、①号車…7人(うちグリーン室1人)・②号車…17人・③号車…10人・④号車…17人 だった。
 乗客は…ひょっとしたらまだ多い方、かも知れないが、やはり少ない。一方で、宮崎県警の警察官2人組が、佐伯から乗っていた。県境を超える区間だが、欧州の国境と違って、何か良からぬ事が起きそうな雰囲気は、まったくないのだが。

 前述の通り、乗っていて少々気重になったのは、やはり「787系」というのが一番大きいと感じる。これがJR東海の373系や、JR西日本のキハ185系(先日〔スーパーおき〕で乗った)のような、特急用でも最初からローカル向け、の系列であれば、そうは感じなかったのかも知れない。ましてワンマン運転、だし…。

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 山越えが終わって、延岡が近づいてきた。

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 延岡はもちろん乗車が多かったが、降車もそれなりにあった。今の〔にちりん〕の存在意義は、延岡にあるのかも知れない。
「秘境区間」を越えてきた身には、延岡は「大都会」に映った。

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 延岡を過ぎると、高速化事業を行った区間でもあり、再びスピードが上がってきた。ただ、直線区間は長いようだが、ロングレールではなく、乗り心地はイマイチ。
 6年前はもう真っ暗になってしまって見えなかった、日向灘も見る。
 門川を過ぎると、JRの制服の職員が検札に回ってきた。ネームプレートには「宮崎乗務センター」と記されていたが、車掌ではないようだ。

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 かつてのリニア実験線の高架橋がまだ残っていて、太陽光発電パネルが並べられている。南北に伸びている高架橋なので、パネルは進行方向を向いて並んでいた。

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 宮崎到着。もちろん降車も多いし、空港アクセス列車として(ここからの乗車は特急料金免除)、乗車も多い。

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 田吉から宮崎空港線に入り、左手にはターミナルと、駐機する機体が並んでいるのが見える。

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 宮崎空港到着。

 6年前に乗った時、「佐伯~延岡間は、特急も本数そのものがまた削減されるかもしれない」と書いたのだが、コロナ禍もあるだろうその通りになってしまい、今は〔にちりん〕でさえ下り9本・上り8本、普通列車との合計でも、重岡~延岡間は10往復のみになってしまった。またこの区間は年に数日、特急が走っていても平気で工事運休がある(次回は明後日29日)ほどで、おそらくは特急を含めても、存続が「危うい」レベルにあるのは間違いない。JR九州としては、この路線がないと事実上、南九州に向かう在来線がなくなるので、何とか維持を図る事になるはずだが。
 それにしても、宮崎からは大分へも鹿児島へも、特急列車は先細りなのだが、一方で高速バスも、大分行も鹿児島行も廃止になってしまっていて、手段に関係なく移動そのものが一苦労、という感じ。一方で福岡や新八代(九州新幹線連絡)へ行く高速バスの運行は活発で、鉄道事情もあるが、今の九州はなんだか、福岡一極集中が進んでいるように感じられます。日豊本線の、大分を境にした「南北格差」は、それを反映しているのかも知れません。

 宮崎空港からは飛行機で帰ります。前日の、新幹線での九州入りから(というか、新横浜を出発してから)まだ24時間経っていなくて、慌ただしいにもほどがあるのだが、それは次回です。

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《What's New》
26日 イギリス連邦首脳会議開催 奴隷貿易賠償問題 協議会開始で合意
27日 小型機 滑走路オーバーラン 崖下に転落 宮城県瀬峰飛行場
 衆議院総選挙は予想通りというべきか、自公連立政権が大苦戦になっているようです。22時の時点では、政権交代まで行くかどうかは微妙なようだが。もう少し様子を見たいと思います。個人的には、山梨で起きた高速バスと乗用車の衝突事故の方が一大事だが(とりあえずは犠牲者がいなくて良かった)。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2864 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 2.朝の福岡空港で撮影

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 超弾丸の2日目。福岡は朝から快晴、でした。
 福岡市内で西鉄バスを中心としたバスの撮影、というのも当然頭にはあったが、以前から、福岡空港の展望デッキで、光線状態の良い午前中に旅客機をガッツリ撮りたい、という希望があって、それがかなうのは今だ、と感じました。なので宮崎へ向かう前に、ホテルの朝食もそこそこに、地下鉄に乗って福岡空港に向かったのでした。

 9月17日(火)

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 新装なった、福岡空港の展望デッキ。
 夜半は雨が降ったみたいだったが、今はちょうどいい具合。
 2時間程度しかないが、とにかく撮りまくります。

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 羽田行のJAL・A350-900。「革新のシルバー」。

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 ANA・B737-800。

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 SKY・B737-800。

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 APJ・A320-200。

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 TG・B787-800。この時間は、東南アジアからの夜行便も目立ちました。

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 展望デッキから、北側を見る。R/W16は、展望デッキのほぼ目の前。

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 たぶん羽田からの初便だろう、JAL・A350-900。

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 VJ・A321-200。

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 SQ・B787-10。福岡にも来ているんだ。

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 SFJ・A320-200。

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 IBX・CRJ700。

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 ANA・DHC-8-Q400。

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 JAL(J-AIR)・E190。この機材はこの後、宮崎からの帰りで乗ります。

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 展望デッキの南側(左側)から出発する機体は目の前までプッシュバックされるのだが、特にA350クラスの大型機だと、28mmレンズでも収まらないんですよねえ。なのでこの一枚は、スマホで撮りました。迫力があります。「オオタニサーン」もこんな感じで撮れるんだろうか。

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 ANA・B777-200ER。JALの国内線からは姿を消したB777だが、ANAではもうしばらくチャンスがありそうです。乗るなら、今のうち。

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 FDA・E195。ピンク色。

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 BX(エアプサン)・A321-200。

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 LJ(ジンエアー)・B737-800。

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 JTA・B737-800。世界自然遺産登録記念のラッピング機で、デザインは小学生が描いたのだそう。左右でデザインが異なる。3月から1年の期間限定だそうで、ここで見られてラッキー。

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 FDA・E195。白ベース。

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 BX・A321-200を、もう一機。

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 RS(エアソウル)・A321-200。

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 LJ・B737-800も、もう一機。

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 JAL・A350-900。

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 JJP・A320-200。

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 FDA・E195。紫色。IBXもFDAも、一度は乗りたいと常々思っているのだけれど、両社とも関東地方を完全にスルーするネットワークなので、なかなか機会を作れない…。

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 JJP・A320-200も、もう一機。ピーチもジェットスターも、A321LRを撮りたかったのだけれどなあ。

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 7C(チェジュ航空)・B737-800。ナイキの広告機で、最近飛び始めたらしい。
 朝方は、韓国のLCCが多かったですねえ。ひょっとしたら、JR九州の高速船の欠航が続いている影響もあるのかも。

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 国内線ターミナルの出発表示で、昔はソラリーを使っていて、13年前の№559で書いた事があるが、近年は新規参入が多いし、JALやANAは海外他社のコードシェアが増えているので、ソラリーではもはや対応しきれなかったでしょう。

 ところで、今回撮影できなかった機体の一つが、AMX(天草エアライン)のATR42。時間的にちょうど撮れるはずだったのに…。

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 欠航、だって!唐突なものではなく、事前に決定されていた事だったようだが、何とも、残念…!

 本当はあと30分~1時間は撮影に費やしたかったが、博多10時00分発大分行〔ソニック13号〕に乗らねばならず、9時30分少し前には、福岡空港を後にしました。
 博多からは〔ソニック13号〕~〔にちりん7号〕と乗り継いで宮崎空港に向かうが、それは次回。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 京急・京成・北総・東京都(浅草線)は、11月23日ダイヤ改正を、22日に発表しています。タイミングが遅くなったが、ここにまとめます。全体的には、大きなパターンの変更はない。
京急 … 〔イブニング・ウィング〕は全列車、京急蒲田・京急川崎・横浜に停車。乗車のみで、この3駅からの座席指定券「Wing Ticket」の発売は、KQuick限定。前回改正で快特併結となった14・16号は、再び単独8連の三崎口行に変更。平日・土休日深夜に羽田空港発品川行快特1本、土休日は朝方に金沢文庫発羽田行急行1本・夜間に羽田空港発金沢文庫行急行2本を増発。大師線は平日のみ、京急川崎発下り最終列車を124時17分発に変更し、14分繰り下げ(本線の最終特急金沢文庫行から接続)。平日早朝の神奈川新町始発青砥行特急を、スカイアクセス経由成田空港行に変更。時刻は11月中旬に公式HPで公開する。
京成 … 成田空港発21時台に〔スカイライナー〕1本を増発し、23時00分発まで20分間隔で出発する。京成上野発夜間の〔スカイライナー〕2本が青砥・新鎌ヶ谷に停車。平日早朝の押上始発アクセス特急を、京急線神奈川新町始発に延長。この改正から〔モーニングライナー〕〔イブニングライナー〕の料金が距離制になり、現行の450円均一→250~950円に変更。京成上野~京成成田間450円→600円など。京成は全線時刻表を発売する(11月15日 600円)。
北総 … 平日夜間の下りアクセス特急から接続する、新鎌ヶ谷始発印西牧の原行普通1本を増発し、乗り換え時間を短縮する(平日夜間の下りアクセス特急は全て、新鎌ヶ谷で普通と接続)。
東京都(浅草線) … 平日は7時台に西馬込~泉岳寺間、19時台に泉岳寺~押上間で各1往復増発。一部の羽田空港発泉岳寺行を直通に変更する。土休日は9時台に西馬込~泉岳寺間で1往復増発。

《What's New》
25日 サブウェイ日本法人 ワタミが買収発表
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2863 息抜き欲しくて 超弾丸九州縦断 1.久しぶりの山陽新幹線

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 このところ、月曜日の仕事が終わってすぐ出かけて、火曜日に帰ってくる、という旅行?を繰り返しているが、先月はこの第1弾として、九州に行ってきました。
 前日は新幹線で福岡入りして、翌日は〔ソニック〕〔にちりん〕乗り継ぎで宮崎へ、そのまま宮崎空港から飛行機で帰ってくる、というとんでもないプランでした。
 いや、仕事で煮詰まる部分があって、息抜きが欲しかったのですよ。それは今も変わらないのだけれど(だから今週も松本まで行ってきた)。

 9月23日(月)
 かなり久しぶりに、福岡までは新幹線でした。山陽新幹線、特に広島~小倉間は、もう何十年ぶりだろう?
 この3連休は自由席がある〔のぞみ51号〕、それゆえ空席があるか少々心配だったが、新横浜からでも1号車には窓際に空席がありました。JR東海編成の783-1044。

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 走行中の車内の様子。

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 大雨のため、中央西線の一部区間で運転見合わせ、という表示が出ていました。こちらはほぼ快晴、だったのだが。

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 横浜の駅弁の定番(でしょ?)、崎陽軒のシウマイ弁当。ひと頃よりは高くなったが、それでも960円。1,000円札でお釣りが来ます。

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 食後のスィーツも、崎陽軒の横濱パイナップルケーキ、でした。

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 新大阪到着。ドアの目の前に自販機があったから、ペットボトルのコーヒーを購入する。何しろ東海道新幹線はワゴンサービスもなくなって、飲食物が全く手に入らないので。タイガースのユニフォームのレプリカを着たカップルも乗り込んできた。この日は甲子園でデーゲーム(阪神vs広島)が行われていたのだが、カップルは広島まで乗っていた。カープファンじゃなかったの?別に、ホークスのユニフォームのレプリカも見ました(京セラドームでオリックスvsソフトバンク戦)。

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 山陽新幹線は久しぶり、と書いておきながら、特筆するような事があまりない。もう真っ暗だし、トンネルも多いので。そんな中で、徳山付近の工場の夜景。あと、翌日が「中秋の名月」、という事で、お月様もきれいでした。

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 博多21時45分、定時到着。

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 16番線には、博多南線の500系がいました。いよいよ後がなくなった500系だが、まだ乗った事がない!博多南線でもいいから、乗っておくべきか。

 飛行機の早期割引運賃よりはかなり高くつく新幹線ではあるが、思い立った時に乗れる新幹線、というのは捨てがたい、と再考させられました。座席もゆとりがあるし、開業から60年で失われたものも多い新幹線だが、繰り返しになるけれど、この「ゆとり」だけは、なくならないでほしい。
(何かしらの飲食物提供のサービスは、欲しいかなあ)。

 この日は駅近くのホテルに投宿。翌日の福岡は晴れたので、宮崎に向かう前に、福岡空港に行って、旅客機を撮ってきました。それは次回。

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 冬の「青春18きっぷ」の発売が発表になったが、今シーズンから発売形態が大幅に変わり、3日連続券(10,000円)と、5日連続券(12,050円)の2種類となるほか、自動改札機が利用できるようになります。とびとびの日程では使用できない。JTB時刻表12月号が発売になるタイミングで改めて記したいが、私にとっては、正直利用しづらくなったなあ、の印象が否めない。
(通用は例年通り12月10日~1月10日)

《What's New》
23日 円相場 1$≒153円台 3か月ぶり円安水準
24日 船井電機 破産手続き開始決定
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2830 北陸・東海 国内久々の長旅 11〔終〕.帰宅の路は 中央本線

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 今月中に最終回を迎える事が出来ました。もう、3か月前の話なのに、遅くなってスミマセン。
 いつもなら名古屋に出て東海道本線、になるが、何度も乗っているし、少々大回りだが、今回は中央本線・塩尻経由を選択して、帰路に就いたのでした。

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 恵那から中津川は、区間快速2905M。315系。
 中津川からは、1831M松本行に乗り換え。313系2連(一番上です)。

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 この列車はワンマン運転のはずだが、車掌が乗務していました(ドア扱いは行わない。運賃収受は最前部ドアのみ)。旧宿場町が点在する区間だからかインバウンドも少なくなくて、そのための乗務だったかも知れない。

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 十二兼で離合した、上り1826M。

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 須原で〔しなの10号〕待ち合わせ。383系も置き換えが視野に入ってきた。

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 木曽川に沿って駆け上がっていく。特にこの「寝覚の床」が、最大のハイライト。

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 奈良井はお客さんが多かった(上り1828Mを待つ乗客も多い)。ハナモモの花がきれい。

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 中津川~塩尻間は所々が複線になっていて、洗馬~塩尻間も複線になっている。木曽福島行の1830Mとすれ違い。

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 塩尻到着。乗務員はここから東日本となり、正式に車掌も乗務。種別表示から「ワンマン」の文字が消えました。

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 辰野から着いた159M(このまま松本行1235Mになる)。かつてはクモハ123-1の専任だった折り返し運転も、今は127系か。この区間も久しく乗った事がないなあ。
(また年齢バレるけれど、みどり湖経由新線が開通する前に、新宿からの115系の夜行で経由した事がある。途中にスイッチバックの信号場があった)

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 今は211系のみどり湖経由。松本発塩山行の440M。

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 富士見で14分も停車し、〔あずさ38号〕の通過を待つ。

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 曇天になってしまったのが残念だが、八ヶ岳。手前の線路は小海線。

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 小淵沢からグングン下っていくと、行く手に富士山が現れる。

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 韮崎が近づくと、左手には金峰山や瑞牆山を見る。高校生の時に、部活動で行った事があるんだよなあ。

 このまま塩山まで乗り通しても、その先の普通列車は甲府始発の544Mになる。甲府~塩山間のどこかの小駅で降りてみよう。

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 今回は、東山梨で下車。御覧の通り、駅舎もない簡素な無人駅。ではあるが、なぜか下りホームには、JRの職員が何人も立っていた。別に多客のイベントがある、というわけではなさそうなのに。

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 上り〔あずさ42号〕。

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 下り〔かいじ35号〕。

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 そのあとにやってきた普通列車甲府行349Mは、先に塩尻から乗ってきた440Mからの折り返し。

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 甲府始発で立川まで行く、544M。土休日はこの甲斐大和で4分停車するが、追い抜く列車はなかった。

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 セミクロスシートの車内。今はこれでも、レトロに見えてしまうのかなあ。

 こうしてこのまま八王子まで乗り、横浜線に乗り換えて、長旅が終わりました。
 パソコンのトラブルもあって、完結までに非常に長い時間がかかってしまって、申し訳ありませんでした。
 このあと5月から新しい仕事が始まっていて、当分は今回のような長期の旅は、できません。「青春18きっぷ」のシーズンも始まっているが、今シーズンに関しては、ほとんど日帰りで使う事になるのではないか。今の日本の鉄道ネットワークが置かれている実情を、実際に列車に乗る事で確かめたい、それはこの数年変わらない私のテーマなのだけれど、やはり5日~一週間程度の、まとまった期間でやりたいですねえ。

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 パリ五輪が始まったが、その直前のTGVの設備への放火による長時間の途絶が、暗い影を投げかけているようです。先の東海道新幹線もだが(理由は異なるが)、高速鉄道が長時間止まってしまうと、影響は計り知れないものがあります。こんな事、起きては欲しくないです。TGVの場合は、在来線経由での迂回運行、あるいは在来線の臨時列車の運行、はできなかったのだろうか?

《What's New》
26日 上川外相 中国・王毅外相と会談 「戦略的互恵関係」推進を確認
27日 「佐渡島の金山」 世界文化遺産に登録決定

 心配していた由利高原鉄道は、幸い杞憂に終わってくれて、明日には全線の運行が再開できそうです。しかし一方、秋田内陸縦貫鉄道の方は、29日までは全面運休、30日から鷹巣~阿仁合間は運行を再開できそうだが、阿仁合~角館間は再開の見込みが立っていないそう(29日に状況を知らせる、との事)。秋田はまた大雨の危険があると予報が出ているようだが、JRなども含め、これ以上の鉄道の被害が出ないでほしい。東北の雨も凄まじかったが、関東地方も「危険な猛暑」の一方、ゲリラ豪雨や突風やらで被害が相次いでいます。どこも天気が極端すぎる。やはりどれもこれも「温暖化」による異常気象、という事に落ち着いてしまうのだろうか。東北地方は九州などと比べて豪雨に弱いそうで(昔は頻度が低かったから備えがあまりできていない)、この先は毎年この時期、豪雨におびえ続ける事に、なってしまうのでしょうか。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行