№2788 JTB時刻表2024年5月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2024年5月号」、先週金曜日発売になりました。

 表紙は、山形新幹線のE8系。さくらんぼ東根~東根間の橋梁を通過する所だが、古い鉄橋(白水川の橋梁だろうか)+最新鋭「新幹線」車両、のミスマッチを狙ったの構図、なのだろうか。

「乗り物情報局」は、「北海道中央バス レバンガ北海道ラッピングバス運行中」「白山市 『トレインパーク白山』オープン」。

 新型車両コレクション 2024

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 今春の鉄道の最大のトピックスは北陸新幹線敦賀延伸だったが、車両面では在来のE7系・W7系をそのまま使用するので、車両の面では、山形新幹線のE8系、となるのだろうか。
 先日乗ってきたばかりだが、旅行記でも記した通り、普段から山形新幹線を利用している、というわけではないので、在来車両と比較してどこがどう優れている、というのは表現し辛い。むろんE8系に限らないが、ゆとりのある座席回りなどは、高速バスや新幹線にはないアドバンテージだと思うし、コンセント設置も、近年の新幹線・特急列車では、もはや常識だろう。
 既に若干のスピードアップも図られているようだが、本領を発揮するのは、〔つばさ〕全車両がE8系置き換え、そして福島の上りの連絡線が完成・供用開始となった時点、ではないだろうか。
〔やくも〕の273系は、先日一瞬すれ違ったのを見ただけ。座席のカラーリングが、グリーン車・普通車ともE8系とは真逆なのが面白い。6月15日には、置き換えが完了するようだ。
 阪急京都線の2300系は、先日現物が姿を現したそう。「PRIVACE」車はドアが中央部にあるのが、私鉄としては異例かも。当面は1編成だけで、あとは在来の9300系に「PRIVACE」車を組み込む形になりそう。それにしても、クロスシートの特急・新快速がしのぎを削ってきた京阪間で、有料座席サービスが展開されるとは時代も変わったもので、JR西日本もこれを見て、「Aシート」車の拡充を急ぐことになるのではないか?
 中央線快速のグリーン車は試運転が繰り返されているが、今現在も金沢文庫でせっせか製造されているのが、京急の電車からも良く見えますねえ。グリーン車組み込みだけでなく、中央快速線そのものの運行形態も、かなり変わる事になるのではないかと予想される。
 東武アーバンパークライン(野田線)の新車両80000系は、先日リリースが出ました。
 観光列車も相変わらず、JR各社でいくつか発表があり、「SATONO」は既に運行を開始しているが、今後は日本の国内で、JR・私鉄ひっくるめた観光列車同士の競争も起きるのか。「新車」からは多少外れるが、個人的には、もう少し肩ひじ張らず、気楽に乗れる列車が欲しいと思う。グルメも「B級グルメ」でいいんじゃないの?高級一辺倒ではない、大衆性も出すなどの差別化が、今後観光列車の課題として出てくるのではないか、と思っています。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、〔やくも〕の273系。6月15日には、置き換えが完了すると思われる。

 会社線は、富山地方鉄道の富山市内線(南富山駅前~富山大学前)間軌道線の、土休日ダイヤ。現状は、日中は7~8分毎で、南富山駅前側・富山大学側双方とも、1時間間隔で富山港線に直通。なお富山港線と環状線は記載がない。
(現在発売中の「私鉄時刻表 関西 東海 2024」には、平日も含めて全線全駅(停留所)の、朝夕の時刻が掲載されている)

本文
 北陸新幹線が開業する前の北陸本線から転換された、ハピライン・IR・あいの風・トキめき(日本海ひすいライン)の敦賀~直江津間が、今号から一体で掲載されるようになった。
 基本的にハピラインは福井で、IRは金沢で系統が分断されている。また、泊~市振間はあいの風の区間だが、1往復を除いてトキめきのDCで運行される。
〔あいの風ライナー〕(土休日運休)を利用せず、普通列車・ハピラインの快速だけで敦賀~直江津間を乗り通すと、乗り継ぎが成り立つのは、下りが9回・上りが12回。最速は6時間05分となった。直江津を18時09分に発って、敦賀は日付が変わるが、0時14分。ただし、泊~富山間の582Mは土休日運休なので、平日でないと成り立たない。土休日の場合は、直江津13時15分発→19時25分敦賀着(福井→敦賀は快速)の6時間10分。全体的に、上りの方が早め。下りは乗り換えの相手が区間運転、というケースがかなりあり、上りよりは30分位、余計にかかるようだ。乗換駅で食料を買い込んだりするには、余裕があって良いかも知れないが。
 運賃はハピライン1,750円+IR1,330円+あいの風2,220円+トキめき1,310円=6,610円。北陸新幹線の敦賀~上越妙高間の乗車券は4,060円だから、5割以上高い。 

 根室本線・富良野~新得間が先月を持って廃線になった事で、残存区間は(南千歳~)新得~釧路と、滝川~富良野及び釧路~根室に分割されて掲載されている。
 札沼線や日高本線、留萌本線もだが、北海道では度重なる廃線の結果、路線の名前が実態に合わなくなってきている。もう「愛称」などという中途半端なものではなく、正式な名称そのものを変えるべきではないか。あるいは法律上の縛りがあるのかも知れないが。根室本線の場合、滝川~富良野間は「芦別線」、新得~釧路間は「石勝線」(として南千歳側と統一)、釧路~根室間は「根室花咲線」とでも呼び変えた方が良さそう。

 長距離バスでは、金沢~能登各地への北鉄奥能登バスの臨時ダイヤが、今5月号から掲載。金沢駅西口~珠洲(すずなり館)間は1往復で、全区間の所要時間が3時間50分と50分近く増、金沢駅西口~能登町役場間も1往復(すずなり館までは行かない)で、全区間の所要時間は3時間20分と30分強の増加になっている。どちらも金沢を7時台に出て、18時台に帰ってくるダイヤとなっていて、地元の方々にはやや利用し辛いとも思うが、現状では仕方がないか。金沢駅西口~輪島駅前間は4往復(マリンタウンまでは行かない)で、全区間の所要時間は3時間10分、14分の増。なお金沢駅西口→羽咋・高浜間「高浜急行」の記載がないが、北陸鉄道公式WEBには、路線そのものの記載、もちろん運行されているか否かも記されていない(少なくとも私は発見できなかった)。
 根室本線廃止に伴い増発された〔ノースライナー号〕は、美瑛駅前・道の駅南ふらの(幾寅)・落合の時刻が追加で掲載。道の駅南ふらのと落合は乗降の制限がなく、幾寅・落合~新得間は唯一の公共交通となる。なおマークがないが、美瑛駅前は、帯広行は乗車・旭川行は降車のみ。

 根室本線の代替バスとしては〔ノースライナー号〕の他、南富良野町と占冠村の、道の駅南ふらの~幾寅駅~トマム路線が運行を開始した(774-B)。旧鉄道の並行路線ではないが、トマムから石勝線特急乗り換えで札幌・新千歳空港方面への足を確保、という事だろうか。富良野~金山間は、従来からの占冠村営バス富良野~占冠線が運行されている。なお、ふらのバス路線が一部延長して幾寅駅まで乗り入れているが、この路線については掲載がない。
 長く書き続けてきた、厚床~中標津間については、ようやく現状の時刻が掲載されるようになった(775-C)。と言っても、在来の根室市内~根室中標津空港間の空港バスの時刻を転載しただけ。中標津~別海間は阿寒バスが運行を開始しているが、時刻の掲載がない。
 小湊鐵道(791-B)は、トロッコ列車の代わりとなる、キハ40形使用の観光急行の時刻が掲載になった。土休日は五井・上総牛久~上総中野間2往復、また平日ながら4月30日・5月1・2・10日にも五井~上総中野間1往復が運行される。指定席料金600円が必要(養老渓谷~上総中野間は自由席)。
 3月いっぱいで廃止になった三宮~有馬温泉間の路線バスの代替として、今月から神戸三宮BT~三田プレミアムアウトレット間の座席定員制高速便の一部を、有馬温泉経由に変更して運行している(838-B)。一部便は神戸空港発着。なお、同じく3月いっぱいで廃止のJRバス園福線の代替路線は、掲載がない(園部側は中京交通、福知山側は京都交通が代替)。
 スカイレールサービス(844-A)は、「4/30 12時発を持って運行終了」の注釈が入りました。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
23日 不法入国者ルワンダ強制移送 英議会が可決
24日 福島第一原発 処理水放出約6時間半停止

 さて、これから急遽、5泊6日の富山・岐阜・愛知の旅に出ます。5月から勤め先が変わる事で、現在の勤め先は今月いっぱいで退職、年休消化のため今日が最終出勤日となったため、この機に長期の旅に出ようと思います。新しい勤め先では、当分連続した休みは取れない見込みなので。また現地で書きます。
posted by 菊池 正人 at 20:00Comment(0)時刻表

№2776 JTB時刻表2024年4月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2024年4月号」、先週発売になりました。
 表紙は、山陽新幹線・相生~岡山間を行くN700S系。桜のシーズン。
(今年は、少なくとも首都圏は桜のシーズンが遅い)

「のりもの情報局」は、「小田急箱根ホールディングス『箱根スイーツコレクション』開催中」「道南いさりび鉄道 オリジナルグッズ『一筆箋』に新色追加(白と山吹)」「天夢人『なぜか頼られる鉄道ビジネス相談室!?の舞台裏』発売中」。

2024 私鉄ダイヤ改正 注目トピックス
 去年の4月号も私鉄ダイヤ改正がグラビア特集で、去年は東急・相鉄新横浜線開通という一大イベントがあったからだろうと思っていたのだが、近年は私鉄もJRと同時にダイヤ改正を行うケースが増えているし、今後もこのスタイルで行くのだろうか。
 北大阪急行(3月23日延伸)は、なかもず行初列車のみが千里中央始発、他の列車は全て箕面萱野発着になっている。朝のラッシュ時くらいは、2~3本に1本くらいは千里中央折返しで残るのかなあと思っていたのだが(でないと千里中央から大阪市中方面へ座っていけなくなるかも)、線路の配線上できないのだろう。やはり実際に現地に行ってみないと。実は北大阪急行もまた、結構ご無沙汰しているので。
 バス(阪急バス)に関しては、「千里中央発着の路線の一部が箕面萱野発着になる」みたいな記載があるが、阪急バスの公式WEBを読んだ感触では再編成はもっと大規模で、千里中央から北に向かう路線は大半が箕面萱野または箕面船場阪大前発着となり、千里中央発着で残る便は大半が「社会実験路線」という扱いになっている。今後の動向によっては、存続の是非が検討の俎上に上る事になるはず。
 JRにあまり関係なくても同じ3月16日開業の鉄道が多い。西鉄もそうで、平日日中の特急運転の復活は朗報だが、春日原が新規停車となって、平成が始まったあたりの頃と比べると、ずいぶん停車駅が増えたなあと思う。30年くらい前は、途中の停車駅は西鉄二日市・西鉄久留米・西鉄柳川・新栄町のみ、あとは平日・土休日共朝方上りと夕方下りの一部時間帯に大善寺、さらに朝方に薬院、だったのだが。

名古屋鉄道 9500系.jpg
 北大阪急行の延伸も、(申し訳ない表現だが)去年の東急・相鉄新横浜線ほどはインパクトはなく(地元にとっては朗報だが)、あとは、JR→ハピラインふくい転換以外では、名鉄・西鉄・IRいしかわの新駅開業が目立つという所だろうか。ここにはないが、名鉄はまた系統分断・ワンマン運転拡大が深度化し、広見線・犬山~新可児間のほぼ全列車が区間運転・ワンマン運転になる。犬山線の直通は、平日朝方の上りでミュースカイ2本・普通6本が設定されるのみ。セントレアが開港した時点では、御嵩~中部国際空港間の列車の設定もあったのに。支線への直通運転が多数あるのが名鉄ダイヤの特徴だったのに、コロナ禍の影響もあるだろう、令和になって久しぶりにダイヤ改正を行ったと思ったら、豊川線や各務原線、知多新線など、直通運転縮小・系統分断がかなり目立つようになっている。この傾向はもうしばらく続く、のだろうか。知立駅が高架化した後の三河線は、どうなるのだろう。
 近鉄もここにはないが、大阪線の快速急行が8両編成に短縮され、これで大阪線の一般列車の10連は全廃、のはず。大阪線も利用の減少が著しいようだ。特急の喫煙室は3月1日で廃止になったが、ではどうして、わざわざ客室の一部をつぶしてまで、喫煙室を作ったのだろう?リニューアル開始の時点でスパっと、全車両禁煙に行くべきではなかったか。東海道・山陽新幹線の喫煙室も16日改正で廃止になっているから、これで日本の鉄道の普通の座席車は、全て禁煙となった(はず)。あとは〔サンライズ〕の一部の個室のみ。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、山形新幹線E8系。先週乗りました!また後日書きます。左は天童を走るからなのか将棋盤が描かれているが、よく見ると王将の駒の淵に「時刻表」と記されている。

 宇都宮線(東北本線)は、4月28日夜間~4月29日にかけて、久喜~古河間が運休となり、臨時ダイヤを掲載。両日とも、大宮側は久喜の折返し能力があるだろう、湘南新宿ラインは白岡で折り返しになる(29日の東京6時51分発9522Eも白岡行)。バス代行は栗橋で分割して行われる。小山側は栗橋折り返しにできないのかと思った(が、線路の配線上、不可)。

 F1日本グランプリは今年から春開催に変更になり(移動距離短縮による温室効果ガス排出量の削減を目指すため、とか)、4月5日フリー走行・6日フリー走行及び予選・7日に決勝を行う。臨時列車は去年の秋(9月22~24日開催)と比較すると、JRの特急〔鈴鹿グランプリ〕は、2往復(1・2号は5日はなし)とも、名古屋~鈴鹿サーキット稲生間ノンストップに変更(所要時間は変わらない)。臨時快速(5日はなし)、伊勢鉄道線内臨時普通列車(5日のみ)は、去年と同じ時刻。近鉄は、近鉄名古屋~白子間は予選・決勝日が1往復増となり、近鉄名古屋~大阪難波間の1往復が「ひのとり」→「アーバンライナー」に変更。
 なお、定期列車の〔南紀1・3・8号〕と〔みえ〕全列車の鈴鹿サーキット稲生臨時停車も行われるが(一部の列車は5日は停車しない)、〔南紀1号〕と〔みえ1・3及び10~18号〕は、4日も臨時停車を行う(「木曜ピットウォーク・木曜ストレートウォーク」と称する、観戦チケット保有者対象のイベントが行われるらしい。JR東海では団体列車も運行するとの事)。

 会社線は、宇都宮ライトレールの4月1日改正ダイヤを掲載(平日のみ改正)。全区間の所要時間が、下り45分・上り44分に短縮。また下りのみ、朝方に快速2本を設定。清陵高校前までは、宇都宮大学陽東キャンパス・平石に停車。全区間の所要42分。また、グリーンスタジアム折返しが朝方にも2往復設定される。

「おトクなきっぷ情報」の青春18きっぷは、発売が今月一杯、利用が4月10日まで。3月16日ダイヤ改正により、一部変更点あり。
① ハピラインふくいは、JR線(越美北線)への通過利用のみ、敦賀~越前花堂間の普通列車普通車自由席(しかないが)が利用可。敦賀・越前花堂のみ途中下車可で、この区間以外の乗車の場合は乗車全区間の運賃が必要。
② 石勝線・新得~新夕張間、室蘭本線・室蘭~東室蘭間のみ利用の場合は、特急列車の普通車指定席を利用可(空席に着席)。

本文
 のと鉄道は現在、能登中島~穴水間が不通になっているが、ここでは全線再開後(4月6日)の改正ダイヤを掲載している(地震がなければ3月16日に実施していたはず)。時刻の修正程度で、ダイヤ形態を大きく変えるものではない。〔のと里山山海〕も運行。なお、全線再開後も一部区間で減速運転を行うとの事。

 会社線は、鉄道は基本的に、3月改正ダイヤが出そろいました。京成は3月16日に、バリアフリー料金導入に伴う運賃改定を実施。普通運賃はプラス10円(成田空港線は除く)、京成上野~成田空港間(スカイアクセス経由)1,270円→1,280円など。
 高速バスは欄外に「新型コロナウイルス感染症の影響により…」の文言が今も残るが、むろんその影響もまだあるだろうが、現状はむしろ、ドライバー不足の方が大きいのではないか。北鉄金沢バス・富山地方鉄道の金沢~富山線は3月16日より休止し、アルピコ交通の長野~松本線は今月いっぱいで廃止(最終運行29日)、共に時刻表からは抹消済み。
 根室本線・富良野~新得間廃止後の代替の足は、一般路線については掲載がない。旭川~帯広間〔ノースライナー〕の狩勝峠経由便が、2往復増便になる。ここには記載がないが、落合にも新規停車し、落合~新得間は唯一の公共交通となる。

 バスは4月1日にだいぶ変わるが(ほとんどが、良い方向には変わらない…)、今号で反映されている路線はまだ少ない。
 栗原市民バスくりはら田園線(鉄道代替路線 782-C)は、4月1日から運行がグリーン観光バス→岩ケ崎観光タクシーに代わり、平日・土休日共1往復減便。また一部便は栗駒(実際は鶯沢)発着に短縮、細倉マインパーク入口は発着しない。さらに運賃が100→200円に値上げ。
 山交バスは4月1日より、米沢駅~小野川温泉路線と米沢駅~白布温泉(湯元駅前)路線(785-C)が統合し、米沢駅~小野川温泉~白布温泉(湯元駅前)に一本化される。ほぼ単純に両路線の便数の合算となる上、全便が毎日運転となり、約1時間間隔で運行。
 JRバス関東白棚線(786-C)は3月16日に改正済み。平日18→15往復・土休日16→11往復に減便になり、最終バスは、白河駅発は20時30分→19時10分、祖父岡発は20時00分→19時00分に繰り上げ。
 日東交通の東京湾フェリー~鴨川(亀田病院)路線(791-A)は、今月一杯まで(他路線に系統変更)。金山ダム~安房鴨川駅~鯛の浦路線(791-A)は4月1日より運行形態が変わり、金山ダム~安房鴨川駅~福祉センター間の「循環バス」として運行。安房天津駅前~奥清澄路線は今月一杯までの運行(「循環バスで運行」の注釈があるが、全くの別物)。
 西日本JRバス・園福線(839-B)は今月いっぱいで廃止になるが、今号ではまだ反映されていない。同じく今月いっぱいで廃止の神姫バス・三宮駅~有馬温泉路線(838-B)の反映もまだ。

 札幌市営地下鉄(772-B)は4月1日改正(~7月31日)となっているが、変更は南北線麻生駅のみ(線路工事のため。期間中1番線→乗車・2番線→降車に固定)。
 小湊鐵道(791-B)は、3月16日に改正済み。平日も全線の運行を再開しているが、5月26日までとしている。里山トロッコは運休中(機関車故障のため)。代替でキハ40による観光急行(全車指定席)が同じダイヤで運行されているが、ここには記載がない。
 一畑電車(841-C)は4月1日改正。ここでは基本的に平日時刻だけだが、土休日の日中は運行形態を変更し、電鉄出雲市~川跡~出雲大社前と、川跡~松江しんじ湖温泉で運行する。また平日・土休日共、10~16時台は60分間隔に統一(松江しんじ湖温泉発45分・電鉄出雲市発25分・出雲大社前発20分)。平日の〔スーパーライナー〕は一畑口→松江しんじ湖温泉間がノンストップとなり、全区間の所要時間が5分短縮。また平日・土休日共最終列車が一部繰り下げ。
 福岡市営地下鉄七隈線は、3月23日にダイヤ改正を実施。平日・土休日とも増発を行い、土休日の日中は7分間隔になる。

 ANAの国内線向けB787-10が、本日3月27日より就航(記号「B8N」)。座席数429席はB777-200より多く、今後B777-300が退役すると、日本の旅客機では最多座席数となる。31日からの夏季ダイヤでは、羽田~福岡線245・250便、羽田~沖縄線473・475便に就航(4月8日まで)。4月9日より便数が増加。

営業案内
 今回は、JR在来線特急料金について、少しばかし整理して掘り下げてみます。
 JR在来線の特急料金は、「A特急料金」と、やや割安に設定されている「B特急料金」があります。B特急料金は以前は関西圏にも設定されていたが、去年4月1日に設定がなくなってA特急料金に統合され、現在は関東地方と九州に設定されています。
 また、指定席は元々「繁忙期」「通常期」「閑散期」に分かれていたが、コロナ禍を機としたのだろう、近年は「最繁忙期」の設定の一方、「閑散期」の拡大など、混雑を分散させようという試みも見られるようになってきました。
 ただ、これらの施策はJR各社によって異なってきている上に、特にJR東日本は列車によっても違ってきているので、結構複雑になってきています。
 ここで、かなりおおざっぱにJR在来線特急料金を整理して、表にまとめてみました。

JR在来線特急料金.jpg
 JR北海道の「A特急料金」は、150㎞までは多少割安。JR九州の「B特急料金」は、全体的にJR東日本より高め。
 この他、特例が多数あるが、ここでは省きました。
 今改正では、〔成田エクスプレス〕が(成田空港・空港第2ビル発着を除き)「B特急料金」に移行しました。元々一部列車が通勤利用促進のために成田・佐倉・四街道・千葉に停車していた所に、コロナ禍を機に日中も一部が千葉に停車するようになった上に、今改正から〔しおさい〕の一部がE259系での運行になりました。なので、「同じ区間(東京~千葉間など)で同じ車両に乗るのに、料金が違う」という事になってしまうので、この変更になったはずです(私はもっと早くそうすべきだったと考えている)。
 今回整理してみて、?と思ったのは、〔草津・四万〕。他の首都圏のほとんどの特急と扱いが異なり(同じなのは東武直通の新宿~大宮間のみ)、同じ高崎線を走る〔あかぎ〕とも違う。観光地へ行く列車だからだろうか。でも、似たような性格の〔踊り子〕とも違う。なぜだろう。
 JR東日本の「B特急料金適用区間」には成田~成田空港間も含まれているが、〔成田エクスプレス〕以外の特急が発着する場合には、空港絡みでもB特急料金を適用するという事だろう。
(空港ターミナル乗り入れ開始時には、東京~成田空港間の臨時特急〔ウイング号〕が設定されていた事があった)
 また熱海~三島間はJR東海だが、〔踊り子〕(修善寺編成)はJR東日本の「B特急料金」が適用される。
(本来は全区間、JR各社間にまたがるシーズン別指定席特急料金を適用する。〔しなの〕〔サンライズ〕などが対象)
 なお〔ふじさん〕は、小田急線内の特急料金+松田~御殿場間で適用される特急料金(通常期860円)の合算。

 今回の改正では、〔すずらん〕が東室蘭~室蘭間も特急として運行される事になった。改正前は札幌方面から東室蘭より先の各駅へ行く場合、特急料金は東室蘭まで払えば良かったが、改正後は降りる駅まで特急料金を支払う必要がある。ただし、札幌~鷲別間の停車駅と、東室蘭とそれ以遠室蘭までの各駅との間で、料金の違いは生じない。
(〔すずらん〕は室蘭~幌別間が各駅停車で、7駅連続停車は特急では最多)

 営業関係ではこの他、首都圏の快速・普通列車のグリーン車の料金形態の変更(駅で買うか車内で買うか→「Suicaグリーン料金」と通常料金の2本建て)、ICカードのエリアの拡大・変更などがあります。

Suica山形県.jpg
 この前、そのうちの山形(Suica仙台エリア)に行ったわけだが、この案内を見た限りでは、その設定には疑問を抱かざるを得なかった。要は「一般の利用は、実はあまり考慮されていないのではないか?」と。今回、山形県内は奥羽本線・かみのやま温泉~村山間と、左沢線・北山形~寒河江間に本格導入されたが、明らかに狭い。奥羽本線は少なくとも、米沢~新庄の全部の駅に入るべきだし(米沢・新庄両駅も、現状では「一部対応駅」ですらなく、Suica定期券は発売されない)、左沢線も、短い路線なのに、寒河江で格差をつけるのはおかしくはないか?仙山線も、全線入ってもおかしくないはずだが(仙台側も愛子まで)。確かに左沢線のように利用者数も列車回数も少なくなる区間もあるのだが、山形新幹線停車駅に「タッチでGo!新幹線」サービスが導入されているのを見ると、エリア外遠方からの新幹線や特急、あるいは観光客の利用が優先されて(首都圏エリアにもそういう所がある)、日常の利用は後回しにされている所が、ありはしないか?と思ってしまう。他エリアも含めて、今後拡大されるものとは、思いたいが。

特別付録 2024年度 JR全線特急運転系統図&閑散期・繁忙期カレンダー
 何とも長ったらしい名前だが、基本的には、JRの特急列車(季節毎に設定される行楽臨時列車を除いたJRの全特急)と、時刻表の裏表紙に掲載されている、特急料金のカレンダー。
 先にも記した、現在のJRの(新幹線も含めた)特急料金のカレンダーは、基本的にはA・西日本(JR東海・西日本・四国・九州)と、B・東日本(JR東日本・北海道)に分けられる。ただし北陸新幹線は今改正延伸区間も含めて全区間がBのカレンダーとなり、敦賀で接続する〔しらさぎ〕〔サンダーバード〕も、Bのカレンダーが適用される。
(という事は、名古屋~岐阜~米原間(〔しらさぎ〕と〔ひだ〕)、京都~大阪間(〔サンダーバード〕と〔はるか〕など)では、列車によって料金が異なる日が発生する事になる。この区間だけの利用は少ないだろうが)。
 ここでは来年3月いっぱいまでが掲載されているが、A・Bで大きく異なるのは、来月4月と、11月。4月は、Aは8~26日の月~木曜日は全て閑散期だが、Bの閑散期はGW直前の22~26日のみ(利用の分散が狙いか)。Bでは4月1~5日が繁忙期だが、Aでは通常期。一方で11月は、Bは(振替休日の4日を除いた)月~木曜日全てが閑散期で、(11月1~4日以外の)金・土・日曜日は全て通常期。逆にAは閑散期がなく、金・土・休日は全て繁忙期となる。
 A・B両ブロックとも一番おトクになるのは、繁忙期がなく、月~木曜日が全て閑散期となる6月、という事になりそう。梅雨のシーズンで、祝日も長期休暇もないからだろう。
 現在のJRの特急は、①ごく普通の「特急」・②通勤・帰宅で利用するライナー的な性格(〔湘南〕〔らくラクはりま〕など。大半は土休日は運行なし)・③車両や途中のイベントなどに特色を出した列車(九州の「D&S」各列車や、四国の〔伊予灘ものがたり〕など。大半は土休日のみ)に大別されるようになった。特に③、九州の「D&S」列車は、車両そのもの等の設定は良くても、「特急」の種別はやはりおかしい。〔A列車で行こう〕など普通列車より遅いのに、通常の特急料金より割高なのは、ヘンだとは考えないのだろうか。何度も書くが、サービス等に関しての代価が欲しいのなら、「特急」とは違う、別の種別・料金体系を考えるべきだと思う。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 芸備線の再構築協議会が始まりました。予想通り、JR西日本と関係自治体の間で、かなりの意見の隔たりがあったようです。JR東日本は先週、吾妻線・長野原草津口~大前間の沿線の交通体系についての議論を行いたいと、申し出を行っています。日本全国、ローカル鉄道の行く末が懸念されるところで、どうなるにしろ、皆が納得できる(できない…という人も、芸備線の議論の如く、少なくはならないだろうが)結論を出して欲しいと思います。

《What's New》
25日 ドナルド・トランプ氏民事裁判 ニューヨーク州裁判所 補償金を大幅減額
26日 盗撮事件の四谷大塚元講師 保護観察付有罪判決
27日 大阪桐蔭西谷 浩一監督 甲子園春夏通算69勝 単独で歴代最多
 ボルティモアの橋の崩落は、なかなかショッキングでした。あんなに簡単にペシャンコになってしまうとは。日本でも数年前には関西空港の連絡橋の橋桁に船が衝突して、鉄道がしばらく運休になったという事があったが、他は問題はないだろうか。
 桜の開花が、少なくとも関東地方では遅くて、各地のイベントにも影響が出ています。東武は〔サクラトレイン〕の運行を、4月7日まで延長すると発表している。でもそもそも、これまでの数年が、温暖化の影響?で開花がかなり早くなっていたので、今年が例年通り、という事ではないですか?
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)時刻表

№2769 「よん・さん・とお」復刻版 読んでみた 6.東海道本線・東京口

交通公社の時刻表 1968年10月号復刻版.jpg
 結構間が空いてしまったが、「よん・さん・とお」の時刻表から50~60年くらい前の鉄道事情を読み解く…と書いてしまうと大げさすぎるが、シリーズ6回目は、東海道本線です。と言っても今回は、我が街戸塚を中心とした、東京発着がほとんどになってしまうが。

「よん・さん・とお」というと東北方面に目が行きがちだが、東海道本線東京口でも、特に優等列車は割と変化がありました。まずは東京駅を出発する東海道本線の優等列車(特急・急行)の時刻を、前年・1967(S42)年10月1日改正と、「よん・さん・とお」(1968(S43)年10月1日改正)で比較してみます。
(毎日の運転が確約されている定期列車のみ書き出した)

よんさんとお 1967年10月1日東京駅優等列車時刻表.jpgよんさんとお 1968年10月1日東京駅優等列車時刻表.jpg
「よん・さん・とお」までは、「第〇××」と「××〇号」が併用されていたが、この改正で「〇号」に統一されている。
 東海道新幹線が開業して3~4年経って、当然昼行特急は皆なくなっているが、急行は割と残っていて、しかも30番台と特急並みの列車番号の長距離急行が、かなり走っていた。「よん・さん・とお」ではさすがに削減されているものの、それでも東京を昼前に出発し、九州内では2ルートに分かれて西鹿児島を目指す急行が残ったのは、現代の感覚では信じがたい。夜を迎えるのは大阪を過ぎてからで、西鹿児島までは、鹿児島本線経由の〔霧島〕が25時間15分、日豊本線経由の〔高千穂〕が28時間15分かかった。停車駅も特急並みだったし、米原が通過だったのが意外。〔霧島〕には食堂車が連結されていたが、寝台車は〔霧島〕〔高千穂〕両方ともなかった。
 急行〔紀伊〕は、紀伊勝浦行の他、鳥羽行と、さらには関西本線経由の王寺行(奈良から普通列車)の連結もあった。
「よん・さん・とお」で廃止になった列車で注目されるのは、米原経由金沢行の急行〔能登〕。関西本線経由の〔大和〕と併結ではあったが、東海道本線経由で北陸へ直通する列車が、これでなくなる事になった。福井~金沢間は信越本線経由上野発着の急行〔越前〕が残るが、敦賀に関しては、今週土曜日に北陸新幹線が延伸開業すると、56年ぶりに東京への直通列車が走る事になる。
 寝台特急は、博多行〔あさかぜ〕が1往復増発になり、6往復体制となった。まだ全てが九州行。
 特急はまだだが、日中は伊豆方面へ向かう急行〔伊豆〕が、〔あまぎ〕も統合して、定期6往復体制となった。また、御殿場行〔ごてんば〕が新設になっている。昼行電車急行でも、大垣だ名古屋だまで行く急行が走っていた。この他ここでは書き出さなかったが、季節運転の〔おくいず〕があり、さらにのちの上野東京ラインを先取りするかのような、平(現いわき)~伊豆急下田・修善寺間急行〔常磐伊豆〕が、平発土曜日・平行日曜日に運行されていた(交直両用急行型が、伊豆急行や伊豆箱根鉄道に乗り入れていた)。

 次に、東京駅を出発する東海道本線の時刻を書き出します。当時は横須賀線も、東京~大船間で線路を共用していました。

よんさんとお 1968年10月1日東京駅発車時刻表.jpg
 これも、基本的には毎日運転の列車のみです(一部休日運休、逆に休日運転の列車も入れている)。初列車が早くて4時台だった(今は品川始発)。
 のちの「大垣夜行」→〔ムーンライトながら〕につながる夜行はともかく、5時19分発の普通列車321Mも大垣行、というのが、今の感覚では信じがたい。大垣まで8時間21分かかり、大垣では西明石行の普通列車に接続していた。静岡で14分、豊橋・名古屋で9分などの停車時間はあったが、尾張一宮での臨時急行〔ながさき〕(東京7時25分発長崎行)以外には退避はなかった。電車列車だが、何を使っていたのだろう?111・113系ではないだろう。バリバリ現役の80系?当時「青春18きっぷ」があったら、垂涎の的、か?
 ちなみに、今週土曜日の改正ダイヤにおいては、東京5時20分発に乗ると、沼津・静岡・浜松での乗り換えはあるが、浜松からは新快速(土休日特別快速)になり、大垣着は11時47分で、2時間近い短縮。

 さらに、朝ラッシュ時の上り、東京着7時30分~9時30分の、熱海→東京間の時刻を書き出してみました。

よんさんとお 1968年10月1日東海道本線時刻表.jpg
(網掛けは休日運休 品川・新橋は、東海道本線は着、横須賀線の列車は発の時刻)
 東京7時30分着〔あさかぜ1号〕~9時30分着〔あさかぜ3号〕の間の2時間は、完全に通勤電車のみの到着になっています。本来はこの位の時刻が夜行列車の到着には理想のはずなのだが、この後のブルトレ全盛期~全廃に至るまで、この2時間の枠がきっちり守られてきました(だから現代の〔湘南〕が7時台後半・9時台前半に東京駅地上ホームに着くなどとは、コロナ禍の副産物だろうが、時代が変わったという印象)。
 東海道本線の列車は、保土ケ谷はもちろん、当時は戸塚も通過だった(というのが戸塚に長年住んでいるものとしては隔世の感)。さらに朝方は川崎も通過になっていた。都心方面への通勤は、横須賀線と京浜東北線にお任せ、という事だったのか。横須賀線が品鶴線にルート変更・東海道本線から分離→総武快速線と直通運転、を開始するのは、12年後の1980(S55)年10月1日です(東戸塚駅は、この時に新川崎駅と共に開業した)。この時点で東海道本線も、普通列車は川崎に全て停車。

 ここでは書き出さなかった列車としては、修学旅行専用列車というのもありました(一般の人は乗れない列車だと思うが、なぜ時刻表に掲載されたのか)。東京・品川発着では6往復の設定があり、特に〔わこうど〕は東京~下関間、〔わかば〕は東京~明石間の夜行でした。当時の修学旅行事情はわからんが、少なくとも飛行機で海外へ、などという時代では間違いなくないし、新幹線も一般的ではなかったはず。〔わこうど〕もさすがに全区間乗り通す学校はなかったと思うが、深夜の停車もあり、急行型とおなじボックスシートだから、大変な旅行だったろうねえ。

 首都圏の関連線区では、横須賀線の日中の久里浜発着の区間運転は横須賀折返し、東京行へは横須賀での乗り換えだった。
 横浜線は、日中は磯子~八王子間が約20~30分間隔、これに新幹線2次アクセスという事か、東神奈川~小机間の区間運転も設定されていた。
 相模線はまだ非電化(電化は平成になってから)、それでも非電化路線としては、比較的本数が多かった。茅ヶ崎~寒川・西寒川間及び原当麻~橋本間の区間運転が多く、当時は、厚木付近は利用の底になっていた事が窺える。当然海老名駅もなかった。
 伊東線・伊豆急行は、普通列車もほぼ全て1等車連結。
 のちに1往復体制になって廃線を迎える清水港線は、当時は朝夕に4往復の設定があった。
 飯田線は、当時は中央自動車道がなかったから急行も全区間に渡って多数の設定があり、特に辰野側は新宿発着の急行〔こまがね〕が3往復設定されていた。うち1往復はDCで、全区間電化されているのに不思議と思われるだろうが、当時は篠ノ井線が非電化で、長野から直通する急行〔天竜〕も3往復DC、うち1往復が、飯田線内で〔こまがね〕と併結運転だった。飯田線のDC急行も、現代では想像が難しい。豊橋側の〔伊那〕は3往復中2往復が名古屋発着、1往復は名古屋~上諏訪間の運転だった。

 次回は、東海道本線・山陽本線の大阪付近を中心に見る予定。
 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《What's New》
10日 プロボクシング井岡 一翔 大麻成分検出で戒告処分
11日 国際刑事裁判所 新所長に赤根 智子氏選出 日本人初
12日 メルセデス・ベンツ日本法人に12億円余の課徴金 過去最高額

 東日本大震災から13年経ちました。毎年の事だが、私の立場としては、亡くなられた方々の冥福を祈る、としか言えません。今年は能登半島地震もあり、近頃は千葉県で地震も頻発しています。地震そのものは地球に住んでいる限り逃れる事はできないが、せめて少しでも被害が少なくなるような方策を、人任せでなく、自分で考えたいものです。私も含めて。
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)時刻表

№2767 JTB時刻表2024年3月号(JTBパブリッシング)

北陸新幹線開業車内吊り広告.jpg
 いよいよ北陸新幹線敦賀開業を迎える「JTB時刻表2024年3月号」、先月末に発売になりました。

 前2月号で予告されていたが、今号は2種類の発売になりました。
特別号 「時刻表でたどる 北陸本線」のデジタルブックが読める特典込み 1,705円(本体1,550円)
通常号 いつも通りの1,375円(本体1,250円)

 この両者は表紙の写真自体が異なります。北陸新幹線の新規開業区間を試験走行するE7orW7系、という構図は同じであるが、撮影区間が特別号は加賀温泉~芦原温泉間、通常号は福井~えちぜん武生間になっています。
 私は今回、特別号の方を購入したが、このデジタルブックは「FanTop」のアカウント登録が必要、その後表紙裏に織り込まれている引換コードを入力する事で、読む事ができるようになります(今のところ読んでいない)。
 表紙裏にはデジタルブックの内容と、得点取得の方法が記載されています。このため、「のりもの情報局」は、特別号には掲載がありません(通常号にはある。「福井県 新幹線延伸課」と「JTBパブリッシング」)。ちなみに裏表紙の裏も異なっています。

 グラビア特集「JRグループ ダイヤ改正でこう変わる」は、リリースをもう少し突っ込んで記しているが、記されている事自体は、この後の特集のページで再度記載されている内容と変わりはない。カラー写真と図を使ってより分かりやすく、という意図だろう。
「おもな駅のご案内」は、敦賀駅が新規に掲載になったが、福井駅がない。構造が単純みたいだし、掲載スペースがないからか?

特集のページ

「NEWS」の四文字は、北陸新幹線のE7orW7系で、「S」の字だけ、バックがグランクラスのマークになっている。
 今号では、朝夕の快速をやめますやめないで、のスッタモンダが全国的な一般のニュースにもなってしまった、京葉線の全列車(平日・土休日とも)の全列車が、〔さざなみ〕〔わかしお〕も含めて掲載されています。
 一番の焦点となる朝方上りの通勤快速は、現行ダイヤでは(勝浦・成東始発)蘇我7時44分発→東京8時26分着(2784A)・(上総湊始発)蘇我7時58分発→東京8時39分着(2806A)の2本が設定されていて、所要41~42分。それが各駅停車となる新ダイヤでは54~57分と、大幅に増大する事になる。
 JR東日本のリリースでは、「快速通過駅の乗車機会が増える」「快速退避解消で各停の所要時間が短縮」とあるが、朝に関しては、元々数年前の改正で、通勤快速の前後の快速がほぼ全部各駅停車になっていたため、説得力がない。43.0㎞と比較的長距離の路線であり、通勤に1分1秒が貴重な朝ラッシュ時としては、はっきり配慮に欠けた編成、と言わざるを得ない。
 日中の快速も、平日は去年の改正で30分間隔と削減されている(土休日は15分間隔)。確かに途中の快速通過駅の配慮も必要な所はあるのだろうが(物流関連の企業の立地が多いようだ)、曜日に関わらず、終日で15分間隔くらいの快速の設定が必要な路線なのではないか。京葉線に限らず、JR東日本の首都圏では、埼京線の快速運転区間の縮小があったし、今改正では宇都宮線(東北本線)・高崎線の快速運転時間の縮小も行われて、長距離の移動にだいぶ時間を要するようになってきているように感じられる。コロナ禍で全体の需要が減少している、という事情もあろうが、(JR東日本以外も含めて)緩急のバランスを取ったダイヤ編成を心掛けてもらいたいと思う。

 臨時列車は、札幌~富良野間の〔ふらの〕を掲載。3月30・31日の運転で、今月いっぱいで廃止になる根室本線・富良野~東鹿越(~新得)間の利用者の便宜を図っているのか(ただし下りは、富良野での直接の接続がない)。「はまなす編成」での運行が予告されている。

 会社線は、福井鉄道とえちぜん鉄道、それに上田電鉄の、16日からの時刻を掲載。福井鉄道は、2往復増発。たけふ新5時30分発福井駅行急行は福井駅に6時15分に到着し、6時32分発〔かがやき502号〕に乗り換えが可能。また田原町23時12分発は福井駅発が23時25分で、東京から22時52分に到着する〔かがやき517号〕から乗り換えが可能。下り(武生→福井)初列車は約30分繰り上げ・上り(福井→武生)終列車は約1時間繰り下げになり、上り終列車の終着は24時を過ぎる。現状を考えると思い切ったダイヤ編成と言えるが、実を結んで欲しい。なお、増発分は上り1本を除いて急行だが、この急行は商工会議所前・足羽山公園口は通過。

「本文の訂正」という形で、伊予鉄道「坊っちゃん列車」の運行の再開が予告されました。20日から土休日に運行。

本文
 JR西日本の681系は、新ダイヤでは〔しらさぎ〕〔らくラクびわこ(1・2号)〕のみ。683系との混用。(〔サンダーバード〕は全列車683系だが、681系を連結する場合があるとしている)。
〔やくも〕は、4月6日から新型車両(273系)での運行が確約されているのは、下り5・7・11・21・23・27号、上り4・6・10・20・22・26号。なお下り13・17・29号、上り12・16・28号は、「3月16日~9月30日運転」の注釈が入った、臨時列車扱いの列車番号7000番台。
 また〔スーパーはくと〕も、下り13号、上り10号は列車番号7000番台で、毎日運転ながら臨時列車の扱い。〔はるか〕は全列車、定期列車となった。

 熱海での乗り換えについて、№2762でブーイング?を書いたばかりなのに、夕方の直通が縮小になってしまった。現行の下り1891E~327Mと1595E~329M、上り332M~1660Eと334M~1664Eは、熱海で分断(下りで329Mに相当する時刻の列車は、熱海から豊橋(土休日は浜松)まで運行)。
 また、現行の下り1585E(土休日1581E)~325M、上り336M~1672Eは国府津で分断され、国府津~沼津間はグリーン車なしで運行。325Mは沼津17時41分着、336M改め332Mの沼津発は20時40分と時間が空きすぎるが、熱海~沼津間の区間運転に運用されるのではないか?
 静岡付近は、日中は熱海~浜松間と、興津~島田間区間運転(上り一部は静岡で乗り換え)を交互に運転する形態に整理されている。

 いすみ鉄道は、土休日の急行が廃止になった。大多喜~上総中野間が8往復に削減になり、最終列車は1時間ほど繰り上げ。平日は、大多喜乗り換えになっている下り1本が全線通しになるのみ。あとは時刻の変更だけ。

 飯田線は、日中の豊橋~豊川間区間運転が減便され、その代替で天竜峡・飯田方面への長距離列車も船町・下地に停車になっている。豊橋14時38分発岡谷行は途中94駅に停車するが、全線通しでなおかつ通過駅がない列車は、だいぶ久しぶりの設定ではないだろうか?通過駅なしで94駅、という途中の停車駅の数は、確認を取ってはいないが、たぶん日本の全鉄道の旅客列車で最多(上りの上諏訪発豊橋行544Mは、下地・船町通過で同じ94駅停車)。

 小浜線は、上りの午前中が平日と土休日で時刻が変わり、現行の924M(敦賀6時48分発→小浜)は土休日が運休になり、代わって敦賀を9時50分に発車する、土休日運転の930M(敦賀9時50分発)にシフト(〔かがやき501号〕から接続)。現行の926M(敦賀→東舞鶴)は、土休日は約20~37分繰り上げ。

〔SL人吉〕は、3月23日を持って、一般の営業運行が終了する。3月16・17・20~22日は熊本~鳥栖間1往復、23日はダイヤが変わり、熊本~博多間の1往復を運行し、熊本着17時33分で終了。なお時刻表上には記載がないが、23日の下り(熊本→博多)はDLが牽引。3月24日は熊本→八代間で沿線住民を招待しての終了式典運行を行うが、一般の販売は行わない。「人吉」と言いながら、最後は人吉へ行く事なく終わってしまう…。
 南阿蘇鉄道は、上りは木・金・土休日運転の高森発現行8列車が、高森10時28分発→9時00分発に変更になり(木曜日は運休になる)、毎日運転の現行10列車を、現行8列車の時刻で運転。下りの現行9列車は、立野11時40分発→11時10分発に繰り上げ。〔ゆうすげ〕が今シーズンの運行を開始。JR肥後大津直通は変更がない。

 北陸本線・米原~敦賀間と湖西線の普通列車は、あるいは運行形態の変更があるかと思われたが(敦賀側のJR在来線の電車が交直両用である必要がなくなるので)、今回は、少なくとも時刻表上では変化は認められない。長浜や近江今津での乗り換えも、現行と同じ。
 ハピラインふくいは、基本的には福井で分断。敦賀側は、基本的には約1時間間隔+武生~福井間区間運転の設定で約30分間隔。朝夕には快速を下り5本・上り4本設定。敦賀~金沢間40分弱。途中南条・武生・鯖江に停車(今庄に停車しないのは多少意外)。敦賀→福井の最終は快速になる(現行の〔しらさぎ65号〕に近い)。大聖寺側は、朝夕に芦原温泉折返しがある他は、IRいしかわの金沢まで直通。やはり約1時間間隔。
 IRいしかわの新規転換区間は、基本的には福井(一部は敦賀)~金沢直通+小松~金沢間区間運転で約30分間隔(1往復は土休日のみ運転)。大聖寺折返しの設定もある。金沢以北へは、下りのみ津幡直通が2本新規設定されたが(どちらも土休日運休)、その先あいの風とやまやJR七尾線への直通はない。
 金沢以東~あいの風とやま~えちごトキメキ(日本海ひすいライン)は、一部時刻の変更はあるが、大きなパターンの変更はない。

 JR東海の中央西線は、日中の区間快速は名古屋~多治見間を37~38分で走り、現行の快速と1~2分程度しか変わらない。ただし、下りの区間快速は3本に1本(名古屋発毎時42分)は高蔵寺で〔しなの〕通過待ちがあり、退避がない普通列車とほぼ同じ所要時間になってしまう。多治見まで逃げ切れるダイヤは作れないものか。普通列車は、退避がないと名古屋~多治見間が日中は42~43分、早朝・深夜の最速は40分ちょうどになって、現行より2分前後早い。
 JR東日本の中央東線は、東京からの中央特快の大月延長が増えた結果、甲府方面への中距離列車は、日中はほとんどが大月乗り換えになる。高尾14時09分発長野行441Mは、新ダイヤでは甲府始発になり、唯一の東京都内発長野行普通列車が消滅。中央快速のグリーン車サービス開始で予想されるダイヤ形態変更の先取り、なのだろうか?

 常磐線・土浦~水戸・勝田間はワンマン運転が始まるが、このためだろう、土浦での列車の分断が進み、下りは上野9時06分発345M(土休日は品川8時56分発1145M)と品川3時35分発(土休日13時36分)発1173M、上りは勝田9時14分発1162Mが、土浦で分断。なお1162M改め622Mは、高萩→水戸間の現行532Mと一本化し、高萩→土浦間で運行。

 磐越西線では、快速〔あいづSATONO〕が運行を開始する。

下り 郡山10:05 → 12:01喜多方
上り 喜多方15:32 → 17:16郡山
停車駅:磐梯熱海・猪苗代・会津若松
 全車指定席(グリーン車あり) 普通車の指定席は840円。
 4月6日~6月9日の土・日曜日(4月27・28日除く)と5月3~6日運転。

 また左沢線では、〔さくらんぼSATONO〕の運行が開始になる。

下り 山形11:15 → 12:02左沢
上り 左沢14:06 → 14:47山形
停車駅:北山形・羽前山辺・羽前長崎・寒河江

 全車指定席(グリーン車あり) 普通車の指定席は840円。
 6月15~30日の土・日曜日運転。

 3月いっぱいを持って廃線になる、根室本線・富良野~東鹿越~新得間は、富良野~東鹿越間は全列車列車番号9000番台の臨時列車として運行。また全列車富良野発着になる(最終日の東鹿越発最終のみ、全区間臨時列車の扱いで滝川まで直通)。また、午前中に1往復増発(代行バスも増発)。

 会社線は、JRと同日3月16日に改正を行う所が多いが、改正時刻を掲載しているのは関東など東日本がほとんど。西日本も北大阪急行の箕面萱野延伸(3月23日)の他、名鉄・近鉄・西鉄などが改正を行い、名鉄と西鉄では新駅の開業もあるが、今号では掲載がない。西武の〔小江戸〕は、平日下りは午前中2本が取りやめ(西武新宿7時40分~15時40分まで毎時40分発)、上りは午後の2本が所沢始発に短縮。
 困った事に、再三書いている、昨年9月30日を持って廃止になった根室交通の厚床~中標津路線が、「1月26日現在」として、未だに掲載されたまま。現状はどうなっているのかというと、中標津~別海高校(今春センバツに21世紀枠で出場)前間は阿寒バスが引き継いで、平日4往復・土休日2往復を運行。土休日は中標津発8時00分と12時00分、別海高校前発9時30分と13時30分発。この他、根室市内~厚床~別海~中標津~根室中標津空港間は根室交通の空港バスが引き続き4往復運行されていて、10月1日より一部ルートを変更、厚床~中標津路線が停車していたバス停の一部に、追加して停車している。だから全くバスなしになったわけではない。

「列車の編成ご案内」では、現行の〔びわこエクスプレス1・4号〕は〔サンダーバード〕と共通の9連だが、改正後の〔らくラクびわこ1・2号〕は、〔しらさぎ〕と共通の6連になる。〔しらさぎ〕編成も吹田基点の運用になるので、送り込み・返却を兼ねているのだろう(〔らくラクびわこ〕は土休日運休だが、回送列車が走るのかも知れない)。また、指定席を連結する〔F直通快速〕〔Q区間快速〕も掲載。どちらも、1号車の半分が指定席「うれシート」(〔Q区間快速〕の天王寺→大阪は全車自由席)。
 
 まだまだ書き足りない部分が多いし、見落としている部分も多々あるはずだが、できるだけ次の4月号で拾いたいと思います。特急料金の変更(新幹線⇔在来線間乗り継ぎ割引廃止のほか、〔成田エクスプレス〕が(成田空港関連の区間を除き)B特急料金に変更)は、次回に整理して記します。

 最後に。
 北陸新幹線の高崎~長野間(当初は長野行新幹線または長野新幹線と呼称)が開業したのが、長野の冬季オリ・パラを間近に控えた1997(H9)年10月1日。
 それから四半世紀以上かかって、ようやく福井県の嶺南までたどり着きました。
 一方で信越本線・北陸本線は並行在来線として、原則県単位で第3セクター鉄道に移管されたほか、横川~軽井沢間は完全に廃線ともなり、北陸新幹線をめぐる鉄道網は激変しました。
 26年半となると、若い人は長野開業以前を知らない人がほとんどとなるはずです。なのでここで、高崎~長野間開業前日の1997(H9)年9月30日現在、そして今回の敦賀延伸開業日の2024(R6)年3月16日時点の、北陸新幹線の並行在来線となる信越本線・北陸本線を比較してみようと、今回かなり簡略化したが、路線図を作ってみました。

北陸新幹線並行在来線1.JPG北陸新幹線並行在来線2.JPG

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 黒部峡谷鉄道は今日、能登半島地震で被災した鐘釣橋について、付近の山の落石防止対策を施したうえで鉄橋の修復工事を行い、10月1日を目標に全線の運行を目指すと発表しました。それまでは、例年通りのGW直前の営業再開時より、宇奈月~猫又間で運行するとの事。秋の紅葉シーズン前には、なんとか全線再開をさせたい所でしょう。私は、できたら今年、初の乗車をしたいと思っていたのだが、残念ながら来年以降に見送り、かな…。

《What's New》
 5日 “建築界のノーベル賞” プリツカー賞 建築家山本 理顕氏受賞発表
 6日 野球日本代表 欧州代表と強化試合 能登半島地震被災の小学生が始球式
 7日 福島県双葉町の郵便局 13年ぶり営業再開
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)時刻表

№2755 山陽新幹線 〔ひかり〕号の現在

 山陽新幹線の〔ひかり〕号は、ダイヤ改正の度に年々減少している、というのは、この数年のJRダイヤ改正の度に、何度も書いている事かと思います。
 今3月16日ダイヤ改正では、山陽の〔ひかり〕に関しては変更点はほぼないが(一部時刻修正のみ)、現状はどうなの?と、改めて、新ダイヤにおける山陽の〔ひかり〕の時刻を作成して、状況を整理してみます。

 山陽新幹線に関わる全ての〔ひかり〕を、JTB時刻表を参考に書きだしました。
 東海道新幹線区間は、停車駅のみ。上りの着時刻は、JTB時刻表には記載がない駅もあるが、JR西日本のWEBサイトを参照しました。

山陽新幹線ひかり下り.jpg
 535号は、名古屋~岡山間は毎日運転。岡山~広島間は臨時列車扱い(列車番号は名古屋~広島間全区間で変わる。3月15日まで毎日運転)
 501号は臨時列車扱い(3月15日まで毎日運転)。運転されない日(はないが)は、東京~新大阪間を671号として運行。

山陽新幹線ひかり上り.jpg
 502号は臨時列車扱い(3月15日まで毎日運転)。運転されない日(はないが)は、新大阪~東京間を670号として運行。

● 現在山陽新幹線で完結する〔ひかり〕は、下り1本・上り2本のみ。
 しかも上り592号以外、通過駅は1または2しかなく、「通過駅がある〔こだま〕」というレベルでしかない。
 590号は新下関→岡山間という区間運転で、新大阪も博多も発着しない。「ひかりレールスターで運転」だけが、〔ひかり〕号である証しか。
 博多を発着する〔ひかり〕は、下り2本・上り1本のみ。

● 大半は東海道新幹線との直通運転だが、ほとんどが東海道・山陽のどちらかが線内各駅の停車。双方に通過駅があるのは533号のみ。
 500号は広島で19分も停車し、〔のぞみ〕3本(1本は臨時)を先に通す。岡山での山陽新幹線では、〔こだま〕を含めての最長の停車時間になる(〔こだま〕は岡山で系統を分割している列車が多い)。

 山陽新幹線においては、〔ひかり〕は影が極めて薄くなってしまいました。むろんこれは、2011(H23)年3月12日の九州新幹線全通時に、ほとんどが〔さくら〕に立て替えられた事があります。
 かつて「グランドひかり」「ウエストひかり」「ひかりレールスター」と、JR西日本独自の施策があった山陽の〔ひかり〕だが、〔ひかり〕というより山陽新幹線自体が、東海道と九州に挟まれて、あまり自由にダイヤを引けなくなっている、という面があります。
(ちなみに〔のぞみ〕も、全て東海道からの直通)
 このままで行くと数年の内には、少なくとも山陽区間で完結する〔ひかり〕は、全てなくなってしまいそうです。「レールスター」700系も、数年の内には置き換え、でしょうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 事前の予報が見事に当たって、関東地方は昨日~今日にかけて大雪になりました。私は幸い、今の通勤の足は横浜市営地下鉄なので、影響を受けずに済んだが、特にJRではかなり不通・大幅遅延などが発生したようです。猿橋で動けなくなった中央本線の普通列車はインバウンドが多かったそうで(富士五湖からの帰りだったのだろう)、アナウンスが日本語しかなくて困っていたようだ、という乗客の談話もありました。車掌に異常時の英語の生アナウンスまで要求するのは大変なので、(ワンマン運転列車も含めて)なにかバックアップするシステムが、少なくとも主要通勤路線や幹線では必要になってくるのではないか。
 インバウンドと言えば、一昨日行われた京都市の市長選挙では「オーバーツーリズム」対策も争点になったそうだが、当選した松井 孝治氏(元官房副長官)は昨日出演したラジオ番組の中で、インバウンド対策の一つとして、「観光専用路線バス」の構想を持っていると話していたようです。運賃は500円くらいに設定し(現在の京都市営バスは、市中心部は230円均一)、そのかわり急行運転を行う、ものだそう。「今の法律では専用のものはできないが」という事だそうだが、確かにそれはありかも知れない。ただし、座席定員制にする必要があると思う。他にもいろいろ考えがおありのようで、「観光客と市民の価格を変える」という方向で国に働きかけたい、という事だったそうです。

《What's New》
 4日 エルサルバドル大統領選挙 現職ナジブ・ブケレ氏勝利宣言
 5日 熊本市電・市内バス・熊本電鉄100円均一 実証実験開始
 6日 Jリーグ東京ヴェルディオンラインストア 2700人余C/C情報漏洩の可能性発表
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)時刻表

№2754 JTB時刻表2024年2月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2024年2月号」、先月25日に発売になりました。

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 表紙は、北陸本線・湯尾~南条間の681系〔サンダーバード〕。北陸新幹線が敦賀に延伸すると、この区間はハピラインふくいに転換され、JRの特急列車は走らなくなる。681系の去就はどうなる。相当な余剰が発生するはずだが、北陸新幹線延伸時には、683系が直流専用289系に転用改造された事で延命したけれど、今回は、少なくともJR西日本内部には転用先がない。量産車もデビューから間もなく30年だから、相当な淘汰が発生するとも考えられるが、どう展開するか。

「のりもの情報局」、10・11・12・1月号と、4ヶ月連続して掲載がなかったからもう終わったのかと思ってしまったが、5か月ぶりに掲載がありました。「津軽鉄道『開運入場券(たつ)』発売中」「広島電鉄『広島ドラゴンフライズ電車』『サンフレッチェ広島レジーナ電車』ラッピング車両運行中」「カンゼン『近鉄とファン大研究読本』好評発売中」。
 広島ではテキストにあるように、紙屋町の近くにサッカーの新スタジアム「エディオンピースウィング広島」がオープン(今月23日のJ1開幕戦・サンフレッチェvsレッズ戦がこけら落とし)する事になっていて、記念でまた新しいラッピング電車が走る事になるだろう。

北陸新幹線金沢-敦賀間開業! 新駅&沿線旅ガイド
 去年敦賀に泊まって、外側からだけだが敦賀の新幹線の駅も見たが、ここでは、新規開業区間の全ての駅のガイドが掲載になりました。

 まず、敦賀での乗り継ぎがあっても、大阪・名古屋~金沢・富山間の所要時間が短縮されるのは結構。だが、問題になりそうだと思うのは、改正と同時に、新幹線⇔在来線特急・急行の乗り継ぎ割引が全面的に廃止になり、料金が単純に合算になる事。現在、大阪~金沢間の特急料金は2,950円だが、3月16日以降は、大阪~敦賀間2,390円+敦賀~金沢間2,400円、合計4,790円となって、1,840円(62.37%)の大幅な上昇になってしまう。また 名古屋~金沢間で名古屋~米原間東海道新幹線利用の場合、現行では名古屋~米原間2,290円+米原~金沢間1,650円(割引適用)で合計3,650円だが、これが名古屋~米原間2,290円+米原~敦賀間1,290円+敦賀~金沢間2,400円、合計5,980円となり、2,330円(63.83%)の上昇(ここでの金額は全て通常期・指定席)。JR西日本では、WEB限定の割引商品の発売も行うようだが、利用者にはどう受け止められるだろうか。

 本題の新規開業各駅だが、まず福井は、やはり島式1面2線になる。内覧会のニュースも見たけれど、スペースの確保の問題もあったろうが、新規開業駅では一番乗降が多くなるはずと思われる福井で、このレイアウトが採用されるとは思わなかった。
 越前たけふは高速道のICや国道に近くにあり、「交通の要衝になると期待される」と記されているが(既に先行して、名古屋~福井間の高速バスが停車している。道の駅で乗車券も発売)、肝心の武生駅・たけふ新駅を中心とした、越前市中心部への二次アクセスは、どうなるのだろうか。地元の報道では、シャトルバスが運行される事になるようだが。
 今回、新たに加賀温泉・芦原温泉と、「温泉」の2文字が入る駅が入るのが特徴的で、既存区間の黒部宇奈月温泉(「温泉」が入る新幹線の駅は初めてだった)と合わせて、3か所になる(他に西九州新幹線の武雄温泉・嬉野温泉)。加賀温泉は、能登半島地震の影響は軽微で旅館は通常通り営業しているが、キャンセルが相次いでいて、先日温泉の関係者が都内でPRを行ったとニュースもあったが、新幹線が走るようになれば、流れも変わるのではないだろうか。№2522でも書いたが、この駅は昔は作見という普通列車しか停車しない小駅で、周辺の大聖寺や動橋に特急・急行が停車していたが、これらを統合する形で、加賀温泉駅になりました。五十数年で大出世です。加賀温泉・小松両駅のホームのメロディは、なぜユーミン夫婦なのだろう?共に、出身地とかではないのだが。
 なお、能登半島地震については反映されていないが、欄外にお悔やみとお見舞いのメッセージが加えられていました(「編集長だより」にもあり)。
 新規開業区間は今日2月3日、一般向けの試乗会が行われたそう。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、この改正で定期運用から離脱する255系。房総のリゾート特急として期待されたが、高速道路(特にアクアライン)の開業・延伸もあって、房総の各特急が思った以上に早く衰退したのは、誤算だったろう。今後の事は分からない。そのまま引退かも知れないし、波動用で残る185系を置き換えるのかも知れない。6連に短縮して〔富士回遊〕に転用するというのは、どうだろう?需要が回復して、輸送力不足気味であるようだから。〔あずさ〕〔かいじ〕の所要時分短縮にも良いだろう。

 グラビアが北陸新幹線新駅特集になったので、3月16日ダイヤ改正の概要は、特集のページに掲載されています。基本的には昨年12月のJR各社からのリリースをそのままなぞっているので、新たに記す事はない。ただ、例の京葉線は「通勤快速・快速は各駅停車に変更される列車があります」という、やや曖昧な表現になっている。JR東日本のリリースでは、当初は「朝夕はすべて各駅停車に変更します」みたいな文言になっていたはずだから(今月16日の一部修正発表と同時に、12月のリリースの該当部分の文言は削除されている)、その後の修正を見て、急いで書き替えたのかも知れない(今2月号の締め切りは12月22日だった)。

 今号では新幹線・特急の時刻が掲載になっているが、東海道・山陽新幹線は、現行の新横浜始発臨時〔のぞみ491号〕は、新ダイヤでは〔のぞみ97号〕として、さらに博多まで運転される日がある(新大阪止まりの運転日は〔のぞみ497号〕)。この場合の新大阪から先の時刻は、現状では〔さくら545号〕〔さくら575号〕(臨時)と被る事になるが、新ダイヤでは、〔545号〕は鹿児島中央までの全区間を4分繰り上げ。〔575号〕は新大阪・新神戸は3分早発になるが、西明石で〔のぞみ97号〕の通過待ちになる(鹿児島中央終着時刻は変わらない)。

 上越・北陸新幹線は、現状は下りと上りを上下に並べる形態で掲載されているが、新ダイヤからは下りと上りで別ページになりました。上越と北陸を分離してもいいかなと思うが、東京~高崎間が共用で、この区間のみの利用者・列車も多いのでできないかも。
 上越新幹線は最終列車の繰り上げが発表されていたが、新ダイヤで東京発新潟行の最終は、21時20分発〔とき347号〕となり、現行の〔とき351号〕からは20分の繰り上げ。また高崎行は22時40分発〔たにがわ477号〕で、やはり20分の繰り上げ。対上毛高原・越後湯沢は現行の〔たにがわ417号〕で変わらず、この結果、上越新幹線で一番終着が遅いのは、〔たにがわ417号〕の越後湯沢着23時52分になります。
 なお、新ダイヤの〔とき347号〕は、本庄早稲田は通過。このため、(利用者はあまりいないだろうが)本庄早稲田から新潟への最終は、21時39分発〔とき345号〕となり、50分の繰り上げになる(対浦佐・燕三条はさらに高崎あたりで後続の〔とき347号〕に乗り換える必要がある)。

 在来線特急は、〔しおさい〕は、銚子発着の全列車がE259系で運転。現行の255系をほぼそのまま置き換える形にはなるが、下り5本・上り4本に削減。東京発最終は19時45分発(〔しおさい9号〕)に繰り上がる上、土休日は運休。
 米原発着の〔しらさぎ〕は、米原~敦賀間45.9㎞の短距離列車となり、JR西日本では最短の定期特急になります。通勤ライナー特急の〔らくラクやまと〕でさえ、新大阪~奈良間52.3㎞(実際の走行ルートの営業キロ。運賃計算上は50.6㎞)なのに。

 同時に春の臨時列車も発表になっているが、目を惹くのは、(平日おさんぽ号)の副称がある、吉川美南~鎌倉間の特急〔鎌倉〕。6月の毎週金曜日に運行されるが、全て普通の平日。時刻は3月~6月の土休日運行の〔鎌倉〕とは異なる。E653系使用は同じ。6月は紫陽花のシーズンになるが、利用を分散させて混雑を緩和しよう、という意図だろうか。
〔WEST EXPRESS銀河〕は、改正日以降6月いっぱいは、京都~出雲市間(伯備線経由)で運転。

 会社線は、1月20日に運行を開始した、高速バス加須・行田・熊谷~伊香保・草津線(ここには記載がないが〔ゆめぐり埼玉号〕の愛称がある)が掲載。最近首都圏から伊香保・草津を目指す路線が相次いで開業しているが、この路線は「ジェイアールバス関東と秩父鉄道観光バスのアライアンスによって運行される」とされていて、運行は秩父鉄道観光バスだが、JRバス色で運行される。秩父鉄道観光バスは久しぶりの路線バスで(熊谷市のコミュニティバスは、現在は担当していない)、高速バスは初めて。

本文
 長崎本線の江北→肥前鹿島間で、夜間に普通列車1本増発。江北22時03分→22時17分肥前鹿島。江北では〔リレーかもめ61号〕から乗り換えができる。列車番号9895Mと臨時列車の扱いだが、特に注釈はなく、毎日運転(ダイヤ改正時より定期列車として運行)。
 JR線に関してはもうダイヤ改正直前なので、特段新しい動きはないように見えました。

 会社線は、南海高野線・泉北高速鉄道が1月20日にダイヤ改正を実施済み。紙面では分からないが、高野下~極楽橋間の運行本数の変更(平日は増・土休日は減)、極楽橋駅でのケーブルカー乗り換え時間の拡大(平均5分→8分)、土休日の下り3本・上り1本の九度山停車時間の延長(駅構内のおむすびスタンドでの購入時間を確保するため)など。4月6日~11月30日の、土休日の〔こうや〕増発も予告されています。

 昨年12月に廃業した金剛自動車の富田林駅~千早ロープウェイ線は当然抹消。南海バスの河内長野駅~金剛山ロープウェイ(金剛の千早ロープウェイと同じ場所)は、時刻は掲載されている。ただ、なぜか巻頭の索引地図からは、南海バス路線まで抹消されている。

 さて、裏表紙の裏を見るとなんと、「JTB私鉄時刻表 関西 東海2024」の予告があります。JTBでは以前、私鉄のみの時刻表(東西で分割)を年1回程度刊行していたが、15年ほど前に終わってしまって、残念と思っていたものです。今回は関西・東海のみで、西日本でも中国・四国・九州は掲載がないよう。だが、特に阪急・阪神は自社の全線時刻表の刊行をかなり前に取りやめていて、ダイヤの全体像が見えなくなっているので、この刊行は大いに期待です。2,200円とややお高くなりそうだが、それだけの価値はあるはず。いずれ関東地方、そして他地域の私鉄についても刊行があると思われるし、そうなるようこちらも期待です。

 次号3月号では、JR全線や、ハピライン・IRのダイヤが掲載になるはずなので、できるだけ数多く分析してみたい。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
 1日 豊洲市場隣接 新商業施設 「豊洲千客万来」オープン
 2日 新潟 三幸製菓工場火災 代表取締役ら4人書類送検
 3日 ラグビーリーグワン 「スーパーラグビー」チームと初の交流戦

 関東地方は5~6日にかけて、ひょっとしたら平地でも大雪かも、という予報が出ています。JR東日本や東武などではすでに、注意喚起のメッセージが掲載されています。明後日以降の事だが、どうなるのか。通勤に影響が出ないといいけれどねえ。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)時刻表

№2739 JTB時刻表から見る日本の乗り物 2023年

 GW明け直後の「5類」移行で、まだ完全に終わってはおらず、ここにきて新変異ウィルスの拡大の懸念もあるが、それでもどうやら峠は越えたのかな?の感があるコロナ禍。しかしこの3年あまりの禍は、交通の世界にあまりにも深刻なダメージを与え、しかもこの先もかなりの期間、尾を引きそうな予感です。ともあれ、もうそろそろ新しい段階に前進したい、日本の交通業界のこの1年を鉄道を中心として、JTB時刻表に現れた事項を中心に回顧していきたいと思います。
 関東では大手私鉄の大型新線が開業、相互直通ネットワークがさらに拡大しました。日本初の、本格的LRT新線も開業しています。西日本ではターミナル地下新駅開業に、地下鉄の延伸もありました。第3セクター鉄道の7年ぶりの運転再開もあったが、ローカル鉄道は引き続き、苦境に置かれています。運賃・料金の値上げは今年も相次いだが、新たな試みも見られました。 

《2023年の十大ニュース》
 例年通り、この「十大」はあくまで、私個人の主観に基づいています。「こっちの方が大事やろ」のご意見も多々あろうかと思うが、どうかご了承くださいませ。

◆ 東急・相鉄新横浜線開業 相互直通運転開始

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 東急・相鉄の新横浜線、日吉~新横浜~羽沢横浜国大間合計10.0㎞が3月18日に開業、同時に両社の相互直通運転が始まった。
 東急は日吉~新横浜間5.8㎞で、途中に新綱島駅を設置。相鉄は、2019(R元)年11月30日に開業済みの羽沢横浜国大~西谷間を延伸する4.2㎞で、合計6.9㎞となった。日吉・西谷駅付近を除くほぼ全線が地下線となっている。
 東急・相鉄の境界となる新横浜は、両社による共同管理体制が取られた。

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 東急側は、目黒線(~東京メトロ南北線・埼玉高速及び都営三田線)を中心に東横線(~東京メトロ副都心線・東武東上線)の急行も新横浜線に乗り入れ、さらに大半の列車が相鉄線に直通する。主に目黒線は相鉄本線(海老名方面)、東横線は相鉄いずみ野線(湘南台方面)へ直通を行う。相鉄は既に新横浜線一次開業時よりJR線との相互直通運転を行っており、さらに東急との直通で、神奈川県東部から東京都を経て埼玉県南部にかけての、広範囲な相互直通ネットワークが完成する事となった。
 日常の通勤・通学等の利用の他、新横浜では新幹線への乗り換えの需要が期待されており、JR東海では新横浜線開業と同時に、新横浜始発の臨時〔のぞみ〕の設定が行われている。新横浜はJR横浜線・市営地下鉄ブルーラインも含めた、横浜市北部の鉄道ネットワークのハブに発展した。

◆ 大阪駅「うめきたエリア」開業 おおさか東線延伸

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 大阪駅北側を走る梅田貨物線の地下化を機に、旅客列車用の新地下ホームの整備が行われ、ダイヤ改正時の3月18日、通称「うめきたエリア」として開業した。
 同駅は21~24番線の2面4線で、21番線のみ、フルスクリーン方式のホームドアが整備されている。将来の扉位置が異なる列車の発着を想定し、新開発の、戸袋部も同時に可動するタイプが導入された。
 梅田貨物線は従来より特急〔はるか〕〔くろしお〕が通過しており、うめきたエリア開業時より全列車が新規に停車している。また、新大阪を発着していたおおさか東線も全列車が延伸、大阪環状線など、他JR在来線との接続の改善も図られている。臨時特急〔まほろば〕も、うめきたエリア発着となった。
 同時に大阪駅西口も開設、顔認証方式の改札機など、新技術も取り入れられている。
 今後、関西空港アクセス鉄道となる「なにわ筋線」の乗り入れが想定され、さらに阪急によるなにわ筋連絡線・新大阪連絡線構想もあり、同駅を巡る列車の顔触れは更に多彩なものになる事が予想される。

◆ 宇都宮ライトレール開業 日本初本格的LRT新線

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 8月26日に宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間が全線開業した宇都宮ライトレール・宇都宮芳賀ライトレール線は、日本では初の、完全新線のLRT鉄道となった。
 平成の初期から、宇都宮の東に位置する芳賀町の高根沢工業団地へのアクセスとして検討が続けられていたもので、コロナ禍などによる工事の遅れもあり、当初の想定より1年半遅い開業となった。「ライトライン」の愛称がある。開業時は各駅停車のみ5~12分毎の運行、全区間の所要時間48分だが、今後快速運転や、最高速度の引き上げによる所要時間の短縮が想定されている。当初から全国相互利用のICカードが利用可能で、ICカードでは直接の運賃収受を行わない、全ドアで乗降可能なセルフ乗降方式を採用し、停車時間の短縮を狙っている。
 将来的には宇都宮駅より西側への路線延伸構想があり、JR・東武への直通運転の可能性もある。今後の動向が注目される。
 同時に沿線のバス路線網が大幅に再編成され、特にJRバス関東はJRのバスでありながら、JRの駅(宇都宮駅)を発着する便が、ほとんどなくなった。

◆ 福岡市営地下鉄七隈線 博多~天神南間延伸開業

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 福岡市営地下鉄七隈線は、3月27日、博多~天神南間1.6㎞が開業し、計画区間が全通した。当初は2020(R2)年度の開業が予定されていたが、2016(H28)年に発生した博多駅工事現場の道路陥没事故の影響により、2年延期になっていた。新規開業区間には、祇園山笠のクライマックスで知られる櫛田神社に隣接した、櫛田神社前駅が設けられている。博多駅は空港線ホームと連絡通路で結ばれた。
 全線開通により、七隈線は博多~橋本間13.6㎞となり、所要時間28分で結ばれる。これまで天神南を発着していた列車が全て、博多まで乗り入れた。
 この開業で、天神南駅⇔空港線天神駅間の乗り換えの特例が廃止になり、地下鉄同士の乗り換えは、博多駅で行う事となった。

◆ 南阿蘇鉄道 全線運転再開 JRへ直通運転開始

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 2016(H18)年4月に発生した熊本地震により長らく不通が続いていた南阿蘇鉄道は、7月15日に立野~中松間が再開し、7年ぶりに全線の運行が再開した。これで熊本地震によって不通となっていた鉄道は、全て運転を再開した。
 再開と同時に、新車両MT-4000形による、JR豊肥本線・肥後大津~立野間への直通運転も開始された。朝方の2往復が、肥後大津に乗り入れる。豊肥本線への直通は、1986(S61)年の転換開業以降では、初めてとなる。

◆ 日田彦山線 BRT「ひこぼしライン」運行開始

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 一方、翌2017(H29)年7月の豪雨災害で不通となっていた日田彦山線・添田~夜明間は、鉄道による復旧が断念され、8月28日よりBRT「ひこぼしライン」の運行開始という形で再開した。
 実際には被災前の鉄道と同様、日田までの運行になる。全区間通しの便は10往復、鉄道時代より1往復の増便となった(他に区間運転あり)。専用道は山間部の長大トンネル(釈迦岳トンネル)を挟む彦山~宝珠山間のみ、その前後の区間では、一般道上に大幅に停留所を追加している。
 車両は小型EVが中心となり、JR九州バスが運行を行う(一部は更に日田バスに委託)。11月より、水素燃料電池バスも、週に3日程度の試験営業運行を行っている。

◆ 東武 新特急車「スペーシアX」デビュー

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 東武鉄道・浅草~日光・鬼怒川間の次世代フラッグシップ特急車「スペーシアX」が、7月15日にデビューを果たした。
 編成全体で大幅にグレードが上がり、グループ利用を想定した「コックピットスイート」「コンパートメント」「ボックスシート」と、「プレミアムシート」「スタンダードシート」が設定され、多様なニーズに応えている。また、カフェカウンター「GOEN CAFE SPACIA X」があり、オリジナルのスィーツやクラフトビールなどを提供する(キャッシュレス)。
 料金は在来の特急より高めで、浅草~東武日光間ではスタンダードでも1,940円となり、「スペーシア」「リバティ」より300円高い設定になっている。
 今年は2編成が運行を開始、週末中心に4往復・その他が2往復での運行になっているが、来年3月18日より2編成が追加され、毎日6往復の運行になる(同時に一部座席の料金が値上げになる)。

◆ 留萌本線 石狩沼田~留萌間廃止

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 留萌本線・石狩沼田~留萌間35.7㎞は、3月31日の運行を持って廃線となった。同区間は近年のJR北海道各線区の中でも利用の落ち込みが特に著しく、JR北海道により、「単独の運営は困難」な路線の一つに挙げられていた。
 4月1日以降も、この区間を往来するバスはなく、地域内を運行する乗合タクシーなどの設定に留まっており、深川~留萌間の、石狩沼田での乗り継ぎの移動は実質的にできない。一方で沿岸バスでは、旭川~留萌~羽幌間の長距離バス〔特急あさひかわ号〕の運行を開始した。

◆ JR東日本「オフピーク定期券」発売開始

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 今年も全国の各社で、運賃・料金の値上げが相次いだ(一部は「バリアフリー料金」徴収を名目としている)。その中、JR東日本では3月18日の電車特定区間内運賃改定に合わせ、新たに「オフピーク定期券」の発売を開始した。平日のラッシュピーク時間帯(駅により異なる。東京メトロ・相鉄など一部他社でも設定)以外に利用できる定期券で、一般の通勤定期券より10%程度値下げになるが、ピーク時間帯の乗車にはIC普通運賃が必要になる。営業キロ30㎞のオフピーク定期券は、6ヶ月62,600円(一般70,350円)。
 また、新幹線・特急の料金のカレンダーの見直しが、JRグループ全体に拡大した。「最繁忙期」を設定する一方で「閑散期」の対象日を拡大し、利用の分散を図っている(設定日は東西で一部異なる。また一部例外あり)。グリーン車・寝台車利用時の特急料金も、シーズン別となる。各期間の設定は、曜日配列等も踏まえ、毎年見直しが行われる見込み。

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 10月1日に運賃を改定した京急は、41㎞以上は逆に値下げとしたほか、ICのみ小児運賃を75円均一とした。 

◆ 各地で災害 美祢線・山陰本線など被災 磐越西線・花輪線は全線再開
 今年もまた、日本の鉄道は豪雨災害から逃れる事は出来なかった。特に6月の豪雨で多大な被害を受けたJR西日本の2路線は、合計が100㎞近くにのぼり、両線区とも輸送人員が大幅に減少し、単独での経営が困難な線区に上げられている事もあって、特に美祢線では、廃線の可能性への不安も高まっている(JR西日本は、まず治水対策の強化を求めている)。
 一方、豪雨災害で休止していた、JR東日本・磐越西線の喜多方~山都間(9.9㎞)は4月1日、花輪線の鹿角花輪~大館間(37.2㎞)は、5月14日に運行を再開した。大井川鐵道大井川本線・家山~川根温泉笹間渡間(2.9㎞)は、10月1日に運行を再開している。

 災害を理由に不通になっている路線をまとめてみた。

JR北海道  根室本線:東鹿越~新得間 41.5㎞※
JR東日本  米坂線:坂町~今泉間 67.7㎞
       津軽線:蟹田~三厩間 28.8㎞
JR西日本  山陰本線:長門市~小串間 50.6㎞
       美祢線:厚狭~長門市間 46.0㎞     
JR九州   日田彦山線:添田~夜明間 29.2㎞(BRT運行開始)
       肥薩線:八代~吉松間 86.8㎞
大井川鐵道  大井川本線:川根温泉笹間渡~千頭間 19.5㎞
くま川鉄道  人吉温泉~肥後西村間 5.8㎞
※ 実際は東鹿越~上落合(信)間17.4㎞ 2024(R6)年3月31日を持って廃止

◆ その他

● 東海道・山陽新幹線〔のぞみ〕 ハイシーズンは全車指定席運行
 
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 第1回目は今日から1月4日まで。今後、年末年始・GW・夏のお盆のシーズンは、普通車も全車指定席になる。
(〔ひかり〕〔こだま〕〔みずほ〕〔さくら〕は変わらない)

● 東海道・山陽新幹線 「S Work」サービス拡大
〔のぞみ〕の7号車を試験的に「S Work車両」として運用してきたが、10月20日より本格的なサービスを開始している。3人掛けの中央席(B席)にパーテーションを設置し、両側(A・C席)を「S Work Pシート」として設定。またN700S系では、「ビジネスブース」の本格的な整備が始まっている。〔ひかり〕〔こだま〕でも同サービスを展開する。

● 東海道新幹線 ワゴン車内販売終了
 一方、東海道新幹線では、普通車のワゴンスタイルの車内販売が、10月をもって終了した。「カチンコチンアイス」が名物だったが、売り上げの減少と、販売員の不足が、終了の理由となった。11月以降、グリーン車のみシートサービスを行うとともに、〔のぞみ〕停車駅では、車内販売で販売していた商品を販売する自動販売機を順次整備する。山陽新幹線は引き続き営業。

● JR北海道〔オホーツク〕〔大雪〕 283系再登板
 283系は去年のダイヤ改正まで〔おおぞら〕で使用されていて、1年のブランクを経てカムバックした。グリーン車は廃止。JR北海道の183系DCは、「ノースレインボー」も前後して引退、全車両が引退した。残るはJR九州〔あそぼーい!〕のみ。

● JR北海道 737系電車導入 室蘭本線ダイヤ形態変更
 5月20日より室蘭~苫小牧間に導入され、普通列車の所要時間の短縮が図られた。また千歳線では先行して、エスコンフィールド北広島オープンに対応した輸送形態の策定が行われた。737系は3月より、函館本線・岩見沢~旭川にも導入される。

● 〔SL銀河〕〔奥出雲おろち〕運行終了
 両列車とも、車両の老朽化のため。〔奥出雲おろち〕の終了は、木次線自体への影響も懸念される。

● JR東日本 「ひなび(陽旅)」デビュー
「リゾートあすなろ」の改造で、盛岡~花巻~釜石間で今月デビューした。来年には同様の改造で「SATONO」がデビュー予定。

● 京葉線幕張豊砂駅・田沢湖線前潟駅開業
 どちらも、イオンモールの最寄り駅。

● 日高本線浜田浦駅・山田線平津戸駅廃止
 平津戸駅は廃止より前、2022(R4)年3月改正時より、全列車通過になっていた。

● 札幌駅バスターミナル廃止
 北海道新幹線札幌延伸事業に伴う再開発のため。9月いっぱいで廃止になり、各バス乗り場は10月1日より札幌駅周辺に乗り場が分散した。

 この他、コロナ禍や運転士・ドライバー不足などを理由に、全国的に運休や運行本数の削減、高速バスでは路線そのものの廃止が相次いだ。一方でインバウンド需要回復などにより、空港アクセス鉄道・バス等の復便の動きも見られる。


《表紙の写真・グラビア 及び特別付録》

 1月号 JR東海 大井車両基地(内で、新幹線車内と「なにわ男子」大西流星)
● なにわ男子 大西流星さんと 大井車両基地に潜入!

 2月号 高山本線 中川辺~下麻生(HC85系)
● JRグループ ダイヤ改正のあらまし

 3月号 東海道新幹線 品川~新横浜(N700S系)
● JRダイヤ改正でこう変わる!編集部注目トピック

 4月号 東急電鉄 元住吉検車区 鉄道ネットワーク7社局の車両(埼玉高速・東京都・東京メトロ・東急・相鉄・東武・西武)
● 2023年春 私鉄ダイヤ改正 注目ニュース
特別付録:JTB時刻表オリジナル しおりセット

 5月号 伯備線 黒坂~根雨(381系「スーパーやくも」色)
● 2023年 注目したい列車

 6月号 小海線 野辺山~信濃川上(HIGH RAIL 1375)
● 読者・達人セレクト 今すぐ食べたい「駅そば」

 7月号 五能線 深浦~広戸(リゾートしらかみ・橅)
● 全国のおトクなきっぷ 大集合!

 8月号 指宿枕崎線(キハ40系)
● 保存版 九州の鉄道16社カタログ

 9月号 東武日光線 下小代~明神(スペーシアX)
● 「スペーシアX」ができるまで

10月号 高山本線 飛騨小坂~渚(HC85系)
● 絶景!紅葉列車と 湯めぐり紀行

11月号 岳南電車 吉原~ジャトコ前(8000系)
特別付録:絶景カレンダー2024

12月号 石勝線 新夕張~占冠(DF200形牽引フレートライナー)
● 貨物鉄道ウォッチング超入門


《定価》
1~5月号 1,205円(本体1,095円)
6~12月号 1,375円(本体1,250円)

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◆ その他 交通以外 今年の主なトピックス
 今年もジャンルに関係なく、月毎に5つずつ記しました。全部は網羅できていない事は、ご承知おきください。ウクライナ戦争に加えてイスラエルの戦闘も勃発、本当にイヤになってしまうが、共に現在進行形でもあり、コロナ禍(「5類」に移行したが)共々、ここでは敢えて、基本的には除いてあります。

 1月
● 旧統一教会関連 「新法」施行
● 鳥インフルエンザ 被害拡大 卵価格に影響
● 森本学園事件 被告夫婦実刑確定
● 福島第一原発事故 強制起訴東電旧経営陣に2審無罪判決
● 東急百貨店本店 閉店

 2月
● トルコ・シリア大地震
● 米上空に「気球」飛来 中国と軋轢
● 「長周期地震動」予報運用開始
● 首相秘書官 LGBTQ「差別」発言で更迭
● 「銀河鉄道999」作者 松本 零士氏死去

 3月
● WBC 日本代表3大会ぶり3度目優勝
● 「袴田事件」 再審決定
● 春闘 平均賃上げ率 30年ぶり高水準
● 保津川下り 転覆事故
● 車いすテニス国枝 慎吾氏 国民栄誉賞受賞決定

 4月
● スーダンで軍事衝突
● 統一地方選挙 首長選は40%強が無投票決着
● 自動運転 「レベル4」解禁
● 「こども家庭庁」 業務開始
● 改正地域交通活性化再生法 成立

 5月
● G7広島サミット開催 ウクライナ ゼレンスキー大統領参加
● 英チャールズ新国王 戴冠式
● ゲームプレー動画配信のユーチューバー 著作権法違反で逮捕
● 銀座 高級時計店 強盗事件
● 卓球 石川 香純 引退発表

 6月
● 「マイナンバーカード」トラブル続出
● タイタニック号見物潜水艇 遭難
● 歌舞伎俳優市川 猿之助 両親殺害で逮捕
● 千葉県長生村議会議長 パワハラで2度目の辞職勧告・辞任
● 軽井沢スキーバス事故 一審判決 社長らに実刑

 7月
● 世界各地で記録的熱波 国連事務総長「地球沸騰」発言
● ビッグモーター 保険不正請求・街路樹破壊発覚
● ツイッター 「X」に改称
● 中野サンプラザ 閉館
● 宮崎 駿監督新作「君たちはどう生きるか」公開

 8月
● 福島第一原発 処理水放出開始
● ガソリン小売価格 一時1ℓ≒185.64円 過去最高値更新
● 西武百貨店池袋店 ストライキ決行
● ヒグマ「OSO18」 駆除発表
● 夏の全国高校野球 慶応高校 107年ぶり優勝

 9月
● ジャニーズ事務所 前会長性加害事件で記者会見・謝罪
● 東京の真夏日 年間90日 最高記録更新
● 渋谷「109」 配電盤火災で一週間休業
● Jリーグ・浦和レッズ サポーター暴動で来季天皇杯出場権はく奪
● 知床半島観光船沈没事故 事故調査報告書 公表

10月
● アフガニスタンで大地震 2000人以上死亡
● 「ステルスマーケティング」 規制開始
● 札幌冬季五輪招致 JOC・札幌市 正式に断念
● 藤井 聡太 史上初「八冠」達成
● プロ野球2軍 新潟・静岡の球団 来季新規参戦決定

11月
● 日本大学アメフト部問題 副学長「パワハラ」訴訟に発展
● 「Chat GPT」開発オープンAI CEO去就めぐり混乱
● 宝塚歌劇 劇団員死亡で調査結果公表
● 阪神タイガース 38年ぶり日本一
● 日本最高層330m 森JPタワー開業

12月
● 自民党派閥資金問題 東京地検特捜部が任意聴取
● 旧統一教会被害者救済法 国会で可決・成立
● ダイハツ 全工場の稼働停止
● 米軍オスプレイ 全世界で飛行停止
● 大谷 翔平 全世界プロスポーツ史上最高額契約でドジャース移籍

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● 来年の乗り物はどうなる
 北陸新幹線・金沢~敦賀間の延伸開業が最大の目玉になるのは、間違いない。新幹線が福井県に到達、福井から対東京は最速で2時間30分程度となり、現在の米原経由よりも早くなります。これが、他県や航空・バス等他交通機関とかも含めて、旅客の流動にどのような影響を与えるか。一方で敦賀以西の延伸のメドが今のところ経っていない状況であり、敦賀駅は当分の間、新在の乗り継ぎの重要な拠点として機能する事になります。
 また、新幹線の開業により、並行在来線となる北陸本線は第3セクター鉄道、ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道に移管されます。これで北陸本線は、米原~敦賀間45.9㎞のみとなり、旅客輸送では、日本海沿岸の大動脈としての機能がなくなり、3セクによる地域密着の足に性格が変わる事になります。各社の営業政策も合わせて、今後の行方が注目されます。
 この他では、山形新幹線E8系・〔やくも〕の273系デビュー、北大阪急行線箕面萱野延伸があります。一方で根室本線・富良野~新得間は3月いっぱいで廃止、根室本線は2区間に分断される事になります。また、広島県のスカイレールサービスは、EVバス転換により4月いっぱいで廃止の見込み。今のところ、これら以外で廃止が正式に表明されている鉄道路線はないが、地方路線はどこも経営状態がかなり悪化しており、再来年以降の行方が懸念されます。また、「2024年問題」もあり、鉄道・バスとも運行の確保が心配されます(地方鉄道ではすでにいくつか影響が出ている所がある)。何とか良い方向に向かって欲しいし、そのためには関係する人々が皆、立場を越えて知恵を出し合って欲しい。 
 鉄道・バス以外では、1月31日予定と発表があったトキエア、2月9日のバンコク線からスタートする(LCCとしての)エアージャパンの就航、1月24日のJAL・A350-1000のデビュー、14年ぶりの大分空港ホバークラフト就航、などがあげられると思います。
 ともかく、様々な困難が交通業界に待ち受ける2024年、それでも、北陸新幹線を先頭に「乗り物のちから」で立ち向かって、日本を明るくしてほしいと願います。

当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 北海道美瑛町で、道北バスが乗用車と衝突する事故が発生しました。詳しい事がまだ解らないのでどうこうは言えないが、乗客が57人も乗っていたのか。けが人が出たが、皆程度が軽いというのは、まずは何より。もう少し情報が欲しい所です。
 リニア中央新幹線は、開業時期を「2027年」→「2027年以降」に変更するJR東海の計画が、国土交通省より認可されました。とにかく静岡県の方針次第になるが、実際にリニア新幹線に乗れる日は、いつになるのか。

《What's New》
27日 柏崎刈羽原発 運転禁止命令解除 原子力規制委員会決定
28日 東京外国為替市場 1$≒140円80~82銭 7月以来の円高水準
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)時刻表

№2738 JTB時刻表2024年1月号(JTBパブリッシング)

「2024年」の第1号、JTB時刻表2024年1月号が、先週発行になりました。
 表紙はグラビア特集連動で、箱根登山鉄道の上大平台信号所。進入する3連の先頭の106号は旧塗装復刻の青+黄色のツートンカラーになっているが、これは11月で終わっていて、来年1月に「標準塗装」(オレンジ+グレー+白帯)になる、との事。

線路鉄 ダーリンハニー吉川さんが選ぶ 魅惑のレール
 この頃のJTB時刻表のグラビアはタレントの起用が多いが(前12月号はタレントのマネージャー)、(本当に申し訳ないが)「ダーリンハニー」は知りませんでした。プロフィールを見ると、スカパーの「鉄道チャンネル」に出ているそうだが、そういえば、少し前のJTB時刻表では、「鉄道チャンネル」のページがあったよね?いきなり終わってしまったけれど。なるほど、吉川氏自らが撮影した写真が多い。

箱根登山鉄道大平台駅.jpg
 本題の箱根登山鉄道だけれど、表紙にもなっている上大平台信号所は、当然信号所だから一般の旅客は立ち入れない。3か所のスイッチバックの内の唯一の旅客駅、大平台の「スイッチバック」を撮ってみたけれど、キチンとスイッチバック、とは解らなかったかも知れない。やはり実際に乗って、車窓共々実感するのが一番だろう。アナウンスにもなっているから、この特殊な線形(急カーブ・急勾配)自体が、箱根登山鉄道の「経営資源」になっていると言える。保守管理が相当大変なはずだが。
「三線軌条」は、なぜ3線なのか、という説明がもう少し突っ込んで書かれれば良かったかも(昔は小田原まで3線だった)。箱根登山(標準軌)は、今は検車区への回送出入庫だけなので、ここには記されていない電圧の違い共々、本当はもうムダな機能なのだが、検車区自体を動かせない以上は、なくしようがないか。
(現在「三線軌条」の狭軌・標準軌の両方を旅客列車が走るのは、奥羽本線・山形~羽前千歳間のみ)
 スイッチバックは、箱根登山鉄道以外だと、豊肥本線の立野が有名だが、いっそのこと全部リストにして書き出してみても、面白かったのではないか?しかし、箱根や立野のように、絶対になくせない構造のスイッチバックは少なくて、近年では車両の性能の向上や短編成化、列車そのものの削減などを理由に、急こう配があっても本線に直接ホームを設置する事で、スイッチバックを廃止する例が多い。ヘタすると、後に駅そのものが廃止になる事も(奥羽本線の赤岩など)。肥薩線・人吉~吉松間など、スイッチバックとループ線両方があるので本当はここで大いに取り上げられて良い所のはずだが、果たして再開はいつになるのか。というか、再開する日は、来てくれるのか?
 今回はプレゼントキャンペーンがあり、防寒用のパーカーやグッズが、合計25人にプレゼントされる。ピクトグラムになったJTB時刻表表紙風のロゴマーク入り。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、先日デビューした新観光列車「ひなび(陽旅)」と、その元となった「リゾートあすなろ」。

「ひと目でわかる! JR線 電化区間と複線区間」は、最新の事項は日田彦山線・添田~夜明(日田)間のBRT化、だが、鉄道としてはまだ廃線になっていないので、鉄道(非電化単線)としたままの方が、良かったのではないか。
 逆に、これは去年も書いて、その前からしつこく書かせてもらっているが、札沼線・北海道医療大学前~新十津川間の廃止は、2020(R2)年5月7日が正当。確かにこの年の4月17日を持って、急な列車の運行の終了を余儀なくされたが(新型コロナ禍のため)、それ以降も列車運休のまま、路線自体は存続しており、JR北海道のWEBでも、「廃止は5月7日」とはっきり記されている。国土交通省鉄道局監修の鉄道要覧にも、廃止の実施は「令和2年5月7日」とある。早いうちに修正が必要ではないか?
 それら以外の最新事項は、留萌本線・石狩沼田~留萌間の廃止(今年3月いっぱいを持って廃線)。
 次回の最新事項は、北陸新幹線延伸による、北陸本線・敦賀~金沢間の第3セクター(ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道)移管になるはず。

「大みそか終夜運転」の案内があり、JRの記載があるが、前12月号でも書いた通り、西だけでなく、東もだいぶ寂しくなってしまった。西のアーバンネットワークは終夜運転(といっても3時前後まで)列車の時刻が全て記されているが、東の首都圏は、青梅線と横須賀線のみ。東ももう、実施路線の全列車の時刻を掲載して欲しい。万葉まほろば線(桜井線)・和歌山線(高田~王子間)は、三が日+4・5日の日中が変ダイヤ。奈良線も三が日は、日中の快速が稲荷に停車する変ダイヤ。
 京葉線は終夜運転はないが、「COUNTDOWN JAPAN」(12月28日~1月1日5時)開催のため、1月1日早朝に東京→蘇我間2本・海浜幕張→東京間3本の臨時列車を運転。12月28日は、21時台に海浜幕張→西船橋間2本の運行が予定されている。

 前述の「NEWS」の背景イラストになっている「ひなび(陽旅)」は12月30日より、盛岡~花巻~釜石間の臨時快速〔ひなび 釜石〕で運転される。
(車両そのものは、23日の団体列車でデビューしている)
〔ひなび 釜石〕はダイヤが2パターンあり、土曜日・日曜日以外の休日と、日曜日・連休最終日では時刻が異なる。

12月30日~ 主に土曜日
下り 9592D~9623D 盛岡10:40 → 13:26釜石
上り 9622D~9593D 釜石16:28 → 19:39盛岡

12月31日~ 主に日曜日
下り 9590D~9621D 盛岡9:45 → 13:26釜石
(遠野→釜石間は9623Dと同時刻)
上り 9620D~9591D 釜石14:48 → 17:45盛岡

 全て途中花巻・新花巻・土沢・宮守・遠野・上有住・陸中大橋に停車。
 グリーン車と普通車各1両(共に指定席)。普通車の指定席料金は乗車日に関わらず、JR東日本の他の、「乗って楽しい列車」と同額の840円(小児420円)が必要。

 会社線は、伊豆箱根鉄道大雄山線の終夜運転の時刻を掲載。36分間隔。また、小田急〔ニューイヤーエクスプレス〕の時刻もあります。新宿~片瀬江ノ島間1往復。EXE10連。
 また、南越後観光バス(越後交通の子会社)の、スキー場へ行く路線の時刻がいくつか掲載になっています。どこもこの数年は雪不足に悩まされていたと思うが、今年は先週の大雪もあって、充分な雪があるようです。ルーデンススキー場への路線は土休日・年末年始運休では、行楽では利用できないのではないか。しかもスキー場は、今シーズンはホテル共々休業だそうで、掲載の意味がなさそうだ。
 なお、「本文の訂正」という形で、1月20日からの高野線(+泉北高速鉄道も)の時刻修正が予告されています。橋本~高野下・極楽橋間の区間運転列車の運行区間の一部変更、極楽橋駅でのケーブルカー乗り換え時間の延長(5→8分)、土休日日中の九度山停車時間を5分以上に延長(駅構内での「おむすびスタンド」でのおむすび購入を可能にするため)、泉北高速直通列車の一部区間延長・夕方の増結などを実施、との事。
 12月25日改正のJRバス関東・多古本線は、平日ダイヤを土休日ダイヤと統一(=減便)。

本文
 来年3月16日改正のリリースの中で、JR九州・長崎本線では江北22時03分発肥前鹿島行を、20日から臨時列車(毎日運転)として運行(ダイヤ改正時より定期化)、とあったが、比較的急に決まった事なのか、今月号では掲載がない(JR版にもない)。
 今年は運行がなかった、仙台→水戸・偕楽園間の観梅用の臨時〔ひたち〕は、来年は2月23日に〔ひたち92号(水戸偕楽園号)〕として運行(前12月号で掲載済み)。時刻は2年前と、ほぼ変更がない(水戸→(赤塚)→偕楽園→水戸間は快速扱い)。今年から偕楽園駅に営業キロが設定されたので、赤塚折返し偕楽園下車の場合、乗車券は偕楽園までの購入で良い(2年前は赤塚まで必要だった)。

 会社線は、高松琴平電鉄が12月16日に一部ダイヤ変更。平日のみ、高松16時15分発一宮行を滝宮に延長。
(この他、有人駅を滝宮から、綾川(イオンモール最寄り駅)に変更)
 伊予鉄バスの松山観光港リムジンバス(松山観光港~松山駅・道後温泉)は、11月1日(他の電車・バスと同じ日)より、観光港発3便(5時15分・21時55分・22時35分)のみ運行している。
 今号では「当分の間全便運休」と記されている山形~仙台空港路線は、12月16日より2往復で運行を再開。時刻は全く異なり、山形駅発6時30分と13時30分、仙台空港発10時00分発と17時30分発(3月16日まで)。

 次号は例年通りなら、3月16日改正の、まずは新幹線・特急列車の時刻が掲載になるはず。

当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 前回書いたその、来年3月16日JRダイヤ改正だが、特に京葉線(朝夕は全列車各駅停車で運行)はかなり衝撃的だったようで、沿線の自治体からはブーイングも起きているようです。確かに前回少し書いたが、いろいろ事情はあるにしろ、やや安易ではないか。京葉線は快速運転のダイヤ編成(特に停車駅の選定)が確かに難しい所もあるけれど、やはり他線区・他社も含め、乗客が減ったからと言って安易に快速運転を取りやめたりせず、緩急のバランスが取れたダイヤ編成が、必要なのではないか。

《What's New》
24日 有馬記念 ドウデュース優勝 武 豊騎手 GI最多勝・最年長勝利記録更新
25日 無人探査機「SLIM」 月周回軌道 投入成功発表
26日 東京都内税務署勤務職員3人 無許可風俗店勤務で停職処分
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)時刻表

№2727 JTB時刻表2023年12月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2023年12月号」、先週発売になりました。
 表紙が何と、石勝線・新夕張~占冠間を行く、DF200形牽引のコンテナ列車。貨物列車が旅客列車の時刻表の表紙を飾るとは、前代未聞?撮影時期が冬で、撮影場所にたどり着く(むろんクルマだろう)、また撮影そのものが、大変なんだろうなあ。クマは…冬眠している(はずだ)から、大丈夫…?

「のりもの情報局」は、もうやめてしまったのかなあ?今月号の裏表紙は、過去の時刻表の復刻版のPR。今のところの最新は、東北新幹線が大宮~盛岡間で暫定開業した、1982(S57)年6月号。次はいつを取り上げるのだろう。山陽新幹線博多全線開業の1975(S50)年3月、あるいは「国鉄最後のダイヤ改正」の1986(S61)年11月、あたりだろうか?

貨物鉄道輸送150年! 南田マネージャーに学ぶ 貨物鉄道ウォッチング超入門

JR貨物.jpg
 って、お客さんを乗せる列車が対象のJTB時刻表で、お客さんを乗せない貨物列車を扱うとは驚いた。この所鉄道模型など、旅客列車とはほとんど関係なさそうなものを取り上げる事が多くなった近年のグラビアだが、これも国鉄・JRのしばりがなくなって30年以上経つJTB版ならでは、という事だろうか。しかしJR貨物の紹介が簡単に書かれているが、同じJRながら、JR版時刻表でさえ出てこない(だろう)のではないか?
 ところで、ナビゲーターの南田 祐介マネージャーは、JTB時刻表にもこれまでにも何度か出てきているが、ホリプロでも「スポーツ文化部」の部長なのだそう。改めて調べてみたけれど、ホリプロというと何となくアイドルやタレント(特に女性。和田 アキ子・榊原 郁恵・堀 ちえみなど)のイメージが強い(私の世代だと、特にそうだろう)のだが、「スポーツ文化部」はそうではなくて、名の通り、元プロ野球選手やJリーガー、その他アスリートや、中央競馬の福永 祐一調教師や藤田 菜七子騎手など、さらには作家の鴻上 尚史氏や漫画家の江川 達也氏(「まじかる★タルるート君」とか)、元NHK解説委員・元朝日新聞記者などもいたりして、これは相当幅広い。そういう部署のマネージングとは、どのようなものなのであろうか?

 本題に移って、機関車はここでは、JRになってからの新形式のみ掲載されているが、やはり国鉄時代からあるEF65やEF81、DD51などがあっても良かったし、旅客列車つながりで、EF510の500番台(元東日本で〔カシオペア〕〔北斗星〕牽引の経験あり)も欲しかったかな。青函トンネル専用で、北海道新幹線との供用区間を走るEH800型の存在も挙げられるだろう(青函トンネルそのものはあるが)。
 隅田川駅はコンテナの取扱量が東京貨物ターミナル(T)・札幌貨物T・福岡貨物Tに次いで4番目だそうだが、大阪が入っていないのが意外。大阪も吹田Tや百済T、M250系が発着する安治川口駅などがあるが、それらはどのくらいの位置になるのだろうか。
 環境問題やトラックドライバー確保など様々な面から、鉄道貨物輸送が見直されつつあり、政府も国策として鉄道貨物輸送に力を入れる方向にあるようだが、そのためにはやはり、鉄道側の運行体制が、荷主=客の信頼に足るものでなければならない。国鉄時代末期に貨物輸送が大幅に減って、ヤード輸送が廃止に追い込まれた(新鶴見や武蔵野(新三郷駅は、開業当初はヤードを挟むように、上下に大きく離れてホームが設けられていた)などに名残が残る)のは、1975(S50)年暮れの「スト権スト」を頂点とした労使紛争の過激化で安定した輸送が行えなくなり、荷主の信頼を失った事が、今でも大きな理由とされている(ちょうど高速道路の整備が進んでいた時期だったし)。この点、輸送の担い手であるJR貨物自身、労も使も真剣に考えなければなるまい。まあ線路は旅客会社の所有がほとんどだからその動向にも左右される事になるが、その点では、北海道新幹線延伸時の函館本線が、長万部より南側も廃線になってしまうのではないか、という懸念もチラホラ聞こえてきます。札幌Tが取扱量全国2位につけているほどだからこのルートも極めて重要な地位にあるはず、第3セクター転換ができず、JR貨物も保有できない、のであれば、国策というからには、国自身が線路を保有し、貨物輸送ルートを維持する事も、考えられなければならないのではないか。

 そういえばグラビア特集は、今年は宇都宮ライトレールの開業があったから、どこかで路面電車・LRTの特集があると思ったのに、結局やらなかった。来年あるだろうか?それに、先月11月号の付録のカレンダーに見る通り、JTBの時刻表はもうJRを中心とした、一般的な2本の鉄製レールの鉄道にはこだわらなくなってきている。だから今後は、航空や船の特集とかも、あったりするかも。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、12月10日をもって完全引退する、小田急50000形「VSE」。実働が20年に満たず、歴代ロマンスカーでは最短という事になりました。今後の事は聞いていないが、先頭車両はロマンスカーミュージアムでの保存展示、という事になるのではないか。

 JRの「大みそか終夜運転のご案内」の路線図は、前年度(2023年1月号が終夜運転初掲載)は掲載がなく、2019~2020年シーズン以来になります。首都圏は、JR東日本のリリースがまだ出ていないが、運行区間は前年度と同じ。コロナ禍前と比べると、大幅に縮小されている。運行させる人手の問題もあるし、大規模な参拝場所が沿線にないと、もう終夜運行は行われないと考えて良いのだろうか。関西圏は、JR西日本は既にリリースを出している。こちらも運行区間は前年度と同じ。3時前後で終了するのも前年度同様。こちらは全列車の時刻が掲載になっています。
 初詣用の臨時列車は、首都圏は全部が特急になった(全て全車指定席)。〔開運高尾山初詣群馬号〕(高崎~高尾)は、今年はE653系で運行、グリーン車も設定される(去年は〔高尾山初詣ぐんま号〕として、全車普通車のE257系で運行)。〔犬吠初日の出〕は、今シーズンの銚子行は3本の設定がある。大宮→銚子間の3号が185系、というのが注目ではないだろうか。〔開運初詣号〕(新宿・秋葉原~鹿島神宮)も185系。

 会社線は、本日ダイヤ改正を行った京急の、明後日27日からの〔モーニングウイング〕〔イブニングウイング〕の時刻を掲載している。〔イブニングウイング〕の14・16号は、一般の快特の後部に連結(1890番台「La Ciel」使用)に連結される、品川→金沢文庫間の設定に変更(編成の図説あり)。〔イブニングウイング〕は、コロナ禍以降急速に規模を縮小する傾向にあります。
 また、宇都宮ライトレールは、11月23日に臨時列車を運行していた。下り3本(1本は平石止まり)・上り1本運行。3日にも運行されていたが、行楽ではなく、通勤対策ではなかったか(宇都宮に限らず、祝日は操業する企業も多いので)。
 高速バスは、関東バス・関越交通の吉祥寺駅~草津温泉間の高速バスが、20日より運行されています(「伊香保」の文字があるが、伊香保温泉は経由しない)。1日2往復。所要3時間40分。
 なお、「本文の訂正」という形で、弘南鉄道弘南線の11月7日からの時刻が掲載されている。レール不具合で一部区間運休になっていたものが、全線での運行を再開している。弘前発・黒石発とも、最終電車が10分繰り下げ。なお同様にレール不具合で全線が運休になっていた大鰐線は、20日より津軽大沢~中央弘前間で再開したとの事(大鰐~津軽大沢間は引き続きバス代行)。

本文
 米坂線は、来年1・2月の金曜日は、一部の列車・代行バスで時刻の変更が行われるが、今号ではまだ掲載されていない。前シーズンも行われていたが、米沢での車両点検に加えて、除雪作業を行うため、としています。
 いすみ鐵道は9月の大雨で、小湊鐵道同様、大多喜~上総中野間が不通になっているが、今月号になっても、注釈すらない(バス代行が行われているが、便数は少なく、平日は下り2本・上り3本、土休日は下り4本・上り3本のみ)。

 高速バスは相変わらず、夜行を中心に運休が多い。9月にダイヤ改正を行ったばかりの、東京・池袋~八戸・十和田・七戸線〔シリウス〕は、12月1日に再度改正を実施。ここには名前が出てこないが、軽米の乗降場所が軽米インター→かるまい文化交流センターに変更。十和田市中央は廃止(十和田市まちなか交通広場で乗降)。
 また、羽後交通の東京~田沢湖線〔レイク&ポート〕は、11月17日より関東バスとの共同運行になり、新宿駅西口に延伸(バスタ新宿ではなく、駅前の⑭番乗り場発着)。この路線、最初は横浜発着だったから「ポート」(港)の名があるが、横浜に行く事がもうないなら、名前を変えた方が良いのでは?

 会社線は、11月になって、あちこちでダイヤ改正が行われています。JTB時刻表に現れない部分が多いが、全体的に減便が目立つ。
 伊予鉄グループは11月1日に鉄道・バスともダイヤ改正を実施。「坊っちゃん列車」運休だけでは済まず、郊外線は、(ここでは記述がないが)郡中線は土休日の日中が15→20分間隔に削減。市内線は、本町線(松山市駅~本町6丁目)は朝4往復・日中3往復にまで削減(全便土休日運休)、道後温泉発着系統も運行間隔を拡大。バスは、松山~三崎間の長距離路線が2往復に削減(内1往復は八幡浜~三崎間に短縮・他に伊予鉄南予バスの八幡浜~三崎間ローカル便が1往復運行)。
 また、とさでん交通の電車も、11月1日にダイヤ改正。桟橋線は、日中は10分間隔に削減。
 さらに、11日には筑豊電鉄もダイヤ改正を実施済み。ここでは分からないが、平日・土曜日も日中は土休日と同じく、黒崎駅前~筑豊直方間全区間通しを20分間隔で運行。
 京急・京成・北総・都営地下鉄浅草線は、本日11月25日にダイヤ改正を実施。京成は〔スカイライナー〕が成田空港発22時40分発を増発し、22時台から23時00発は20分間隔で出発。
 島原鉄道は運転士不足のため、諫早~島原港間2往復・諫早~本諫早間1往復が、平日のみ運休(12月15日までの予定)。
 金剛自動車の富田林駅~千早ロープウェイ路線は、12月20日限りでの廃止が予告されました(翌日からは南海バスと村営の自家用有償運行により、途中で系統を分割の上、富田林駅~金剛登山口間のみ運行)。
 9月いっぱいを持って廃止となった根室交通・厚床~中標津路線が、今月号も掲載されたまま(「10月25日現在」となっている…)。

 これで、今年2023(R5)年のJTB時刻表の発売が終わりました。来月には2024(R6)年1月号の刊行があるが、例年通り、今年の更新最終日’(今年は今のところ未定)の一回前に、JTB時刻表を中心にした、鉄道を中心とした日本の交通の総まとめを行う予定です。
 今年は都市部での新線の開業がいくつかあり、中でも東急・相鉄の新横浜線開業と、両社の相互直通開始によるネットワーク拡大が、新幹線へのアクセス整備と合わせて、一般にも大きなトピックスとなりました。また宇都宮ライトレールや大阪駅「うめきたエリア」開業、福岡市営地下鉄七隈線博多延伸、東武「スペーシアX」デビュー、南阿蘇鉄道全線再開といった出来事もありました。日田彦山線不通区間はBRT「ひこぼしライン」で再開しています。一方で留萌本線が一部区間廃止となったほか、また今年も災害で、山陰本線・美祢線・小湊鐵道・いすみ鉄道が長期間の不通に追い込まれています(全て今日現在、再開の見込み立たず)。この他、〔SL銀河〕〔奥出雲おろち号〕の運行が終了しています。東海道新幹線はビジネスパーソン向けのサービス拡充の一方で、車内ワゴン販売が廃止になり、サービスがさらにビジネスユース中心に向いてきているようです。運賃・料金改定が各社で相次ぎ、JR東日本は「オフピーク定期券」を新発売。コロナ禍「5類」移行で需要は確実に戻りつつあるのに、今度はドライバー不足の問題が、特にバスで深刻になってきていて、それは時刻表上にもはっきり表れるようになってきました。

 来年はやはり、3月16日と発表になっている、北陸新幹線・金沢~敦賀間の延伸開業が最大のトピックスになります。同時に北陸本線がハピラインふくい・IRいしかわ鉄道に転換されます(大聖寺が境界)。特に福井県の交通全体に、大きな影響を与える事になりそう。また、〔やくも〕の273系デビュー、北大阪急行の箕面萱野延伸もあります。一方で根室本線・富良野~新得(正確には上落合(信))間廃止で、同線は2つに分かれてしまう事になる。北陸本線もそうだが、理由は異なるけれど、JR在来線は「本線」と言えども安泰ではない、という事になるのでしょう。それと、ドライバーを始めとする輸送の担い手の人材不足の深刻化、いわゆる「2024年問題」が、各交通の運行に、深刻な影響を与えてしまう事になるのではないか(上越新幹線の最終繰り上げの発表も、これが影響していそうだ)。ひょっとしたら、新幹線開業と同時になるはずの、JR各社を中心とした各社の来春ダイヤ改正で、さっそく見えてくる事になるのかも。12月15日と予想される、ダイヤ改正のリリースは注視したいです。JRではこの他、新幹線~在来線特急・急行の乗り継ぎ割引が全面的に廃止になります(九州は既に廃止)。広島のスカイレールサービスは、EVバス転換で4月末に廃止になります(本当は今年いっぱいだったが、バス運行の準備が遅れているため延期)。鉄道以外では、今年の就航が見送りとなりそうなトキエアにJALのA350-1000、大分空港で復活するホバークラフト、といったあたりが、注目ポイントとなるでしょうか。去年も書いた事だが、とにかく一つでも二つでも、明るい話題が数多く欲しいです。

当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《What's New》
23日 ロシア主導 CSTO首脳会議開催 アルメニア首相欠席
24日 大相撲 ウクライナ出身安青錦(あおにしき) 九州場所序ノ口全勝優勝
25日 上川外相 中国・王毅外相と会談 戦略的互恵関係推進を確認
 サッカーJリーグは、ヴィッセル神戸が初優勝を達成しました。おめでとうございます。今年は阪神タイガース日本一・オリックス・バファローズのパ・リーグ3連覇があり、プロスポーツは関西の年だったか。
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)時刻表

№2720 JTB時刻表2023年11月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2023年11月号」、先月末に発売になりました。
 今年もカレンダーが特別付録として封入されていて、このためグラビア特集はナシ。

「のりもの情報局」もなく、今月号の裏表紙は、岳南電車の「『富士のほうじ茶 のっぽパン号』出発進行!」。富士市でほうじ茶+「のっぽパン」が、地元の高校生も参加して開発された事を記念した、岳南電車のコラボ列車が、本日11月4日より運行を開始、という事。パンは既に発売が始まっていて、約3ヶ月の間(だから来年1月いっぱいくらいだろうか)、新富士駅(構内にある薬局)や静岡県内のコンビニなど、それに新宿の「るるぶキッチン」(JTBパブリッシングが運営する、食のマーケティングを行う店舗)でも販売するそう。また、岳南電車では1日フリー乗車券も発売する(750円。11月11日から、「岳南電車まつり」と同日の発売)。
 表紙もその関連で、コラボ記念ヘッドマークを付けた8000系2連が、富士山をバックに走る姿(試運転らしい)。8000系は、以前はダークグリーンベースだったが、ちょうど1年前に、今の色になったそう。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、381系〔やくも〕。最近、国鉄色や「スーパーやくも」色が復刻されているが、ここでは、1997(H9)年~2010(H22)年の間という、グレー地+緑と黄色帯の頃のカラー(モノクロではピンとこないが)になっています。これも明日5日から運行を始めるそう。
 冬の臨時列車が発表になったが、JR東日本で、首都圏の有料の臨時列車は、ほぼ全て特急となった。例外はB.B.BASEの臨時快速くらいか。
 バルーン佐賀駅臨時停車(11月1~5日)は、今年の特急の臨時停車は、下りは〔リレーかもめ1号〕が新規停車の一方、〔みどり15号・ハウステンボス15号〕は取りやめ。上りは特急の臨時停車がなくなった。普通列車〔バルーンフェスタ号〕は、土日が下り22→25本・上り20→26本と増加。下りの早朝2本は鹿児島本線からの直通で、鹿児島本線内は快速運転。

 会社線は、前10月号で減量改正ダイヤが掲載された、福井鉄道の臨時急行の時刻が掲載されています。日中に2往復だが、運転士の手配の都合もあるのか、運休日も多い。今月はこのあと合計13日で運休、運行する日・しない日がほぼ半々。たけふ新→福井間が43~45分・福井→たけふ新間が44分。神明と福井城址大名町のみ停車。
 また小湊鐵道は豪雨災害のため月崎~上総中野間が不通になっていて、代行バスが運行されています。本数は鉄道より少ない。平日上りの上総中野始発2本は、月崎での乗り換えの時間が長い(養老渓谷からだと、後続でも同じ)。
 この他、「富士のほうじ茶のっぽパン号」運転という事で連動しているのか、岳南電車の全線全列車の時刻表も掲載されています。全列車、吉原~岳南江尾間通しの運転で、1時間に2本は確保されています。

本文
 東海道・山陽新幹線〔のぞみ〕は、12月28日~1月4日は、全車指定席で運行。今後「3大ピーク期」(GW・お盆・年末年始)は、全〔のぞみ〕が指定席となる。自由席特急券は、普通車のデッキで立っていくなら利用できるが、着席した場合は指定席料金が必要。なお〔みずほ〕〔さくら〕〔ひかり〕〔こだま〕は、引き続き自由席を設定。
 修善寺編成を連結しない〔踊り子9・14号〕が12月28・29日に運転されるが、29日はE257系でも5000番台で運行される模様。
〔「185」〕は、12月22日と1月19日は、川崎~伊東間で運転(途中横浜のみ停車)。

 高速バスは、夜行便が廃止になった、札幌~函館間〔高速はこだて号〕が、昼行便のページに移動しました。

 会社線では、10月になって、特に北海道で路線の廃止が目立ちます。
 神威岬への路線は、美国ターミナル~神威岬間が「積丹町生活交通バス」に移行。神威岬へは3往復設定されるが、美国ターミナル発11時30分のみ、火・金曜日は予約なしで利用可。他は全て前日17時までに予約が必要。なお、運行会社に大新東が名を連ねているが、自家用有償運行。
(時刻表上では積丹余別始終着に見える2往復も含めた5往復全便が、美国~積丹余別~神岬間通し運行で、内3往復が神威岬に寄り道する形態)
 夕張鉄道バスは、新さっぽろ~夕張間の路線が廃止になり、かつては鉄道で結ばれていた夕張と江別(野幌)の間で、路線が繋がらなくなってしまいました(中央バスの札幌~夕張間高速バスが、停車場所を一部追加する形で救済しているようだ)。夕張側は枝線もほぼ廃止、新夕張駅~石炭博物館間路線は、毎日運行の10往復のみ(2往復増発。他に通学対応便1本を運行)。江別側も、土休日の運行は新さっぽろ~江別~南幌間を中心に、11往復のみ(札幌大通乗り入れは維持)。
 旧天北線の代替路線だった、宗谷バスの稚内~浜頓別~音威子府路線は、浜頓別~音威子府間が廃止となり、代替として、浜頓別町・中頓別町共同のデマンドバスを運行。音威子府発3本・浜頓別発1本のみの設定で、前の日の18時までに予約が必要。音威子府16時10分発は「JRからの乗り継ぎ利用者しかいない場合は予約者乗車後すぐの発車」と記されているが若干舌っ足らずで、浜頓別町公式WEBに拠ると、〔サロベツ1号〕(音威子府15時24分着)からの乗り継ぎの予約者しかいない場合は、所定16時10分(名寄からの普通4327Dからの接続)を待たずに出発する、としている。宗谷バスの長距離便〔天北号〕(旭川~音威子府・中頓別・浜頓別・鬼志別)は運行を継続しているが、特に中頓別町は、公共交通での外部からのアプローチが、かなり難しくなってきました。また、稚内~浜頓別間も、鬼志別で分断。
 なお、厚床~中標津間の再編成については、今号では改定されていない(別海~中標津間を阿寒バスが運行)。

 猪苗代エリアの路線は磐梯東都バスの撤退により、10月1日より会津乗合自動車(会津バス)に転換。基本的には、転換前とダイヤの違いは発生していない(猪苗代駅を発着しない区間運転の一部が取りやめ)。このエリアは11年前の2012(H24)年に一度会津バスが撤退、東都観光グループが代替していたという経緯があり、会津バスは復活という事になります。最近では珍しいケースだが、会津バスはこの11年の間にみちのりHD入りしていて、今後は同じみちのりHD傘下となっている福島交通などと連携するなどして、新しい展開が見られるかもしれない。

 前10月号のところで、「国際線航空の現状をチェックする」とか書いてしまったが、時間がなくなってしまいました。
 全体的には再開・復便が進んでいるが、欧州路線はウクライナ情勢の影響でロシア上空を飛べなくなっているため、全体的に、すごく時間がかかっている。コロナ禍直前に乗ったJALのヘルシンキ線は、現在は羽田発着にシフトしているが、運航が週3便のみ、加えて羽田→ヘルシンキは所要13時間15分、逆は14時間05分。私が搭乗した時のスケジュールでは、成田→ヘルシンキが10時間30分、逆が9時間40分だったので、3時間前後も余計にかかっている(ヘルシンキ発の方が時間がかかる)。夏スケジュールでは、羽田発は深夜出発の夜行便(週5便)だったが、今冬スケジュールで昼間のフライトに戻っています。
 この他の欧州路線も日本発は13~14時間以上。また、欧州側での接続を確保するためか、日本発は深夜出発の夜行便が多くなっています。
 羽田~ソウル金浦路線は、4社が各3往復と、コロナ禍前の水準に復便している。ただし、KEの1往復はA220、JALの1往復はB737-800とナロー機材になっていて、需要が完全には戻りきっていないようだ。

営業案内
 東海道新幹線の車内販売が先月を持って基本的に廃止になっているが、今号ではまだ反映されていない。なお、山陽新幹線の車内販売は維持されていて、今月はICOCA20周年記念キャンペーンとして、交通系ICカードでの支払いでは、割引のサービスを行っているらしい。
 編成表では、年末年始期の〔のぞみ〕全車指定席運行は記載されていない。

特別付録 絶景カレンダー2024
 今回はガラリと趣旨が変わり、鉄のレール2本の一般的な「鉄道」が、ほとんど使われていない(再来年・2025(R7)年のカレンダー部の、岳南電車9000系のみ)。表紙がJ-AIRのE190、バスも奈良交通(ボンネットバス)と沖縄バスが起用されている。11・12月号はフェリー。
 3・4月は空撮で、東京モノレールと、羽田空港にアプローチするJALのA350-900。羽田の新ルート運用スタートで見られるようになった光景だが、両者のタイミングが合わないと、撮影は難しそう。
 国鉄・JRのしばりがなくなって久しいJTB版ならではの構成と言え、これは来年以降も同じような傾向が見られるかもしれない。
 日付で言うと、来年は土・日・月の3連休が多い。GWは4月29日と5月3日の間に3日間普通の平日があり、その後は4連休。この3日間で休みを取れるなら9連休となる。コロナ「5類」移行後初のGWとなるが、果たして。

 さて次号12月号は…そろそろ年末年始輸送、という事になるが、いろいろあるので、特に終夜運転はどの程度の規模になるのか。ところで、ドライバー不足を始めとする様々な理由で、各地で廃止・運休・減便の動きが相次いでいます。伊予鉄グループは「坊っちゃん列車」運休だけでは済まず、郊外電車・路面電車・バスのいずれも大幅な減便を行ったほか、島原鉄道も乗務員不足で合計3往復の運休が発生しています。京福バス・福井鉄道の福井~東京間夜行バスは、運行を再開しないでそのまま廃止が決定しています。これらの事項はどこまで、次の12月号で反映されるか。来年、2024(H6)年4月に向けて、鉄道もバスも、地方も都会も、「未曾有の危機」が待ち構えているように思えてなりません。ひょっとしたら、来春(北陸新幹線敦賀延伸開業の3月16日と思われる)の、JRを始めとする各社のダイヤ改正にも、影響が出てくるのかも。

当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《What's New》
 3日 ウルトラセブンの像 祖師ヶ谷大蔵の商店街に設置 除幕式
 4日 Jリーグ・ルヴァンカップ アビスパ福岡優勝 クラブ初タイトル
 日本シリーズはオリックスが勝利し、3勝3敗のタイとなりました。山本 由伸がシリーズ新記録の14奪三振。これで流れはオリックスに傾くのか。さあ、明日は!!
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)時刻表