台風10号、確か事前の予報ではストレートに日本列島に向かって北上し、今週前半位に関東付近に到達する予想、だったと思ったのに、いつの間にか進路を西寄りに変えて、九州を直撃しました。交通への影響が非常に心配だが、それは我が神奈川県も同じで、特に相模川より西でかなり激しい雨になって、小田急は伊勢原~小田原間が今日いっぱい運転見合わせ、となりました(盛り土流出が発見された伊勢原~秦野間は明日も終日運休)。ロマンスカーは明日にかけて全列車運休。あちこちで浸水も起きて、私の実家のすぐ近くでも、土砂崩れの恐れがあって避難指示が出されるほどでした。スマホの警報音にはびっくりさせられた(我が家付近は対象外で大丈夫だったが)。台風は更新時点では瀬戸内付近のようだが、来週前半位には、今度こそ関東地方を直撃するかもしれません。非常に心配。今月の神奈川は地震もあったし、どうしたものか。
「JTB時刻表2024年9月号」、先週発売になりました。
「のりもの情報局」は今月も1つだけ。JR北海道・JR東日本・JR九州の新幹線駅「東西南北最極端」のスタンプ作成で、台紙はすでに配布中。ところで、新函館北斗はいつかは最北端でなくなるが、札幌に延伸した時点では、最北端の新幹線駅は、新小樽になるはず。
読者が選ぶ 今食べたい駅弁ランキング
読者アンケートの結果に基づく、駅弁のランキングの発表。
顔ぶれを見ると、順当な結果かな、と思う。一位はやはり、「峠の釜めし」なのか(このためだろう、表紙は「横軽」の〔あさま〕。廃止からもう30年近くになるのか)。
富山のますのすしは私も好きで、先日も富山駅で廉価版を購入した事は当ブログでも書いたが、ただし昼食時間にかかるJR東海のローカル列車がロングシートのキハ25系だったので、列車内で食べるタイミングを逸してしまって、岐阜のホテルで夕食、という形になってしまいました。「青春18きっぷ」派だと、最近はローカル線でもロングシートが中心で、駅弁食べづらいなー、と感じる事になるのかも。ただし一方で転換クロスシートというのも、案外雰囲気的に食べづらい、気もする。やはり昔ながらのボックスシートが一番、なのかな?
駅弁とは無縁そうなJR貨物のコンテナを容器に模した「コンテナ弁当」は面白いが、販売店舗のほとんどは「デパ地下」みたいだ(大阪中心)。「スペーシアX」を模した容器の弁当もあるが、最近の傾向としては、新幹線などの列車を模した容器に入った駅弁が多くなってきた事が挙げられるではないか。ほとんどは、別に「お子様ランチ」的な子供向け、ではなく、万民向けのスタンダードな内容だと思うが、ファミリー層へのアピールなのかも知れない。容器はそのまま持って帰れるし。
加賀野立弁当の10,000円とかいうのは別格としても、原材料のコスト増を反映して、最近は駅弁も少々高めになってきたという印象もあります。1,000札1枚では買えないものが多い。丹精込めて作るものであり、仕方がないとは思うが、もう少し低廉になるといいな、というのが本音。あとは、鉄道を利用するインバウンドが最近は多いわけだが、日本の多彩な「駅弁」は、どう映るのだろうか。
ところで、私が推す「駅弁」は何だろう?「推す」というのは大げさだし、「弁当」…なのかな?という感もあるが、大船軒の「大船軒サンドウヰッチ」を挙げたいと思います。大船軒といえば「鯵の押し寿し」が知られていると思うが(残念ながらここではランクインされていない)、このサンドウィンチも歴史があります。とにかくハムもチーズも最高にうまいし、お値段も580円とお手頃。さすがにボリュームという点ではご飯ものの駅弁と比べてしまうと正直酷だけれど、その分あっさり食べられて、少しだけ空きっ腹を満たしたい、向きには非常にうってつけだと思う。大船軒の公式WEBでは、店舗は大船のほか、藤沢・小田原・熱海・鎌倉・逗子、それに東京・上野・新宿にあるとされているが、このサンドウィッチは、大宮(駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮)でも購入できます。先日新潟に行った時も、大宮で〔はくたか〕に乗る前に買って朝食にしました。
この他では、横浜の者としてはやはり、崎陽軒の「シウマイ弁当」などを挙げておきたい。ひと頃より高くはなったが、それでも950円と、1,000円札でおつりが来ます。「横濱チャーハン」(730円)あたりもおススメ。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、新京成電鉄のN800形。「N」「E」はデビュー時点のデザインで、今年になって復刻した茶系、「W」「S」は現在のジェントルピンク。新京成は来年4月に京成電鉄に吸収合併されて京成松戸線となるが、N800形はどうなるのか。デザインは京成と同じとなるそうだが、形式も、ベースとなった京成3000形に編入される事になるのだろうか?ジェントルピンクは最近の採用なので、マーク共々短命に終わるのは、少々寂しい気がしないでもない。
松山駅が9月29日より高架化されることになり、特集のページでは、9月29日からの四国内特急の時刻を掲載(快速〔マリンライナー〕は掲載なし)。といってもパッと見比べた限り、一部の駅(特に松山)の時刻の修正以外、パターンの変化を伴う大掛かりなものはほとんどない。〔宇和海31号〕が伊予中山に新規停車するのみ。なお同日普通列車もダイヤ改正があり(次の10月号に掲載)、JR四国の公式WEBでは、減便や最終列車の繰り上げ等が予告されている。
会社線は、山岳リゾートに向かう高速バスが中心。
「おトクなきっぷ情報」は、その新潟に行った時に車内吊り広告で見かけた「えちごツーデーパス」に注目してみました(15P)。基本的には、新潟県内のJR東日本ほぼ全線、北越・トキめきの全線に乗れる。また、米沢線は山形県の小国まで乗れる(ただし現在は不通でバス代行)。しかし一方で、上越線の土樽及び飯山線の越後田中・足滝は新潟県内ながら行けない。JR西日本は対象外で、北陸新幹線と大糸線は乗れない(この他、ガーラ湯沢も行けないようだ)。来年3月30日までの発売で、金・土・日及び夏季(明日まで)・年末年始期間のうちの連続2日間に通用。大人2,800円・小児1,400円。
本文
JR西日本の新観光特急〔はなあかり〕が、10月5日より運行を開始。189系改造で、全車グリーン車指定席。スーペリアグリーンを設定。
今後JR西日本の各地域での運行が予定されているが、まずは「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、敦賀~(京都丹後鉄道)~城崎温泉間で運行。
往路 10月5日~11月30日の土曜日運転
9962D~(西舞鶴)~9163D 敦賀10:40 → 15:39城崎温泉
途中停車駅:美浜・小浜・若狭高浜・東舞鶴・宮津・天橋立・夕日ヶ浦木津温泉
(宮津・天橋立・夕日ヶ浦木津温泉は降車のみ)
※東京7:20 → 10:28敦賀〔かがやき503号〕から接続
復路 10月6日~11月24日の日曜日運転
9172D~(西舞鶴)~9973D 城崎温泉9:54 → 15:07敦賀
途中停車駅:夕日ヶ浦木津温泉・天橋立・宮津・若狭本郷・小浜・上中・戸村・美浜
(夕日ヶ浦木津温泉・天橋立・宮津は乗車のみ)
※敦賀15:41 → 17:03富山〔つるぎ28号〕・敦賀16:04 → 19:20東京〔かがやき512号〕に接続
小浜線に特急が走るのは、電化直後の一時期、〔まいづる〕が小浜まで乗り入れて、それ以来だろう。小浜~敦賀間は初?
予讃線(下り342P・343P:上り350P・353P)は、松山駅高架化工事のため、高架移転前日の9月28日に加え、9月21日にも 工事運休が発生。
特急 … 〔しおかぜ27号・いしづち27号〕伊予北条→松山間 〔宇和海32号〕伊予市→松山間
普通 … 4561M・4567M 堀江→松山間 4360M 松山→堀江間 4664D 北伊予→松山間
また、4558M(松山→今治)は時刻を変更。
山田線(下り626P:上り627P)は毎年秋シーズン、落葉による大幅な遅延が常態化しているとして、その対策として、10月15日~11月15日のまる一か月の間、上米内~川内間が全面運休、川内~宮古間も大幅な減便が行われます。
本文では通常ダイヤの時刻も掲載され、注釈もあって、ゴチャゴチャして分かりづらいかもしれません。まず、この期間の山田線の時刻を作成・整理してみました。
盛岡側(盛岡~上米内間)は全列車確保されているが、宮古側(川内~宮古間)は、下り2本・上り4本のみ。川内発は6時32分に宮古行が発つと、この日はもう宮古へ行ける列車がない。茂市も8時37分発が宮古行の最終。一方の上りは、5時台に川内行が出発すると、次は15時54分発川内行となって、10時間以上列車がない。
代行バスの運行は行われない。山田線ではこの4月から1年間の予定で、並行して走る岩手県北バスの「106バス」(106特急・106急行の、JRが定義した総称)との連携による実証実験を行っており、106バスへの振替輸送を行う形で大体の足を確保する。
次に、その106バスも含めた、山田線の長期運休期間の時刻を作成してみました。
106バスの実証実験運行では、盛岡~宮古間のJR乗車券(上盛岡・山岸・上米内は除く)で106バスが利用できる。中間のバス停は、山田線の駅に対応した所のみ利用可能。陸中川井(通常快速〔リアス〕停車)に隣接する川井バス停は、急行のみ停車。一つ盛岡寄りのやまびこ産直館には特急が停車するが、ここの利用は不可(ここを川井駅に対応するバス停として認められても良いと思うが)。なお、この実証実験では、フリーパス形態の乗車券は利用できない。振替輸送期間中は関係ないが、「青春18きっぷ」も不可。またバス側の乗車券で山田線の利用は不可。
今回106バスの時刻を並べてみると、改めてバスと鉄道の、ダイヤ面での格差が大きすぎるなあと思う。106バスは盛岡~宮古間で特急1時間40分・急行2時間15分。対して山田線は、通常運行時の快速〔リアス〕でも、最速2時間19分。この格差は国鉄時代から指摘され続けていた事だけれど、今回の実証実験、および振替輸送の結果、「バスの方が便利」とばかり、鉄道からバスへの利用の転移がさらに進んでしまうのかもしれない。この振り替え輸送が終わった後の輸送動向は、注視が必要かも。
快速運転縮小でスッタモンダの京葉線(700P)は、9月1日にダイヤの変更を行い、快速運転時間帯を拡大。平日ダイヤのみ掲載だが、現在10~15時台12往復(+先行して改正をリリースした後に快速運転に変更した、6時台2本)→東京発20時台2本・蘇我発7・9時台3本を追加。
個人的には、快速の運行本数は明らかに不足していると思う。前にも書いたが、京葉線の距離や性格からして、蘇我発6~22時台・東京発7~23時台の間で、コンスタントに設定がされるべきではないか?(快速通過駅への配慮も必要だろうが、要は緩急のバランスの問題)
会社線では、とさでん交通の電車(865P)が8月1日に改正し、9月号で新ダイヤを掲載。減便や運航時刻の調整が行われているが、時刻表掲載分では、鏡川橋6時14分発便の文殊通終着時刻の繰り上げのみ(桟橋車庫前6時00分始発高知駅前行がはりまや橋発に短縮されているように記載されているが、桟橋通四丁目を始発としている)。なお、10月1日にはバスの改正が行われ、減便や路線再編が予定されている。
営業案内
東海道新幹線の車内ワゴン販売の終了はニュースになったが、実は先日、上越新幹線〔とき336号〕に乗車した時には、ワゴンによる車内販売が回ってきました。あの「カチンコチンアイス」を買って食したのだが、どうなっているのだろう?JR東日本クリエーションサービスの公式WEBには、車内販売がPDFで案内されています。新幹線のほか、〔あずさ〕〔ひたち〕にもある(〔かいじ〕〔富士回遊〕〔ときわ〕はない)が、ホットコーヒーは販売しない列車がある(〔あずさ〕は全列車販売しない。振り子だから?)。
ICOCAは9月21日より、津山駅にも導入。ただし利用できる方向は津山線・岡山方面のみ。法界院~津山間の中間駅には導入されず、津山駅発着のICOCA定期券は発売されない。姫新線・播磨新宮~津山~新見間の利用は不可。なお、ICOCAエリアで特急の運行がない駅が「一部利用駅」になるのは初。
さて次号10月号は、東海道新幹線開業60年・JTB時刻表100周年記念、という事で、東海道新幹線100系クラフト模型付きの特別版を発売する、数量限定で、という事なので、今日さっそく近くの本屋で予約を入れました。どんなものになりますかね。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
27日 元NBAプレーヤー渡邊 雄太 千葉ジェッツ入団記者会見
28日 藤井 聡太七冠 「永世王位」獲得
29日 香港 ネットメディア元編集幹部2人 湾仔法院(裁判所)が有罪判決
30日 米軍AH1攻撃ヘリ 沖縄・慶良間空港に緊急着陸
№2832 JTB時刻表2024年8月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表8月号」は、先月20日には発売になっていました。
表紙は、いきなりドドンと長岡の大花火大会。イベントが表紙の中心を飾るのも、鉄道の時刻表としては異例。
その下に〔かがやき〕を中心に〔つがる〕〔いなほ〕〔あずさ〕〔こまち〕とあるが、全部JR東日本の列車。
「のりもの情報局」は、今号は伊豆急行の「金目きっぷ(KINME KIPPU)」のみ。今号発売時点ではすでに発売を開始していて、来年3月いっぱいまで有効。伊豆高原~伊豆急下田間が1日フリーで、プラスこの区間の沿線で、豪華鯛料理などを提供する食事処での食事券がセット。食事券は、乗車券利用開始日から起算して7日以内(必ずしも乗車券と同じ日でなくて良い)。発売は伊豆高原・出羽田川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田の各駅で、大人3,980円・小児2,980円。伊豆高原~伊豆急下田間の運賃は片道大人1,250円、往復で2,500円になるから、食事券分は1,480円になる。鯛料理ともなれば、やはりおトク?おめでたい日はキンメダイだ!?
臨時列車で行こう!花火大会&夏祭り 2024
ここで掲載されている中では、青森のねぶたは見に行ったことがあります。といっても(また年齢がバレそうな文言を並べるが)小学生の頃で、弟と共に母の実家(今の新青森駅の近く)に帰省して、その時に見たものでした。東北新幹線開業前の話、青森までは往復583系で、行きが〔ゆうづる〕、帰りが〔はつかり〕でした。
「阿波おどり」は運営体制を巡ってひと悶着もあったが、近年は安定して行えているようなのは何より。お盆期間中なのでバスも土休日ダイヤ(臨時便を運行)するが、変更の理由が「お盆休み」だからではなく、「阿波おどり期間中」だから、というのが、徳島らしくて面白い。
子供の頃は良かったが、近年は…花火も祭りも見に行く事はないなあ。行きたい・見たいという気持ちはあるが、一方で混雑が苦手になってきたので(コロナウィルスとは関係なく)。桜や紅葉と同じですねえ。
今回グラビアで特集された、場所によっては全国区レベルでTV中継されるほどの有名な大会はともかく、中小規模の花火大会やお祭りは、今後開催が難しくなるという話も聞こえてくる。人員の不足、花火の騒音などに対する苦情、などに加えて、近年の異常気象も要因で、現に遊佐町民花火大会は豪雨で中止になった(当然臨時列車も運休)。花火などの祭りの動向は鉄道の輸送にも影響を与えるはずで、来年以降はどうなるのだろうか。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、阪急京都線の2300系、で良いですよね?「W」がプライベース車になっているが、今のところプライベース車は、9300系に組み込まれている方が多い。
臨時列車では、既に前号で記載済みだが、三陸鉄道の快速〔八戸リアスうみねこ号〕が、盛~八戸間で運行されます。
下り
8205D~8009D~8111D~9422D 盛8:55 → 15:52八戸 9月7日(土曜日)運行
上り
9421D~8112D~8014D~8216D 八戸11:18 → 17:40盛 9月8日(日曜日)運行
停車駅:綾里・恋し浜・三陸・唐丹・釜石・鵜住居・大槌・浪板海岸・岩手船越・織笠・陸中山田・津軽石・宮古・一の渡・田老・岩泉小本・田野畑・普代・堀内・野田玉川・陸中野田・久慈・陸中八木・種市・階上・鮫・本八戸
恋し浜での5分停車も目立つが、よく読むと、堀内でも比較的長い停車時間を取っている。ホームから太平洋の展望を楽しんでもらおう、という趣旨だろう。
なお、全車自由席なので、使用車両は記載されていない。JR東日本の公式WEBのリリースによれば、三陸鉄道の車両を使用するとの事で、三陸車が八戸線に入線するのは話題になるだろう。三陸鉄道のページでは確認できなかった。
「ロックインジャパン」(今年は8月3・4・10~12日)の臨時は、去年との比較では、千葉0時5分発大網行・蘇我22時41分発新習志野行は取りやめになり、東京→蘇我間の臨時2本は東京発19時台2本に変更。
今回、大規模な花火大会の臨時列車から、「諏訪湖祭湖上花火大会」の最寄り駅、上諏訪駅の、開催当日の時刻表を作ってみました。
特集のページ(24P)に記載された「臨時列車」に、特急も含めた定期列車を追加しているが、「臨時列車」の全てが、在来のダイヤに追加されたものではない。定期列車の延長運転や多少の時刻の変更もあるし、通常の飯田線直通を、岡谷で分断した列車もあります。
特に帰宅時は、もう少し運転間隔を平準化した方が良いのでは?と思うが、定期〔あずさ〕がある上に、下諏訪付近が単線なのがネックだろう。動員数次第でもあるが、いっそ定期列車も含めた特別ダイヤの策定も、考えても良いのかもしれない。
臨時列車は中央本線(東線)の他に飯田線(駒ヶ根まで)・大糸線(信濃大町まで)・篠ノ井線でも設定され、終点に最も遅い到着となるのは(特急〔諏訪湖花火大会号〕を除く)、長野1時56分の9539M。翌8月16日は普通の金曜日で、会社も夏休み、という所が多いだろうが、もし仕事があるとしたら、大変だなあ?
一方で、塩尻からの中央西線(木曽福島方面)は、臨時は設定されていない。塩尻からの最終木曽福島行1844Mは22時42分発。この列車に乗りたければ、上諏訪22時22分発の449M(時刻変更)に乗る必要があるが、塩尻では乗り換え時間が1分しかない。むろん遅れても待ってくれるはずだが、臨時がないとは、JR東海も少々冷たいなあ、の印象がないわけでもない。
ところで、この臨時の普通列車は、この数年は中央線快速や南武線のE233系が応援で駆り出されてきたが、来年以降、中央線快速のグリーン車のサービスが始まったら、車両での工面は、どうするのだろう?
会社線は、JRバス関東の東京駅~東京港フェリーターミナル路線が、8月1日より2往復に削減。東京駅16時50分発・フェリーターミナル6時00分(日曜・祝日6時30分)発は、オーシャン東九フェリー(東京~徳島・門司航路)との接続を考慮していると思われる(なお、フェリーはお盆休みは全区間休航)。
本文
JR旅客6社で、お盆休みを土休日ダイヤで運行するのは、九州だけ。昨今の情勢からしたら、全体のダイヤはともかく、ライナー特急(〔湘南〕〔らくラクはりま〕など)あたりは運休にしてもよさそうな気もするが、そこまでは乗客が大きく減少はしない、とみているのだろうか。この先来年以降は分からないが。
(西鉄はカレンダー通りの運行になるようだ)
内房線・外房線・東金線・京葉線・武蔵野線は、「8月31日までの時刻」の注釈が、欄外に付記された。
会社線は今号から、定期観光バス・観光路線バスが高速バスの次に来るようになった。理由はちょっとわからないが。
私鉄は今号から、阪急京都線の特急(通勤特急・準特急・〔京とれいん雅楽〕含む)が全列車掲載になった。「プライベース」が7月21日よりサービスインしているが、今の時点では、日中は2~3本に1本でサービスを提供。まだコンスタントに利用できる、という環境ではない。
座席指定料金500円(全区間)は、京阪のプレミアムカーと同じ(京阪は、短距離は400円)。JRの新快速Aシートは、神戸・姫路方面への直通という事もあるが、全区間で840円と少々お高いし、本数がまだまだ少ない。チケットレスだと600円(この場合「青春18きっぷ」との併用は不可)。転換クロスシート車による特急・新快速の競争という、関東地方のファンから見たら羨望の対象として見られ続けてきた京阪間の競争だが、座席指定車両が3社で出そろって、新たな段階に入ったといえる。
前にも少し書いたが、「私鉄有料特急」というのは、乗車券以外の料金券(特急券・座席指定券など)を必要とする列車を意味すると思うのだが、名鉄には急行に特別車、京阪には快速急行にプレミアムカーが連結されている列車があるのに、一切記載がない。一方で全車自由席の特急は掲載されているが、本来の趣旨からしたらバランスを欠くのではないか?
バスは高速・空港バス、一般バス共に、状況の悪化に歯止めがかかっていない、という印象が否めない。渋谷~木更津線(747P)は8月1日にダイヤ改正を行っているが、京王バス担当便が運休になっているため(正式に撤退しているのではないと思う)、前後の便の時刻を調整している。川崎~木更津線(748P)は、大師橋駅入口の時刻が追加になった(東京ベイサービスの社名がまだ残っている)。
運休中の相鉄バス・海老名~御殿場プレミアムアウトレット路線(750P)は、再開されないまま廃止が発表になった。再開できないまま廃止となる路線が、このところかなり多く発生している。
大阪・京都~富山線(753P)は、いまだに3往復全便運休のまま。北陸新幹線敦賀延伸は料金レベルの引き上げまで招いている(乗り継ぎ割引も廃止)ので、低廉な足を求める客は多くなると思うのに。
復刻版シリーズで「1986(S61)年11月号復刻版」の刊行が、裏表紙の見返しに記されています。待望…かどうかは分からないが、刊行が予想されていた「国鉄最後のダイヤ改正」です。当時私鉄の乗務員私には、労働組合の行動から透けて見えた、国鉄(特に労組)が置かれていた状況を思い返すと、極めて重苦しいものも感じるのだが(刊行の直後、国会で分割・民営化が決定することになる)、一般の大衆の受け止め方は、正直どうだったのか。復刻版シリーズは、次は来年で50年となる、山陽新幹線博多延伸、になるのでしょうかねえ。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
遠州鉄道のバスの一件は、極めて残念と言わざるを得ない。炎天下を長時間歩かされた子供にとって、この経験がトラウマにならなければ良いのだが。以前起きた京都での一件もだが、ここもやはりバスドライバーだけ責めて終わり、にしてはならず、特に今後はバス未経験のドライバーがある程度の割合になる事も予想されるので、フォローする教育や、バックアップシステムの構築などが求められるし、やはりバスドライバーが接客にも余裕をもって臨めるような、運転など勤務環境の改善も、並行して必要なのではないか。運転以外の負担をできるだけ減らすような方策が求められると思います。
《What's New》
1日 旧ビッグモーター「WECARS」 新名称看板店舗 多摩市で営業開始
2日 日経平均株価 2,200円以上大幅値下がり 過去2番目の下落幅
3日 米軍ヘリコプター 神奈川県海老名市に不時着
本体の方ですが、どうやら転送設定ができました。明日の晩(8月5日付)で更新を行う予定です。お待たせいたしました。
表紙は、いきなりドドンと長岡の大花火大会。イベントが表紙の中心を飾るのも、鉄道の時刻表としては異例。
その下に〔かがやき〕を中心に〔つがる〕〔いなほ〕〔あずさ〕〔こまち〕とあるが、全部JR東日本の列車。
「のりもの情報局」は、今号は伊豆急行の「金目きっぷ(KINME KIPPU)」のみ。今号発売時点ではすでに発売を開始していて、来年3月いっぱいまで有効。伊豆高原~伊豆急下田間が1日フリーで、プラスこの区間の沿線で、豪華鯛料理などを提供する食事処での食事券がセット。食事券は、乗車券利用開始日から起算して7日以内(必ずしも乗車券と同じ日でなくて良い)。発売は伊豆高原・出羽田川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田の各駅で、大人3,980円・小児2,980円。伊豆高原~伊豆急下田間の運賃は片道大人1,250円、往復で2,500円になるから、食事券分は1,480円になる。鯛料理ともなれば、やはりおトク?おめでたい日はキンメダイだ!?
臨時列車で行こう!花火大会&夏祭り 2024
ここで掲載されている中では、青森のねぶたは見に行ったことがあります。といっても(また年齢がバレそうな文言を並べるが)小学生の頃で、弟と共に母の実家(今の新青森駅の近く)に帰省して、その時に見たものでした。東北新幹線開業前の話、青森までは往復583系で、行きが〔ゆうづる〕、帰りが〔はつかり〕でした。
「阿波おどり」は運営体制を巡ってひと悶着もあったが、近年は安定して行えているようなのは何より。お盆期間中なのでバスも土休日ダイヤ(臨時便を運行)するが、変更の理由が「お盆休み」だからではなく、「阿波おどり期間中」だから、というのが、徳島らしくて面白い。
子供の頃は良かったが、近年は…花火も祭りも見に行く事はないなあ。行きたい・見たいという気持ちはあるが、一方で混雑が苦手になってきたので(コロナウィルスとは関係なく)。桜や紅葉と同じですねえ。
今回グラビアで特集された、場所によっては全国区レベルでTV中継されるほどの有名な大会はともかく、中小規模の花火大会やお祭りは、今後開催が難しくなるという話も聞こえてくる。人員の不足、花火の騒音などに対する苦情、などに加えて、近年の異常気象も要因で、現に遊佐町民花火大会は豪雨で中止になった(当然臨時列車も運休)。花火などの祭りの動向は鉄道の輸送にも影響を与えるはずで、来年以降はどうなるのだろうか。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、阪急京都線の2300系、で良いですよね?「W」がプライベース車になっているが、今のところプライベース車は、9300系に組み込まれている方が多い。
臨時列車では、既に前号で記載済みだが、三陸鉄道の快速〔八戸リアスうみねこ号〕が、盛~八戸間で運行されます。
下り
8205D~8009D~8111D~9422D 盛8:55 → 15:52八戸 9月7日(土曜日)運行
上り
9421D~8112D~8014D~8216D 八戸11:18 → 17:40盛 9月8日(日曜日)運行
停車駅:綾里・恋し浜・三陸・唐丹・釜石・鵜住居・大槌・浪板海岸・岩手船越・織笠・陸中山田・津軽石・宮古・一の渡・田老・岩泉小本・田野畑・普代・堀内・野田玉川・陸中野田・久慈・陸中八木・種市・階上・鮫・本八戸
恋し浜での5分停車も目立つが、よく読むと、堀内でも比較的長い停車時間を取っている。ホームから太平洋の展望を楽しんでもらおう、という趣旨だろう。
なお、全車自由席なので、使用車両は記載されていない。JR東日本の公式WEBのリリースによれば、三陸鉄道の車両を使用するとの事で、三陸車が八戸線に入線するのは話題になるだろう。三陸鉄道のページでは確認できなかった。
「ロックインジャパン」(今年は8月3・4・10~12日)の臨時は、去年との比較では、千葉0時5分発大網行・蘇我22時41分発新習志野行は取りやめになり、東京→蘇我間の臨時2本は東京発19時台2本に変更。
今回、大規模な花火大会の臨時列車から、「諏訪湖祭湖上花火大会」の最寄り駅、上諏訪駅の、開催当日の時刻表を作ってみました。
特集のページ(24P)に記載された「臨時列車」に、特急も含めた定期列車を追加しているが、「臨時列車」の全てが、在来のダイヤに追加されたものではない。定期列車の延長運転や多少の時刻の変更もあるし、通常の飯田線直通を、岡谷で分断した列車もあります。
特に帰宅時は、もう少し運転間隔を平準化した方が良いのでは?と思うが、定期〔あずさ〕がある上に、下諏訪付近が単線なのがネックだろう。動員数次第でもあるが、いっそ定期列車も含めた特別ダイヤの策定も、考えても良いのかもしれない。
臨時列車は中央本線(東線)の他に飯田線(駒ヶ根まで)・大糸線(信濃大町まで)・篠ノ井線でも設定され、終点に最も遅い到着となるのは(特急〔諏訪湖花火大会号〕を除く)、長野1時56分の9539M。翌8月16日は普通の金曜日で、会社も夏休み、という所が多いだろうが、もし仕事があるとしたら、大変だなあ?
一方で、塩尻からの中央西線(木曽福島方面)は、臨時は設定されていない。塩尻からの最終木曽福島行1844Mは22時42分発。この列車に乗りたければ、上諏訪22時22分発の449M(時刻変更)に乗る必要があるが、塩尻では乗り換え時間が1分しかない。むろん遅れても待ってくれるはずだが、臨時がないとは、JR東海も少々冷たいなあ、の印象がないわけでもない。
ところで、この臨時の普通列車は、この数年は中央線快速や南武線のE233系が応援で駆り出されてきたが、来年以降、中央線快速のグリーン車のサービスが始まったら、車両での工面は、どうするのだろう?
会社線は、JRバス関東の東京駅~東京港フェリーターミナル路線が、8月1日より2往復に削減。東京駅16時50分発・フェリーターミナル6時00分(日曜・祝日6時30分)発は、オーシャン東九フェリー(東京~徳島・門司航路)との接続を考慮していると思われる(なお、フェリーはお盆休みは全区間休航)。
本文
JR旅客6社で、お盆休みを土休日ダイヤで運行するのは、九州だけ。昨今の情勢からしたら、全体のダイヤはともかく、ライナー特急(〔湘南〕〔らくラクはりま〕など)あたりは運休にしてもよさそうな気もするが、そこまでは乗客が大きく減少はしない、とみているのだろうか。この先来年以降は分からないが。
(西鉄はカレンダー通りの運行になるようだ)
内房線・外房線・東金線・京葉線・武蔵野線は、「8月31日までの時刻」の注釈が、欄外に付記された。
会社線は今号から、定期観光バス・観光路線バスが高速バスの次に来るようになった。理由はちょっとわからないが。
私鉄は今号から、阪急京都線の特急(通勤特急・準特急・〔京とれいん雅楽〕含む)が全列車掲載になった。「プライベース」が7月21日よりサービスインしているが、今の時点では、日中は2~3本に1本でサービスを提供。まだコンスタントに利用できる、という環境ではない。
座席指定料金500円(全区間)は、京阪のプレミアムカーと同じ(京阪は、短距離は400円)。JRの新快速Aシートは、神戸・姫路方面への直通という事もあるが、全区間で840円と少々お高いし、本数がまだまだ少ない。チケットレスだと600円(この場合「青春18きっぷ」との併用は不可)。転換クロスシート車による特急・新快速の競争という、関東地方のファンから見たら羨望の対象として見られ続けてきた京阪間の競争だが、座席指定車両が3社で出そろって、新たな段階に入ったといえる。
前にも少し書いたが、「私鉄有料特急」というのは、乗車券以外の料金券(特急券・座席指定券など)を必要とする列車を意味すると思うのだが、名鉄には急行に特別車、京阪には快速急行にプレミアムカーが連結されている列車があるのに、一切記載がない。一方で全車自由席の特急は掲載されているが、本来の趣旨からしたらバランスを欠くのではないか?
バスは高速・空港バス、一般バス共に、状況の悪化に歯止めがかかっていない、という印象が否めない。渋谷~木更津線(747P)は8月1日にダイヤ改正を行っているが、京王バス担当便が運休になっているため(正式に撤退しているのではないと思う)、前後の便の時刻を調整している。川崎~木更津線(748P)は、大師橋駅入口の時刻が追加になった(東京ベイサービスの社名がまだ残っている)。
運休中の相鉄バス・海老名~御殿場プレミアムアウトレット路線(750P)は、再開されないまま廃止が発表になった。再開できないまま廃止となる路線が、このところかなり多く発生している。
大阪・京都~富山線(753P)は、いまだに3往復全便運休のまま。北陸新幹線敦賀延伸は料金レベルの引き上げまで招いている(乗り継ぎ割引も廃止)ので、低廉な足を求める客は多くなると思うのに。
復刻版シリーズで「1986(S61)年11月号復刻版」の刊行が、裏表紙の見返しに記されています。待望…かどうかは分からないが、刊行が予想されていた「国鉄最後のダイヤ改正」です。当時私鉄の乗務員私には、労働組合の行動から透けて見えた、国鉄(特に労組)が置かれていた状況を思い返すと、極めて重苦しいものも感じるのだが(刊行の直後、国会で分割・民営化が決定することになる)、一般の大衆の受け止め方は、正直どうだったのか。復刻版シリーズは、次は来年で50年となる、山陽新幹線博多延伸、になるのでしょうかねえ。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
遠州鉄道のバスの一件は、極めて残念と言わざるを得ない。炎天下を長時間歩かされた子供にとって、この経験がトラウマにならなければ良いのだが。以前起きた京都での一件もだが、ここもやはりバスドライバーだけ責めて終わり、にしてはならず、特に今後はバス未経験のドライバーがある程度の割合になる事も予想されるので、フォローする教育や、バックアップシステムの構築などが求められるし、やはりバスドライバーが接客にも余裕をもって臨めるような、運転など勤務環境の改善も、並行して必要なのではないか。運転以外の負担をできるだけ減らすような方策が求められると思います。
《What's New》
1日 旧ビッグモーター「WECARS」 新名称看板店舗 多摩市で営業開始
2日 日経平均株価 2,200円以上大幅値下がり 過去2番目の下落幅
3日 米軍ヘリコプター 神奈川県海老名市に不時着
本体の方ですが、どうやら転送設定ができました。明日の晩(8月5日付)で更新を行う予定です。お待たせいたしました。
№2825 JTB時刻表2024年7月号(JTBパブリッシング)
前回更新から、また間が開いてしまいました。例によって、「設定」で四苦八苦で…。ITオンチには辛いです。「日本ではデジタル化が進まない」という意見が多いようだけれど、私の十数年のパソコンライフの経験からすると、「できる人」目線だけで事が語られている部分が、IT・デジタルの世界ではかなり多い気がします。もうちょっと、「できない」人の目線でフォローする体制が、官民両方で整備されないといけないのではないか。日本において「デジタル化」そのものが悪い、という人は、実はうんと少ないと思っています。ただ、ちょっとしたつまづきから、IT・デジタル嫌いに陥るのでは、ないですかね…。そんな事も、この十日間くらいで感じました。
「JTB時刻表2024年7月号」、先月20日には発売になっていたのに、こんなに遅くなってしまいました…。掲載されている臨時列車でも、とっくに運行が終了している列車が多い。
表紙は、水郡線の上小川~袋田間で、久慈川橋梁。比較的最近まで、長期間の不通を強いられていた所。
「のりもの情報局」は、「鉄道・運輸機構『第25回鉄道のある風景写真コンテスト』作品募集」「『鉄道の日』関東実行委員会 第9回『鉄道の日』記念フォトコンテスト開催中」「JTBパブリッシング『東武デラックスロマンスカー』復刊」「JTBパブリッシング『青春18きっぷで行こう’24~’25』発売中」。もう「鉄道の日」という話になってきている。
青春18きっぷ 2024夏 最新活用ガイド
まず、今夏シーズンのトピックスとして、①発売開始日が7月10日~に変更 ②東室蘭~室蘭間〔すずらん〕に乗車可(全車指定席になったので、その空席に着席する。石勝線も同じ) ③〔ひなび〕〔SATONO〕も乗車可(普通車のみ) ④BRT「ひこぼしライン」も乗車可 ⑤JR西日本宮島フェリーは、宮島渡航時に訪問税(100円)の支払いが必要 が挙げられている。「ひこぼしライン」に新車が入っていたとは知らなかった。画像を検索してみたら、エルガミオだった。
初心者向けコースは、①東京発着 熱海・三島・沼津周遊(復路は御殿場線) ②東京発着 国営ひたち海浜公園と袋田の滝 の2コース。①では、沼津で時間を取っているのは沼津港への往復を想定しているようだが、それよりも、例のアニメの「聖地巡礼」の方がいいよー、というファンも、少なからずいるはずだ?駅前にはカフェもあるし(バスで市南部の「聖地」への移動は、このプランにこだわるなら無理)。なお「ほとんどの列車にトイレがある」と記載されているが、JR東海の211系にはトイレがないので要注意!
上級者向けコースは、①釧路→函館 釧路湿原・札幌・小樽の手宮線跡(1泊2日) ②京都発着 小浜線・越美北線 の2コース。どちらも特例を間に組み込んでいる。①は、乗り継ぎのための時間が、特に新夕張と長万部は2時間前後とかなり長くなる。どちらも近くに観光スポットはないし、新夕張からバスで夕張往復、も不可能。どうやって時間をつぶそう?②は京都発が初列車で少々大変だが(山陰本線→舞鶴線の乗り換えは綾部でも良いはずだが、どの道京都→園部間と小浜線は同じ列車になる)、越美北線往復まで組み込みながら、その日のうちに帰って来れるとは意外だ。敦賀~越前花堂(~大聖寺)間がハピラインに転換されたので、通過利用はできるが、福井へは寄り道できなくなってしまった。
今春の、北陸本線のハピラインふくいおよびIRいしかわ鉄道転換により、北陸地方への「青春18きっぷ」の旅は、極めて困難なものになってしまいました。前述の「上級者向けコース」のごとく、「落下傘路線」と化したJR支線への特例はあるが、特に福井・金沢の両駅は、完全にJRの在来線がなくなってしまった。JRが走る46都道府県の県代表駅では、初のケースになります。やはり釈然としない面は否めず。並行在来線の第3セクター鉄道への転換の是非は置くとして、これらの鉄道でも「青春18きっぷ」での乗車が認められるようになってほしい。3セク鉄道へは、関係するJR各社が補償する。JRが被るはずだった減収分を3セク鉄道が引き受けてくれるのだから、この程度の配慮はあってもよいのでは?でなければ、「青春18きっぷ」と同時使用で有効となる、各第3セクター鉄道のオプション券の発売とかも、検討していただきたい。
特集のページ
「のりもの情報局」と連動しているのか、「NEWS」の4文字は東武DRC。
「夏祭り・花火大会の臨時列車」が掲載になりました。
青森ねぶた祭・弘前ねぷたまつり(8月2~7日)関連では、青い森鉄道はの期間中、初の試みとなる有料ライナー列車・特別快速〔ねぶたライナー〕を、青森→八戸で運行する。去年までの快速を格上げ。青森21:10→22:17八戸。途中停車駅は三沢のみ。青森駅からの乗車時は、乗車整理券700円が必要。
なお、青い森鉄道の公式WEBによると、〔ねぶたライナー〕は青い森703系2連を使用。乗車整理券は、(7月9日10時~)乗車当日19時まで発売、余裕があった場合には、青森駅ホームで当日受付をする場合がある。「青春18きっぷ」の特例では乗車できない(八戸からの八戸線の運行が終了しているため)。
この他、青森発上りは、去年までの野辺地行普通2本は八戸まで運行し、その後に野辺地行1本を増発(他に定期列車を運行)。下りは去年とほぼ同じ。なお、増発分の普通列車に付いていた〔ねぶたモーリー〕の愛称は、今年は八戸→青森間の特別快速(去年までの快速〔ねぶたライナ〕)に付与し、普通列車は愛称なし。
JR奥羽本線は、特急〔ねぶたまつり〕は、時刻の変更はある以外は前年と同じ(8月7日は運転なし)。普通列車は、青森行は新青森始発・津軽新城始発各1本、青森発は弘前行き2本を運行。去年より輸送力が増えています。
会社線は、箱根登山電車(去年は箱根登山鉄道と記載されていた。今春に社名を「小田急箱根」に変更)〔夜のあじさい号〕(既に今シーズンの運転は終了しているが)の他は、登山シーズンで登山口や山岳リゾートへの直通高速バスのダイヤが中心。この他、JRバス関東・JR四国バスの東京~徳島・阿南間〔ドリーム阿南・徳島号〕の、8月1日の時刻を掲載。淡路島内の志知に新規停車。なお8月後半までは毎日運行されるが、以降は週末中心の運行。
なお、「本文の訂正」欄にあるが、小湊鉄道の「キハ40形」観光急行列車は、今月からは毎週日曜日のみの運転に削減。小湊鉄道では、今号ではまだ反映されていないが、7月22日~9月30日の平日は、早朝・夜間の一部列車・一部区間が運休になり、特に里見~上総中野間の最終列車が大幅に繰り上がる(五井17時01分発養老渓谷行・養老渓谷18時23分発五井行)。どちらも乗務員不足が理由。
本文
〔やくも〕は6月15日に273系への置き換えが一応完了しているが、8月9~18日は、2往復が381系で運行される。下りが13・29号、上りが12・28号(12→13→28→29号 全て「11月30日までの毎日運転」の注記がある、臨時列車扱いの列車番号7000番台)。
四国では8月9~18日、〔しおかぜ〕と〔いしづち〕、〔南風〕と〔しまんと〕の分離運転が行われる。8月12~16日の〔しまんと4号〕(宇多津→高松)〔しまんと7号〕(高松→多度津)は、電車の8600系で運行(それ以外の分離運転日は2600系で運行)。〔いしづち〕は明日7月13日と9月14・21日(3連休初日の土曜日)の朝方・7月15日と9月16・23日(3連休3日目の月曜日)の夕方~夜間も一部分離運転があり、〔5・6・19・20号〕は2600系、〔7・8・21・22号〕は2000系で運行。
去年6月から不通が続いていた、山陰本線・長門市~小串間は、長門市~人丸間・滝部~小串間が6月22日に、朝夕のみ列車の運行が再開されました。今号で時刻を掲載。長門市~人丸間6往復(人丸発初列車は土休日運休)、滝部~小串間は8往復。
代行バスは、日中は長門市~小串間通し。朝夕は、人丸発は全便、滝部からさらに小串まで、逆に滝部発は全便、人丸からさらに長門市まで行くという、やや変則的な形態になっている。なお、人丸~滝部間の復旧は、来年度になる見通し。また美祢線は復旧の見通しが立っていない。
JR九州・福岡市営地下鉄など九州の鉄道の大半は、8月10~15日は休日ダイヤで運行(西鉄は今日現在、発表を確認できていない)。
石北本線は、9月30日の日中は北見~網走間が運休となり、代行バスを運行。〔大雪〕は2往復全列車全区間、〔オホーツク1号〕は北見→網走間が運休。
高速バスは、相変わらず運休・減便が多く、状況が好転できていない。大阪バスの大阪~福岡線〔HEARTエクスプレス・博多特急ニュースター号〕は、3往復全便が運休。今号では「7月1日から」と記されているが、6月1日から全便運休、となっているらしい。
川崎~木更津線も6月1日に改正になり、今号より新ダイヤを掲載。こちらは、平日は1往復増便になっている。また、川崎駅東口6時00分発初便は、通過していた木更津金田バスターミナルに停車。なお、今号では社名が残ってしまっているが、東京ベイサービス(東京湾横断道路サービス)は撤退し、臨港・小湊・日東の3社で運行。ここにはないが、7月1日より大師橋駅入口(江川一丁目)に新規停車。
トキエアは、今号では記載がないが、7月12日より札幌(丘珠)・仙台両路線とも、全便デイリー運航開始。
今号は「青春18きっぷ」特集だったが、私は…、今シーズンは泊りがけはしません。日帰り×5で使う事になると思います。少し遠いなーと思えるような場所へ行ってみよう。4年ぶりの成田空港での撮影でも使う事も考えています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
千葉県の鎌ヶ谷観光バスが、9月いっぱいで路線バス事業から撤退すると発表しました(貸切・送迎に専念)。現在は新鎌ヶ谷駅~千葉ニュータウン中央駅間を1日1往復するのみ。ドライバー不足などを理由に挙げているが、このバスの場合、元々は北総鉄道の運賃の高さから、沿線住民より低廉な足の確保を求められて運行を始めた、という経緯があったと思う。北総鉄道の値下げと新鎌ヶ谷折返し列車の増発による利用者の転移、が主な理由になるのではないかと思うが、どうでしょうか。
《What's New》
1日 東京外国為替市場 1€≒173円台 ユーロ導入以降の最安値更新
2日 日本体育大学女子アーチェリー部 6人無期限活動停止処分 学生寮で飲酒
3日 成田空港新ターミナル集約構想 成田空港会社が構想報告
4日 通園バス女児置き去り死亡事故 元園長に実刑判決
5日 NY株式市場 ナスダック・S&P500株価指数 最高値更新
6日 米エマニュエル駐日大使 南相馬市でサーフィン大会観戦
7日 日本プロゴルフ選手権 杉浦 悠太 初出場で初優勝
8日 埼玉県鳩山町長選挙 小川 知也氏初当選 現職で最年少町長誕生
9日 オリエンタルランド クルーズ事業参入発表
10日 ヨーロッパ宇宙機関 新型ロケット「アリアン6」初打ち上げ成功
11日 道後温泉本館 5年半ぶり 全館営業再開
12日 バスケ日本代表渡邊 雄太 Bリーグ・千葉ジェッツ加入発表
という事で、今回から、本当に本格的に再開させていきます。4月後半の旅行記も、今月中にはキチンと完結させないと。
「JTB時刻表2024年7月号」、先月20日には発売になっていたのに、こんなに遅くなってしまいました…。掲載されている臨時列車でも、とっくに運行が終了している列車が多い。
表紙は、水郡線の上小川~袋田間で、久慈川橋梁。比較的最近まで、長期間の不通を強いられていた所。
「のりもの情報局」は、「鉄道・運輸機構『第25回鉄道のある風景写真コンテスト』作品募集」「『鉄道の日』関東実行委員会 第9回『鉄道の日』記念フォトコンテスト開催中」「JTBパブリッシング『東武デラックスロマンスカー』復刊」「JTBパブリッシング『青春18きっぷで行こう’24~’25』発売中」。もう「鉄道の日」という話になってきている。
青春18きっぷ 2024夏 最新活用ガイド
まず、今夏シーズンのトピックスとして、①発売開始日が7月10日~に変更 ②東室蘭~室蘭間〔すずらん〕に乗車可(全車指定席になったので、その空席に着席する。石勝線も同じ) ③〔ひなび〕〔SATONO〕も乗車可(普通車のみ) ④BRT「ひこぼしライン」も乗車可 ⑤JR西日本宮島フェリーは、宮島渡航時に訪問税(100円)の支払いが必要 が挙げられている。「ひこぼしライン」に新車が入っていたとは知らなかった。画像を検索してみたら、エルガミオだった。
初心者向けコースは、①東京発着 熱海・三島・沼津周遊(復路は御殿場線) ②東京発着 国営ひたち海浜公園と袋田の滝 の2コース。①では、沼津で時間を取っているのは沼津港への往復を想定しているようだが、それよりも、例のアニメの「聖地巡礼」の方がいいよー、というファンも、少なからずいるはずだ?駅前にはカフェもあるし(バスで市南部の「聖地」への移動は、このプランにこだわるなら無理)。なお「ほとんどの列車にトイレがある」と記載されているが、JR東海の211系にはトイレがないので要注意!
上級者向けコースは、①釧路→函館 釧路湿原・札幌・小樽の手宮線跡(1泊2日) ②京都発着 小浜線・越美北線 の2コース。どちらも特例を間に組み込んでいる。①は、乗り継ぎのための時間が、特に新夕張と長万部は2時間前後とかなり長くなる。どちらも近くに観光スポットはないし、新夕張からバスで夕張往復、も不可能。どうやって時間をつぶそう?②は京都発が初列車で少々大変だが(山陰本線→舞鶴線の乗り換えは綾部でも良いはずだが、どの道京都→園部間と小浜線は同じ列車になる)、越美北線往復まで組み込みながら、その日のうちに帰って来れるとは意外だ。敦賀~越前花堂(~大聖寺)間がハピラインに転換されたので、通過利用はできるが、福井へは寄り道できなくなってしまった。
今春の、北陸本線のハピラインふくいおよびIRいしかわ鉄道転換により、北陸地方への「青春18きっぷ」の旅は、極めて困難なものになってしまいました。前述の「上級者向けコース」のごとく、「落下傘路線」と化したJR支線への特例はあるが、特に福井・金沢の両駅は、完全にJRの在来線がなくなってしまった。JRが走る46都道府県の県代表駅では、初のケースになります。やはり釈然としない面は否めず。並行在来線の第3セクター鉄道への転換の是非は置くとして、これらの鉄道でも「青春18きっぷ」での乗車が認められるようになってほしい。3セク鉄道へは、関係するJR各社が補償する。JRが被るはずだった減収分を3セク鉄道が引き受けてくれるのだから、この程度の配慮はあってもよいのでは?でなければ、「青春18きっぷ」と同時使用で有効となる、各第3セクター鉄道のオプション券の発売とかも、検討していただきたい。
特集のページ
「のりもの情報局」と連動しているのか、「NEWS」の4文字は東武DRC。
「夏祭り・花火大会の臨時列車」が掲載になりました。
青森ねぶた祭・弘前ねぷたまつり(8月2~7日)関連では、青い森鉄道はの期間中、初の試みとなる有料ライナー列車・特別快速〔ねぶたライナー〕を、青森→八戸で運行する。去年までの快速を格上げ。青森21:10→22:17八戸。途中停車駅は三沢のみ。青森駅からの乗車時は、乗車整理券700円が必要。
なお、青い森鉄道の公式WEBによると、〔ねぶたライナー〕は青い森703系2連を使用。乗車整理券は、(7月9日10時~)乗車当日19時まで発売、余裕があった場合には、青森駅ホームで当日受付をする場合がある。「青春18きっぷ」の特例では乗車できない(八戸からの八戸線の運行が終了しているため)。
この他、青森発上りは、去年までの野辺地行普通2本は八戸まで運行し、その後に野辺地行1本を増発(他に定期列車を運行)。下りは去年とほぼ同じ。なお、増発分の普通列車に付いていた〔ねぶたモーリー〕の愛称は、今年は八戸→青森間の特別快速(去年までの快速〔ねぶたライナ〕)に付与し、普通列車は愛称なし。
JR奥羽本線は、特急〔ねぶたまつり〕は、時刻の変更はある以外は前年と同じ(8月7日は運転なし)。普通列車は、青森行は新青森始発・津軽新城始発各1本、青森発は弘前行き2本を運行。去年より輸送力が増えています。
会社線は、箱根登山電車(去年は箱根登山鉄道と記載されていた。今春に社名を「小田急箱根」に変更)〔夜のあじさい号〕(既に今シーズンの運転は終了しているが)の他は、登山シーズンで登山口や山岳リゾートへの直通高速バスのダイヤが中心。この他、JRバス関東・JR四国バスの東京~徳島・阿南間〔ドリーム阿南・徳島号〕の、8月1日の時刻を掲載。淡路島内の志知に新規停車。なお8月後半までは毎日運行されるが、以降は週末中心の運行。
なお、「本文の訂正」欄にあるが、小湊鉄道の「キハ40形」観光急行列車は、今月からは毎週日曜日のみの運転に削減。小湊鉄道では、今号ではまだ反映されていないが、7月22日~9月30日の平日は、早朝・夜間の一部列車・一部区間が運休になり、特に里見~上総中野間の最終列車が大幅に繰り上がる(五井17時01分発養老渓谷行・養老渓谷18時23分発五井行)。どちらも乗務員不足が理由。
本文
〔やくも〕は6月15日に273系への置き換えが一応完了しているが、8月9~18日は、2往復が381系で運行される。下りが13・29号、上りが12・28号(12→13→28→29号 全て「11月30日までの毎日運転」の注記がある、臨時列車扱いの列車番号7000番台)。
四国では8月9~18日、〔しおかぜ〕と〔いしづち〕、〔南風〕と〔しまんと〕の分離運転が行われる。8月12~16日の〔しまんと4号〕(宇多津→高松)〔しまんと7号〕(高松→多度津)は、電車の8600系で運行(それ以外の分離運転日は2600系で運行)。〔いしづち〕は明日7月13日と9月14・21日(3連休初日の土曜日)の朝方・7月15日と9月16・23日(3連休3日目の月曜日)の夕方~夜間も一部分離運転があり、〔5・6・19・20号〕は2600系、〔7・8・21・22号〕は2000系で運行。
去年6月から不通が続いていた、山陰本線・長門市~小串間は、長門市~人丸間・滝部~小串間が6月22日に、朝夕のみ列車の運行が再開されました。今号で時刻を掲載。長門市~人丸間6往復(人丸発初列車は土休日運休)、滝部~小串間は8往復。
代行バスは、日中は長門市~小串間通し。朝夕は、人丸発は全便、滝部からさらに小串まで、逆に滝部発は全便、人丸からさらに長門市まで行くという、やや変則的な形態になっている。なお、人丸~滝部間の復旧は、来年度になる見通し。また美祢線は復旧の見通しが立っていない。
JR九州・福岡市営地下鉄など九州の鉄道の大半は、8月10~15日は休日ダイヤで運行(西鉄は今日現在、発表を確認できていない)。
石北本線は、9月30日の日中は北見~網走間が運休となり、代行バスを運行。〔大雪〕は2往復全列車全区間、〔オホーツク1号〕は北見→網走間が運休。
高速バスは、相変わらず運休・減便が多く、状況が好転できていない。大阪バスの大阪~福岡線〔HEARTエクスプレス・博多特急ニュースター号〕は、3往復全便が運休。今号では「7月1日から」と記されているが、6月1日から全便運休、となっているらしい。
川崎~木更津線も6月1日に改正になり、今号より新ダイヤを掲載。こちらは、平日は1往復増便になっている。また、川崎駅東口6時00分発初便は、通過していた木更津金田バスターミナルに停車。なお、今号では社名が残ってしまっているが、東京ベイサービス(東京湾横断道路サービス)は撤退し、臨港・小湊・日東の3社で運行。ここにはないが、7月1日より大師橋駅入口(江川一丁目)に新規停車。
トキエアは、今号では記載がないが、7月12日より札幌(丘珠)・仙台両路線とも、全便デイリー運航開始。
今号は「青春18きっぷ」特集だったが、私は…、今シーズンは泊りがけはしません。日帰り×5で使う事になると思います。少し遠いなーと思えるような場所へ行ってみよう。4年ぶりの成田空港での撮影でも使う事も考えています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
千葉県の鎌ヶ谷観光バスが、9月いっぱいで路線バス事業から撤退すると発表しました(貸切・送迎に専念)。現在は新鎌ヶ谷駅~千葉ニュータウン中央駅間を1日1往復するのみ。ドライバー不足などを理由に挙げているが、このバスの場合、元々は北総鉄道の運賃の高さから、沿線住民より低廉な足の確保を求められて運行を始めた、という経緯があったと思う。北総鉄道の値下げと新鎌ヶ谷折返し列車の増発による利用者の転移、が主な理由になるのではないかと思うが、どうでしょうか。
《What's New》
1日 東京外国為替市場 1€≒173円台 ユーロ導入以降の最安値更新
2日 日本体育大学女子アーチェリー部 6人無期限活動停止処分 学生寮で飲酒
3日 成田空港新ターミナル集約構想 成田空港会社が構想報告
4日 通園バス女児置き去り死亡事故 元園長に実刑判決
5日 NY株式市場 ナスダック・S&P500株価指数 最高値更新
6日 米エマニュエル駐日大使 南相馬市でサーフィン大会観戦
7日 日本プロゴルフ選手権 杉浦 悠太 初出場で初優勝
8日 埼玉県鳩山町長選挙 小川 知也氏初当選 現職で最年少町長誕生
9日 オリエンタルランド クルーズ事業参入発表
10日 ヨーロッパ宇宙機関 新型ロケット「アリアン6」初打ち上げ成功
11日 道後温泉本館 5年半ぶり 全館営業再開
12日 バスケ日本代表渡邊 雄太 Bリーグ・千葉ジェッツ加入発表
という事で、今回から、本当に本格的に再開させていきます。4月後半の旅行記も、今月中にはキチンと完結させないと。
№2809 JTB時刻表2024年6月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表6月号」、先月24日に発売になりました。
表紙はグラビア特集に連動して、函館市電の「箱館ハイカラ号」。青柳町~谷地頭間のアップダウンは、他に目立った坂がない函館市電では、一番のハイライト。
「のりもの情報局」は、「御在所ロープウェイ 『6月記念乗車券』販売」「玄光社『食べて飲んで ひとりで楽しむ鉄道旅』6/11発売」。
レトロ車両から最新LRTまで 路面電車の旅
宇都宮ライトレールが開業した去年の内にやるのか、と思っていたのだけれど。
まず江ノ島電鉄が出てきたが、江ノ電が「路面電車」、というのはどうだろう?鉄道ファンの間でも論争になる事があるが、確かに腰越~江ノ島間で路上を走行する区間はあるけれど、併用軌道区間には駅がないし、江ノ電は全線が鉄道免許で、一般的な閉塞方式に従って運行されている(竜口寺の交差点には、江ノ島駅の遠方信号機がある)。だから個人的には、路面電車とは言い難いと考えている(江ノ電が「路面電車」なら、かつての名鉄犬山線や新潟交通も「路面電車」になってしまう)。
宇都宮ライトレールが出てくるなら、富山地鉄の富山港線(旧富山ライトレール)を出しても、良かったのではないか?鉄道からの転換という点で、歴史的な意義もあったのだし(最後の「年表」も含めて、一言も言及がない)。
何回も書いてきた事の繰り返しになってしまうけれど、宇都宮ライトレールのような、全くのまっさらなLRTの新規建設の良し悪しは、まだ分からない所も多い。男体山をバックに高架線を下る宇都宮ライトレールの電車はカッコイイけれど、軌道系である以上、それなりに莫大な建設コストがかかりそうだ、という事も明らかになる1枚で、計画段階から慎重に進めなければならない面はあるだろう。ただし、既に走っている在来の「路面電車」は、もう「路面電車」というレベルとは決別しなければならない。この数年、全国各地の路面電車に乗ってきたけれど、やはり遅いのがネックだし、車両も50~60年程度と老朽化した車両がまだ相当幅を利かせているのが現状。伊予鉄道の記事もあるけれど、特に⑥号線は運行回数が激減して(土休日は全面運休)、このままでは廃線への道をたどりかねない。一方でJR松山駅高架化に対応した新線建設の構想もあるが、ともかくシステム全体の抜本的なレベルアップは、どの都市でも急務ではなかろうか。むろんそれは運行事業者だけで片付く話ではないし、特に路面電車では道路交通の在り方にも関わるので、恒常的に走らせ続けたいなら、自治体や市民レベルをも巻き込んだ、広範囲な議論が行われなければならないだろう。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、JR東日本のハイブリッド観光列車で、前2両(N・E)が「SATONO」、後2両(W・S)が「ひなび」。
その「ひなび」を使用した釜石線・山田線の臨時列車の時刻表も掲載。今月の8・9日と8月24・25日が〔ひなび 宮古〕で、盛岡~宮古間の運行(途中ノンストップ)。他の運転日(6~9月の土休日)が〔ひなび 釜石〕盛岡~釜石間の運行(途中花巻・新花巻・上沢・宮守・遠野・上有住・陸中大橋停車)。〔ひなび 釜石〕は、これが〔SL銀河〕に代わる釜石線の目玉という位置づけとなるのだろうか。
夏の臨時列車が様々発表になっているが、基本的には、常磐線(交流区間)にまたがる列車はE653系、それ以外はE257系(〔鎌倉〕はE653系)に固定された感がある。185系というのは、さすがにない(別に「185」が走るが)。
会社線は、富山地方鉄道の富山市内線(南富山駅前~富山大学前)間軌道線で、5月号は土休日だったが、6月号は平日の時刻を掲載している。便数が多いからか、電停のフリガナは記載されていない。この他、上高地・乗鞍高原・尾瀬の観光バス路線の時刻を掲載。
本文
〔わかしお3・5・9・13・15・21号〕〔わかしお6・8・12・16・18号〕は、6月28日まで(5・13号と8・16号は29日まで)255系で運行し、グリーン車を連結。これは既に掲載済みだが、さらに〔わかしお89号〕の8月10~12日も、255系での運転が発表になった。〔新宿わかしお〕も8月3・4・10~12日、さらに〔新宿さざなみ1・4号〕は7月13~15日も、255系で運行される。
夏の臨時列車が発表になったが、注目されるのは、新宿→白馬間を夜行で運行する、特急〔アルプス〕。
新宿23:58 → 6:22白馬
途中停車駅:立川・八王子・松本・信濃大町
E257系 全車指定席(グリーン車連結)
新宿発の中央本線夜行列車は、調べた限りでは、2018(H30)年12月30日に新宿を出発した、快速〔ムーンライト信州81号〕以来ではないか?特急と言いながら新宿~松本間は5時間05分かかって最速〔あずさ〕(2時間29分)の倍以上、〔ムーンライト信州〕よりも遅い。運転日も7月12日・8月9日・9月13・20日と4日間しかないが、ともかく久しぶりの、一般的な夜行列車の設定(花火大会などの帰宅の臨時を除けば)で、これがひょっとしたら、夜行列車復活の足掛かり、となったりしてくれるのだろうか?
また、大糸線内・松本~白馬間では、臨時特急〔はくば〕を運行。これは昨シーズン、〔あずさ1・38号〕の延長(松本で乗り換え)という形態で運行されていた列車だった。E353系3連は同じ。7~9月の土休日運転。特急料金は〔あずさ〕と通しになると思われるが、これについての記載はない(JR東日本のリリースにもなかった)。
〔アルプス〕〔はくば〕はどちらも、国鉄時代の急行の愛称(〔アルプス〕はJRになってからもしばらく夜行で走った。〔はくば〕は漢字の〔白馬〕で、松本~糸魚川~金沢間のDC急行)。
〔富士回遊〕は、7月・8月は平日のみ運転の〔93・94号〕が設定され、毎日5往復が運転される。〔93・94号〕はE257系で、指定席発売済み識別のシステムがない5000番台。
宗谷本線・名寄~稚内間は、8月24日(土)・9月23日(祝)は工事(システム切り替え)のため、午後から夜間の列車が取りやめになる。特急〔サロベツ3号〕〔宗谷〕(稚内→旭川間)も運休する。この区間の最終は、下りは〔サロベツ1号〕・上りは〔サロベツ4号〕になる。
特急列車に関しては代行バスを運行する。
下り
旭川17:45(札幌16:00発〔ライラック27号〕から接続) → 23:50稚内
上り
稚内15:00 → 21:00旭川(札幌22:56着 旭川始発となる〔宗谷〕に接続※)
※ 旭川21:16 → 22:51札幌の〔オホーツク4号〕に乗り換え可能と思われるが、接続の保証はしないようだ。
停車地は往復とも、特急停車駅と同じ。
なお、旭川~名寄間は上下とも、後続の宗谷本線の快速・普通列車に追い抜かれる。下りは札幌16時30分発〔カムイ29号〕(運転日限定だが、両日とも運転日)→旭川18時00分発〔なよろ9号〕→名寄19時15分着となり、名寄19時55分発の代行バスに乗れるので、札幌は30分遅く出ても良い(ただし列車が遅れると、接続はなくなりそう)。
普通列車の代行バスはない。
会社線は、阪急京都線の「PRiVASE」が7月21日より運行を開始するが、今号ではまだ掲載がない。7月号には乗るだろう。
高速バス・空港バスは相変わらず運休便が多いし、再開できないまま廃止、という路線もかなり出てきている。海老名駅~羽田空港線も、記載はないが、結局先月いっぱいで廃止となった。「新型コロナウィルス感染症の影響により…」の欄外の文言は変わっていないが、明らかにもうそれは違う。ドライバー不足の問題は、日を追うごとに深刻さを増してきているようだ。
JRバス関東は、宇都宮の路線が6月1日に改正。また、成田の路線の6月17日改正が予告されている。残念ながら、さくらの山・ひこうきの丘・風和里の経由が取りやめになる。客足がつかなかったようだ(私自身、コロナ禍以降成田に撮影に行っていない。そろそろとは思っているのだが、もう梅雨間近だし…)。
昨日6月1日より運行を開始した、京都市営バスの「観光特急バス」が掲載されています(828-C)。土休日の運転で、京都駅前~銀閣寺(循環)のEX100系統と、京都駅前~五条坂(清水寺最寄り)循環のEX101系統、の2路線。料金が大人500円・小児250円で、地下鉄・バス一日乗車券でも乗れます。これが期待通りの効果を上げるのか。先にも書いたけれど、通常料金の倍以上、とするなら、座席定員制とした方が良い。通常の市営バス車両で走るようだが、定着できるなら、座席数の多いタイプの導入を考えるべき。一般の市営バスも同日改正。10年ぶりの大幅な改編、なのだそう。
次号7月号は夏休みを控えた構成となろうが、私は、今年は泊りがけはたぶんしない。「青春18きっぷ」シーズンも、たぶん1日フリーきっぷ×5の感覚で、日帰りのみで使う事になるだろう。それでも、どこへ行こうか、という楽しみはありますね。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
1日 前澤 友作氏計画 月周回旅行 プロジェクト中止発表
2日 ヤクルト 石川 雅規 史上初 新人から23年連続勝利
月周回プロジェクトは、しょせん大金持ちの道楽に過ぎず、インフレが収まるわけでも、戦争が終わるわけでもない。一般の庶民にとっては、どうでもいい話。
表紙はグラビア特集に連動して、函館市電の「箱館ハイカラ号」。青柳町~谷地頭間のアップダウンは、他に目立った坂がない函館市電では、一番のハイライト。
「のりもの情報局」は、「御在所ロープウェイ 『6月記念乗車券』販売」「玄光社『食べて飲んで ひとりで楽しむ鉄道旅』6/11発売」。
レトロ車両から最新LRTまで 路面電車の旅
宇都宮ライトレールが開業した去年の内にやるのか、と思っていたのだけれど。
まず江ノ島電鉄が出てきたが、江ノ電が「路面電車」、というのはどうだろう?鉄道ファンの間でも論争になる事があるが、確かに腰越~江ノ島間で路上を走行する区間はあるけれど、併用軌道区間には駅がないし、江ノ電は全線が鉄道免許で、一般的な閉塞方式に従って運行されている(竜口寺の交差点には、江ノ島駅の遠方信号機がある)。だから個人的には、路面電車とは言い難いと考えている(江ノ電が「路面電車」なら、かつての名鉄犬山線や新潟交通も「路面電車」になってしまう)。
宇都宮ライトレールが出てくるなら、富山地鉄の富山港線(旧富山ライトレール)を出しても、良かったのではないか?鉄道からの転換という点で、歴史的な意義もあったのだし(最後の「年表」も含めて、一言も言及がない)。
何回も書いてきた事の繰り返しになってしまうけれど、宇都宮ライトレールのような、全くのまっさらなLRTの新規建設の良し悪しは、まだ分からない所も多い。男体山をバックに高架線を下る宇都宮ライトレールの電車はカッコイイけれど、軌道系である以上、それなりに莫大な建設コストがかかりそうだ、という事も明らかになる1枚で、計画段階から慎重に進めなければならない面はあるだろう。ただし、既に走っている在来の「路面電車」は、もう「路面電車」というレベルとは決別しなければならない。この数年、全国各地の路面電車に乗ってきたけれど、やはり遅いのがネックだし、車両も50~60年程度と老朽化した車両がまだ相当幅を利かせているのが現状。伊予鉄道の記事もあるけれど、特に⑥号線は運行回数が激減して(土休日は全面運休)、このままでは廃線への道をたどりかねない。一方でJR松山駅高架化に対応した新線建設の構想もあるが、ともかくシステム全体の抜本的なレベルアップは、どの都市でも急務ではなかろうか。むろんそれは運行事業者だけで片付く話ではないし、特に路面電車では道路交通の在り方にも関わるので、恒常的に走らせ続けたいなら、自治体や市民レベルをも巻き込んだ、広範囲な議論が行われなければならないだろう。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、JR東日本のハイブリッド観光列車で、前2両(N・E)が「SATONO」、後2両(W・S)が「ひなび」。
その「ひなび」を使用した釜石線・山田線の臨時列車の時刻表も掲載。今月の8・9日と8月24・25日が〔ひなび 宮古〕で、盛岡~宮古間の運行(途中ノンストップ)。他の運転日(6~9月の土休日)が〔ひなび 釜石〕盛岡~釜石間の運行(途中花巻・新花巻・上沢・宮守・遠野・上有住・陸中大橋停車)。〔ひなび 釜石〕は、これが〔SL銀河〕に代わる釜石線の目玉という位置づけとなるのだろうか。
夏の臨時列車が様々発表になっているが、基本的には、常磐線(交流区間)にまたがる列車はE653系、それ以外はE257系(〔鎌倉〕はE653系)に固定された感がある。185系というのは、さすがにない(別に「185」が走るが)。
会社線は、富山地方鉄道の富山市内線(南富山駅前~富山大学前)間軌道線で、5月号は土休日だったが、6月号は平日の時刻を掲載している。便数が多いからか、電停のフリガナは記載されていない。この他、上高地・乗鞍高原・尾瀬の観光バス路線の時刻を掲載。
本文
〔わかしお3・5・9・13・15・21号〕〔わかしお6・8・12・16・18号〕は、6月28日まで(5・13号と8・16号は29日まで)255系で運行し、グリーン車を連結。これは既に掲載済みだが、さらに〔わかしお89号〕の8月10~12日も、255系での運転が発表になった。〔新宿わかしお〕も8月3・4・10~12日、さらに〔新宿さざなみ1・4号〕は7月13~15日も、255系で運行される。
夏の臨時列車が発表になったが、注目されるのは、新宿→白馬間を夜行で運行する、特急〔アルプス〕。
新宿23:58 → 6:22白馬
途中停車駅:立川・八王子・松本・信濃大町
E257系 全車指定席(グリーン車連結)
新宿発の中央本線夜行列車は、調べた限りでは、2018(H30)年12月30日に新宿を出発した、快速〔ムーンライト信州81号〕以来ではないか?特急と言いながら新宿~松本間は5時間05分かかって最速〔あずさ〕(2時間29分)の倍以上、〔ムーンライト信州〕よりも遅い。運転日も7月12日・8月9日・9月13・20日と4日間しかないが、ともかく久しぶりの、一般的な夜行列車の設定(花火大会などの帰宅の臨時を除けば)で、これがひょっとしたら、夜行列車復活の足掛かり、となったりしてくれるのだろうか?
また、大糸線内・松本~白馬間では、臨時特急〔はくば〕を運行。これは昨シーズン、〔あずさ1・38号〕の延長(松本で乗り換え)という形態で運行されていた列車だった。E353系3連は同じ。7~9月の土休日運転。特急料金は〔あずさ〕と通しになると思われるが、これについての記載はない(JR東日本のリリースにもなかった)。
〔アルプス〕〔はくば〕はどちらも、国鉄時代の急行の愛称(〔アルプス〕はJRになってからもしばらく夜行で走った。〔はくば〕は漢字の〔白馬〕で、松本~糸魚川~金沢間のDC急行)。
〔富士回遊〕は、7月・8月は平日のみ運転の〔93・94号〕が設定され、毎日5往復が運転される。〔93・94号〕はE257系で、指定席発売済み識別のシステムがない5000番台。
宗谷本線・名寄~稚内間は、8月24日(土)・9月23日(祝)は工事(システム切り替え)のため、午後から夜間の列車が取りやめになる。特急〔サロベツ3号〕〔宗谷〕(稚内→旭川間)も運休する。この区間の最終は、下りは〔サロベツ1号〕・上りは〔サロベツ4号〕になる。
特急列車に関しては代行バスを運行する。
下り
旭川17:45(札幌16:00発〔ライラック27号〕から接続) → 23:50稚内
上り
稚内15:00 → 21:00旭川(札幌22:56着 旭川始発となる〔宗谷〕に接続※)
※ 旭川21:16 → 22:51札幌の〔オホーツク4号〕に乗り換え可能と思われるが、接続の保証はしないようだ。
停車地は往復とも、特急停車駅と同じ。
なお、旭川~名寄間は上下とも、後続の宗谷本線の快速・普通列車に追い抜かれる。下りは札幌16時30分発〔カムイ29号〕(運転日限定だが、両日とも運転日)→旭川18時00分発〔なよろ9号〕→名寄19時15分着となり、名寄19時55分発の代行バスに乗れるので、札幌は30分遅く出ても良い(ただし列車が遅れると、接続はなくなりそう)。
普通列車の代行バスはない。
会社線は、阪急京都線の「PRiVASE」が7月21日より運行を開始するが、今号ではまだ掲載がない。7月号には乗るだろう。
高速バス・空港バスは相変わらず運休便が多いし、再開できないまま廃止、という路線もかなり出てきている。海老名駅~羽田空港線も、記載はないが、結局先月いっぱいで廃止となった。「新型コロナウィルス感染症の影響により…」の欄外の文言は変わっていないが、明らかにもうそれは違う。ドライバー不足の問題は、日を追うごとに深刻さを増してきているようだ。
JRバス関東は、宇都宮の路線が6月1日に改正。また、成田の路線の6月17日改正が予告されている。残念ながら、さくらの山・ひこうきの丘・風和里の経由が取りやめになる。客足がつかなかったようだ(私自身、コロナ禍以降成田に撮影に行っていない。そろそろとは思っているのだが、もう梅雨間近だし…)。
昨日6月1日より運行を開始した、京都市営バスの「観光特急バス」が掲載されています(828-C)。土休日の運転で、京都駅前~銀閣寺(循環)のEX100系統と、京都駅前~五条坂(清水寺最寄り)循環のEX101系統、の2路線。料金が大人500円・小児250円で、地下鉄・バス一日乗車券でも乗れます。これが期待通りの効果を上げるのか。先にも書いたけれど、通常料金の倍以上、とするなら、座席定員制とした方が良い。通常の市営バス車両で走るようだが、定着できるなら、座席数の多いタイプの導入を考えるべき。一般の市営バスも同日改正。10年ぶりの大幅な改編、なのだそう。
次号7月号は夏休みを控えた構成となろうが、私は、今年は泊りがけはたぶんしない。「青春18きっぷ」シーズンも、たぶん1日フリーきっぷ×5の感覚で、日帰りのみで使う事になるだろう。それでも、どこへ行こうか、という楽しみはありますね。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
1日 前澤 友作氏計画 月周回旅行 プロジェクト中止発表
2日 ヤクルト 石川 雅規 史上初 新人から23年連続勝利
月周回プロジェクトは、しょせん大金持ちの道楽に過ぎず、インフレが収まるわけでも、戦争が終わるわけでもない。一般の庶民にとっては、どうでもいい話。
№2788 JTB時刻表2024年5月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2024年5月号」、先週金曜日発売になりました。
表紙は、山形新幹線のE8系。さくらんぼ東根~東根間の橋梁を通過する所だが、古い鉄橋(白水川の橋梁だろうか)+最新鋭「新幹線」車両、のミスマッチを狙ったの構図、なのだろうか。
「乗り物情報局」は、「北海道中央バス レバンガ北海道ラッピングバス運行中」「白山市 『トレインパーク白山』オープン」。
新型車両コレクション 2024
今春の鉄道の最大のトピックスは北陸新幹線敦賀延伸だったが、車両面では在来のE7系・W7系をそのまま使用するので、車両の面では、山形新幹線のE8系、となるのだろうか。
先日乗ってきたばかりだが、旅行記でも記した通り、普段から山形新幹線を利用している、というわけではないので、在来車両と比較してどこがどう優れている、というのは表現し辛い。むろんE8系に限らないが、ゆとりのある座席回りなどは、高速バスや新幹線にはないアドバンテージだと思うし、コンセント設置も、近年の新幹線・特急列車では、もはや常識だろう。
既に若干のスピードアップも図られているようだが、本領を発揮するのは、〔つばさ〕全車両がE8系置き換え、そして福島の上りの連絡線が完成・供用開始となった時点、ではないだろうか。
〔やくも〕の273系は、先日一瞬すれ違ったのを見ただけ。座席のカラーリングが、グリーン車・普通車ともE8系とは真逆なのが面白い。6月15日には、置き換えが完了するようだ。
阪急京都線の2300系は、先日現物が姿を現したそう。「PRIVACE」車はドアが中央部にあるのが、私鉄としては異例かも。当面は1編成だけで、あとは在来の9300系に「PRIVACE」車を組み込む形になりそう。それにしても、クロスシートの特急・新快速がしのぎを削ってきた京阪間で、有料座席サービスが展開されるとは時代も変わったもので、JR西日本もこれを見て、「Aシート」車の拡充を急ぐことになるのではないか?
中央線快速のグリーン車は試運転が繰り返されているが、今現在も金沢文庫でせっせか製造されているのが、京急の電車からも良く見えますねえ。グリーン車組み込みだけでなく、中央快速線そのものの運行形態も、かなり変わる事になるのではないかと予想される。
東武アーバンパークライン(野田線)の新車両80000系は、先日リリースが出ました。
観光列車も相変わらず、JR各社でいくつか発表があり、「SATONO」は既に運行を開始しているが、今後は日本の国内で、JR・私鉄ひっくるめた観光列車同士の競争も起きるのか。「新車」からは多少外れるが、個人的には、もう少し肩ひじ張らず、気楽に乗れる列車が欲しいと思う。グルメも「B級グルメ」でいいんじゃないの?高級一辺倒ではない、大衆性も出すなどの差別化が、今後観光列車の課題として出てくるのではないか、と思っています。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、〔やくも〕の273系。6月15日には、置き換えが完了すると思われる。
会社線は、富山地方鉄道の富山市内線(南富山駅前~富山大学前)間軌道線の、土休日ダイヤ。現状は、日中は7~8分毎で、南富山駅前側・富山大学側双方とも、1時間間隔で富山港線に直通。なお富山港線と環状線は記載がない。
(現在発売中の「私鉄時刻表 関西 東海 2024」には、平日も含めて全線全駅(停留所)の、朝夕の時刻が掲載されている)
本文
北陸新幹線が開業する前の北陸本線から転換された、ハピライン・IR・あいの風・トキめき(日本海ひすいライン)の敦賀~直江津間が、今号から一体で掲載されるようになった。
基本的にハピラインは福井で、IRは金沢で系統が分断されている。また、泊~市振間はあいの風の区間だが、1往復を除いてトキめきのDCで運行される。
〔あいの風ライナー〕(土休日運休)を利用せず、普通列車・ハピラインの快速だけで敦賀~直江津間を乗り通すと、乗り継ぎが成り立つのは、下りが9回・上りが12回。最速は6時間05分となった。直江津を18時09分に発って、敦賀は日付が変わるが、0時14分。ただし、泊~富山間の582Mは土休日運休なので、平日でないと成り立たない。土休日の場合は、直江津13時15分発→19時25分敦賀着(福井→敦賀は快速)の6時間10分。全体的に、上りの方が早め。下りは乗り換えの相手が区間運転、というケースがかなりあり、上りよりは30分位、余計にかかるようだ。乗換駅で食料を買い込んだりするには、余裕があって良いかも知れないが。
運賃はハピライン1,750円+IR1,330円+あいの風2,220円+トキめき1,310円=6,610円。北陸新幹線の敦賀~上越妙高間の乗車券は4,060円だから、5割以上高い。
根室本線・富良野~新得間が先月を持って廃線になった事で、残存区間は(南千歳~)新得~釧路と、滝川~富良野及び釧路~根室に分割されて掲載されている。
札沼線や日高本線、留萌本線もだが、北海道では度重なる廃線の結果、路線の名前が実態に合わなくなってきている。もう「愛称」などという中途半端なものではなく、正式な名称そのものを変えるべきではないか。あるいは法律上の縛りがあるのかも知れないが。根室本線の場合、滝川~富良野間は「芦別線」、新得~釧路間は「石勝線」(として南千歳側と統一)、釧路~根室間は「根室花咲線」とでも呼び変えた方が良さそう。
長距離バスでは、金沢~能登各地への北鉄奥能登バスの臨時ダイヤが、今5月号から掲載。金沢駅西口~珠洲(すずなり館)間は1往復で、全区間の所要時間が3時間50分と50分近く増、金沢駅西口~能登町役場間も1往復(すずなり館までは行かない)で、全区間の所要時間は3時間20分と30分強の増加になっている。どちらも金沢を7時台に出て、18時台に帰ってくるダイヤとなっていて、地元の方々にはやや利用し辛いとも思うが、現状では仕方がないか。金沢駅西口~輪島駅前間は4往復(マリンタウンまでは行かない)で、全区間の所要時間は3時間10分、14分の増。なお金沢駅西口→羽咋・高浜間「高浜急行」の記載がないが、北陸鉄道公式WEBには、路線そのものの記載、もちろん運行されているか否かも記されていない(少なくとも私は発見できなかった)。
根室本線廃止に伴い増発された〔ノースライナー号〕は、美瑛駅前・道の駅南ふらの(幾寅)・落合の時刻が追加で掲載。道の駅南ふらのと落合は乗降の制限がなく、幾寅・落合~新得間は唯一の公共交通となる。なおマークがないが、美瑛駅前は、帯広行は乗車・旭川行は降車のみ。
根室本線の代替バスとしては〔ノースライナー号〕の他、南富良野町と占冠村の、道の駅南ふらの~幾寅駅~トマム路線が運行を開始した(774-B)。旧鉄道の並行路線ではないが、トマムから石勝線特急乗り換えで札幌・新千歳空港方面への足を確保、という事だろうか。富良野~金山間は、従来からの占冠村営バス富良野~占冠線が運行されている。なお、ふらのバス路線が一部延長して幾寅駅まで乗り入れているが、この路線については掲載がない。
長く書き続けてきた、厚床~中標津間については、ようやく現状の時刻が掲載されるようになった(775-C)。と言っても、在来の根室市内~根室中標津空港間の空港バスの時刻を転載しただけ。中標津~別海間は阿寒バスが運行を開始しているが、時刻の掲載がない。
小湊鐵道(791-B)は、トロッコ列車の代わりとなる、キハ40形使用の観光急行の時刻が掲載になった。土休日は五井・上総牛久~上総中野間2往復、また平日ながら4月30日・5月1・2・10日にも五井~上総中野間1往復が運行される。指定席料金600円が必要(養老渓谷~上総中野間は自由席)。
3月いっぱいで廃止になった三宮~有馬温泉間の路線バスの代替として、今月から神戸三宮BT~三田プレミアムアウトレット間の座席定員制高速便の一部を、有馬温泉経由に変更して運行している(838-B)。一部便は神戸空港発着。なお、同じく3月いっぱいで廃止のJRバス園福線の代替路線は、掲載がない(園部側は中京交通、福知山側は京都交通が代替)。
スカイレールサービス(844-A)は、「4/30 12時発を持って運行終了」の注釈が入りました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
23日 不法入国者ルワンダ強制移送 英議会が可決
24日 福島第一原発 処理水放出約6時間半停止
さて、これから急遽、5泊6日の富山・岐阜・愛知の旅に出ます。5月から勤め先が変わる事で、現在の勤め先は今月いっぱいで退職、年休消化のため今日が最終出勤日となったため、この機に長期の旅に出ようと思います。新しい勤め先では、当分連続した休みは取れない見込みなので。また現地で書きます。
表紙は、山形新幹線のE8系。さくらんぼ東根~東根間の橋梁を通過する所だが、古い鉄橋(白水川の橋梁だろうか)+最新鋭「新幹線」車両、のミスマッチを狙ったの構図、なのだろうか。
「乗り物情報局」は、「北海道中央バス レバンガ北海道ラッピングバス運行中」「白山市 『トレインパーク白山』オープン」。
新型車両コレクション 2024
今春の鉄道の最大のトピックスは北陸新幹線敦賀延伸だったが、車両面では在来のE7系・W7系をそのまま使用するので、車両の面では、山形新幹線のE8系、となるのだろうか。
先日乗ってきたばかりだが、旅行記でも記した通り、普段から山形新幹線を利用している、というわけではないので、在来車両と比較してどこがどう優れている、というのは表現し辛い。むろんE8系に限らないが、ゆとりのある座席回りなどは、高速バスや新幹線にはないアドバンテージだと思うし、コンセント設置も、近年の新幹線・特急列車では、もはや常識だろう。
既に若干のスピードアップも図られているようだが、本領を発揮するのは、〔つばさ〕全車両がE8系置き換え、そして福島の上りの連絡線が完成・供用開始となった時点、ではないだろうか。
〔やくも〕の273系は、先日一瞬すれ違ったのを見ただけ。座席のカラーリングが、グリーン車・普通車ともE8系とは真逆なのが面白い。6月15日には、置き換えが完了するようだ。
阪急京都線の2300系は、先日現物が姿を現したそう。「PRIVACE」車はドアが中央部にあるのが、私鉄としては異例かも。当面は1編成だけで、あとは在来の9300系に「PRIVACE」車を組み込む形になりそう。それにしても、クロスシートの特急・新快速がしのぎを削ってきた京阪間で、有料座席サービスが展開されるとは時代も変わったもので、JR西日本もこれを見て、「Aシート」車の拡充を急ぐことになるのではないか?
中央線快速のグリーン車は試運転が繰り返されているが、今現在も金沢文庫でせっせか製造されているのが、京急の電車からも良く見えますねえ。グリーン車組み込みだけでなく、中央快速線そのものの運行形態も、かなり変わる事になるのではないかと予想される。
東武アーバンパークライン(野田線)の新車両80000系は、先日リリースが出ました。
観光列車も相変わらず、JR各社でいくつか発表があり、「SATONO」は既に運行を開始しているが、今後は日本の国内で、JR・私鉄ひっくるめた観光列車同士の競争も起きるのか。「新車」からは多少外れるが、個人的には、もう少し肩ひじ張らず、気楽に乗れる列車が欲しいと思う。グルメも「B級グルメ」でいいんじゃないの?高級一辺倒ではない、大衆性も出すなどの差別化が、今後観光列車の課題として出てくるのではないか、と思っています。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、〔やくも〕の273系。6月15日には、置き換えが完了すると思われる。
会社線は、富山地方鉄道の富山市内線(南富山駅前~富山大学前)間軌道線の、土休日ダイヤ。現状は、日中は7~8分毎で、南富山駅前側・富山大学側双方とも、1時間間隔で富山港線に直通。なお富山港線と環状線は記載がない。
(現在発売中の「私鉄時刻表 関西 東海 2024」には、平日も含めて全線全駅(停留所)の、朝夕の時刻が掲載されている)
本文
北陸新幹線が開業する前の北陸本線から転換された、ハピライン・IR・あいの風・トキめき(日本海ひすいライン)の敦賀~直江津間が、今号から一体で掲載されるようになった。
基本的にハピラインは福井で、IRは金沢で系統が分断されている。また、泊~市振間はあいの風の区間だが、1往復を除いてトキめきのDCで運行される。
〔あいの風ライナー〕(土休日運休)を利用せず、普通列車・ハピラインの快速だけで敦賀~直江津間を乗り通すと、乗り継ぎが成り立つのは、下りが9回・上りが12回。最速は6時間05分となった。直江津を18時09分に発って、敦賀は日付が変わるが、0時14分。ただし、泊~富山間の582Mは土休日運休なので、平日でないと成り立たない。土休日の場合は、直江津13時15分発→19時25分敦賀着(福井→敦賀は快速)の6時間10分。全体的に、上りの方が早め。下りは乗り換えの相手が区間運転、というケースがかなりあり、上りよりは30分位、余計にかかるようだ。乗換駅で食料を買い込んだりするには、余裕があって良いかも知れないが。
運賃はハピライン1,750円+IR1,330円+あいの風2,220円+トキめき1,310円=6,610円。北陸新幹線の敦賀~上越妙高間の乗車券は4,060円だから、5割以上高い。
根室本線・富良野~新得間が先月を持って廃線になった事で、残存区間は(南千歳~)新得~釧路と、滝川~富良野及び釧路~根室に分割されて掲載されている。
札沼線や日高本線、留萌本線もだが、北海道では度重なる廃線の結果、路線の名前が実態に合わなくなってきている。もう「愛称」などという中途半端なものではなく、正式な名称そのものを変えるべきではないか。あるいは法律上の縛りがあるのかも知れないが。根室本線の場合、滝川~富良野間は「芦別線」、新得~釧路間は「石勝線」(として南千歳側と統一)、釧路~根室間は「根室花咲線」とでも呼び変えた方が良さそう。
長距離バスでは、金沢~能登各地への北鉄奥能登バスの臨時ダイヤが、今5月号から掲載。金沢駅西口~珠洲(すずなり館)間は1往復で、全区間の所要時間が3時間50分と50分近く増、金沢駅西口~能登町役場間も1往復(すずなり館までは行かない)で、全区間の所要時間は3時間20分と30分強の増加になっている。どちらも金沢を7時台に出て、18時台に帰ってくるダイヤとなっていて、地元の方々にはやや利用し辛いとも思うが、現状では仕方がないか。金沢駅西口~輪島駅前間は4往復(マリンタウンまでは行かない)で、全区間の所要時間は3時間10分、14分の増。なお金沢駅西口→羽咋・高浜間「高浜急行」の記載がないが、北陸鉄道公式WEBには、路線そのものの記載、もちろん運行されているか否かも記されていない(少なくとも私は発見できなかった)。
根室本線廃止に伴い増発された〔ノースライナー号〕は、美瑛駅前・道の駅南ふらの(幾寅)・落合の時刻が追加で掲載。道の駅南ふらのと落合は乗降の制限がなく、幾寅・落合~新得間は唯一の公共交通となる。なおマークがないが、美瑛駅前は、帯広行は乗車・旭川行は降車のみ。
根室本線の代替バスとしては〔ノースライナー号〕の他、南富良野町と占冠村の、道の駅南ふらの~幾寅駅~トマム路線が運行を開始した(774-B)。旧鉄道の並行路線ではないが、トマムから石勝線特急乗り換えで札幌・新千歳空港方面への足を確保、という事だろうか。富良野~金山間は、従来からの占冠村営バス富良野~占冠線が運行されている。なお、ふらのバス路線が一部延長して幾寅駅まで乗り入れているが、この路線については掲載がない。
長く書き続けてきた、厚床~中標津間については、ようやく現状の時刻が掲載されるようになった(775-C)。と言っても、在来の根室市内~根室中標津空港間の空港バスの時刻を転載しただけ。中標津~別海間は阿寒バスが運行を開始しているが、時刻の掲載がない。
小湊鐵道(791-B)は、トロッコ列車の代わりとなる、キハ40形使用の観光急行の時刻が掲載になった。土休日は五井・上総牛久~上総中野間2往復、また平日ながら4月30日・5月1・2・10日にも五井~上総中野間1往復が運行される。指定席料金600円が必要(養老渓谷~上総中野間は自由席)。
3月いっぱいで廃止になった三宮~有馬温泉間の路線バスの代替として、今月から神戸三宮BT~三田プレミアムアウトレット間の座席定員制高速便の一部を、有馬温泉経由に変更して運行している(838-B)。一部便は神戸空港発着。なお、同じく3月いっぱいで廃止のJRバス園福線の代替路線は、掲載がない(園部側は中京交通、福知山側は京都交通が代替)。
スカイレールサービス(844-A)は、「4/30 12時発を持って運行終了」の注釈が入りました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
23日 不法入国者ルワンダ強制移送 英議会が可決
24日 福島第一原発 処理水放出約6時間半停止
さて、これから急遽、5泊6日の富山・岐阜・愛知の旅に出ます。5月から勤め先が変わる事で、現在の勤め先は今月いっぱいで退職、年休消化のため今日が最終出勤日となったため、この機に長期の旅に出ようと思います。新しい勤め先では、当分連続した休みは取れない見込みなので。また現地で書きます。
№2776 JTB時刻表2024年4月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2024年4月号」、先週発売になりました。
表紙は、山陽新幹線・相生~岡山間を行くN700S系。桜のシーズン。
(今年は、少なくとも首都圏は桜のシーズンが遅い)
「のりもの情報局」は、「小田急箱根ホールディングス『箱根スイーツコレクション』開催中」「道南いさりび鉄道 オリジナルグッズ『一筆箋』に新色追加(白と山吹)」「天夢人『なぜか頼られる鉄道ビジネス相談室!?の舞台裏』発売中」。
2024 私鉄ダイヤ改正 注目トピックス
去年の4月号も私鉄ダイヤ改正がグラビア特集で、去年は東急・相鉄新横浜線開通という一大イベントがあったからだろうと思っていたのだが、近年は私鉄もJRと同時にダイヤ改正を行うケースが増えているし、今後もこのスタイルで行くのだろうか。
北大阪急行(3月23日延伸)は、なかもず行初列車のみが千里中央始発、他の列車は全て箕面萱野発着になっている。朝のラッシュ時くらいは、2~3本に1本くらいは千里中央折返しで残るのかなあと思っていたのだが(でないと千里中央から大阪市中方面へ座っていけなくなるかも)、線路の配線上できないのだろう。やはり実際に現地に行ってみないと。実は北大阪急行もまた、結構ご無沙汰しているので。
バス(阪急バス)に関しては、「千里中央発着の路線の一部が箕面萱野発着になる」みたいな記載があるが、阪急バスの公式WEBを読んだ感触では再編成はもっと大規模で、千里中央から北に向かう路線は大半が箕面萱野または箕面船場阪大前発着となり、千里中央発着で残る便は大半が「社会実験路線」という扱いになっている。今後の動向によっては、存続の是非が検討の俎上に上る事になるはず。
JRにあまり関係なくても同じ3月16日開業の鉄道が多い。西鉄もそうで、平日日中の特急運転の復活は朗報だが、春日原が新規停車となって、平成が始まったあたりの頃と比べると、ずいぶん停車駅が増えたなあと思う。30年くらい前は、途中の停車駅は西鉄二日市・西鉄久留米・西鉄柳川・新栄町のみ、あとは平日・土休日共朝方上りと夕方下りの一部時間帯に大善寺、さらに朝方に薬院、だったのだが。
北大阪急行の延伸も、(申し訳ない表現だが)去年の東急・相鉄新横浜線ほどはインパクトはなく(地元にとっては朗報だが)、あとは、JR→ハピラインふくい転換以外では、名鉄・西鉄・IRいしかわの新駅開業が目立つという所だろうか。ここにはないが、名鉄はまた系統分断・ワンマン運転拡大が深度化し、広見線・犬山~新可児間のほぼ全列車が区間運転・ワンマン運転になる。犬山線の直通は、平日朝方の上りでミュースカイ2本・普通6本が設定されるのみ。セントレアが開港した時点では、御嵩~中部国際空港間の列車の設定もあったのに。支線への直通運転が多数あるのが名鉄ダイヤの特徴だったのに、コロナ禍の影響もあるだろう、令和になって久しぶりにダイヤ改正を行ったと思ったら、豊川線や各務原線、知多新線など、直通運転縮小・系統分断がかなり目立つようになっている。この傾向はもうしばらく続く、のだろうか。知立駅が高架化した後の三河線は、どうなるのだろう。
近鉄もここにはないが、大阪線の快速急行が8両編成に短縮され、これで大阪線の一般列車の10連は全廃、のはず。大阪線も利用の減少が著しいようだ。特急の喫煙室は3月1日で廃止になったが、ではどうして、わざわざ客室の一部をつぶしてまで、喫煙室を作ったのだろう?リニューアル開始の時点でスパっと、全車両禁煙に行くべきではなかったか。東海道・山陽新幹線の喫煙室も16日改正で廃止になっているから、これで日本の鉄道の普通の座席車は、全て禁煙となった(はず)。あとは〔サンライズ〕の一部の個室のみ。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、山形新幹線E8系。先週乗りました!また後日書きます。左は天童を走るからなのか将棋盤が描かれているが、よく見ると王将の駒の淵に「時刻表」と記されている。
宇都宮線(東北本線)は、4月28日夜間~4月29日にかけて、久喜~古河間が運休となり、臨時ダイヤを掲載。両日とも、大宮側は久喜の折返し能力があるだろう、湘南新宿ラインは白岡で折り返しになる(29日の東京6時51分発9522Eも白岡行)。バス代行は栗橋で分割して行われる。小山側は栗橋折り返しにできないのかと思った(が、線路の配線上、不可)。
F1日本グランプリは今年から春開催に変更になり(移動距離短縮による温室効果ガス排出量の削減を目指すため、とか)、4月5日フリー走行・6日フリー走行及び予選・7日に決勝を行う。臨時列車は去年の秋(9月22~24日開催)と比較すると、JRの特急〔鈴鹿グランプリ〕は、2往復(1・2号は5日はなし)とも、名古屋~鈴鹿サーキット稲生間ノンストップに変更(所要時間は変わらない)。臨時快速(5日はなし)、伊勢鉄道線内臨時普通列車(5日のみ)は、去年と同じ時刻。近鉄は、近鉄名古屋~白子間は予選・決勝日が1往復増となり、近鉄名古屋~大阪難波間の1往復が「ひのとり」→「アーバンライナー」に変更。
なお、定期列車の〔南紀1・3・8号〕と〔みえ〕全列車の鈴鹿サーキット稲生臨時停車も行われるが(一部の列車は5日は停車しない)、〔南紀1号〕と〔みえ1・3及び10~18号〕は、4日も臨時停車を行う(「木曜ピットウォーク・木曜ストレートウォーク」と称する、観戦チケット保有者対象のイベントが行われるらしい。JR東海では団体列車も運行するとの事)。
会社線は、宇都宮ライトレールの4月1日改正ダイヤを掲載(平日のみ改正)。全区間の所要時間が、下り45分・上り44分に短縮。また下りのみ、朝方に快速2本を設定。清陵高校前までは、宇都宮大学陽東キャンパス・平石に停車。全区間の所要42分。また、グリーンスタジアム折返しが朝方にも2往復設定される。
「おトクなきっぷ情報」の青春18きっぷは、発売が今月一杯、利用が4月10日まで。3月16日ダイヤ改正により、一部変更点あり。
① ハピラインふくいは、JR線(越美北線)への通過利用のみ、敦賀~越前花堂間の普通列車普通車自由席(しかないが)が利用可。敦賀・越前花堂のみ途中下車可で、この区間以外の乗車の場合は乗車全区間の運賃が必要。
② 石勝線・新得~新夕張間、室蘭本線・室蘭~東室蘭間のみ利用の場合は、特急列車の普通車指定席を利用可(空席に着席)。
本文
のと鉄道は現在、能登中島~穴水間が不通になっているが、ここでは全線再開後(4月6日)の改正ダイヤを掲載している(地震がなければ3月16日に実施していたはず)。時刻の修正程度で、ダイヤ形態を大きく変えるものではない。〔のと里山山海〕も運行。なお、全線再開後も一部区間で減速運転を行うとの事。
会社線は、鉄道は基本的に、3月改正ダイヤが出そろいました。京成は3月16日に、バリアフリー料金導入に伴う運賃改定を実施。普通運賃はプラス10円(成田空港線は除く)、京成上野~成田空港間(スカイアクセス経由)1,270円→1,280円など。
高速バスは欄外に「新型コロナウイルス感染症の影響により…」の文言が今も残るが、むろんその影響もまだあるだろうが、現状はむしろ、ドライバー不足の方が大きいのではないか。北鉄金沢バス・富山地方鉄道の金沢~富山線は3月16日より休止し、アルピコ交通の長野~松本線は今月いっぱいで廃止(最終運行29日)、共に時刻表からは抹消済み。
根室本線・富良野~新得間廃止後の代替の足は、一般路線については掲載がない。旭川~帯広間〔ノースライナー〕の狩勝峠経由便が、2往復増便になる。ここには記載がないが、落合にも新規停車し、落合~新得間は唯一の公共交通となる。
バスは4月1日にだいぶ変わるが(ほとんどが、良い方向には変わらない…)、今号で反映されている路線はまだ少ない。
栗原市民バスくりはら田園線(鉄道代替路線 782-C)は、4月1日から運行がグリーン観光バス→岩ケ崎観光タクシーに代わり、平日・土休日共1往復減便。また一部便は栗駒(実際は鶯沢)発着に短縮、細倉マインパーク入口は発着しない。さらに運賃が100→200円に値上げ。
山交バスは4月1日より、米沢駅~小野川温泉路線と米沢駅~白布温泉(湯元駅前)路線(785-C)が統合し、米沢駅~小野川温泉~白布温泉(湯元駅前)に一本化される。ほぼ単純に両路線の便数の合算となる上、全便が毎日運転となり、約1時間間隔で運行。
JRバス関東白棚線(786-C)は3月16日に改正済み。平日18→15往復・土休日16→11往復に減便になり、最終バスは、白河駅発は20時30分→19時10分、祖父岡発は20時00分→19時00分に繰り上げ。
日東交通の東京湾フェリー~鴨川(亀田病院)路線(791-A)は、今月一杯まで(他路線に系統変更)。金山ダム~安房鴨川駅~鯛の浦路線(791-A)は4月1日より運行形態が変わり、金山ダム~安房鴨川駅~福祉センター間の「循環バス」として運行。安房天津駅前~奥清澄路線は今月一杯までの運行(「循環バスで運行」の注釈があるが、全くの別物)。
西日本JRバス・園福線(839-B)は今月いっぱいで廃止になるが、今号ではまだ反映されていない。同じく今月いっぱいで廃止の神姫バス・三宮駅~有馬温泉路線(838-B)の反映もまだ。
札幌市営地下鉄(772-B)は4月1日改正(~7月31日)となっているが、変更は南北線麻生駅のみ(線路工事のため。期間中1番線→乗車・2番線→降車に固定)。
小湊鐵道(791-B)は、3月16日に改正済み。平日も全線の運行を再開しているが、5月26日までとしている。里山トロッコは運休中(機関車故障のため)。代替でキハ40による観光急行(全車指定席)が同じダイヤで運行されているが、ここには記載がない。
一畑電車(841-C)は4月1日改正。ここでは基本的に平日時刻だけだが、土休日の日中は運行形態を変更し、電鉄出雲市~川跡~出雲大社前と、川跡~松江しんじ湖温泉で運行する。また平日・土休日共、10~16時台は60分間隔に統一(松江しんじ湖温泉発45分・電鉄出雲市発25分・出雲大社前発20分)。平日の〔スーパーライナー〕は一畑口→松江しんじ湖温泉間がノンストップとなり、全区間の所要時間が5分短縮。また平日・土休日共最終列車が一部繰り下げ。
福岡市営地下鉄七隈線は、3月23日にダイヤ改正を実施。平日・土休日とも増発を行い、土休日の日中は7分間隔になる。
ANAの国内線向けB787-10が、本日3月27日より就航(記号「B8N」)。座席数429席はB777-200より多く、今後B777-300が退役すると、日本の旅客機では最多座席数となる。31日からの夏季ダイヤでは、羽田~福岡線245・250便、羽田~沖縄線473・475便に就航(4月8日まで)。4月9日より便数が増加。
営業案内
今回は、JR在来線特急料金について、少しばかし整理して掘り下げてみます。
JR在来線の特急料金は、「A特急料金」と、やや割安に設定されている「B特急料金」があります。B特急料金は以前は関西圏にも設定されていたが、去年4月1日に設定がなくなってA特急料金に統合され、現在は関東地方と九州に設定されています。
また、指定席は元々「繁忙期」「通常期」「閑散期」に分かれていたが、コロナ禍を機としたのだろう、近年は「最繁忙期」の設定の一方、「閑散期」の拡大など、混雑を分散させようという試みも見られるようになってきました。
ただ、これらの施策はJR各社によって異なってきている上に、特にJR東日本は列車によっても違ってきているので、結構複雑になってきています。
ここで、かなりおおざっぱにJR在来線特急料金を整理して、表にまとめてみました。
JR北海道の「A特急料金」は、150㎞までは多少割安。JR九州の「B特急料金」は、全体的にJR東日本より高め。
この他、特例が多数あるが、ここでは省きました。
今改正では、〔成田エクスプレス〕が(成田空港・空港第2ビル発着を除き)「B特急料金」に移行しました。元々一部列車が通勤利用促進のために成田・佐倉・四街道・千葉に停車していた所に、コロナ禍を機に日中も一部が千葉に停車するようになった上に、今改正から〔しおさい〕の一部がE259系での運行になりました。なので、「同じ区間(東京~千葉間など)で同じ車両に乗るのに、料金が違う」という事になってしまうので、この変更になったはずです(私はもっと早くそうすべきだったと考えている)。
今回整理してみて、?と思ったのは、〔草津・四万〕。他の首都圏のほとんどの特急と扱いが異なり(同じなのは東武直通の新宿~大宮間のみ)、同じ高崎線を走る〔あかぎ〕とも違う。観光地へ行く列車だからだろうか。でも、似たような性格の〔踊り子〕とも違う。なぜだろう。
JR東日本の「B特急料金適用区間」には成田~成田空港間も含まれているが、〔成田エクスプレス〕以外の特急が発着する場合には、空港絡みでもB特急料金を適用するという事だろう。
(空港ターミナル乗り入れ開始時には、東京~成田空港間の臨時特急〔ウイング号〕が設定されていた事があった)
また熱海~三島間はJR東海だが、〔踊り子〕(修善寺編成)はJR東日本の「B特急料金」が適用される。
(本来は全区間、JR各社間にまたがるシーズン別指定席特急料金を適用する。〔しなの〕〔サンライズ〕などが対象)
なお〔ふじさん〕は、小田急線内の特急料金+松田~御殿場間で適用される特急料金(通常期860円)の合算。
今回の改正では、〔すずらん〕が東室蘭~室蘭間も特急として運行される事になった。改正前は札幌方面から東室蘭より先の各駅へ行く場合、特急料金は東室蘭まで払えば良かったが、改正後は降りる駅まで特急料金を支払う必要がある。ただし、札幌~鷲別間の停車駅と、東室蘭とそれ以遠室蘭までの各駅との間で、料金の違いは生じない。
(〔すずらん〕は室蘭~幌別間が各駅停車で、7駅連続停車は特急では最多)
営業関係ではこの他、首都圏の快速・普通列車のグリーン車の料金形態の変更(駅で買うか車内で買うか→「Suicaグリーン料金」と通常料金の2本建て)、ICカードのエリアの拡大・変更などがあります。
この前、そのうちの山形(Suica仙台エリア)に行ったわけだが、この案内を見た限りでは、その設定には疑問を抱かざるを得なかった。要は「一般の利用は、実はあまり考慮されていないのではないか?」と。今回、山形県内は奥羽本線・かみのやま温泉~村山間と、左沢線・北山形~寒河江間に本格導入されたが、明らかに狭い。奥羽本線は少なくとも、米沢~新庄の全部の駅に入るべきだし(米沢・新庄両駅も、現状では「一部対応駅」ですらなく、Suica定期券は発売されない)、左沢線も、短い路線なのに、寒河江で格差をつけるのはおかしくはないか?仙山線も、全線入ってもおかしくないはずだが(仙台側も愛子まで)。確かに左沢線のように利用者数も列車回数も少なくなる区間もあるのだが、山形新幹線停車駅に「タッチでGo!新幹線」サービスが導入されているのを見ると、エリア外遠方からの新幹線や特急、あるいは観光客の利用が優先されて(首都圏エリアにもそういう所がある)、日常の利用は後回しにされている所が、ありはしないか?と思ってしまう。他エリアも含めて、今後拡大されるものとは、思いたいが。
特別付録 2024年度 JR全線特急運転系統図&閑散期・繁忙期カレンダー
何とも長ったらしい名前だが、基本的には、JRの特急列車(季節毎に設定される行楽臨時列車を除いたJRの全特急)と、時刻表の裏表紙に掲載されている、特急料金のカレンダー。
先にも記した、現在のJRの(新幹線も含めた)特急料金のカレンダーは、基本的にはA・西日本(JR東海・西日本・四国・九州)と、B・東日本(JR東日本・北海道)に分けられる。ただし北陸新幹線は今改正延伸区間も含めて全区間がBのカレンダーとなり、敦賀で接続する〔しらさぎ〕〔サンダーバード〕も、Bのカレンダーが適用される。
(という事は、名古屋~岐阜~米原間(〔しらさぎ〕と〔ひだ〕)、京都~大阪間(〔サンダーバード〕と〔はるか〕など)では、列車によって料金が異なる日が発生する事になる。この区間だけの利用は少ないだろうが)。
ここでは来年3月いっぱいまでが掲載されているが、A・Bで大きく異なるのは、来月4月と、11月。4月は、Aは8~26日の月~木曜日は全て閑散期だが、Bの閑散期はGW直前の22~26日のみ(利用の分散が狙いか)。Bでは4月1~5日が繁忙期だが、Aでは通常期。一方で11月は、Bは(振替休日の4日を除いた)月~木曜日全てが閑散期で、(11月1~4日以外の)金・土・日曜日は全て通常期。逆にAは閑散期がなく、金・土・休日は全て繁忙期となる。
A・B両ブロックとも一番おトクになるのは、繁忙期がなく、月~木曜日が全て閑散期となる6月、という事になりそう。梅雨のシーズンで、祝日も長期休暇もないからだろう。
現在のJRの特急は、①ごく普通の「特急」・②通勤・帰宅で利用するライナー的な性格(〔湘南〕〔らくラクはりま〕など。大半は土休日は運行なし)・③車両や途中のイベントなどに特色を出した列車(九州の「D&S」各列車や、四国の〔伊予灘ものがたり〕など。大半は土休日のみ)に大別されるようになった。特に③、九州の「D&S」列車は、車両そのもの等の設定は良くても、「特急」の種別はやはりおかしい。〔A列車で行こう〕など普通列車より遅いのに、通常の特急料金より割高なのは、ヘンだとは考えないのだろうか。何度も書くが、サービス等に関しての代価が欲しいのなら、「特急」とは違う、別の種別・料金体系を考えるべきだと思う。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
芸備線の再構築協議会が始まりました。予想通り、JR西日本と関係自治体の間で、かなりの意見の隔たりがあったようです。JR東日本は先週、吾妻線・長野原草津口~大前間の沿線の交通体系についての議論を行いたいと、申し出を行っています。日本全国、ローカル鉄道の行く末が懸念されるところで、どうなるにしろ、皆が納得できる(できない…という人も、芸備線の議論の如く、少なくはならないだろうが)結論を出して欲しいと思います。
《What's New》
25日 ドナルド・トランプ氏民事裁判 ニューヨーク州裁判所 補償金を大幅減額
26日 盗撮事件の四谷大塚元講師 保護観察付有罪判決
27日 大阪桐蔭西谷 浩一監督 甲子園春夏通算69勝 単独で歴代最多
ボルティモアの橋の崩落は、なかなかショッキングでした。あんなに簡単にペシャンコになってしまうとは。日本でも数年前には関西空港の連絡橋の橋桁に船が衝突して、鉄道がしばらく運休になったという事があったが、他は問題はないだろうか。
桜の開花が、少なくとも関東地方では遅くて、各地のイベントにも影響が出ています。東武は〔サクラトレイン〕の運行を、4月7日まで延長すると発表している。でもそもそも、これまでの数年が、温暖化の影響?で開花がかなり早くなっていたので、今年が例年通り、という事ではないですか?
表紙は、山陽新幹線・相生~岡山間を行くN700S系。桜のシーズン。
(今年は、少なくとも首都圏は桜のシーズンが遅い)
「のりもの情報局」は、「小田急箱根ホールディングス『箱根スイーツコレクション』開催中」「道南いさりび鉄道 オリジナルグッズ『一筆箋』に新色追加(白と山吹)」「天夢人『なぜか頼られる鉄道ビジネス相談室!?の舞台裏』発売中」。
2024 私鉄ダイヤ改正 注目トピックス
去年の4月号も私鉄ダイヤ改正がグラビア特集で、去年は東急・相鉄新横浜線開通という一大イベントがあったからだろうと思っていたのだが、近年は私鉄もJRと同時にダイヤ改正を行うケースが増えているし、今後もこのスタイルで行くのだろうか。
北大阪急行(3月23日延伸)は、なかもず行初列車のみが千里中央始発、他の列車は全て箕面萱野発着になっている。朝のラッシュ時くらいは、2~3本に1本くらいは千里中央折返しで残るのかなあと思っていたのだが(でないと千里中央から大阪市中方面へ座っていけなくなるかも)、線路の配線上できないのだろう。やはり実際に現地に行ってみないと。実は北大阪急行もまた、結構ご無沙汰しているので。
バス(阪急バス)に関しては、「千里中央発着の路線の一部が箕面萱野発着になる」みたいな記載があるが、阪急バスの公式WEBを読んだ感触では再編成はもっと大規模で、千里中央から北に向かう路線は大半が箕面萱野または箕面船場阪大前発着となり、千里中央発着で残る便は大半が「社会実験路線」という扱いになっている。今後の動向によっては、存続の是非が検討の俎上に上る事になるはず。
JRにあまり関係なくても同じ3月16日開業の鉄道が多い。西鉄もそうで、平日日中の特急運転の復活は朗報だが、春日原が新規停車となって、平成が始まったあたりの頃と比べると、ずいぶん停車駅が増えたなあと思う。30年くらい前は、途中の停車駅は西鉄二日市・西鉄久留米・西鉄柳川・新栄町のみ、あとは平日・土休日共朝方上りと夕方下りの一部時間帯に大善寺、さらに朝方に薬院、だったのだが。
北大阪急行の延伸も、(申し訳ない表現だが)去年の東急・相鉄新横浜線ほどはインパクトはなく(地元にとっては朗報だが)、あとは、JR→ハピラインふくい転換以外では、名鉄・西鉄・IRいしかわの新駅開業が目立つという所だろうか。ここにはないが、名鉄はまた系統分断・ワンマン運転拡大が深度化し、広見線・犬山~新可児間のほぼ全列車が区間運転・ワンマン運転になる。犬山線の直通は、平日朝方の上りでミュースカイ2本・普通6本が設定されるのみ。セントレアが開港した時点では、御嵩~中部国際空港間の列車の設定もあったのに。支線への直通運転が多数あるのが名鉄ダイヤの特徴だったのに、コロナ禍の影響もあるだろう、令和になって久しぶりにダイヤ改正を行ったと思ったら、豊川線や各務原線、知多新線など、直通運転縮小・系統分断がかなり目立つようになっている。この傾向はもうしばらく続く、のだろうか。知立駅が高架化した後の三河線は、どうなるのだろう。
近鉄もここにはないが、大阪線の快速急行が8両編成に短縮され、これで大阪線の一般列車の10連は全廃、のはず。大阪線も利用の減少が著しいようだ。特急の喫煙室は3月1日で廃止になったが、ではどうして、わざわざ客室の一部をつぶしてまで、喫煙室を作ったのだろう?リニューアル開始の時点でスパっと、全車両禁煙に行くべきではなかったか。東海道・山陽新幹線の喫煙室も16日改正で廃止になっているから、これで日本の鉄道の普通の座席車は、全て禁煙となった(はず)。あとは〔サンライズ〕の一部の個室のみ。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、山形新幹線E8系。先週乗りました!また後日書きます。左は天童を走るからなのか将棋盤が描かれているが、よく見ると王将の駒の淵に「時刻表」と記されている。
宇都宮線(東北本線)は、4月28日夜間~4月29日にかけて、久喜~古河間が運休となり、臨時ダイヤを掲載。両日とも、大宮側は久喜の折返し能力があるだろう、湘南新宿ラインは白岡で折り返しになる(29日の東京6時51分発9522Eも白岡行)。バス代行は栗橋で分割して行われる。小山側は栗橋折り返しにできないのかと思った(が、線路の配線上、不可)。
F1日本グランプリは今年から春開催に変更になり(移動距離短縮による温室効果ガス排出量の削減を目指すため、とか)、4月5日フリー走行・6日フリー走行及び予選・7日に決勝を行う。臨時列車は去年の秋(9月22~24日開催)と比較すると、JRの特急〔鈴鹿グランプリ〕は、2往復(1・2号は5日はなし)とも、名古屋~鈴鹿サーキット稲生間ノンストップに変更(所要時間は変わらない)。臨時快速(5日はなし)、伊勢鉄道線内臨時普通列車(5日のみ)は、去年と同じ時刻。近鉄は、近鉄名古屋~白子間は予選・決勝日が1往復増となり、近鉄名古屋~大阪難波間の1往復が「ひのとり」→「アーバンライナー」に変更。
なお、定期列車の〔南紀1・3・8号〕と〔みえ〕全列車の鈴鹿サーキット稲生臨時停車も行われるが(一部の列車は5日は停車しない)、〔南紀1号〕と〔みえ1・3及び10~18号〕は、4日も臨時停車を行う(「木曜ピットウォーク・木曜ストレートウォーク」と称する、観戦チケット保有者対象のイベントが行われるらしい。JR東海では団体列車も運行するとの事)。
会社線は、宇都宮ライトレールの4月1日改正ダイヤを掲載(平日のみ改正)。全区間の所要時間が、下り45分・上り44分に短縮。また下りのみ、朝方に快速2本を設定。清陵高校前までは、宇都宮大学陽東キャンパス・平石に停車。全区間の所要42分。また、グリーンスタジアム折返しが朝方にも2往復設定される。
「おトクなきっぷ情報」の青春18きっぷは、発売が今月一杯、利用が4月10日まで。3月16日ダイヤ改正により、一部変更点あり。
① ハピラインふくいは、JR線(越美北線)への通過利用のみ、敦賀~越前花堂間の普通列車普通車自由席(しかないが)が利用可。敦賀・越前花堂のみ途中下車可で、この区間以外の乗車の場合は乗車全区間の運賃が必要。
② 石勝線・新得~新夕張間、室蘭本線・室蘭~東室蘭間のみ利用の場合は、特急列車の普通車指定席を利用可(空席に着席)。
本文
のと鉄道は現在、能登中島~穴水間が不通になっているが、ここでは全線再開後(4月6日)の改正ダイヤを掲載している(地震がなければ3月16日に実施していたはず)。時刻の修正程度で、ダイヤ形態を大きく変えるものではない。〔のと里山山海〕も運行。なお、全線再開後も一部区間で減速運転を行うとの事。
会社線は、鉄道は基本的に、3月改正ダイヤが出そろいました。京成は3月16日に、バリアフリー料金導入に伴う運賃改定を実施。普通運賃はプラス10円(成田空港線は除く)、京成上野~成田空港間(スカイアクセス経由)1,270円→1,280円など。
高速バスは欄外に「新型コロナウイルス感染症の影響により…」の文言が今も残るが、むろんその影響もまだあるだろうが、現状はむしろ、ドライバー不足の方が大きいのではないか。北鉄金沢バス・富山地方鉄道の金沢~富山線は3月16日より休止し、アルピコ交通の長野~松本線は今月いっぱいで廃止(最終運行29日)、共に時刻表からは抹消済み。
根室本線・富良野~新得間廃止後の代替の足は、一般路線については掲載がない。旭川~帯広間〔ノースライナー〕の狩勝峠経由便が、2往復増便になる。ここには記載がないが、落合にも新規停車し、落合~新得間は唯一の公共交通となる。
バスは4月1日にだいぶ変わるが(ほとんどが、良い方向には変わらない…)、今号で反映されている路線はまだ少ない。
栗原市民バスくりはら田園線(鉄道代替路線 782-C)は、4月1日から運行がグリーン観光バス→岩ケ崎観光タクシーに代わり、平日・土休日共1往復減便。また一部便は栗駒(実際は鶯沢)発着に短縮、細倉マインパーク入口は発着しない。さらに運賃が100→200円に値上げ。
山交バスは4月1日より、米沢駅~小野川温泉路線と米沢駅~白布温泉(湯元駅前)路線(785-C)が統合し、米沢駅~小野川温泉~白布温泉(湯元駅前)に一本化される。ほぼ単純に両路線の便数の合算となる上、全便が毎日運転となり、約1時間間隔で運行。
JRバス関東白棚線(786-C)は3月16日に改正済み。平日18→15往復・土休日16→11往復に減便になり、最終バスは、白河駅発は20時30分→19時10分、祖父岡発は20時00分→19時00分に繰り上げ。
日東交通の東京湾フェリー~鴨川(亀田病院)路線(791-A)は、今月一杯まで(他路線に系統変更)。金山ダム~安房鴨川駅~鯛の浦路線(791-A)は4月1日より運行形態が変わり、金山ダム~安房鴨川駅~福祉センター間の「循環バス」として運行。安房天津駅前~奥清澄路線は今月一杯までの運行(「循環バスで運行」の注釈があるが、全くの別物)。
西日本JRバス・園福線(839-B)は今月いっぱいで廃止になるが、今号ではまだ反映されていない。同じく今月いっぱいで廃止の神姫バス・三宮駅~有馬温泉路線(838-B)の反映もまだ。
札幌市営地下鉄(772-B)は4月1日改正(~7月31日)となっているが、変更は南北線麻生駅のみ(線路工事のため。期間中1番線→乗車・2番線→降車に固定)。
小湊鐵道(791-B)は、3月16日に改正済み。平日も全線の運行を再開しているが、5月26日までとしている。里山トロッコは運休中(機関車故障のため)。代替でキハ40による観光急行(全車指定席)が同じダイヤで運行されているが、ここには記載がない。
一畑電車(841-C)は4月1日改正。ここでは基本的に平日時刻だけだが、土休日の日中は運行形態を変更し、電鉄出雲市~川跡~出雲大社前と、川跡~松江しんじ湖温泉で運行する。また平日・土休日共、10~16時台は60分間隔に統一(松江しんじ湖温泉発45分・電鉄出雲市発25分・出雲大社前発20分)。平日の〔スーパーライナー〕は一畑口→松江しんじ湖温泉間がノンストップとなり、全区間の所要時間が5分短縮。また平日・土休日共最終列車が一部繰り下げ。
福岡市営地下鉄七隈線は、3月23日にダイヤ改正を実施。平日・土休日とも増発を行い、土休日の日中は7分間隔になる。
ANAの国内線向けB787-10が、本日3月27日より就航(記号「B8N」)。座席数429席はB777-200より多く、今後B777-300が退役すると、日本の旅客機では最多座席数となる。31日からの夏季ダイヤでは、羽田~福岡線245・250便、羽田~沖縄線473・475便に就航(4月8日まで)。4月9日より便数が増加。
営業案内
今回は、JR在来線特急料金について、少しばかし整理して掘り下げてみます。
JR在来線の特急料金は、「A特急料金」と、やや割安に設定されている「B特急料金」があります。B特急料金は以前は関西圏にも設定されていたが、去年4月1日に設定がなくなってA特急料金に統合され、現在は関東地方と九州に設定されています。
また、指定席は元々「繁忙期」「通常期」「閑散期」に分かれていたが、コロナ禍を機としたのだろう、近年は「最繁忙期」の設定の一方、「閑散期」の拡大など、混雑を分散させようという試みも見られるようになってきました。
ただ、これらの施策はJR各社によって異なってきている上に、特にJR東日本は列車によっても違ってきているので、結構複雑になってきています。
ここで、かなりおおざっぱにJR在来線特急料金を整理して、表にまとめてみました。
JR北海道の「A特急料金」は、150㎞までは多少割安。JR九州の「B特急料金」は、全体的にJR東日本より高め。
この他、特例が多数あるが、ここでは省きました。
今改正では、〔成田エクスプレス〕が(成田空港・空港第2ビル発着を除き)「B特急料金」に移行しました。元々一部列車が通勤利用促進のために成田・佐倉・四街道・千葉に停車していた所に、コロナ禍を機に日中も一部が千葉に停車するようになった上に、今改正から〔しおさい〕の一部がE259系での運行になりました。なので、「同じ区間(東京~千葉間など)で同じ車両に乗るのに、料金が違う」という事になってしまうので、この変更になったはずです(私はもっと早くそうすべきだったと考えている)。
今回整理してみて、?と思ったのは、〔草津・四万〕。他の首都圏のほとんどの特急と扱いが異なり(同じなのは東武直通の新宿~大宮間のみ)、同じ高崎線を走る〔あかぎ〕とも違う。観光地へ行く列車だからだろうか。でも、似たような性格の〔踊り子〕とも違う。なぜだろう。
JR東日本の「B特急料金適用区間」には成田~成田空港間も含まれているが、〔成田エクスプレス〕以外の特急が発着する場合には、空港絡みでもB特急料金を適用するという事だろう。
(空港ターミナル乗り入れ開始時には、東京~成田空港間の臨時特急〔ウイング号〕が設定されていた事があった)
また熱海~三島間はJR東海だが、〔踊り子〕(修善寺編成)はJR東日本の「B特急料金」が適用される。
(本来は全区間、JR各社間にまたがるシーズン別指定席特急料金を適用する。〔しなの〕〔サンライズ〕などが対象)
なお〔ふじさん〕は、小田急線内の特急料金+松田~御殿場間で適用される特急料金(通常期860円)の合算。
今回の改正では、〔すずらん〕が東室蘭~室蘭間も特急として運行される事になった。改正前は札幌方面から東室蘭より先の各駅へ行く場合、特急料金は東室蘭まで払えば良かったが、改正後は降りる駅まで特急料金を支払う必要がある。ただし、札幌~鷲別間の停車駅と、東室蘭とそれ以遠室蘭までの各駅との間で、料金の違いは生じない。
(〔すずらん〕は室蘭~幌別間が各駅停車で、7駅連続停車は特急では最多)
営業関係ではこの他、首都圏の快速・普通列車のグリーン車の料金形態の変更(駅で買うか車内で買うか→「Suicaグリーン料金」と通常料金の2本建て)、ICカードのエリアの拡大・変更などがあります。
この前、そのうちの山形(Suica仙台エリア)に行ったわけだが、この案内を見た限りでは、その設定には疑問を抱かざるを得なかった。要は「一般の利用は、実はあまり考慮されていないのではないか?」と。今回、山形県内は奥羽本線・かみのやま温泉~村山間と、左沢線・北山形~寒河江間に本格導入されたが、明らかに狭い。奥羽本線は少なくとも、米沢~新庄の全部の駅に入るべきだし(米沢・新庄両駅も、現状では「一部対応駅」ですらなく、Suica定期券は発売されない)、左沢線も、短い路線なのに、寒河江で格差をつけるのはおかしくはないか?仙山線も、全線入ってもおかしくないはずだが(仙台側も愛子まで)。確かに左沢線のように利用者数も列車回数も少なくなる区間もあるのだが、山形新幹線停車駅に「タッチでGo!新幹線」サービスが導入されているのを見ると、エリア外遠方からの新幹線や特急、あるいは観光客の利用が優先されて(首都圏エリアにもそういう所がある)、日常の利用は後回しにされている所が、ありはしないか?と思ってしまう。他エリアも含めて、今後拡大されるものとは、思いたいが。
特別付録 2024年度 JR全線特急運転系統図&閑散期・繁忙期カレンダー
何とも長ったらしい名前だが、基本的には、JRの特急列車(季節毎に設定される行楽臨時列車を除いたJRの全特急)と、時刻表の裏表紙に掲載されている、特急料金のカレンダー。
先にも記した、現在のJRの(新幹線も含めた)特急料金のカレンダーは、基本的にはA・西日本(JR東海・西日本・四国・九州)と、B・東日本(JR東日本・北海道)に分けられる。ただし北陸新幹線は今改正延伸区間も含めて全区間がBのカレンダーとなり、敦賀で接続する〔しらさぎ〕〔サンダーバード〕も、Bのカレンダーが適用される。
(という事は、名古屋~岐阜~米原間(〔しらさぎ〕と〔ひだ〕)、京都~大阪間(〔サンダーバード〕と〔はるか〕など)では、列車によって料金が異なる日が発生する事になる。この区間だけの利用は少ないだろうが)。
ここでは来年3月いっぱいまでが掲載されているが、A・Bで大きく異なるのは、来月4月と、11月。4月は、Aは8~26日の月~木曜日は全て閑散期だが、Bの閑散期はGW直前の22~26日のみ(利用の分散が狙いか)。Bでは4月1~5日が繁忙期だが、Aでは通常期。一方で11月は、Bは(振替休日の4日を除いた)月~木曜日全てが閑散期で、(11月1~4日以外の)金・土・日曜日は全て通常期。逆にAは閑散期がなく、金・土・休日は全て繁忙期となる。
A・B両ブロックとも一番おトクになるのは、繁忙期がなく、月~木曜日が全て閑散期となる6月、という事になりそう。梅雨のシーズンで、祝日も長期休暇もないからだろう。
現在のJRの特急は、①ごく普通の「特急」・②通勤・帰宅で利用するライナー的な性格(〔湘南〕〔らくラクはりま〕など。大半は土休日は運行なし)・③車両や途中のイベントなどに特色を出した列車(九州の「D&S」各列車や、四国の〔伊予灘ものがたり〕など。大半は土休日のみ)に大別されるようになった。特に③、九州の「D&S」列車は、車両そのもの等の設定は良くても、「特急」の種別はやはりおかしい。〔A列車で行こう〕など普通列車より遅いのに、通常の特急料金より割高なのは、ヘンだとは考えないのだろうか。何度も書くが、サービス等に関しての代価が欲しいのなら、「特急」とは違う、別の種別・料金体系を考えるべきだと思う。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
芸備線の再構築協議会が始まりました。予想通り、JR西日本と関係自治体の間で、かなりの意見の隔たりがあったようです。JR東日本は先週、吾妻線・長野原草津口~大前間の沿線の交通体系についての議論を行いたいと、申し出を行っています。日本全国、ローカル鉄道の行く末が懸念されるところで、どうなるにしろ、皆が納得できる(できない…という人も、芸備線の議論の如く、少なくはならないだろうが)結論を出して欲しいと思います。
《What's New》
25日 ドナルド・トランプ氏民事裁判 ニューヨーク州裁判所 補償金を大幅減額
26日 盗撮事件の四谷大塚元講師 保護観察付有罪判決
27日 大阪桐蔭西谷 浩一監督 甲子園春夏通算69勝 単独で歴代最多
ボルティモアの橋の崩落は、なかなかショッキングでした。あんなに簡単にペシャンコになってしまうとは。日本でも数年前には関西空港の連絡橋の橋桁に船が衝突して、鉄道がしばらく運休になったという事があったが、他は問題はないだろうか。
桜の開花が、少なくとも関東地方では遅くて、各地のイベントにも影響が出ています。東武は〔サクラトレイン〕の運行を、4月7日まで延長すると発表している。でもそもそも、これまでの数年が、温暖化の影響?で開花がかなり早くなっていたので、今年が例年通り、という事ではないですか?
№2769 「よん・さん・とお」復刻版 読んでみた 6.東海道本線・東京口
結構間が空いてしまったが、「よん・さん・とお」の時刻表から50~60年くらい前の鉄道事情を読み解く…と書いてしまうと大げさすぎるが、シリーズ6回目は、東海道本線です。と言っても今回は、我が街戸塚を中心とした、東京発着がほとんどになってしまうが。
「よん・さん・とお」というと東北方面に目が行きがちだが、東海道本線東京口でも、特に優等列車は割と変化がありました。まずは東京駅を出発する東海道本線の優等列車(特急・急行)の時刻を、前年・1967(S42)年10月1日改正と、「よん・さん・とお」(1968(S43)年10月1日改正)で比較してみます。
(毎日の運転が確約されている定期列車のみ書き出した)
「よん・さん・とお」までは、「第〇××」と「××〇号」が併用されていたが、この改正で「〇号」に統一されている。
東海道新幹線が開業して3~4年経って、当然昼行特急は皆なくなっているが、急行は割と残っていて、しかも30番台と特急並みの列車番号の長距離急行が、かなり走っていた。「よん・さん・とお」ではさすがに削減されているものの、それでも東京を昼前に出発し、九州内では2ルートに分かれて西鹿児島を目指す急行が残ったのは、現代の感覚では信じがたい。夜を迎えるのは大阪を過ぎてからで、西鹿児島までは、鹿児島本線経由の〔霧島〕が25時間15分、日豊本線経由の〔高千穂〕が28時間15分かかった。停車駅も特急並みだったし、米原が通過だったのが意外。〔霧島〕には食堂車が連結されていたが、寝台車は〔霧島〕〔高千穂〕両方ともなかった。
急行〔紀伊〕は、紀伊勝浦行の他、鳥羽行と、さらには関西本線経由の王寺行(奈良から普通列車)の連結もあった。
「よん・さん・とお」で廃止になった列車で注目されるのは、米原経由金沢行の急行〔能登〕。関西本線経由の〔大和〕と併結ではあったが、東海道本線経由で北陸へ直通する列車が、これでなくなる事になった。福井~金沢間は信越本線経由上野発着の急行〔越前〕が残るが、敦賀に関しては、今週土曜日に北陸新幹線が延伸開業すると、56年ぶりに東京への直通列車が走る事になる。
寝台特急は、博多行〔あさかぜ〕が1往復増発になり、6往復体制となった。まだ全てが九州行。
特急はまだだが、日中は伊豆方面へ向かう急行〔伊豆〕が、〔あまぎ〕も統合して、定期6往復体制となった。また、御殿場行〔ごてんば〕が新設になっている。昼行電車急行でも、大垣だ名古屋だまで行く急行が走っていた。この他ここでは書き出さなかったが、季節運転の〔おくいず〕があり、さらにのちの上野東京ラインを先取りするかのような、平(現いわき)~伊豆急下田・修善寺間急行〔常磐伊豆〕が、平発土曜日・平行日曜日に運行されていた(交直両用急行型が、伊豆急行や伊豆箱根鉄道に乗り入れていた)。
次に、東京駅を出発する東海道本線の時刻を書き出します。当時は横須賀線も、東京~大船間で線路を共用していました。
これも、基本的には毎日運転の列車のみです(一部休日運休、逆に休日運転の列車も入れている)。初列車が早くて4時台だった(今は品川始発)。
のちの「大垣夜行」→〔ムーンライトながら〕につながる夜行はともかく、5時19分発の普通列車321Mも大垣行、というのが、今の感覚では信じがたい。大垣まで8時間21分かかり、大垣では西明石行の普通列車に接続していた。静岡で14分、豊橋・名古屋で9分などの停車時間はあったが、尾張一宮での臨時急行〔ながさき〕(東京7時25分発長崎行)以外には退避はなかった。電車列車だが、何を使っていたのだろう?111・113系ではないだろう。バリバリ現役の80系?当時「青春18きっぷ」があったら、垂涎の的、か?
ちなみに、今週土曜日の改正ダイヤにおいては、東京5時20分発に乗ると、沼津・静岡・浜松での乗り換えはあるが、浜松からは新快速(土休日特別快速)になり、大垣着は11時47分で、2時間近い短縮。
さらに、朝ラッシュ時の上り、東京着7時30分~9時30分の、熱海→東京間の時刻を書き出してみました。
(網掛けは休日運休 品川・新橋は、東海道本線は着、横須賀線の列車は発の時刻)
東京7時30分着〔あさかぜ1号〕~9時30分着〔あさかぜ3号〕の間の2時間は、完全に通勤電車のみの到着になっています。本来はこの位の時刻が夜行列車の到着には理想のはずなのだが、この後のブルトレ全盛期~全廃に至るまで、この2時間の枠がきっちり守られてきました(だから現代の〔湘南〕が7時台後半・9時台前半に東京駅地上ホームに着くなどとは、コロナ禍の副産物だろうが、時代が変わったという印象)。
東海道本線の列車は、保土ケ谷はもちろん、当時は戸塚も通過だった(というのが戸塚に長年住んでいるものとしては隔世の感)。さらに朝方は川崎も通過になっていた。都心方面への通勤は、横須賀線と京浜東北線にお任せ、という事だったのか。横須賀線が品鶴線にルート変更・東海道本線から分離→総武快速線と直通運転、を開始するのは、12年後の1980(S55)年10月1日です(東戸塚駅は、この時に新川崎駅と共に開業した)。この時点で東海道本線も、普通列車は川崎に全て停車。
ここでは書き出さなかった列車としては、修学旅行専用列車というのもありました(一般の人は乗れない列車だと思うが、なぜ時刻表に掲載されたのか)。東京・品川発着では6往復の設定があり、特に〔わこうど〕は東京~下関間、〔わかば〕は東京~明石間の夜行でした。当時の修学旅行事情はわからんが、少なくとも飛行機で海外へ、などという時代では間違いなくないし、新幹線も一般的ではなかったはず。〔わこうど〕もさすがに全区間乗り通す学校はなかったと思うが、深夜の停車もあり、急行型と同じボックスシートだから、大変な旅行だったろうねえ。
首都圏の関連線区では、横須賀線の日中の久里浜発着の区間運転は横須賀折返し、東京行へは横須賀での乗り換えだった。
横浜線は、日中は磯子~八王子間が約20~30分間隔、これに新幹線2次アクセスという事か、東神奈川~小机間の区間運転も設定されていた。
相模線はまだ非電化(電化は平成になってから)、それでも非電化路線としては、比較的本数が多かった。茅ヶ崎~寒川・西寒川間及び原当麻~橋本間の区間運転が多く、当時は、厚木付近は利用の底になっていた事が窺える。当然海老名駅もなかった。
伊東線・伊豆急行は、普通列車もほぼ全て1等車連結。
のちに1往復体制になって廃線を迎える清水港線は、当時は朝夕に4往復の設定があった。
飯田線は、当時は中央自動車道がなかったから急行も全区間に渡って多数の設定があり、特に辰野側は新宿発着の急行〔こまがね〕が3往復設定されていた。うち1往復はDCで、全区間電化されているのに不思議と思われるだろうが、当時は篠ノ井線が非電化で、長野から直通する急行〔天竜〕も3往復DC、うち1往復が、飯田線内で〔こまがね〕と併結運転だった。飯田線のDC急行も、現代では想像が難しい。豊橋側の〔伊那〕は3往復中2往復が名古屋発着、1往復は名古屋~上諏訪間の運転だった。
次回は、東海道本線・山陽本線の大阪付近を中心に見る予定。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
10日 プロボクシング井岡 一翔 大麻成分検出で戒告処分
11日 国際刑事裁判所 新所長に赤根 智子氏選出 日本人初
12日 メルセデス・ベンツ日本法人に12億円余の課徴金 過去最高額
東日本大震災から13年経ちました。毎年の事だが、私の立場としては、亡くなられた方々の冥福を祈る、としか言えません。今年は能登半島地震もあり、近頃は千葉県で地震も頻発しています。地震そのものは地球に住んでいる限り逃れる事はできないが、せめて少しでも被害が少なくなるような方策を、人任せでなく、自分で考えたいものです。私も含めて。
№2767 JTB時刻表2024年3月号(JTBパブリッシング)
いよいよ北陸新幹線敦賀開業を迎える「JTB時刻表2024年3月号」、先月末に発売になりました。
前2月号で予告されていたが、今号は2種類の発売になりました。
特別号 「時刻表でたどる 北陸本線」のデジタルブックが読める特典込み 1,705円(本体1,550円)
通常号 いつも通りの1,375円(本体1,250円)
この両者は表紙の写真自体が異なります。北陸新幹線の新規開業区間を試験走行するE7orW7系、という構図は同じであるが、撮影区間が特別号は加賀温泉~芦原温泉間、通常号は福井~えちぜん武生間になっています。
私は今回、特別号の方を購入したが、このデジタルブックは「FanTop」のアカウント登録が必要、その後表紙裏に織り込まれている引換コードを入力する事で、読む事ができるようになります(今のところ読んでいない)。
表紙裏にはデジタルブックの内容と、得点取得の方法が記載されています。このため、「のりもの情報局」は、特別号には掲載がありません(通常号にはある。「福井県 新幹線延伸課」と「JTBパブリッシング」)。ちなみに裏表紙の裏も異なっています。
グラビア特集「JRグループ ダイヤ改正でこう変わる」は、リリースをもう少し突っ込んで記しているが、記されている事自体は、この後の特集のページで再度記載されている内容と変わりはない。カラー写真と図を使ってより分かりやすく、という意図だろう。
「おもな駅のご案内」は、敦賀駅が新規に掲載になったが、福井駅がない。構造が単純みたいだし、掲載スペースがないからか?
特集のページ
「NEWS」の四文字は、北陸新幹線のE7orW7系で、「S」の字だけ、バックがグランクラスのマークになっている。
今号では、朝夕の快速をやめますやめないで、のスッタモンダが全国的な一般のニュースにもなってしまった、京葉線の全列車(平日・土休日とも)の全列車が、〔さざなみ〕〔わかしお〕も含めて掲載されています。
一番の焦点となる朝方上りの通勤快速は、現行ダイヤでは(勝浦・成東始発)蘇我7時44分発→東京8時26分着(2784A)・(上総湊始発)蘇我7時58分発→東京8時39分着(2806A)の2本が設定されていて、所要41~42分。それが各駅停車となる新ダイヤでは54~57分と、大幅に増大する事になる。
JR東日本のリリースでは、「快速通過駅の乗車機会が増える」「快速退避解消で各停の所要時間が短縮」とあるが、朝に関しては、元々数年前の改正で、通勤快速の前後の快速がほぼ全部各駅停車になっていたため、説得力がない。43.0㎞と比較的長距離の路線であり、通勤に1分1秒が貴重な朝ラッシュ時としては、はっきり配慮に欠けた編成、と言わざるを得ない。
日中の快速も、平日は去年の改正で30分間隔と削減されている(土休日は15分間隔)。確かに途中の快速通過駅の配慮も必要な所はあるのだろうが(物流関連の企業の立地が多いようだ)、曜日に関わらず、終日で15分間隔くらいの快速の設定が必要な路線なのではないか。京葉線に限らず、JR東日本の首都圏では、埼京線の快速運転区間の縮小があったし、今改正では宇都宮線(東北本線)・高崎線の快速運転時間の縮小も行われて、長距離の移動にだいぶ時間を要するようになってきているように感じられる。コロナ禍で全体の需要が減少している、という事情もあろうが、(JR東日本以外も含めて)緩急のバランスを取ったダイヤ編成を心掛けてもらいたいと思う。
臨時列車は、札幌~富良野間の〔ふらの〕を掲載。3月30・31日の運転で、今月いっぱいで廃止になる根室本線・富良野~東鹿越(~新得)間の利用者の便宜を図っているのか(ただし下りは、富良野での直接の接続がない)。「はまなす編成」での運行が予告されている。
会社線は、福井鉄道とえちぜん鉄道、それに上田電鉄の、16日からの時刻を掲載。福井鉄道は、2往復増発。たけふ新5時30分発福井駅行急行は福井駅に6時15分に到着し、6時32分発〔かがやき502号〕に乗り換えが可能。また田原町23時12分発は福井駅発が23時25分で、東京から22時52分に到着する〔かがやき517号〕から乗り換えが可能。下り(武生→福井)初列車は約30分繰り上げ・上り(福井→武生)終列車は約1時間繰り下げになり、上り終列車の終着は24時を過ぎる。現状を考えると思い切ったダイヤ編成と言えるが、実を結んで欲しい。なお、増発分は上り1本を除いて急行だが、この急行は商工会議所前・足羽山公園口は通過。
「本文の訂正」という形で、伊予鉄道「坊っちゃん列車」の運行の再開が予告されました。20日から土休日に運行。
本文
JR西日本の681系は、新ダイヤでは〔しらさぎ〕〔らくラクびわこ(1・2号)〕のみ。683系との混用。(〔サンダーバード〕は全列車683系だが、681系を連結する場合があるとしている)。
〔やくも〕は、4月6日から新型車両(273系)での運行が確約されているのは、下り5・7・11・21・23・27号、上り4・6・10・20・22・26号。なお下り13・17・29号、上り12・16・28号は、「3月16日~9月30日運転」の注釈が入った、臨時列車扱いの列車番号7000番台。
また〔スーパーはくと〕も、下り13号、上り10号は列車番号7000番台で、毎日運転ながら臨時列車の扱い。〔はるか〕は全列車、定期列車となった。
熱海での乗り換えについて、№2762でブーイング?を書いたばかりなのに、夕方の直通が縮小になってしまった。現行の下り1891E~327Mと1595E~329M、上り332M~1660Eと334M~1664Eは、熱海で分断(下りで329Mに相当する時刻の列車は、熱海から豊橋(土休日は浜松)まで運行)。
また、現行の下り1585E(土休日1581E)~325M、上り336M~1672Eは国府津で分断され、国府津~沼津間はグリーン車なしで運行。325Mは沼津17時41分着、336M改め332Mの沼津発は20時40分と時間が空きすぎるが、熱海~沼津間の区間運転に運用されるのではないか?
静岡付近は、日中は熱海~浜松間と、興津~島田間区間運転(上り一部は静岡で乗り換え)を交互に運転する形態に整理されている。
いすみ鉄道は、土休日の急行が廃止になった。大多喜~上総中野間が8往復に削減になり、最終列車は1時間ほど繰り上げ。平日は、大多喜乗り換えになっている下り1本が全線通しになるのみ。あとは時刻の変更だけ。
飯田線は、日中の豊橋~豊川間区間運転が減便され、その代替で天竜峡・飯田方面への長距離列車も船町・下地に停車になっている。豊橋14時38分発岡谷行は途中94駅に停車するが、全線通しでなおかつ通過駅がない列車は、だいぶ久しぶりの設定ではないだろうか?通過駅なしで94駅、という途中の停車駅の数は、確認を取ってはいないが、たぶん日本の全鉄道の旅客列車で最多(上りの上諏訪発豊橋行544Mは、下地・船町通過で同じ94駅停車)。
小浜線は、上りの午前中が平日と土休日で時刻が変わり、現行の924M(敦賀6時48分発→小浜)は土休日が運休になり、代わって敦賀を9時50分に発車する、土休日運転の930M(敦賀9時50分発)にシフト(〔かがやき501号〕から接続)。現行の926M(敦賀→東舞鶴)は、土休日は約20~37分繰り上げ。
〔SL人吉〕は、3月23日を持って、一般の営業運行が終了する。3月16・17・20~22日は熊本~鳥栖間1往復、23日はダイヤが変わり、熊本~博多間の1往復を運行し、熊本着17時33分で終了。なお時刻表上には記載がないが、23日の下り(熊本→博多)はDLが牽引。3月24日は熊本→八代間で沿線住民を招待しての終了式典運行を行うが、一般の販売は行わない。「人吉」と言いながら、最後は人吉へ行く事なく終わってしまう…。
南阿蘇鉄道は、上りは木・金・土休日運転の高森発現行8列車が、高森10時28分発→9時00分発に変更になり(木曜日は運休になる)、毎日運転の現行10列車を、現行8列車の時刻で運転。下りの現行9列車は、立野11時40分発→11時10分発に繰り上げ。〔ゆうすげ〕が今シーズンの運行を開始。JR肥後大津直通は変更がない。
北陸本線・米原~敦賀間と湖西線の普通列車は、あるいは運行形態の変更があるかと思われたが(敦賀側のJR在来線の電車が交直両用である必要がなくなるので)、今回は、少なくとも時刻表上では変化は認められない。長浜や近江今津での乗り換えも、現行と同じ。
ハピラインふくいは、基本的には福井で分断。敦賀側は、基本的には約1時間間隔+武生~福井間区間運転の設定で約30分間隔。朝夕には快速を下り5本・上り4本設定。敦賀~金沢間40分弱。途中南条・武生・鯖江に停車(今庄に停車しないのは多少意外)。敦賀→福井の最終は快速になる(現行の〔しらさぎ65号〕に近い)。大聖寺側は、朝夕に芦原温泉折返しがある他は、IRいしかわの金沢まで直通。やはり約1時間間隔。
IRいしかわの新規転換区間は、基本的には福井(一部は敦賀)~金沢直通+小松~金沢間区間運転で約30分間隔(1往復は土休日のみ運転)。大聖寺折返しの設定もある。金沢以北へは、下りのみ津幡直通が2本新規設定されたが(どちらも土休日運休)、その先あいの風とやまやJR七尾線への直通はない。
金沢以東~あいの風とやま~えちごトキメキ(日本海ひすいライン)は、一部時刻の変更はあるが、大きなパターンの変更はない。
JR東海の中央西線は、日中の区間快速は名古屋~多治見間を37~38分で走り、現行の快速と1~2分程度しか変わらない。ただし、下りの区間快速は3本に1本(名古屋発毎時42分)は高蔵寺で〔しなの〕通過待ちがあり、退避がない普通列車とほぼ同じ所要時間になってしまう。多治見まで逃げ切れるダイヤは作れないものか。普通列車は、退避がないと名古屋~多治見間が日中は42~43分、早朝・深夜の最速は40分ちょうどになって、現行より2分前後早い。
JR東日本の中央東線は、東京からの中央特快の大月延長が増えた結果、甲府方面への中距離列車は、日中はほとんどが大月乗り換えになる。高尾14時09分発長野行441Mは、新ダイヤでは甲府始発になり、唯一の東京都内発長野行普通列車が消滅。中央快速のグリーン車サービス開始で予想されるダイヤ形態変更の先取り、なのだろうか?
常磐線・土浦~水戸・勝田間はワンマン運転が始まるが、このためだろう、土浦での列車の分断が進み、下りは上野9時06分発345M(土休日は品川8時56分発1145M)と品川3時35分発(土休日13時36分)発1173M、上りは勝田9時14分発1162Mが、土浦で分断。なお1162M改め622Mは、高萩→水戸間の現行532Mと一本化し、高萩→土浦間で運行。
磐越西線では、快速〔あいづSATONO〕が運行を開始する。
下り 郡山10:05 → 12:01喜多方
上り 喜多方15:32 → 17:16郡山
停車駅:磐梯熱海・猪苗代・会津若松
全車指定席(グリーン車あり) 普通車の指定席は840円。
4月6日~6月9日の土・日曜日(4月27・28日除く)と5月3~6日運転。
また左沢線では、〔さくらんぼSATONO〕の運行が開始になる。
下り 山形11:15 → 12:02左沢
上り 左沢14:06 → 14:47山形
停車駅:北山形・羽前山辺・羽前長崎・寒河江
全車指定席(グリーン車あり) 普通車の指定席は840円。
6月15~30日の土・日曜日運転。
3月いっぱいを持って廃線になる、根室本線・富良野~東鹿越~新得間は、富良野~東鹿越間は全列車列車番号9000番台の臨時列車として運行。また全列車富良野発着になる(最終日の東鹿越発最終のみ、全区間臨時列車の扱いで滝川まで直通)。また、午前中に1往復増発(代行バスも増発)。
会社線は、JRと同日3月16日に改正を行う所が多いが、改正時刻を掲載しているのは関東など東日本がほとんど。西日本も北大阪急行の箕面萱野延伸(3月23日)の他、名鉄・近鉄・西鉄などが改正を行い、名鉄と西鉄では新駅の開業もあるが、今号では掲載がない。西武の〔小江戸〕は、平日下りは午前中2本が取りやめ(西武新宿7時40分~15時40分まで毎時40分発)、上りは午後の2本が所沢始発に短縮。
困った事に、再三書いている、昨年9月30日を持って廃止になった根室交通の厚床~中標津路線が、「1月26日現在」として、未だに掲載されたまま。現状はどうなっているのかというと、中標津~別海高校(今春センバツに21世紀枠で出場)前間は阿寒バスが引き継いで、平日4往復・土休日2往復を運行。土休日は中標津発8時00分と12時00分、別海高校前発9時30分と13時30分発。この他、根室市内~厚床~別海~中標津~根室中標津空港間は根室交通の空港バスが引き続き4往復運行されていて、10月1日より一部ルートを変更、厚床~中標津路線が停車していたバス停の一部に、追加して停車している。だから全くバスなしになったわけではない。
「列車の編成ご案内」では、現行の〔びわこエクスプレス1・4号〕は〔サンダーバード〕と共通の9連だが、改正後の〔らくラクびわこ1・2号〕は、〔しらさぎ〕と共通の6連になる。〔しらさぎ〕編成も吹田基点の運用になるので、送り込み・返却を兼ねているのだろう(〔らくラクびわこ〕は土休日運休だが、回送列車が走るのかも知れない)。また、指定席を連結する〔F直通快速〕〔Q区間快速〕も掲載。どちらも、1号車の半分が指定席「うれシート」(〔Q区間快速〕の天王寺→大阪は全車自由席)。
まだまだ書き足りない部分が多いし、見落としている部分も多々あるはずだが、できるだけ次の4月号で拾いたいと思います。特急料金の変更(新幹線⇔在来線間乗り継ぎ割引廃止のほか、〔成田エクスプレス〕が(成田空港関連の区間を除き)B特急料金に変更)は、次回に整理して記します。
最後に。
北陸新幹線の高崎~長野間(当初は長野行新幹線または長野新幹線と呼称)が開業したのが、長野の冬季オリ・パラを間近に控えた1997(H9)年10月1日。
それから四半世紀以上かかって、ようやく福井県の嶺南までたどり着きました。
一方で信越本線・北陸本線は並行在来線として、原則県単位で第3セクター鉄道に移管されたほか、横川~軽井沢間は完全に廃線ともなり、北陸新幹線をめぐる鉄道網は激変しました。
26年半となると、若い人は長野開業以前を知らない人がほとんどとなるはずです。なのでここで、高崎~長野間開業前日の1997(H9)年9月30日現在、そして今回の敦賀延伸開業日の2024(R6)年3月16日時点の、北陸新幹線の並行在来線となる信越本線・北陸本線を比較してみようと、今回かなり簡略化したが、路線図を作ってみました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
黒部峡谷鉄道は今日、能登半島地震で被災した鐘釣橋について、付近の山の落石防止対策を施したうえで鉄橋の修復工事を行い、10月1日を目標に全線の運行を目指すと発表しました。それまでは、例年通りのGW直前の営業再開時より、宇奈月~猫又間で運行するとの事。秋の紅葉シーズン前には、なんとか全線再開をさせたい所でしょう。私は、できたら今年、初の乗車をしたいと思っていたのだが、残念ながら来年以降に見送り、かな…。
《What's New》
5日 “建築界のノーベル賞” プリツカー賞 建築家山本 理顕氏受賞発表
6日 野球日本代表 欧州代表と強化試合 能登半島地震被災の小学生が始球式
7日 福島県双葉町の郵便局 13年ぶり営業再開
№2755 山陽新幹線 〔ひかり〕号の現在
山陽新幹線の〔ひかり〕号は、ダイヤ改正の度に年々減少している、というのは、この数年のJRダイヤ改正の度に、何度も書いている事かと思います。
今3月16日ダイヤ改正では、山陽の〔ひかり〕に関しては変更点はほぼないが(一部時刻修正のみ)、現状はどうなの?と、改めて、新ダイヤにおける山陽の〔ひかり〕の時刻を作成して、状況を整理してみます。
山陽新幹線に関わる全ての〔ひかり〕を、JTB時刻表を参考に書きだしました。
東海道新幹線区間は、停車駅のみ。上りの着時刻は、JTB時刻表には記載がない駅もあるが、JR西日本のWEBサイトを参照しました。
535号は、名古屋~岡山間は毎日運転。岡山~広島間は臨時列車扱い(列車番号は名古屋~広島間全区間で変わる。3月15日まで毎日運転)
501号は臨時列車扱い(3月15日まで毎日運転)。運転されない日(はないが)は、東京~新大阪間を671号として運行。
502号は臨時列車扱い(3月15日まで毎日運転)。運転されない日(はないが)は、新大阪~東京間を670号として運行。
● 現在山陽新幹線で完結する〔ひかり〕は、下り1本・上り2本のみ。
しかも上り592号以外、通過駅は1または2しかなく、「通過駅がある〔こだま〕」というレベルでしかない。
590号は新下関→岡山間という区間運転で、新大阪も博多も発着しない。「ひかりレールスターで運転」だけが、〔ひかり〕号である証しか。
博多を発着する〔ひかり〕は、下り2本・上り1本のみ。
● 大半は東海道新幹線との直通運転だが、ほとんどが東海道・山陽のどちらかが線内各駅の停車。双方に通過駅があるのは533号のみ。
500号は広島で19分も停車し、〔のぞみ〕3本(1本は臨時)を先に通す。岡山での山陽新幹線では、〔こだま〕を含めての最長の停車時間になる(〔こだま〕は岡山で系統を分割している列車が多い)。
山陽新幹線においては、〔ひかり〕は影が極めて薄くなってしまいました。むろんこれは、2011(H23)年3月12日の九州新幹線全通時に、ほとんどが〔さくら〕に立て替えられた事があります。
かつて「グランドひかり」「ウエストひかり」「ひかりレールスター」と、JR西日本独自の施策があった山陽の〔ひかり〕だが、〔ひかり〕というより山陽新幹線自体が、東海道と九州に挟まれて、あまり自由にダイヤを引けなくなっている、という面があります。
(ちなみに〔のぞみ〕も、全て東海道からの直通)
このままで行くと数年の内には、少なくとも山陽区間で完結する〔ひかり〕は、全てなくなってしまいそうです。「レールスター」700系も、数年の内には置き換え、でしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
事前の予報が見事に当たって、関東地方は昨日~今日にかけて大雪になりました。私は幸い、今の通勤の足は横浜市営地下鉄なので、影響を受けずに済んだが、特にJRではかなり不通・大幅遅延などが発生したようです。猿橋で動けなくなった中央本線の普通列車はインバウンドが多かったそうで(富士五湖からの帰りだったのだろう)、アナウンスが日本語しかなくて困っていたようだ、という乗客の談話もありました。車掌に異常時の英語の生アナウンスまで要求するのは大変なので、(ワンマン運転列車も含めて)なにかバックアップするシステムが、少なくとも主要通勤路線や幹線では必要になってくるのではないか。
インバウンドと言えば、一昨日行われた京都市の市長選挙では「オーバーツーリズム」対策も争点になったそうだが、当選した松井 孝治氏(元官房副長官)は昨日出演したラジオ番組の中で、インバウンド対策の一つとして、「観光専用路線バス」の構想を持っていると話していたようです。運賃は500円くらいに設定し(現在の京都市営バスは、市中心部は230円均一)、そのかわり急行運転を行う、ものだそう。「今の法律では専用のものはできないが」という事だそうだが、確かにそれはありかも知れない。ただし、座席定員制にする必要があると思う。他にもいろいろ考えがおありのようで、「観光客と市民の価格を変える」という方向で国に働きかけたい、という事だったそうです。
《What's New》
4日 エルサルバドル大統領選挙 現職ナジブ・ブケレ氏勝利宣言
5日 熊本市電・市内バス・熊本電鉄100円均一 実証実験開始
6日 Jリーグ東京ヴェルディオンラインストア 2700人余C/C情報漏洩の可能性発表
今3月16日ダイヤ改正では、山陽の〔ひかり〕に関しては変更点はほぼないが(一部時刻修正のみ)、現状はどうなの?と、改めて、新ダイヤにおける山陽の〔ひかり〕の時刻を作成して、状況を整理してみます。
山陽新幹線に関わる全ての〔ひかり〕を、JTB時刻表を参考に書きだしました。
東海道新幹線区間は、停車駅のみ。上りの着時刻は、JTB時刻表には記載がない駅もあるが、JR西日本のWEBサイトを参照しました。
535号は、名古屋~岡山間は毎日運転。岡山~広島間は臨時列車扱い(列車番号は名古屋~広島間全区間で変わる。3月15日まで毎日運転)
501号は臨時列車扱い(3月15日まで毎日運転)。運転されない日(はないが)は、東京~新大阪間を671号として運行。
502号は臨時列車扱い(3月15日まで毎日運転)。運転されない日(はないが)は、新大阪~東京間を670号として運行。
● 現在山陽新幹線で完結する〔ひかり〕は、下り1本・上り2本のみ。
しかも上り592号以外、通過駅は1または2しかなく、「通過駅がある〔こだま〕」というレベルでしかない。
590号は新下関→岡山間という区間運転で、新大阪も博多も発着しない。「ひかりレールスターで運転」だけが、〔ひかり〕号である証しか。
博多を発着する〔ひかり〕は、下り2本・上り1本のみ。
● 大半は東海道新幹線との直通運転だが、ほとんどが東海道・山陽のどちらかが線内各駅の停車。双方に通過駅があるのは533号のみ。
500号は広島で19分も停車し、〔のぞみ〕3本(1本は臨時)を先に通す。岡山での山陽新幹線では、〔こだま〕を含めての最長の停車時間になる(〔こだま〕は岡山で系統を分割している列車が多い)。
山陽新幹線においては、〔ひかり〕は影が極めて薄くなってしまいました。むろんこれは、2011(H23)年3月12日の九州新幹線全通時に、ほとんどが〔さくら〕に立て替えられた事があります。
かつて「グランドひかり」「ウエストひかり」「ひかりレールスター」と、JR西日本独自の施策があった山陽の〔ひかり〕だが、〔ひかり〕というより山陽新幹線自体が、東海道と九州に挟まれて、あまり自由にダイヤを引けなくなっている、という面があります。
(ちなみに〔のぞみ〕も、全て東海道からの直通)
このままで行くと数年の内には、少なくとも山陽区間で完結する〔ひかり〕は、全てなくなってしまいそうです。「レールスター」700系も、数年の内には置き換え、でしょうか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
事前の予報が見事に当たって、関東地方は昨日~今日にかけて大雪になりました。私は幸い、今の通勤の足は横浜市営地下鉄なので、影響を受けずに済んだが、特にJRではかなり不通・大幅遅延などが発生したようです。猿橋で動けなくなった中央本線の普通列車はインバウンドが多かったそうで(富士五湖からの帰りだったのだろう)、アナウンスが日本語しかなくて困っていたようだ、という乗客の談話もありました。車掌に異常時の英語の生アナウンスまで要求するのは大変なので、(ワンマン運転列車も含めて)なにかバックアップするシステムが、少なくとも主要通勤路線や幹線では必要になってくるのではないか。
インバウンドと言えば、一昨日行われた京都市の市長選挙では「オーバーツーリズム」対策も争点になったそうだが、当選した松井 孝治氏(元官房副長官)は昨日出演したラジオ番組の中で、インバウンド対策の一つとして、「観光専用路線バス」の構想を持っていると話していたようです。運賃は500円くらいに設定し(現在の京都市営バスは、市中心部は230円均一)、そのかわり急行運転を行う、ものだそう。「今の法律では専用のものはできないが」という事だそうだが、確かにそれはありかも知れない。ただし、座席定員制にする必要があると思う。他にもいろいろ考えがおありのようで、「観光客と市民の価格を変える」という方向で国に働きかけたい、という事だったそうです。
《What's New》
4日 エルサルバドル大統領選挙 現職ナジブ・ブケレ氏勝利宣言
5日 熊本市電・市内バス・熊本電鉄100円均一 実証実験開始
6日 Jリーグ東京ヴェルディオンラインストア 2700人余C/C情報漏洩の可能性発表
№2754 JTB時刻表2024年2月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2024年2月号」、先月25日に発売になりました。
表紙は、北陸本線・湯尾~南条間の681系〔サンダーバード〕。北陸新幹線が敦賀に延伸すると、この区間はハピラインふくいに転換され、JRの特急列車は走らなくなる。681系の去就はどうなる。相当な余剰が発生するはずだが、北陸新幹線延伸時には、683系が直流専用289系に転用改造された事で延命したけれど、今回は、少なくともJR西日本内部には転用先がない。量産車もデビューから間もなく30年だから、相当な淘汰が発生するとも考えられるが、どう展開するか。
「のりもの情報局」、10・11・12・1月号と、4ヶ月連続して掲載がなかったからもう終わったのかと思ってしまったが、5か月ぶりに掲載がありました。「津軽鉄道『開運入場券(たつ)』発売中」「広島電鉄『広島ドラゴンフライズ電車』『サンフレッチェ広島レジーナ電車』ラッピング車両運行中」「カンゼン『近鉄とファン大研究読本』好評発売中」。
広島ではテキストにあるように、紙屋町の近くにサッカーの新スタジアム「エディオンピースウィング広島」がオープン(今月23日のJ1開幕戦・サンフレッチェvsレッズ戦がこけら落とし)する事になっていて、記念でまた新しいラッピング電車が走る事になるだろう。
北陸新幹線金沢-敦賀間開業! 新駅&沿線旅ガイド
去年敦賀に泊まって、外側からだけだが敦賀の新幹線の駅も見たが、ここでは、新規開業区間の全ての駅のガイドが掲載になりました。
まず、敦賀での乗り継ぎがあっても、大阪・名古屋~金沢・富山間の所要時間が短縮されるのは結構。だが、問題になりそうだと思うのは、改正と同時に、新幹線⇔在来線特急・急行の乗り継ぎ割引が全面的に廃止になり、料金が単純に合算になる事。現在、大阪~金沢間の特急料金は2,950円だが、3月16日以降は、大阪~敦賀間2,390円+敦賀~金沢間2,400円、合計4,790円となって、1,840円(62.37%)の大幅な上昇になってしまう。また 名古屋~金沢間で名古屋~米原間東海道新幹線利用の場合、現行では名古屋~米原間2,290円+米原~金沢間1,650円(割引適用)で合計3,650円だが、これが名古屋~米原間2,290円+米原~敦賀間1,290円+敦賀~金沢間2,400円、合計5,980円となり、2,330円(63.83%)の上昇(ここでの金額は全て通常期・指定席)。JR西日本では、WEB限定の割引商品の発売も行うようだが、利用者にはどう受け止められるだろうか。
本題の新規開業各駅だが、まず福井は、やはり島式1面2線になる。内覧会のニュースも見たけれど、スペースの確保の問題もあったろうが、新規開業駅では一番乗降が多くなるはずと思われる福井で、このレイアウトが採用されるとは思わなかった。
越前たけふは高速道のICや国道に近くにあり、「交通の要衝になると期待される」と記されているが(既に先行して、名古屋~福井間の高速バスが停車している。道の駅で乗車券も発売)、肝心の武生駅・たけふ新駅を中心とした、越前市中心部への二次アクセスは、どうなるのだろうか。地元の報道では、シャトルバスが運行される事になるようだが。
今回、新たに加賀温泉・芦原温泉と、「温泉」の2文字が入る駅が入るのが特徴的で、既存区間の黒部宇奈月温泉(「温泉」が入る新幹線の駅は初めてだった)と合わせて、3か所になる(他に西九州新幹線の武雄温泉・嬉野温泉)。加賀温泉は、能登半島地震の影響は軽微で旅館は通常通り営業しているが、キャンセルが相次いでいて、先日温泉の関係者が都内でPRを行ったとニュースもあったが、新幹線が走るようになれば、流れも変わるのではないだろうか。№2522でも書いたが、この駅は昔は作見という普通列車しか停車しない小駅で、周辺の大聖寺や動橋に特急・急行が停車していたが、これらを統合する形で、加賀温泉駅になりました。五十数年で大出世です。加賀温泉・小松両駅のホームのメロディは、なぜユーミン夫婦なのだろう?共に、出身地とかではないのだが。
なお、能登半島地震については反映されていないが、欄外にお悔やみとお見舞いのメッセージが加えられていました(「編集長だより」にもあり)。
新規開業区間は今日2月3日、一般向けの試乗会が行われたそう。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、この改正で定期運用から離脱する255系。房総のリゾート特急として期待されたが、高速道路(特にアクアライン)の開業・延伸もあって、房総の各特急が思った以上に早く衰退したのは、誤算だったろう。今後の事は分からない。そのまま引退かも知れないし、波動用で残る185系を置き換えるのかも知れない。6連に短縮して〔富士回遊〕に転用するというのは、どうだろう?需要が回復して、輸送力不足気味であるようだから。〔あずさ〕〔かいじ〕の所要時分短縮にも良いだろう。
グラビアが北陸新幹線新駅特集になったので、3月16日ダイヤ改正の概要は、特集のページに掲載されています。基本的には昨年12月のJR各社からのリリースをそのままなぞっているので、新たに記す事はない。ただ、例の京葉線は「通勤快速・快速は各駅停車に変更される列車があります」という、やや曖昧な表現になっている。JR東日本のリリースでは、当初は「朝夕はすべて各駅停車に変更します」みたいな文言になっていたはずだから(今月16日の一部修正発表と同時に、12月のリリースの該当部分の文言は削除されている)、その後の修正を見て、急いで書き替えたのかも知れない(今2月号の締め切りは12月22日だった)。
今号では新幹線・特急の時刻が掲載になっているが、東海道・山陽新幹線は、現行の新横浜始発臨時〔のぞみ491号〕は、新ダイヤでは〔のぞみ97号〕として、さらに博多まで運転される日がある(新大阪止まりの運転日は〔のぞみ497号〕)。この場合の新大阪から先の時刻は、現状では〔さくら545号〕〔さくら575号〕(臨時)と被る事になるが、新ダイヤでは、〔545号〕は鹿児島中央までの全区間を4分繰り上げ。〔575号〕は新大阪・新神戸は3分早発になるが、西明石で〔のぞみ97号〕の通過待ちになる(鹿児島中央終着時刻は変わらない)。
上越・北陸新幹線は、現状は下りと上りを上下に並べる形態で掲載されているが、新ダイヤからは下りと上りで別ページになりました。上越と北陸を分離してもいいかなと思うが、東京~高崎間が共用で、この区間のみの利用者・列車も多いのでできないかも。
上越新幹線は最終列車の繰り上げが発表されていたが、新ダイヤで東京発新潟行の最終は、21時20分発〔とき347号〕となり、現行の〔とき351号〕からは20分の繰り上げ。また高崎行は22時40分発〔たにがわ477号〕で、やはり20分の繰り上げ。対上毛高原・越後湯沢は現行の〔たにがわ417号〕で変わらず、この結果、上越新幹線で一番終着が遅いのは、〔たにがわ417号〕の越後湯沢着23時52分になります。
なお、新ダイヤの〔とき347号〕は、本庄早稲田は通過。このため、(利用者はあまりいないだろうが)本庄早稲田から新潟への最終は、21時39分発〔とき345号〕となり、50分の繰り上げになる(対浦佐・燕三条はさらに高崎あたりで後続の〔とき347号〕に乗り換える必要がある)。
在来線特急は、〔しおさい〕は、銚子発着の全列車がE259系で運転。現行の255系をほぼそのまま置き換える形にはなるが、下り5本・上り4本に削減。東京発最終は19時45分発(〔しおさい9号〕)に繰り上がる上、土休日は運休。
米原発着の〔しらさぎ〕は、米原~敦賀間45.9㎞の短距離列車となり、JR西日本では最短の定期特急になります。通勤ライナー特急の〔らくラクやまと〕でさえ、新大阪~奈良間52.3㎞(実際の走行ルートの営業キロ。運賃計算上は50.6㎞)なのに。
同時に春の臨時列車も発表になっているが、目を惹くのは、(平日おさんぽ号)の副称がある、吉川美南~鎌倉間の特急〔鎌倉〕。6月の毎週金曜日に運行されるが、全て普通の平日。時刻は3月~6月の土休日運行の〔鎌倉〕とは異なる。E653系使用は同じ。6月は紫陽花のシーズンになるが、利用を分散させて混雑を緩和しよう、という意図だろうか。
〔WEST EXPRESS銀河〕は、改正日以降6月いっぱいは、京都~出雲市間(伯備線経由)で運転。
会社線は、1月20日に運行を開始した、高速バス加須・行田・熊谷~伊香保・草津線(ここには記載がないが〔ゆめぐり埼玉号〕の愛称がある)が掲載。最近首都圏から伊香保・草津を目指す路線が相次いで開業しているが、この路線は「ジェイアールバス関東と秩父鉄道観光バスのアライアンスによって運行される」とされていて、運行は秩父鉄道観光バスだが、JRバス色で運行される。秩父鉄道観光バスは久しぶりの路線バスで(熊谷市のコミュニティバスは、現在は担当していない)、高速バスは初めて。
本文
長崎本線の江北→肥前鹿島間で、夜間に普通列車1本増発。江北22時03分→22時17分肥前鹿島。江北では〔リレーかもめ61号〕から乗り換えができる。列車番号9895Mと臨時列車の扱いだが、特に注釈はなく、毎日運転(ダイヤ改正時より定期列車として運行)。
JR線に関してはもうダイヤ改正直前なので、特段新しい動きはないように見えました。
会社線は、南海高野線・泉北高速鉄道が1月20日にダイヤ改正を実施済み。紙面では分からないが、高野下~極楽橋間の運行本数の変更(平日は増・土休日は減)、極楽橋駅でのケーブルカー乗り換え時間の拡大(平均5分→8分)、土休日の下り3本・上り1本の九度山停車時間の延長(駅構内のおむすびスタンドでの購入時間を確保するため)など。4月6日~11月30日の、土休日の〔こうや〕増発も予告されています。
昨年12月に廃業した金剛自動車の富田林駅~千早ロープウェイ線は当然抹消。南海バスの河内長野駅~金剛山ロープウェイ(金剛の千早ロープウェイと同じ場所)は、時刻は掲載されている。ただ、なぜか巻頭の索引地図からは、南海バス路線まで抹消されている。
さて、裏表紙の裏を見るとなんと、「JTB私鉄時刻表 関西 東海2024」の予告があります。JTBでは以前、私鉄のみの時刻表(東西で分割)を年1回程度刊行していたが、15年ほど前に終わってしまって、残念と思っていたものです。今回は関西・東海のみで、西日本でも中国・四国・九州は掲載がないよう。だが、特に阪急・阪神は自社の全線時刻表の刊行をかなり前に取りやめていて、ダイヤの全体像が見えなくなっているので、この刊行は大いに期待です。2,200円とややお高くなりそうだが、それだけの価値はあるはず。いずれ関東地方、そして他地域の私鉄についても刊行があると思われるし、そうなるようこちらも期待です。
次号3月号では、JR全線や、ハピライン・IRのダイヤが掲載になるはずなので、できるだけ数多く分析してみたい。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
1日 豊洲市場隣接 新商業施設 「豊洲千客万来」オープン
2日 新潟 三幸製菓工場火災 代表取締役ら4人書類送検
3日 ラグビーリーグワン 「スーパーラグビー」チームと初の交流戦
関東地方は5~6日にかけて、ひょっとしたら平地でも大雪かも、という予報が出ています。JR東日本や東武などではすでに、注意喚起のメッセージが掲載されています。明後日以降の事だが、どうなるのか。通勤に影響が出ないといいけれどねえ。
表紙は、北陸本線・湯尾~南条間の681系〔サンダーバード〕。北陸新幹線が敦賀に延伸すると、この区間はハピラインふくいに転換され、JRの特急列車は走らなくなる。681系の去就はどうなる。相当な余剰が発生するはずだが、北陸新幹線延伸時には、683系が直流専用289系に転用改造された事で延命したけれど、今回は、少なくともJR西日本内部には転用先がない。量産車もデビューから間もなく30年だから、相当な淘汰が発生するとも考えられるが、どう展開するか。
「のりもの情報局」、10・11・12・1月号と、4ヶ月連続して掲載がなかったからもう終わったのかと思ってしまったが、5か月ぶりに掲載がありました。「津軽鉄道『開運入場券(たつ)』発売中」「広島電鉄『広島ドラゴンフライズ電車』『サンフレッチェ広島レジーナ電車』ラッピング車両運行中」「カンゼン『近鉄とファン大研究読本』好評発売中」。
広島ではテキストにあるように、紙屋町の近くにサッカーの新スタジアム「エディオンピースウィング広島」がオープン(今月23日のJ1開幕戦・サンフレッチェvsレッズ戦がこけら落とし)する事になっていて、記念でまた新しいラッピング電車が走る事になるだろう。
北陸新幹線金沢-敦賀間開業! 新駅&沿線旅ガイド
去年敦賀に泊まって、外側からだけだが敦賀の新幹線の駅も見たが、ここでは、新規開業区間の全ての駅のガイドが掲載になりました。
まず、敦賀での乗り継ぎがあっても、大阪・名古屋~金沢・富山間の所要時間が短縮されるのは結構。だが、問題になりそうだと思うのは、改正と同時に、新幹線⇔在来線特急・急行の乗り継ぎ割引が全面的に廃止になり、料金が単純に合算になる事。現在、大阪~金沢間の特急料金は2,950円だが、3月16日以降は、大阪~敦賀間2,390円+敦賀~金沢間2,400円、合計4,790円となって、1,840円(62.37%)の大幅な上昇になってしまう。また 名古屋~金沢間で名古屋~米原間東海道新幹線利用の場合、現行では名古屋~米原間2,290円+米原~金沢間1,650円(割引適用)で合計3,650円だが、これが名古屋~米原間2,290円+米原~敦賀間1,290円+敦賀~金沢間2,400円、合計5,980円となり、2,330円(63.83%)の上昇(ここでの金額は全て通常期・指定席)。JR西日本では、WEB限定の割引商品の発売も行うようだが、利用者にはどう受け止められるだろうか。
本題の新規開業各駅だが、まず福井は、やはり島式1面2線になる。内覧会のニュースも見たけれど、スペースの確保の問題もあったろうが、新規開業駅では一番乗降が多くなるはずと思われる福井で、このレイアウトが採用されるとは思わなかった。
越前たけふは高速道のICや国道に近くにあり、「交通の要衝になると期待される」と記されているが(既に先行して、名古屋~福井間の高速バスが停車している。道の駅で乗車券も発売)、肝心の武生駅・たけふ新駅を中心とした、越前市中心部への二次アクセスは、どうなるのだろうか。地元の報道では、シャトルバスが運行される事になるようだが。
今回、新たに加賀温泉・芦原温泉と、「温泉」の2文字が入る駅が入るのが特徴的で、既存区間の黒部宇奈月温泉(「温泉」が入る新幹線の駅は初めてだった)と合わせて、3か所になる(他に西九州新幹線の武雄温泉・嬉野温泉)。加賀温泉は、能登半島地震の影響は軽微で旅館は通常通り営業しているが、キャンセルが相次いでいて、先日温泉の関係者が都内でPRを行ったとニュースもあったが、新幹線が走るようになれば、流れも変わるのではないだろうか。№2522でも書いたが、この駅は昔は作見という普通列車しか停車しない小駅で、周辺の大聖寺や動橋に特急・急行が停車していたが、これらを統合する形で、加賀温泉駅になりました。五十数年で大出世です。加賀温泉・小松両駅のホームのメロディは、なぜユーミン夫婦なのだろう?共に、出身地とかではないのだが。
なお、能登半島地震については反映されていないが、欄外にお悔やみとお見舞いのメッセージが加えられていました(「編集長だより」にもあり)。
新規開業区間は今日2月3日、一般向けの試乗会が行われたそう。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、この改正で定期運用から離脱する255系。房総のリゾート特急として期待されたが、高速道路(特にアクアライン)の開業・延伸もあって、房総の各特急が思った以上に早く衰退したのは、誤算だったろう。今後の事は分からない。そのまま引退かも知れないし、波動用で残る185系を置き換えるのかも知れない。6連に短縮して〔富士回遊〕に転用するというのは、どうだろう?需要が回復して、輸送力不足気味であるようだから。〔あずさ〕〔かいじ〕の所要時分短縮にも良いだろう。
グラビアが北陸新幹線新駅特集になったので、3月16日ダイヤ改正の概要は、特集のページに掲載されています。基本的には昨年12月のJR各社からのリリースをそのままなぞっているので、新たに記す事はない。ただ、例の京葉線は「通勤快速・快速は各駅停車に変更される列車があります」という、やや曖昧な表現になっている。JR東日本のリリースでは、当初は「朝夕はすべて各駅停車に変更します」みたいな文言になっていたはずだから(今月16日の一部修正発表と同時に、12月のリリースの該当部分の文言は削除されている)、その後の修正を見て、急いで書き替えたのかも知れない(今2月号の締め切りは12月22日だった)。
今号では新幹線・特急の時刻が掲載になっているが、東海道・山陽新幹線は、現行の新横浜始発臨時〔のぞみ491号〕は、新ダイヤでは〔のぞみ97号〕として、さらに博多まで運転される日がある(新大阪止まりの運転日は〔のぞみ497号〕)。この場合の新大阪から先の時刻は、現状では〔さくら545号〕〔さくら575号〕(臨時)と被る事になるが、新ダイヤでは、〔545号〕は鹿児島中央までの全区間を4分繰り上げ。〔575号〕は新大阪・新神戸は3分早発になるが、西明石で〔のぞみ97号〕の通過待ちになる(鹿児島中央終着時刻は変わらない)。
上越・北陸新幹線は、現状は下りと上りを上下に並べる形態で掲載されているが、新ダイヤからは下りと上りで別ページになりました。上越と北陸を分離してもいいかなと思うが、東京~高崎間が共用で、この区間のみの利用者・列車も多いのでできないかも。
上越新幹線は最終列車の繰り上げが発表されていたが、新ダイヤで東京発新潟行の最終は、21時20分発〔とき347号〕となり、現行の〔とき351号〕からは20分の繰り上げ。また高崎行は22時40分発〔たにがわ477号〕で、やはり20分の繰り上げ。対上毛高原・越後湯沢は現行の〔たにがわ417号〕で変わらず、この結果、上越新幹線で一番終着が遅いのは、〔たにがわ417号〕の越後湯沢着23時52分になります。
なお、新ダイヤの〔とき347号〕は、本庄早稲田は通過。このため、(利用者はあまりいないだろうが)本庄早稲田から新潟への最終は、21時39分発〔とき345号〕となり、50分の繰り上げになる(対浦佐・燕三条はさらに高崎あたりで後続の〔とき347号〕に乗り換える必要がある)。
在来線特急は、〔しおさい〕は、銚子発着の全列車がE259系で運転。現行の255系をほぼそのまま置き換える形にはなるが、下り5本・上り4本に削減。東京発最終は19時45分発(〔しおさい9号〕)に繰り上がる上、土休日は運休。
米原発着の〔しらさぎ〕は、米原~敦賀間45.9㎞の短距離列車となり、JR西日本では最短の定期特急になります。通勤ライナー特急の〔らくラクやまと〕でさえ、新大阪~奈良間52.3㎞(実際の走行ルートの営業キロ。運賃計算上は50.6㎞)なのに。
同時に春の臨時列車も発表になっているが、目を惹くのは、(平日おさんぽ号)の副称がある、吉川美南~鎌倉間の特急〔鎌倉〕。6月の毎週金曜日に運行されるが、全て普通の平日。時刻は3月~6月の土休日運行の〔鎌倉〕とは異なる。E653系使用は同じ。6月は紫陽花のシーズンになるが、利用を分散させて混雑を緩和しよう、という意図だろうか。
〔WEST EXPRESS銀河〕は、改正日以降6月いっぱいは、京都~出雲市間(伯備線経由)で運転。
会社線は、1月20日に運行を開始した、高速バス加須・行田・熊谷~伊香保・草津線(ここには記載がないが〔ゆめぐり埼玉号〕の愛称がある)が掲載。最近首都圏から伊香保・草津を目指す路線が相次いで開業しているが、この路線は「ジェイアールバス関東と秩父鉄道観光バスのアライアンスによって運行される」とされていて、運行は秩父鉄道観光バスだが、JRバス色で運行される。秩父鉄道観光バスは久しぶりの路線バスで(熊谷市のコミュニティバスは、現在は担当していない)、高速バスは初めて。
本文
長崎本線の江北→肥前鹿島間で、夜間に普通列車1本増発。江北22時03分→22時17分肥前鹿島。江北では〔リレーかもめ61号〕から乗り換えができる。列車番号9895Mと臨時列車の扱いだが、特に注釈はなく、毎日運転(ダイヤ改正時より定期列車として運行)。
JR線に関してはもうダイヤ改正直前なので、特段新しい動きはないように見えました。
会社線は、南海高野線・泉北高速鉄道が1月20日にダイヤ改正を実施済み。紙面では分からないが、高野下~極楽橋間の運行本数の変更(平日は増・土休日は減)、極楽橋駅でのケーブルカー乗り換え時間の拡大(平均5分→8分)、土休日の下り3本・上り1本の九度山停車時間の延長(駅構内のおむすびスタンドでの購入時間を確保するため)など。4月6日~11月30日の、土休日の〔こうや〕増発も予告されています。
昨年12月に廃業した金剛自動車の富田林駅~千早ロープウェイ線は当然抹消。南海バスの河内長野駅~金剛山ロープウェイ(金剛の千早ロープウェイと同じ場所)は、時刻は掲載されている。ただ、なぜか巻頭の索引地図からは、南海バス路線まで抹消されている。
さて、裏表紙の裏を見るとなんと、「JTB私鉄時刻表 関西 東海2024」の予告があります。JTBでは以前、私鉄のみの時刻表(東西で分割)を年1回程度刊行していたが、15年ほど前に終わってしまって、残念と思っていたものです。今回は関西・東海のみで、西日本でも中国・四国・九州は掲載がないよう。だが、特に阪急・阪神は自社の全線時刻表の刊行をかなり前に取りやめていて、ダイヤの全体像が見えなくなっているので、この刊行は大いに期待です。2,200円とややお高くなりそうだが、それだけの価値はあるはず。いずれ関東地方、そして他地域の私鉄についても刊行があると思われるし、そうなるようこちらも期待です。
次号3月号では、JR全線や、ハピライン・IRのダイヤが掲載になるはずなので、できるだけ数多く分析してみたい。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
1日 豊洲市場隣接 新商業施設 「豊洲千客万来」オープン
2日 新潟 三幸製菓工場火災 代表取締役ら4人書類送検
3日 ラグビーリーグワン 「スーパーラグビー」チームと初の交流戦
関東地方は5~6日にかけて、ひょっとしたら平地でも大雪かも、という予報が出ています。JR東日本や東武などではすでに、注意喚起のメッセージが掲載されています。明後日以降の事だが、どうなるのか。通勤に影響が出ないといいけれどねえ。