№2163 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 10.ファウスケでまた大ポカ

000 ボーデー.jpg
 3月の北欧4か国旅行、4月から書いているが、ダラダラしてしまってスミマセン。あと6回の予定で、今月中には完結させます。帰国してからこの約3か月、国の内も外も、何と慌ただしい事か。北欧も、どうなんだろう…。スウェーデンは独自の対策が裏目に出て、感染者・死者が共にかなり出てしまっているという報道もあったのだが。
 前回は、ナルヴィクから長距離バスでボーデーに着いた所まで書きました。YHに1泊、翌日の列車でトロンヘイムへ…という所だったが、またしても信じられないポカを犯す事になるのでした。

2020年 3月 6日(金)

 ボーデーのYHはなんと、駅舎に入っています。

001 ボーデー駅ホーム.jpg
 朝起きて、部屋の外を見ると、すぐ下がホーム。新型(と言っても、もう割と経つかな)DCが待機している。雪!

002 ボーデー駅レストラン.jpg
 朝食は、別に入っているレストランで撮る事になります(別払い)。一般のお客さんも入れるが、しばらくは他に、誰も来ない。98NOK(≒1,150円)。ビュッフェスタイルで、食材は多く、魚類が北欧らしい。

003 ボーデー駅ホーム.jpg
 レストランからもホームが見えます。雪の中、2番線(右側)にログナンからの列車が到着。入れ替わるように、1番線のモーショーエン行が出発していった。

004 ボーデー駅.jpg
 改めて、ボーデー駅。建物自体は、ずっと変わらない。

005 ボーデー駅駅舎内.jpg
 変わったのは駅舎内。やっぱり窓口そのものがなくて、券売機が置いてあるだけだったりする。ベンチの左側には、模型の列車とかを展示している。右側は出発列車の案内のモニター、それと、時刻表。DCの近郊列車はログナン、モーショーエンと言ったところまで走る。比較的最近運行を開始したようだ。ただし運転は平日のみ(「ヨーロッパ鉄道時刻表」には掲載されていない)。

006 ユースホステル入口.jpg
 YHの入り口は、右手です。

007 トロンヘイム発夜行到着.jpg
 9時を過ぎて、定刻より18分遅れて、トロンヘイムからの夜行列車が到着しました。

008 電源車.jpg
 DLの次位には、電源車が連結されていました。一通り降車が終わったのち、職員が中に入ってエンジンを止める。ヘッドホンをつけているのは、そうしないと耳をやられてしまうほど、やかましい、という事だろう(日本のブルトレはどうだったのだろうか)。

 トロンヘイムへの列車は昼過ぎで、市内バスに乗る時間はありそう。1路線選んで乗ってみました。

009 バス停.jpg
 駅から5分位のところの、オレスタッド公園バス停。前夜ナルヴィクから着いたバスも停車。ここで降りれば、駅(YH)は近かった。

010 ボーデー市内バス.jpg
 市内バスは4本あるが、1系統に乗ってみます。まず、東のビョンダルスリアへ。写真では解らないが、15mクラスで後ろ2軸という長大車。座席にはUSBが備えられていました(この新車だけのようだ)。モニター表示もある。
 運賃58NOK。日本円では約680円になり、一回ぽっきりではなくて1時間30分有効なのだが、短距離の市内バスとしては、相当高いと思わざるを得ない。それにこのバスも現金は受け付けず、C/Cでの支払いになる(一般的にはICカードが普及しているようだった)。

011 ビョンダルスリア バス停.jpg
 端折っちゃったが、いきなり終点のビョンダルスリア。住宅地のはずれにあるようだ。3月の北欧は天候が不安定で、激しく雪が降る。

012 ビョンダルスリア バス停時刻表&路線図.jpg
 上屋に市内バスの路線図と、1系統の時刻表が掲げられているので、ここで出します。ビョンダルスリアは、路線図では、赤い線の一番右。時刻は、平日は10~15分間隔と頻発するのに、土曜日は30分、日曜日は60分間隔と、差がかなり大きい。北欧の地方都市らしい、だろうか。

 次のバスで、1系統の反対側の終点、ボーデー空港へ。古い車両で、サイズも標準的なもの。途中での降車は、ハワイのように窓のひもを引っ張って知らせる。

013 戦闘機.jpg
 雪が降ったり止んだりする中、戦闘機も見かける。空港は空軍基地も兼ねているらしい。

014 フィヨルド&雪山.jpg
 平日10分間隔、というくらいだから、沿線は住宅が多い。一方でフィヨルドや雪山も見る。ボーデーの住人は、いいところに住んでいるよなあ、と勝手に思ってしまう。

015 ボーデー空港.jpg
 終点のボーデー空港。24年前はナルヴィクからDHC-8に乗って、ここでオスロ行SK便に乗り継いだものでした。外を見るのは初めて。ナルヴィク行をはじめとした長距離便も、今はここが始発となっています。
 ビョンダルスリアからは30分強。比較的長距離だと思ったが、スムーズに走れた。地方都市という事もあるが、信号が少ないと思った。郊外だと、交差点はランドアバウトだし、信号待ちでイラつく事がほとんどない。日本から見ると、走行環境としては、うらやましい。

016 ハーコン7世銅像.jpg
 またバスで戻って、セントラルで下車しました。元国王ホーコン7世の銅像があります。

017 ボーデー駅駅舎内.jpg
 もう一度、ボーデー駅の駅舎の中。トロンヘイム行の出発が迫り、乗客が三々五々集まってきました。
 ロッカーがあるが、50NOK(≒590円)。金額はまだしも、ここもC/Cしか受け付けない。ついでに、奥のトイレ(10NOK≒120円)もC/Cオンリーだ。ヘルシンキからずっとそうだが、C/Cがないと、ヨソ者としては旅が非常にしづらくなっている。

018 ボーデー駅構内.jpg
 ホームの端から、ボーデー駅構内全体を見る。貨物の需要は多そうだ。

019 トロンヘイム行.jpg
 12時34分発、トロンヘイム行472列車。

020 近郊列車到着.jpg
 近郊列車が到着。これを待って、出発。

021 出発.jpg
 ボーデーとはこれでお別れ、と、この時点では思っていたのだが…。

022 ヴァルネスフィヨルド駅.jpg
 昔の事は忘れてしまったのだけれど、今はファウスケとの間に、2か所停車駅があります。近郊列車の整備も、これに合わせたのだろうか。

023 ファウスケ駅ホーム.jpg
 ファウスケ駅。昨日はバスで経由。
 ここで数分停車、と時刻表にあったので、この撮影の後、駅のトイレに行って、列車に戻ろうとしたら…。

 なんと、列車が動き出している!!
 大慌てで止まってくれと叫んだけれど、もちろん止まるはずがなく、列車はあっという間に姿を消してしまった…。

 正直パニックになってしまった。何より、持ち物のほとんど全てが列車の中だ。
 ファウスケ駅も窓口はないが、運転関係の駅員はいる。うろ覚えの単語をテキトーに吐き出してどうにかならないかと訴える。その結果、次のログナン駅で荷物を下し、トロンヘイムからの列車に積み替えて戻してくれる、という事になった(号車・座席の番号を覚えていたのが、幸いだった)。全部戻って来るかは解らないが、ともかくここは駅員に感謝感謝、しかない。

 しかし明日の晩には何が何でもコペンハーゲンまでたどり着かなければならないが、コペンハーゲンまで列車で通し、というわけにはいかなくなってしまった。少なくともオスロからは空路にしなければならない。急いで手元のスマホで航空便を探す(こういう時、スマホがあったのは大いに助かった。昔だったら、完全に途方に暮れていたかも)。SASの日本語のサイトを開く。翌日は土曜日で、北欧は基本的に土曜日の午後の移動がしづらくなるから、便があるかどうか心配になったが、幸いオスロ18時10分というフライトがあり、運賃も日本円で10,530円と安かったのは、幸運だったという他はあるまい。残席がもう2つしかなく(幸い窓際が空いていた)、即予約、支払いも済ませる。安くても痛い出費だが、自分のせいだし、選択の余地がない。

024 ファウスケ駅.jpg
 落ち着いたところで、改めてファウスケ駅。立派なレストランが入っていて、マイカーで乗り付ける人は少なくないようだが。そのレストランで昼食。
 後は、出歩くような気力はなく、トロンヘイムからの列車の到着を、待合室で居眠りしながらおとなしく待つ。

 17時前、トロンヘイムからの471列車が着いた。おお、荷物は全部ある…!もう一度、感謝!
(時刻表を読み直すと、472列車は確かにファウスケ9分停車、だったが、知らぬ間に遅延が発生していた。長時間停車、という部分だけ頭にあって、肝心の発車の時刻が、頭の中からスッポリ抜け落ちていた)

 トロンヘイムには夜行で行くしかないが、ファウスケに留まっても仕方がなく、ボーデーに戻る。

025 ヴァルネスフィヨルド.jpg
 左手の、ヴァルネスフィヨルド。無垢だなあ。

 ボーデーに戻った後、もう一回1系統のバスに乗って、時間をつぶす。それでも2時間時間が余るが、もうおとなしく駅の中で待つしかない。出発1時間くらい前になって、乗客が集まってくる。

026 トロンヘイム行夜行列車.jpg
 今度こそトロンヘイムへ、の夜行476列車。基本的に予約が必要だが、当然持っていない。ドアを解錠して回る車掌に相談したら、2号車に座るよう指示された。子供の遊び場がある車両だ。
 電源車を連結しているが、先の昼行472列車と471列車には連結がなかった。夜行だと、寝台車も連結するから、余分に電力を使うのか?(でも、2年前のベルゲン→オスロの夜行にはなかったけれど)。

027 トロンヘイム行夜行列車出発直前.jpg
 21時10分の出発直前。近郊列車が到着、入れ替わりに出発する形になります。
 今度こそ本当に、ボーデーとはお別れ…。

028 座席車車内.jpg
 座席車の車内。2号車で、後方に子供の遊び場が見える。検札が回ってきたが、このまま2号車にとどまって良い、と言われた。追加料金の支払いも、必要なかった。全体的には、空いていたようだ。

029 食堂車車内.jpg
 食堂車、もちろん行きます。遅い夕食です。夜行だと、車掌が食堂車も兼務する。2年前と同じだ。

030 食堂車食事.jpg
 ホットミールがある。肉団子のメインとサンドイッチ、ヨーグルト、コーラ。合計289NOKで、日本円だと3,400円。この後マフィンとコーヒーも飲み食いする。相変わらず高いけれど、やはり食堂車はケチりたくない。どんなに合理化が進んだとしても。

 当然もう景色は楽しみようがなく、腹も朽ちたし、早めに就寝体制に入る。ボーデー出発時点では子供たち、ではなく若者グループがペチャクチャおしゃべりしていて、ちょっと心配になっていたのだが、ログナンで降りて行ったので静かになって、助かった。

 ヤレヤレ…。ヘルシンキに続いて、またも大ポカを演じてしまった。どうも北欧に来るといつも、スムーズに旅が進まない気がする。何でだろう?ともかく帰国が迫っていて、これ以上のポカは許されない。最後くらいは無事に、コペンハーゲンにたどり着かなければならない。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 3日 サッカー女子プロリーグ 「WEリーグ」 来秋開幕発表
(巨人 坂本・大城両選手 ウィルス感染判明) 
 4日 リニア中央新幹線談合事件 大成建設・鹿島建設元幹部に懲役2年求刑
(日・NZ外相会談 ビジネス関係者往来可否巡り協議で一致)

№2162 バスマガジンvol.101(講談社ビーシー/講談社)

 6月になって、首都圏でも学校が相次いで再開になっていて、電車やバスも、街角でも、生徒や学生の姿を多く見かけるようになりました。観光・商業施設の再開も相次いでいます。まだまだの部分は多いけれど、少しづつ、日常が戻ってきていると感じられ、ちょっとばかりはウキウキ?します。乗り物もそうです。何度も繰り返すけれど、私が望むのは、「新しい日常」ではなく、「元の日常」です。

「バスマガジンvol.101」、正直ちょっと心配もあったが、通常通り、先月末発売になりました。

おじゃまします!バス会社潜入レポート Vol.101 遠州鉄道
 まず、奥山!5年前に浜松からバスで乗り付けて、本体で公開しています。行った事自体は№1319で書いています。あれから5年経ったが、雰囲気は変わっていないようなのが幸い。鉄道の駅の跡はここではなく、近くのバスの車庫付近らしいが、鉄道があった事を示すものが何もなかったのが残念と、当時は記しました。この付近が2年後の大河ドラマの舞台になると発表になったのは少し後の話になるが、鉄道が残っていればねえ、と今でも思います。通勤・通学の足として見直された、だけでなく、大河ドラマの舞台への足として注目されたのに、と。途中三方ヶ原(武田が徳川を破った古戦場)も走るし(バスの営業所もある)。新幹線が開通した時点では、まだ走っていたのだから(一か月後に廃線)。放映期間中の気賀の賑わいは後に天竜浜名湖鉄道からも垣間見えたが、バスにはどのくらいプラスになったのだろうか。
 遠州鉄道は創刊間もないvol.4(2004(H16)年)で取り上げられていて、当時は浜名湖を一周する路線があった上、愛知県の本長篠への路線もありました。遠州鉄道は、比較的路線の維持が図られてきた事業者だった、と思うが、残念ながら最近はそうでもないようで、「平成の大合併」以前の浜松市域が中心になりつつあるのだろうか。むろん、郊外部の路線もまだ少なくはないが。
 車両面で、中小型車がない、というのは少し驚きだった。確かに比較的少数派だったようだが、それでも16年前は郊外部の自主運行バスの受託もあったし、なにより浜松市中心部にポンチョの循環バスがあったよな?(№1319でも撮っている)と思って調べてみたら、「くるる」は去年の3月いっぱいをもって廃止、自主運行バスも廃止になったり(vol.4には磐田市用の日野レインボー7m車の写真があるが、磐田市が運行費用を出せなくなってしまった、と一般のニュースで見た記憶がある)、コミュニティバスも、遠州鉄道の運行ではなくなっている。系列の遠鉄タクシーが多いが、浜松バスに変わった湖西市の例もあります。道路条件が悪い、という路線はないのだろう。多少乗客が減少しても、現状の路線網ではダウンサイジングまでは必要ない、という事だろうが、このクラスの大手で中小型が1台もないのは、全国的にも遠州鉄道くらい、ではないだろうか?
 それと、エアロスター・エコハイブリッドがもう在籍していない。
 一覧表を見ると、20世紀の車両は、三菱ふそうのエアロスター・ノンステップしかない。「日野+富士重」がこれから注目だ、とも書いたのに、案外静かにいなくなったようだ。

帰ってきた 路線バス全方位レポート Vol.33 佐賀県/宮崎県
 今回は、九州の2県をまとめて取り上げています。同じ九州でもかなり離れているし、性格もだいぶ違う。バス以外の、鉄道などの交通事情も完全に違っているのだが。

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 佐賀県は、前回はこれもだいぶ前で、2006(H18)年のvol.15以来14年ぶり。この間、分社の再編成はあるが、グループ目線で見ると、事業者の構図は変わっていない。
 求心力が強い都市がない、というのが佐賀県の特徴、とされています。ちょっと調べてみたら、県都佐賀市の約23万人に対して、唐津市が約12万人、鳥栖市が約7万4,000人と、はっきり佐賀市一極集中、ではない。しかも唐津はダイレクトに福岡市への通勤電車が走るし、鳥栖は鉄道の大幹線の鹿児島本線の途上でかつては「鉄道の街」、しかも新幹線の駅もできた。対して佐賀市は、高速バスが頻発し、電車特急〔かもめ〕〔みどり〕があるとはいえ、福岡へのメインルートからは、ややズレた位置にある。県全体が福岡市からは比較的近いため、県都が求心力を持てる位置にない。そういう構図だろうか。唐津や鳥栖の市民には、ひょっとしたら「福岡県民」という意識があったりするのか?(特に鳥栖)横浜市の北部の住民が「神奈川都民」と揶揄される事が少なくないけれど、それと同じだろうか。
 今回は、JR九州バスはほぼ出てこない。解説文で少し書かれているだけ。14年前は、長崎県に越境する嬉野線のルポが1ページ掲載されていたのに、この扱いは、やや疑問もあります。

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 宮崎県は、2013(H25)年のvol.57で取り上げられていました。当時も2ページで終わっていて、「もう少し県内各地を走るバスの姿を捉えた写真が欲しかった」と記しているが、結局ほぼ宮崎交通一社独占、という形態では、書ける部分が少ないのか。
 ここも、前回はリストに名前が載るだけだった高崎観光バスの写真がある一方で、鹿児島交通(前回は三州自動車)については軽く触れられているだけ。
 宮崎交通は一覧表を見ると、昭和のバスが55台も残っていて、全体(406台)の13.5%にも上る。趣味的には興味深いものの、環境対策は、今後は宮崎県レベルの地方でも強力に求められるはずで、経年車両の対策は、今後大変な事になるのではないか?
 福岡へは、高速バス〔B&Sみやざき〕に乗り、新八代での新幹線乗り換えが最速で、3時間強。

バスマガ写真館SPECIAL
 困った事に、投稿者の解説文が完全に間違っている写真が数点ある。編集時のミスのはずだが。
 個人的には、自然との組み合わせが好きなので、「パノラミック賞」がイチ推し、かな?桜の「ベストシーズン賞」もいいかも。

移籍バスの行方を追跡
 新連載?第1回は東急バスで、20世紀くらいの車両が中心。北は北海道稚内から、南は沖縄まで、譲渡の範囲が広い。東急バス時代のカラーをそのまま使っている事業者が多いのが特徴だろうか。北海道はマーキュリーカラー、あるいはそのアレンジも数点ある。それにしてもよく、出自から移籍先の状況まで、詳しく調べ上げているものだ。趣味レベルでは難しいだろうと思うのだが、どのような調査手法を用いているのだろうか。

一般女性300人に聞いた 女子にウケるorドン引きされる バス知識
 この企画はバスマガジン誌らしいかも。
 マニアックな知識はともかく、正直「一般の女性は、普通の路線バスは乗らないの?」と思ってしまうような質問が多いみたいだった。終点で降車ボタンを押してしまう乗客は、あまりいないと思うけれどね(全くいないわけではないが、子供が押してしまっている事が多いように思う)。
(最前席は現在、ウィルス感染対策で利用不可になっている事業者が大半のはず。少なくとも関東は全部そうだろう)
 夜行バスに関しては、切迫した疑問も多いかも知れないのリクライニングは、確かに実際に乗り合わせても感じる。私は、倒してみて途中で(後方の乗客の膝などが当たって)止まってしまうようなら、そこで止めて寝てしまう(余計なトラブルを防ぐためにも)。トイレが気になるのは、特に女性なら当然あるだろう。「女性専用車って、あるんですか?」なんて質問は、なかっただろうか。
 ケーブルが接続できるバスも、高速はもちろん、最近は一般路線でもチラホラみられるようになって、日本では西東京バスが走らせるようになったし、海外ではこの前行ってきたノルウェーのボーデーの市内バスも、新車はUSBを備えていました(次回書きます)。女の子にバスに乗ってもらえるようにするには、今後はスマホ対策も必須、なのだろうな。

鈴木文彦が斬る!バスのいま 第27回
 やはり今号も、新型コロナウィルス感染禍にならざるを得ない。
 私自身、関東地方の事業者の状況を、一般路線だけだが各者のWebサイトで調べて、毎週土曜日にまとめているが(かなり抜け落ちている所もあります。スミマセン)、「緊急事態宣言」発出後、「STAY HOME」が強く求められたGWの頃が、一番の底だったように感じる。地方部の減便が目立った鉄道と違って、バスはまず、都心側から影響が出始め、徐々に地方に広がっていったように思えます。商業施設・行楽施設への路線が相次いで運休になり(走っても施設が休業では仕方がない)、だんだん一般の路線が影響を受け始め、土曜日が休日ダイヤになり、平日が土曜ダイヤになり、事業者や路線によっては、さらに大幅減便の特別ダイヤになったりもしました。GWを過ぎて、「緊急事態宣言」が徐々に解除されていくと、少しづつダイヤが元に戻っていって、昨日あたりからは学校も始まっているので、平日は通常ダイヤに戻りつつある、そんな状況だったかと思います。
 貸切バスは、前回も書いたが、特にインバウンドはこれからも長期間、大幅な需要の回復はとても期待できない(日本だけ改善できても、海外の状況が良くならなかったら、少なくとも観光客は呼び込めない。未だに状況が右肩上がりで悪化している国が少なくない)。空港バス(だけでなく、鉄道などの空港アクセス全体)も、状況の好転は航空業界次第になるのだから、特に国際線の依存度が高い成田や関空の路線は、相当長期間、厳しいのは間違いない。ただ、これも前に書いた事の繰り返しだが、この危機によって、過去の関越や軽井沢のような事故を起こしかねない「ブラック」な事業者は体力がなくて真っ先に淘汰されるだろうし、ドライバーも、貸切バスに固執するならともかく、労働環境の変化を受け入れられるなら、一般の路線バスは深刻なドライバー不足が続くのだから、案外食いはぐれる事はないのではないかと思う。甘いでしょうか?
 むろん日本のバス事業者は皆、自ら傷つき、感染の恐怖に怯えながら、それでも最低限の輸送力を確保して、懸命に走り続けて、犠牲を甘んじて受け入れてきたのだから、公的な支援(国レベルでも、地方レベルでも)も、できる限りなされるべきだと思う。とはいえ湯水の如く原資があふれているわけではないのも事実だし、バスだけ、交通だけが犠牲になったわけではないのも事実で、できる限り広く救済しようとするなら、どこかで金銭的な限界が来るのも事実だろう。特に路線バスはウィルス感染禍よりはるかに前から乗客減やドライバー不足といった危機に陥って久しく、個々の事業者だけで状況を克服するのは、大手クラスでも困難だと思う。この機に、利用者の利便性、ドライバー等の雇用が担保される事を条件に、バス業界の外部まで含めた、大幅な経営形態・事業形態の再編成も、考えられるべきかも知れない。
 後は、特に各自治体の本気度が問われるだろう。金銭面以外でも。「本当に路線バスを必要としているのですか」と。これもウィルス感染禍前からの課題だが。そして何より心配されるのは、これを機に、ウィルス感染を恐れて、バスを筆頭に、公共交通が敬遠される傾向が出てきてしまうのではないかという事。郊外のバスに乗ってみると、場所によってはファストフードのドライブスルーを先頭に渋滞が起きていたりする場所が散見されるので。中国では都市封鎖が解除されても、バスが敬遠されてマイカー利用が増えた結果、渋滞がウィルス感染禍前より酷くなった、という報道も見ました。欧州では自転車レーンの整備を進めるという国もあると聞く。アメリカでは、ウィルスに感染したバスドライバーが多数命を落とした、とも聞きました(黒人が多く、これが今全米で起きている暴動の背景の一つになっているのではないか?直接的にはミネアポリスの一件だが)。どれもこれも、特に一般のバスにとっては良い話ではない。事業者側の努力も必要だが、我々利用者側も、(むろんウィルス感染を心配するのは当然だが)安易に公共交通を見捨ててしまって良いのか、環境問題の面からも、考えるべきではないだろうか。

終点の情景を求めて
 長崎自動車の樺島。ここも行った事があり、本体でも公開しています(現在休止中。再開はもう少し待ってください)。樺島は確か2回行った事があるが、うち一回は確か台風直後で、途中の道路で電信柱がボキボキ折れていて、大幅な遅延になってしまった記憶があります。2回とも途中下車とかはしなかったが、軍艦島は見た事があります。高い給料は、危険の裏返しだったのか。次は軍艦島も、行ってみようかな。

平成初期のバスを振り返る
 新潟交通。「バスジャパン・ハンドブックシリーズV103」で書いたばかりだけれど、この時代の新潟交通は、北村車体の「なまず」だなあ。「BJ」でも書いたが、これで終わりになってしまったのが残念で、このまま車体の製造が継続し、ノンステップバスの時代を迎えたら、どんな車体になったのだろうか、と想像してみたりもします。現状でも古い車両が相当数残っているが、一方で電車代替のKC-JP250NTNは、1台しか残っていないようです。また、元東急バスのワンロマ車がここでも出てくるが、新潟交通グループでは、東急バスが地方部にまとまって移籍したが、現在は1台もないようだ。

 西武バスの「S-tory」デザインは、早く実物を見たいですね。「X」を強力にあしらったデザインは、前例がない。在来車両の塗り替えは行わないのだろうか。あとは高速バス・貸切バスには波及しないのか(いまだに統一が図られていない)。

 次号は「バス会社」はJRバス東北、「県別」は長野県を予定。どちらも観光路線の現状はかなり辛そうだ。提案だが、このコロナウィルス感染禍の間、「STAY HOME週間」の最中を中心に、各事業者(バスに限らないが)では様々なコンテンツを配信してきたので(今号の「都バス情報局」にはペーパークラフトがある)、どんなものがあったのか、まとめて紹介してみたる企画があったら、面白いのではないだろうか。キッズ向けはもちろん、「Web会議で使える」という大人向けの壁紙の配信もあって、小田急電鉄配信の「小田急の背景」には、東海バスの「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング車や、「伊豆の踊り子」ボンネットバスもあったりするので。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 1日 フェイスブック社員 米トランプ大統領投稿チェックを要求 抗議スト
(本多劇場 無観客で一部再開 ネットで生配信) 
 2日 馬淵澄夫元国土交通大臣 国民民主党に入党届提出
(プロ野球 練習試合開始)

 本多劇場の支配人も言っているのだが、演劇とか、あるいは音楽の演奏とかは、生で見る事が大事だと思う。SNSでは、代わりにはなりえない。本多劇場も、今回の配信はあくまで緊急事態だと考えているようです。この手のエンタメがいつ、お客さんを入れられるようになるかは解らないが、そうなったら、音楽会くらいは行ってみようかと思う。この数年のテーマの「チャレンジ」の一環で。
 そうは言っても、東京都の感染者数が再び増加傾向にあって、今日は34人、「東京アラート」が、更新の直前に出されました。とにかく、「緊急事態宣言」の再度の発出だけはカンベン。首都圏の足を引っ張っていた神奈川県は減少傾向にあるそうで、このままいってほしい。そのためには、神奈川県民の私自身が気を付けないと。正直マスクをつけると、普通に歩くのも息苦しいけれどね。

№2160 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.8

神奈中バスお知らせ.jpg
 25日に、首都圏と北海道の緊急事態宣言が解除、全国47都道府県全てで、宣言が終わる事になりました。プロ野球にJリーグの開幕・再開も決まってさあこれから、と言いたい所だったが、東京はまた感染者が増加傾向にあるようで(それ以上に北九州市が大変みたいだが)、もう少しは自粛的行動が求められる事になりそうです。とはいえ、明らかに経済活動と、それに伴う交通機関の再開の動きが見えてきました。どうか、少なくとも、また緊急事態宣言が発出される事がないよう、強く願います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日29日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。行楽の足も、少しづつ再開されていくようです。

*** 鉄道 ***

JR東日本 一般列車は通常通り運行。28日から予定されていた、東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線の臨時ダイヤ、常磐線特急〔ひたち〕〔ときわ〕及び中央線中央線特急〔あずさ〕〔かいじ〕〔富士回遊〕の減便は取りやめとなり、定期列車は通常ダイヤで運行(〔はやぶさ〕は、2往復が新青森~新函館北斗間運休)。なお、全新幹線のグランクラスは引き続きサービス中止、全車指定席の〔はやぶさ〕〔はやて〕〔こまち〕〔かがやき〕は発売する座席を、普通車指定席は6割、グリーン車は5割を限度に発売。
〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。30・31日は渋谷駅の工事のため、品川~新宿(池袋・大宮・高尾)間は全列車運休。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・9・15・17・2・4・12・18号〕は運休。〔サフィール踊り子1・2号〕のカフェテリアは休止。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、6月いっぱいの運転は取りやめ。7月以降の列車の指定券発売を見合わせ。
 今日・明日の渋谷駅工事で予定していた山手線の増発・時刻変更は行わず、通常の土休日ダイヤで運行。

JR東海 東海道新幹線は6月1日以降、定期列車は全列車運行。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車は引き続き、全て取りやめ。〔踊り子〕〔ふじさん〕については、JR東日本・小田急のWebで確認をとの事。関東地方ではないが、JR東海で7月に運行される臨時列車は、5日の〔ひだ65号〕のみの予定(指定券発売はしばらく見合わせ)。

東京メトロ 土休日の〔S-TRAIN〕・小田急直通ロマンスカーは、6月6日より運行再開。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。三ノ輪橋電停の「おもいで館」は28日より、通常営業を再開。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。京成上野発朝方、成田空港発夜間を除き、40分間隔の運行になる。運行される一部列車の青砥停車を実施中。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じている。6月1日より停車列車を拡大。日中、運行列車の2本に1本が新規停車(80分毎)。

東武 特急〔けごん〕〔きぬ〕〔スカイツリーライナー〕〔きりふり〕〔しもつけ〕は平日下り8本・上り7本、土休日下り12本・10本、特急〔りょうもう〕は8往復を取りやめ。「SL大樹」は当分の間運休(7月運行再開予定)。特急列車は6月6日ダイヤ改正時より、全列車を運行。指定券の発売開始は当分の間、1週間前からに変更(JR直通・〔THライナー〕を除く)。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)特急・ライナー列車は、6月1日より平日・土休日とも全列車の運行を再開。〔52席の至福〕は全コース取りやめ(6月14日まで。20日以降は別途通知)。

京王 〔京王ライナー〕は6月1日より、平日は運行本数を変更。京王八王子発5時47分発(90号)・8時56分発(92号)、橋本発9時22分発(94号)を運転(一部列車の行先・時刻を変更)。夜間の新宿0時発京王八王子行13号、0時20分発橋本行43号は取りやめ。土休日の運休は継続。

小田急 特急ロマンスカーは6月以降、全列車運行。一般列車は通常通り運行。

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。6月6日改正で「Q-SEAT」設定列車が増発されるが、サービスは引き続き取りやめ。〔S-TRAIN〕は6月6日より運行再開。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は運休。土休日の一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。 ※土曜日のみ12連の特急(金沢文庫→品川)・土休日のみ12連の快特(金沢文庫→京急川崎)を8連に減車。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。

湘南モノレール 27日より、通常ダイヤに復帰している。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、日中は半分以上の列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は取りやめ(6月も継続)。毎日運転の2往復は運行。駿豆線は県立高校の授業再開に対応して、一部列車(9時台下り1本、15~16時台の2往復)の運行を再開。また大場→三島間臨時(通常修善寺→三島間運行)を1本運行。大雄山線は6月1日より、夕方6往復、夜間2往復の運行を再開(12分間隔運転の時間帯を拡大)。駿豆線の「Over the Rainbow」編成は、6月上旬以降も運行を継続する。延長期間は後日通知。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を5往復減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。日中はJR伊東線直通を取りやめ、伊東乗り換えに変更。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月も運行を取りやめ。「リゾート21」の展望室は使用停止。7~9月の臨時特急は、全て発売開始を見合わせ。6月1日より、「スーパービュー踊り子引退記念乗車券」の通信販売を開始。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある(当初運休がリリースされていた〔富士回遊11・36号〕は、28日以降も通常運行)。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発21時11分(東京発JR直通)、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。6月1日より平日のみ、大月発最終を22時05分発に繰り下げ。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は運休中。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。西武直通は取りやめ。6月1日より、「計画運休」ダイヤを一部変更。急行〔秩父路〕4往復、普通電車の一部の運行を再開。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、臨時ダイヤで運行。「風ぐるま」は、休日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は、一部または全便運休(31日まで。6月1日運行再開予定)。水元公園循環バスは運休。

京成タウンバス 〔有01〕〔新小52乙・59〕系統は運休。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター発着便は、27日より再開している。植草学園大学線は平日・土曜日は特別ダイヤで運行し、休日は運休(6月13日まで延長)。深夜バスは引き続き運休。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 国立歴史民俗博物館バス停は経由しない。酒々井プレミアムアウトレット線は、29日より運行再開(一般旅客も利用可 ※26日より、施設従業員のみ対象に運行を行っていた)。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。26日より、日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線は特別ダイヤで運行中。日光駅~霧降高原路線、日光鬼怒川線、世界遺産めぐりバスは運休中。セントラル・ウエストの一部系統は26日(一部27日・6月1日)より、通常ダイヤでの運行に復帰。

国際興業 26日より、通常ダイヤでの運行に復帰。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便、深夜急行バス・メッツァ直通バスは引き続き運休。〔池11〕〔赤31〕系統は、平日・土曜も休日ダイヤで運行(〔池11〕系統は6月1日より通常ダイヤ)。メッツァ直通バスは6月4日より、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕東飯能駅発着は引き続き運休。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。三井アウトレットパーク直通バス、小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。深夜バスは全路線取りやめ。軽井沢地域は、軽井沢駅~旧軽井沢・中軽井沢駅・星野温泉トンボの湯・西武軽井沢営業所・鬼押出し園間は特別ダイヤで運行し、万座・草津温泉・風越公園方面は運休。入間市駅発着各系統は29日より、国分寺駅北入口発着系統など、および西武秩父駅・三峰口駅~三峰神社間急行は6月1日より、通常ダイヤに復帰。メッツァ直通バスは6月4日より、〔m01〕(飯能駅北口発着)のみ特別ダイヤで運行再開。〔m02〕東飯能駅発着は引き続き運休。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行。阿佐谷・青梅街道両営業所は25日より、特別ダイヤを変更。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。玉川上水駅~イオンモール武蔵村山路線は臨時ダイヤで運行。一般路線は6月1日より、通常ダイヤでの運行に復帰。

西東京バス 全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行(一部は休日ダイヤをベースに増便)。22時以降初便は、平日は一部、土休日は全便を運休。奥多摩駅~日原鍾乳洞路線の運行を再開しているが、白妙橋、川苔橋両停留所は通過(登山道の崩壊に加え、ウィルス対策のため)。6月1日より、夜間・深夜便の運行を一部再開。30日より、奥多摩・檜原方面への臨時バスの運行を予定しているが、乗車制限を行う可能性がある。バス乗車時のマスク着用を要請している。

京王バス 特別ダイヤ・または日祝ダイヤで運行。特別ダイヤは5月いっぱいで終了、6月1日より、調布〔営〕の路線のみ、土曜日は休日ダイヤで運行。NT急行は運休、他の路線はカレンダー通りの時刻で運行。なお中野・永福町両営業所は6月8日にダイヤ改正を実施。

小田急バス  全系統で平日は土曜ダイヤ・土曜日は休日ダイヤで運行(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。深夜バスは運休(〔渋54〕系統の渋谷駅23時15分発梅ヶ丘駅行は運行)。6月1日より、平日は平日ダイヤでの運行に復帰(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。〔渋54〕系統以外の深夜バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

東急バス 平日は土曜ダイヤ、土曜日は休日ダイヤで運行(〔十91〕〔た83〕ハチ公バスはカレンダー通り運行)多客が見込まれる系統は、朝ラッシュ時を中心に増便。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは全路線運休。6月1日より、平日は通常の平日ダイヤに復帰。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))は取りやめ。休日運行の〔須28〕系統(横須賀駅~観音崎自然博物館)は、観音崎で折り返し。オープントップバスは運休。三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統は、今日30日より運行再開。

KMバス お台場レインボーバスは、臨時ダイヤで運行。6月1日より、平日は通常ダイヤに復帰。土休日は臨時ダイヤを継続。

銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している。6月8日より、恩多青葉町線は、平日は通常ダイヤに復帰。小平国分寺線は平日・土休日とも土休日ダイヤで運行(学校の開校状況により変更あり)。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。

新京成バス 船橋新京成バスの金杉台線・鎌ヶ谷線・小室線は土休日ダイヤを減便させた特別ダイヤ、その他の路線と松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休(5月31日まで)。銚子駅~千葉科学大学路線は減便。イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行(6月6日より通常ダイヤに復帰)。6月1日より「ボンベルタお買い物バス」が休止になるが、ウィルス感染対策と関連があるかは不明。

千葉中央バス 青葉の森公園北口駐車場封鎖が解除されたため、博物館・文化ホールと青葉病院南バス停は今日30日より停車再開。深夜急行バスは6月1日深夜より、千葉駅0時50分発ちはら台行のみ運行再開。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 塩田〔営〕(一部路線)・姉ヶ崎〔車〕・東金〔営〕(一部路線)は全日土休日ダイヤ、長南〔営〕・白子〔車〕・大多喜〔車〕は、平日は土曜ダイヤで運行。木更津〔営〕は、木更津駅~三井アウトレット~袖ヶ浦線は特別ダイヤで運行、清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。富津線及び湊・富津線は富津公園入口折り返しに短縮。

平和交通 深夜急行バスは運休(※銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線も、1日から運休になっていました。訂正します)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は29日より運行を再開している。稲毛線・検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行(稲毛駅~にれのき台間は27日より日中増便)。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 千葉シーサイドバスの各路線は、土休日ダイヤを減便。6月1日にダイヤ改正を実施、スタジアム・メッセ中央への運行が減便になるが、ウィルス感染対策とは関係がなさそう。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。春日部駅東口~関宿方面各系統〔KB51~57〕は臨時ダイヤで運行(5月28日より時刻変更)。鴻巣駅~免許センター線は、日曜日は土曜・祝日ダイヤで運行。15日より、各路線で最終バス繰り上げ、行先変更を実施。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便(6月1日以降も当面継続)。

茨城急行 東武動物公園系統は運休。北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、7月前半までは運休の予定。尾瀬戸倉~大清水間は、今年の運行を開始している。鎌田~湯元温泉路線は6月6日運行開始。

イーグルバス 小江戸巡回バスは運休。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。23時30分以降出発の深夜バスは引き続き運休。「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は6月11日再開。6月いっぱいは火~金曜日のみ開園)。「ピアライン」は25日より、運行時間帯を短縮した上で、運行を再開している(大さん橋客船ターミナルは休業のため通過)。26系統の港湾カレッジ~海つり桟橋・横浜港シンボルタワー間は、6月1日より運行再開。「あかいくつ」は6月1日より、(土休日も含めて)平日ダイヤで運行再開。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。

神奈中 深夜急行バスは取りやめ。6月1日より、平日は平日ダイヤでの運行に復帰(通学対策系統・商業施設系統は運休・減便系統あり)。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

相鉄バス 深夜急行バスは運休。土曜日は休日ダイヤで運行。

臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。

江ノ電バス 一般路線は、平日のみ通常ダイヤに復帰している(神奈中バスとの共同運行系統は6月1日より通常ダイヤで運行)。深夜バスは平日のみ、6月1日より運行を再開。土曜日は休日ダイヤで運行(深夜バスは運休)。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原宿観光回遊バス「うめまる号」、小田原駅~ダイナシティ路線、南足柄市内路線の一部は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。箱根キャリーサービスは休業。

伊豆箱根バス 三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。熱海箱根線は6月1日より、元箱根まで3運行を再開(3往復)。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共に、15分間隔に削減。定期観光バスは運休。小田原箱根線(小田原駅~湖尻・箱根園)は今日30日より、減便の上、箱根園までの運行を再開。一部便の大涌谷乗り入れも再開

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、河口湖~御殿場駅路線は25日より、運休便の一部が運行再開。ぐりんぱ路線は一部便が乗り入れ再開。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は29日、駿河小山駅~明神峠路線は6月6日より運行再開。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」全ルートは、土休日は特別ダイヤで運行。芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。

富士急バス 「YAMANAKO NO KABA」、「レッドライン」、「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。「ブルーライン」は3往復のみ運行。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。富士山駅~新富士駅路線は運休。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線、河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレット(東山旧岸邸前発着に短縮)、上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。藤野駅~名倉循環は6月1日より、カレンダー通りに運行。

富士急湘南バス 未病バレ-ビオトピア休館のため、〔松71〕系統(新松田駅~ビオトピア)は運休中。〔松07・78〕系統(平日のみ運行)は、ビオトピアには入らない。

富士急シティバス 日中の一部分が減便。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、ぐりんぱ路線、大石寺路線は全便運休。「ぐるっとふじ」夜ルート、モーニングシャトル、富士桜墓園路線は6月1日より運行再開。

山梨交通 全日土休日ダイヤで運行(一部路線は通常通り運行)。塩山地区・身延地区の一部路線・区間は運休。甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは、1往復(イオンモール発7時00分発・甲府駅発20時15分発)のみ運行。25日より、通常ダイヤに復帰。南アルプス登山バス(甲府駅~広河原・奈良田~広河原)は当初予定を1ヶ月遅らせ、7月23日運行開始予定。

東海バス 熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。石廊崎オーシャンパークの全面再開により、16日よりオーシャンパーク乗り入れを再開。MOA美術館線は通常ダイヤで運行。一部の通学対応便は25日より運行再開。下田海中水族館の再開により、下田駅~水族館路線は6月1日より、5往復の運行を再開。あじさい公園経由の運行は、今年は行わない(あじさい祭り中止のため)。沼津駅~明電舎路線は6月1日より通常運行に復帰。

JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮。深夜バスは運休。土浦駅発着各路線・イオンモール~つくばセンター線・荒川沖駅~あみプレミアムアウトレット線・館山駅~安房神戸~安房白浜線は、通常通りの運行に復帰している。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。

 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業(グッズ等のネット通販を始めた事業者がある)、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シート(最近、コンビニなどで見かけるタイプと同じ)の設置や、バスでは最前部座席の使用停止が実施されています。なお、緊急事態宣言解除に伴い学校が再開になるため、定期券を発売する窓口の営業体制を元に戻す動きが見られます。売店やグッズショップなども、再開が始まっています。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
 日常の足、あるいは近場の行楽の足は少しづつ立ち直りつつあるが、ここでは対象外だが、JR各社、特に北海道・四国・九州では新幹線に加えて特急の減便がかなり出ているし、長距離の高速バスや航空も、元通りになるにはまだまだかなり時間がかかるだろう事が予想されます。何度も書くが、ともかく7月後半の4連休までには、少なくとも定期のダイヤには少しづつでも戻って欲しいと、強く願います。そのためには、何としても感染の「第2波」「第3波」が食い止められないと。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JR四国の「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」の運行開始を、7月4日と発表しました。その他の観光列車も、同日以降、順次運行を開始する予定です。ただし、当分はいろいろ制限はあるようです(予定されているサービスそのものの取りやめはないようだが)。しばらくはしょうがない、受け入れなければならないが、四国に限らないが、観光列車のサービススタッフがマスク姿、というのは、正直ムードに水を差すかもなあ。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
29日 立憲民主党 枝野代表 政権構想発表
(ブルーインパルス 都心上空を飛行 医療従事者に感謝) 
30日 震災復興伝承館 宮城県名取市にオープン 
(大阪 通天閣展望台 営業再開)


 明日も更新を行い、今月のできごとをまとめます。

№2158 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 9.北の街・ナルヴィクと ボーデーへのバスの旅

「緊急事態宣言」が、全国すべての都道府県で解除になりました。まずはホッと一息、町をちょっと歩いてみても、まだ全てではないけれど、営業を再開した店やセンターが多く、久しぶりに通りに活気が出てきたように思えました。プロ野球の6月19日開幕も発表になり、ほんの少しづつでも、「元の日常」が戻りつつあります。とはいえ、まだ長距離の移動は控えた方が良さそうで、そろそろ遠出を、というのが偽らざるホンネだけれど、もう少し地元横浜で、おとなしく我慢して過ごす事にします。早く遠くに行きたい。

100 ボーデー行バス.jpg
 ナルヴィクは、西側ヨーロッパでは、最北の鉄道駅がある事で、鉄道ファンにはおなじみの場所でしょう(ロシアにはもっと北に駅があるらしいが)。24年ぶりに訪れた最北の地、ほんの少しだけ歩いて、夕方はこの日の投宿先、ボーデーへバスで向かいます。

101 ナルヴィク駅舎.jpg
 改めて、ナルヴィクの駅舎。
 この駅は1993(H5)年11月と、1996(H8)年7月(「1994年」と書いてしまっている。後で書き直しておきます)に来ていて、24年ぶりになります。駅舎そのものは変わっていないが、改装されています。
 しかし…、この駅も、窓口がない。なのでかつて、多数の鉄道の旅人が求め、または欲してきた「最北の駅到達証明書」は、もう手に入りません…。駅以外で手に入るかも知れないが、やはり駅でないと…。

102 時刻表.jpg
 ナルヴィクに発着する路線の時刻表。24年前はノルウェー側だけ走るローカル電車もあったが、今はストックホルム・ルレオ行と、ルレオ行単独の、合計2往復の発着のみ。

103 EL紹介.jpg
 貨物列車をけん引する機関車のガイドが、待合室の壁面に掲げられていました。スペックも書かれている。結局この路線は、貨物が主、旅客は従。重い鉱石運搬列車を引いて高い山を越えるので、ハイパワーな専用機が、昔から導入されてきました。

104 SL保存機.jpg
 ホームには、小型のSL「ビフレスト」が静態保存されています。

105 SL保存機説明書き.jpg
 説明書きが、ノルウェー語と英語で書かれています。1882(M15)年にスウェーデンのトロルヘッタンに構える鉄道車両メーカー「Nydqvist and Holm」(NOHAB)によって製造され、1900(M33)年秋にナルヴィクに来る前はスコーネ地方で使われ、ナルヴィクではLKAB(キルナの鉱山の会社)の入換え機として、1903(M36)年(鉄道が到達した年)から1942(S17)年まで使用された、みたいな事が書かれています。「ビフレスト」とは、北欧神話に出てくる虹の橋の名前、らしい。

106 開通記念碑.jpg
 その、鉄道の開通の記念碑。1903年7月14日。

107 キルナ行EL.jpg
 現在の、貨物列車の専用機。LKAB所有なのだろうか。3軸2台車×2車体で12軸。日本では2軸2台車×2車体で「EH」と表記される(EH10・EH200・EH500・EH800)が、ではこの機体は、日本だったらどう表記されるのだろうか。「EL」となるのだろうか?さすがにスケールが違う。

108 ナルヴィク駅近辺.jpg
 駅の西側で構内をまたぐ高架橋から、ナルヴィク駅全体を見る。街は案外大きい。右手の山の中腹にはスキー場。
 3月になったとはいえ天候は定まらず、多少青空が広がった、と思ったら、また雪が降る。

109 ストックホルム行出発前.jpg
 そんな中、15時15分発93列車として、再びストックホルム(+ルレオ)に向けて出発しようとする、「ノルトピレン」。

110 ストックホルム行出発.jpg
 雪が舞う中、再び山越え・国境越えに挑むべく、定刻に出発していきました。

111 ナルヴィク通り.jpg
 撮影の時系列が前後するが、駅に到着した直後に撮影した、ナルヴィク市中の通り。案外車が多い。決して、「辺境のド田舎」のイメージではない。貨物で賑わう港町、だからだろうか。
 ここでちょっとマズイ事に気づいた。ノルウェーの通貨(NOK)が手元にない。当然駅では両替できないし。駅から10分程の観光インフォメーションで聞いたら、通りの向かいの商店が両替してれると言う。普通の商店にしか見えなかったけれど、ちゃんと手元のSEKを、NOKに両替してくれました。

112 ナルヴィク市内バス.jpg
 ナルヴィクには小規模ながら市内バス路線も2系統あります。残念ながら、今回は乗る余裕はなし、風景写真の撮影のみになりました。1系統は毎日走るが、この2系統は、平日は30分毎、土曜日は1時間毎、休日は運休(だったと思う)。

113 ナルヴィク長距離バス.jpg
 ナルヴィクは長距離バスの中継点でもあり、便数は少ないが、長距離バスの発着があります。さすがに大きい。ナルヴィクの路線は、NORWAYでの運行ではなくなっているようだ。

114 ナルヴィク高速バスターミナル.jpg
 長距離バスターミナルは、観光インフォメーションがあるビルの隣の、ショッピングセンターのビルの1F。ところが鉄道駅だけでなくバスターミナルもまた窓口がないし、ここでは券売機もない。日本などではあるだろう、直前の出発便のインフォメーションもない。待合室から、外のバスの様子を見て、乗り込む事になるようだが、ヨソ者には利用し辛くなった感があります。

115 ボーデー~ナルヴィク間バス時刻表.jpg
 運行のインフォメーションは、外の壁に貼られた時刻表を見るしかない。ボーデー~ナルヴィク線の時刻表。これを見ると、ボーデーの終点は、今は空港だ。
 結局、少し前から「Ikke i tafikk」(「回送」の意味だろう)の表示で留まっていた車両が、行先をボーデーに変更していて、これに乗る事になる。白一色で、面白みはないなあ。スカンレイルパスは通用しない。ボーデーまで457NOK(≒5400円)。C/C払い。

116 ボーデー行バス車内.jpg
 車内。長距離バスだが、2ドア(北欧は基本的に、長距離バスも2ドア)。一番後ろに座りたかったのだが、学校帰りらしい娘たちに占領されていて、中ドアの直後に座る。
 座席は中扉を境に、前が7列、後ろも7列、合計で57席。中央部にベビーカーと車いすのスペースがあるのだけれど、HDで4ステップだからなあ。リフトもないし。

117 ナルヴィク港.jpg
 定刻に出発。しばらくは港の傍らを走る。鉄道の操車場を見る。キルナの鉱石以外にも、貨物が多そうだ。

118 ベイスフィヨルド橋.jpg
 ベイスフィヨルド橋を渡る。

119 ナルヴィク雪山.jpg
 今度は右手にナルヴィクの街を見る。雪山も。

120 ナルヴィク遠望.jpg
 ナルヴィクも、だんだん遠くなってきた。

121 凍結.jpg
 海(オフォトフィヨルド)は、所々凍っている。

122 夕暮れ.jpg
 雲が多いけれど、夕暮れ。

123 雪山.jpg
 さらに雪山が続く。それにしても、ナルヴィクを起ってから、全然止まらない。乗降が全くないし、信号もない。
 50分位走って、バランゲンの街に入る手前のバス停で、ようやく停車。バランゲンはスーパーの前に停車し、乗降の他に貨物の積み込みがありました。

124 山道.jpg
 今度は山越え区間。
 
125 バランゲン湾.jpg
 フィヨルド。

126 フォルサ山.jpg
 フォルサ山、というのだろうか。

127 バス停待ち合わせ小屋.jpg
 一部のバス停には、このような小さな待ち合わせの小屋がある、が、バス停の名前はなさそうだし、時刻表とかは掲げられているのだろうか?

128 バス停交通標識.jpg
 中間の大半のバス停は、こんな感じで、道路標識然としたポールが立つのみ。地元の人以外は利用する事がほぼないだろうから、これでいいのか。
 外はかなり暗くなってきたけれど、車内は明かりがつかない(読書灯が点灯する)。

129 スカーバーゲット~ボグネス間フェリー.jpg
 やがて右手に小さな船が見えてきた…、と思ったら、そのまま乗り込む。
 この路線、27年前にボーデーからナルヴィクまで乗った時は、確か3か所でフェリーを利用したのだが、今はこのスカーバーゲット~ボグネス間のみになっている。とはいえ、国道が繋がらずフェリーの区間があるというのが、ノルウェーらしい。

130 フェリー乗船.jpg
 乗り込むと、即出航。バスの外に出て、船のキャビンへ。

131 フェリー時刻表.jpg
 フェリーの時刻表。他にもいくつかの路線があるようだ。

132 船内カフェ.jpg
 船内のカフェ。
 このバスは、ボーデー到着が22時を過ぎる事になり、夕食を食いはぐれる事になりそう。なので、ここで多少多めに、サンドイッチとワッフル、それにコーヒーを食する。

133 船内ラウンジ.jpg
 ラウンジで飲み食いしていたら、もう対岸のボグネスが近くなって、外に出る機会がありませんでした。30分弱、なので。

134 連絡バス.jpg
 どこだか忘れてしまったのだけれど、途中のバス停(では、こんな小型のバスが連絡していました。小型のワゴンに毛が生えたような感じだけれど、ちゃんと系統番号に行先まで入っていて本格的。ノルウェーにもこんなバスがあるとは。
(ここはトリウムセルバで、向こうの行先はドラグ、となるのだろうか)

 この先、もう外は真っ暗で、もったいない話ではあるけれど、ひたすら寝ていました。真夏だったらガンガン明るいので、外を見ていたはずだが。

135 ナルヴィク行.jpg
 そういう状況だったので全くのうろ覚えでしかないのだが、どこかのバス停(今調べたら、たぶんSteigen kryssという所)に、ナルヴィクへ行くバスがいました。どうやら、ドライバーが相互に交代、各々、出発地に戻っていくようだ。27年前のNORWAYバスではボーデーからナルヴィクまで通しの乗務だったはずで、大変な激務だと思っていたのだが、事業者が変わって、運行体制も変わった、という所だろうか。

136 ボーデー到着.jpg
 この後、10分位遅れて着いたファウスケでかなりの下車。セントラムトロンヘイム行夜行への乗り継ぎに違いない。暗闇の中を走り、やがてボーデーの町中に入るが、バスは空港まで行ってしまう。なので、YHを併設するボーデー駅に近い、ボーデー中央バス停で下車しました(一つ手前がもっと近かったようだが)。
 雪の中を、トボトボ歩いていく。開いている店はまだいくつもあったが、人通りは少ない。

 こうして、ナルヴィクから6時間強のバスの旅は終わりました。全区間昼になる夏になれば、もっと存分に景色を楽しめたはずだが、前半だけでもダイナミックな景色を楽しめて良かったと思います。
 次に乗る機会を作れるなら、ナルヴィクに1泊して、翌日午前の便に乗りたいと思います。もっと楽しめると思うので。

 この後YHに宿泊、翌日は列車でトロンヘイムへ…となるのだが、それは次回。6月になります。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 ドイツ政府は、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)に90億ユーロの財政支援を行うと発表しました。LHはこれまでも何度も利用して、当ブログでも書いてきたけれど、欧州(というより世界)の航空業界では、優良キャリアの一つと思っていました(近年はストも少なくなかったけれど)。そこに、日本円で1兆円強の支援を行わなければならない、というのだから、事は深刻だと思います。LHでこうだと、他キャリアはどうなりますかねえ。感染防止対策で搭乗客数を制限しなければならなくなる、とか言ったら、LHクラスはまだしも、LCCはもう生きていけなくなるかも。ビジネスモデルの根底が否定される事になるので。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
24日 イスラエル ネタニヤフ首相 汚職事件裁判 エルサレム地裁で開廷
(タイガー・ウッズら ゴルフチャリティーマッチ 募金額2000万ドル) 
25日 大井競馬場元競走馬 厩舎から逃走 車と衝突
(外食チェーン 4月売上40%減 過去最大の落ち込み)
26日 沖縄 外貨両替店強盗事件 米兵ら2人書類送検
(「アビガン」 今月中の承認見送り)

№2157 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.7

鎌倉駅.jpg
「緊急事態宣言」は21日、関西の2府1県が解除となりました。残念ながら首都圏(+北海道)は継続だが、感染者数はかなり減ってきており、来週25日には終了するかもしれません。既に各自治体とも、それを見据えた「出口戦略」の策定を進めているようであり、一部では先行して営業を再開した店舗なども見られるようになりました。全面的に回復するのはまだ相当先になるのだろうが、交通機関も、日常的な通勤等に利用される電車・バスは復便の動きがあり、学校の再開で通学対応便の運行を開始・再開する所も出てきています。また長距離輸送も、各新幹線の減便が終了、あるいは計画取りやめになるなど、少しは光が見えてきたようです。少なくとも大規模な「第2波」「第3波」が起きない限りは、これ以上のダイヤの減量はないと思われます(し、ないと思いたいです)。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日22日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。

*** 鉄道 ***

JR東日本 一般列車は通常通り運行。13日に発表されていた、28日から予定の、東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線の臨時ダイヤ、常磐線特急〔ひたち〕〔ときわ〕及び中央線中央線特急〔あずさ〕〔かいじ〕〔富士回遊〕の減便は取りやめとなり、定期列車は通常ダイヤで運行される事になった(〔はやぶさ〕は、2往復が新青森~新函館北斗間運休)。なお、全新幹線のグランクラスは引き続きサービス中止、全車指定席の〔はやぶさ〕〔はやて〕〔こまち〕〔かがやき〕は発売する座席を、普通車指定席は6割、グリーン車は5割を限度に発売。
〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。30・31日は渋谷駅の工事のため、品川~新宿(池袋・大宮・高尾)間は全列車運休。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・9・15・17・2・4・12・18号〕は運休。〔サフィール踊り子1・2号〕のカフェテリアは休止。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、6月いっぱいの運転は取りやめ。7月以降の列車の指定券発売を見合わせ。 30・31日の渋谷駅工事で予定していた山手線の増発・時刻変更は行わず、通常の土休日ダイヤで運行。

JR東海 東海道新幹線は6月1日以降、定期列車は全列車運行される事になった。山陽新幹線直通も全区間運行。臨時列車は引き続き、全て取りやめ。〔踊り子〕〔ふじさん〕については、JR東日本・小田急のWebで確認をとの事。関東地方ではないが、JR東海で7月に運行される臨時列車は、5日の〔ひだ65号〕のみの予定(指定券発売はしばらく見合わせ)。

東京メトロ 土休日の〔S-TRAIN〕は運休。5月いっぱいの土休日は、小田急直通ロマンスカーは運休。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。三ノ輪橋電停の「おもいで館」は28日より、通常営業を再開。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。京成上野発朝方、成田空港発夜間を除き、40分間隔の運行になる。運行される一部列車の青砥停車を実施中。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じている。

東武 特急〔けごん〕〔きぬ〕〔スカイツリーライナー〕〔きりふり〕〔しもつけ〕は平日下り8本・上り7本、土休日下り12本・10本、特急〔りょうもう〕は8往復を取りやめ。「SL大樹」は運休期間を延長、当分の間運休。6月6日以降の全特急列車(JR直通特急・東上線TJライナーを除く)、「SL大樹」「DL大樹」は特急券等の発売を見合わせ。ダイヤ改正自体は予定通り行われ、THライナーも運行を開始すると思われる。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。特急・ライナー列車は、平日は池袋線〔ちちぶ〕〔むさし〕、新宿線〔小江戸〕は、日中の全列車と深夜の各2往復が取りやめ(〔S-TRAIN〕〔拝島ライナー〕は運行)。、〔ちちぶ3・9・13・17・21・29・37・45号〕〔ちちぶ68・20・24・28・32・40・48号〕〔むさし60号〕のみ運転(池袋~西武秩父間2時間間隔)、その他の〔ちちぶ〕〔むさし〕と、〔小江戸〕〔S-TRAIN〕〔拝島ライナー〕の全列車が取りやめ(小平~拝島間は、〔拝島ライナー〕と同時刻の各駅停車を運行)。〔52席の至福〕は全コース取りやめ。

京王 〔京王ライナー〕は土休日のみ当分の間、全列車運休。平日は通常運転。

小田急 特急ロマンスカーは、5月いっぱいの土休日は全列車運休。一般列車は通常通り運行。

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。6月6日改正で「Q-SEAT」設定列車が増発されるが、サービスは引き続き取りやめ。土休日の〔S-TRAIN〕は運休。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は運休。土休日の一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。土曜日のみ12連の特急(金沢文庫→品川)・土休日12連の快特(金沢文庫→京急川崎)を8連に減車。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。

湘南モノレール 平日は日中と夜間、土休日は日中以降最終まで減便し、15分間隔で運行。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、日中は半分以上の列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は取りやめ(6月も継続)。毎日運転の2往復は運行。駿豆線は25日より、県立高校の授業再開に対応して、一部列車(9時台下り1本、15~16時台の2往復)の運行を再開。また大場→三島間臨時(通常修善寺→三島間運行)を1本運行。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を5往復減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。日中はJR伊東線直通を取りやめ、伊東乗り換えに変更。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月も運行を取りやめ。「リゾート21」の展望室は使用停止。7~9月の臨時特急は、全て発売開始を見合わせ。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発21時11分(東京発JR直通)、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。〔富士回遊11・36号〕は28日以降も通常運行。6月1日より平日のみ、大月発最終を22時05分発に繰り下げ。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は運休中。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。急行・西武直通は取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、臨時ダイヤで運行。「風ぐるま」は、休日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は、一部または全便運休(31日まで。6月1日運行再開予定)。水元公園循環バスは運休。24日に予定されていた「東京BRT」プレ運行開始は、延期が発表された。

京成タウンバス 〔有01〕〔新小52乙・59〕系統は運休。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター閉鎖により、中田スポーツセンター発着便を中野操車場発着に変更。植草学園大学線は平日・土曜日は特別ダイヤで運行し、休日は運休(31日まで延長)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 国立歴史民俗博物館バス停は経由しない。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。〔川11〕〔川12〕〔草加14〕〔川10〕〔草加15〕〔北朝01〕系統は平日も土曜ダイヤ、〔草加11〕系統は休日ダイヤで運行、〔草加16〕〔草加20〕系統は運休。そのほか、路線により時刻を変更して運行。日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線は特別ダイヤで運行中。日光駅~霧降高原路線、日光鬼怒川線、世界遺産めぐりバスは運休中。

国際興業 平日も土曜ダイヤで運行(さいたま市コミュニティバスはカレンダー通り)。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便は運休。深夜急行バス・メッツァ直通バスは運休。〔池11〕〔赤31〕系統は、平日・土曜も休日ダイヤで運行。緊急事態宣言が解除された場合は、翌日より通常運行に復帰(一部系統を除く。深夜バス、深夜急行バス等は引き続き運休)。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。メッツァ・三井アウトレットパーク直通バス、三峰口駅~三峰神社間急行を取りやめ。小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。深夜バスは全路線取りやめ。軽井沢地域は、軽井沢駅~旧軽井沢・中軽井沢駅・星野温泉トンボの湯・西武軽井沢営業所・鬼押出し園間は特別ダイヤで運行し、万座・草津温泉・風越公園方面は運休。特別ダイヤで運行されている入間市駅発着各系統は、29日より通常ダイヤに復帰。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行。阿佐谷・青梅街道両営業所は25日より、特別ダイヤを変更。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。玉川上水駅~イオンモール武蔵村山路線は臨時ダイヤで運行。

西東京バス 全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行を予定(一部は休日ダイヤをベースに増便)。22時以降初便は、平日は一部、土休日は全便を運休。奥多摩駅~日原鍾乳洞路線の運行を再開しているが、白妙橋、川苔橋両停留所は通過(登山道の崩壊に加え、ウィルス対策のため)。緊急事態宣言終了後も当分の間、特別ダイヤでの運行を継続する予定と、発表があった。

京王バス 特別ダイヤ・または日祝ダイヤで運行。

小田急バス  全系統で平日は土曜ダイヤ・土曜日は休日ダイヤで運行(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。深夜バスは運休(〔渋54〕系統の渋谷駅23時15分発梅ヶ丘駅行は運行)。6月1日より、平日は平日ダイヤでの運行に復帰(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。〔渋54〕系統以外の深夜バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

東急バス 平日は土曜ダイヤ、土曜日は休日ダイヤで運行(〔十91〕〔た83〕ハチ公バスはカレンダー通り運行)多客が見込まれる系統は、朝ラッシュ時を中心に増便。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは全路線運休。

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))、三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統(6月30日まで)は取りやめ。休日運行の〔須28〕系統(横須賀駅~観音崎自然博物館)は、観音崎で折り返し。オープントップバスは運休。

KMバス お台場レインボーバスは、臨時ダイヤで運行。

銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。

新京成バス 船橋新京成バスの金杉台線・鎌ヶ谷線・小室線は土休日ダイヤを減便させた特別ダイヤ、その他の路線と松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休(5月31日まで)。銚子駅~千葉科学大学路線は減便。イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行。6月1日より「ボンベルタお買い物バス」が休止になるが、ウィルス感染対策と関連があるかは不明。

千葉中央バス 青葉の森公園北口駐車場封鎖のため、博物館・文化ホールと青葉病院南バス停は通過。その他の一般路線は通常通り。深夜急行バスは全便運休。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 塩田〔営〕(一部路線)・姉ヶ崎〔車〕・東金〔営〕(一部路線)は全日土休日ダイヤ、長南〔営〕・白子〔車〕・大多喜〔車〕は、平日は土曜ダイヤで運行。木更津〔営〕は、木更津駅~三井アウトレット~袖ヶ浦線は特別ダイヤで運行、清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。千葉→ちはら台間深夜急行バスは運休。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。富津線及び湊・富津線は富津公園入口折り返しに短縮。

平和交通 深夜急行バスは既に運休(銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線は運行している)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は運休。稲毛線・検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 千葉シーサイドバスの各路線は、土休日ダイヤを減便。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。春日部駅東口~関宿方面各系統〔KB51~57〕は臨時ダイヤで運行。鴻巣駅~免許センター線は、日曜日は土曜・祝日ダイヤで運行。15日より、各路線で最終バス繰り上げ、行先変更を実施(緊急事態宣言解除まで)。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便。

茨城急行 東武動物公園系統は運休。北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、7月前半までは運休の予定。赤城自然園再開により、17日よりバス路線も運行再開。中之条ガーデンズ再開により、23日よりバス路線も運行再開。鎌田~湯元温泉路線・尾瀬戸倉~大清水間の運行開始を延期(尾瀬戸倉~大清水間は今日23日より運行開始(尾瀬の山小屋は6月いっぱいまで休業なので注意))

イーグルバス 小江戸巡回バスは運休。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。23時30分以降出発の深夜バスは引き続き運休。「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。26系統は港湾カレッジ~海つり桟橋・横浜港シンボルタワー間を取りやめ。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は休園)。「ピアライン」は25日より、運行時間帯を短縮した上で、運行を再開(大さん橋客船ターミナルは休業のため通過)。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。深夜バスは全便運休(緊急事態宣言終了まで)。

神奈中 平日は土曜ダイヤで運行(深夜バスは土曜ダイヤの時刻で運行)。輸送力不足が見込まれる系統は、臨時便を運行(一部の系統は平日ダイヤで運行)。土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは取りやめ。

相鉄バス 22日より、平日は平日ダイヤに復帰している(116系統は引き続き、平日は土曜ダイヤ)。深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。

江ノ電バス 一般路線は通常ダイヤに復帰している(神奈中バスとの共同運行系統を除く)。深夜バスは引き続き運休。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原宿観光回遊バス「うめまる号」、小田原駅~ダイナシティ路線は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。箱根キャリーサービスは休業。16日より、南足柄市内路線などで運休・減便系統を追加。

伊豆箱根バス 三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海箱根線は姫の沢公園折り返しで3往復運行。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。他の路線は5月中旬の減便を予告。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。小田原箱根線は半数に減便。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共に、15分間隔に削減。定期観光バスは運休。14日より、一部路線は再度時刻を変更。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、明神峠路線、御殿場プレミアム・アウトレット、ぐりんぱ路線は区間運休。河口湖~御殿場駅路線は25日より、運休便の一部が運行再開。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」全ルートは、土休日は特別ダイヤで運行。芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。

富士急バス 「YAMANAKO NO KABA」、「レッドライン」、「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。「ブルーライン」は3往復のみ運行。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。藤野駅~名倉循環は、運行日は全て土曜ダイヤで運行(休日は最初から運休)。富士山駅~新富士駅路線は運休。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線、河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレット(東山旧岸邸前発着に短縮)、上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。河口湖~御殿場路線・河口湖~甲府路線は25日より、運休便の一部が運行再開。

富士急湘南バス 未病バレ-ビオトピア休館のため、〔松71〕系統(新松田駅~ビオトピア)は運休中。〔松07・78〕系統(平日のみ運行)は、ビオトピアには入らない。

富士急シティバス 日中の一部分が減便。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、「ぐるっとふじ」夜ルート(5月31日まで予定)、モーニングシャトル(系列の石川タクシーが運行)、ぐりんぱ路線、富士桜墓園、大石寺(5月31日まで予定)は全便運休。

山梨交通 全日土休日ダイヤで運行(一部路線は通常通り運行)。塩山地区・身延地区の一部路線・区間は運休。甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは、1往復(イオンモール発7時00分発・甲府駅発20時15分発)のみ運行。25日より、通常ダイヤに復帰。

東海バス 熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。石廊崎オーシャンパークの全面再開により、16日よりオーシャンパーク乗り入れを再開。MOA美術館線は22日より通常ダイヤで運行。一部の通学対応便は25日より運行再開。

JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮。深夜バス・荒川沖駅~阿見プレミアムアウトレット系統は運休。江戸崎7時00分発土浦駅行を取りやめ。館山駅~安房神戸~安房白浜線は休日ダイヤで運行(洲の崎線はカレンダー通り)。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。土浦駅発着各路線は、平日も土休日ダイヤで運行。イオンモール~つくばセンター路線は運休。
 
 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業(グッズ等のネット通販を始めた事業者がある)、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シート(最近、コンビニなどで見かけるタイプと同じ)の設置や、バスでは最前部座席の使用停止が、順次実施されています。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
 以上見てきたように、一般の電車、バスは元のダイヤに戻そうという動きも見えてきました(深夜バス・深夜急行バス等はまだ運休が続く所が多いが…)。25日に首都圏でも「緊急事態宣言」が終了すると、さらにダイヤ等の復帰の動きが加速するだろう。完全に元通り、にはならないはずだが、次の土曜日30日は、さらに好転した状況を書けるよう、期待したいと思っています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
22日 大坂なおみ 年間収入約40億円 女子アスリート史上最高額
(演劇・音楽・映画業界 「復興基金」創設 4省庁に要望) 
23日 熊本市九州道上にブロック投下 少年3人逮捕
(ミニシアター「瓜連あまや座」 営業再開 茨城県那珂市)

 アメリカのハーツレンタカーが経営破綻しました。アメリカのレンタカー会社はほとんどの空港に「レンタカー・センター」があって、私も5年前にボストン・ローガン空港で見たのだけれど、空港のターミナルみたいなカウンターが並んでいて、クルマ社会のアメリカらしいよなあ、と感じたものです。ハーツはその中でも、日本でも名前を聞くようなレンタカー業界の最大手の一つだが、移動制限による航空需要の減退のあおりを受けたという事です。アメリカ最大手でこうだと、日本のレンタカー業界は、どうなるのだろうか。
 今日は少しばかし近場にバスで行ってみたのだけれど、クルマがだいぶ増えていて、ちょっと心配になってきました。ウィルス感染そのもの、ではなくて、感染禍がある程度収束しても、感染を恐れた人々が公共交通を敬遠する事でマイカー利用が定着してしまい、公共交通の利用の低迷が、長期化してしまうのではないか、と。既にファストフードのドライブスルーで、渋滞が見られたりしているので。

№2156 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 8.「ノルトピレン」ナルヴィクへ(後)

「緊急事態宣言」は今日、関西の2府1県は終了したが、我が神奈川県を含む首都圏の1都2県と北海道は、継続になってしまいました。来週の25日には再度検討が行われるらしいので、そこでの終了を期待はしたいが。宣言継続はあっても、商業施設は神奈川でも徐々に再開が始まっていて、これを踏まえれば、今減便や特別ダイヤになっている各交通機関も、少なくとも日常の通勤通学の足は、今以上に状況が悪くなる事はないだろうし、ないと思いたいが。ただ、長距離の旅行は…、航空は引き続き大幅減便が続くし、JR北海道も6月14日からの減便・減車の拡大を発表しています。少なくとも、6月いっぱいまでは困難でしょう。ともかく、私が求めるのは、「元の日常」が戻ってくる事です。簡単ではないが、1日も早く実現する事を願います。

000 ノールピレン.jpg
 ストックホルム~ボーデン間は、過去には何度も乗っています。最初が1993(H5)年10月、次が1996(H8)年7月同じ年の11月にも乗っているし、最近は11年前の2009(H21)年3月に乗りました。好きなんだなあ。列車も、車窓も。
 過去の4回は皆、ルートは違えども、ボーデンからルレオに立ち寄っていましたが、今回は初めてルレオはスルー、ボーデンから引き続き同じ94列車で、最北のナルヴィクを目指す事になります。

2020年 3月 5日(木)

001 ボーデン到着.jpg
 定刻に走れていました。5時40分、ボーデン着。
 ところで、11年前はルレオ→ボーデン→ストックホルムと乗っているが(ナルヴィクは行っていない)、あの時は途中のウメオで進行方向が変わっていました。しかし、ルートが変わったらしく、今回はストックホルムから方向を変えないまま、ボーデンの到着となりました。

005 地下通路.jpg
 地下通路のカラフルなイラストは、変わっていない。

002 ボーデン駅舎.jpg
 山小屋風の駅舎も昔のままだ。ただ、やはり営業の駅員、というか窓口がない…。まだ6時前で駅前も人影はほぼない。ただ、市内バスはもう走り始めている。

003 ルレオ近郊電車時刻表.jpg
 変わったのは、こことルレオの間に近郊電車が走り出したらしい、という事。時刻表が掲げられていました。むろん本数はそんなに多くはないが。

004 新型近郊電車模型.jpg
 走り出したのは最近の事だろうか、PRというわけか、新型の近郊電車の模型が展示されていました。

006 ルレオ行近郊電車.jpg
 もっとも、4番ホームで待っていたのは、これまで何度も見て、乗ってきた旧式の電車でした。

007 ルレオ発到着.jpg
 しばらくすると、ルレオ発の編成が来ました。座席車+食堂車。
 この後、ストックホルムからの編成は、ナルヴィク行の車両が切り離され、いったん構内から出て行って、今度はルレオからの客車の前に連結される。

009 ルレオ行出発.jpg
 先にルレオ行が出発していきました。
 その後、定刻を少し回って、こちらも出発。

ここでも備忘録的に、ボーデンからの編成を記しておきます。ルレオからのELが、ボーデンからもけん引しました。

 RC6 1395
11 WL6 5623 寝台車 S-N
12 WL6 5616 寝台車 S-N
14 BC4 5440 クシェット S-N
15 BC4 5467 クシェット S-N
16 B2 5531 座席2等車 S-N
61 BF4 5408 座席2等車 L-N
 R4 5455 食堂車 L-N

 S-N ストックホルム中央~ナルヴィク間
 L-N ルレオ~ナルヴィク間
※ キルナから逆編成

010 食堂車車内.jpg
 ルレオから別の食堂車になり、既に営業を始めていたので、早めの朝食。

011 朝食.jpg
 サンドイッチとヨーグルト、オレンジジュース。これで99SEK(≒1,150円)。
 最初は誰もいなかったけれど、時間がたつに連れて、他のお客さんも三々五々集まってきました。

012 ムリエク.jpg
 ボーデンから1時間、7時ちょうど、ムリエク着。駅付近は民家が数件あるだけで、駅舎の窓口もないが、ホームの雪かきはキチンと行われていました。

013 走行中.jpg
 ひたすら、雪が積もる森の中。モノトーンの世界。木々が、だんだん小さくなっていく。
 ムリエクとイェリヴァレの間で北極圏に入ったはずだが、気づかなかった。看板も見落とした。アナウンスがあるわけでも、列車が減速したわけでもなかったし。

014 イェリヴァレ到着.jpg
 さらに1時間、8時ちょうどにイェリヴァレ到着。ここの駅舎も変わらない。ウィンタースポーツのリゾート、というわけで、ここでお客さんがどっと降りる。先のボブスレーのお兄さん2人組も、ここで降りていきました。

015 キルナスキー場.jpg
 さらに1時間、左手にはキルナのスキー場が見えてきました。

016 キルナ到着.jpg
 キルナ到着。ここでもお客さんがゾロゾロ下車。ホームに横付けされていた観光バスや、出迎えの車などに乗り換えていく。

 …って、あれ、キルナって、こんな駅だったっけ?あの重圧な駅舎は、どこだ?

020 キルナ駅銅像.jpg
 線路を担ぐ男たちの銅像はあるのだが…。駅…、場所、変わった?

017 キルナ駅舎.jpg
 これが、駅舎?ただの待ち合い室にしか見えないが。

018 キルナガイド.jpg
 中には、キルナのアクティビティについて書かれた案内がありました。日本語まで記されている。

019 キルナ駅ホーム.jpg
 構内は広いが、旅客用のホームは、この1面しかない(なぜか11番線となっている)。

021 進行方向転換.jpg
 ここで進行方向が変わり、機関車が付け替えられる。これも、以前はなかった事だ。

022 キルナ出発.jpg
 いったいどうなっているのよ、と思いつつ、キルナ出発です。
 最後部となった寝台車の貫通扉の窓から、後方を見る。すぐに雪煙が付着して、何も見えなくなっていくのだが。右手には貨物列車の機関車がいる。新型だ。
 検札に回ってきた車掌に聞くと、キルナ駅は10年前に移転しているのだそうだ。キルナは鉄鉱石の採掘で世界的に有名な街なのだが、やりすぎて町が危険な状態に陥り、町の方を移転させる事になった。という話は聞いていました。しかし、駅まで移転しているとは思わなかった。なお、今後再度の移転が行われるらしい。

023 雪山.jpg
 左手は雪山になる。だんだん高度が上がっていく。

024 トーネ湖.jpg
 一方の右手はトーネ湖。
 途中の信号所(KAISE PAKTEと書かれていたが、地名ではないかも)で20分も停車。交換相手は、新型ELけん引の貨物列車。実態はやはり貨物が主、旅客は従、か。

025 アビスコ東到着.jpg
 アビスコ東駅。定刻の到着だったから、先の20分停車もダイヤ通りだったという事か。

026 アビスコ東駅.jpg
 ここも、いい駅舎があるなあ。ここは、中を覗く時間はなかった。

027 アビスコツーリスト到着.jpg
 ただし、降車が多かったのは次のツーリスト駅。

028 トーネ湖.jpg
 トーネ湖を見下ろす形で、どんどん上っていく。曇り空なので、遠くの雪山と、空の境目が解らない。

029 バッシヤウレ駅舎.jpg
 バッシャラウレ駅で、25分停車。時刻表上では通過で、運転停車。なので外には出られない。

030 ルレオ行.jpg
 ルレオ行95列車の待ち合わせだった。

031 スィーツ&コーヒー.jpg
 食堂車でスィーツとコーヒー。

032 カッタリヨク.jpg
 カッタリヨク着。雪に埋もれた集落、というイメージ。

033 リクスグレンセン駅.jpg
 リクスグレンセンの駅は、ホームがシェルターの中にある。行き違いができない棒線。
 この駅が、スウェーデン側では最後の駅になる。ノルウェー側の警備兵が回ってきました。特にパスポートを見せろとかはないが。

034 リクスグレンセン集落.jpg
 ホームのシェルター越しに見る、リクスグレンセンの集落。
 そのシェルターの中に書かれたスウェーデンの国旗をあしらった標識が、ノルウェーの国旗のデザインになり、国境を越えたと解る。
 ここまでの間で、乗客はかなり降りたようでした。コンパートは先のボブスレーのお兄さん以外にもいたのだが、途中で降りてしまって、自分一人。

035 ノルウェー雪山.jpg
 ノルウェーの山。モノトーンは変わらない。やや険しく見える。

036 フィヨルド.jpg
 ノルウェー、といったら、フィヨルドだよねえ。右下に見下ろしながら、今度はどんどん下っていく。曇り空で寒々しいが、これはこれで趣きがあると思う。

037 ロムバック橋.jpg
 フィヨルドにかかる吊り橋。ロムバック橋というらしい。さらに北部のトロムソやホニングスボーグ、21年前にフィンランド側から行った事があるノールカップの方に続いています。相当遠いが。

038 ナルヴィク接近.jpg
 久しぶりに大きな街が見えてきた、と思ったら、黄色い建物が見えてきた。ナルヴィクの駅だ。

039 ナルヴィク到着.jpg
 13時少し過ぎ、ナルヴィク、着きました!

 定刻より少々遅れての到着、ストックホルム中央を起って、ちょうど19時間です。
 ようやく念願かなって、全区間乗り通す事が出来ました。感無量…とまでは言わないが、達成感がありました。
 降り立ってみれば、田舎の駅の風情では、あるのですが…。

 という事で、「ノルトピレン」の旅は終着地にたどり着きました。やはり夜が明けてからの、ボーデン~キルナ~ナルヴィクの間の車窓は、特にキルナ以北の山越え、国境越えは見ごたえがあると思います。一度は乗って損なし。
 あとは、車両は初めて乗った1993(H5)年の頃と基本的には変わりなく、むろんきちんと整備されているし、清潔なのでその点は言う事はないが、付帯サービスがなくなったり(ビデオカーやジュークボックスなど)、食堂車も簡素化されていたりするのは、正直残念でした。日本の目から見れば、食堂車はあるだけマシ、でしょうが(逆に日本人の側も、日本の列車に供食サービスの充実を求めるつもりなら、考えなければならない要素だ)。「ノルトピレン」の名が通じるのは日本だけ、現地ではごく普通の夜行94列車ではあるが、そろそろ、「ノルトピレン」の名が彼の地でも定着できるような、斬新な新型車両が欲しいかなあ、そんな印象はありました。付帯サービスはどんなものが良いかは解らないが。

 ナルヴィクの町と、ボーデーへのバス旅は次回(26日火曜日)です。ナルヴィクは、思ったよりは「都会」でした。

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《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
20日 台湾 蔡英文相総統2期目 「一国二制度」演説で拒否
(「雇用調整助成金」オンライン申請 不具合発生) 
21日 無人宇宙輸送船「こうのとり」 最終9号機 打ち上げ成功
(法隆寺 拝観再開)

 検事長の賭けマージャン問題が、検察庁法改正案の審議の最中(臨時国会に持ち越しになったが)という事もあって政治問題になっているが、胴元の「新聞記者」って、どこの誰なのだろう?社名は出ているようだが、こちらも大問題のはずだ。

№2155 嵐の前の静けさ 陸・海・空 北欧立体周遊 7.「ノルトピレン」ナルヴィクへ(前)

 近鉄は今日、30日から当分の間の、土休日の特急の一部減便を発表しました(一般列車はダイヤ通り)。全部運休になる小田急ロマンスカーに比べればまだましな方だが(「しまかぜ」「青の交響曲」も運行)、もうすぐ関西でも緊急事態宣言が終了しそうな状況なのに(関東はひょっとしたら微妙かも)、遠くへ旅行に行こう、という意欲が一般にかきたてられるようになるには、時間がかかりそうです。梅雨に入る6月のオフシーズン、という事もあるだろうが。何度でも繰り返すが、とにもかくにも緊急事態宣言が一刻も早く全国で終了し、夏休みが始まるまでには、全ての交通で、最低でも通常の定期のダイヤが戻って来る事を、強く希望します。

 1カ月位間が開いてしまったが、3月あたまの北欧旅行記、再開します。最初に「14回に分けて書く」としたが、もう少し回数が増えそうです。今月は3回位しか書けない見込みで、少なくとも来月、ひょっとしたら再来月まではかかります。

 今回の北欧旅行の目的の一つは、ストックホルム中央と、ノルウェーのナルヴィクを結ぶ長距離夜行列車、「ノルトピレン」に乗る事でした。この区間を鉄道で移動した事は既にあるし、「ノルトピレン」も、乗った事はあります。ただ、過去はいずれもこの区間を乗り通した事がなく、乗車はストックホルム中央~ルレオ間にとどまり、ルレオ~ナルヴィク間は別の列車でした。
 我々のような鉄道ファンの間では有名な列車ではあるけれど、少なくとも今は、しょせん普通の寝台車、クシェット、座席車、食堂車で蘇生された、距離はかなり長いけれど、豪華でも何でもない、ありふれた夜行列車でしかありません(それでも、スウェーデンでも夜行は少なくなりつつあるので存在は貴重)。しかも、遠い昔には連結されていたビデオカーがなくなり、食堂車もセルフサービスになって簡素化されているなど、合理化も進んでいます。
 それでも、ミーハーだとは解っていても、やはり一度は全区間を通して乗っておきたかった。それが、今回の旅の動機となったのでした。北欧のスケールの大きさを、実感できる事になるはずだと思って。
 本当は1回で全区間書くつもりだったが、画像を作っていくうちに、ボリュームが大きくなりすぎそうなので、2回に分けて書きます。

 ところで、ずっと「ノルトピレン」という「愛称」でこの列車を呼んできたけれど、日本人向けのガイドブックにはそう書かれていても、実際のところ、彼の地ではこの名前は全く使われていません。手持ちの「ヨーロッパ鉄道時刻表」にもこの名前は一切出てこないし、機関車にヘッドマークがつくわけでもない。ここでは以降、基本的には列車番号の94列車と記す事にします。

201 ストックホルム中央発車案内.jpg
 ストックホルム中央駅コンコースの、発車案内のモニター。左から2番目の、上から4行目が94列車。

202 ストックホルム中央駅コンコース.jpg
 中央駅駅舎内のコンコース。

203 ノールピレン ストックホルム中央入線.jpg
 出発の30分と少し前、列車が入線してきました。推進運転だった昔の上野駅のブルトレとは違い、機関車にけん引されての入線になります。

204 号車・行先表示.jpg
 ドアの窓部の行先と、号車番号の札。この辺は昔から変わらないなあ。「ノルトピレン」の名は、どこにも出てこない。

205 クシェットコンパート.jpg
 今回お世話になる、クシェットのコンパート。3段式だがまだ座席状態で、2段目はたたまれて背ずりの状態です。ベッドメイクは乗客自身で行う。テーブルのパックは、ミネラルウォーター。
 指定された85番は、左側の上段。相部屋の客が来る前に、さっさとベッドメイクを済ませておきました。 

 この後、この列車の車両の番号を控えておきました。備忘録的に、ストックホルム中央出発時点の、94列車の編成を記しておきます。ナルヴィク行とルレオ行を併結、ボーデンで分割します。

 RC6 1326
11 WL6 5623 寝台車 S-N
12 WL6 5616 寝台車 S-N
14 BC4 5440 クシェット S-N
15 BC4 5467 クシェット S-N
16 B2 5531 座席2等車 S-N
  R12 5188 食堂車 S-L
20 BF4 5405 座席2等車 S-L
21 BC4 5427 クシェット S-L
22 WL6 5625 寝台車 S-L
23 WL4 5581 寝台車 S-L

 S-N ストックホルム中央~ナルヴィク間
 S-L ストックホルム中央~ルレオ間

 乗客は、ウィンタースポーツを満喫しよう、みたいな人が大半。コンパートには、かなり大きなボブスレー?を持ち込もうとした男性2人組がやってきた。これだけで部屋がいっぱいになってしまう。ボブスレーは、別の場所に移動されました。

206 ストックホルム中央発車前.jpg
 発車前の94列車。

207 ストックホルム中央ホーム.jpg
 発車間際のホームの様子。

208 発車案内表示.jpg
 ホームの発車案内表記。「ノルトピレン」の名はないが、「Arctic Circle」(北極圏)と書かれている(列車名ではない)。

 定刻にストックホルム中央駅を出発。ナルヴィクまで1,467㎞、18時間46分の長旅の始まり。何しろ東京~鹿児島間と、ほとんど同じだ。

209 アーランダ空港駅.jpg
 アーランダ空港駅。ここからの乗車も少なくない。

210 近郊電車.jpg
 ウプサラで見かけた近郊電車。前にも別の場所で乗ったっけ。
 ストックホルムは雪がなかったが、ウプサラあたりから、うっすら雪が積もっているのを見るようになります。

211 イェーヴレ停車中.jpg
 ストックホルムから2時間弱で、イェーヴレ。11年前はここにある鉄道博物館を訪ねて、ルレオ行の夜行を待っていたものでした。あの時はそんなでもなかった雪が、ここではかなり積もっていました。ここで少々停車。ホームに降りてタバコを吸う乗客が目立つのは、この国でも同じか。
 ここで食堂車に行きたかったが、テーブル席が全部埋まっているので、少し様子を見る。

212 走行中.jpg
 コンパートは誰もいない(相部屋の客は食堂車だろう)ので、部屋の明かりを消して、闇夜の景色をボンヤリ眺めていました。人家の明かりはほとんど見られず、ひたすら暗い雪道を行く。どこからか単線になっていて、途中で行き違いのため、列車が待っていた。

213 セーデルハムン.jpg
 セーデルハムン駅。雪が本降り。そんな中、10人程度の下車がありました。ホームは上屋がなく、バス停のような小さな小屋がいくつか並んでいるだけ。行き違いはなかったが10分停車。

214 食堂車.jpg
 ここで改めて、食堂車へ行ってみました。幸い、空きがあった。車内のインテリアは、11年前に比べると質素、かな。前はもう少し温かみがあったのだが。当然セルフサービス。車内はイェーヴレ出発直後と変わらぬ賑やかさ、ビールの空き缶がテーブルにゴロゴロ転がっている。なんでみんな、こんなオシャベリ好きなんだろう?

215 夕食.jpg
 夕食。と言ってもプラケースに入ったシーフードのサラダとサンドイッチ、オレンジジュースと、これは11年前とあまり変わらない。しかしこの内容でも、217SEK(≒2,530円)もする。

216 食後.jpg
 ここはさらに、スィーツとして、チョコレートボールとコーヒーを買う。29SEK(≒340円)。これは現金払い。ここでは現金も受けつけます。

217 走行情報.jpg
 列車の走行情報を表示したモニターがあるのが、目につきました。列車のアイコンがあるのが現在地点で、フディクスヴァル付近を、時速110㎞/hで北上中。あれ、列車番号「97」?
 スピードは出るが、ややカーブが多くなってきた。

218 スンズヴァル.jpg
 ストックホルムから4時間30分、スンズヴァルに着きました。結構な「大都会」に見えて、もう22時30分を回って夜中だが、マクドナルドが開いているようだし、市内バスもまだ走っている。11年前のウメオでも感じたが、スウェーデンは全体的に、町の大きさと中心部を発着する列車本数が比例していない都市が少なくない。これが日本と大きく違う点だろう、と思う。ただ、今は昼間もストックホルムからの列車が割とあるようだ。いつか昼間に来てみたいが、機会を作れるだろうか。

219 除雪作業中.jpg
 かなり雪が積もっている。構内では除雪作業が行われていました。作業車のエンジン音が、静まり返ったはずの駅の構内に響く。

220 スンズヴァル構内.jpg
 12分停車。やはりホームで一服、という乗客は多い。当然列車は完全禁煙だが、ホームに関しては「喫煙コーナー」さえなく、完全にオープンだ。ややあって、反対側から、日本のDD16に似たスタイルのDLがけん引する貨物列車が通過していきました。

 定刻に出発。食堂車はもう営業を終了、座席車も減光されていました。コンパートに戻ると、他の3人はベッドメイク終了。
 明日はボーデンでの入換え作業の様子を見たいので、ここでオヤスミ、最上段のベッドに横たわります。続きは次回です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 タイ国際航空が、事実上経営破綻しました。この前ヴァージン・オーストラリアが破綻したばかりだが、ナショナル・フラッグキャリア(TGは株式の51%を国が保有)まで、となると、今後世界全体では、航空業界はどういう方向に行ってしまうのかと、ちょっと恐怖です。とにかく、飛ばないと話にならないのが航空なので。日本はそうならないと思いたいが、破綻、とまでは行かなくても、大型の再編成が(時には国境をも跨いで)起こるのかもしれない。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
17日 山梨市八幡山の山林火災 鎮火確認
(「10万円給付」 ドライブスルー方式申請受付開始 秋田県鹿角市) 
18日 ソフトバンクグループ 赤字額1兆3646億円 過去最大
(10万円給付金業務の一部 LCCピーチに委託 泉佐野市)
19日 河井案里議員陣営 選挙違反事件 秘書が起訴内容認める供述
(東京都 財政調整基金9,500億円取り崩し 新型コロナ対策)

 ウィルス感染者は減りつつあるが、反比例して、このところあちらこちらで、地震が多くありません?

№2154 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.6

小田急ロマンスカー運休告知.jpg
「緊急事態宣言」は14日、39県で終了し、残る8都道府県も、来週には終了が見えてきました。これを見て、各地で商業活動の再開が始まっています。むろんしばらくは厳しい制限が必要になるし、今後の感染者の動向も油断はならないだろうが、ともかくこれを機に、少しづつでも「元の日常」が、できるだけ早く戻ってきて欲しいと願います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日15日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。長距離輸送は、ここに記した以外も含めて、元の状態に戻るには、まだ時間がかかりそうです。

*** 鉄道 ***

JR東日本 一般列車は通常通り運行。
28日からの東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線、首都圏を発着する在来線特急の運行計画が発表になった。新幹線は 通常の6割程度に削減した臨時ダイヤで運行。東北新幹線は、〔やまびこ〕は大半が東京~仙台間のみ運行。〔はやぶさ〕(新青森・新函館北斗発着)+〔こまち〕は、日中の下り7本・上り8本は、仙台~盛岡間各駅に停車。〔こまち〕は8往復、〔つばさ〕(東京発着)は9往復のみ運行。上越新幹線は、〔とき〕は原則、高崎~新潟間各駅に停車(一部上毛高原・越後湯沢・浦佐通過あり)。北陸新幹線は、〔かがやき〕は全て取りやめ、〔あさま〕(東京発着)は下り7本・上り8本のみ運行。〔はくたか〕は原則、高崎~金沢間各駅に停車(一部高崎・安中榛名・飯山通過あり)。全新幹線とも、グランクラスは全面的に取りやめ。車内販売も引き続き休止。常磐線は〔ひたち〕〔ときわ〕各3往復を取りやめ。中央線は〔あずさ〕〔かいじ〕各3往復、〔富士回遊〕1往復を取りやめ。〔あずさ〕2往復はは12→9連に減車。以上の列車は、28日~6月10日運転分の指定券は、21日に発売開始。以降7月8日まで、2週間毎に発売開始。7月9日以降は別途通知。
〔成田エクスプレス〕は6月も引き続き、早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。30・31日は渋谷駅の工事のため、品川~新宿(池袋・大宮・高尾)間は全列車運休。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・9・15・17・2・4・12・18号〕は6月以降も取りやめ。〔サフィール踊り子1・2号〕のカフェテリアは休止。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、6月いっぱいの運転は取りやめ。
 30・31日の渋谷駅工事で予定していた山手線の増発・時刻変更は取りやめ、通常の土休日ダイヤで運行。

JR東海 東海道新幹線は、〔のぞみ〕は一部運休または運行区間を短縮。東京口では基本的に、毎時09分(博多行)・30分(新大阪止まりに短縮)・51分(新大阪止まりに短縮)のみ運行。〔ひかり〕は全列車運行。〔こだま〕は休日運転の三島行1本のみ運休。山陽新幹線(JR西日本)・九州新幹線(JR九州)も、定期列車の減便・運行区間短縮。臨時列車は全て取りやめ。御殿場線特急〔ふじさん〕は5月いっぱいの土休日は運休になるが、JR東海の公式WebやSNSには記されていない(「平常運転」になっているんだよなあ)。

東京メトロ 土休日の〔S-TRAIN〕は運休。5月いっぱいの土休日は、小田急直通ロマンスカーは運休。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。京成上野発朝方、成田空港発夜間を除き、40分間隔の運行になる。運行される一部列車の青砥停車を実施中。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じている。

東武 特急〔けごん〕〔きぬ〕〔スカイツリーライナー〕〔きりふり〕〔しもつけ〕は平日下り8本・上り7本、土休日下り12本・10本、特急〔りょうもう〕は8往復を取りやめ。「SL大樹」は運休期間を延長、当分の間運休。6月6日以降の全特急列車(JR直通特急・東上線TJライナーを除く)、「SL大樹」「DL大樹」は特急券等の発売を見合わせ。ダイヤ改正自体は予定通り行われ、THライナーは運行されると思われる。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。土休日の特急・ライナー列車は、〔ちちぶ3・9・13・17・21・29・37・45号〕〔ちちぶ68・20・24・28・32・40・48号〕〔むさし60号〕のみ運転(池袋~西武秩父間2時間間隔)、その他の〔ちちぶ〕〔むさし〕と、〔小江戸〕〔S-TRAIN〕〔拝島ライナー〕の全列車が取りやめ(小平~拝島間は、〔拝島ライナー〕と同時刻の各駅停車を運行)。16日より、平日も特急が一部運休。池袋線〔ちちぶ〕〔むさし〕・新宿線〔小江戸〕とも、日中の全列車と深夜の各2往復が取りやめ(〔S-TRAIN〕〔拝島ライナー〕は運行)。「52席の至福」は、5月いっぱい、全コース運休。

京王 〔京王ライナー〕は土休日のみ当分の間、全列車運休。平日は通常運転。

小田急 特急ロマンスカーは、5月いっぱいの土休日は全列車運休。一般列車は通常通り運行。

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。6月6日改正で「Q-SEAT」設定列車が増発されるが、サービスは引き続き取りやめ。土休日の〔S-TRAIN〕は運休。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通(平日14往復・土休日27往復)は運休。一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。土曜日のみ12連の特急(金沢文庫→品川)・土休日12連の快特(金沢文庫→京急川崎)を8連に減車。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 金曜日深夜の増発・終電繰り下げは行わず、月~木曜日のダイヤで運行。

湘南モノレール 平日は日中と夜間、土休日は日中以降最終まで減便し、15分間隔で運行。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、日中は半分以上の列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は取りやめ(5月いっぱいまで)。毎日運転の2往復は運行。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を5往復減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。日中はJR伊東線直通を取りやめ、伊東乗り換えに変更。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月も運行を取りやめ。「リゾート21」の展望室は使用停止。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発21時11分(東京発JR直通)、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。6月1日より、〔富士回遊11・36号〕を取りやめ。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は運休中。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。急行・西武直通は取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、臨時ダイヤで運行。「風ぐるま」は、休日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は、一部または全便運休(31日まで。6月1日運行再開予定)。水元公園循環バスは運休。24日に予定されていた「東京BRT」プレ運行開始は、延期が発表された。

京成タウンバス 〔有01〕〔新小52乙・59〕系統は運休。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター閉鎖により、中田スポーツセンター発着便を中野操車場発着に変更。植草学園大学線は平日・土曜日は特別ダイヤで運行し、休日は運休(31日まで延長)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 国立歴史民俗博物館バス停は経由しない。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。〔川11〕〔川12〕〔草加14〕〔川10〕〔草加15〕〔北朝01〕系統は平日も土曜ダイヤ、〔草加11〕系統は休日ダイヤで運行、〔草加16〕〔草加20〕系統は運休。そのほか、路線により時刻を変更して運行。日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線は特別ダイヤで運行中。日光駅~霧降高原路線、日光鬼怒川線、世界遺産めぐりバスは運休中。

国際興業 平日も土曜ダイヤで運行(さいたま市コミュニティバスはカレンダー通り)。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便は運休。深夜急行バス・メッツァ直通バスは運休。〔池11〕〔赤31〕系統は、平日・土曜も休日ダイヤで運行。※関東バスと共同運行の系統。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。メッツァ・三井アウトレットパーク直通バス、三峰口駅~三峰神社間急行を取りやめ。小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。入間市駅発着系統の大半を特別ダイヤで運行。深夜バスは全路線取りやめ。軽井沢地域は、軽井沢駅~旧軽井沢・中軽井沢駅・星野温泉トンボの湯・西武軽井沢営業所・鬼押出し園間は特別ダイヤで運行し、万座・草津温泉・風越公園方面は運休。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行。18日より武蔵野〔営〕は、ラッシュ時の増便を中心とした、特別ダイヤの変更を実施。

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。玉川上水駅~イオンモール武蔵村山路線は臨時ダイヤで運行。

西東京バス 全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行を予定(一部は休日ダイヤをベースに増便)。22時以降初便は、平日は一部、土休日は全便を運休。11日より奥多摩駅~日原鍾乳洞路線の運行を再開しているが、白妙橋、川苔橋両停留所は通過(登山道の崩壊に加え、ウィルス対策のため)。

京王バス 特別ダイヤ・または日祝ダイヤで運行。なお、ウィルス感染対策とは関係ないが、日野橋の復旧により、〔立65〕〔立66〕系統は13日より運行を再開。16日より、「新宿WEバス」はダイヤを変更し、Gルート(歌舞伎町方面)は運休。

小田急バス  11日より、全系統で平日は土曜ダイヤ・土曜日は休日ダイヤで運行(一部系統は除く。世田谷〔営〕の臨時ダイヤは継続)。深夜バスは運休(〔渋54〕系統の渋谷駅23時15分発梅ヶ丘駅行は運行)。16日より〔仙01〕〔狛12〕系統などでダイヤ改正を行うが、ウィルス対策とは関係がない模様。

東急バス 平日は土曜ダイヤ、土曜日は休日ダイヤで運行(〔十91〕〔た83〕ハチ公バスはカレンダー通り運行)多客が見込まれる系統は、朝ラッシュ時を中心に増便。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは全路線運休。

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))、三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統(6月30日まで)は取りやめ。休日運行の〔須28〕系統(横須賀駅~観音崎自然博物館)は、観音崎で折り返し。オープントップバスは運休。〔逗28〕系統(逗子駅~南郷中学校)は、ウィルス対策とは関係なく土砂崩れの影響により運休になっていたが、20日より運行再開。

KMバス お台場レインボーバスは、臨時ダイヤで運行。

銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。無料通勤バス(東村山駅東口6時00分発→新宿・東京駅)を運行している。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。

新京成バス 船橋新京成バスの深夜急行バスは運休。松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。船橋新京成バスは今日16日より、金杉台線・鎌ヶ谷線・小室線は土休日ダイヤを減便させた特別ダイヤ、その他の路線の土曜日は休日ダイヤで運行。

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休(5月31日まで)。銚子駅~千葉科学大学路線は減便。イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行。

千葉中央バス 青葉の森公園北口駐車場封鎖のため、博物館・文化ホールと青葉病院南バス停は通過。その他の一般路線は通常通り。深夜急行バスは全便運休。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 塩田〔営〕(一部路線)・姉ヶ崎〔車〕・東金〔営〕(一部路線)は全日土休日ダイヤ、長南〔営〕・白子〔車〕・大多喜〔車〕は、平日は土曜ダイヤで運行。木更津〔営〕は、木更津駅~三井アウトレット~袖ヶ浦線は特別ダイヤで運行、清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。千葉→ちはら台間深夜急行バスは運休。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。富津線及び湊・富津線は富津公園入口折り返しに短縮。

平和交通 深夜急行バスは既に運休(銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線は運行している)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は運休。稲毛線・検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 千葉シーサイドバスの各路線は、土休日ダイヤを減便。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。春日部駅東口~関宿方面各系統〔KB51~57〕は臨時ダイヤで運行。鴻巣駅~免許センター線は、日曜日は土曜・祝日ダイヤで運行。15日より、各路線で最終バス繰り上げ、行先変更を実施(緊急事態宣言解除まで)。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便。

茨城急行 東武動物公園系統は運休。北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、今月一杯運休の予定。赤城自然園休園により、バスも運休。鎌田~湯元温泉路線・尾瀬戸倉~大清水間の運行開始を延期。

イーグルバス 小江戸巡回バスは運休。

横浜市営 一般路線は通常ダイヤに復帰している。23時30分以降出発の深夜バスは引き続き運休。「ピアライン」「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。26系統は海つり桟橋・横浜港シンボルタワー乗り入れを取りやめ。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は休園)。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。深夜バスは全便運休(緊急事態宣言終了まで)。

神奈中 平日は土曜ダイヤで運行(深夜バスは土曜ダイヤの時刻で運行)。輸送力不足が見込まれる系統は、臨時便を運行(一部の系統は平日ダイヤで運行)。土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは取りやめ。11日に舞岡・綾瀬両営業所、今日16日に茅ヶ崎・平塚両営業所でダイヤ改正が行われていれるが、改正後も平日→改正後の土曜、土曜日→改正後の休日ダイヤで運行。

相鉄バス 土曜日は休日ダイヤで運行。横浜・旭の各営業所は、平日は土曜ダイヤで運行(〔旭1〕系統は、平日のみを特別ダイヤで運行)。深夜急行バスは運休。22日より、平日は平日ダイヤに復帰(116系統は引き続き、平日は土曜ダイヤ)。深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は引き続き休日ダイヤで運行。

臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。〔鶴09〕系統(鶴見駅東口~アイランドガーデン)は今日16日よりダイヤを改正、平日ラッシュ時のみ運行となるが、ウィルス感染対策とは関係ないようだ。

江ノ電バス 一般路線は通常ダイヤに復帰している(神奈中バスとの共同運行系統を除く)。深夜バスは引き続き運休。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原宿観光回遊バス「うめまる号」、小田原駅~ダイナシティ路線は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。箱根キャリーサービスは休業。今日16日より、南足柄市内路線などで運休・減便系統を追加。

伊豆箱根バス 三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海箱根線は姫の沢公園折り返しで3往復運行。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。他の路線は5月中旬の減便を予告。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。小田原箱根線は半数に減便。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共に、15分間隔に削減。定期観光バスは運休。14日より、一部路線は再度時刻を変更。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、明神峠路線、御殿場プレミアム・アウトレット、ぐりんぱ路線は区間運休。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」全ルートは、土休日は特別ダイヤで運行。芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。

富士急バス 「YAMANAKO NO KABA」、「レッドライン」、「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。「ブルーライン」は3往復のみ運行。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。藤野駅~名倉循環は、運行日は全て土曜ダイヤで運行(休日は最初から運休)。富士山駅~新富士駅路線は運休。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線、河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレット(東山旧岸邸前発着に短縮)、上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。

富士急湘南バス 未病バレ-ビオトピア休館のため、〔松71〕系統(新松田駅~ビオトピア)は運休中。〔松07・78〕系統は、ビオトピアには入らない。

富士急シティバス 日中の一部分が減便。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、「ぐるっとふじ」夜ルート(5月31日まで予定)、モーニングシャトル(系列の石川タクシーが運行)、ぐりんぱ路線、富士桜墓園、大石寺(5月31日まで予定)は全便運休。

山梨交通 全日土休日ダイヤで運行(一部路線は通常通り運行)。塩山地区・身延地区の一部路線・区間は運休。甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは、1往復(イオンモール発7時00分発・甲府駅発20時15分発)のみ運行。25日より、通常ダイヤに復帰。

東海バス 石廊崎オーシャンパーク関連系統は石廊崎上で折り返し運転。MOA美術館線は休館日ダイヤで運行。その他通学対応便で運休が発生。熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。熱海駅~熱海後楽園路線は大幅に減便し、熱海駅発最終は16時00分に繰り上げ。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。その他、全エリアの大半の系統が減便。

JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮。深夜バス・荒川沖駅~阿見プレミアムアウトレット系統は運休。江戸崎7時00分発土浦駅行を取りやめ。館山駅~安房神戸~安房白浜線は休日ダイヤで運行(洲の崎線はカレンダー通り)。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。土浦駅発着各路線は、平日も土休日ダイヤで運行。イオンモール~つくばセンター路線は運休。
 
 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業(グッズ等のネット通販を始めた事業者がある)、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シート(最近、コンビニなどで見かけるタイプと同じ)の設置や、バスでは最前部座席の使用停止が、順次実施されています。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
「緊急事態宣言」終了を受けて、日常的に利用する電車・バスは各地で、少しづつでも元のダイヤに復帰させようとする動きがみられてくると思います。しかし、JR東日本のリリースの如く、長距離の移動は、まだまだ困難な状況が続きます。7月後半の夏休みまで2カ月ありますので、この間に、少なくとも定期のダイヤが戻って来る事を、強く期待します。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
15日 奈良県宇陀市長 不信任再可決で失職
(サガン鳥栖 1か月半ぶりに練習再開) 
16日 モーグル銅メダリスト 原大智 競輪デビュー
(航空科学博物館 支援金クラウドファンディング 目標達成)

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が今日、横浜港を出港して、マレーシアに向かいました。2月に大黒ふ頭に接岸、その後乗客が全員下船した後、先月アタマ位からは大さん橋に移動していました。10月1日まではクルーズは中止になるという事だが、世界ではほかにもいくつかウィルス感染が発生したクルーズ船があり、おそらくはイメージ低下で、再開後もしばらくは、需要が低下するのではないか。まして、訪問先が上陸できる状況になっているのか。

№2153 バスラマインターナショナル179(ぽると出版)

「緊急事態宣言」が、8都道府県を除いて解除されると発表になりました。我が神奈川県を含んだ残る8都道府県も、来週を目途に、可能なら解除、という方向になるようです。一つのヤマは越えるのかなとは思うが、「ステイホーム週間」の成果が表れたのかどうかが解るのがたぶん来週くらいで、その数字を見ないと、安易には答えが出せないでしょう。韓国ではせっかく抑え込みが成功しつつあったのに、また大規模なクラスターが発生したという事で、日本も意識せざるをえまい。ともかくこれを機に、全く以前とは同じ、とは甘いとしても、「新しい日常」ではなく(それが正しい方向なのかは少々疑問なので)、ある程度でも「元の日常」に少しでも近づくような回復がなるよう望みたいと思います。特にバスを初め、交通業界は陸も空も海も、大きいところも小さいところも、上も下も、皆傷ついてしまいましたので、少しでも癒しが欲しいです。「移動」がなかったら、乗り物は生きていけなくなるのだから。

「バスラマインターナショナル179」、先月末には予定通り刊行されていたが、取り上げるのが遅くなってしまいました。バスラマ誌は元々店頭で取り扱う書店があまり多くない上、店舗の営業自粛(商業施設にテナントとして入っていて、その施設全体が休業、というケースも多い。我が町戸塚なんてそうだ)で、発行=即購入がやや難しくなっているのが現状のようです。

2020 春のオムニバス
 本当だったらどれもこれも、ファンにとってはウキウキ、なトピックスのはずなのだが、京王のアストロメガ(行先が少し見づらいが、河口湖と書かれているようだ)は適材適所と思うのに中央道高速バス全体が大幅減便中、東海バスの湯~遊~バスの新車も、路線そのものが全便運休になってしまって、とりあえず現状では見る事ができない。東京BRTもプレ運行開始は延期と、先日発表がありました。
 都営バスのSORAは、3月末に東京ビッグサイトに立ち寄ったら、ここだけで4台見る事が出来ました。6年経ったら、晴れて東京都交通局の所有になる、という事だろうか。東急バスにも入ったが、今の所、都営バス以外で導入している事業者(京浜急行バス・日立自動車交通・新常磐交通・東急バス・横浜市交通局)はいずれも1台ずつで、都営バス以外で複数台導入する事業者は、現れるだろうか。そういう事業者が出てくると、一気に導入に弾みがつくと思う。
 横浜市営のBAYSIDE BLUEも、地元も地元なので大いに期待したいが、今日現在では、交通局から具体的な運行開始日や、運行内容の発表はありません。バスラマ誌では、4台並んだ姿が見られました。走行システムだけでなく、外観のカラーリングも、塗装+フィルムラッピングの「ハイブリッド」らしい。
 富士急のBYDは、河口湖~御殿場(プレミアムアウトレット)路線に導入出来たら面白いと思う。特に御殿場→篭坂峠の上り坂をEVがどう克服するか、というのも見もの。今はこんな状況だけれど、特に中国人のインバウンドが見たら、どんな感想を抱くかも関心があります。ただ、見た限りでは長距離路線として使うには、車内の仕様はやや簡素かも知れない。長距離仕様に転換する事は、考えられないだろうか。

各地の新車から
 ここも、一般路線車はまだしも、高速バスや空港バスは不運だなあ。
 神奈中のセレガ空港車は、実は3月に羽田空港に向かう空港バスに乗った時に湾岸線上ですれ違っていて、アレ?と思ったものだった。日野は初というが、神奈中の空港車で三菱ふそう以外となると、空港バス参入当初にベルマーレの送迎バスから転用された、いすゞスーパークルーザーSHD以来だろう。神奈中は他に、リフト装備のエアロエースが成田空港路線に入っているが、ここでは触れられていない。
 九州産交のエアロスター・ワンステップ、1月に見ました。熊本駅近くで撮ったものを、№2114でご覧いただいています。
 立川バスにブルーリボンハイブリッドが入って、立川バスの日野一般路線車は半世紀ぶりだ、と記されているが、なぜエルガハイブリッドにならなかったのか?この辺の選択の基準は、何であろうか。

バスラマ創刊30周年記念インタビュー
 今後数回続くようだが、第一回は、日野自動車の下 義生社長。
 低公害車両は、バスはEV、トラックは燃料電池が向いているように見えるという事のようだが、現状では、いきなり日野からEVのバスを発表する、という感じには見えなかった。トレイトンとの提携の進展次第だろうか。前にも書いたが、もはやディーゼルバスの延長線上では満足できる性能のEVは作れず、一から新設計にしなければならない。それは車体の構造にもかかわってきて、日野自動車だけでは解決できないだろう。
 日本の保安基準をメーカー側から変えるよう提案ができないか?という質問が出たが、車両の規格に関しては、元々の日本の道路事情にも起因している所はあるだろう。何度も書くが、法令より、実際のインフラの面の制約が大きくなるのではないか。連接バスや15m級車両は道路の占有スペースが大きくなるし、公道よりもバスターミナルの方が問題だろう。変えるなら、全幅かなと思う。通路を広くとれるようになるだろうから。日本は欧州より10㎝狭いが、この点は現状でも、なんとかなるのではないか?
 EV等のグローバル化への対応、という点からは、先に書いたBYDとか、オノエンジニアリング(7m車はポンチョの強力なライバルに成りうる存在だ)、あるいはアルファバスなど、中国製のEVバスはどう評価し(まだしようがないかも知れないが)、どう向き合うのか、この辺こそ聞きたかったと思う。既にBYDはある程度普及しつつあり、ANAの自動運転バスのベースにもなっているので、見て見ぬ振りもできないだろう(BYDはトヨタと提携したが、これは日野自動車には、なにか影響を与えるのだろうか)。当然、意識はしていると思うが。

バス事業者訪問214 中日臨海バス

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 バスラマ誌はこれまで、貸切専業事業者はいくつか出てきたが、特定輸送をメインとする事業者は、初めて。他にも空港などでも業務用(主に外国の航空会社のクルーを輸送)をメインとする事業者をいくつか見かけるが、日本ではやはり、中日臨海バスが最大級かもしれない。
 この「中日臨海バス」の社名の由来は、何であろうか?どこにも記されていなかった。むろん言うまでもなく、中日新聞社や中日ドラゴンズとは、何の関係もないが。ファミリー経営、というのは、昨今の交通事業者、特に広範囲に事業を手掛けるような会社だと、珍しくなってきているのではないか。現在の代表取締役社長は、会長の息子、なのか?だいぶ若く見える。
 大阪堺と三重の支店の状況は正直解らないが、京浜支店は川崎なので、よく見かけます。川崎市の東部の東扇島とかは、特に流通関係の企業が非常に多くて、他にも川崎市営バスの路線バスも終日便数が多く運行されて乗客も多いし、ラッシュ時には横浜からの通勤高速バスもあるので、それらも含めると、相当な需要が存在しているようです。それは先日、私も東扇島に行く市営バスに乗って感じた所でした。高速バスも、他の路線が乗客大幅減で苦しんでいる最中でも常に満席に見えるし、あの辺に立地する企業はたぶんどこも、「テレワーク」なんてマネはほとんどできないだろうから、企業が稼働する限りは、安定した需要が見込めるでしょう。むろん、油断しているとヨソに契約を取られる可能性もあるが。
 ここでも繰り返し書いてしまうのだけれど、中日臨海も、ダブルデッカー車が向いているのではないか?駅と企業のポイント・トゥ・ポイント輸送、途中の乗降もなく、ドライバーの運賃収受もなく、一度に多数の乗客を座らせて運べる、(場合によってはバリアフリー構造も活かせる)ダブルデッカー車は、ここでもドライバー不足が悩み、という場面では、うってつけではないかと思われるが、どうでしょうか(契約元の企業の考え方にも拠るが)。
 東京モーターショー輸送の写真で、真ん中の赤いセレガ?は何だろうか。特に説明書きがないが、トヨタ自動車のスポーツチーム(ラグビー・女子ソフトボール・女子バスケットボール)の共通輸送車のようだ。普段は一般の貸切でも利用できるのだろう。
 高速バス部門として、米ラインエクスプレスの安全対策も記されているが、「大幅な減便」どころか、ウィラーは一時全便運休という事態になってしまいました。今後の復活には期待したいが、苦境は他のバス事業者とて同じで、あるいはこれを契機に、大幅な業界の再編成(場合によっては一般路線まで巻き込んで)が起きるのかも知れない。

「スーパーハイデッカー・ノンステップバス採用実績」で、下段モータースのポンチョ(2DG-HX9JLCE)が注目される。JR北海道札沼線の代替バス用と思われます(既に当別町のコミュニティバスでも導入されているが)。同社のWebには、札沼線代替バスについては何も触れられていないが。この表を見ると、エルガ・ハイブリッドは関東鉄道と東京ベイシティ交通に導入があるが、両社とも2台ずつ、一方で日野の大型車がほとんどない相鉄バスが一挙10台導入だから、だいぶ少ないなあの印象は否めない。

“一番近いヨーロッパ” ウラジオストックでバスに乗る
 というタイトルであり、ANA・JALの新規就航のCMでも「一番近いヨーロッパ」のフレーズをそろって使っているけれど、個人的には…、ウラル山脈より東は、純粋な欧州とは、思っていない。中国や北朝鮮との国境にも近いし(中国吉林省に新型コロナウィルスを持ち込んだ旅行者も、ウラジオストックから陸路で国境を越えたらしい、というニュースもあった)、国家の体制はモスクワと同じでも、アジア的な雰囲気が強いのではないだろうかと思うが、どうだろうか。車両も韓国製がほとんど、というのではなおさらだろう(系統・運行区間表記の方法も韓国と同じだ)。
 写真だけで全体像を判断する事は出来ないが、全体的には、トロリーバスや市電も含めてかなり古そうだ。60万都市だと地下鉄では大げさすぎるが、西欧ならLRT導入、という話も出そうだが、シベリアではどうなのだろう。バスの乗り方について記されていたが、バス停そのものの写真があれば良かった。

 次号は…、30周年記念インタビューと事業者訪問(北海道北見バスと網走バスになるらしいが)のみ予告されているが、どうなるのだろうか。東京BRTは運行開始延期を発表しているし、バステクフォーラムも7月に延期だし、ともかく日本全国で運休だ減便だでは、何を書く事になるのだろう。事は当然日本だけではなく、韓国の連載記事も、彼の地の悲惨な状況を記しているが(ソウル高速バスターミナルは懐かしいが、全部で何台いるの?これだけで日本の中堅クラスの事業者全体に相当するくらいはいるだろう)、心配されるのは欧州で、日本より遥かに厳しい、罰則まで付された外出制限が出された環境下では、バスも日本以上に青息吐息だろう。今後外出制限が緩和、もしくは撤廃されても、バスを含めた公共交通が敬遠される傾向が出てくるのではないかと、非常に懸念されます。欧州の一部の国の政府には、公共交通機関を利用させたくはないように考えている節があるので(自転車レーンの整備をするとか言っている国がある)。日本も含めてだが、今後当分の間(できるだけ短期に済む事を願いたいが、そうはならないんだろうね…)、ウィルスの影響が避けられない環境と、その環境に対応する政治の世界に、世界のバス業界(事業者も、メーカーも)はどう向き合うのか、どう向き合っていくべきか、今後記事として記される事を願いたいと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
13日 米ポンペイオ国務長官 イスラエル訪問
(BCGワクチン 新型コロナウィルスに予防効果なし イスラエル研究グループ発) 
14日 シベリア戦没者遺骨取り違え問題 専門家会議が最終提言
(高島屋 東京・千葉3店舗 全面営業再開)

 今日は信楽高原鉄道の正面衝突事故から29年でした。ここでも新型コロナウィルス感染禍の影響が出ていて、追悼式はささやかなものになったようです。どんな事故・災害でもいかに「風化」をさせないようにするかは大きな課題だが、現状のような世界的な災難の下では、より困難なものになるのでしょう。

№2151 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.5

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 GWが終わりました。それを踏まえて、交通事業者の新たな取り組みも、いくつも発表になっています。GW中に緊急事態宣言が延長になった事で、正常な状況に戻るにはまだ時間がかかりそうだけれど、一方では一部の自治体で休業要請が終わるところもあり、それを踏まえてか関東の外を含めた一部の事業者では、ある程度元に近い状態に戻る動きも見えてきています。1日の感染者数も日本では減少傾向にあるようで、まだ油断はならないが、このまま落ち着いていってほしいと願います。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日8日までのリリースを中心にまとめます。対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。
 赤い文字の部分が、この一週間の新しい発表・動きです(SNS上の情報もあります)。長距離輸送は、ここに記した以外も含めて、元の状態に戻るには、まだ時間がかかりそうです。

*** 鉄道 ***

JR東日本 新幹線は車内販売を休止、アテンダント乗務でフルサービスのグランクラスは、営業そのものを取りやめ(アテンダントが乗務しない列車は、引き続き座席のみ営業)。臨時列車は「のって楽しい列車」・多客対応の臨時列車とも、5月いっぱいの運転は取りやめ。6月分も指定券の発売を停止。
 29日まで、〔成田エクスプレス〕は早朝・夜間を除き全区間、または一部区間を運休(38号は東京始発大船行で運転)。運休列車・区間は6月運行分の指定席発売を見合わせ(30・31日は渋谷駅工事の関連で、全列車の指定席発売を見合わせ)。成田空港発着の快速・普通列車は通常通り運行。
 5月いっぱい、〔踊り子7・15・4・18・98号〕(全列車E257系)は取りやめ。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月運行分の指定席発売を見合わせ。※〔踊り子98号〕は、30・31日の渋谷駅の工事のため、〔踊り子18号〕の運行区間を変更して運行予定だった。
 5月28日以降、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸各新幹線の全列車、常磐線〔ひたち〕〔ときわ〕、中央線〔あずさ〕〔かいじ〕〔富士回遊〕は2~5割程度の運行本数削減を発表。具体的な運転計画は、今月中旬以降発表の予定(指定券の発売は、既に見合わせている)

JR東海 東海道新幹線は、臨時列車は全て取りやめ。11日より、定期列車も〔のぞみ〕は一部運休または運行区間を短縮。東京口では基本的に、毎時09分(博多行)・30分(新大阪止まりに短縮)・51分(新大阪止まりに短縮)のみ運行。〔ひかり〕は全列車運行。〔こだま〕は休日運転の三島行1本のみ運休。山陽新幹線(JR西日本)・九州新幹線(JR九州)も、定期列車の減便・運行区間短縮を発表している。御殿場線特急〔ふじさん〕は5月いっぱいの土休日は運休になるが、JR東海の公式WebやSNSには記されていない。

東京メトロ 土休日の〔S-TRAIN〕は運休。5月いっぱいの土休日は、小田急直通ロマンスカーは運休

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。

京成 〔スカイライナー〕は上下18往復を運休。京成上野発朝方、成田空港発夜間を除き、40分間隔の運行になる。運行される一部列車の青砥停車を実施中。下り京成上野発3号(6時00分発)~13号(7時40分発)、上り成田空港発72号(20時30分発)~82号(23時20分)。青砥~成田空港間料金1,000円。下りは青砥駅の係員からライナー券を購入(現金のみ)、空席に着席。上下とも前売り・チケットレスサービスは利用できない。関連で、他の列車にも一部時刻変更が生じている。

東武 特急〔けごん〕〔きぬ〕〔スカイツリーライナー〕〔きりふり〕〔しもつけ〕は平日下り8本・上り7本、土休日下り12本・10本、特急〔りょうもう〕は8往復を取りやめ。GW中のJR直通臨時特急は取りやめ。「SL大樹」は運休期間を延長、当分の間運休。6月6日以降の全特急列車(JR直通特急・東上線TJライナーを除く)、「SL大樹」「DL大樹」は特急券等の発売を見合わせ。 ※ダイヤ改正自体は予定通り行われると思われるが、THライナーについては扱いが記されていない。

西武 秩父鉄道直通は取りやめ(三峰口編成は西武秩父、長瀞編成はお花畑の発着で運行)。土休日の特急・ライナー列車は、〔ちちぶ3・9・13・17・21・29・37・45号〕〔ちちぶ68・20・24・28・32・40・48号〕〔むさし60号〕のみ運転(池袋~西武秩父間2時間間隔)、その他の〔ちちぶ〕〔むさし〕と、〔小江戸〕〔S-TRAIN〕〔拝島ライナー〕の全列車が取りやめ(平日は通常通り)。「52席の至福」は、5月いっぱい、全コース運休。

京王 〔京王ライナー〕は、土休日のみ当分の間、全列車運休。平日は通常運転。

小田急 特急ロマンスカーは、5月いっぱいの土休日は全列車運休。一般列車は通常通り運行。

東急(みなとみらい線含む) 大井町線「Q-SEAT」サービスは取りやめ(列車は通常運行)。土休日の〔S-TRAIN〕は運休。

京急 日中の品川~京急蒲田間区間運転の普通を取りやめ(11日からは平日も取りやめ。平日14往復・土休日27往復運休)。一部の快特で設定の「ウイングシート」は取りやめ。土曜日のみ12連の特急(金沢文庫→品川)・土休日12連の快特(金沢文庫→京急川崎)を8連に減車。

相鉄 通常通り運行。

りんかい線 通常通り運行。「コミックマーケット98」デザインの一日乗車券を発売中。今回に限り、郵送による通信販売も受け付け(コミケそのものは中止)。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。「ポケモン」など、ラッピング列車の運行スケジュールの公開は中止。

ゆりかもめ 通常通り運行。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 終日14分間隔で運行、最終20時03分発(駅名が不明だが、リゾート・ゲートウェイステーションか)に繰り上げ。「リゾートライナーType-C」は、5月21日営業運転開始を延期。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営 通常通り運行。

横浜シーサイドライン 通常通り運行。

湘南モノレール 平日は日中と夜間、土休日は日中以降最終まで減便し、15分間隔で運行。

関東鉄道 通常通り運行。常総線は、土休日は終日単行で運転。

江ノ電 通常通り運行。※リリースにはないが、日中は半分以上の列車を2連に減車している。

箱根登山 小田原~箱根湯本間は通常運行。箱根湯本~強羅間代行バス、ケーブルカーは減便。

伊豆箱根 駿豆線・大雄山線とも、日中・夜間は半数を運休し、駿豆線は30~35分の間隔、大雄山線は24分間隔で運行。両路線共に最終電車を繰り上げ。朝夕の時間帯は通常運行。土休日などのみ運転の〔踊り子9・17号〕〔踊り子2・12号〕は取りやめ(5月いっぱいまで)。毎日運転の2往復は運行。

伊豆急行 夜間を中心に一般列車を5往復減便。伊東~伊豆高原間は上下とも、最終電車が繰り上げ。日中はJR伊東線直通を取りやめ、伊東乗り換えに変更。JR直通の多客対応の臨時特急などは、5月いっぱいまで取りやめ。5月7日より5月いっぱい、〔踊り子7・15・4・18・98号〕は取りやめ。〔サフィール踊り子3・4・5号〕〔踊り子7・15・4・18号〕は、6月運行分の指定席発売を見合わせ。

富士急行 特別ダイヤで運行中。〔富士山ビュー特急〕〔フジサン特急〕〔富士登山列車〕は運休。〔富士回遊〕は、定期列車の3往復は運行するが、大月折り返しの線内特急となる可能性がある。一般列車は、平日8往復・土休日下り9本・上り8本を取りやめ。最終電車は大月発21時11分(東京発JR直通)、河口湖発20時51分に繰り上げ。「トーマスランド号」は、運用を固定しない。

小湊鐵道 平日は五井~上総牛久間7往復・里見~養老渓谷間1往復・養老渓谷~上総中野間2往復、土休日は五井~上総牛久間6往復・上総牛久~里見間1往復・里見~上総中野間2往復を取りやめ。「里山トロッコ」は運休中。5月2~6日は上総牛久~上総中野間で、さらに減便運行を行った。

いすみ鉄道 土休日の「急行」4往復(普通列車区間含む)を取りやめ。

銚子電鉄 朝方5往復・夕方2往復を取りやめ。

秩父鉄道 平日ダイヤをベースにした「計画運休」ダイヤで運行(土休日も同一ダイヤ)。急行・西武直通は取りやめ。


*** バス ***(一般路線を中心に記載 基本的に高速バスは含まない)

東京都営 通常通り運行。

日立自動車交通 「晴海ライナー」は、10日まで運休。11日以降、臨時ダイヤで運行再開。「風ぐるま」は、休日は運休。

京成バス 「シャトル☆セブン」は葛西臨海公園駅~TDR間、新小岩駅東北広場 ~ TDR路線は、葛西駅~TDR間を取りやめ。聖徳学園関連系統は、一部または全便運休(31日まで。6月1日運行再開予定)。水元公園循環バスは運休。

京成タウンバス 〔有01〕〔新小52乙・59〕系統は運休。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 中田スポーツセンター閉鎖により、中田スポーツセンター発着便を中野操車場発着に変更。植草学園大学線は平日・土曜日は特別ダイヤで運行し、休日は運休(10日まで)。

ちばレインボーバス 通常通り運行。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。

ちばグリーンバス 国立歴史民俗博物館バス停は経由しない。

東武バス 定期観光バス・スカイツリーシャトル・深夜急行バスは全路線全便運休。川越の「小江戸名所めぐりバス」は、土休日も平日ダイヤで運行。〔川11〕〔川12〕〔草加14〕〔川10〕〔草加15〕〔北朝01〕系統は平日も土曜ダイヤ、〔草加11〕系統は休日ダイヤで運行、〔草加16〕〔草加20〕系統は運休。そのほか、路線により時刻を変更して運行。日光地域は、日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉路線は特別ダイヤで運行中。日光駅~霧降高原路線は運休中。日光鬼怒川線は今日9日から、世界遺産めぐりバスは11日から運休。

国際興業 平日も土曜ダイヤで運行(さいたま市コミュニティバスはカレンダー通り)。深夜バス及び23時台に鉄道駅などに到着する便は運休。深夜急行バス・メッツァ直通バスは運休。〔池11〕〔赤31〕系統は、平日・土曜も休日ダイヤで運行。※関東バスと共同運行の系統。

西武バス 所沢駅西口~西武ゆうえんち系統は西武園駅止まりで運行。メッツァ・三井アウトレットパーク直通バス、三峰口駅~三峰神社間急行を取りやめ。小平〔営〕は一部系統を、平日でも土休日ダイヤで運行。深夜急行バスは運休。入間市駅発着系統の大半を特別ダイヤで運行。深夜バスは全路線取りやめ。軽井沢地域は、軽井沢駅~旧軽井沢・中軽井沢駅・星野温泉トンボの湯・西武軽井沢営業所・鬼押出し園間は特別ダイヤで運行し、万座・草津温泉・風越公園方面は運休。

関東バス 全線で、休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行。7日より、一部系統は特別ダイヤを再度変更している

立川バス 平日は土曜ダイヤで運行(富士見町線・コミュニティバスを除く)。三井アウトレットパーク直通バスは既に運休している。11日より、玉川上水駅~イオンモール武蔵村山路線は、臨時ダイヤで運行

西東京バス 八王子市内路線は休日ダイヤをベースにした特別ダイヤで運行(一部系統は、ラッシュ時に輸送力を増強)。奥多摩・檜原方面、陣馬高原方面への臨時バスは運行しない(定期バスは運行)。11日より、全路線(奥多摩地域は除く)で、平日は休日ダイヤをベースとした特別ダイヤ、土休日は休日ダイヤで運行を予定(一部は休日ダイヤをベースに増便)。22時以降初便は、平日は一部、土休日は全便を運休。

京王バス 特別ダイヤ・または日祝ダイヤで運行。11日より、多摩・調布・小金井各営業所の一部系統(主に小田急バスとの共同運行系統)は、特別ダイヤを再度変更。なお、ウィルス感染対策とは関係ないが、日野橋の復旧により、〔立65〕〔立66〕系統は13日より運行を再開。16日より、「新宿WEバス」はダイヤを変更し、Gルート(歌舞伎町方面)は運休。

小田急バス 世田谷〔営〕は、〔下61〕系統の平日・土曜は臨時ダイヤ、その他の系統は全日、休日ダイヤで運行。登戸〔営〕は〔向10・13〕〔百02〕〔新15〕〔新19〕〔新20〕系統などは、平日のみ臨時ダイヤ、〔読01〕〔読05〕系統は臨時ダイヤで運行、〔読02〕〔読04〕系統は運休。〔吉14〕系統の深夜バスは取りやめ(京王バスは既に取りやめている)。武蔵野〔営〕は、〔吉01〕〔境21・92〕〔鷹51・52・54・56・57・59〕系統などは、臨時ダイヤで運行。狛江〔営〕は27日より、〔狛11〕系統は全日休日ダイヤ、〔渋24・26〕〔成01〕など一部の系統は特別ダイヤで運行(〔渋26〕系統は土休日運休)。
 11日より、全系統で平日は土曜ダイヤ・土曜日は休日ダイヤで運行(一部系統は除く)。深夜バスは運休(〔渋54〕系統の渋谷駅23時15分発梅ヶ丘駅行は運行)。

東急バス 平日は土曜ダイヤ、土曜日は休日ダイヤで運行(〔十91〕〔た83〕ハチ公バスはカレンダー通り運行)多客が見込まれる系統は、朝ラッシュ時を中心に増便。E-Liner・深夜バス・深夜急行バスは全路線運休。

京浜急行バス 八幡宮~由比ガ浜間駐車場間は取りやめ。深夜バス全路線及び〔中央1〕系統(横須賀駅~ポートマーケット(循環))、三崎口駅・三崎東岡~ソレイユの丘間各系統(6月30日まで)は取りやめ。休日運行の〔須28〕系統(横須賀駅~観音崎自然博物館)は、観音崎で折り返し。オープントップバスは運休。なお、〔逗28〕系統(逗子駅~南郷中学校)は、ウィルス対策とは関係なく、土砂崩れの影響により運休している。

KMバス お台場レインボーバスは、臨時ダイヤで運行。

銀河鉄道 「緊急特別ダイヤ」で運行。
 
東京ベイシティ交通 TDR・TDSは通過または運休。

新京成バス 船橋新京成バスの深夜急行バスは運休。松戸新京成バスは、土曜日は休日ダイヤで運行。16日より船橋新京成バスは、金杉台線・鎌ヶ谷線・小室線は土休日ダイヤを減便させた特別ダイヤ、その他の路線の土曜日は休日ダイヤで運行

千葉交通 佐原循環バス(土休日のみ運行)は運休(5月31日まで)。銚子駅~千葉科学大学路線は減便。イオンモール成田線は土休日も平日ダイヤで運行。

千葉中央バス 青葉の森公園北口駐車場封鎖のため、博物館・文化ホールと青葉病院南バス停は通過。その他の一般路線は通常通り。深夜急行バスは全便運休。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 稲毛海浜公園閉鎖のため、高洲線は高浜車庫発着に短縮。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 塩田〔営〕(一部路線)・姉ヶ崎〔車〕・東金〔営〕(一部路線)は全日土休日ダイヤ、長南〔営〕・白子〔車〕・大多喜〔車〕は、平日は土曜ダイヤで運行。木更津〔営〕は、木更津駅~三井アウトレット~袖ヶ浦線は特別ダイヤで運行、清見台団地線は一部減便。千葉白子急行は土休日は全便運休、平日は5往復のみ運行。千葉→ちはら台間深夜急行バスは運休。

日東交通 マザー牧場路線は運休。清見台団地線・イオンモール木更津線が一部減便。富津線及び湊・富津線は富津公園入口折り返しに短縮。

平和交通 深夜急行バスは既に運休(銀座1時00分発の津田沼・千葉・蘇我線は運行している)。津田沼駅~ららぽーとTOKYO-BAY線は運休。稲毛線・検見川線・幕張本郷線は、平日は減便、土休日は同じダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス 今日2日より、千葉シーサイドバス各路線は土休日ダイヤを減便。

関東鉄道 最終バスを繰り上げ。主に22時00分より後に始発を出発する便を取りやめ(22時00分より早い便の取りやめもある)。

朝日自動車 深夜バスは全路線運休。春日部駅東口~関宿方面各系統〔KB51~57〕は臨時ダイヤで運行。鴻巣駅~免許センター線は、日曜日は土曜・祝日ダイヤで運行。

阪東自動車 各路線で最終バスを繰り上げ。湖北北口線・川村線は減便。

茨城急行 東武動物公園系統は運休。北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 森林公園駅~森林公園間南口路線は運休。入西団地循環・マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げ。

国際十王 今の所は通常運行だが、今後急な変更もありうると予告している。

関越交通 「水上温泉わくわく号」は、今月一杯運休の予定。赤城自然園休園により、バスも運休。鎌田~湯元温泉路線・尾瀬戸倉~大清水間の運行開始を延期。

イーグルバス 小江戸巡回バスは運休。

横浜市営 平日は土曜ダイヤで運行(一部系統は臨時便を増発、運行区間を延長)。23時30分以降出発の深夜バスは運休。「ピアライン」「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり赤レンガバス」は運休。26系統は海つり桟橋・横浜港シンボルタワー乗り入れを取りやめ。 ※「ぶらり野毛山動物園BUS」は、一般の89系統を兼ねているため運行(動物園は休園)。一般路線は11日より、通常ダイヤに復帰(深夜バスは引き続き運休)。

川崎市営 藤子・F・不二夫ミュージアム路線、市営川崎高校行直行バスは運休。深夜バスは全便運休(緊急事態宣言終了まで)。

神奈中 平日は土曜ダイヤで運行(深夜バスは土曜ダイヤの時刻で運行)。輸送力不足が見込まれる系統は、臨時便を運行(一部の系統は平日ダイヤで運行)。土曜日は休日ダイヤで運行。深夜急行バスは取りやめ。11日に舞岡・綾瀬両営業所、16日に茅ヶ崎・平塚両営業所でダイヤ改正が行われるが、改正後も平日→改正後の土曜、土曜日→改正後の休日ダイヤで運行。

相鉄バス 土曜日は休日ダイヤで運行。横浜・旭の各営業所は、平日は土曜ダイヤで運行(〔旭1〕系統は、平日のみを特別ダイヤで運行)。深夜急行バスは運休。

臨港バス 平日のダイヤを変更(運休の系統あり)。全線規模で土曜・休日を、減便した休日ダイヤで運行。なお16日より、〔鶴09〕系統(鶴見駅東口~アイランドガーデン)はダイヤを改正、平日ラッシュ時のみ運行となるが、ウィルス感染対策とは関係ないようだ。

江ノ電バス 全日、休日ダイヤで運行。深夜バスは取りやめ。大船高校・舞岡高校直行バス・定期観光バスは運休。11日より一般路線は、カレンダー通りの運行に復帰(神奈中バスと共同運行系統は除く)。深夜バスは引き続き運休。

箱根登山バス 定期観光バスは運休。箱根新道線〔R〕、ポーラ美術館線〔TP〕、御殿場プレミアムアウトレット線〔M〕、小田原宿観光回遊バス「うめまる号」、小田原駅~ダイナシティ路線は運休。その他も大半が減便の特別ダイヤで運行(栢山駅~コロナワールド路線はダイナシティ折り返し)。箱根キャリーサービスは休業。16日より、南足柄市内路線などで運休・減便系統を追加

伊豆箱根バス 三島〔営〕は熱海相の原団地線、笹良ヶ台団地線は1割減便し、21時以降は取りやめ。熱海後楽園線、清水町循環線は半数に減便。熱海箱根線は姫の沢公園折り返しで3往復運行。熱海大場線は、大場発熱海行1本減便。他の路線は5月中旬の減便を予告。小田原〔営〕は、小田原市内線は1割減便し、21時以降は取りやめ。小田原箱根線は半数に減便。湯河原箱根線は取りやめ。湯河原温泉場線は箱根登山バスと共に、15分間隔に削減。定期観光バスは運休。

富士急行 富士急行の一般路線(御殿場地区)は、明神峠路線、御殿場プレミアム・アウトレット、ぐりんぱ路線は区間運休。

フジエクスプレス 「ハチ公バス」神宮の杜ルートは15→21分間隔に削減。「ちぃばす」全ルートは、土休日は特別ダイヤで運行。芝ルート・麻布東ルートは平日ダイヤを土休日ダイヤで運行。

富士急バス 「YAMANAKO NO KABA」、「レッドライン」、「グリーンライン」、富士山世界遺産ループバス、天下茶屋線は運休。「ブルーライン」は3往復のみ運行。富士山駅~馬返線、スバルライン五合目線、大月及び都留地域のハイキングバスは運休。藤野駅~名倉循環は、運行日は全て土曜ダイヤで運行(休日は最初から運休)。富士山駅~新富士駅路線は運休。甲府駅~富士山駅・上阿原車庫路線、河口湖駅~御殿場プレミアムアウトレット(東山旧岸邸前発着に短縮)、上野原駅~光電製作所前、帝京科学大学線(平日)、本町三丁目発上野原駅行(土休日)を減便。土休日運行の上野原駅8時32分発松姫峠行は、小菅の湯止まりに短縮。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス 日中の一部分が減便。三島駅~御殿場プレミアムアウトレット路線は運休。三島駅~水ヶ塚公園路線は、三島駅7時41分発須山行準急1本のみ運行。根方線は、平日のららぽーと沼津発最終を22時40分→20時30分に振り替え、最終は全日21時40分に繰り上げ。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線、「ぐるっとふじ」夜ルート(5月31日まで予定)、モーニングシャトル(系列の石川タクシーが運行)、ぐりんぱ路線、富士桜墓園、大石寺(5月31日まで予定)は全便運休。

山梨交通 24日までの間、全日土休日ダイヤで運行(一部路線は通常通り運行)。塩山地区・身延地区の一部路線・区間は運休。甲府駅~イオンモール甲府昭和間快速バスは、1往復(イオンモール発7時00分発・甲府駅発20時15分発)のみ運行。

東海バス 石廊崎オーシャンパーク関連系統は石廊崎上で折り返し運転。MOA美術館線は休館日ダイヤで運行。その他通学対応便で運休が発生。熱海市内「湯~遊~バス」は全便運休。熱海駅~熱海後楽園路線は大幅に減便し、熱海駅発最終は16時00分に繰り上げ。伊東駅~マリンタウン路線、定期観光バスは運休。元箱根港線、沼津港線は減便。。1日より西海岸線、バサラ峠線、7日より下田・修善寺・沼津各エリア、9日より熱海・伊東各エリアの大半の系統が減便。

JRバス関東 休日運行の宇都宮~ツインリンクもてぎ系統は、茂木駅発着に短縮(5月10日まで)。深夜バス・荒川沖駅~阿見プレミアムアウトレット系統は運休。江戸崎7時00分発土浦駅行を取りやめ。館山駅~安房神戸~安房白浜線は休日ダイヤで運行(洲の崎線はカレンダー通り)。長野原草津口駅~草津温泉間急行便、定期観光バスは運休。11日より土浦駅発着各路線は、平日も土休日ダイヤで運行。イオンモール~つくばセンター路線は運休。
 
 この他、鉄道・バスの各事業者とも、窓口・改札口・案内所などの営業体制の縮小・時間短縮・休業(バスの場合は委託先の休業もある)、売店・グッズショップや「エキナカ」をはじめとする商業施設の営業時間短縮・休業(グッズ等のネット通販を始めた事業者がある)、フリーパスなどの企画乗車券の発売中止(「TOKYO SUPPORTERS PASS」の発売は延期)、博物館などの展示施設の休業、従業員の採用活動の停止、広報誌の休刊、などを実施。乗客・職員の感染防止のため、防護シート(最近、コンビニなどで見かけるタイプと同じ)の設置や、バスでは最前部座席の使用停止が、順次実施されています。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。なお、バスはダイヤを急遽変更し、Webでのリリースが間に合わない場合がある、とする事業者があります。
 JRを中心に、さらに減便を深度化する鉄道・バス事業者もあるが、どうかこれ以上の減便・運休などは発生しない事を、願います。遅くとも夏休みが始まるまでには、少なくとも定期便は、全部元のダイヤに戻ってほしい。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 こういう状況下なので、実は、知ったのは少し後になったが、昨日、JR外房線で脱線事故がありました。今日の午後、運行を再開したという事。幸いけが人とかは出なかったが、結構大ごとのはずなのだけれど。
 この最中だが、箱根登山鉄道は11日から、不通区間の7月運行再開に向けた試運転を開始すると発表がありました。まずは箱根湯本~大平台付近の間で、徐々に拡大していくとの事。再開の時点でウィルス感染がどういう状況になっているかは未知数だけれど、箱根も春休みやGWに観光客を呼べず、大いに傷ついた場所だから、登山電車が、箱根の町に元気を与えてくれる存在になってくれればと願います。見せてくれ、乗り物の力を。

《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
 8日 石巻漁港でカツオの水揚げ 今季初
(「持続化給付金」 支給開始) 
 9日 北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長 露プーチン大統領に戦勝75周年の祝電
(御蔵島村議会議長 ウィルス感染判明 島しょ部初)

「ゴルゴ13」が、掲載紙の25日発売分から、新作の発表が当分の間見送りになるそうです。50年以上連載してきて、初めての事だそう。作業現場が「三密」になってしまうから、というのが理由だそうで、さいとう先生自身に何かあったわけではないから、ファンは落ち着いて、気長に新作を待てば良いのだと思う。ゴルゴ自身は、どんな環境下でも平気で仕事ができてしまうはずだが。ここにきて漫画の他、アニメやドラマなど、エンタメ系のコンテンツの製作にも、ウィルス感染の影響が現れつつあるようです。
「自粛警察」なるものがはびこっていると聞くが、実は今日、大森駅付近に降り立ったのだが、駅前の商店街は結構な人出でした。これでもいつもの土曜日よりは少ないのだろうが。何度も書くが、結局「自粛要請」=お願いレベルでは、ここまででしょう。といって他国のように、軍隊や警察を繰り出して外出禁止を強制させる事は、日本ではできないし、許されない。最終的には(私も含めた)各々の自覚ある行動に訴える以外、道はないのではないでしょうか。普通に近場の公園で遊んでいるくらいは、大目に見てくれていいだろ?と思いますけれどね。