№2845 「青春18きっぷ」 最後の1日分 茨城行で

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「青春18きっぷ」も、残り1日分となりました。
 今日は暑くなったけれど、とにかく晴れてくれたので、最後は茨城へ、ひたちなか海浜鉄道に乗りに行ってきました。

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 終点阿字ヶ浦駅の構内には、キハ222とキハ2005が、今でも留置されたままです。キハ2005は元留萌鉄道で、旧国鉄キハ22とほぼ同型だが、ベンチレーターの形状が独特です。末期には国鉄準急色となったけれど、これはムード本位、ですよね。キハ55形を意識したと思うが、むろんそれもいいが、ペアを組むキハ222(旧羽幌炭礦鉄道)共々、湊線に来る前のデザインを復刻してみても良かったのではないか、と思っています。留萌も羽幌も、もう知らないよ、という人の方が多かったはずだから。

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 一般のニュースでも大きく取り上げられた、湊線の延長計画。今のところは延長の気配は全くないが、同じ終着駅でも、前々回の吾妻線大前駅とは、大違いだなあ。

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 出発信号機は、222+2005が留置されている線路の方は使用停止、×のプレートで塞がれています。ただ、完全に使用をやめて撤去したのではない。延長時に行き違いを可能にするため、信号機自体は残しているのだろうか。

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 那珂湊駅には、ケハ601の模型がありました。ケハ601は今でも、車体が構内にあります。むろんもはや走行可能な状態に戻すのは不可能だろうが、それでも台車をどこかから調達して、車両という形で修復・保存という事は、できないでしょうか。日本初のステンレス製DCという歴史からも、これ自体がひたちなかの経営資源となりえると思えます。

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 水戸では、短い時間だったが、バスの撮影に費やしました。茨城交通はICカード「いばっぴ」を導入、旧日立電鉄交通サービス「でんてつハイカード」も統合したうえ、今ではQR決済・C/Cタッチ決済も導入されています。ただ、全国交通系ICカードとの相互利用はなく、PASMOを導入している関東鉄道との互換性がありません。それほど大きな都市ではない水戸で、2種類のICカードが並び立つのは、いい事なのだろうか。せめて茨城県内のバスだけでも、両ICカードの相互利用、という事は出来ないでしょうか。水戸市内には共同運行路線もあるので。なお、JRバス関東と関鉄グリーンバスは、今はありません。JRバスは3年前に廃止になっているのだけれど。

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 最後に、水戸で降りたのは、那珂湊で見かけた「ガールズ&パンツァー」ラッピング5号車を追いかけるためでもありました。車両自体は那珂湊駅前で撮っていたが、ラッピングを押さえておきたかったのです。なんとか前後左右撮れたので、車両共々、来月に本体で上げたいと思います。

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 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 ICカードといえば、南海バスは今日、自社ハウスICカード「なっち」の取り扱いを終了すると発表しました。来年3月いっぱいで発売・チャージを終了、8月いっぱいで利用を完全に終了、この後10年間、無手数料で払い戻しに応じる、という事です。

《What's New》
 6日 宝塚歌劇団劇団員死亡案件 阪急電鉄 西宮労働基準監督所からの是正勧告書受領を公表
(受領そのものは5日)

№2843 吾妻線大前駅 2024年

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 今年の夏、記録的「殺人的猛暑」は、少なくとも私はまだ耐えられるが、先日の台風10号がもたらしたが如き局地的大雨に毎日のように悩まされ、せっかく買った「青春18きっぷ」も、ほとんど持ち腐れに近い状態になってしまいました。こうも毎日毎日、天気が悪いとはねえ。本当は北関東のローカル鉄道とか、4年ぶりに成田空港で旅客機の撮影とか行ってみたかったが、その機会を得られないまま、今夏シーズンはあと一週間。しかしあと2日使い残してしまっていて、今日は曇天を承知で、早起きして吾妻線に乗りに行ってきました。
 千葉県の方が大雨で、京成線でダイヤが乱れて、帰りの京急線にも一部影響が出ていたが、群馬県は幸い、雨まではいきませんでした。

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 大前駅の、待合室に掲げられた時刻表。1日5本しかないし、これから乗る10時50分発(532M)に乗らないと、次は夕方、7時間近く列車がない。終着駅としては、全国でも一・二を争う「秘境駅」ではないか? 

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 踏切を挟んだ反対側には嬬恋村の公営住宅があるが、基本的には何もない(トイレはホームの待ち合わせ小屋と一体である)が、一方で電話ボックスなんてあるんだねえ。都会でさえほとんど見られなくなっているのに。

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 ホームの階段の脇には、「乗合送迎サービス」という「チョイソコつまごい」という乗り物のプレートがあります。オンデマンドバス、でしょうか。電車の折り返し時間の間には、姿を見せませんでした。

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 改めて駅を見ると、架線柱と踏切の警報機が真新しいです。
 乗客の大半は、高崎からの525Mに乗ってきた旅人たち(やはり「青春18きっぷ」か)の折り返しが大半で、532Mに乗り込んだ地元の人は、見た限りでは2人だけでした。嬬恋村に乗り入れる長野原草津口~大前間に関しては今年になって、今後の在り方をめぐる自治体とJR東日本の会合が行われています。果たして5年後・10年後には、どのような姿になっているでしょうか?

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《What's New》
 1日 二条城本丸御殿 18年ぶり一般公開
 2日 露プーチン大統領 ICC加盟国モンゴルを公式訪問
 3日 マングース 奄美大島からは根絶 環境省宣言

№2838 新潟を歩いた

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 5月から新しい仕事について、当分まとまった休みは取れないので、長期の泊りがけ、という旅行はできないのだが、やはり息抜きも必要、遠くに行く事はどうしてもやめられない性分なので、遠く…といえるかどうかは分からないが、今日は新潟に行って、たった今帰ってきました。
「青春18きっぷ」1日分使ったが、さすがに往復(大宮→上越妙高・新潟→大宮)は新幹線になり、新潟県内のJR在来線区間が「青春18きっぷ」利用になりました(当然全部E129系になった)。 

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 上越妙高駅。3月に降りたばかりです。北陸新幹線はこの駅がJR東日本とJR西日本の境界になるが、共同使用駅という形になるはずだが、JR西日本色は全く感じられない。外部にもマークすらありませんでした。

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 直江津から柏崎の間は快速。柿崎~米山間から見る日本海。

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 柏崎で越後線に乗り換え、さらに吉田から弥彦線で東三条に往復。その途中の燕駅。昔はホームの反対側に、新潟交通の電車のホームがあって、側線も並んでいたのに、面影が全くない。廃線(1993(H5)年7月31日限り)から30年以上経ってしまった事もあるが、こんなにきれいさっぱり痕跡がなくなっているとは。

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 吉田駅は越後線と弥彦線が交差するが、新潟方面以外は皆本数が少ない。柏崎方面・弥彦方面は、日中は3時間以上空いている所も。東三条方面も、新幹線の二次アクセスの性格もあるのだから、毎時1本は確保されても良いのではないか?

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 弥彦駅も、だいぶ久しぶりだなあ。列車の本数は希少だが、観光客の利用は、決して少なくなかったです。徒歩5分の「おもてなし広場」が賑わっていた。

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 最後に、新潟からの上越新幹線から見た虹…のなりかけなのか、なりそこない、ですかね?新潟も、特に山間部の方は天候が不安定そうでした。平地は青空が広がったが。新潟も暑かったです。

 今後もこんな感じで、日帰りでも少し遠くに行った時には、少し長めに書いてみようと思っています。

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 Suica・PASMOは来月1日より、記名式のみ販売が再開されると発表しました。

《What's New》
19日 米GM 1,000人以上の人員削減発表
20日 「公文教育」委託企業 サイバー攻撃・個人情報漏洩公表

№2834 「南海トラフ地震」臨時地震情報 鉄道影響まとめ

 昨日夕方、宮崎の方で震度6弱の地震が発生しました。この地震自体は、津波の発生や家屋の損傷などを招いたものの、幸い人的な犠牲を出さずに済んだが、問題はこれにより、「南海トラフ地震」の想定震源域内での大地震の発生の可能性が高まっていると判定されて、臨時地震情報の発出がなされました。
 実際、この記事を書き始めようとした直前、神奈川県西部で震度5弱の地震が発生、これも「南海トラフ地震」と関係があるのかどうかは、これを書いている時点では不明だけれども、ともかく、正月の能登半島地震等に続いて、また十分な警戒が必要な事態になったようです。能登半島地震同様、お盆の帰省の時期というのに。

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 当然交通にも広範囲に影響は出ているが、私は今日の日中、小田急とJR東海道本線に乗る機会があったけれど、この時点では、特に運休とか大幅な遅延という事態はなく、普通に乗り降りできたと感じました。
 とりあえずここでは、臨時地震情報発令を踏まえての、鉄道事業者の運行状況・計画をまとめてみます。全部は見切れていないです。その点はご勘弁ください。〔サンライズ瀬戸・出雲〕は、明日出発までの分の全区間運休が発表になっています。

JR東日本 東海道本線・大磯~熱海間、中央本線・大月~茅野間、および伊東線全線で徐行運転を実施。運休は〔サンライズ瀬戸・出雲〕以外は計画されていない。

JR東海 特急〔南紀〕〔ふじかわ〕〔伊那路〕が全列車運休。快速〔みえ〕は運行している。東海道新幹線は三島~三河安城間で、徐行運転を一週間程度は行う見込み。このため10分程度の遅延が発生する。

JR西日本 特急〔くろしお〕は、和歌山以南のきのくに線(紀勢本線)区間が運休。山陽新幹線は直接の影響はないが、東海道新幹線の徐行の影響で、一部列車に遅延が発生する。

JR四国 土讃線・土佐山田~高知~須崎間で、普通列車の一部が運休(「当面の間」としている)。この他、牟岐線・牟岐~阿波海南間、土讃線・吾桑~土佐久礼間で徐行運転を実施。特急の運休はない。

JR九州 JR九州は直接の影響はないが、九州新幹線は、東海道新幹線の遅延の影響で、一部列車に遅延が発生している。
(今日は日豊本線・西都城~国分間で不通になっていて、〔きりしま〕も運休になっているが、これは雨規制のため)

小田急 昼間の時点では、小田原線・本厚木~小田原間で徐行運転を実施。運休の発生はなかった。

近鉄 8月15日まで、五十鈴川~賢島間の特急の運行を取りやめる。名阪ノンストップ特急は全列車、大和八木・津・白子・近鉄四日市・桑名に停車。明日・明後日運転予定だった「海女さん列車」も取りやめ。

伊豆急行 全線で徐行運転を実施。

阿佐海岸鉄道 当面の間、阿波海南~甲浦間で徐行運転を実施。

 なお、直接の影響がありそうだと予想されたところでは、土佐くろしお鉄道は、運行情報はX(旧ツィッター)のみで、古い記事しか読めなかったため詳細は不明。紀州鉄道も、最新の運行状況は確認できなかった。このほかの鉄道でも、今後の状況によっては運転見合わせ・遅延などが発生すると予告しています。
 地震そのものは、地球に住んでいる限りは逃れようがないけれど、やはり願わくば、阪神・淡路大震災や東日本大震災、能登半島地震などなど、のような、一度に多くの人命が失われ、遺された人々も、何年何十年と生活に難儀するような、悪夢のような事態は、起こらないでほしいです。それがまた、鉄道・バス等の交通のためでもありますので…。

 21時20分現在、小田急は海老名~小田原間が不通。目視による点検を行うため、運転再開までには相当な時間がかかる見込み。東海道本線・小田原~熱海間、箱根登山電車全線、伊豆箱根鉄道大雄山線も不通。東海道新幹線は全線で運行を再開している。この他、運行している鉄道・路線でも、広範囲で運休や大幅な遅延が発生している。

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《What's New》
 8日 小林製薬新社長 記者会見で陳謝 紅麹事業から撤退発表
 9日 韓国新駐日大使パク・チョルヒ氏着任 羽田空港に到着

№2820 西武池袋線 スタンプラリー参加

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 今日は西武池袋線・吾野→池袋間の全線に乗ってきました。

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 いうまでもなかろうが、現在展開中の、TVアニメ「終末トレイン どこへいく?」のスタンプラリー参加のためでした。実はアニメそのものは見ていないので語り様がないが、突然の「事故」で世界観が狂ってしまった西武池袋線を、4人のJKが友達を探す目的で、なんと(新)2000系2連を駆って、池袋まで走っていく、というストーリーみたい(外れてしまっていたらゴメンナサイ)。例によって深夜アニメなので生で見る余裕はなかった。昨日最終回を迎えています(本当は17日だったが、延期になっていた)。いずれDVDレンタルか配信で見てみようかな。
 それにしても、「アニメの西武鉄道」そのものが、アニメの「舞台」になってしまったとは。

 一番上は、その物語の始まりとなる吾野駅です。池袋からここまでが池袋線、この先は西武秩父線になります。一番左のLaviewは〔ちちぶ9号〕で、上り各駅停車(一番右の列車)を待つべく運転停車をしていたものです。各駅停車は4000系が2本並んだが、数年以内には東急9000系になってしまうんだろうねえ。秩父運用に入るなら、せめてセミクロスシートにはして欲しいかなあとは、思っているが。

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 吾野への往路はJR八高線に乗り、東飯能駅、「ヒガハン」で乗り換えでした。ご覧の通り、駅員がいません(JRもいなかった)。西武もこのところ、駅務体制の縮小が目立っています。東飯能は遠隔で係員との通話ができるし、券売機も使われているが、秩父区間の一部駅ではそれらもなく、ICカードリーダーが置かれているだけのようでした。少し差がありすぎのような気がする(吾野は駅員がいる)。

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 いましたねえ!小田急8000形、小手指に。証拠写真レベルの出来でしかない画像で申し訳ないが、一番目立つ位置に置かれているとは、思わなかった。もう武蔵丘に運ばれていたりしているのかなあ、と思っていたのだが。
 アニメのような「カオス」?な世界にはならないだろうが、西武鉄道自体、これからまた数年で、車両も駅も沿線も、変わっていく事になるのでしょう。

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《What's New》
24日 特急列車内からタクシー予約 JR四国・配車システム会社 実証実験開始
25日 中国の無人月面探査機カプセル 内モンゴル自治区に帰還

 次回は北陸・東海旅行記に戻るが、今月中の完結は無理っぽくなりました。スミマセン。来月頭で終了とします。

№2813 日帰りで 蒲郡線

 今日は日帰りで、名鉄蒲郡線を訪ねました。
 もちろん、6000系の旧塗装復刻編成を撮るためです。往復新幹線とは、我ながら異例でした。

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 三河鳥羽駅近くの浄水場の前から撮影した、「白帯車」6011F。座席指定車に改装した7700系を模したもので、ムード本位、ですよね。蒲郡線のワンマン6000系は広見線(新可児~御嶽間)と共通運用で、ちょうど1年前、広見線で乗りました

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 三河鳥羽駅の西側の踏切の脇に立つキロポストは。38.5㎞と記されていました。どこから?蒲郡でも、新安城でも、もちろん吉良吉田からでもない。旧三河線の三河知立(今年の移転の前)~吉良吉田間が35.6㎞、吉良吉田~三河鳥羽間は3.2㎞、合計すると38.8㎞で、ほぼ一致します。三河線も蒲郡線も旧三河鉄道が開業させた路線で、このキロポストは三河知立を起点に立てられていると考えられます。両路線は、昔は一体で運営されていたようですね。

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 現在の蒲郡線は3編成で運用されているが、今日は1編成が、6800系で代走になっていました。当然ワンマン対応ではなく、車掌が乗務しています。割と頻繁にあるみたい。

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 そして、午後になって三河鹿島~形原間で撮った、3400系カラー復刻のグリーン系ツートンの6009F。3400系はその形態とこのカラーから「いもむし」の異名があったが、この編成自体も、その丸みを帯びた正面の形態と、コーナーが弧を描く固定窓の形状から、なんとなく「いもむし」のイメージ、しませんか?この日は西尾線から送り込まれて、吉良吉田9時31分発から蒲郡線の運用に入りました。

 今日は三河線と、ついでに西尾線も撮影の合間に全線乗り通してみたのだが、西尾線はまだしも、蒲郡線は線路の状態が貧弱で、昔ながらの地方私鉄そのもの、の印象が否めませんでした。両路線とも複線化を想定したスペースが確保されている区間があって、西尾線は実現している区間もあるが、蒲郡線は…、存続そのものが危ういと公然とウワサされるようでは、実現の可能性は間違いなく、なさそうです。平成の初めの頃には名古屋への座席指定特急も走っていたほどなのに、凋落は著しいです。蒲郡線に限らないが。当面は存続となるようだが、何とか頑張って、恒常的に残って欲しいとは、思っています。そのためには、やはり大幅な近代化が必要、ではないかな…。

 6000系はマルーン+ピンク(と皆言っているが、肌色、という方があうのかも)の編成もあるし、7月にはクリーム+赤帯カラーも走り出すので、また蒲郡線を訪れなければ、なりませんね。しばらく長期の休みは取れなさそうなので、こんな感じで新幹線を使ってでも日帰り、という休みの日が、多くなりそうです。

 北陸・東海の長期の旅行記は、次回から再開します。

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《What's New》
11日 国立市 分譲マンション「解体」問題 積水ハウス 説明文書公表

№2805 ときがわ町 EVに乗った

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 なんか今日は歩いた距離が長めだったせいか、かなり疲れているので、少し軽めに行きます。
 今日は、埼玉県ときがわ町を走る、オノエンスターのEVを撮りに行きました。ときがわ町は去年の5月5日(こどもの日)に行って一年ぶりだが、№2663でも書いたが、あの時は完全に空振り。1台は走っているだろうと思っていたのに、全部リエッセとジャーニーJだった。それが今日は一転、3台動いているのを見たが、全てEVでした。どうなっているの?と思ってしまった。やはり1年前は、祝日だったから?
 そこでも付記したが、特に小川町へ行く路線は、途中幹線道路から分かれた田舎道を走る区間があって、そこの走行写真を撮ってきました。もう少し違う撮りようもあったかなとは思うが、本体の来月(今月最終日)の更新時に、表紙で使う予定です(EVそのものの公開は、もう少し待ってください)。

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 小型だが、先日乗ったみどり坂タウンバスと、共通の部分が多い。シートベルトも付いている。全体的なレイアウトはポンチョに似ているが、後部ドアと最後部席(5人掛け)の間に1人席があるのが特徴的か。窓はやはり片側嵌め殺しだが、窓ガラスは、かなり茶色っぽかったタウンバスと異なり、グレー系でそんなに濃くはない。

2024_0501-3 せせらぎバスセンター時刻表.jpg
 ときがわ町のバスは、「コミュニティバス」と名乗ってはいないが、実質そうでしょう。ときがわ町を走る鉄道はJR八高線のみ、駅も明覚だけなので、バス路線は東武東上線の武蔵嵐山と小川町、越生線の越生に延びています。皆ときがわ町の外へ越境しているが、東京方面への利便性を確保しようと思ったら、当然そうなるでしょう。しかしここもご多分に漏れず減便が行われていて、この4月からは、最終バスが大幅に繰り上がっています。明覚駅経由武蔵嵐山行は平日のみかろうじて20時台の便があるが、小川町行と越生行は、16時台がもう最終です。
 その越生行に乗って、越生駅に向かいました。地産霊園からの利用が目立った。東京方面へ、だと、越生経由が一番早そうだが。

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 最後に、その越生駅で発車を待つ、東武越生線の8000系(八高線ホームから撮影。JRの方は駅員がいない)。この81119Fは最終期の新造だが、それでも1983(S58)年製だからもう41年、いよいよ引退へのカウントダウンが、始まっているのだろうか。

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 JALでの相次ぐ「不安全事象」を受けて、国土交通省が今日、羽田の事務所で臨時の監査を行いました。他にもダラスでの機長の飲酒から欠航が発生しているとか起きているし、極めて遺憾。正月の羽田の一件もあり(これはまだ、誰にどう責任があると判断が下されているわけではないが)、4月からの鳥取新社長にとってはいきなり試練と言えるだろうが、体制をきっちり立て直して頂きたい。地上での機体の接触については他社でも起きていて、ひょっとしたら人員不足とか、要員の数的な問題が関わっていないか?

《What's New》
23日 国の責任で教育費無償化 関東地方知事会で要求確認
24日 10年もの国債利回り1.005% 約12年ぶりの高水準

№2801 関東鉄道常総線 沿線のコミュニティバス情勢

 中国地方旅行記は1回お休み。明日続きを書きます。
 今日は、流鉄と関東鉄道常総線、それに常総線沿線のバスの撮影に丸一日費やしました。

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 水海道駅前で撮影した、つくばみらい市のコミュニティバス「みらい号」。水海道駅は常総市にあるが、越境して入ってきます。他に守谷(守谷駅)に入るコースもあります。
「みらい号」はBYDのEVも入っているが、今日は撮れませんでした。いずれは撮りたいと考えています。

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 一方、常総市自身も先月から、コミュニティバス「JOYBUS」もスタートさせています。車両については後日本体で公開する予定ですが、「みらい号」と同じポンチョショートを使用しています。コースは多くて、こちらは逆につくばみらい市の小絹駅にも入るが、ほとんど全てのコースが、1日1往復のみです(片道2便のコースが1系統だけある)。水海道の駅前には、両市のコミュニティバスのバス停が並んでいます。
 茨城県南部・関東鉄道バスのエリアの自治体はどこもバス路線網の維持に必死で、どのコミュニティバスも駅に接続させるための越境が珍しくないし、関東鉄道の一般路線バスや鉄道の時刻表も交えたパンフレットの作製も行っていて、公共交通の確保に熱心である事が窺えます。ただ、これが実際の利用にどれだけ結びついてくれるのか…。先の水海道駅発着の「みらい号」にしても、関東鉄道バスの代替で4月から運行を行っているものだし(この結果、水海道駅は関東鉄道バスの一般路線が全てなくなった)、12時前後に水海道駅を発着する便は、往復とも利用者の姿がありませんでした。常総市もそんな感じで、時間帯もあるとは思うが、残存の関東鉄道バス共々、先行きは少々心配でもあります。なんとか、関係者の尽力が実を結んで欲しいと願います。

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16日 連合 次回衆議院選挙の新方針発表 立憲民主党・国民民主党両党支援を明確化
17日 「青切符」で自転車交通違反取締り 改正道路交通法成立
 中国やロシアなど強権的な体制の下で「自由」「権利」を叫ぶのは尊いもの、勇敢な行為でもあるだろう(命懸けにもなるし)。翻って、日本のような、自由な(そうではないという人もいるだろうが)体制で同じ言葉が声高に叫ばれても、どうもうさん臭さいなあ、ウラがあるんじゃないかと思ってしまう。日本に於いては、「自由」「権利」は社会正義のためではなく、叫ぶ個々の利益擁護のためにしか存在し得ないのか?「つばさの党」が巻き起こした一連の騒動と、その結果(幹部らの逮捕劇)を目の当たりにすると、改めてそう感じられてならない。「自由」って、そんな安っぽく使って良い言葉じゃ、ないだろう⁉

№2795 GW後半初日 飯能に行った

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 今日は、飯能まで行ってきました。
 ええ、ええ、そうです。目的はズバリ「ヤマノススメ Next Summit」ラッピング車の撮影です。急遽展示が決まった2月25日の「国際興業バスまつり2024in飯能」について№2763で書いた時、「営業運行が始まったら、改めて撮りに行く」と結びました。先代の1~3号車同様、国際興業は土休日のみ運用を固定して公表しているが、今月からの新しい職場の私のシフトが火・金曜日休みで、休日は当分休みにならない。なっても、晴れの保証はない。撮りに行くなら今日しかないと思って、朝6時半には自宅を出て、飯能に向かったのでした。
(むろん平日も走るはずだが、平日の運用の固定・公表はしないから追いかけるのはしんどいかも、と思っていた)
 上の画像は9時前に名郷から飯能駅北口に戻ってきたところ。前にいるのはイーグルバスのエルガミオで、メッツァ(ムーミンバレーパーク)のラッピング車だが、これは通常の各バス停に停車する武蔵高萩駅行です。
「ヤマノススメ」ラッピング車については、6月1日(実質5月31日)の本体の更新で、「バスまつり」での模様と、あと「いずれ書く」と書いておきながらほったらかしになっている、去年の先代2・3号車引退時の飯能での展示と共に出したいと思っています。また、国際興業にもメッツァのラッピング車があるので、別ページで新規公開する予定です。

国際興業メッツァ行.jpg
 飯能駅北口のメッツァ行乗り場は、案の定行列ができていました。これでも10時を過ぎて、少しは列が短くなってきた頃です。今日は通常の直行〔m01〕系統(国際興業のメッツァラッピングバスは、土休日はこの系統専用のようだ)に加えて、臨時便も出ていました。国際興業もご多分に漏れずドライバー不足のはずで、飯能〔営〕だけでは大丈夫なのかなあ、可能ならさいたま市などや東京都のエリアからも臨時に持ってくる事も考えた方が…とも思ったが、そちらだって大変、だよねえ、たぶん。
(イーグルバスは通常運行便のみで、大型のエルガを運用)

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 これは、国際興業他系統と乗り場を共用する西武バスのお知らせで、ドライバー不足のため、当分の間は土曜日も休日のダイヤで変更する、このため飯能駅北口からは、通常土曜日のみ1往復運行の〔狭山25〕系統は運休する、と記されています。一部のバス停は、しばらくバスが全く来ない事になります。現在のこの系統は「免許維持」系統だから運休の影響はほぼないだろうが、大手バス事業者でさえ通常のダイヤをも維持できなくなるようでは、メッツァの輸送のような臨時便の運行はどうなるのか、非常に心配されるところです。運輸の業界に限らないが、何しろ「需要」と「供給」のバランスが大きく崩れてしまっているのが、今の日本の現状なので。
 なお〔m01〕系統は、平日は全便西武バスだが、土休日は国際興業とイーグルバスの運行です。臨時便に西武バスを使えないのかとも思ったが、これではムリかも。

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 最後に全く関係なくなるが、清瀬市コミュニティバスのEVを撮るべく降りた西武池袋線秋津駅の北口連絡階段付近、JR武蔵野線新秋津駅への乗り換えの案内です。103系!?いつから使っているんだ?EVも、6月1日に本体に追加する予定です。

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《What's New》
 1日 ビッグモーター事業引き継ぎ新会社「WECARS」 伊藤忠商事が設立
 2日 佐野 慈紀元近鉄投手 右腕切断手術を報告
 3日 中国 無人月面探査機「嫦娥6号」打ち上げ成功 月の裏側の岩石など採取目標
 富士河口湖町では、富士山とコンビニを合わせた写真を撮りたいがために大挙押し寄せたインバウンド旅行者のトラブルが続出し、富士山が見えなくなるような幕の設置工事が始まったそう。全く無駄なコストだよねえ。№2772で学習塾の広告から「オーバーツーリズム」問題をちょっとだけ考えてみたけれど、こういう事も起きてしまっているのか。鎌倉高校前の踏切も頭をかすめたけれど、個人的にはなぜ「コンビニ+富士山」なのか、建物など入らない、富士山だけの写真の方がスッキリしていいじゃんかと思う。思ったけれど、富士河口湖町だけでも、「オーバーツーリズム」だけでもないが、どうやら、全世界的に常識的と思われるマナー・モラルなどを守るより、SNSで変に(変でしょ?)話題を集める事ができた、という「快感」の方が、圧倒的に優位に立ってしまっているのが、世界規模の現状なのではないか。私はSNSなぞやらないけれど、ブログ・WEBの記事作成時には気を付けたいと思います。
 今日は憲法記念日。毎年書いているが、私自身は護憲派だと思っているが、活動家連中が大声張り上げるだけの集まりは、改憲・護憲どちらもゴメン。上で書いたメッツァのように、大勢の観光客がどこでも大挙訪れたり、横浜では毎年恒例の開港記念のパレードが大勢の観客を動員したりして、個人的には苦痛も感じるが、それでも政治的な議論の巻き添えになるよりは、まだマシな休日の過ごし方、なのかなあ、とか思ったりしています。

№2793 明智鉄道と 中央本線の旅

 夜行バス含め5泊6日の旅を終え、先ほど帰宅したところです。
 予告通り、今日は明智鉄道に乗ってきました。5年ぶりです。№1952で書きました。

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 前回乗った時「次は撮りたい」と書いた、101号とは色違いの102号。野志駅の近くで撮ったが、やや今一つ。上空が少々薄雲がかかっていた事があったかも知れないし、むろん私の腕のせいもあるのでしょう。今一度取り直したいかな。

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 中津川からの松本行、JR東海の313系2連。「ワンマン」と言っていたが、実際には車掌が乗務し、車内の運賃清算などにあたっていました(ドアの開け閉めは運転士の仕事)。中山道の宿場町が点在するためか、インバウンドの姿が少なくなかった。

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 JR東海の方は本格的な置き換えが始まっているが、JR東日本の方は、長野も高崎も、もうしばらくは走ってくれそうだ、という211系。ただ、長野の方は、中央線快速グリーン車サービス開始と合わせて、運転形態の変更、があるかも知れない。

 という感じで帰ってきました。詳しくはまた、来月書きます。もっともその前に、月前半の中国地方の旅について書かねばならないが。

 旅全体を通じて感じたのだけれど、いや、それ以前から感じている事だが、漠然と、という程度でしかないが、今の鉄道業界は、どこか間違った方向に向かっている所が、ないだろうか?ヘンな言い方になるが、「列車の運行そのものがエンタメ化」してしまっているような気がします。それも、おいおい記していこうと考えています。

 今月は、急遽富山・岐阜・愛知行を決めた事もあって、結構ドタバタあちらこちらに行く事になったが、来月以降、新しい職場での仕事が始まると、たぶん泊りがけの旅は、少なくとも年の半分は難しくなるだろうと思います。遠くへ行きたい、という気持ちは、捨てられないのだけれどね。しばらくは我慢になりそうです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《What's New》
29日 韓国・尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領 最大野党李在明(イ・ジェミョン)代表と初の会談

 福知山線脱線事故・中華航空機墜落事故に続き、今日は関越高速ツアーバス事故から12年でした。ここもまた、私の立場では、亡くなられた方々のご冥福をお祈りする、としか言いようがありません。「2024年問題」の影響で、バスの運行に様々な(あまり良くない)影響が多々発生している昨今だが、この関越の、あるいはその4年後の軽井沢のような事故を繰り返さないためには、我々としても、受け入れなければならない部分が多々ある、という事でしょう。