
コロナ禍の最中の2021(R2)年4月、海老名に小田急の「ロマンスカーミュージアム」がオープン、それから4年が経ちました。
私はある程度コロナ禍が落ち着いた、その年の10月に初めて訪れて、それは
№2416で書きました。
今日は雨の中、久しぶりに訪れてみました。
10時開館の前、入り口前には長蛇の列。休日だし行列ができるのは当然だが、もう少し雨対策がなされると良いのだが。子供連れも多いのだし。

今回の訪問は、ミュージアム開館4周年・LSEデビュー45周年の企画展が行われている事もありました。

昨日・今日の目玉は、展望席を中心とした、LSEの車内の公開。うろ覚えになってしまうが、4年前の時は「LSEは車内を見ていない」と書いているが、LSEは車内は通常非公開のようだった。
10時30分から15分刻みで整理券が配布される。時間は指定できないので、遅すぎても困るなあ、と思っていたが、早めに並んでいた甲斐があり、初回の10時30分の整理券を入手できました。

今回は、きっちり撮りました。

展望席。要は外部から、展望席に座った人を記念撮影する、というのが主な趣旨だったよう。子供には大うけでした。

今回は、小田急グループ外からも、昔の行先表示などの展示がありました。これはJR横浜線で、手前は73系時代の正面の行先・区間表示。奥は103系時代、正面に掲げていた「横浜線」の表示。根岸線乗り入れが多いから、誤乗防止という意味があった(103系が入った最初の時点では京浜東北線と同じスカイブルーで、のちにウグイス色になっても、表示は続けられた)。サボがあるなら、73系・103系の写真も欲しかった…。

相模線のタブレットと、列車の側面に掲げられていた方向番。「西寒川」は、寒川から1区間だけ分岐していたミニ支線で、国鉄時代末期に廃止になったが、末期は4往復しかなかった。相模線は近代化が割と遅くて、電化・自動信号化されたのは平成になってからだった。

これは江ノ電。1000形より前の、300形や旧500形などで使っていた、イラスト入り区間表示。こういうのが、今のフルカラーLED行先表示の、ワンポイントイラスト(鳥居とか、花火とかが現れる)につながっているのかなあ。

もっと古い、「タンコロ」が使用していた、行先表示版。江ノ電は来年の700形デビューが発表されているが、それに関する情報は、一切なかった。

湘南モノレール。

ロマンスカーが受賞してきた、鉄道友の会ブルーリボン賞のプレート。SEのみ旧デザインで、NSE以降は現行のデザインになっています(EXEは受賞していない)。

1F・ロマンスカーギャラリーの内部。真ん中の空間は、いずれVSEが置かれる事になるのか(引退から結構経つけれど、まさか解体なんてしていないよね?)。また、新ロマンスカーの構想も発表されていて、そうなるEXEも、特にα化されていない未更新車両は、置き換えの対象になると思われる。EXEも展示される事になるのか。

定番のジオラマパーク。下部の、地下駅を模した駅に進入してくるのは
9000形。地上は新宿駅西口を模しているが、旧小田急百貨店の建物は、現実には完全に解体が完了しているが、ジオラマはそのまま(現在は小田急ハルクの一部を小田急百貨店として営業している)。ライバルのはずの京王百貨店も、ロゴマークがキチンと正確に表現されている。MYLOADも閉店してしまったが、この先新宿西口はどう変わり、それはこのジオラマにどう反映されるのだろうか。

ジオラマパークのエリアには、小田急と、小田急を取り巻く各鉄道のNゲージ車両が並べられています。JR東海の113系とかもありました。

最後に、今回の入場券は、RSEでした。御殿場線で撮ったもののはず。
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ところで、ロマンスカーミュージアムとは関係ないが、のはずがなぜか置いてあったのだが、四国新幹線誘致・署名活動の誘致のチラシが、ラックに入っていました。
(裏面には署名欄が記されている。「国土交通大臣殿」あてになっている)

2月に四国に行った時に伊予大洲駅でポスターを見た、と
№2953で書いているのだが、その翌日には、松山市駅近くの商店街入り口の電飾でも見ました。
まあ実現出来たらいいよな、とも思うが、現実はどうなんだろう?この手の誘致活動は「夢」しか書かないものだが、現状の整備新幹線、北海道も北陸も西九州も、当初の計画通りの完全な形で完成するのに、あと何年かかるのよ(北海道は少なくともあと13年はかかる見込み)、という状況を見ると、四国の各路線も、やるとしたら何年かかるんだろう?と思ってしまう。下手すると、現役世代はもちろん、子供の世代も恩恵を受けられないかも知れない。孫世代だってどうよ?それに、仮に新幹線ができたとして、在来線の特急が全て新幹線に転移したら、在来線は維持できるのか。特に土讃線・琴平~土佐山田間は、普通列車だけだと「秘境路線」並みになっていて、特に大歩危~土佐山田間は、廃止もうわさされる予土線(若井~江川崎間)と同じ本数しかない。廃止するの?しないの?でモメている、北海道の函館本線と同じ事態になる事も十分予想される。JR四国はたぶん「秘境路線」化した在来線は受け入れられないだろうから、地元の方々はどういう判断をされるの?
私はしょせんヨソ者だから「どうでもいい。出来るんだったら乗りに行きたいね(そこまで生きていられるかという問題があるが)」と投げやりに言い切ってもしまえるが、様々な負担が予想される、地元の方々のホンネはどうなの?この点をはっきりさせないと、建設には巨額の投資を必要とするのだから、困るのは地元の方々、という事態になりかねないのではないか。運動も、結局は行き詰ってしまうのではないか?
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今日も京都市営バスが飲酒運転のマイカーと正面衝突、の事故が起きてしまいました。市営バスは停留所停車中だったから完全にもらい事故で、昨日の横須賀に続いて、なんで路線バスが飲酒運転なんぞの被害に遭わなければならないのよ、と思う。