当ブログでは、私自身が過去に書いてきた、特に大手私鉄の自作ダイヤを時々、気まぐれ的に公開しています。今回は近鉄大阪線、1998(H10)年3月17日改正です。もう28年も前になってしまいました。
コンビニのスキャナーで作成したPDFファイルを、外部ソフトでJPG化して公開します。例によってかなりの部分、自分の推測でスジを引いたところがあります。実際の時刻と違う部分もあったかもしれません。なにせ近鉄大阪線はノンストップの特急が多いので、今でもなのだけれど、線を引くのに相当悩む部分も多々ありました。画像の変わり目の部分で把握しづらくなっているかもしれません。なにぶん30年前の作成で用紙が変色してしまって、より見づらくなっていると思います。何もかも合わせてご勘弁ください。
当時の大阪線、というより近鉄のスターはなんといっても「アーバンライナー」21000系でした。また、「伊勢志摩ライナー」22000系もデビューしてまだ間もない、という時期でした。さらに京都~伊勢間の特急も、1時間間隔で走っていました。大和八木~伊勢中川間では名阪乙特急の、下りは直後を、上りは直前を走っています。大和八木で相互に接続を取り、橿原線の新ノ口との間にある連絡線を通過していました。
今と比較すると、特に通勤列車は本数がかなり多いです。種別は快速急行(紫)・区間快速急行(案内状は区間快急とするのが普通だったようだ 赤紫)・急行(赤)・準急(緑)・普通(黒)の5種(特急はオレンジ)で、快速急行・区間快速急行は朝夕、急行は日中の運行でした。快速急行と区間快速急行は、大半が10連だったはずです。
また、大阪側の普通列車は、ほとんどが河内国分での折り返しでした。この先が大阪府と奈良県の境に当たり、輸送量の差があった事が伺えます。準急も、大半は三重県との県境が近い、奈良県の榛原の折り返しでした。
信貴線も加えているが、当時の信貴線は約15分間隔でした。
この後、特に21世紀に入ってから、大阪府内では利用の落ち込みが目立ってきたようです。現在は通勤列車の10連運転もなくなってしまい、区間快速急行はなくなって、代わりに区間準急が設定されます。その結果、普通列車は高安折り返しが大半となり、現在のダイヤでは、日中の河内国分の折り返しがありません。一方で大和朝倉折り返しが設定されるなど、特急も含めてだけれど、ダイヤは急速に縮小していきます。このダイヤの作成の直後だったっけ…?通勤電車は「シリーズ21」が導入されたが少数派に終わり、今年になってから1A系がデビューするまで、四半世紀近くに渡って通勤車の新造がなかったのも、利用の落ち込みによる列車本数う削減と、無縁ではなかったはずです。
近鉄は、今年はJRと同じ3月14日にダイヤ改正(近鉄は「ダイヤ変更」と称する)を行います。1月19日のリリースだけでは全容はつかめないが、区間急行の新設は、要は急行と準急の統合、ですよね。名張・榛原行区間急行と、大和朝倉行普通を15分サイクルで走らせるという事で、分かりやすくなるので悪い事ばかりではないが、やはり減便、という事になります。また日中は、通勤電車では大阪から青山峠を越える列車はなくなるみたいで、名張で分断、という事になりそうです。信貴線は30分間隔となり、30年で半分に減少します。一部特急の五位堂停車もあるけれど、やはり近頃の近鉄の、特に大阪線は元気がないなあ、という印象はあります。特急は元気だけれど。
日常の近鉄の利用者ではないヨソ者としてはダイヤの良し悪しは分からないけれど、他線区も含めて、どこかで減少傾向に歯止めがかかってもらいたいと思っています。そんな事も、この28年前に自分で書いたダイヤを見て思いました。
(大阪線に関係ない、全くの蛇足だけれど、この改正で天理始発の特急が設定され、大和郡山にも停車するが、やはり〔らくラクやまと〕への対抗策?)
このダイヤの画像は、常識的な範囲であれば、どのように使われても構いません。ただし、それによって損害を被られても、私はいっさい責任を取れません。ご承知おきください。完全に私の趣味の範疇でやっている事ですので。
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《What's New》
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2日 「緊急避妊薬」 処方箋なしでの販売解禁
3日 東京都 12年連続で「転入超過」 転入が転出より6万5219人増
1月に首都圏のJR東日本で長時間運行停止が相次いだ事で、金子国土交通大臣が今日、原因究明・再発防止を求めると発言したが、東京都への「一極集中」が今後も続くのであれば、なおさら、現状の首都圏各路線の現状を総点検した上で、投資配分の見直しを行い、列車・施設の拡充を図り、安全・安定した輸送で混雑緩和を図る、という方向に向かうべきではないか?(JRに限らず、私鉄・地下鉄もだけれど)。大阪府も転入超過だったそうだが、どの地域が増えているのだろうか。東京都に比べたら少ないが、近鉄大阪線には影響を与えるだろうか。東京一極集中の傾向、というのは、今行われている総選挙の争点とは、なりえないのだろうか?
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