今号より「JTB時刻表」のロゴが変わりました。「1200号」記念の「Reデザイン」の一環のようだ。水戸岡 鋭治氏がデザインし、ファンクラブ会員の投票で決定したものらしいが、あくまで個人的には、前のデザインでも良かったのではないかと思う。1989(H元)年1月号より「交通公社の時刻表」から変わって、26年での再変更。
表紙は、特に何型とは記されていない(グラビア内にもない)が、「ゆふいんの森」の内部図解だろう。
新たな100年のための「Re デザイン」を
コロナ禍以降グラビアは基本的に4ページに留まっていたのが、今号は8ページ。ずいぶん力が入っていると思う。お馴染みドーンデザインの水戸岡 鋭治氏のロングインタビュー。
「デザイン系統樹」を見ると、JR九州のスタート翌年にはもう始まっていた事になる。だからもうすぐ40年だ。「アクアエクスプレス」(香椎線などを走っていた観光列車)から始まり、基本的にはJR九州のグループ内で展開されていって、不祥事で短命に終わった「QUEEN BEETLE」もある。JR九州以外では、地元岡山の岡山電気軌道・岡電観光バスという事になろうか。どんどん東へ北へと展開して、まもなく北海道(「赤い星」「青い星」)にもお目見え、という所まで来ている。
神奈川県だと、箱根芦ノ湖の海賊船、くらいだろうか。「THE ROYAL EXPRESS」は、最近は全国各地への出張の方が多くて、本来の横浜~伊豆間の団体列車という使用が少なくなってきているような気がする(だから横浜で見かけなくなってきた)。富士急バスは、河口湖駅を中心とした観光路線バス各路線も水戸岡氏・ドーンデザインだと思うのだが、ここには記載がない。
鉄道・バスに近年は船も多数手がけてきている、なら、次は飛行機か?ただし飛行機は、安全面のレギュレーションが他の交通機関よりはるかに厳しく、デザインを支える職人のコラムもあるが、調度品などは、そのままでは飛行機には使えないはずだ。これを乗り越える必要があるが、どこか考えている所はあるだろうか?
「考えている所はあるか」と書いたが、私個人の意見を記させてもらうと、過去にも何度か書いているが、あまりにも特定のデザイナーに、依頼が集中しすぎていないか?デザイナーの名前(ここでは水戸岡氏)を持って宣伝材料の一つに使っている所が少なくないが、あまりに全国に広がりすぎると、個性を求めたはずが、逆に没個性になってしまう危険はないのか?(デザイン以前に、観光列車を始めとする乗り物そのものがパイの食い合いになりそうな気もするし)。
むろん水戸岡氏・ドーンデザインの側は、引き受けたからには、クライアントが求める最高のデザインを提供するのが、プロとして当然。だからこれは、クライアントの側の発想の問題になる。小田急ロマンスカー・VSE以降の岡部 憲明氏らがいるし、他に優秀なデザイナーがいない、とは思えないのだが(水戸岡氏は、「ライバル」となるデザイナーや、彼らが描いたデザインをどう見ているのかという点もちょっと気になる)。
あと、水戸岡氏がデザインする、特に列車では、「ななつ星in九州」のように最初から新しく作るならともかく、相当な旧型車を改造するケースも少なくないが(改造が遅れている「赤い星」「青い星」も、元々は旧国鉄50系51型客車から始まっている)、デザインを形として実現するために、ベースとなる車両の経年が足かせとなったりはしないのだろうか?
特集のページ
「NEWS」の4文字は、りんかい線71形。基本的にはJRのE233系と同形態だと思うが、正面のデザインは笑顔を連想させるような、柔らかいものになった。最近の通勤電車は、どこか表情がギラギラしたものになっていて、どうなのかなあとも思っていたところだった。西武30000系あたりから修正が入るようになり、まもなくデビューの京王(新)2000系もだと思うが、子供を意識しているのだと思う。子供は最強の鉄道ファン、だからねえ。
(このあたりの通勤電車の表情の変化に関する感想も、水戸岡氏に聞いてみたい気がする)
「ひと目でわかる!JR線 電化区間と複線区間」の最新事項は、昨年非電化化して再開した、奥羽本線・新庄~院内間。複線区間を含んでいるのが、昔の東北の幹線らしいが、奥羽本線も、路線は福島~秋田~青森間でつながっているが、新幹線開業の影響で、狭軌あり標準軌あり、電化あり非電化ありと、分断が進んできた。もう昔の寝台特急〔あけぼの〕や急行〔津軽〕のように、一本の列車で走り通す事はできない。
とっくに過ぎてしまったが、大みそか終夜運転の案内があるが、JR西日本は大阪環状線・ゆめ咲線(桜島線)・万葉まほろば線(桜井線)のみに、大幅に縮小された。ここには記されていないが、この後全列車の時刻表があり、3路線とも3時30分には終了していた(一番遅いのが、大阪環状線の9420列車で、京橋着3時30分)。ゆめ咲線(桜島線)のみ、この後初列車の一つ前に臨時列車1往復あり。関東のJR東日本の終夜運転は、だいぶ久しぶりに乗りました。鎌倉がある横須賀線でさえだいぶ本数が減っているのに、全列車の時刻の掲載がない…。あっても良かったと思うのだが(横須賀線は、以前はあった)、この後の初詣列車の時刻の掲載のため、スペースがなかったのか。会社線ではこの他、京成と近鉄があり、両社とも有料の列車の運行もあった(近鉄は伊勢方面への特急が中心になりつつある)。元々縮小傾向にあった終夜運転だが、コロナ禍で一気に冷え込んでしまった。もうこの先、復活させるという会社は、ないんだろうねえ。川崎大師がある京急でさえやらなかったのだから(京急は、今シーズンは横須賀のイベントに対応して、1時台まで臨時列車の運行はあった)。
特集26・27Pに「稲荷駅臨時ダイヤ」が掲載されているが、稲荷は3月14日改正で正式に快速停車駅となり、全列車停車となるので、臨時ダイヤの掲載は今シーズンで最後、のはず。
会社線は、宇都宮ライトレールの12月31日~1月2日の特別ダイヤを掲載。初列車が繰り下がり、終列車が繰り上がる。また、大雄山線は36分間隔で終夜運転があった。大手でさえやらなくなっているのに、大したものだ。また、来年3月いっぱいで事実上廃止となる、弘南鉄道大鰐線の時刻も掲載されている。すっかり寂しいものになってしまった。つい最近まで日中30分間隔、朝夕には快速も走っていたのに。
本文
北海道では、札幌~富良野~旭川間に臨時特急を運転する。
下り
9041D~9042D 雪のはまなす号 札幌 7:41 → 10:38旭川
(札幌→滝川間はノンストップだが、〔オホーツク81号〕と同じ時刻)
上り
9043D~9044D 雪のはまなす号 旭川14:06 → 17:22札幌
停車駅:滝川・芦別・赤平・富良野・美瑛
全列車1月31日・2月1日運転 261系「はまなす編成」4連 全車普通車指定席
さすがに全区間乗り通す客は、「鉄」でもなければいないと思うが、赤平の停車は何だろう。JR北海道のページを見ても、特にイベントが行われるみたいな事は書かれていなかった。根室本線対策協議会主体の調査・実証事業の一環として運行されるものらしい、そのためか(協議会には赤平市も入っている)。下りのみ、滝川→富良野間で沿線自治体のスイーツが提供されるそう(赤平市の「らんまんじゅう」も含まれている)。
夜行バスは、京成バスの西船橋~奈良線〔やまと号〕(768P)が12月1日に運行区間・ダイヤを変更している。大阪へ延長し、梅田の阪急三番街を経由して新大阪が起終点。
国際線航空は、JTAが国際線に参入、2月3日より沖縄~台北線(939P Y-15)に就航します。
往路
NU301 沖縄8:00 → 8:45台北 所要1時間45分
復路
NU302 台北10:00(月曜10:10) → 12:30沖縄 所要1時間30分(月曜1時間20分)
機材:B737-800
この路線はいつの間にか激戦区になっていて、日本のピーチが1日3便、タイガーエア台湾・エバー航空・チャイナエアが各2便、スターラックス・タイエアアジア(バンコク路線の経由便)・タイベトジェットエア(バンコク路線の経由便)が1便・バティックエアマレーシア(クアラルンプール路線の経由便)が週3便、第三国含めて8社が合計毎日12~13便が就航しています。沖縄路線ではお馴染みのJTAだが、既にこれだけの便が飛んでいる国際線には、どこまで通用するのか。また、今後の国際路線展開はあるのか。
次号は例年通りなら、JRグループの3月14日改正の速報が掲載になるはず。大阪・関西万博のようなイベントがなく、「目玉」が少ないなあという気がする今年の改正、どのように記されるでしょうか。
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なお、「日本の路線バス・フォトライブラリー」は、来年3月いっぱいを持って、閉鎖させていただきます。長い間、ありがとうございました。残りの期間もどうぞよろしく。
今度は山陰で大きな地震がありました。またか、というのが正直な感想。人的な犠牲が今の所出ていないのは幸いだが、JR西日本は、路線そのものは一部遅延を出しながらも全路線で運行しているようだが(木次線は大雪で出雲横田から先が当分不通)、特急はほとんど全てが運行を取りやめているようです。明日がどうなる、というのが分からないのだが。
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