№3048 JTB時刻表から見る日本の乗り物 2025年

 2025(R7)年も、今日を含めても、あと3日となりました。
 例年通り、主に「JTB時刻表」に書き表されている事項を中心に、この1年間の、鉄道を中心とした日本の乗り物を回顧していきたいと思います。
 大阪・関西万博が開催。この一大イベントを中心に今年の日本の交通が回った感があるが、全体的には、新しい車両・列車のデビューとか、新しい形態での列車の運行開始とか、そういった「華やか」な事項は、比較的少なかったと思います。一方で、追加料金でワンランク上の着席サービス、という動きは、確実に広まりつつあるようです。

《2025年の十大ニュース》

 例年通り、この「十大」はあくまで、私個人の主観に基づいています。「こっちの方が大事やろ」のご意見も多々あろうかと思うが、どうかご了承くださいませ。

◆ 大阪・関西万博開催
 大阪市西部に造成された人工島・夢洲を舞台に、4月13日~10月13日の158日間に渡って開催され、158の国・地域及び7国際機関が合計84のパビリオンを出展した。大阪での万博は55年ぶり。
 政治的な背景から反対の声も少なくはなく、また準備不足で開幕までに出展が間に合わなかったパビリオンもいくつかあったが、最終的には2,500万人を超える一般入場者を動員、最大370億円の黒字の見通しが協会から示され、開催は成功、とされた。
 交通関係では、JR西日本が新大阪~桜島間に臨時快速〔エキスポライナー〕を運行、高速バスも臨時運行や在来路線の延長などを行った。現地ではEVバスによるシャトルバス輸送が行われ、一部で自動運転も試行された。大阪駅など市内主要ターミナルからのバスの運行もあり、水素燃料電池船のアクセスもあった。会場内でも、交通に関する各種展示が行われている。

◆ 大阪メトロ中央線 夢洲延伸

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 万博会場へのメインアクセスとして目されたのは、Osaka Metro(大阪メトロ 大阪市高速電気軌道)中央線の夢洲新駅で、先行して1月19日に、コスモスクエア~夢洲間3.2kmが開業した。在来の大阪港~コスモスクエア間とともに、OTS(大阪港トランスポートサービス)が軌道を保有し、大阪メトロが営業を行う形態。なお、3.2kmという営業キロは、一駅間では地下鉄として開業した区間では、地下鉄最長となった。
(これまでは東京都交通局新宿線・篠崎~本八幡間2.8km。東京地下鉄(旧帝都高速度交通営団)東西線・行徳~原木中山間が開業時点では3.4kmだったが、後に妙典駅が開業している。神戸市交通局北神線・新神戸~谷上間が7.5kmだが、元は私鉄の北神急行電鉄で、後に神戸市が買い取った)
 万博期間中は、新造車両400系とともに、他線区への転用を考慮した30000A系も併せてピストン輸送を行った。夢洲駅では、従来の日本の他の駅ではなかった試みも見られる。
 終了後は、日中は15分間隔の運行となり、再開発を待つ状況にある。


◆ 中央線快速 グリーン車営業開始

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 中央線・青梅線の快速用E233系に2階建て車両2両を組み込み、3月15日ダイヤ改正時より、グリーン車としての営業を開始した。これまでグリーン車サービスを展開していた他線区が郊外に向かう比較的長距離の近郊列車だったのに対し、当初から4ドアロングシート車で運行されていた純粋な通勤路線への展開は注目された。
 2両組み込みにより、関連する各駅ではホームの延長が行われ、東青梅駅では上下列車でホームを共用する形態に改められるなどしている。運行形態も事前に変更され、奥多摩方面への直通運転の取りやめなどが行われていた。
 本来は2023(R5)年度のサービス開始を目指していたが、半導体不足などを理由に車両の新造が遅れていた。グリーン車2両は、東京などでの折り返し時間の短さに対応した設計となり、両開き扉の採用など、これまでの2階建てグリーン車両とは異なる仕様になっている。なお、中央線快速のグリーン車の料金は独立したものになり、他線区(湘南新宿ライン・横須賀線など)との通算は行われない。

◆ 新京成電鉄 京成電鉄に吸収合併

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 今年は東西で、大手私鉄がらみの合併劇が見られた。関東では、新京成電鉄が4月1日付で京成電鉄に合併され、同社の松戸線となった。
 車両面では、合併後も旧新京成車は松戸線専用であり、日中に一部編成による千葉線直通運転が行われる形態に変わりはない。順次、京成電鉄の標準カラー(ヒューマンレッド&フューチャーブルーの帯)に変更が進められている。ダイヤ面では合併前と変わる事はなく、10月に行われたダイヤ改正でも、松戸線⇔千葉線の直通の増加はあったが、大きな変更はなかった。

◆ 泉北高速鉄道 南海電気鉄道に吸収合併

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 一方関西では、泉北高速鉄道が4月1日付で南海電気鉄道に吸収合併され、同社の泉北線となった。泉北高速鉄道は、元々は大阪府都市開発が保有する泉北高速鉄道線であり、開業当初から南海高野線との相互直通運転を行っていたが、2014(H26)年に南海が全株式を購入し、正式に泉北高速鉄道という独立した企業となっていた。
 車両面では、こちらも合併前同様、線内運転の他、特急〔泉北ライナー〕を含め、なんば~和泉中央間の直通運転を行っている。通勤車両に関しては、順次南海電鉄の標準カラー(グレー地+青・オレンジの帯)に変更が進められている。

◆ 京成電鉄バスグループ 子会社を4社に再編成

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 京成グループでは、バス部門でも大型再編成が行われた。新会社「京成電鉄バスホールディングス」が昨年11月に設立され、今年4月1日付で、京成系列の15社が、地域別の4社(京成バス東京・京成バス千葉ウエスト・京成バス千葉セントラル・京成バス千葉イースト)に再編成された。母体となった事業者は、旧京成電鉄のバス部門からの分社のみならず、歴史ある千葉交通や、当初から独立した事業者として設立された千葉内陸バスなども含まれていて、「京成バス〇〇」の名の路線バスが、東京・浅草から千葉県銚子市まで、東京都東部から千葉県北部、一部は埼玉県にまで広がる事になった。
 高速バスも、再編成前の各社が運行していた各路線は、全て新会社による運行に引き継がれている。
 来年4月1日には、京成バスも地域毎に4分割されてホールディングス新会社に組み込まれ、再編成が終了する事になっている。

◆ 広島電鉄 広島駅新駅ビルに乗り入れ

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 広島電鉄の新路線「駅前大通り線」が8月3日に開業し、JR広島駅の再開発により3月にオープンした新駅ビル「minamoa」に乗り入れた。皆実線・比治山下の宇品方向から分岐、本線の稲荷町を経由し、一部高架線を経由して、「minamoa」の2Fに新設された新駅に乗り入れる。この開通により、広島駅から紙屋町・原爆ドーム方面への所要時間が最大4分短縮された。
 猿猴橋町経由の在来線は広島駅~的場町間が廃止となった。的場町と段原一丁目電停は休止となり、来年には循環の新系統が新設される予定。

◆ 〔まほろば〕定期運行に格上げ 専用編成導入
 おおさか東線の開業に伴い、臨時特急として春・秋の行楽シーズンに設定されていた特急〔まほろば〕が、3月改正より、毎土休日運行の定期特急に格上げされた。
 また、681系をリニューアル、奈良の魅力を湛えた新編成が投入され、第1弾の「安寧」が4月に、第2弾の「悠久」が10月にデビューしている。

◆ 豪雨被災の奥羽本線 非電化化の上再開
 2024(R6)年7月の豪雨で不通になっていた、奥羽本線・新庄~院内間は、4月25日に運行を再開した。再開に際しては、今後の災害被害からの復旧コストの低減のため、電化設備を撤去し、非電化化した。再開後はDC列車が原則新庄~横堀間で折り返し運転を行い、横堀または院内で秋田方面発着の電車列車と接続する形態となっている。
 一方、肥薩線・吉松~隼人間は、8月の豪雨で被災し、長期間の不通に追い込まれた。来年6月の再開を目指している。また、八戸線・八戸~鮫間が、今月の地震による高架橋の損傷のため、不通となった。肥薩線は、八代~隼人間124.2kmが全線不通となっている。

 自然災害を理由に不通になっている路線をまとめてみた。

JR東日本  陸羽東線:鳴子温泉~新庄間 49.2㎞ 
       米坂線:坂町~今泉間 67.7㎞
       津軽線:蟹田~三厩間 28.8㎞
JR西日本  山陰本線:人丸~滝部間 21.6㎞
       美祢線:厚狭~長門市間 46.0㎞     
JR九州   日田彦山線:添田~夜明間 29.2㎞(BRT運行)
       肥薩線:八代~隼人間 124.2㎞
大井川鐵道  大井川本線:川根温泉笹間渡~千頭間 19.5㎞
くま川鉄道  人吉温泉~肥後西村間 5.8㎞

 なお肥薩線・八代~人吉間は、2033(R15)年度を目標に鉄道として再開させる方針が決定した。再開時点で、線路設備は熊本県が保有する「上下分離方式」となる。また日田彦山線・添田~夜明間は、今月26日に鉄道としての事業廃止の届出がなされた。

◆ JR西日本・北海道・九州 運賃など改定
 西日本は京阪神エリアの運賃、北海道は全線の運賃、九州は全線の運賃・料金を、4月1日より改定した。西日本の京阪神エリアは「大阪環状線内」を廃止し、「電車特定区間」を拡大している。

◆ その他

● 〔のぞみ〕指定席拡大
 3月改正時より、3号車を指定席に変更。自由席車は1・2号車の2両となった。

● 越後線上所駅開業
 白山~新潟間に開業し、全普通列車が停車する。

● 北海道 東根室・抜海駅など廃止

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 東根室はホームのみの無人駅ながら、日本最東端の駅として知られていた(廃止後の最東端のタイトルは根室に)。また抜海駅は、日本最北端の木造駅がある「秘境駅」として、ファンに人気だった。この他、東滝川・東幌延・雄信内駅と、合わせて5駅が廃止。

 この他、交通業界の深刻な要員不足は今年も解消には程遠く、バスでは路線の廃止や大幅減便が相次いだ。時刻表の巻頭地図から消えた路線も少なくない。高速バスでも運休・減便が相次ぎ、一部路線では長期化している。要員不足は鉄道にも及び、肥薩おれんじ鉄道・山形鉄道でも減量ダイヤが施行されている。肥薩おれんじ鉄道では、「おれんじ食堂」の運行も取りやめになっている。
(要員不足は公共交通以外でも深刻で、ドクターヘリは整備士不足で断続的な運航休止が相次いでいるそう)

《表紙の写真・グラビア 及び特別付録》
 JTB時刻表は、今年の4月号でついに、100周年を迎えました。年間を通じて、100周年記念企画が展開されています。

 1月号 東海道新幹線 品川~新横浜(923形「ドクターイエロー」)
● 心に残したい鉄道 2025

 2月号 京都丹後鉄道宮舞線 はなあかり 丹後神崎~丹後由良
● 速報 3月15日(土)JRグループ ダイヤ改正

 3月号 伯備線 備中川面~方谷(373系)
● 3月15日(土)JRグループ ダイヤ改正

 4月号 京都鉄道博物館(SL8630号)
● 祝 100周年 旅は続くよ、どこまでも

 5月号 桜島線 西九条~安治川口(373系〔エキスポライナー〕)
● EXPO2025 大阪・関西万博開催 交通の未来を体験!
特別付録 時刻表復刻版1970年8月号(抜粋)デジタルBOOK

 6月号 (近鉄8A系・阪急2300系・東武80000系・京成3200形)
● 2025年 注目&話題の車両

 7月号 釧網本線 くしろ湿原ノロッコ・釧路湿原~(臨)細岡
● デジタルきっぷでお得に楽しむ鉄道旅

 8月号 伊豆急行 伊豆稲取~今井浜海岸(JR東日本E257系)
● ~首都圏貨物線の旅~ 初めて見る車窓満載

 9月号 伯備線 美袋駅(115系)
● 「100周年」JR駅 早回り乗継ぎに挑戦!

10月号 上田電鉄 上田駅(1000系「まるまドリーム」)(と、アニメ映画「サマードリーム」の一場面)
     アニメの“聖地”駅巡り

11月号 (103系・205系・E231系・E235系)
● 山手線環状運転100年

12月号 大井川鐡道 家山駅(16000系)
※グラビアなし
特別付録 JTB時刻表オリジナル 硬券カレンダー2026

《定価》
1~3月号 1,375円(本体1,250円)
4~12月号 1,500円(本体1,346円)

◆ その他交通以外 今年の主なトピックス
 月5つずつでは収まらなくなってきているので、今年から7つに増やしています。それでも全部は網羅できていない事は、ご了承願います(月によっては7つでも足りない…)。

 1月
◆ ドナルド・トランプ 米大統領2期目就任 WHO・パリ協定など脱退
◆ 埼玉・八潮市 交差点で道路陥没 トラック転落
◆ 中居正弘氏 セクハラ問題で芸能界引退 フジTV経営体制の問題に発展
◆ 中国ディープシーク 低コスト生成AIリリース
◆ 横綱白鵬引退 豊昇龍 横綱昇進
◆ 青森県などで記録的豪雪
◆ 夕刊フジ 休刊

 2月
◆ 岩手・大船渡市 大規模森林火災
◆ 石破首相 米トランプ大統領と会談 日本製鉄の米製鉄会社買収計画で合意
◆ コメ平均価格 大幅値上がり 
◆ ホンダ・日産自動車 統合協議破談
◆ 日本初GPS衛星搭載H3ロケット 打ち上げ成功
◆ お笑いタレント・プロ野球選手ら オンラインカジノ関与相次いで発覚
◆ フランシスコ・ローマ教皇 死去
◆ KAT-TUN 解散発表

 3月
◆ 石破首相 10万円の商品券配布問題浮上
◆ 米トランプ大統領 輸入自動車に25%の追加関税発表
◆ 兵庫県知事パワハラ問題 百条委員会報告書が県議会で了承
◆ 性的ディープフェイク禁止など条例改正案 鳥取県議会で可決
◆ 米宇宙開発企業ファイアフライ 無人機の月面着陸に成功
◆ すき屋 全国一斉休業 害虫混入相次ぎ発覚
◆ NEW JEANS 新グループ名での活動禁止命令 活動休止表明

 4月
◆ 大阪・関西万博開幕
◆ カスハラ防止条例 東京都などで施行
◆ ドミニカ共和国で屋根崩落事故 元中日選手ら200人以上死亡
◆ 情報流通プラットフォーム対処法 施行
◆ 政府 備蓄米放出開始
◆ 女子ゴルフ海外メジャー 西郷 真央 米ツアー初優勝
◆ メジャー大谷 翔平夫人 第一子出産

 5月
◆ 農林水産大臣 コメ高騰問題の発言で辞任
◆ 米トランプ大統領 留学生受け入れ資格停止でハーバード大学と対立
◆ 日産自動車 7工場閉鎖・2万人削減計画発表
◆ 改正戸籍法施行 「きらきらネーム」に一定の制限
◆ 航空自衛隊練習機 愛知県犬山市に墜落
◆ 大関大の里 横綱昇進 8年ぶり 日本出身横綱
◆ 新ローマ教皇 レオ14世選出 初の北米大陸出身教皇

 6月
◆ 「ミスタープロ野球」長嶋 茂雄氏 死去
◆ 東京都議会選挙 「都民ファーストの会」第一党確保 自民党惨敗
◆ 大川原化工機冤罪事件 東京高裁判決が確定
◆ 鹿児島県トカラ列島で地震頻発 島民一時避難
◆ 日本郵便 運送事業許可が取り消し
◆ TOKIO 解散発表
◆ 和歌山・白浜町「アドベンチャーワールド」のパンタ4頭 中国に返還

 7月
◆ 参議院選挙 与党・自公民大敗 参政党躍進
◆ 日米関税交渉合意 相互関税15%に引き下げ
◆ 日産自動車 追浜工場の自動車製造終了計画発表
◆ ロシア・カムチャッカ半島付近で地震 日本各地で津波観測
◆ タイ・カンボジア 武力衝突
◆ イチロー 日本人初 米野球殿堂入り
◆ 沖縄県 大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」オープン

 8月
◆ 伊勢崎市41.8℃の史上最高温記録 東京都10日連続猛暑日など 全国的「殺人的猛暑」
◆ 九州・東北で記録的豪雨
◆ 広島・長崎原爆投下 終戦から80年
◆ 読売・朝日・日経各新聞社 AI検索パープレキシティ社を提訴
◆ 高校野球 沖縄尚学優勝 部内暴力事案拡散で広島代表校途中辞退
◆ 日産自動車 「GT-R」生産終了
◆ テイラー・スイフト NFLプレーヤーとの婚約発表

9月
◆ 石破首相 辞任表明
◆ 秋篠宮家長男悠仁さま 男性皇族で40年ぶりの成年式
◆ JICA(国際協力機構) 「ホームタウン事業」撤回発表
◆ 今年度最低賃金 初めて全都道府県で1,000円超
◆ アサヒグループHD サイバー攻撃で流通に影響
◆ リスボン市内のケーブルカー 脱線事故で犠牲者多数
◆ テニス小田 凱人 生涯ゴールデンスラム達成

10月
◆ 高市新自民党総裁 総理大臣選出 日本初の女性首相誕生 自・維新政権発足
◆ 静岡・伊東市田久保市長 経歴詐称で失職
◆ 米政府機関閉鎖 日本も日米交流行事中止など影響
◆ 「ガザ紛争終結のための包括的計画」 第一段階の合意成立
◆ 東京株式市場日経平均株価 初の5万円の大台到達
◆ クマによる人身被害 史上最悪の87人 イギリス政府 渡航者に注意呼びかけ
◆ サッカー日本代表 ブラジル戦初勝利

11月
◆ 高市首相「台湾有事」答弁 日中関係悪化
◆ 大分県佐賀関で大規模火災
◆ 香港 高層住宅街で大規模火災
◆ 東京デフリンピック大会開催
◆ 米ワールドシリーズ ドジャースV 山本 由伸 日本人2人目のMVP
◆ ウクライナ出身 関脇安青錦 初土俵から最速で九州場所優勝 大関昇進
◆ 「国宝」興行収入173億7000万円超え 実写邦画の歴代1位

12月 
◆ 青森県東方沖地震発生 青森県で震度6強 岩手県で津波観測 「後発地震注意情報」発表
◆ 中国軍戦闘機 自衛隊機にレーザー照射
◆ アメリカ 「麻薬密売船」を攻撃 ベネズエラとの関係悪化
◆ ノーベル賞 坂口志文氏に生理学・医学賞 北川 進氏に化学賞のメダル授与
◆ 「スマホ法」全面施行
◆ フィンランド国会議員「つり目」写真投稿問題 アジア圏に波紋
◆ 村上 宗隆 シカゴ・ホワイトソックス入団決定

プロ野球日本シリーズ ソフトバンク(パ優勝)4-1阪神(セ優勝) MVP:山川 穂高
日本ダービー優勝馬 クロワデュノール 鞍上:北村 友一

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● 来年の乗り物はどうなる
 万博関連以外は比較的静かだったかなあと思う(しかし、要員問題を筆頭に、状況は静かに悪化している気がする)2025年だったが、来年は大きなイベントもないし、新しい列車や車両のデビューというのも、今のところはありません。先日発表になったJRグループ全体のダイヤ改正も、東北・上越新幹線の最終繰り上げが目立つ程度で、ローカル列車のダイヤなど、地域的な改善は行われるが、全体的にはそれほど派手なものにはならない、という感じです。時刻表には現れないだろうが、ワンマン運転は確実に増えます。もはや地方ローカル線区のみならず、長編成の通勤電車が頻発する都市部にも、JR以外も含めて拡大していきます。
 残念ながら今年の全線再開がならなかったくま川鉄道は、来年度上半期の再開を目指すとしています。実現したら乗りに行くと今から宣言しておくが、それ以外のJRや大井川は、今の所来年の再開はなさそうな感触です。
 あとは残念ながら、留萌本線がついに全線廃止になります。後継の交通機関はどうなるか。少々寒いものになりそうだが。この他JR東日本・西武・つくばエクスプレスが、3月14日に運賃改定を行います。JR東日本は値上げだけでなく、大都市部の運賃区分の見直しや、東京~熱海間の新幹線との関係の変更もあります。どの会社もこのご時世だから値上げ自体はまあやむなしとしても、これが利用者の利便性、特に私が問題視している、列車や駅の混雑の改善や、列車や駅における案内方の改善につながるのか、キチンと注視していきたいと思います。
(特にJR東日本。京葉線のようなドタバタを繰り返すことはもう許されない)
 鉄道以外だと、京成バスの再編成の完了、それからこれは大きいと思うが、福島交通と会津バスの合併があります。ANA系の中距離格安LCCエアージャパンの運航終了もアナウンスされています。アナウンスされている西武新宿線の有料列車の再編は、どのタイミングで行われるのか。国の内外に様々問題があり、交通業界もそれらから逃れる事は出来ないのだが、陸でも空でも海でも、少しでも明るい話題が提供される事を希望します。
 我々ファンの立場としても、鉄道会社などが繰り出すイベント的な行事に群がって喜ぶだけでなく、公共交通が置かれている現実に、もう少し注意深く目を向ける必要があろう、と私は考えています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 なお、「日本の路線バス・フォトライブラリー」は、来年3月いっぱいを持って、閉鎖させていただきます。長い間、ありがとうございました。残りの期間もどうぞよろしく。

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