№3002 JTB時刻表2025年9月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2025年9月号」、25日に発売になりました。
 表紙は伯備線の美袋駅で、113系か115系の先頭部がチョコっと覗く。ド田舎、なんだろうけれど、岡山に比較的近く、1時間に1本程度は停車があって、この手の駅としては、利便性は悪くはないだろう。この普通列車も、213系も含めて、いずれ「Urara」に置き換えられるのだろうか。

1925年開業 「100周年記念」JR駅早回り乗り継ぎプラン
 表紙の美袋駅を含めて,JR開業100周年の駅の早回り、だが、まああくまで机上だから可能なプランであって、これを実際に実行する、というのは、はっきり言ってタイトで無理がありますよねえ。
 起点となる湯布院を5時36分に出て、1日目終了の松阪が22時44分に着いて翌朝5時20分発、2日目終了の新函館北斗が23時29分に着いて翌朝6時21分発とか、正直無理がある。しかも大半が新幹線や特急で、しかも岡山~後免間や大宮~越後湯沢間が単純往復になったりして、食指があまり動かないプランだなあ。ゲームなので実際の行動に当てはめる必要はないのだけれど。
 また、当然ながら大半の駅は開業時の面影をとどめておらず(美袋は数少ない、貴重な例外と言えそうだが)、実際に訪れるとガッカリ、という所も少なくないだろう、とは思うが、100年も経って、駅によっては新幹線が開業したりすれば、姿が変わるのは当然か。
 今回はJRオンリーだが、普通の私鉄も含めれば、小湊鉄道が今年開業100周年で現在キャンペーンを行っており、それこそ開業当時の面影を残す駅舎が数多く残され、国の登録有形文化財に登録されている所も多いので、注目ではないか。私個人としては、100周年でもそうでなくても、駅舎があってもなくても、秘境駅でなくてもいいので、静かで穏やかな駅に行きたいと思う。100周年を迎えた木造駅舎であっても、見物客でいっぱい、というのは、ちょっと…。

 既に先月号で掲載があるが、広島電鉄の駅前大通り線開業で、路線図に変化が見られます。広島駅からダイレクトに稲荷町につながり、さらに松川町を経由して皆実線比治山下に接続。ただし駅前大通り線は、路線名と索引のページ数は記載されていない。他の路線からの直通運転で乗り入れるので、これでいいのだろう。猿候橋町は廃止になり、的場町と段原一丁目は休止中(注釈もあり)。「おもな駅のご案内」の広島駅では、南北自由通路から広電の乗り場まで行けるが、この動線の中間も含め、まだまだ工事中の箇所が多い(⑥番線は使用されていないようだ。④⑤番線があるホームの欠き取り部か)。なお広島は、来月後半に行く予定です。

特集のページ
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「NEWS」の4文字、今号は名鉄蒲郡線を走る、旧型電車のカラーを復刻した6000系の2連×2。左側は、たぶん「いもむし」3400系を模した、グリーンの濃淡ツートン(ひょっとしたらクリーム+ブラウンの方かも知れんが、モノクロではやはりはっきりしない)、右は7700系の座席指定車両を模した白帯の編成。どちらも去年、日帰りで撮ってきました。№2813で出しています。

 秋の臨時列車が発表になっているが、花火大会の臨時も多数掲載。今日行われている「大曲の花火」は、〔こまち〕の他、普通列車も大曲を中心に各方面に設定があるが、今年非電化化して運行を再開した院内→新庄間は、院内止まりの電車列車〔スターマイン〕から接続する形で、〔スターマインリレー〕と称して2本設定がある。2号(9466D)は院内始発。4号は横堀始発(9492D)で、1時を過ぎてからの運行、新庄到着は2時26分になる。
 去年、予定されていた時刻と比較すると(去年の9月号には時刻の掲載があったが、7月に豪雨災害で被災していたから運行はなかった)、今年の2号に相当する列車は、当然電車(9466M)ながら、今年と同じく院内始発の〔スターマインリレー号〕だった。今年の4号に相当する列車は、大曲から新庄まで直通する、〔スターマイン20号〕(9490M)だった。新庄から下りの設定がないのは、去年も今年も同じ。

 会社線は、上高地や乗鞍、富士山に関わる山岳路線や、東海汽船の伊豆諸島への船。また、茨城交通の新宿~常陸太田間の高速バスが、9月19日にダイヤ改正を行う。下りは東京駅八重洲口20時30分発常陸太田行が増便、土休日のみ運行の19時20分発はバスタ新宿が始発(東京駅経由)となり、毎日運行。代わりにバスタ新宿始発17時40分が東京駅発18時20分に短縮になり、土休日のみ運行。上りは、常陸太田14時00分発東京駅日本橋口行が増便になり、土休日のみ運行の10時30分発バスタ新宿行が30分繰り上がって、毎日運行。代わって9時00分発は土休日のみ運行。常陸大子系統は変更がない。

本文
 JR西日本は、万博終了の10月14日にダイヤ改正を行い、「うれシート」設定区間・列車を拡大する(全て平日のみ)。
 驚かされるのは、全列車ロングシートの学研都市線(片町線)~JR東西線~JR宝塚線(福知山線)にも設定される事。

学研都市線→宝塚線
〔H快速1号〕(5539M) 奈良5:50 → 8:02新三田
〔H快速3号〕(5439M) 木津8:24 → 10:03宝塚

宝塚線→学研都市線
〔H快速2号〕(5500M) 宝塚16:11 → 17:53木津
〔H快速4号〕(5504M) 宝塚16:41 → 18:23木津
〔H快速6号〕(5536M) 新三田19:23 → 21:23木津
〔H快速8号〕(5540M) 新三田19:52 → 21:46木津
〔H快速10号〕(5544M) 宝塚20:41 → 22:23木津

 宝塚線内はラッシュとは逆方向の時刻になるが、「うれシート」は全区間設定になるようだ。
 いずれも最後部車両のドア間12席限定となるが、ロングシートで指定席料金(日によって330円または530円)を徴収するというのは、一昨年の阪神〔らくやんライナー〕でも試行していたけれど、関東でもやっていない事なのに、(自由席側も含めて)どのような反応が出るものだろうか?利用状況やその反応によっては、「うれシート」部のクロスシート改造、とか、ありうるのだろうか?
〔H快速〕はご丁寧に「207系または321系で運転」と付記されているが、「列車の編成のご案内」には記載がない。
 この他、阪和線・天王寺~日根野間に〔R快速〕2往復を設定し、嵯峨野線(山陰本線)・京都→園部間〔E快速〕を増設定。
(個人的には、〔関空快速〕こそ、終日の指定席の設定があってよいのではないか?と思う)
 指定席設定快速以外では、万博輸送終了により、〔エキスポライナー〕なども運行を終了し、一部定期列車の時刻を変更。また、加古川線・野村氏~谷川間の臨時列車と、一部の〔こうのとり〕の谷川臨時停車も終了する。

 のと鉄道は、〔震災語り部観光列車〕を運行している。のと鉄道は水害で能登中島~穴水間で運転を取りやめていたが、25日に全線で運行を再開し、観光列車も再開している。土休日に3往復、在来の普通列車に増結する形で運行、穴水・和倉温泉~七尾間の乗降のみ取り扱い。普通乗車券等で乗車可能、600D・605Dは明日まで、他2往復は11月30日までの土休日運行。

 山形新幹線は、E8系の不調により一部臨時列車の取りやめが続いているが、今号では注釈や「NEWS」も含め、その辺の記載が一切ない。

 阪急京都線の「PRiVACE」は、昨日29日より設定が増加したが、今号ではまだ反映されていない(10月号に掲載と、「NEWS」で予告あり)。10月には京阪3000系のプレミアムカーが増設定になり、今後はJR西日本も含めて、京阪間の座席指定サービスの競争がさらに激しくなりそう?

 裏表紙の裏の「のりもの情報局」は、「ONE ECO PROJECT『ウォッシャブルペーパーブックカバー』発売」「書泉『国鉄鋼製客車Ⅰ』17年ぶりに復刊」「JTBパブリッシング『鉄道廃線跡ツアー第5弾』」
 今時刻表は東京神保町の書泉グランデで購入したのだが、『国鉄鋼製客車Ⅰ』復刊のお知らせが書かれた紙が、他の鉄道書も含めて挟み込まれていました。

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《What's New》
28日 新燃岳噴火 噴煙上空5500m 警戒レベル3を維持
29日 全国高校軟式野球 岐阜県中京高校 史上初4連覇
30日 石破首相・モディ印首相 東北新幹線に乗車
 新幹線、途中で止まらなくてよかったねえ?この数か月の東北新幹線は、ちょっと困った事態が続発していて、基本的な部分から考えないといけないだろう。これはJR東日本の責任になるが。インドの新幹線は実現したら、どのような姿になるのだろうか。

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