
元日の続き。お昼からは南海の支線に乗り、撮影もします。夕方はJRの快速を乗り継いで、一気に美濃太田に向かいます。

南海の和歌山市駅は、ビルが完全に建て替わっていました。図書館も入っているよう。

ただ、南海の駅は昔の2階部から、地上に移っている。小規模になったが、スルスルッと乗れるようになったのは良かったかな。加太線も基本的には、階段の上り下りを必要としない。

加太線の「めでたいでんしゃ」。10時56分発は7187F、第1号の「さち」。

ヘッドマークは、「謹賀新年」仕様。

カーテンも鱗を模したものになっている。座席の地も変わっているが、他に込み入った改造は行われていない。

東松江で行き違いの7197F、「なな」。

海岸沿いを走るイメージがある加太線だが、海が見えるのは、一つ手前の磯ノ浦を過ぎた、ほんのわずかの区間。

終点の加太駅。ここに降りるのも相当久しぶりだが、イメージは変わっていない。

「めでたいでんしゃ」各編成の運用は、南海のアプリから見る事が出来ます(これは12月になっちゃった)。

折り返しの電車は紀ノ川で降りて、上りホームから1時間強、南海線の電車を撮ります。「一足早く」泉北から南海の電車になった3000系。

「めでたいでんしゃ なな」

10000系「サザン」。

8300系。南海線・泉佐野~和歌山市間は、3月22日から普通列車のワンマン運転が始まる事になっていて(8300系4連を使用する一部の普通のみ)、車体の上隅部にはカメラが装着されています(最近JR東日本などで見られるものと同じ)。

12000系「サザンプレミアム」。最初はこれで10000系をどんどん置き換えていくものと思っていたが、初回投入以降は動きがない。デビューから15年になろうとしているが、まだ乗った事がない…。後部は9200系。

本線用の7100系。7100系にも旧塗装復刻編成があるので、撮りたいなあ。
この後は和歌山市に戻ります。

和歌山港線に乗るが、おや、2000系の「めでたいでんしゃ かなた」だ。今の和歌山港線は、加太線と運用が共通なのか。13時24分発は徳島行フェリーに接続があるからか(かなり慌ただしくなるが)、それなりに旅行者の姿があった。

和歌山港線は、以前は中間に駅が3つあったが、一斉に廃止になって、跡形もない。ここは…築港町駅があったところか?

和歌山港駅。今ではJRにもない、鉄道の駅とフェリーのターミナルが直結した駅、だが、今の鉄道は、無人駅…。

ホームからは、フェリーを見る事も出来ます。今の和歌山港線は、フェリーの二次アクセスにほぼ特化した運行内容になっている。

フェリーからの乗り換え客もいて、電車内は折り返しもそれなりにお客さんがいるが、ホームは閑散としている。

1番線は、昔は一つ先、水軒まで伸びていたが、廃線から既に23年、木々も育ち、知らなければ線路が続いていたとは気づかないだろう。

和歌山市駅は、和歌山港線は7番線に着くが、向こうに南海線の普通が停車している6番線とは、昔はスルーする構造だった。駅施設からは一番遠いし、他列車への乗り換えも遠い。自社グループのフェリーへ接続する路線にしては、何か冷遇されている気もしないではない(昔は〔サザン〕が多数直通していた、事もあるだろうが)。

今度は多奈川線に乗るべく、普通電車でみさき公園へ。何しろ前回改正で日中は1時間間隔に削減されてしまっているから、逃すと大変だ。みさき公園が閉園して久しいが、駅名を改称する気配はなさそうだ。
多奈川線も、今は2000系だ。

14時15分発に乗車。しばらくは南海線と並走する。

深日町駅は、以前は行き違いが可能だったみたいで、ホームと、鉄橋がそのまま残っている。

海の向こうに、淡路島を見る。

深日港からは、かつてはその淡路島へ行く航路があって、連絡の急行が難波から直通していたものだが、明石海峡大橋の開通は、多奈川線にも大きなダメージを与えた、という所だろうか。

多奈川駅。閑散としている(全く人がいないわけでもないが)。

その多奈川駅でも見かけたが、岬町のコミュニティバスが、戻ってきたみさき公園の駅前にいた。元日でも運行があるんだ。

14時43分発〔サザン36号〕で大阪へ。指定席でも良かったが、一番前に陣取る。

海の向こうに、関西空港のターミナルが見える。

尾崎駅は結構前に駅舎が火災を起こして、ダイヤにも影響を与えていたのだが、今は新しい駅舎ができているようだ。

りんくうタワー。

〔ラピート〕とすれ違う。〔ラピート〕は関空と共に30周年を迎えたが、この30年間で関空を取り巻く環境が大きく変わった、と思うので、(JRもだが)空港輸送の形態を大きく見直す時期が来ているのではないか、と思うがどうだろう?

高師浜線も高架化した、羽衣駅。高師浜線は、地上時代は欠き取り式ホームだったが、高架駅では南海線上りと並列になった。

浜寺公園は仮線に切り替わったけれど、高架化まではまだかなり時間がかかりそうだ。

岸里玉出。汐見橋支線も2000系。予想通り、2連は南海線の支線に転用→2200系置き換え、の道を進んだ。次の焦点は4連の処遇、だろうか?
新今宮で下車。

JR大阪環状線のホームから見る、通天閣。今は南海の所有なのか。

大阪駅の、万博PRボード。

ホームを見下ろす。吹き抜けなので、広々としている。


あとは美濃太田へイッキ乗りするだけ。16時30分発新快速敦賀行3488M。

高槻~島本間(阪急京都線上牧駅の近く)では、高速道路の高架橋がニョキニョキ立っている。近畿自動車道(新名阪)になるらしい。この付近は平成以降、かなり高速道路が造られている印象があるが、まだ足りないのか。

223系の車内。

米原から、JR東海の特別快速5128F。

313系の車内。

ラスト!岐阜から高山本線の下麻生行1731D。

キハ75系の車内。同じ3ドア転換クロスシート車でも、三者三様。
こうして、20時前には美濃太田に到着、駅前のホテルに着きました。さすがに、長かった…。
それにしても美濃太田、鉄道のジャンクションで特急停車駅なのに、駅付近が暗く寂しい事。正月だから、という以前に、商店とか飲食店の類そのものがほぼない。コンビニさえ、駅から徒歩で5分では行けなかった。ともかく風呂に夕食(コンビニ弁当だけれどね…)、明日の事もあるので、早々とベッドに横になりました。
翌日は、長良川鉄道を往復します。
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