№2919 2年連続 年越し旅行 3.南海支線 「めでたいでんしゃ」に乗る

2025_0101-2.jpg
 元日の続き。お昼からは南海の支線に乗り、撮影もします。夕方はJRの快速を乗り継いで、一気に美濃太田に向かいます。

2025_0101-51.jpg
 南海の和歌山市駅は、ビルが完全に建て替わっていました。図書館も入っているよう。

2025_0101-52.jpg
 ただ、南海の駅は昔の2階部から、地上に移っている。小規模になったが、スルスルッと乗れるようになったのは良かったかな。加太線も基本的には、階段の上り下りを必要としない。

2025_0101-53.jpg
 加太線の「めでたいでんしゃ」。10時56分発は7187F、第1号の「さち」。

2025_0101-54.jpg
 ヘッドマークは、「謹賀新年」仕様。

2025_0101-55.jpg
 カーテンも鱗を模したものになっている。座席の地も変わっているが、他に込み入った改造は行われていない。

2025_0101-56.jpg
 東松江で行き違いの7197F、「なな」。

2025_0101-57.jpg
 海岸沿いを走るイメージがある加太線だが、海が見えるのは、一つ手前の磯ノ浦を過ぎた、ほんのわずかの区間。

2025_0101-58.jpg
 終点の加太駅。ここに降りるのも相当久しぶりだが、イメージは変わっていない。

2025_0101-59.jpg
「めでたいでんしゃ」各編成の運用は、南海のアプリから見る事が出来ます(これは12月になっちゃった)。

2025_0101-60.jpg
 折り返しの電車は紀ノ川で降りて、上りホームから1時間強、南海線の電車を撮ります。「一足早く」泉北から南海の電車になった3000系。

2025_0101-61.jpg
「めでたいでんしゃ なな」

2025_0101-62.jpg
 10000系「サザン」。

2025_0101-63.jpg
 8300系。南海線・泉佐野~和歌山市間は、3月22日から普通列車のワンマン運転が始まる事になっていて(8300系4連を使用する一部の普通のみ)、車体の上隅部にはカメラが装着されています(最近JR東日本などで見られるものと同じ)。

2025_0101-64.jpg
 12000系「サザンプレミアム」。最初はこれで10000系をどんどん置き換えていくものと思っていたが、初回投入以降は動きがない。デビューから15年になろうとしているが、まだ乗った事がない…。後部は9200系。

2025_0101-66.jpg
 本線用の7100系。7100系にも旧塗装復刻編成があるので、撮りたいなあ。

 この後は和歌山市に戻ります。

2025_0101-67.jpg
 和歌山港線に乗るが、おや、2000系の「めでたいでんしゃ かなた」だ。今の和歌山港線は、加太線と運用が共通なのか。13時24分発は徳島行フェリーに接続があるからか(かなり慌ただしくなるが)、それなりに旅行者の姿があった。

2025_0101-68.jpg
 和歌山港線は、以前は中間に駅が3つあったが、一斉に廃止になって、跡形もない。ここは…築港町駅があったところか?

2025_0101-69.jpg
 和歌山港駅。今ではJRにもない、鉄道の駅とフェリーのターミナルが直結した駅、だが、今の鉄道は、無人駅…。

2025_0101-70.jpg
 ホームからは、フェリーを見る事も出来ます。今の和歌山港線は、フェリーの二次アクセスにほぼ特化した運行内容になっている。

2025_0101-71.jpg
 フェリーからの乗り換え客もいて、電車内は折り返しもそれなりにお客さんがいるが、ホームは閑散としている。

2025_0101-72.jpg
 1番線は、昔は一つ先、水軒まで伸びていたが、廃線から既に23年、木々も育ち、知らなければ線路が続いていたとは気づかないだろう。

2025_0101-73.jpg
 和歌山市駅は、和歌山港線は7番線に着くが、向こうに南海線の普通が停車している6番線とは、昔はスルーする構造だった。駅施設からは一番遠いし、他列車への乗り換えも遠い。自社グループのフェリーへ接続する路線にしては、何か冷遇されている気もしないではない(昔は〔サザン〕が多数直通していた、事もあるだろうが)。

2025_0101-74.jpg
 今度は多奈川線に乗るべく、普通電車でみさき公園へ。何しろ前回改正で日中は1時間間隔に削減されてしまっているから、逃すと大変だ。みさき公園が閉園して久しいが、駅名を改称する気配はなさそうだ。
 多奈川線も、今は2000系だ。

2025_0101-75.jpg
 14時15分発に乗車。しばらくは南海線と並走する。

2025_0101-76.jpg
 深日町駅は、以前は行き違いが可能だったみたいで、ホームと、鉄橋がそのまま残っている。

2025_0101-77.jpg
 海の向こうに、淡路島を見る。

2025_0101-78.jpg
 深日港からは、かつてはその淡路島へ行く航路があって、連絡の急行が難波から直通していたものだが、明石海峡大橋の開通は、多奈川線にも大きなダメージを与えた、という所だろうか。

2025_0101-79.jpg
 多奈川駅。閑散としている(全く人がいないわけでもないが)。

2025_0101-80.jpg
 その多奈川駅でも見かけたが、岬町のコミュニティバスが、戻ってきたみさき公園の駅前にいた。元日でも運行があるんだ。

2025_0101-81.jpg
 14時43分発〔サザン36号〕で大阪へ。指定席でも良かったが、一番前に陣取る。

2025_0101-82.jpg
 海の向こうに、関西空港のターミナルが見える。

2025_0101-83.jpg
 尾崎駅は結構前に駅舎が火災を起こして、ダイヤにも影響を与えていたのだが、今は新しい駅舎ができているようだ。

2025_0101-84.jpg
 りんくうタワー。

2025_0101-85.jpg
〔ラピート〕とすれ違う。〔ラピート〕は関空と共に30周年を迎えたが、この30年間で関空を取り巻く環境が大きく変わった、と思うので、(JRもだが)空港輸送の形態を大きく見直す時期が来ているのではないか、と思うがどうだろう?

2025_0101-86.jpg
 高師浜線も高架化した、羽衣駅。高師浜線は、地上時代は欠き取り式ホームだったが、高架駅では南海線上りと並列になった。

2025_0101-87.jpg
 浜寺公園は仮線に切り替わったけれど、高架化まではまだかなり時間がかかりそうだ。

2025_0101-88.jpg
 岸里玉出。汐見橋支線も2000系。予想通り、2連は南海線の支線に転用→2200系置き換え、の道を進んだ。次の焦点は4連の処遇、だろうか?
 新今宮で下車。

2025_0101-89.jpg
 JR大阪環状線のホームから見る、通天閣。今は南海の所有なのか。

2025_0101-90.jpg
 大阪駅の、万博PRボード。

2025_0101-91.jpg
 ホームを見下ろす。吹き抜けなので、広々としている。

2025_0101-92.jpg2025_0101-92.jpg
 あとは美濃太田へイッキ乗りするだけ。16時30分発新快速敦賀行3488M。

2025_0101-93.jpg
 高槻~島本間(阪急京都線上牧駅の近く)では、高速道路の高架橋がニョキニョキ立っている。近畿自動車道(新名阪)になるらしい。この付近は平成以降、かなり高速道路が造られている印象があるが、まだ足りないのか。

2025_0101-94.jpg
 223系の車内。

2025_0101-95.jpg
 米原から、JR東海の特別快速5128F。

2025_0101-96.jpg
 313系の車内。

2025_0101-97.jpg
 ラスト!岐阜から高山本線の下麻生行1731D。

2025_0101-98.jpg
 キハ75系の車内。同じ3ドア転換クロスシート車でも、三者三様。

 こうして、20時前には美濃太田に到着、駅前のホテルに着きました。さすがに、長かった…。
 それにしても美濃太田、鉄道のジャンクションで特急停車駅なのに、駅付近が暗く寂しい事。正月だから、という以前に、商店とか飲食店の類そのものがほぼない。コンビニさえ、駅から徒歩で5分では行けなかった。ともかく風呂に夕食(コンビニ弁当だけれどね…)、明日の事もあるので、早々とベッドに横になりました。

 翌日は、長良川鉄道を往復します。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
 7日 シャープ 261億円の特別損失計上発表

この記事へのコメント