№2843 吾妻線大前駅 2024年

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 今年の夏、記録的「殺人的猛暑」は、少なくとも私はまだ耐えられるが、先日の台風10号がもたらしたが如き局地的大雨に毎日のように悩まされ、せっかく買った「青春18きっぷ」も、ほとんど持ち腐れに近い状態になってしまいました。こうも毎日毎日、天気が悪いとはねえ。本当は北関東のローカル鉄道とか、4年ぶりに成田空港で旅客機の撮影とか行ってみたかったが、その機会を得られないまま、今夏シーズンはあと一週間。しかしあと2日使い残してしまっていて、今日は曇天を承知で、早起きして吾妻線に乗りに行ってきました。
 千葉県の方が大雨で、京成線でダイヤが乱れて、帰りの京急線にも一部影響が出ていたが、群馬県は幸い、雨まではいきませんでした。

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 大前駅の、待合室に掲げられた時刻表。1日5本しかないし、これから乗る10時50分発(532M)に乗らないと、次は夕方、7時間近く列車がない。終着駅としては、全国でも一・二を争う「秘境駅」ではないか? 

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 踏切を挟んだ反対側には嬬恋村の公営住宅があるが、基本的には何もない(トイレはホームの待ち合わせ小屋と一体である)が、一方で電話ボックスなんてあるんだねえ。都会でさえほとんど見られなくなっているのに。

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 ホームの階段の脇には、「乗合送迎サービス」という「チョイソコつまごい」という乗り物のプレートがあります。オンデマンドバス、でしょうか。電車の折り返し時間の間には、姿を見せませんでした。

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 改めて駅を見ると、架線柱と踏切の警報機が真新しいです。
 乗客の大半は、高崎からの525Mに乗ってきた旅人たち(やはり「青春18きっぷ」か)の折り返しが大半で、532Mに乗り込んだ地元の人は、見た限りでは2人だけでした。嬬恋村に乗り入れる長野原草津口~大前間に関しては今年になって、今後の在り方をめぐる自治体とJR東日本の会合が行われています。果たして5年後・10年後には、どのような姿になっているでしょうか?

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