№2837 近鉄名古屋線 川原町駅

 4月の北陸・東海旅行の時、名鉄の駅3駅に乗り降りしてきた事は前回までに書いてきたが、もう一か所、近鉄名古屋線で近年高架駅となった、川原町駅にも降りてきました。名鉄3駅の翌日、三岐鉄道に乗ってきて、さらに四日市に寄り道した帰りだったが、ここで書きたいと思います。

近畿日本鉄道川原町01高架駅 2024_0428.jpg
 川原町駅は四日市市にあり、近鉄名古屋から来ると、近鉄四日市の一つ手前になります。近鉄に拠る2023(R5)年11月7日の調査では、一日の乗降人員は1,716人だったそうで、やはり少ない、のイメージがあります。準急停車駅(といっても準急は、近鉄蟹江~近鉄四日市間は各駅停車)。駅ナンバリングE20。
 2016(H28)年5月7日、上下線ともに高架化が完成したという事で、もう8年経ちました。

近畿日本鉄道10-20川原町.jpg
 高架化前の川原町駅。上り線側に駅舎があり、下りホームとは踏切で結ばれていました。当時は駅員がいました。

IMG_2143.JPG
 近鉄の高架化とともに駅前広場も整備されたようで、路線バスも入ってきます。ただし1日4往復のみ(三重交通71系統が日中のみ乗り入れ)。

近畿日本鉄道川原町02エントランス 2024_0428.jpg
 高架下のエントランス。

近畿日本鉄道川原町03券売機 2024_0428.jpg
 券売機。ここももう1台増設できるスペースが確保されているが、そういう日はたぶん来ないだろう。

近畿日本鉄道川原町04改札口 2024_0428.jpg
 改札口。むろん現在は無人駅。改札部の窓口は、シャッターが下ろされたまま。

近畿日本鉄道川原町05インターホン 2024_0428.jpg
 駅員配置の代替で、インターホンが設置されています。

近畿日本鉄道川原町06精算機 2024_0428.jpg
 精算機。

近畿日本鉄道川原町07コンコース 2024_0428.jpg
 改札内のコンコース。

近畿日本鉄道川原町08萬古焼 2024_0428.jpg
 このコンコースでは、茶色の支柱が目を惹きます。三重県の伝統的な焼き物「萬古焼」(ばんこやき)が用いられている。耐熱性が高く、急須等でよく用いられているらしい。

近畿日本鉄道川原町09ホームエレベーター 2024_0428.jpg
 ホームのエレベーター。

近畿日本鉄道川原町10ホーム待合室 2024_0428.jpg
 ホームの待合室。

近畿日本鉄道川原町11ホーム時刻表 2024_0428.jpg
 時刻表。日中は毎時3本停車。近年は近鉄も、時刻表の体裁が変わりました。

近畿日本鉄道川原町12ホーム発車案内表示 2024_0428.jpg
 発車案内表示。

近畿日本鉄道川原町13ホーム駅名標 2024_0428.jpg
 駅名標にも「萬古焼の里」と添えられています。近鉄は駅ナンバリングの表記がかなり大きい。

近畿日本鉄道川原町14ホーム 2024_0428.jpg
 最後にホーム。5連分確保されています。ただし、大半は3連まで。それを上回る列車は、朝方だけでは?

 前回も少し書いたが、同じ高架の無人駅でも、名鉄の高横須賀駅とは、だいぶ趣きが異なっていると感じました。以前は駅員がいた川原町と、元々ローカル線然の無人駅だった高横須賀、という違いもあるだろうが。 
 これで4回に渡って名鉄・近鉄の近年の改良駅を見てきましたが、まだ見ていないところも、かなり残っています。いつか訪ねる機会を作れればと思っています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
16日 ドン・キホーテ運営会社 年間売上げ 初の2兆円超
17日 青森県鰺ヶ沢町・みなみ保育園 最後のねぷた運行 今年度で閉園
18日 韓国最大野党「共に民主党」 李 在明氏を党首に再度選出

この記事へのコメント