№2819 北陸・東海 国内久々の長旅 7.名鉄ワンマン列車 と JR太多線
午後は岐阜に戻り、名鉄の各務原線と広見線を乗り継いで、さらにはJR太多線にも乗ります。名鉄はともかく、太多線はかなり久しぶり。
各務原線は3500系のワンマン列車。これは犬山から着いた所。
ホームの北側は、かつて美濃町線からの直通電車が発着していたスペースになるが、ホームはなくなっている。線路は留置用か?
また年齢がバレそうな画像を出してしまうが、美濃町線の電車が発着していた頃。複電圧仕様の600形や880形などを使用して、途中田神線を経由し、田神から1区間各務原線に直通して、新岐阜(当時)を発着していました。15分間隔で運行があったのに。
また相当端折ってしまったが、犬山から広見線に乗り継いで、新可児到着。一番左が御嵩行専用で、中間の改札を通る必要があります。右がJR太多線。
左がJRの可児駅、右が名鉄の新可児駅。
可児駅のホーム。左手が名鉄新可児駅。東西自由通路が仰々しく感じられる。
ここから美濃太田→多治見→可児と往復して、広見線全線を踏破します。
美濃太田駅に停車中の644D。キハ75系の3連。太多線も2連はワンマンだが、3連は車掌が乗務している。
車内は転換クロスシート。前日の高山本線のキハ25系と交換して欲しい、とか思った。
美濃太田の基地。
木曽川を渡る。ダムがあって、湖ではないがダム湖みたい。
可児まで戻って、いきなり6分停車。多治見側の跨線橋(屋根がない)から、交通広場に停車中のコミュニティバスを見る。東濃鉄道が運行している。
跨線橋から見た可児駅構内。それと東西自由通路に、名鉄の新可児駅。
これと交通広場を合わせてみると、どうも全体的に配置がチグハグな気がする。JRの可児駅と、名鉄の新可児駅を統合して、統一した新駅舎を建てる、という方向には、行けなかったのだろうか?
岐阜直通の641C。2連のワンマン列車。
姫駅。ここでもまた7分停車。
上下のホームは、踏切で結ばれている。ローカル線の駅だと、これで十分、ではないだろうか?(安全面は考慮する必要があるが)
これも岐阜直通の643D。これは3連で、車掌が乗務している。
ローカル線ではあるが、線路の状態は良い。最低この程度は整備されないと、維持は難しいと思う。
近年は、運転士形態の時刻表も、タブレットが当たり前になってきている。
多治見駅のコンコース。この駅は、通過はあっても、改札の外に出るのはいつ以来になるだろう?(この日の太多線はICで乗車)
折返しで可児に取って返したが、644Dの美濃太田→多治見は、42分もかかった。全線で17.8㎞に過ぎないのに、表定速度が25.42㎞/hにしかならない。行き違いで時間を使い過ぎ。行き違いがない多治見発最終677Cは29分(表定速度36.83㎞/h)で走れているのに。太多線は日中も30分に1本くらいの高頻度の運行がある路線なので、一応線路の整備状態などは良いとは思うが、さらにもう一段ステップアップし、高山本線(岐阜~美濃太田間)共々電化してスピードアップ、という方向には、行けないものだろうか?可児駅の統合による名鉄との乗り換えの便の改善も合わせ、都市近郊の路線としての機能を強化、という事が、考えられるべきだろう。他のローカル線と比べると、かなり恵まれているともいえるので。
岐阜までは、再び名鉄を乗り継いで行く。現在の新可児駅の時刻表。今年3月の改正で、犬山線への直通が、平日早朝のミュースカイなど一部を除き、全部なくなってしまった。セントレア開港時には中部国際空港~御嵩、という運行もあったのに。支線直通が名鉄ダイヤの大きな特徴の一つだったはずだが、コロナ禍の利用減少も響いたか、この数年でどこも直通運転が急速に取りやめになっている。
最後に、各務原線の岐阜行ワンマン列車。9100系2連。「直通」という意味では、各務原線と広見線の直通運転の復活なんて、考えられないのか?どの道同じ普通列車のワンマン運転なのだし。
こうして岐阜のホテルに戻り、2泊目を過ごす。天気予報を見ると、明日は晴れ?だったら、三岐鉄道(三岐線)に行ってみようと思う。JR東海の211系が大量に三岐入りした、と聞いていて、今すぐ営業運転とはなるまいが、どうやら総取り替え?となると今走っている車両は、今の内に撮らないと。
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「花博」は地元も地元、の開催なので期待も高いが、交通がどうなるのか、という点でも注目していきたいです。瀬谷駅からの軌道系交通は立ち消えとなったが、新システムのバス路線整備とか言う話もあります。メインの足となるはずの相鉄は、電車・バス双方でさらに飛躍を遂げられるのか。
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