№2817 北陸・東海 国内久々の長旅 5.高山本線 南下
猪谷で乗り継ぎ、高山本線のJR東海区間を南下していきます。
猪谷駅は駅舎からホームまでが若干遠い。跨線橋ではなく、踏切を渡っていく。
昔は神岡鉱山の硫酸輸送があって、その名残で構内が広い。貨物が主・旅客は従、だったのだろうか。
猪谷11時19分発の高山行1828D。キハ25-1107+1007。ロングシート、とは…。この列車を逃すと、普通列車は4時間近くない。
金網で囲われた右側は、旧神岡線→神岡鉄道が使っていたのではないか。
発車すると、左手に神岡鉄道のトンネル跡が。この鉄道は乗った事がないまま終わってしまった。
山あり谷あり。
飛騨細江では、キヤ95系の3連が待っていた。キヤ95-2+キヤ94-2+キヤ95-102。
のどかな里山も。
富山からインバウンドのグループも乗り継いでいたが、飛騨古川で降りて行った。彼らには、日本のローカル列車はどう映るのだろうか。
高山も、いつ以来だろう?近代的な橋上駅舎に変わっていた(と書くが、昔の記憶はない)。
高山駅の時刻表。〔ひだ〕偏重になるのは、致し方ないか。
高山もじっくり時間を作って、濃飛バスとか撮りたいけれどなあ。今日はすぐ乗り継ぎ。
美濃太田行1716C。やはりキハ25系2連。
次の飛騨一ノ宮で、早々に14分も停車。だったら高山をもう少し遅い出発でいいだろ?と一瞬思ったが、〔ひだ7号〕と、その前に運転日なら〔ひだ81号〕の待ち合わせだ。今日は7号のみ。
ここは「臥龍桜」が有名、みたいで、イベントが行われているよう。観光バスも駅近くの駐車場に乗り付けている。岐阜側の踏切は子供が多くて、少々危なっかしい。
駅そのものは、静寂な無人駅。
時刻表。下り11本・上り10本。
〔ひだ7号〕。HC85系の8連。明日からGW、とあってか、この日の〔ひだ〕は、見かけた列車は全て6または8連だった。
久々野付近。遠くに白い山々が見える。
海とは無縁の地で「渚」とは、面白い。アルピコ交通にもありますね。
下呂で途中下車、してみました。
下呂駅。
下呂温泉神社。飛騨川を渡った先。
飛騨川を渡る高山本線。これは〔ひだ14号〕。
と下呂で行違った、高山行普通列車1719C。
ここでまたポカ。足湯に使ったりプリンを食したりとまったりしていたら、また下呂からの普通列車の時刻をウロ覚えしていて、駅に戻ったらちょうど、列車から降りた学生がゾロゾロと、駅から出てくるところ。
この次の普通列車は17時48分。さすがに少々遅くなってしまうので、〔ひだ〕で岐阜に向かう。図らずも、HC85系初乗り、となりました。最初は美濃太田までにするつもりだったが、特急料金は岐阜でも同額なので、岐阜まで乗り通してしまう。
16時19分発は、名古屋行の16号と、大阪行の36号の併結。この日は共に4連。先頭の、36号の自由席に乗車。
車内はオレンジ系。そういえば、山形新幹線のE8系もそうだった。
この車両には、広々とした車イススペースが設けられている。3台まで一度に乗れる。
座席のひじ掛け部には、コンセントも用意されている。もはや1席に1つは当然か。
デッキ部には、ブルーリボン賞のプレートがありました。だけど、純粋な電車じゃないのに「モ」というのは、やはりピンとこないなあ。といって「キ」ももう違うのだろうし、東日本のようにハイブリッド専用の称号を用意しても、良かったのではないか。
なおも飛騨川沿いに線路は続く。
ダム湖もいくつか現れる。
岐阜到着。ここで4連ずつに分割される。結局、普通列車乗り継ぎよりは30分早く着きました。
HC85系そのものの評価は…。乗客として乗る限りは、ハイブリッドというのは意識しなかった。仕様は昨今の特急の標準で、とにかくゆったりしているのは、やはり特急列車ならでは、という印象でした。もう少し長く、それこそ名古屋~高山間くらい乗ったら、違う感想もあるかも知れないが。
この日は、駅から少々離れた、県庁の近くのホテルに投宿します。
最後に、富山で買っておいた「ますのすし」。ロングシートでは広げるわけにはいかず、〔ひだ〕は昼食には遅く、夕食には早く、というタイミングになってしまって、結局ホテルでの夕食、となりました。
さあ明日からGW、となるが、初日の天気は良くなさそう。名鉄電車とJR太多線に乗ります。加木屋中ノ池駅にも向かいました。それは次回。
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JALは昨日、「特別理事」として、植木 義晴氏(前会長)を選任したと発表しています。来年6月いっぱいまでの1年間。理由は記されていないが、やはり今年に入ってから相次いでいる不祥事があるのではないか。昨日は株主総会で鳥取社長が謝罪を行っているし。植木前会長はパイロット出身なので、体制立て直しのために、その経験を生かして頂きたい、という事ではないだろうか。
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