№2762 12年ぶり 年越しの関西・紀伊・名古屋旅行 5〔終〕.城北線 ゆとりーと そして東海道南下

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 JAL機の乗客・乗員が全員脱出できた事は「不幸中の幸い」だったけれど(後に海外では「奇跡」とも報道される)、海上保安庁機の方に犠牲者が出てしまっているのが、何とも悔やまれる。いずれにしろ、正月からいきなり地震に事故と、動揺はまだ少々残っているが、私のこの先の旅程は無事でありますように。ついに最終日です。

 1月 3日(水)

 こちらの方もかなりご無沙汰、という、城北線からスタート。

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 尾張一宮駅からスタート。JR東海も、ホームの時刻表廃止、の方向に向かっているようだが、なにか間違っているように思う。

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 琵琶島駅で、勝川から来たキハ11。

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 琵琶島は、すぐ左手を東海道新幹線が走る。

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 休日ダイヤの早朝では、やはりガラガラ。結果的に、勝川まで乗客が2ケタに乗る事はなかった。

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 尾張星の宮を過ぎて、名古屋高速6号線と交差。遠くに名古屋駅界隈のビル群。確かに高架線からの展望は良い。元日の初日の出は、見られたのだろうか?

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 名鉄犬山線。3500系が来る。

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 比良の先、地蔵川と交差する所で、蛇池公園の池も見る。

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 勝川の手前で単線となる。

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 ホームは高架線上、本来は線路が敷かれるはずの部分に片面だけ置かれている。

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 JR中央本線の駅までは、歩いて10分近くかかる。相変わらず遠い。

 利用者そのものは、この日のこの時間ではこんなものかと思ったが、城北線は今後どうなるのか、というよりJR東海は城北線をどうしたいのだろうか?中央本線の勝川駅が高架化された時点で、城北線も延伸して接続させる、はずと聞いていたが、そんな様子がまるで見られない。起点の琵琶島も中途半端だし、途中名鉄線との交差部にも駅がなく、明らかに中途半端。国鉄時代の予算上の「縛り」でそうなっているらしい、JR東海が自由にできるのは2032(R4)年だ、とかいう話も、他者様のサイトでは聞こえてくるが、このままあと8年もほったらかし、というわけにも、行かないのではないか。とりあえず日中だけでも琵琶島から名古屋へ直通運転はできないのか、とも考えるのだが。

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 中央本線の勝川駅。真ん中の2線分が空いている。ここに城北線が入るはず、なのだが。そんな日はいつ来るのか。

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 315系。中央本線はもうほとんどが315系、という所まで来ました。
 大曽根より、ゆとりーとラインで小幡緑地へ(朝方の小幡緑地終着便に乗車)。

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 いきなり端折るが、小幡緑地からの大曽根行。

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 白沢緑地から、急こう配を下っていく。彼方には、比叡の山々。

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 下り便とのすれ違い。

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 ナゴヤドーム。今はネーミングライツでバンテリンドームと呼称。

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 この後小一時間、金山駅で降りた先で、名鉄とJRの電車を、スマホで動画を撮りつつ眺めていました。名鉄6500系。

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 1200系特急。

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 JRの311系。武豊行区間快速。

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 何の貨物列車でしょうかね。元東日本機のEF510-500番台。

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 再び名鉄。3500系の急行と、2200系特急が行違う。複々線ゆえ本数も多く、バラエティに富んでいるが、金山・名古屋発着でも2連なんてあって、全体の輸送量は、関東に比べたら相当少ないのだろうと、改めて思わされる。

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 またJRになってしまうが、西日本681系〔しらさぎ〕の回送。新ダイヤでは、681系は〔しらさぎ〕と〔らくラクびわこ〕のみになるようだ(どちらも683系との混用)。

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 傍らを、イオンモールへ行く名阪近鉄バスが行きかう。普通のエルガミオだが、名古屋ナンバー。高速バスと同じ営業所に所属、という事か。この輸送、以前は名鉄バスだったはずだが。

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 金山11時20分発新快速豊橋行。この列車で帰路に就く。少々早めだが、曇りだし、レンズは故障だし、それにちょっと寄り道もあるので、早い出発になりました。

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 豊橋で乗り換え。階段をえっちらほっちら。

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 浜松行956M。

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 浜松では、静岡行798Mに乗り換え。今度は同じホーム。どうも東海道本線の乗り継ぎは、同じ駅でも乗り換えのパターンが一定しない。

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 798Mは静岡行。そして静岡ですぐに接続する列車も興津まで。なので、島田で下車して、折り返し始発の438Mに乗り換える。考える事は皆同じ。折返し列車専用の3番ホームは、大勢の旅客でごった返す。

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 富士からは、ちょっと寄り道。身延線の西富士宮まで往復してみました。曇り空だったが、富士山がはっきり見えます。

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 西富士宮で折り返し。

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 さて、熱海に着くと、また乗り換えで一苦労。今度は地下通路で移動しなければならないが、まずホームが階段の入口付近で混雑。

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 下りの階段も狭いし、

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 1本だけの地下通路も狭いし、

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 上りの階段も狭い。

 やはり何とかならないのか、とどうしても思ってしまう。熱海駅(在来線側)はコロナ禍の前に駅舎を増築して、物産店の拡充などを行っているが、どうして同時に乗り換えの苦労を少しでも和らげる方策を取ってくれなかったのだろうか。「青春18きっぷ」シーズンだけの特有の減少、と思ってもらっては困る。熱海に限らず、どうもJR東日本の駅は、利用の実態に駅の規模がマッチしていないのに、それがそのまま放置されている所が、少なくないように思えてならない(熱海の近くでは、小田原もそうだと思っている)。熱海の乗り換えに関しては、根本的には、東京側の列車の、終日の沼津直通を復活させる事も、考えられなければならないのではないか?15連が入れないだろう、という問題もあるが、熱海を挟んだ日常の流動が決して少なくないので、東日本・東海両社が話し合って、何とか解決させてほしい。もちろん、ICカードの完全相互利用も、必須。

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 とか考えながら、5番線発の上野東京ラインの人、となったのでした。

 レンズの故障は、趣味の生命線に関わる問題ゆえ放置できず、いったん自宅をやり過ごして、横浜市内のカメラ量販店に持ち込んで修理を依頼しました。数万円かかるはず(実際に、1か月後に修理が完了したら、38,000円くらい請求された)で、正月早々非常に痛い出費になるが、致し方なし。

 という事で、国全体が新年早々いきなり災厄に見舞われる中だったが、こちらの方は、旅行を(少なくとも日程的には)完遂できました。地震や事故に被災された方々には、何とも申し訳なし。
 それでも、今年も私の旅は続きます。3月には山形に行って、E8系に乗ってきます。その後も、懐具合と相談しながらにはなっても、日本の各地を旅して歩きたいと思います。北陸新幹線にも乗るし(新規開業区間もだが、そもそも長野より先自体、未だ乗った事がない)、ある程度落ち着いたら、能登半島も訪ねます。私の旅が、人々にとって少しでも喜びの基となってくれると、幸いなのですが。
 どんなに財布の中身が寒くても、遠くに行く事は、今年もやめられなさそうです…。

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 今日は予告通り、「国際興業バスまつり2024in飯能」に行ってまいりました。あいにくの雨模様にもめげず、大勢の人々が駆けつけていました。何と言ってもBU04!それに急遽展示決定の「ヤマノススメ Next Summit」ラッピングバス!この両者が並んだ、というだけで、スゴイ事になったなあ、と思ってしまいました。次回書くが、とりあえず速報で1枚画像を出しておきます。

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