№2714 山陰~北陸~東海 JR西日本のローカル線を追う 2.青い海の山陰へ

 前回は智頭駅という、やや中途半端な場所で終わった旅行記、続けます。

2023_0904-051.jpg
 鳥取行636Dはなんと、智頭急行HOT3500形の2連。

2023_0904-053.jpg
 鳥取駅到着。
 次の山陰本線浜坂行まで1時間以上あり、快晴でもあったので、駅前でバスを少し撮っていました。鳥取県でバスを撮るのも相当久しぶりだったが、11月1日付の本体の更新で公開…できるかな?

2023_0904-054.jpg
 浜坂行は、土休日は変ダイヤの534Kとなり、15時12分発。キハ121-1の単行。

2023_0904-055.jpg
 山陰エリアの路線図だが、因美線が東津山で終わっているのはクエスチョン。

2023_0904-056.jpg
 次の福部までは11.2㎞もあるが、その中間部に、スイッチバック方式の滝山信号所があります。

2023_0904-057.jpg
 が、引き上げ線部分が完全に草生してしまっている。信号が点灯したまま残っているので現役のはずだが、こんなので使えるのか?

2023_0904-058.jpg
 思ったほど海は近づかないが、田園地帯もこれはこれで美しい。

2023_0904-059.jpg
 東浜で、海岸沿いに出ました。海沿いの集落の黒い瓦屋根が、山陰らしいと思う。

2023_0904-060.jpg
 兵庫県に入りました。居組は、昔は行き違いができたが、今は棒線。「本線」と言えどももはや大半がローカル列車で、佇まいもローカル線ムード。

2023_0904-061.jpg
 浜坂で豊岡行178Dに乗り換え。ホームの反対側のキハ47×2連。

2023_0904-062.jpg
 久谷も棒線化した駅だが、駅舎があった旧上りホーム方(今は撤去されている)とは反対側の、旧下りホームの方の線路が残されている。この方が集落に近いみたいだ。

2023_0904-063.jpg
 餘部も久しぶり。新鉄橋になってからは初めて。観光地化しているなあ、の印象。旧鉄橋の鉄骨を再利用したと思われるベンチ?があります。

2023_0904-064.jpg
 その新餘部鉄橋からの、山陰の海。

2023_0904-065.jpg
 189系がいた(でも駅員の姿が見えなかった)香住を過ぎて、柴山駅。ここも棒線化した駅で、使用しなくなった旧上りホーム側は、レールは残っているが、木が生えていた。棒線化から相当経っているんだねえ?

2023_0904-066.jpg
 豊岡から、今回のJR西日本の在来線では初めての電車となる、440Mに乗車。ホームの待ち人は案外多かったが、折返し時間が短くて(園部始発837Mから6分)慌ただしい。クモハ223-5512他2連のワンマン列車(国府停車中)。

2023_0904-067.jpg
 18時を回っているから、だんだん影が長くなってくる。

2023_0904-068.jpg
 和田山で接続の播但線寺前行238Dは、「うみやまむすび」ではないですか。播但線も、もう何十年も載っていないなあ(姫路~寺前間電化以降は、全く乗っていない)。

2023_0904-069.jpg
 この後は暗くなって、ご覧頂ける画像がない。福知山到着。左は〔こうのとり26号〕。

 この日は西舞鶴泊まりなので、さらに1144Mと、舞鶴線の349Mを綾部で乗り継いで行く。どちらも223系5500番台2連のワンマン列車。舞鶴線もかなり久しぶりなのだが、暗くて見どころなし。京都丹後鉄道を残しているし、またいつか、乗る機会もあるでしょう。

2023_0904-070.jpg
 西舞鶴に着いて、驚いた。改札に駅員が、もういない!まだ20時前で、しかもこの後まだ京都からの〔まいづる〕が3本、到着があるのに。
 もっとも、駅前に降り立つと、ここも暗くてひっそりした感じでした。これでは夜間の駅員不在も仕方なさそうだが、駅も街も、わびしいなあ。

 この晩は、駅近くのホテルに宿泊。明日の小浜線乗車に備えます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 中央線快速のグリーン車が、一般公開されました。金沢文庫の総合車両製作所でもせっせか製造されているのが、京急線電車の車窓からも見られるが、営業開始が来年度末(つまり再来年・2025(R7)年春くらい)ではねえ。すでに在来の編成に組み込まれた車両もあるが、線路・ホームの工事が完了しない内は、営業運転はできない事になる。明後日土曜日、高尾駅構内で関連工事が行われるが、あとどのくらい工事が残っているのだろうか。グリーン車のサービスが始まる時点で、高尾以西も含めた、快速を中心にした中央線の運行形態の変更も、行われるのだろうか。
 JR東海・西日本(山陽)・九州新幹線では、来年春に喫煙ルームを廃止すると発表しました。既に東日本・北海道と、北陸・西九州新幹線は喫煙ルームもなく、全新幹線で喫煙できる場所がなくなる事になります。平成の世が始まった時点では、0系〔ひかり〕16両編成で禁煙車がグリーン車1/3両・指定席1両・自由席2両しかなかった事を思えば、隔世の感があります。これも時代だが、こうなると、近鉄の特急がわざわざ客室をつぶしてでも喫煙ルームを設けた、というのは、…?という事に、なりますよねえ。

《What's New》
17日 NTT西日本子会社 約900万件の個人情報漏洩 元派遣社員が不正流出
18日 商工中金 ベトナム・ハノイに現地事務所開設
19日 全国知事会会長 宮城県村井知事 地方交付金総額の十分な確保要求

この記事へのコメント