ギリシャの列車衝突事故を引きずって始まった3月。マスク着用「自主判断」転換の直後、再度感染者増加の様相を呈するコロナ禍。「リバウンド」「第9波」は勘弁願いたいが。フランスでは年金改革巡り抗議行動が過激化、ドイツも公共交通大規模スト(日本発着航空便にも影響)が起きたが、一方日本は不気味なほど穏やかに、賃金「大幅引き上げ」が実現。これで暮らしは好転するのか?WBC日本優勝に沸いた今月は、ベトナム戦争の米軍撤退から50年、一方でイラク戦争勃発20年でした。結局何が起きたのか。
2月26日 元KAT-TUN田中 聖被告 懲役1年4ヶ月の実刑判決
2月27日 2022年出生数 799,728人 初の年間80万人割れ
2月28日 保育園児送迎バス熱中症死事件 福岡県中間市検証委員会が報告書公表
1日 旧統一教会に4度目「質問権」 文部科学省が行使
2日 諫早湾干拓訴訟 開門命令「無効」判断 最高裁で確定
3日 京急・DeNA バスケット会場新アリーナ建設計画発表
4日 スノーボード世界選手権 ビッグエア 長谷川 帝勝 日本人初の金メダル
5日 水木 しげる生誕101年記念 境港市内で4年ぶり仮装パレード
6日 羽村駅区画整理事業計画取り消し裁判 住民側敗訴確定
7日 雇用助成金不正受給容疑 水戸京成百貨店など捜索
8日 「教育振興基本計画」策定 「不登校特例校」全都道府県・政令指定都市に設置
9日 イトーヨーカドー 2026年までに1/4削減 セブン&アイHD発表
10日 イラン・サウジアラビア 外交関係正常化で合意
11日 「香港市民支援愛国民主運動連合会」元副代表ら幹部3人 香港国家安全維持法違反で禁錮刑判決
12日 「びわ湖マラソン」初開催 6,300人参加
13日 「袴田事件」 東京高裁 最新認める決定
(その後検察が抗告を断念し再審決定)
14日 東京で桜開花発表 史上最速タイ
15日 コロナ禍「5類」移行後専門病院運営終了 相談体制・入院調整は維持 横浜市方針決定
16日 陸上自衛隊 石垣島に駐屯地開設
17日 「カルディーコーヒーファーム」運営企業 下請法違反で公正取引委員会が勧告
18日 大相撲春場所 大関貴景勝休場 横綱・大関不在は昭和以降初
19日 創立147年 岩手県岩泉町安家小学校 閉校式
20日 IPCC 統合報告書9年ぶり公表 温室効果ガスの早期大幅削減を強調
21日 「空飛ぶクルマ」テスト飛行 今治市で実施
22日 「都民割」6月末まで延長 東京都発表
23日 熊本空港 新ターミナルビルオープン
24日 恵泉女学園大学 学生募集停止発表
25日 競泳 池江 瑠璃子 日本大学卒業
26日 文化庁新庁舎 内覧会開催
27日 台湾・馬 英九前総統 中国訪問 初の総統経験者訪中
この他、TikTokが欧米の政府・議会等で相次ぎ禁止、埼玉県戸田市の中学校で切りつけ、「幸福の科学」大川 隆法氏・ジャズのウェイン・ショーター氏・レスリング金メダリスト笹原 正三氏・ノーベル文学賞受賞の作家大江 健三郎氏・扇 千景元参議院議長・料理人陳 建一氏・俳優団 時朗氏に奈良岡 朋子さん死去、エジプトのピラミッドで186年ぶりに未知の空間発見、車いすテニス国枝 慎吾氏に国民栄誉賞、イランで女子生徒が健康被害、海洋保護の条約草案に各国合意、H3ロケット打ち上げ失敗、ドイツとアメリカで銃乱射事件、米シリコンバレー銀行など破綻で金融不安、藤井 聡太が羽生 善治破るなど最年少「六冠」達成、元サッカー代表リネカー氏がBBC一時「出入り禁止」、3期目決定の中国習主席と露プーチン大統領が会談、同時に岸田首相とウクライナ・ゼレンスキー大統領が会談、ガーシー元議員に逮捕状、東芝「非上場化」正式発表と、旧経営陣に賠償命令判決、「保津川下り」転覆事故と、今月も硬軟様々あって、目まぐるしかったです。
日韓首脳会談に韓国のWTO提訴中断と、日韓間の雪解けを模索する動きが見られました。とはいえ、「徴用問題」の韓国側解決案に韓国国内で激しい反発、竹島を巡る日本の教科書の記述にも反発が起きるなど、関係修復は簡単には行かないようです。一方で「すずめの戸締り」が韓国でもヒットするなど、市民レベルでは関係改善もあるのか。我々日本人は、韓国にどう向き合うべきなのか。一般の市民も問われると思う。
相鉄・東急新横浜線開業、「うめきたエリア」オープン、福岡市営七隈線延伸と、鉄道界は華やかなイベントも目白押し、ではあったが、前後に行われたダイヤ改正は相変わらず減量傾向、加えて程度の差はあれ、各社で運賃・料金の値上げが相次いでいます。4月以降もこの流れは続く事になり、現実はやはり厳しい。が、一方で「THE ROYAL EXPRESS」の四国での運行や、ANAの中距離LCC新ブランド発表など、交通の世界は何とか、この苦境を乗り越え、前進を図ろうとしています。交通業界各社の動きには今後も注目し、応援していきたいです。
(JALのセールスの大トラブルは遺憾だが)
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≪今月この一枚≫
今月は2回に分けて遠出をしまして、前半は四国、後半は東北に行ってまいりました。どちらも来月詳しく書きたいが、今回は前半の四国から、3月11日に撮影した、高松琴平電気鉄道(ことでん)の高松築港です。左は長尾線の1200形、右は琴平線の1080形です。いうまでもなく、左は元700形、右は元1000形と、どちらも京急のOBです。共にことでんに来てからも結構年月が経っていて、もうしばらくすると、後継車両をどうする?という話になるのではないか。でも、どこから調達しよう?18m級自体が少なくなってきているし、標準軌だから、悩ましいかも。
ことでんも3月18日にダイヤ改正を行いました。大幅な変更点はなく、コロナ禍で早まっていた高松発最終電車が23時台に復便(それでもコロナ禍前と比べると早い)する他、長尾線でワンマン運転が始まりました(乗車日はまだ車掌乗務)。志度線は既に去年ワンマン運転を開始しています。この両路線はコロナ禍の真っただ中には20→30分間隔に削減されていたが、共に去年、24分間隔に復便しています。中途半端な運転間隔だと思ったが、むろん利用者減もあろうが、ワンマン運転が視野に入っていたのだと思います。共に単線のネットダイヤなので、駅発着時の安全性・運転士の負担軽減を考慮して停車時間を延ばすとすれば、そうならざるを得ない。3月18日は、東急東横線でもワンマン運転が始まりました。東横線でワンマン運転をやれるんだったら、ワンマン化実施のハードルが大きく下がる事になります。ことでんの場合、残る琴平線は輸送量がまだ比較的多いし、平日ラッシュ時には4連増結運転もあるので今すぐワンマン化、とはならないだろうが、可能性は低くないと思う。他地域のローカル鉄道も含め、その動向に注視したいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《What's New》
28日 ボクシング 村田 諒太 現役引退を表明
29日 富士山噴火想定 新避難計画 静岡・山梨・神奈川県などの協議会発表
30日 Jリーグ・DAZN 11年間2395億円の放映権契約で合意
次回更新は、新年度です。コロナ禍における首都圏の交通のまとめは、5月6日までは継続します。直接の対策そのもの以上に、コロナ禍が遺してしまった事態にどう向き合うのか、のまとめを中心に記す事になろうが。来月は少々大変だが、更新回数を若干増やす予定です。また最上部の「カバー画像」も変えます。新年度も、よろしくお願いいたします。
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