№2632 只見線に乗ってきた

 土日月とまた泊りがけで出かけてきて、今回は「青春18きっぷ」をフルに使って…〔こまち〕〔とき〕の助けも必要になったが…、東北のローカル線に乗ってきました。前々から乗る乗ると言っていながら果たせていなかった秋田内陸縦貫鉄道にも乗ってきましたが、他の路線も含めて、また来月詳しく書きたいと思います。

只見線越後川口.jpg
 今日は、昨年10月、11年ぶりに全線で運行を再開した只見線に乗り通しました。本当は去年の冬を考えていたのだけれど、延期にしていました。むろん個人的な事情、お金や腰痛という事情が大きかったが、加えて列車の設定の時刻もありました。全線通しは1日3往復しかなく、初便は上り下りとも始発の出発が早すぎ、午後の列車だと、冬場は後半には真っ暗になってしまうので、少しでも明るくなる時期を選んで乗りたい、と思ったのです。
 今回は会津若松→小出の427Dに乗りました。キハ120+キハ110の2連でした。一番上の画像は越後川口での、小出からの430Dとの交換(左が427D、右が430D)です。

只見線只見.jpg
 只見駅。福島県最後の駅になります。ここへ来たのは、また何十年ぶりだったろう?只見線は全線再開時に、福島県側はワンマン運転になったが、新潟県側は車掌が乗務します。それにしても、一応線内では主要駅、のはずだと思うのに、到着時には駅の窓口が閉まっていました(7時~16時のみオープン)。運転の拠点なので駅員自体はいるが。
 話題の路線でもあり、春休みなった事もあって、427Dは観光で利用する旅客が多かったです。会津柳津~会津宮下間ではクラブツーリズムの小規模団体も乗っていたし(会津宮下駅の前には福島交通のエアロエースがいた)。しかし、小出で折返しの大白川行き8436Dは、乗客が1~2人しかいなかったような…?地元住民の利用の状況はどうなのだろうか。8436Dは新潟県側の列車だが、去年再開した会津川口~只見間は、福島県が線路設備を保有させる形で復旧させた区間です。廃線になってもおかしくなかった路線を、多額の費用をかけて再開させたわけだから、単に全線再開良かった良かったではなく、今後は観光だけでなく、如何に地元住民の只見線の利用を促すか、また如何に地元住民の暮らしに只見線を組み込むか、が、存続のカギになるはずです。他ローカル路線の動向もあり、その行方は今後も注目され続ける事に、なるはずです。

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