この年こそ、もう少し穏やかであって欲しいなあと思わずにはいられない「2023年」の最初の号、「JTB時刻表2023年1月号」が、先週発売になりました。
表紙は、グラビア企画連動で、新幹線の車内で敬礼のポーズをとる、大西 流星君。
「のりもの情報局」は、「津軽鉄道 ストーブ列車 12月から運転中」「JR東海 『冬の飛騨路キャンペーン』」「長崎県営バス 周遊観光ツアー『ぶらりん』運行開始」「インクループ 『写真でたどる、現代の東海道五十三次を往く 上巻』発売」。
なにわ男子 大西流星さんと 大井車両基地に潜入!
前半が「ドクターイエロー」で、後半が一般の新幹線の検査。やはり、「ドクターイエロー」なんだねえ。去年の9月号でも取り上げられている通り、近年は検査車両も市民権を得て、人気が出ているようです。「ドクターイエロー」はその最たるものだと思う。「シンカリオン」にまでなっているのだから。
大西君は、取材前日には西九州新幹線にも乗ったんだって(長崎から大井への移動はどうしたの?などとツッコミを入れてはいけないか)。大村はどうしているんだろうねえ。検査基準は大井と全く同じはずだが、現状では小規模なうえ、他の新幹線から孤立しているので、不便な面も少なくないのではないだろうか。
「なにわ男子」の名はどこかで聞いた事はあったと思ったが、正直大西君の事は全く知らなかった。ファンの皆様ゴメンナサイ、という他はない。JTBのグラビアは、少し前までは廣田 あいか(当時私立恵比寿中学)や松井 玲奈(元SKE48)と女性アイドルを起用していたものが、去年の7月号は「SUPER★DRAGON」の伊東 壮吾だったし、女性ファンを取り込もうとする戦略になったのか?その割に、ジャニーズ事務所の「なにわ男子」のページを見ると、大西君のJTB時刻表登場は記されているが、「表紙」、だけ…。新幹線基地潜入のグラビアは、一切記されていなかった…。ジャニーズのタレントの活動報告に「JTB時刻表」と記されているだけでも「快挙」かも知れんが。この後の「特集のページ」の最初のページの下部、「編集長だより」には、「鉄道や時刻表の良さが伝わる機会になればいい」とも記されているが…どうだろうねえ?
特集のページ
「NEWS」の4文字は、「Q SEAT」車を挟んだ東急5050系。「Q SEAT」車は既に一般車両として運用されているが、「Q SEAT」としての営業運行については、先日のダイヤ改正のリリースにはなかった。改正と同時になるとは思うけれど、少なくとも副都心線からの直通での営業になると思われるので、東京メトロなどとの調整が行われている所なのだろう。
「ひと目でわかる! JR線 電化区間と複線区間」は、今回一番新しい事項は、西九州新幹線開業に伴う、長崎本線・肥前浜~長崎間の非電化化。それと、筑豊本線・中間~筑前垣生間の単線化。他者様のサイトによると、遠賀川橋梁の改修のためだそうだ。なら、改修が終わったら、複線に戻すのだろうか?
次に変わるのは、先日のダイヤ改正のリリースでも記されていた、奈良線の複線化になるだろう。
しつこく書くが、JR北海道・北海道医療大学~新十津川間の廃止は、2020(R2)年5月7日が正当のはず。確かにこの年の4月17日、突然の運行の終了を余儀なくされているが、以降も列車運休のまま、路線そのものは存続していた。そもそも廃止日は勝手に繰り上げられないし、JR北海道のサイトにも「廃止は5月7日」と、はっきり記されています。
終夜運転は、関東地方に関しては全く記されていない。近畿地方は、JR西日本は全列車記載があります。「アーバンネットワーク」は3時頃までの運行。この他、吉備線や山陽本線・広島~大野浦・岩国間でも、1時間毎に運行があります。
私鉄も、東も西も記載がない。大阪メトロは、結局やらないと発表があった。なお、名古屋市営地下鉄はやるそうだ。
終夜運転ではないが、野岩鉄道・会津鉄道の臨時列車の記載があります。会津鉄道・会津田島~会津高原尾瀬口間は、今春の改正で日中は〔リバティ会津〕以外の電車の運行がなくなっているが、12月30日~1月3日は2往復の設定があります。
会社線でまず驚いたのは、阪神〔らくやんライナー〕の運行。23日に運行があって、1月は6・13・20日(全て金曜日)の運行が予定されているが、最初に思ったのは、阪神で「ライナー」に使える編成って、あったっけ?9300系や、リニューアルされた8000系は、中間車はクロスシートだが両端はロングシート、山陽5000系も今は両先頭車はロングシート化、近鉄のL/Cカー編成は当然梅田には入れない、じゃあどうするんだ、と思った。23日は9300系を使ったようだ。ロングシート車も30席限定(先頭車の座席数は48席)だが、200円と比較的低廉とはいえ、ロングシート車でも料金を徴収するとは、関東でさえなかった(はずの)事だ。阪神では有料座席サービスのアンケートを行うとしていて、今後の本格的な着席サービスへの布石、となるのだろうか。
この他、北陸鉄道石川線の、1月1~3日のダイヤを記載。通常の土休日ダイヤ+午前から昼に4往復増発。なお12月31日深夜~1月1日早朝の臨時列車の運行はない。
本文
先日発表の来春ダイヤ改正で、JR東日本長野支社には、塩尻・松本~長野間臨時特急運行の記載がありました。恐らくはその原型になると思われる臨時快速列車が、下りのみ運行されています。
塩尻6:57 → 8:11長野
途中村井・松本・田沢・明科に停車
今のところ、2月一杯までの平日運行になっています。この列車、元々は189系使用の〔おはようライナー〕として、300円の整理券を必要とする列車として走っていて、2019(H31)年3月16日改正で、211系の一般の快速になっています(№1937で書いていました)。時刻とか停車駅が違うが、この列車が特急に格上げになるのか。この直後には定期の快速もあるが、この列車はどうなるのか。新しい特急の愛称なども含めて、新ダイヤで注目したい所です。
(E353系3連は、長野で長い昼休み、という事になるのか?)
常磐線は、去年は運行があった、仙台~水戸・偕楽園間の観梅用の臨時〔ひたち〕は、来春は運行がないよう。なお、偕楽園駅は次の観梅シーズンのオープン時から、営業キロが制定されます(扱いは臨時駅のまま。乗車券類は購入できない)。赤塚~偕楽園間4.2㎞・偕楽園~水戸間1.8㎞。東京から偕楽園は119.3㎞。
会社線では、(「会社」ではないが)名古屋市営地下鉄が、新年早々の1月4日に駅名の変更を行います。最初は、JRに合わせて3月18日でも良さそうなものだと思ってしまったが、特に中村区役所は、この日に区役所自体が新庁舎(東山線・本陣駅の近く)に移転するので、全部同時に、という事だろう。名城線・市役所→名古屋城、熱田神宮伝馬町→伝馬町、神宮西→熱田神宮西、桜通線・中村区役所→太閤通。特に中村区役所→太閤通は路線の起終点の変更になり、昨日までの「中村区役所行」→今日から「太閤通行」となるのは、利用者は戸惑うかも。路線の延長・廃止がないのに起終点の駅名が変わる(=列車に表記される行先の表記が変わる)のは、最近では京急の新逗子→逗子・葉山や、長崎電軌の正覚寺下→嵩福寺、(純粋な終点ではないが)JR北海道の石狩当別→当別、などの例はあるものの、やはり珍しいケースではないか。
困った事に、再三書いている、9月いっぱいで廃線になった北海道中央バスの浦臼駅~滝川駅路線が、まだそのまんま。
来月は、3月18日改正ダイヤの速報が掲載される事になるでしょう。ひょっとしたら、JRではなく東急・相鉄直通線が「主役」になるかも。
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