
3日目。この日は福井の私鉄に乗ります。福井鉄道は8年前に乗っていて、№1239で書いているが、えちぜん鉄道は、当ブログを始めて以降は、乗っていないね…!?
9月 7日(水)

改めて、JR福井駅。福井駅自体は、一昨年通過している。

東側(新幹線駅側)はまだ工事が続いていて、仮通路のフェンスには、新幹線のPRのポスターが貼られている。

まずえちぜん鉄道に乗るが、へえ、今の福井駅はこんな高架駅、なんだ。それ自体は聞いていたけれど、№2366・№2367で、旧京福電気鉄道時代の各線・各駅の画像を並べているが、特に福井駅は当たり前ながら、完全に変わってしまった。

ホームは1面2線、だが、線路はホームの奥まで延びていて、日中は車両の留置に使われている。新しい福井駅は、また日を改めてご覧いただきます。
まず、勝山へ。左側の6000形の単行。

農村地帯。曇天が残念。

途中までは通学の学生が乗っていたけれど、東古市を過ぎるとガラガラ。なのは時間と方向からしてやむを得ないか。

いきなり端折るが、終点の勝山駅も、駅舎が建て替わっていました。結構大きい。

駅舎の中。

「えち鉄カフェ」もあるが、残念ながら開店前。でも土日が休み、なのか…。

ところで、券売機がなんと、クレジットカード対応になっていました。福井駅にもあったが、ちょっとビックリ。カードで乗車券を購入してみました。

その控え(ちょっとクシャクシャになっているのはゴメンナサイ)。

駅舎の脇には、テキ6と貨車が保存されていました。

屋根の壁には、テキ6と駅舎についての説明が記されています。

ホームは相対式(反対側がどのくらい使われるかは解らないが)。福井から乗ってきた電車でそのまま戻ります。

永平寺口(旧東古市)の、旧永平寺線の跡。何か建っている。

福井~越前開発間は複線だったが、今は単線になり、越前開発駅も棒線になっている。駅舎、というか待合室は、それ自体は変わっていない?

高架線になり、三国芦原線と合流して、福井口駅に進入する。2面3線と大きいのは、車庫への分岐もあるからなのか。

№2366では「写真がない!ゴメンナサイ」と書いた、新福井。ここも高架駅になり、地平時代の駅はもう撮影のしようがない。

福井に戻ってきました。№2366では「複線区間は(福井から)福井口まで」と書いてしまっているが、既に全区間単線になっていた。訂正しておきます。

一息ついて、次は三国港へ。7000形。旧JR東海119系。しかし顔つきはだいぶ変わって、正面だけだと6000形とは見分けがつきにくい。

未だに首振り扇風機だ。しかも、JNRマークが残っている(という事は、民営化後もこのまま使っていたのか)。

地平のまま残された、福井口の車庫。高架線から引き込み線で下ってくる。武蔵小金井や武蔵中原みたいだが、地方私鉄では異例だと思う。

鷲塚針原に停車していた、福井鉄道の「FUKURAMU」。

こちらも芦原までは農村地帯、だが、新幹線の高架橋が見える。

天気は不安定だが、三国港では晴れました。7000形を撮影。福井へ戻るのはこの次、として、ここはお見送り。

三国港の駅舎は、建物自体は昔のままだが、リニューアルされていました。ただし無人駅。券売機もない。

次の電車が来るまでの間、少しだけぶらぶらしました。「三国港修築記念碑」。昭和7年に造られたそうだ。ちょうど90年前。

この青空が、ずっと続いて欲しかったのだけれど。

次の電車は5000形の単行。アテンダントが乗務していました。田原町までの乗車券を求める。

西長田ゆりの里で見かけた、電車と同じ色の、ワゴンタイプのバス。ただしえちぜん鉄道ではなく、ケイカン交通という会社が運行する、テクノポート福井へ行くデマンドバス、らしい。

再び、鷲塚針原。今度は自社の「Ki-bo」が来ました。

田原町駅。えちぜんだけでなく福井鉄道側も全面的に改築されています。ヤル気満々。

近くの歩道橋から見た、今の田原町駅。

すぐに福鉄に乗ってもいいが、まだ訪れていなかった、えちぜんの新駅、まつもと町屋駅まで、西別院駅の前を通って、歩いてみました。ホームだけの無人駅、だけど。

再び田原町駅に戻り、福鉄に乗ります。親切にも、低床車両の運用が公表されていました。

福井鉄道は、通常は土休日のみ有効の一日乗車券を発売しているが、訪れた日は、この所当ブログでも何度か名前を出している、アプリのゲーム「駅メモ!」とタイアップしたイベントが行われていて(えちぜんも加わっている)、期間中は平日でも乗れる一日乗車券を発売していました。800円と、通常の土休日タイプよりは高いが、これでも越前武生までの往復だけで元が取れる。2種類あって、これは「北府 ゆめの」バージョン。
えちぜん直通は低床車限定だが、線内折返しは在来車両。元名鉄(美濃町線)880形に乗車。

これは元名鉄(揖斐線)770形。

「FUKURAMU」の緑バージョン。

越前武生到着。えちぜんの「Ki-bo」と並びました。

越前武生駅。新幹線開業で「越前たけふ」駅が開業したら、また元の「武生新」に戻る事が、決まっています。
「Ki-bo」で、田原町まで戻ります。

車内は車体に合わせてソフトなインテリアだが、基本的な構造は、他都市の新潟トランシス製の低床車と変わらない。

併用軌道で足羽川を渡る。新幹線の高架橋。

田原町で乗務員交代、なのは大都市と同じだ。
今回は相互直通区間全部を乗り通してはいないので、実態は解らないけれど、日中1時間毎というのは、現状ではやむなしとしても少ないかも知れない。あとは夕方まで直通時間帯が拡大できればいいだろうか。

福井城址大名町(旧市役所)まで戻ってきました。停留所の位置が若干移動し、地下道ではなく、横断歩道で歩道と行き来する形態になっています。
前にも少し書いたが、ローカル鉄道の存続に関する議論が急に活発になった昨今だが、福井のケース(特にえちぜん鉄道)が、今後の地方都市の公共交通を考える上で、大いに参考になるのではないかと、改めて感じました。むろん未だ苦しい事は苦しいだろうが(コロナ禍だし)。全体的に曇天だったから撮影がえちぜん7000形を除いて出来なくて残念。北陸本線がハピラインに転換される前に、近いうちにもう一度来たいと思っています。越美北線を残してしまっているしねえ。

改めて福井駅、今度はバスターミナル側。京福バス、大型の新車もあるんだ(しかも長尺)。再訪時にはバスもたくさん、撮りたいなあ。

JR福井駅の、発車案内表示。ハピラインに転換されると、「サンダーバード」「しらさぎ」の文字は、見られなくなる。
この日のJRは福井~金沢間だけなので「青春18きっぷ」は使わず、PASMOで乗車。

金沢行351M。この列車は4連で、車掌が乗務していました。

農村地帯を突っ切る、新幹線の高架橋。

加賀温泉駅もほぼ完成したようで、駅名がJRのマークと共に掲げられています。

かなり暗くなったが、この日は高岡に泊まるのでもうひと頑張り。金沢でIRいしかわ鉄道467Mに乗り換え。

高岡駅の時刻表。氷見線が全列車ワンマン化されたばかり。高岡に発着するJRの列車は全てワンマン化された事になります。
翌日は、午前中は万葉線とJR城端線、午後は富山に移動して、地鉄の市内線と富山港線に乗ります。2年前は相直運転の様子を外野から見ていたが、乗ってはいませんでした。
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東急田園都市線は、21時20分に全線の運行を再開した模様。しかし東横線も車両の不具合の影響で一部運休が発生しているらしく、渋谷はかなり混乱しているようです。三軒茶屋変電所の機器不具合が原因らしいが、田園都市線は前にも似たような事がなかったっけ?韓国ではサーバーの火災によるSNSの不具合が今に至るまで残っているそうだが、どのシステムでも、大元に何かあると影響が広範囲に拡大し、大混乱になってしまうというのは、どこも同じか。
《What's New》
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20日 連合 来春闘 5%程度賃上げ要求方針表明
元ドリフ仲本 工事さんが亡くなりました。お悔やみを申し上げますが、あんな形で命を落とすとは。これでドリフのメンバーはいかりや 長介・荒井 注・志村 けんに次いで、6人中4人がいなくなってしまいました(荒井 注と志村 けんは同時にはやっていないが)。また「昭和」が一つ、遠ざかっていく…。
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