
「緊急事態宣言」がきれいさっぱり終わってくれた10月、3日間かけて、東海から紀州路を巡る鉄道の旅に出ました。3回に分けて書きます。テキスト少なめに行きます。
初日は岳南電車と天竜浜名湖鉄道に乗って、豊橋からは名鉄電車。宿泊は四日市。
10月 4日(月)
朝一番で自宅を出発。沼津直通321Mに乗車。

沼津で328Mとして折り返し待ちのE233系。やはり沼津では違和感があります。
後続の三島始発741Mに乗り換え。

上空は晴れているが、富士山は雲にかかって見えず。
まず、岳南電車を訪ねます。

月末はハロウィン。7003号車もハロウィンモード。

吉原駅のホームの、富士山ビューポイント。この先の駅にもあるが、今日は残念な眺め。

「がくてつ機関車広場」オープンの、車内の広告。この後行きます。
今回は、岳南電車の駅の撮影がメインの目的になりました。この電車は吉原本町まで乗車。その後一旦ジャトコ前まで歩いて戻って、後続の9000系に乗っていきます。駅については後日改めて書く予定。

終点、岳南江尾駅のホーム。他の駅もだが、ホームの上屋の柱の形が独特。
(公式ツィッターによれば、9000形は今週から3年に1度の検査のため、しばらくお休み、との事)
ここからテクテク、駅を撮りながら歩いて行きます。

新幹線高架下の、引き込み線の跡。

須津~神谷間の須津川橋梁。

岳南富士岡駅にたどり着きました。

駅舎内。岳南電車の写真が様々飾ってあります。

がくてつ機関車広場。9~21時。

ED501とED29の並び。

ED501。

ED402。

ED29。

ED403。

各保存車両の解説書き。
貨物営業廃止後、長らく放置された状態が続いていて心配もしたけれど、このような形で復元されて、良かったです。でもこの先の維持は、大変だろうなあ。無料だし。我々としては、せめてささやかでもグッズとか買って、支援したい所。

各駅のホームの乗り場案内。中国語にハングルもあるのだなあ。目立って著名な観光地はないのだが、パンデミック前はインバウンドの乗車も多かったのだろうか。

本吉原駅前の、岳南鉄道の本社。岳南電車は、経営の公的支援の過程で、岳南鉄道からの分社で成立した鉄道事業者で、少々ヤヤコシイのだが、この岳南鉄道の社屋の中に、岳南電車の本社もあります。

上は今回の乗車で利用した、「ハロウィン全線1日フリー乗車券」。720円(通常版と同じ)。歩いた距離も長いから、元が取れているかどうかは覚束ないが。下は、がくてつ機関車広場完成記念の乗車券・入場券セット。600円。どちらも吉原駅で発売。私は他にクリアファイルも購入しました。以前ご覧いただいたものとは、また別のデザインです。
今度は天竜浜名湖鉄道に乗車するべく、東海道本線を掛川まで乗車。接続の関係で、静岡からは後の電車でも良いので途中下車して、駅前でしずてつバスを撮っていました。

掛川駅で待っていた231列車天竜二俣行は、TH2113。SUZUKIのバイク「刀」のラッピング。

車内にも「刀」のラッピング。

窓上にも「刀」。私はバイクの事は全然知らないが、かなり人気があるモデルらしい。2年前の運行開始時には、フルーツパークでコラボのイベントも行われたそうだ。

田園地帯。

天竜二俣駅に着きました。ここで乗り換えになる。転車台。様々ラッピングがあるねえ。このがぞうには入っていないが、「ゆるキャン△」ラッピング車も見ました。

新所原から来たのはTH9200、マリメッコとタイアップした「スローライフトレイン」。2日前の10月2日に運行を開始したばかりだそう。

天竜二俣駅の下りホーム。ここで左の331列車に乗り換え。これもラッピング車で、TH2106「かけがわ茶エンナーレ」。

西鹿島駅の遠州電車のラッピング。徳川 家康と、井伊 直虎。「直虎」の大河ドラマはもう4年前だが、未だにラッピングがあるのは、彼の地では未だ人気がある、という事だろうか。家康は再来年また大河ドラマの主人公になるし、しかも松本 潤が演じる予定だから、またフィーバーになるのだろうか?

その西鹿島駅。

山間部。

「かけがわ茶エンナーレ」の車内ラッピング。

ドア上には、駅員の配置時間の表があります。掛川と新所原は初発~最終の間いるが、その他はいても夕方まで、土休日は天竜二俣以外は9時からか。

気賀駅。「直虎」の大河ドラマを放映していた頃と、ほとんど変わっていないように思えた。

奥浜名湖に面した、浜名湖佐久米駅。この画像だけだと、湖に面した、のんびりした田舎の駅に見えるが、実際には目の前に東名高速道路の高架橋があって、目障り。

三ケ日では、今度はHONDAのラッピング車と行き違い。今の天浜線で、ラッピングがない車両は、ほとんどないみたい。

線路はやっぱり貧弱。国鉄時代から「簡易線」、だったから…。

新所原に到着。東海道線で豊橋に移動。この区間だけPASMOを利用。
いつも、仕事が終わって午後から旅を始める場合は、「青春18きっぷ」利用で大阪まで一気、というのが普通だが、この日は普通の切符とICカードだし、宿泊が四日市なので、名古屋まで名鉄で行く事にします。

豊橋駅の飯田線の表示。上から2番目(539M)、当時は伊那新町~辰野間が不通になっていたのだが(昨日11月15日に再開)、行先は上諏訪になっていました。
(この列車は船町・下地の他、為栗・田本・金野・千代、いわゆる「秘境駅」も通過)

特急で一直線、ではなく、普通電車でのんびりと行きます。と言っても豊橋~伊奈間は普通の設定はなく、急行で1駅間移動。
伊奈からの東岡崎行普通は、6500系4連。

国府で特急待ち合わせ。
この後本宿では15分も停車し、急行待ち合わせ・快特通過待ち・準急待ち合わせと、3本やり過ごす。

美合でも特急通過待ち。結局東岡崎までは55分かかりました。表定速度27.05㎞/h。
この画像で解る通り、秋の夕暮れは極めて速く、東岡崎で乗り換えた先はもう真っ暗で、特にお見せできるものはない。

通過待ちの間に撮影した、前後駅の時刻表。春先にも既に減便改正が行われていて、平日は日中の急行(豊川稲荷~一宮)が削減されているが、この結果、日中は急行と普通のバランスが極めて悪くなってしまった。以前は普通2本の間に急行があったのに、これが取りやめになった事で、06分・36分という急行を逃してしまうと、直後の普通電車が名古屋まで最速となり、36分もかかってしまう(特急には乗り換えられない)。名鉄は支線直通も重視するから、本線の方を減便したのだろうが、何とかならないか?

という感じで、久しぶりの名鉄名古屋駅到着です。
名鉄もJR同様久しく乗っていない路線ばかりで、時間を取って乗り歩きたいなあ。
この後、JRの駅で乗車券を購入し、関西本線の普通列車の客となって四日市へ向かい、ホテル泊まりです。
明日は、紀勢本線をほぼ全区間乗り通します。これもまた、何十年ぶり?
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横浜市が計画している、相鉄線瀬谷駅~米軍上瀬谷通信基地跡地(2027(R9)年に国際園芸博を開催)間の新交通システム「上瀬谷ライン」について、経営を打診されていた横浜シーサイドラインは、今日行われた第3回経営方針裁定会議で、事業には参加しないとする方針をまとめました。18日に正式に発表するが、この会議で上瀬谷ラインの経営参加の是非について議論するのは今回が最後の予定、という事なので、横浜シーサイドラインの運営は、ほぼなくなったと言って良いと思います。2.2㎞と短距離なので、軌道系交通が適しているのかどうか、その根本の部分も含めて、今一度検討が必要なのではないか。
《今日のニュースから》
14日 タイ・バンコクで大規模デモ 王政改革要求の違憲判断に抗議
15日 米バイデン大統領 インフラ投資法案に署名・成立
16日 ゴルフ石川 遼 ツアー大会1ヶ月出場停止処分 隔離期間中にゴルフ・飲食
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