
この日のうちにコペンハーゲンに着かなければならないが、もう鉄道だけでたどり着く事が出来ない時刻になっていて、やむなく、前日にスマホから予約したSAS便で、空路移動する事になります。

ガーデモエン空港まで、鉄道で戻ります。オスロ中央駅のコンコース。

コンコースの発車案内表示。

ホームに掲げられている、近郊電車の運転系統案内図。オスロ中央を中心に、放射状になっている事が解ります。

パスでは「フライトーク」には乗れないので、近郊電車で行きます。エイスヴォル行のR11系統。2年前も乗ったタイプ。

ガーデモエン空港駅のホーム。通路は、日本では(たぶん)見られなくなった回転扉で仕切られています。

空港ターミナルのコンコース。

SASのカウンター。

早めに手荷物検査場を抜けます。

型式は解らないが、クラシックな飛行機と、新しい乗用車が並んでいます。

SK1477便が出発する、D9番ゲートに向かうコンコース。

ターミナルから駐機された飛行機を見ると、パキスタン航空機は旧デザインを復刻した機体のようだ(成田にも来ていたらしい)。というか、パキスタンとノルウェーを結ぶ空路があるとは思わなかった。その向こうにはエチオピア航空機だ。

D9番ゲート付近。

今の短距離便では普通の機内食は出ないのは解っているし、ホテルに着くのがかなり遅くなるのも解りきっているので、ここで食事にしてしまう。夕食…のつもりだったが、ホットサンドイッチにヨーグルトとオレンジジュース、「夕食」というには、あまりに寂しい…。しかし、これで171NOK(≒2,000円)する。2年前からしつこく書いてしまうが、とにかくノルウェー(というか北欧)の物価は、極めて高い。北欧旅行は、これだけがどうしても辛い。
それにしても、昨日からずっと、口に入るのはサンドイッチばかり…。

SK1477便となるA320-200は、既に駐機していました。OY-KBH。「OY」とは、デンマークの機体だ。SAS搭乗は11年ぶり7回目になるが、エアバスは初めて。

搭乗開始。SASも搭乗の順番をグループ分けしているが(自分は「E」)、見た所、ANAほどは厳密ではなさそう。

座席は、前日の時点でかろうじて1つだけ残っていた窓際の36F。落ち着くと、TAPのA320neoが到着するのが見える。この機体も、後部のタラップから乗客が降りていく。2年前にノルウェジアン機で同じシーンを見ていて、あれはLCCだったからか(ターンアラウンド短縮のため)かと思っていたのだが、ガーデモエン空港では当たり前に行われているのか。

9分遅れて出発。先のパキスタン機、エチオピア機を見る。

空港付近はほんの少し積雪があるが、この日は防氷剤の散布はなく、すぐに19Lから離陸。暗くなってきている。どこか幻想的、とも思えません?

離陸してすぐの、インターチェンジ。しかしこの後すぐに雲海に突っ込んで、しばらくは何も見えない。

キャビン。

ドリンクサービスが回ってきた。と言っても、コーヒー・紅茶以外は有料。コーヒーを注文し、やはり茶菓子が欲しいよなあと、カタログからチョコボールをチョイス。支払いはC/Cオンリーだが、ノルウェーとデンマークを結ぶ便なのに、価格はSEK建てだった。25SEK(≒280円)。

Wi-Fiサービスもあるようです。説明書き。上級会員は無料になるらしい。

USBのハブもあります。この程度は、今はあって当たり前か。

雲が切れて、下を見ると、おお、エーテボリだ。本当はここで、列車を乗り継ぐはずだったんだよなあ。

一番星!「宵の明星」、でいいんだっけ?

短距離便ゆえ、レベルフライトは30分足らず、早々にベルトサインが点灯し、グングン降下していく。マルメだと思う。

デンマーク上空に差し掛かって、トーンビュー。左側は空港が見えていたと思う。

キャビンの明かりが消されるが、外はお月様に照らされて、明るい。

R/W04Lに着陸。

右手の機体はスペインの機体らしいが、真っ白ではねえ。ワンワールドのマークがついているので、イベリア航空系だろうか。ほぼ定刻の到着。

しばらくキャビンで待機していると、後方から冷気が…。後部の乗客は、後部ドアのタラップを降りる。コペンハーゲンでもやるんだ。それを自分が体験するとも思わなかった。北欧はどの空港も、どのキャリアも同じ、なのだろうか。

歩いて、ボーディングブリッジの階段に向かう。その途中、見上げるようにA321を見る。空気は冷たいが、かえって心地いいかも…。
といい気になっていたのもつかの間、階段を上がると、ドアが開いていない!鍵がかかったままだ。段取りが悪いよ。

皆でゾロゾロと機体に戻ろうとしたら、先にブリッジから降機したCAが開けてくれた。
この機体、次は同じノルウェーのスタヴァンゲルに行くようだ。

バゲージクレームは、解るだろうか?そろそろ、マスク姿の乗客がチラホラ見られるようになった。全体的にはまだまだ、日本ほどは多くはなかったが。
荷物が出てくるまでの間、最後の両替。タブレットに指でサインを書いて、メルアドの入力を要求される。レシート送付のため、だって(ネットやらない人は両替できないの?)。

到着ロビー。
ここから、この日の投宿先のホテルがある、ホイエ・タストゥルップまで電車で乗り継いでいく事になる。

空港駅のホーム。久しぶり。
20時04分発のヘルシンオア行に乗れた。検札は、デンマークでもバーコード読み取り方式だ。北欧はみんなそうだなあ。
コペンハーゲン中央駅は、この晩は電車を乗り換えるだけ。すぐ来てくれて助かった。20分間隔運転、という時間帯になっていたので。25分程でホイエ・タストゥルップに到着し、すぐにホテルへ。寝る前に、最後の片づけ。今回もドジを踏みすぎた。最後の最後くらいは、キチンとしないと。
ところで、デンマークもそろそろ新型コロナウィルス感染の拡大が懸念され始めていて、大規模なイベントはすべて中止になった、と聞かされました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
JR東日本は、25日より、現在運休している毎日運転の〔踊り子〕2往復(E257系運用)の運行を再開し、定期列車は全列車運行される事になりました。また19日より、東北・北海道新幹線のグランクラス、新幹線や在来線、普通列車のグリーン車の車内販売も大半は再開されると、発表がありました(車内販売は、アルコールは販売しない。上越・北陸新幹線のグランクラス、北陸新幹線の車内販売、〔サフィール踊り子〕のカフェテリアの再開はまだ)。これで、JR東日本の定期列車で、新型コロナウィルス感染禍の影響で引き続き運休になるのは〔成田エクスプレス〕のみになるが、NEXは航空需要次第になるはずなので、しばらくは全列車の運行再開は、難しいだろうと思います。
JR北海道は、14日より〔エアポート〕全列車の運行を再開し、予定していた〔ライラック〕2本の追加減便は取りやめ。7月1日以降は、減便している列車は北海道新幹線3往復も含めて全列車運転を再開し、減車している特急も所定の編成に復帰。
《今日のニュースから》 カッコ書きは新型コロナウィルス感染関連
10日 約30億円横領容疑 AIベンチャー企業元役員逮捕
(東京都 コロナ対策含め5800億円補正予算成立)
11日 国民投票法改正案 今国会成立見送り
(虎ノ門ヒルズ 商業施設 感染禍影響 2か月遅れで開業)
この記事へのコメント