№2097 沖縄・九州福岡 ワイドな三角旅 5.SFJ96便

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 沖縄に別れを告げ、SFJ96便で北九州に向かいます。
 多少ヤヤコシイ表現になるが、「ジェット機で離島路線以外の、羽田・成田両空港に絡まない日本国内線」に乗ったのは、初めてになりました。また、SFJ便の搭乗は、2011(H23)年の北九州→羽田路線以来、8年ぶりになります。

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 改めて、那覇空港駅とを結ぶ連絡通路から見る、国内線ターミナル。

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 2F出発ロビー。

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 SFJは、那覇空港ではANAにカウンター業務を委託していて、まずカウンターでチェックイン。搭乗券を受け取る。

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 それから羽田と同様に、バゲージドロップで荷物を預ける、という流れになる。

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 手荷物検査場へ向かう前に、撮影、と言うのではないが、展望デッキに上がってみました。南側。旅客機に混じって戦闘機が見えたりするのが沖縄らしい、のではあるが…。

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 北側の展望デッキに移動すると、既にSFJ機が、エプロンの一番端にいました。多少到着が早かったようだ。

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 保安検査場。

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 ターミナル内の北フィンガー。
 期待へは、バスで移動する。1Fの38番ゲートに降りる。

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 既に38Bより、バスへの乗車が始まっていました。でも何も買っていないなあ。もう1台出るそうだから、やや慌ただしいが、いったん2Fに上がって、売店でサンドイッチを買う。
 バスはターミナルから機体まで、約4分で着きました。

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 バスのドアの前が、もうタラップ。すぐに乗り込む事になる。

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 搭乗直後の機内の様子。全体的には空いているようだ。

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 機内安全ビデオは、8年前の「フライヤーニンジャ」に変わって、SF調となって、「スターフライヤーマン」なるロボットみたいなキャラクターがインストラクトする(この間にまた別の機内安全ビデオがつくられていたらしい)。どこが作ったのだろう(今回調べてみたら、WOWという所らしい)。これは救命胴衣。個人的には「カブキ」のANAあたりより、簡潔で解りやすいと感じました。

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 乗客が多くなかった事もあるのか、定刻より若干早めに出発。那覇では、カウンターだけでなく、ハンドリングも全てANAが行っていた。

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 ANAのB737-800、スター・アライアンス色と出会う。

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 ところが、ここから先が長い。元々R/W36まで遠いのだが、加えて出発と到着のラッシュがかち合ってしまい、離陸まで相当待たされる事になる。出発から10分経って、離陸の許可が下りるのはあと10分後とかアナウンスがある。が、実際にはもっと後。

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 SKY機着陸。とにかく右手の滑走路では、他機の離陸と着陸が、交互に繰り返される。これを見ていると、第2滑走路、確かに必要かなあ、なんて思ったりもした。

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 加えて、戦闘機の着陸も。
 その後さらに旅客機の離陸と着陸が繰り返されて、結局R/W36にラインナップされたのは、ターミナルを起ってから、もう40分も経っていた。そういえば6年前、ANAのB747-400Dに乗って羽田に帰った時も、こんなだったっけ。那覇は羽田と違って、昼間が一番混み合うのか。

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 結局離陸は14時09分。ターミナルを見下ろし、上昇…。

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 と思ったら、沖縄独特の方法で、いったんエンジンが絞られ、上昇が止まって水平飛行に。那覇新港を見る。

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 嘉手納を右に見るあたりで、再度上昇開始。

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 残波岬。

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 伊江島。起伏がほとんどなくて、おせんべいみたいだ。空港の滑走路は見えるが、定期便はない。

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 洋上飛行。雲もあるし、どこを飛んでいるのかは、シートTVのマップを見ないと、解らない。

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 改めて、キャビン。やはり黒基調のモノトーンの空間が、SFJらしい。

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 そのシートテレビはリニューアルされ、USBハブもある。

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 ドリンクサービスでは、ミネストローネのスープを注文。これと、バス乗車前に慌てて買い込んだサンドイッチで、昼食です。
 この後、このミネストローネともう一種類、オニオンがセットになったスープ、それとチョコサンド、あとトラベルポーチを、機内販売で購入。
 キャプテンアナウンスがあって、通常通りの飛行状況と、北九州の天気予報を告げる。小雨で、16℃というから、やはり沖縄のようなわけには行かず、肌寒そうだ。それと、「お願い」があって、パーサーの方がこの日のフライトを持って引退されるので、降機の際に挨拶して下さい、とも。このようなアナウンス、初めて聞きました。

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 シートTVは、SFJももうタッチパネルだ。現状ではSFJのエンタメシステムは2種類あり、オーディオを聞く。これは洋楽だが、チャンネルの大半は、同じ人がナビゲーターを務めている。

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 ルートマップ。この時点では天草の上空らしい。

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 ビデオプログラムも多数あって、これはBBC WORLD(英語オンリー)。

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 この時点では、福岡県の上空。もう少し東側、宮崎や大分の上空を飛ぶと思っていたのだが。

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 ただ、沖縄は回復した天気も、九州本島は、全域で曇天。巡航高度での飛行中は、地上は何一つ見えなかった。残念無念。

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 ディセンドしていくと、だんだん雲が近づいてくる。
 ベルトサインが点灯すると、アナウンスは自動音声だ。最近はどのキャリアも、ベルトサインのアナウンスは自動化が進んでいるようだ。CAの負担軽減も、あるのだろうか。

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 雲海を抜けて地上が見えてくると、もう北九州の山間部だ。どのあたりかは解らなかった。

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 ここは解る。苅田だ。

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 すぐ真下に北九州空港の島を見るが、どんどん遠ざかって、周防灘の上空に出る。

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 周防灘には何隻か貨物船が見られるのだが、それらを見る形で、大きくUターン。
 さらにS字カーブを切るように、左へ右へと旋回が繰り返される。山のすぐ先に空港、という形なので、高度処理なのだろう。かなり昔、ANA便で羽田から富山に飛んだ時も、富山では同じように大きく海上を迂回する形でディセンドしていた。それにしても今回は、かなりルートが不規則だ。

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 空港島を右に見る。という事は、R/Wは36か。

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 ファイナルアプローチ。大きく右旋回。海上では都合4回、大きな旋回が繰り返された事になりました。

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 着陸。ブレーキがきつめ。
 ポツンポツンと雨粒は落ちてきているようだが、路面はそんなに濡れていない。本降りはこれから、という所か。

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 結局、到着は15時30分と、20分の遅れになった。やはり那覇の渋滞が響いた。

20191127-240 Thank you for flying with us.jpg20191127-241 バゲージクレーム.jpg
 バゲージクレームは、そんなに待たされる事はなかった。

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 その壁には、松本零士先生と、メーテル。この旅の直前、先生がイタリアで倒れたと聞いていたから心配したのだが、回復して日本に帰ってこれて、本当に良かったです。しばらくはお休みして、また999描いてください。スローペースでいいから。

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 問題はこの先で、当初予定していた15時30分発の小倉行西鉄バス北九州便は、こちらの遅れを待つ事なく、すでに出発してしまっていた。次は16時10分まで待たなければならず、しかもその間にSFJに加えてJALの羽田便も到着したから、相当な行列になってしまった。列の後部だと、全員乗れるのかと思うほど。福岡や羽田と違って、便数が飛行機、バスともにそんなに多くはないので、まあ待ったら待ったでいろいろ問題もあるだろうが(遅れも大きかったし)、何とかならなかったのかなあ、と思ったのが、本当の所。
 やっぱり、沖縄から来た身には、肌寒かった。

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 なので、本当は小倉に直行し、今日の投宿先の黒崎に行く前に北九州モノレールに乗っておきたかったのだが、もう暗くなってしまうるはずだから断念。乗れるかどうかも怪しかったし。16時08分発の、日豊本線朽網駅行の、一般のバスに乗車。本当に普通のエルガミオだ。案外乗客はいた。苅田が目的地なのか。

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 朽網駅は、ごく普通の橋上駅舎の駅でした。16時37分発小倉行558M。813系3連で、ワンマンなんだねえ…。

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 最後に、黒崎に行く前に、門司港駅に寄り道してみました。ライトアップされているが、到着が遅れたため、今日はすぐ折り返し。

 北九州便を選び、黒崎に泊まったのは、翌日、相当久しぶりになるが、筑豊電気鉄道に乗車し、撮影もする、というプランがあったからでした。新車も入って久しいし。
 でも、明日の福岡県の天気は良くなさそうだ。このままだったら、筑豊電鉄はあきらめ、筑豊本線経由で福岡を目指す事にします。原田線に乗っても、昼には博多に着けて、最後のJAL羽田便にも余裕で間に合うし。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
20日 福島県富岡町 夜ノ森駅付近避難指示 来年3月10日解除決定
21日 熊本市 南熊本第二団地落成式 熊本市最後の災害公営住宅

 避難指示解除を受けて、常磐線の全線再開が行われるわけだが、NHKのニュースアプリでは「3月14日(ダイヤ改正日)の見込み」としているが、JR東日本からは、今日現在では何の発表もありません。

 明日は都合ができて、更新は行いません。次回更新は、24日(火)です。

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