№2078 乗り物中心主義者、初めてのハワイへ! 5.NH183便 プレミアム・エコノミー!(前)
昨日は予告なくお休みして、すみませんでした。関西の方まで出かけてきていたのですが、帰ってきたのは昨日の夜遅くで、いろいろバタバタして、記事を更新する余裕がありませんでした。関西については、来月書きます。
初のハワイ旅行、早くも帰国のフライトになりますが、結構画像が多くなったので予定を変更し、2回に分けて書きます。
帰りももちろんANAのA380「FLYING HONU」、しかもなんと、プレミアム・エコノミーをおごってみました。海外旅行のフライトにおいて、自腹で上級クラスに乗るのは初めてです。プレエコに乗った事がないのは、むろんお金の問題もあったが(長距離では特に)、加えてプレエコはどのキャリアでもたいてい(キャビンの中央部に位置する)主翼の真横に設定されているので、外の景色を楽しみたい向きにはちょっと…、というのもありました。ホノルル線ならまだ手が届くし、A380のアッパーの2階席後方に位置するので、窓の外の景色も楽しめるだろう、と、今回思い切って奮発してみました。今後、他社も含めて、A380のアッパーに乗る機会自体、ほぼないだろう、という気もするので(上級クラス中心だし)。
10月30日(水)
NH183便のチェックインが始まるのは、出発3時間前の8時30分。地上スタッフが一礼して、スタート。
機内持ち込み可能な荷物のサイズは、日英中韓の4ヶ国語で書かれているが、英語はインチ表記だ。
この「オーバーブッキングに関するお知らせ」は、一昨年の№1675でも書いたのだけれど、UA機でオーバーブッキングは発生して、降機を拒否した乗客が無理矢理引きずり下ろされて、世界中に衝撃を与えた一件を踏まえて書かれているのだと思われます。日本のキャリアではこのような事態を聞いていないのは、幸い。
出発便の表示。この付近でチェックインする便だけで、NH183便は左側の下から4番目。UA便が多い。右側にはLHのコードシェアの表示も。
チェックイン後、出国審査・手荷物検査場を通過して、ゲートに向かう。出国審査は、ここでもスタンプは押されない。手荷物検査場では、靴も脱がされた。
日本行の出発ラッシュなので、当然日本人の姿が多い。
そんな中、学校の制服姿の学生も目立つ。修学旅行なのか。でも、ここではあまりにも場違いすぎないか?
今日のNH182便は…。2号機、JA382A。日本から着いた時と同じエメラルドグリーンだ。C4ゲートに駐機。
免税品店などだけでなく、フライトショップも。
PAN AMのトートバッグを買ってみました。「FLYING HONU」のグッズはなかったな。今のホノルルでは、これが一番のスターなのだから、あっても良さそうなものだ。
よく知られているように、出発では、出国審査をパスしてゲートに向かう通路は吹き抜けになっていて、撮影名所のひとつとして、書かれている文献が多いです。もちろん、航空便搭乗の旅客でなければならないし、出発までのわずかな時間しかない。
やはりJAL機が多いなあ。左側のB767の隣にいる機体は、何だろう。
なんと、「ARASHI HAWAII JET」が、ここで来ました!
もう少し近くで、もう少し上から見下ろすような目線で撮りたいなあ。「嵐」のメンバー全員が見えるように。いずれ日本でも、再チャレンジしたい。
HAと、アラスカ航空の並び。ハワイとアラスカとは両極端だが、アラスカ機はアラスカ州ではなく、西海岸から来ているのだろう。でも他キャリアもだが、ナローボディ機で太平洋横断は、きつそうだなあ。乗客、乗務員、双方にとって。
なんと!先の「ARASHI HAWAII JET」は、「FLYING HONU」の隣、C3ゲートにに着いていました。狙っているわけではあるまいが、正直思わず、苦笑いしてしまった…。
その「ARASHI HAWAII JET」を窓越しに見るレストラン。なおこの機体、どこから来たのかは解らないが、折り返しはセントレア行です。
プレエコはラウンジを利用できる。朝食がないホテルだったので、ここでいろいろ飲み食いしていました。何しろ高級ホテルなみに(…そこまで種類は多くはないが)多彩な食材が並んでいる。日本語の新聞や雑誌も並んでいた。
ラウンジ越しに「FLYING HONU」を見下ろす。ダイヤモンド・ヘッドと絡めて撮る事ができます。
ラウンジの入口には、機内で販売される品物が一部展示されていました。モデルプレーンもあります。
搭乗のため下に降りると、先のレストランで、ウクレレの演奏会が行われていました。ハワイらしい。
搭乗は、プレエコはエコノミークラスと同じ列です(グループ3)。やはりここでも、上級クラスでもビシっとした背広姿のビジネスマンなんて、全然いない。
前方から搭乗し、階段を上がって、F・Cクラスを通って、後方のプレエコのエリアに向かう。どちらも、旅行者風の旅客ばかりだ。特にCクラスは子供も少なくなかった。
29K席からは、「ARASHI HAWAII JET」は、こんな感じで見えます。アッパーは壁が内側に向いているので、やや見づらいか。かつてのB747のアッパーも、こんな感じだったっけ。
プレエコは、アメニティもぐっと上級になっています。スリッパもYクラスより上等だし、靴べらもある。
個人用モニターで、尾翼カメラの画像を見ます。こんな感じで胴体を見下ろす。モニターもやはり、Yクラスより大きめだ。
CAが子供の乗客に、おもちゃを配って回っている。一方で、「子供が肘掛けなどで指を挟まないよう、気をつけてください」みたいなアナウンスもあった。他の路線では(国内線も含めて)ほとんど聞かない内容で、これもハワイ路線ならでは、なのだろうか?
定刻に出発。ところが、カメの着ぐるみの機内安全ビデオは、音声が流れない。アッパーデッキだけらしく、CAによる実演が行われました。
JALのB787-9(右側)が先行してタキシングしていくが、あれ、R/W08Rからの離陸だったら、走って行く方向が逆ではないか?
ランウェイ・チェンジが行われていて、離陸はR/W26Rになっていました。地元キャリアの貨物用B737が離陸していく。
JALのB787-9も、先に離陸していく。
DLのB767。後方にダイヤモンド・ヘッド。08Rからの離陸だったら、テイクオフ直後に、ワイキキと共に見る事ができたかも知れないが。
04-22LRの滑走路を横断して、ラインナップ。ターミナルを見る。
モニターの尾翼カメラからは、こんな感じ。
離陸開始。
離陸直後、オアフ島はやはり、自然が豊かだなあ、と思うまもなく、すぐに左へ旋回。
オアフ島を離れていく。滑走路が見えるが、カラエロア空港。カポレイにあるが、定期旅客便があるのかどうかは不明(あっても離島路線だけらしい)。
オアフ島が遠ざかっていきます。次に来るのはいつの日か。アロハ!
離陸から、この日は5分とちょっとでベルトサインが消えました。ここで時計を19時間進めて、日本時間に合わせます。すると、もう日付が変わって、10月31日になります。
続きは、次回。最終回です。
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昨日、JALとANAが相次いで、来春からの羽田発着国際線の運航計画を発表しました。両社とも、新規増便の他、成田からのシフトが多くなっています。ANAは新規に5地点に就航します(ハワイ路線は変更がないようだ)。次回もう少し詳しく書きます。
《今日のニュースから》
17日 野球国際大会「プレミア12」 日本初優勝
18日 NY株式市場 ダウ平均株価終値28,036ドル22セント 最高値更新
19日 マイクロソフト「Office365」 メール機能不具合発生
20日 高齢ドライバー事故 遺族ら国土交通大臣に対策要望
松本零士先生、快方に向かっているようで、本当に良かったです(脳卒中ではなかったらしい)。でももう御年81歳、どうか末永く、ご自愛下さい。
今週はこの後変則的に、金曜日と日曜日に更新を行う予定です。
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