№1992 弾丸旅行月間 第4弾 2.今年最初の関西へ おおさか東線初乗り
おおさか東線は、先月16日のダイヤ改正時に放出~新大阪間が開業、久宝寺~放出間と合わせて、当初の計画の全区間が旅客線として開業しました。今回の開業区間は、平成最後の鉄道新線になります。
先行開業区間の久宝寺~放出間と含め、今回、おおさか東線全線に、初めて乗車しました。どんな路線なのだろうか。
4月 1日(月)
新大阪停車中の久宝寺行。ウグイス色の201系6連で、大和路線(関西本線)と共用。
隣の3番線は、京都行〔はるな〕。
一部の窓部には、このようなラッピングが施されていました。
4月になったばかり、しかも曇り空なので外はややひんやりしていて、車内はまだ暖房が入っていました。
久宝寺まで往復するが、申し訳ないですけれど、いきなり端折ります。
久宝寺駅。ここは八尾市になります。
2面4線の中2線がおおさか東線だが、大和路線の待避線と共用になっている。
出発してしばらくは、大和路線と併走。新加美の手前で高架線になって分かれる。
去年開業した新駅、衣摺加美北へ向かう途中の急カーブで、左側から、百済貨物ターミナルからの貨物線が合流します。
という事は、天王寺方面からの旅客列車の設定は、できないのだろうか。
JR長瀬。久宝寺行と出会う。遠くに、近鉄大阪線の高架橋梁が見えます。電車が通過しています。
放出到着直前、両側に学研都市線(片町線)の線路が現れ、併走になります。久宝寺と同じ、方向別複々線の形態。
放出でしばらく停車、四條畷の方から来る学研都市線の電車と相互に接続を取る。
ここから新線になります。
発車すると、学研都市線の下り)(京橋→四條畷方向)が高架線でおおさか東線を跨ぎ、南側へ。
学研都市線、おおさか東線、それぞれの複線になって、平野川の分水路を渡る。
鴫野は、学研都市線ホームの北側におおさか東線のホームを新設。3面4線で、学研都市線四條畷方面と、おおさか東線新大阪行が同じホームで乗り換え可能。
野江までの間には、なんと踏切がある。貨物線時代のものが、旅客線化されても撤去されていない。
JR野江の手前で京阪の複々線と交差するが、下り緩行線を通過するのは5000系だ!
淀川を渡る。貨物線時代は歩道が併設されていた事で有名だった橋。遠くに梅田の高層ビル群を見る。
JR淡路で途中下車してみました。ホームのすぐ真下を、阪急線が走る。京都本線と千里線が合流する部分で、阪急の駅はちょっと遠い。「阪急線は乗り換え」というアナウンスがあるが。
ホームの路線図。左がおおさか東線の停車駅で、右は「アーバンネットワーク」の路線網。
JR淡路駅。高架駅。
阪急の駅はちょっと遠い。からか、地元の商店街が作ったらしい、阪急の駅へ誘導する幟が、道端に立っていました。
JR淡路駅の、改札階1Fのコンコース。
柱状のモニュメントが印象的。特に題名はないようだが、菅原道真が漢詩に詠んだ梅の風景が描かれているようです。
大阪市内で、乗換の案内もある、という駅なのに、一部駅員がいない時間帯があります。休憩時間確保のためと思われるが、地方の駅みたいだ(加古川線の粟生を思い出した)。
改札内コンコース。
改めて、相対式ホームの北側から、新大阪方面を見る。阪急は高架化工事中だが、高架のおおさか東線を乗り越す事になるし、阪急は上下を分離するので、かなり大がかりな、京急蒲田をも上回る大規模な駅になりそうです。乗換の利便性はどうなるのかな。朝新大阪発に乗車した時には、結構乗車が多かったのだが。
南吹田駅を挟む急カーブで、JR京都線(東海道本線)と合流して、新大阪に戻ります。緩行線の東淀川駅を過ぎるが、おおさか東線は停車しない。
という感じで、やや慌ただしくなったが、おおさか東線に初乗りしました。
1往復だけで全ては解らないけれど、何回も書いたが、同じ貨物線の旅客線化でも、郊外の高規格のバイパスとして造られた、関東の武蔵野線とは全然違うと改めて感じました。
久宝寺で大和路線、放出で学研都市線と線路を共用する区間があるため、ダイヤ編成は苦しそう。朝ラッシュ時の普通電車は約18分毎で、15分毎の日中より本数が少ないのは、この影響があるでしょう。今はこれでも良いが、ラッシュ時の乗客が増えて、増発の必要性が増した時には、やや困った事になるかも知れない。
一方で、多彩な運転系統の設定の可能性は大きいと思う。今改正でなくなったJR東西線~おおさか東線~大和路線の復活とか、新大阪~大阪東線~学研都市線四條畷方面、あるいは天王寺方面~放出方面という系統の設定も、利用動向によってはあり得るかも知れないし、行楽シーズンくらいは(今GWではなかったが)、新大阪~奈良間の特急の設定もあり得るかも知れない。近鉄に一矢報いる事ができるか。
次の変化は、もう一度淀川を渡って、「うめきた新駅」への延伸になるでしょう。この時点で、さらにどのような変化を見る事ができるか、平成最後の新線の、令和の世における発展を期待します。
新規開業区間は、今日現在のGoogle Mapでは、まだ工事中になっています。
天気は晴れたり曇ったり、という感じ。普通列車の乗継ぎで変える事にするが、久しぶりに関西本線全区間を乗り通します。それは次回。
平成に代わる新しい元号は、加茂駅で知る事に。
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また、路線バスの死亡事故…。亡くなられた方々にはお悔やみを申し上げますが、正直ため息が出てしまう。もう少し捜査の状況など、様子を見る必要があるが、何度も書くが、日本のバスの現状は、バス業界や行政だけでなく、もう政治全体でも考えなければならない。私はむしろこの問題、バス業界の労働団体とも関係が親密な野党にこそ問いたいと思う。この問題、あなた方はどう解決する用意をもちあわせているのか、と。ドライバーを初めとする労働者の労働条件の維持・向上と、バス路線の維持・サービスの向上がトレードオフになってしまっている所が根本的な問題で、良い方法を見いだすのが難しくなってしまっているのも事実なのだが、何とか解答を見つけ出さなければならない。
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スリランカの爆弾テロ、正直今は言葉にはしたくありません…。気に入らないものは、暴力で排除する、以外に道はない、とでも言いたいのか。