№1923 乗り物で行こう、あの山へ 再び金時山と 明神ヶ岳<後>

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 去年金時山に上った時は、最初は明神ヶ岳まで行く予定だったのに、雨・風が共に強くなり、早々に下山せざるを得ませんでした。
 今日は行きます。去年と打って変わって、絶好の天気だし。

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 矢倉沢峠。去年は左の「仙石原」の方へ下りました。今日は右手へ直進です。

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 行く手に明神ヶ岳が見えます。が、まだまだ遠い。

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 リンドウ?でしょうか?スミマセン、花の事はよく解らんので。

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 尾根道が続く。遠目には歩きやすそう。

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 振り返れば金時山。ここでは、富士山は金時山と長尾山を結ぶ尾根道に、チョコッと頂きをのぞかせているだけ。

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 明神ヶ岳を見ながら、竹笹に囲まれた道を行く。こういう、テレンコテレンコ歩けるなだらかな道はいいなあ。ただし、展望はなくなってしまうが。

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 金時山から1時間30分で、火打石の看板。ただしこの山は山腹を巻く形になるので、ピークには立てない。
 矢倉沢峠から先は、ほとんど登山者と会わなくなりました。時々上空をジェット旅客機が通過していくが、あとは風が竹笹を揺らすだけ。静かだ…。

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 金時山も、だいぶ遠くなりました。非常に特徴的な容姿。富士山が大きく見えるようになります。
 時々、結構キツい急坂も現れます。

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 やがて左手には、丹沢が見えてきました。大山や塔ノ岳が確認できます。次は塔ノ岳だ!大井や松田の町も見える。

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 明神ヶ岳の直下、道了尊への分岐があります。ここで、外国人のカップルと出会いました。

 14時過ぎ、金時山から2時間20分で、明神ヶ岳到着。

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 頂上からの、金時山と富士山。あそこから来たんだ…。

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 駒ケ岳。山腹から煙が上がってるが、大涌谷でしょうか。

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 山頂は金時山とは全然違って、ベンチとテーブルしかなくて、雨露をしのげる場所がない。去年はやはり、ここまで来る事は出来なかった。何より、人が全然いない。ここに留まっている間も、他に2人現れただけで、しかもすぐに出て行った。

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 明神ヶ岳の案内板。

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 環境省の「富士山がある風景100選」の看板。
 今日はとにかく、絶好の快晴で良かった。

 宮城野へ下山します。

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 すぐ左手は、青い青い相模湾。大分小さいけれど、江ノ島も確認できました。

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 尾根道。時々岩がゴツゴツする急坂も現れるが、全体的には穏やか。

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 摂政宮登山記念碑。
 完全に、他の人とは出会わなくなりました。この時間では当たり前か。

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 30分強で、明星ヶ岳の分岐に着きました。以前明神ヶ岳に登った時は、ここから明星ヶ岳を経由し、箱根登山電車の塔ノ沢駅に下りました。今日はここから宮城野へ下ります。

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 30分弱で、砂利道の車道と交差。町が近いのか。

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 しかし、右手は別荘地が広がっているようだが、こちらはまだひたすら登山道が続く。しかももう15時過ぎ、釣瓶落としでみるみる暗くなっていく。やや荒れた感じ。相次いだ台風の影響が残っているのかも知れない。

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 さらに20分程下って、ようやく街中。舗装された車道に出ました。

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 駒ケ岳。

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 16時過ぎ、宮城野のバス停に着きました。
 明星ヶ岳はまだ陽が当たっているが、下界はもう陽が差さなくなりました。

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 ここは前回も、わざわざ仙石からのバスを途中下車して立ち寄った、宮城野温泉会館。宮城野を終点に設定したのも、これがあるから。
 大人650円(入湯税50円含む)。木曜日休みです。汗まみれになった身には温泉がとても気持ちいい。

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 小田原行き箱根登山バス。普通のエアロスターだが、車内は観光客で席がほとんど埋まっている。困った事に、大平台を過ぎたら渋滞につかまってしまって、湯本駅までノロノロ。普通の平日なのに。小田原駅に着いたら、もう真っ暗になりました。

 こうして今回は無事、予定したルートを完歩できました。きつかったけれど、良い山旅でした。それにしても、富士山の絶好の展望が得られる事があるとはいえ、金時山山頂の外国人があんなに多かったのには、少々驚かされました。スマホの撮影もあるし、山登りも時代が変わったなあの印象です。
 次は再び丹沢、塔ノ岳を目指します。早い内に…と言いたいけれど、また間隔があいてしまうかも知れないなあ。できるだけ早く行きます。
 秋から冬にかけては、下山は早めに。遅くとも16時台前半に下山が完了するプランを組むべきでしょう。今回の登山で感じた事からアドバイスです。差し出がましいが。

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 石井国土交通大臣は今日、過去最大の赤字の見通しとなったJR北海道に対し、必要な財政支援を行うと発表しました。「徹底的な経営努力」を前提としているようです。さて、「経営努力」という言葉は、業績が思わしくない企業の経営に関連して内からも外からも結構便利に使われている言葉だが、では、現状のJR北海道においては、具体的に何をどうしたら、徹底的な経営努力を行った、と評価してもらえる事になるのだろうか?単にJR北海道だけが健全経営に戻れればそれでOK、なら、不採算路線の廃止、乗車効率の悪い列車の削減、駅の無人化とかだって、立派な「経営努力」だ。自動車メーカーが工場を閉鎖する、スーパーが不採算店舗を閉店する、事と同じなのだから。それで済まないから、彼の地ではなかなか話が進まないのであって、具体的に何をすべきなのか、そこまで踏み込んで発言をすべきではないのか。
 関空ではSQのA380、上海ではJAL機が絡んだ、空港でのトラブルが相次いでいます。

《今日のニュースから》
11日 北海道むかわ町 地震避難所閉鎖
12日 ジャパンライフ経営破綻 初の債権者集会
13日 日経平均株価全面安 終値2万1810円52銭

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