№1877 青空求めて北海道 7.LCC共演 新千歳
札幌は2年振りになるが、札幌の楽しみと行ったら、毎回の事だけど、新千歳での旅客機撮影だよね、という事で、今回も行ってきました。
しかし、新千歳空港の展望デッキが順光になるのは昼前。なのでそれまではまったりと、千歳線沿線のバスを撮りながら行きます。
「フリーパス」の威光で、新札幌まででも特急〔すずらん〕。7時30分の出発を待っていたら、隣りに現れたのは、なんと「四季島」!去年も見ているけれど、2回とも北海道で、とは。一瞬だが、〔宗谷〕も交えた並び。
〔すずらん2号〕は、〔宗谷〕と同時出発。白石まで、抜きつ抜かれつ。
新札幌で途中下車し、バス撮影。先日本体で追加公開しているので、そちらをご覧頂ければ。
次は快速〔エアポート〕で恵庭へ。まだ札幌からそんなに離れていないはずなのに、沿線はこんなに牧歌的。
恵庭駅の駅舎内部に描かれている、恵庭岳。
恵庭市のコミュニティバス「ecoバス」は、この数年の間で運行の委託先が変わり、AコースはJHB→富士ハイヤーになりました。車両はそのままポンチョが引き継がれているよう。
Bコースは中央バス→千歳相互観光バスになり、ローザも運用されています。この便はここでドライバーが交代、降車したドライバーはマイカーで営業所に帰っていきました。
「ecoバス」は、恵庭駅は東西両方に発着し、両方とも待合室が完備しています。
「ecoバス」がどこを走っているか、位置情報のサービスもあります。力が入っています。現在、平日は40分間隔、土休日は60分間隔で運行。
さらに千歳でも途中下車。千歳相互観光バスの新エルガ。千歳市が保有して千歳相互観光バスに貸与する形になっています。この長都~新千歳空港路線は、道南バスとの共同運行。千歳相互観光バスは、後日本体で新規公開する予定です。
次はいよいよ新千歳空港です。
「エアポートヒストリーミュージアム」。
ミュージアムのモデルプレーン。
懐かしいグッズ類(特にJALの1970~80年代の鶴丸のバッグなんか)。
ANK(旧エアーニッポン)の30周年記念のバッジ類で、NKA(旧日本近距離航空)時代に利尻・礼文や佐渡に飛んでいたツインオターから、尾翼のカラーが異なっていたDHC-8-300まで、歴代のANK機材が並んでいます。
ミュージアムの近くの通路に展示されている「スチーム・エアライナー」の模型。フランス人が考案した「蒸気ヘリコプター」なのだそうだが、何だか宮崎駿のアニメに出てきてもおかしくなさそうだ。
展望デッキ。昼になって、光線状態は良くなりました。ただ、前回訪れたあと書いた事の繰り返しになってしまうが、他空港の展望デッキと比較すると、設備面での見劣りが否めない。何より、階段しかないのでバリアフリーの点で問題だし、飲料の自販機すらない。デッキそのものだけでなく、下に降りても、フードコートはあるが、自販機はかなり遠い(なぜかイマドキタバコの販売機はすぐ近くなのに)。もう少し何とかなりませんかねえ。
とか思いながら、旅客機を撮りまくります。
エア・ドゥのB767-300ER。20年前の創業時から飛び続けていて、そろそろ後継機が考えられる頃か。
大韓航空のB777-300ER。
HL8250はスペシャルマーキング機。音楽をテーマにしているようだが、具体的な事は不明。
チャイナ・エアラインももうジャンボ機ではなく、B777-300ERになりました。
なんだか解らんが、自衛隊機が基地から複数発って、上空を横切っていく。スクランブル?
去年函館でも撮った、天津航空のA320-200。
初めて見ました。上海吉祥航空のA320-200。
ジェットスター・ジャパンのツーショット。手前は離陸、後方は着陸。
香港航空のA330-300。
中国東方航空のA321-200。
IBXは3月から、松山線で新千歳に就航しています。
春秋航空のA320-200。上海線。これも初めて見た。
エア・ドゥのB737-700だが、後方に千歳線のフレートライナーが見えます。
また来たのか?DC-3。
チェジュ航空のB737-800。
後部に描かれているのは、東方神起。
2年前も撮った、ケンボレック航空のDC-3。塗装をやり直しているようだ。
FDAのE175。イエローは初めて。もう一機は2年前も撮ったオレンジ色でした。
香港航空機がもう一便来た。水曜日(と日曜日)は2便。
先に来ていたHX機が出発。キャセイパシフィックとライバル共演。
ティーウェイ航空のB737-800。
J-AIRは、E170は道内路線にも就航しているから頻繁に見るようになったが、E190は今の所、仙台路線の1便のみ乗り入れ。
オーロラ航空機も来ました。ユジノサハリンスクから週4便。だからヨソ者としてはラッキー。
フォルクス・ワーゲンとコラボのピーチ機。
エバー航空の「サンリオ・キャラクターズ」。A330-300。
ハワイアン航空機も来ました。現行カラーはまだ生で見た事がなかったから、これは嬉しい。A330-200。
このバスはランプバスだと思うが、「Arc of the Sun」カラーのJALのロゴの上仁新鶴丸を貼り付けただけ。だから「JAPAN AIRLINES」のフォントは、「Arc of the Sun」時代のまま。
最後に、大韓航空が来て、LCC勢も来たなら、これは?と思っていた、アシアナ航空のA321-200。一ヶ月後の騒動勃発など、知るよしもなかったのでした。
他にも撮影した機体は様々あるが、以前ご覧頂いたものなので、今回は省略しました。
国内線はもちろん、国際線も韓国を中心にLCCの割合がかなり高まっています。となるといずれ、新千歳でもLCC専用ターミナルを、なんて声が上がるかも知れません。あるいはもう計画があるかも?
6月の北海道ともなれば17時を過ぎても存分に明るく、もう少し留まっていたかったけれど、この日はこの後旭川へ移動しなければならず、17時30分の快速〔エアポート175号〕で、新千歳を後にする事となりました。ともあれ、楽しいひとときでした。新千歳は、いつ来ても新鮮です。
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〔スーパーいなば〕〔サンライズ瀬戸〕は昨日、肥薩線は今日、運行を再開しました。JR西日本の最新のリリースでは、伯備線は一ヶ月以内には再開、山陽本線は8月1日の下松~徳山間を皮切りに、11月には全線で再開の見込みとなりました。一方芸備線の備後落合~狩留家間、福塩線の府中~塩町間、木次線の出雲横田~備後落合間は、どうやら来年までかかってしまいそうです。
小田急ロマンスカーLSE7000形のラストランが発表になりました。この後4回イベント運転があり、10月13日の「さよならツアー」で全ての営業運行が終了、になります。先頭車がそのまま「ロマンスカー・ミュージアム」に行く事になるのか。
九州新幹線・長崎ルートのフリーゲージトレイン導入が、正式に断念となりました。となると、このルートは今後どのような方式で整備されるのか(特に佐賀県内)。フリーゲージトレイン初導入は、近鉄となるのか?
ピーチがA321LR、HACがATR42-600の導入を発表しました。どちらも再来年から。しばらくは小康状態と思えた日本の航空業界のフリートも、来年のA380・A350を頂点に、これから新機材ラッシュとなりそう。
《今日のニュースから》
18日 グーグル EU競争法違反 5700億円制裁金支払い命令
19日 「北海道・北東北の縄文遺跡群」 世界文化遺産候補に決定