南海高野線の三国ヶ丘駅は、難波から11.6㎞の所にある堺市堺区の駅で、JR阪和線との乗換駅として、大いに賑わっています。
3年ほど前に改良工事が行なわれ、南海側は橋上駅舎となりました。去年12月、高野下まで往復してきた帰りに新しい三国ヶ丘駅を撮ってきたので、ここでご覧頂こうと思います。
2016(H28)年度の一日平均乗降人員39,804人は、南海全体でも第5位にランクされます。阪和線との乗換客が多いのでしょう。しかしながら停車するのは準急と各駅停車のみ。区間急行以上は通過。すぐ隣が堺東でもあるし、競合するJR線に乗客が流れてしまう懸念もあるでしょう。
駅番号NK57。ちなみに、三国ヶ丘駅があるのは堺区向陵中町、逆に堺東駅が、堺区三国ヶ丘に位置します。
旧駅舎。北と西に別れていました。これは西口。やや冴えない感じ。
改良工事の前は、JR駅も南海が管理していました。
東口のエスカレーター。これを撮っている背後がJRの駅で、今はJRの駅員が配置されています。乗換客が多いからだろう、階段が広く取られています。
東口のエレベーターは、商業ビル「N.KLASS」と共用になっています。
西口。交通広場も整備されています。
西口のエスカレーターは上りのみ。
西口のエレベーター。
エキナカ。前述の通り、東側は商業施設が入ったビル「N.KLASS」となっていて、2Fは駅と一体になっています。
コンコース。
券売機。4万人近い乗降がある乗換駅にしては少ないが、ICカードが普及している事もあるでしょう。
改札口。
精算機と、ICカードチャージ機。思えば、南海はポストペイ方式のPiTaPa事業者なので、チャージ機は本来は必要ないはずだが、今はICOCAなど、他事業者のプリペイド方式のICカードとの相互利用を行なっているので、チャージ機も必要になってきているのでしょう。
発車案内表示。液晶式。
改札内のコンコース。
下り(橋本・高野山方面)ホームのエスカレーター。
上り(難波方面)ホームのエスカレーター。
エレベーターも当然上下ホームにあります。
待合室も、上下ホームに完備。
ホームの発車案内表示。液晶式で、日本語の下は、英中韓3ヶ国の言語が交互に表示されます。これは中国語。
最後に、ホーム。相対式。ホームのたたずまい(特に難波側)は、昔と大して変わらない気がします。
この下を、JR阪和線が交差します。
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《今日のニュースから》
11日 イオン ベトナム・ハノイに2店舗目 建設工事着工
12日 バングラディッシュ旅客機 ネパールで着陸失敗 49人死亡確認
13日 成田空港 拡大案最終合意 第3滑走路建設
私はおぼろげにしか覚えていないが、成田空港では三里塚などで過激な反対闘争が繰り返され、事実過激派が管制塔を破壊して開港が2ヶ月遅れたという歴史もあるので、時代がまるっきり変わったなあという印象です(本来の第3滑走路は横風用を想定、今回の拡張計画はそれとは別物)。完成は10年後くらいになりそうだが、空港そのものはもちろんだが、アクセスがどう変わるか。京成もJRもバスも、今の内から準備を始めておくべきでしょう。また、芝山鉄道の延伸の可能性が出てきたかも。
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