№1784 2017年最後の関西旅行 1.京阪と南海 現状は

 新年明けましておめでとうございます。昨年は懸念されたとおり、一握りの指導者の「言葉遊び」に過ぎないパワーゲームで、上も下も右も左も、東も西も北も南も、何もかもが翻弄された年になってしまいました。個々では難しい事だろうが、ともかく他人に流されるばかりでなく、自分の言葉を発し続ける事が大事なのだ思います。たとえ時勢から逸れていても、結果的に誤りであったとなろうとも。私も、時には大きくスベる事もあるだろうが、可能な限り、私自身の言葉で、乗り物を中心に思っている事、言いたい事を発信し続けたいと思います。決して他人の存在を無視してはいけないが。今年もよろしくお願いいたします。

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 去年は冬場から春先に2度関西へ行ってきたが、12月にもう一度行く事としました。最初は京阪や阪急の電車が目的だったが、事前の天気予報は、あまり良くなかった…。
 今回からいよいよ、デジタルカメラを使います。画像は全てデジタルです。

12月 3日(日)

 今回は横浜駅西口から、「フライングスニーカー」で行きます。

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 10分前に乗り場に着いたら、既に乗客を待つ状態で停車していました。この日は東北急行バスが担当。横浜で「東北急行バス」とは、未だ違和感ある…。岡山でも見たが、社名を変えた方が良い気がします。
 横浜駅西口のバスターミナルは貸切バス対策で去年の7月に大きな場所の移動があり、22番乗り場は以前の野村證券前から、道路を隔てた反対側のシェラトンホテル前に移動しています。

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「フライングスニーカー」は格安便だから、4列シート。でも30年位前の、仙台や山形へ行く東北急行バスの夜行だって、こんな感じだった。座席にはUSBポートが備わっています(USBメモリ・USBハブ・PCはダメ)。この便はTDRや浅草を回ってきているので、既に7割位は席が埋まっていました。

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 横浜を定刻に出発、1時過ぎに東名の足柄SAに着きました。
 左は遠州鉄道の浜松行。YCAT起点・品川経由でここに来ています。こちらとは逆というわけ。

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 SA前に並ぶ高速バス。左から、グレース観光京都・大阪行、西武観光バス伊勢・鳥羽行、遠鉄、東北急行、JAMJAMライナー名古屋行、グレース観光名古屋行、平成観光豊橋・名古屋行。

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「ドリームルリエ」もいます。運賃が、「フライングスニーカー」の2~3倍くらいか…。

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 SAのトイレのサイネージには、バスの駐車に協力するよう、お願いが表示されていました。
 今時分の時期はどうなんだろう?専用マスだけでは足りないだろう。

 15分程の停車の後、ドライバーが人数を確認して出発。このバス、完全ワンマン運転だ。
 この後、もう一回どこかで停車したのは覚えているが、降りる事はできない。おぼろげに「プッツンプッツン」と、方向指示器の音がかすかに聞こえてくるのが聞こえた。全体的には新車らしく、なめらかな走り具合。

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12月 4日(月)

 京都駅八条口で一旦明かりが全部つき、乗客が降車。予想よりも多くて、最後部からはイスラム系?の外国人の家族が降りてきたのは少々驚いた。通路側に座っていたが、反対側がまるまる空いたので移動し、窓際に座って、二度寝。

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 7時前、池田線を走っている。夜が遅い冬の大阪も夜明け。晴れている。阪神バスの伊丹空港行と出会う。

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 定刻より少々早く、梅田到着。バス停そのものは普通の路線バスそのものだったが(ただし一般の近鉄バス路線は4月に廃線になった)、近鉄バスのスタッフらしき人がカウンター席について、PCを操作したり、どこかと無線で話したりしている。到着直前、ドライバーがどこかと無線でやりとりをしているように聞こえたが、ここへ到着の報告をしていたのだろうか。

 どこまで晴れが続くか解らなかったが、京阪電車を撮りに、西三荘へ行く。

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 大阪市営地下鉄東梅田系の、「スルッとKANSAI」利用終了のお知らせ。今月一杯。「スルッとKANSAI」さえ終わりなのだから、磁気カード時代も終焉間近だ。

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 天満橋まで地下鉄谷町線。喜連瓜破(きれうりわり)行。
 谷町線は最近ダイヤが大きく変わり、平日朝夕以外は区間運転を見なくなりました。

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 京阪天満橋駅の「プレミアムカー」空席案内。平日だと、8時台は設定がない。

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 ホームの「プレミアムカー」広告。

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 目的地が西三荘なので、準急と普通を守口市で乗り継いで行く。
 しかし晴れてはいても12月の早朝なので、ホームの影が線路を多い、キレイに撮影できない。それでも数枚撮る。

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 時間は忘れてしまったが、「女学生 児童優先車連結」の列車。7連の後部2両。

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 3000系の特急。最近顔つきが変わり、特急の鳩マークを掲げるようになりました。フルカラーLEDだが。

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 10000系。支線向け4連だったものが、7200系・9000系から中間車の拠出を受け、7連化されて本線に転用されました。3~5両目のクーラーの形式の違いが解るでしょうか。

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 13000系。7連の20番台。

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 ここへ来ていきなり去就が注目されるようになった、5000系。
 この頃になると、南から広がってきた雲が太陽を隠してしまいました。やはり、晴れは続いてくれなかったか。

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 下りでは、8000系同士の追い抜き、なんてシーンが見られました。左の緩行線は回送。以前は車内改修後にラッシュ時でも普通電車の運用があった8000系だが、「プレミアムカー」サービススタート後はなくなったようです。
 なお、樟葉始発「ライナー」の通過も見たが、ホームから垣間見た限りでは、かなり空席があったようにも見えました。

 ここにいても仕方がなくなってしまい、南海高野線の高野下へ行ってみます。高野線の現状はどうなっているだろうか。

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 守口市までの普通電車が、5000系でした。ラッシュ用ドアの座席は上部に収納された状態。この形態の座席の採用は、全国でも5000系が最初で最後となりそうです。

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 淀屋橋から地下鉄御堂筋線で難波へ移動。御堂筋線各駅では、新しいサインシステムが広まりつつあるようです。

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 南海線難波駅の高野線の不通区間のお知らせ。橋本~高野山間はバス、高野下~極楽橋間はタクシーと記されています。タクシーの存在は初めて知った。

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 サイネージの不通のお知らせ。右側には詳細が日英韓中の4ヶ国語で記されています。

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 10時24分発快速急行は、通常の高野山(極楽橋)行を橋本行として運行。

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 快速急行は2000系8連で、驚いた事に、橋本側4両が「赤備え」ラッピングのままだ。まだ走っていたのか。大河ドラマ放映中の期間限定だとばかり思っていたのに。乗車時点では「真田丸」どころか、後継の「直虎」もあと2回で終わり、だったのだが。

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 被災前の、現行の通常ダイヤでは見られない「快急 橋本」の表示。橋本での高野下行連絡も予告。

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 三日市町からは山間部を抜けていく。山々が色づいている。この区間は比較的最近、別線による複線化が行なわれていて、所々で旧線の鉄橋が残っているのを見たりする。

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 橋本に着いたら何の事はない、前の4両が引き続き、各駅停車高野下行となる。それなら、最初から「快速急行 高野下行」として走れば良いのにと思ったが、それができない理由があるのだろうか。
(被災前の通常ダイヤでは、快速急行高野山(極楽橋)行のまま、後4両を切り離す)

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「赤備え」ラッピング車の車内はこんな感じで、座席の地まで六文銭柄に変わっている(優先席は緑地にハート?形)。となると、当分の間はこの姿のまま走るのだろう。

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 高野下到着。
 左は先に橋本からの各駅停車で着いていた2300系で、回送で戻る。
 高野下駅は、駅員がいない!

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 改札口にある、代行輸送のお知らせ。この先の不通区間の各駅へは、タクシーで代行。

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 臨時の時刻表。難波行急行が平日に1本あるが、他は全て橋本行各駅停車。

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 高野下駅。駅前にいるのが代行タクシーだが、乗り換える客はなく、ドライバーは手持ち無沙汰そう。
 高野下駅自体、付近にはコンビニはおろか、商店の類が全くない。椎出郵便局があるのみ。

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 極楽橋方向へ上る線路は列車の往来が途絶えて久しく、赤さびている。

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 ホームには色々展示物があります。先代の「羽車」マークと、今の「ファイン&ブライト」のシンボルマーク。

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 ホームの柱も古レールが使われていて、説明書きもあります。

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「赤備え」の折返しは見送って、次の1本後の12時09分発橋本行で戻る。2300系。
 しかし、高野下出発時点での乗客は、自分一人…。その後も、九度山から2人、紀伊清水から1人、乗っただけ…。
 橋本~極楽橋間は、高野山への観光輸送がなくなったら、JR北海道が「見直し」を表明している各ローカル線と同等か、下手するとそれ以下のレベルしか需要がない。「ハンドブック南海」(公式Webサイトで閲覧できる)に各駅の乗降人員を記した表があるが、これを見ると、一番多い九度山でさえ2016年度は1日平均909人、1,000人に満たない(これでも「真田丸」効果で、前年度比31.2%増)。不通区間で一番多い下古沢が59人、最少の紀伊神谷は10人しかいない(南海全体でも最下位)。とっくに廃線になっていておかしくないレベルでしょう。

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 橋本駅は久々に降り立つが、ホームの階段を上がってすぐの所に、南海の専用改札と窓口ができていました。以前はJRと共用だったが、IC導入時あたりで分離されたのだろうか。跨線橋が仕切りで、JRと分離されています(JRの改札もある)。

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 橋本駅。

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 駅を出て右手の交通広場に、高野山行の代行バス乗り場がありました。時刻は特に決まっておらず、乗客がある程度集まったら出発、という感じのよう。

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 前回書いたように、代行バスの大半は地元の日の丸観光バスが運行しています。一番左は御坊南海バスだが、他の会社が入っているかは未確認。
 代行バスは積雪・凍結対策で、10日より運行形態が変わるので注意。

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 橋本~高野山(極楽橋)間は「こうや花鉄道」と称して、専用の駅名標が掲げられています。駅の標高も記されている。これを見ると、一直線に登っていくのではなく、学文路まではやや下がっていく。
 ともかく、一刻も早い全線運転再開が望まれます(南海は、4月中には、と言っている)。観光輸送がないと成り立たない区間である事がはっきり解ったので。

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 最後に、右側の急行難波行で戻ります。6200系。
 左は、本来は〔こうや4号〕で走る、〔りんかん24号〕。

 この後も気まぐれ的にいくつか巡ってきたが、特に記す事はないので、省略します。

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 最後に、例年通り「学文路駅記念入場券」。これもあるから、年末または年始に関西を目指すわけで。

 大阪市内のホテルに投宿。明日は天気はどうであれ、京都・滋賀県方面を目指します。叡山電鉄、行ってみようか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《今日のニュースから》
31日 渋谷センター街ビルから出火 2名ケガ
 1日 香港民主派デモ 高速鉄道新駅の中国本土管理施設設置に反発

 5年前に見た、香港の高速鉄道の駅は未だ工事が続いているが、ようやく今年の後半には開業する見込み。この新駅に、越境(国境越えに相当)を管理する中国本土の設備を新設する計画に、民主派が反対しています。去年あたりは中国本土の影響力が相当増し、危機を募らせる香港市民も多いと聞いているし、今後の香港はどこへ行くのか。高速鉄道以外の交通関係はどうなっていくのでしょうか。

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