№1613 普悠瑪とLRTを訪ねて 2年ぶりの台湾 1.JAL805便 日本列島横断フライト
今日から5回に分けて、先月の台湾旅行について書きたいと思います。
台湾は2年前に行ったばかりで、前回は新幹線(高鉄)と平渓線などを訪ねました。
今回は台湾鉄道の新型特急「普悠瑪」と、先日一部区間が開業した高雄のLRTを訪ねる4日間の旅で、台北から高雄への移動では、初めて台湾の東側の路線に乗る事になります。普悠瑪に関しては台北発着区間では乗れず、末端の花蓮→台東間のみになってしまったのですが。
それにしても、2年前の台湾旅行について書いた時、「次の台湾訪問は案外近いかも」と結んだが、その通りになりました。自分でも少し驚いています。自分で決めておきながら。
11月 7日(月)
日本からの空路は、今回は往復ともJALになりました。最初は羽田からのチャイナ・エア便(松山行)を想定していたが早々に満席になっていて、JAL運航便に乗る事となったが、検索したところ、成田→桃園便の方がかなり安く、空港までの交通費を考慮してもこちらが有利かなと思い、今回は成田→桃園便への搭乗となります。時間帯が若干悪いのではあるが、初日はあまりあちらこちら歩く予定はなかったのと、この成田805便はB737-800運航で、国際線では初めて乗るので、こちらでも良いと思いました。
成田エクスプレス3号。本当はもっと遅い列車でOKだが、この日の成田は午前中が晴れと聞いたので、搭乗前に第1ターミナルで旅客機を撮れると思って、思い切って早い列車にしました。
この列車ではWi-Fiサービスを行っています。ただしインバウンド向け。
東京スカイツリー。
天井の成田空港出発便案内表示。一番下にJL805便の表記が出ました。
JALは第2ターミナル出発だが、今回は終点の成田空港まで乗り通しました。
第1ターミナルの展望デッキ。
この時間に撮影した旅客機をご覧いただきます。
ベトナム航空 B787-9
UPS B767-300F
シンガポール航空 B777-200ER
エア・インディア B787-8
スイス・インターナショナル A340-300
本当は9時30分位までは粘れたのだけれど、南側の空が思いのほか雲が多く、やがて太陽を遮ってしまいました。9時で切り上げて、第2ターミナルに移動します。
ターミナル連絡の循環バス。成田空港交通のBRCハイブリッド。
第2ターミナル3Fの出発ロビー。
出発便の案内表示。左の下から2番目にJL805便が表示されています。
4Fはレストラン&ショッピング街。書店もあります。
JL805便は67Aゲートから出発する。本館の南の端で、CIQからえらく遠い。歩いて10分ちょっとはかかる。
64番ゲートには「JET-KEI」がいた。この日はシカゴ行。
たどり着いた67Aゲート。AとBの違いは何だろう。国際線と国内線?
駐機中の805便、JA320A。
日本発着の国際線でナローボディ機に乗るのは、これが初めてです。
後方に見えるMH機はone worldタイトル。
空港のゲートにWi-Fiポイントはもはや必須。彼の地の天気をチェック。台北は28°か。暑そうだな。
搭乗開始。Cクラスに続いて、後方座席の搭乗が行われる。
この便はMHとのコードシェアで、MH9125の便名もついています。マレーシア行ではないが、台北で接続があるのだろう。
定刻を少し回って出発。R/W34Lに向かう。未買収地の向こうに見えるのはタイガーエア・台湾機。つまり、目的地は同じ。
出発ラッシュに引っかかって誘導路は渋滞気味。出発便に交じって着陸もあるが、アシアナがA380だったのにはビックリしました。
それでもターミナルを離れてから26分で離陸したから、まだ良い方だったか。
河内町の上空で大きく右旋回、Uターンする格好。
国際線ながら、全体の2/3位は日本の領空で、幸い全体的には晴れだったので、次々に見知った土地が現れてワクワクしました。
千葉市から、東京湾の上空に抜けます。
羽田空港。
横浜。
我が街戸塚も!東海道線と、泉はそそぐ柏尾川が中央部を貫きます。下の中央部で交差するのが戸塚駅。さて、私の自宅はどこだと思います?
富士山のてっぺんは、初冠雪を迎えたばかりでした。
南アルプス。中央の山間部に見える緑色の湖は畑薙湖。
名古屋を見ます。真下はたぶんセントレアだと思う。
今回、機内食がちょっと楽しみでした。「北海道シリーズ」とは聞いていたが、事前に検索すると、こんな内容でした。
ホワイトカレー さつま芋ヨーグルト フレッシュサラダ 醤油胡麻ドレッシング バターサンド(六花亭) コーヒー、紅茶、緑茶
ホワイトカレーは紋別の名物らしい。「ホワイト」だけあって辛すぎず、おいしかったと思います。
関西空港。
徳島。
離陸からちょうど1時間で高知。
宿毛の上空から日向灘に抜けます。
モニターのマップ。これから鹿児島県の上空を経由して、東シナ海に抜けていきます。
B737-800はMAGIC-Ⅳで、多少見る事ができるプログラムが少ないが、韓国や中国などアジアの映画はほとんど見る事が出来たようです。といっても、私は下界の景色の方が遥かに楽しいので、プログラムを見る暇など残念ながらありません。洋楽を聞いていました。ヘッドホンは「Arc of the Sun」のロゴのまま、結構物持ちが良いんだ。
高度が10972m(36000f)、時速が800㎞/h前後で、2年前のエバー航空便の時より100㎞/h程度早い。偏西風があまり強くないようだ。
串木野から東シナ海に抜けて、宇治向島を見ます。
キャビン。
客層は圧倒的に中高年ばかり。私はまだ若い方だったかもしれない。なので、プログラムには「君の名は。」もあるのだが、見ている人はいなかったようだ(短距離路線で見るには、やや長いと思う)。
最後部のギャレーを見たら、どうした事か具合の悪いお客さんがいたようで、CAが脈を測っていた。生では初めて見るシーンなので不安だったが、幸い大した事はなかったようでした。
東シナ海上空は曇り空でした。
台湾上空は再び晴れのよう。降下し、永安の上空で大きく左旋回してUターン。
苦錬脚の上空。溜池が多い。R/W05Lへ進入。
着陸。
ターミナル到着は、予定より40分も早くなりました。ボーディングブリッジに出ると、確かにムッとした空気を感じる。
D10は、2年前に帰国した時に搭乗したANA便と同じ。この機体、次はセントレアに行くらしい。
QICに向かう、ターミナルの内部。
入境審査は、16年前に旧JAA便で着いた時は大分並んだ印象があったが、今回はスムーズでした。指紋照合をされたりするが。
手荷物受取場。
この後一万円札を両替したら、2901TWDを渡されました。30TWDを手数料として引かれているから、目安としては1TWD≒3.4円、という所でしょうか。
この後、市中へ向かうべく、空港バス乗り場に向かいます。本格的に台湾の旅が始まります。
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