2005(H17)年10月のスイス旅行で訪れた主要ターミナル駅から、今回はスイスの中央部にある3駅をご覧頂きます。
バーゼルSBB駅
バーゼルはドイツ・フランスとの国境に位置していて、DB及びSNCFの乗り入れもあります。
中央駅に相当する駅だが、別にDBのバディッシャーという大きな駅があるので、通常SBB(スイス国鉄)駅と称されているようです。
駅舎内のコンコース。広々としています。
構内の案内図。
窓口。この駅は古めかしい。
券売機。
荷物扱い所。
有料トイレ。バーゼルに限らず、欧州のターミナル駅のトイレは有料が普通だと思う。
旅行案内所。
発車案内モニター。そういえば、大型のソラリー式発車案内表示を見かけなかった気がする(たぶん見落としたか、撮影し忘れたのだと思う)。
メインの駅舎は北側だが、反対の南側にも駅舎があります。比較的最近のオープンらしく、近代的です。
南側の駅舎の商店。
ホームを跨ぐ橋の商店。(エキナカ)。
ホームへ降りる、入口。
この駅はSNCF(フランス国鉄)の路線も乗り入れているが、この場合、形式上ではあろうが、出国審査を受ける事になります。フランス側のホームへの入口の出国審査場。
線路は当然フランス側へ繋がっているし(このまま乗っていくと、数年前に訪れたミュールーズに着く)、ホームも連続しているが、ここを通ってはいけないことになっている。独仏二か国語で、そのような事が書かれている(と思う)。
(国境そのものが駅を跨いでいるわけではない)
ホームの発車案内表示。
ホーム。ドーム状の上屋が掛かっている。ちょうどDBのICEが停車中。
ベルン駅
首都にある駅だが、チューリヒやバーゼルよりは小さい。ドイツ語圏の西の端に近い。東西南北の幹線を中継する位置にあります。
この駅は9年前、1996(H8)年7月13日に降り立っているのだが、駅舎のビルが立て替えられています。以前のベルン駅の特徴だった、公用4か国語(独・仏・伊・ロマンシュ)で書かれた「駅」の文字がなくなっていました。
コンコース。
窓口への入口。
比較的近距離の路線の窓口、だったでしょうか。
こちらは中長距離の窓口だったと思う。
両替。
発車案内表示のソラリー。
メインの駅ビルは東側にあるが、国鉄本社を隔てて100m位離れた西側にも、入口があります。
西側の通路。比較的最近できたよう。曲線の屋根が特徴的。
ホームの発車案内表示。
ホーム。線路数は多いが、スルーのスタイルで中間駅然とした感じ。東側は人工地盤に覆われています。ちょうど、ダブルデッカーのICが停車中。
この駅は国鉄の他、RBS(Regionalverkehr Bern-Solothurn)の路線が地下ホームに乗り入れています。ホームのコンコース。左側に電車が見えます。
RBSのホームの発車案内表示はソラリーではなく、モニター。
RBSの地下ホーム。路面電車然としたG系統を除く3つの系統が、このホームの発着です。
ルツェルン駅
ルツェルン湖の畔に位置します。インターラーケンに通じるブリューニック線の始発駅。
近代的な駅舎。旧駅舎は火災で焼失したため、1991(H3)年に再建されたとの事。
その火災で焼失した旧駅舎の一部分が、モニュメントして残されています。
駅舎内のコンコース。
発車案内表示のソラリー。
駅舎内のエレベーターとエスカレーター。
商店と両替。
窓口。
荷物扱い所。
ホームの発車案内表示。スイスはどの駅も同じなのだけれど。
最後にホーム。この駅は頭端式。駅舎ビル側はドーム式。
解りづらいだろうが、12番線より右側は、ナローゲージのブリューニック線ホーム。ELがチラッと見えます。
3回目は、フランス語圏のジュネーヴの中央駅と、空港駅の画像をご覧頂きます。
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《今日のニュースから》、
21日 英ウェールズ・アバファン 炭鉱廃棄物崩落事故から50年 追悼式典実施
22日 奈良・大峰山系 不明の登山者 13日ぶりに救助
「アバファンの事故」とは、丘の上の15万トンの炭鉱廃棄物が崩落、集落を直撃したもので、144人が犠牲となった、その内小学校の児童が116人で、これは当時小学校にいた半数だったそうです。命の価値は年齢に関係なく皆同じだけれど、子供が犠牲者の大半という事故・災害は何より悲惨と感じます。日本でも大川小学校の避難誘導に関わる裁判の判決がまもなく出るし、セウォル号の事故や、さかのぼれば上海の列車事故もそうでした。
鳥取の地震は、今の所人的な犠牲がないのは何よりだと思っています。まさに先月、山陰本線の快速〔とっとりライナー〕で通過した一帯でした。JRは今日から全線通常運転に戻ったが、日ノ丸自動車は倉吉の路線が今日も運休になったようです(明日から再開)。日本交通は、高速バスが三朝温泉口付近で迂回運転らしい。
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