群馬県伊勢崎市内のJR両毛線、そして東武伊勢崎線の両路線は、市内の連続立体交差事業により、6年前の2010(H22)年にJR線、そして2013(H25)年に東武線の立体化が完成。伊勢崎・新伊勢崎の両駅が高架化されました。
今回は東武伊勢崎線の2駅、伊勢崎と新伊勢崎の2駅をご覧頂きます。先月行ってきました。
伊勢崎駅
東武鉄道としては1910(M43)年7月13日開業で、もう100年以上の歴史があります。乗降人員6,367人。駅番号TI25。
この駅に降り立ったのはたぶん10年ぶりだと思うのだが、駅そのものはもちろん、駅前も全く姿を変えていて少々驚きも感じました。
南口の交通広場も整備されています。しかし、駅前(東側)に入るバスは、国際十王交通の東京福祉大学・本庄駅行と、伊勢崎市コミュニティバス「あおぞら」(画像の青いポンチョ)、後はごく少数の群馬中央バス便のみです。あとは日本中央バスの高速バス。
(JRバス関東は、西側の方に発着する)
高架化前の旧駅舎。JR東日本との共同使用駅で、営業の駅員はJRのみ。このため東武関係の乗車券の発売に制限がありました。
駅前には駅然としたバス待合室があり、四半世紀前くらいだと、群馬中央バスの前橋行など、各社が各方面へ頻発していました。年を追うごとのバス路線の凋落ぶりは、哀しいものがありました。
高架化後は北側がJR、南側が東武と駅施設が分離されています。東武側の駅付近のコンコース。
券売機。
改札口。
改札上の、発車案内表示。
10年前までは6連の浅草行準急が発着していたが、現在は7時26分発〔りょうもう6号〕以外は、800・850系3連のワンマン列車のみ。日中は1時間に1本、これは変わらない。
改札内のコンコース。
決して乗降が多い方ではないが、浅草方には自動運転のエスカレーターがあります。
ホームのエレベーター。
駅名標。路線図と時刻表、駅構内の案内図も掲げられています。
ホームの発車案内表示。
ホームの待合室。
最後に、ホーム。6連分の内、浅草方1両分のみ屋根が掛かっていません。もっとも6連分フルで使用するのは、現在は〔りょうもう〕のみだが。
(始発電車は浅草方から出発するそう。夜間は2編成が直列に並ぶのか)
新伊勢崎駅
伊勢崎開業時に同時に開業しました。〔りょうもう〕停車駅だが、駅付近は繁華街というわけではなく、乗降人員は1,315人と少ない方です。駅番号TI24。
駅前の交通広場には「あおぞら」が入ります。
高架化前の旧駅舎。田舎駅の風情です。
コンコース。というより自由通路という感じでしょうか。やや狭くなっています。
券売機と窓口。朝晩は駅員がいなくなるようです。
改札口。乗降が少ないので、ICカードの簡易改札機のみです。
改札内のコンコース。
さすがにこの駅にはエスカレーターはなく、上下各ホームにエレベーターが設けられています。
最後にホーム。地平時代は留置線があったが、現在は単純な相対式。ホームは6連分だが、上屋は3連分。
これからも東武を初め、各鉄道の近年の「新しい」駅を巡っていきます。
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MRJがようやく、アメリカに向けて出発しました。今度は途中で引き返してきたりはしないように。
《今日のニュースから》
25日 マイアミ・マーリンズ ホセ・ヘルナンデス投手 ボートで事故死
26日 〔のぞみ〕車内にヘビ 浜松駅に臨時停車し捕獲
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