№1536 青い森に新幹線にバスに飛行機 盛りだくさんの東北・北海道旅行 1.青い森全駅撮影完了
先月半ば、東北(青森)と北海道に、4泊(夜行車中泊含む)4日で出かけてきました。8回に分けて書く予定です。
今回は目的がたくさんあって、まず青森は、昨年訪ねた青い森鉄道の駅の内、撮り残した6つの駅を撮影、その後いよいよ北海道新幹線に初乗り、函館に向かいます。
2日目は江差線を転換した道南いさりび鉄道に乗車、夕方はHAC(北海道エアシステム)初乗りで札幌に飛びます。
3日目は、HAC機の撮影の後、札幌の郊外でバス撮影、午後は環状線が完成した札幌市電に乗車、A1200形も撮影しました。
最終日は新さっぽろでバス撮りまくり、午後は新千歳に移動して旅客機を撮った後、ANA便で帰宅の途に就きました。
事前の天気予報は初日の青森、二日目の函館が今一つ良くなかったのだが、案外好天になってくれて、盛りだくさんの内容になってくれました。
5月15日(日)
八戸までは、昨年同様国際興業の夜行バス〔シリウス〕です。4年間で3度目だ。もう夜行列車がなくなって久しいのでねぇ。
日曜日の東京駅八重洲南口高速バスターミナル。相変わらず、特に水戸行、鹿島行の行列が長い。終車までに全員乗れるのか心配になるほど。
〔シリウス〕は3番線から出発。全席予約の夜行ゆえ行列は短いが、満席の表示が出ている。
この晩の〔シリウス〕号は、1年前と同じく、国際興業のガーラ、835号車。4年前にも乗っています。
車内はまるで変わりません。
この後池袋駅を経由するが、乗客は多くなるものの、満席とまではならなかった。王子北ランプから首都高速へ。窓の外を振り返ると、スカイツリー・東京タワー、両方ともライトアップされるのが見えました。
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5月16日(月)
この日は岩手山SAの停車は気づかず、岩手山を見る事はありませんでした。
外を見たら…、晴れてるじゃん。どこまで持ってくれるのかなあ。
イルミネーションまぶしい喧噪の大都会から、青い空と緑の山々の東北の田舎。一晩でこの劇的な変化こそ、夜行バス(特に地方都市行・東北行)の夜行の醍醐味ではないでしょうかね。
八戸駅東口、15分程早く到着。外に出ると、寒い!さすが東北。
昨年同様、駅の近くでバスを撮影。南部バスに関しては特になかったが、八戸市営バスはエルガミオ2枚を撮りました。南部バスは富士7E型車体がまだまだ多く、今後注目は間違いないはず。
7時を過ぎると東口の駅前広場は、特に学生が多くなった。西高校やウルスラ学院へのバスが頻発する。
しかし8時を過ぎたら急に少なくなる。代わってスーツ姿のビジネスマンが増えるが、新幹線だろうか。
改めて、快晴の元の八戸駅。
もっとバスを撮っていたいけれど、今日は、青い森鉄道の残り6駅の撮影が優先。8時55分発の青森行で出発します。
八戸のバスを撮るなら、一度は中心部に行かないといけないが、ここしばらくは、そこまでの機会は作れません。
青森行8時55分発は、青い森703系でした。本来は快速用だが、3月26日の改正で大半が普通列車に格下げとなり、普通列車の運用の方が多くなった。ちょうどJR東日本のキハ40、IGRの701系とそろい踏み。
(去年と同じだ)
青い森703系の車内。JR東日本E721系と共通設計ゆえ、車内もJRの近郊電車そのものという感じ。アテンダントが乗っていました。
ここから行きつ戻りつ、昨年撮影できていない6駅(陸奥市川・下田・向山・三沢・小川原・乙供)の各駅に乗り降りして行きます。
まず降り立ったのは下田駅。おいらせ町の玄関口です。
相坂川の鉄橋。遠くに八甲田の白い山も見るのだが、この画像でははっきりしないですね。
駅から徒歩15分程のおいらせ町役場(旧下田町役場)では、十鉄が運行するおいらせ町民バスを見ました。日野中型車が入っているとは知らなかった。
「おいらせ町」というが、奥入瀬渓谷とは全然関係ない。
一つ戻って、陸奥市川駅。八戸市です。駅前の通りを八戸市営バスが走ります。
三沢駅。降り立つのは十鉄廃線(当時は休止の予定だった)直前の2012(H24)年2月以来、4年ぶり。
十鉄の駅は、今はどうなっているのだろう?一年前に車内から見かけた時は、ホームはそのまま残されているように見えたのだが。
ホームどころか、駅舎そのものが未だ丸々残されていました。「電車」の2文字まで、そのまま。
そば屋も引き続き営業中。
窓口も、バスの乗車券発売で開いています。
「駅前」からは電車代替バスの他、週末に運行される国際興業のバスタ新宿行「しもきた号」も発着します。
ホームもそのまま残されています。さすがに線路は剥がされているが。
この駅の跡地、この先どういう方向で使われる事になるのでしょうか。
一つ戻って、向山駅。素っ気ない無人駅で、あたりにも何もないが、先のおいらせ町民バスが入ります。
駅舎には「向山駅ミュージアム」が入っています。ただし土休日のみの開館、訪れた時は閉まっていました。
待合室には、写真が展示されています。ほとんどはEH500のフレートライナーだ。
弁慶号の模型。元はイオンモール下田にあったものが、寄贈されたのだそうです。
田園地帯の彼方、遠くには未だ白く雪を被る八甲田の山々。この車窓こそ、春の東北の魅力の一つだと、改めて感じました。
乙供駅。
七戸から十鉄バス路線が入るが、全便土休日運休…。
乙供から小川原まで2つ戻るが、途中上北町(ここは去年降りた)で、なぜかIGR7000系とすれ違う。向こうは回送とはいえ、なんだろう。
最後に、小川原駅。三沢基地に近く、米軍の戦闘機が低空・低速で降下して行くのを頻繁に見ます。合間に、J-AIRのE170も降下して行きました。
これで青い森鉄道の、目時~青森間全27駅の撮影が完了しました。この旅行記が終わった後、改めて全部ご覧頂こうと思います。
青森まで直行です。575Mは、再び青い森703系でした。
陸奥湾の鴎島。
以前もご覧頂いた、旧野内駅のホームの跡地。
これも以前ご覧頂いた、現野内駅に近い、市営バスの東部営業所。J-BUS系の中型車が多い。
青森機関区に並ぶEL。EF510、EH500、EH800。
青森に着きました。1・2番線が青い森鉄道の専用。
青森駅のバスターミナル。
それにしても、青森駅前で青空を仰ぐのは何年振りだろう?事前の天気予報であきらめていたのに、運が良かったです。時間まで、駅前に現れるバスを撮影していました。
青森観光バスの「ねぶたん号」。
青森市営バスの一部のローカル線は、「市民バス」に転換されました。民営事業者に委託される形態です。八洲(やしま)交通の矢田・滝沢線。
この他、浪岡線を走る弘南バスも見かけました。ここで撮った弘南バス・青森市営バス・十鉄バスに高速バスで現れた岩手県北バスについては、八戸市営バスの追加分と共に、明日本体で再公開致します。JRバス「はやぶさ」色が来なかったのが残念。
夕方、いよいよ北海道新幹線で北海道入りします。それは次回。
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《今日のニュースから》
3日 エジプト出身力士大砂嵐 祖国の相撲大会で子供たちと交流
4日 日米防衛相会談 地位協定対象見直し協議で一致
七飯町の小学生行方不明事件、いろいろ意見はあろうが、とにもかくにも無事に見つかった事が何よりです。本当に良かったです。この一件、世界各地の放送局でも報道されたそうです。
世界はあちらこちらで大洪水、米テキサス州にパリにドイツ、台湾でも桃園空港が浸水で一時機能がマヒしたとか。