№1462 乗り物で行こう、あの山へ 陣馬山・高尾山<後>
陣馬山から高尾山への山行、堂所山で一服の後、後半が始まります。
堂所山からの下りはやや急だが、景信山の手前までは比較的平坦な道が続きます。「関東ふれあいの道」の道標が、だいたい1㎞の間隔で地面に設けられています。景信山の手前で、今回の行程の半分を過ぎました。
景信山に至る上りはややきつい。そろそろ陣馬山方面を目指すハイカーの姿も増えてきました。
景信山山頂。くつろぐ人々が多いです。シーズン中の休日だったらどうだろうと思う。
東側は杉沢の頭、その向こうには関東平野が広がるが、遠くは霞んで見えません。
関東平野のやや北側。
10分程休んで出発します。
山間部を、中央高速と中央本線が走るのが見えます。この撮影の直後、211系らしき列車が高尾方向へ走って行くのが見えました。奥の高架橋は圏央道で、山に隠れているが、中央道とのJCTがあります。
出会うハイカーが、さらに多くなってきました。
小仏峠。ここは視界がありません。陣馬山からは6.9㎞で、高尾山まであと3.2㎞。
峠の一角に並ぶ、お地蔵様。
明治天皇の巡幸碑。
城山への登りはかなり急。ふとももにくる。
城山山頂。
最終目的地・高尾山を見下ろす方向に、天狗の彫り物が立っています。
ここまでずっと都県境を歩いてきたが、都県境は国道20号線の大垂水峠の方へ向かっていきます。
こちらはいよいよ高尾山へラストスパート(走らないけれど)。
一丁平。ここまで来ると登山道ではなく、遊歩道という感じ。
途中2ヶ所展望台があるがパス。しかし、最後の最後、高尾山山頂への急坂が、最後の胸突き八丁。
着きました。高尾山の頂き。陣馬山から4時間23分、陣馬高原下バス停からだと5時間45分でした。
頭上はまた曇り空に戻ってしまったが、山頂付近は明るい雰囲気。ここまで来てしまうと観光地風情だけれど、人は多すぎず、少なすぎず、です。
高尾山から望む、関東平野。と言っても見づらいか。
南側からは丹沢を見ます。左の三角の山が大山。丹沢山や蛭ヶ岳も見るが、塔ノ岳は丹沢山に隠れるので、大山から見る事はできません。
ケーブルカーの駅まで下って行くが、完全に観光地の装い。外国人の姿も、チラホラ…。
不動堂。
飯縄権現堂。
そして、高尾山薬王院。初詣の準備も整いつつあるようだった。
観光地、ではあるけれど、山頂へ向かう道はどのルートも急なので、そのつもりで。
30分かからずに、ケーブルカーの高尾山駅に着きました。
ケーブルカー(高尾登山電鉄)は15分毎の運行。運賃480円。PASMOなどのICカードで支払いができるが、電子マネー機能での決済(履歴上は「物販」)。
最終電車は12月の平日は17時15分、だったはずだが、時刻表には18時と書いてあったような気が…。
高尾登山電鉄。「あおば」と「もみじ」の2両で、これは「もみじ」号。
動き出すと、とんでもない急坂。31度18分とは、ケーブルカーでも日本最急勾配だそう。後ろのおねえちゃんたちが、「アトラクションみたいだ」とか言っていました。個人的には、この反応はうれしい。ケーブルカーに関心を持ってもらえてるという事だから。「初めてきちんとした紅葉を見た」とも。
昨年10月にオープンした、「京王高尾山温泉/極楽湯」。最後にここに立ち寄るのも、今回の山旅の目的の一つでした。温泉も、食事処も、マッサージも、仮眠室も、お客さんでいっぱい。連日盛況の様子で、京王電鉄の戦略が図に当たった?
入館料大人1,000円(この三が日は1,200円でした)
最後に、京王高尾線の新宿行特急。7000系。16時23分が、高尾山口発の特急では最後になります。
帰りも新宿経由でした。
こんな感じで、久しぶりの山行も無事終わりました。疲れたけれど、久しぶりに山の感覚を取り戻せて、充実した山旅になったと思います。
今年はこんな感じで、山旅の回数を少し増やしてみたいと思っています。次は神奈川になると思うが、どこへ行こうかな。
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《今日のニュースから》
2日 気仙沼市仮設商店街「南町紫市場」 最後の初売り
3日 「電車と綱引き」 上毛電鉄