№1435 京王線 多摩動物公園駅

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 前回は、一昨年リニューアルオープンした「京王れーるランド」をご覧頂きました。
 れーるランドと共に、動物園線多摩動物公園駅も改装されています。今回は駅をご覧頂きます。

 多摩動物公園駅は動物園線の終点。駅番号KO46。その名の通り、道路を隔てた反対側に多摩動物公園があります。
 2013(H25)年度の一日の乗降客は6,616人。2001(H13)年度の15,290人と比較して半分以下、と大幅に減少しています。本来この駅は行楽もさる事ながら、奥の方に大学がいくつもあって学生の利用が多く、ラッシュ時には新宿から直通の通勤快速も設定されていました。2000(H12)年の多摩都市モノレール開通で利用が転移した事が大きいでしょう。9月25日からの新ダイヤでは土休日に新宿から直通の急行が1本のみ、他に平日朝方の1往復と土休日の夕方の数本の線内区間運転が、8連で運行されています。ダイヤの面では、少々寂しくなりました。

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 以前の多摩動物公園駅と、その手前の三角屋根は旧れーるランドです。

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 券売機と、一番右はチャージ機。

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 改札口。乗降客数の割に広く取られているが、行楽客対策でしょう。楽しげなデコレーションが施されています。

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 改札の上には、行先種別の案内表示モニターがあります。

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 この駅も精算機はなく、ICカードチャージ機が置かれています。動物の楽しげなイラストがラッピングされています。

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 ホームの発車案内表示装置。

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 改札内コンコース。頭端式なので階段はありません。トイレ部にも子供向けのデコレーションが施されています。

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 駅名票には、京王線のキャラクター「けい太くん」が描かれています。

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 ベンチも、それ自体は他駅と同じだが、動物のイラストが施されています。ベンチによって動物は異なります。

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 待合室。

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 ホームは8連分あるが、右側の2番線は先端の4両分に柵が設けられ、センサーも設置されてワンマン4連専用となっているようです。
 後方は多摩都市モノレールの多摩動物公園駅。

 実は今日も動物園線に乗る機会がありましたが、ファミリーの乗客が大半で、ベビーカーも多く見られました。無論通勤通学需要も未だそれなりにあるはずだが、新「TamazooTrain」(7801F)のデビューもあり、今後は動物公園、そして「れーるランド」への行楽客のアクセスとしての役割が、より強まる事になるのでしょう。

 なお、多摩動物公園の「ライオンバス」は、来年3月一杯を持って、しばらくの間運休になる事が決まっています。発着施設の耐震工事のためで、再開時期は未定との事。

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