№1425 超弾丸旅行 アメリカ東海岸も乗り物中心 7.ボストン 地下鉄にPCC
今日はボストンの地下鉄を乗り歩き、夜はいよいよレッドソックス戦観戦。
ボストンはNYに比べたら地下鉄ネットワークも小規模だが、なかなか乗りごたえがありました。
9月 8日(火)
幸い、腰痛は治まってくれているが、もう年齢なんだなあ…?
TVニュースは、ボストンは暑くなるといっているようだが、温度が華氏なのですぐにはピンとは来ない。摂氏35度位になりそうだが。
この日は「デイ・ウィーク・リンクパス」を購入して乗ります。12$。今考えれば、前日と翌日の計3日間乗るのだから、前日に3日用を買っておけば良かったかな。
チャールズ川に隣接する、グリーンラインのサイエンスパーク駅。「1910」とは、1910(M43)年の事?だとしたら、開業からもう100年以上経っている。
チャールズ川にかかる、グリーンラインの鉄橋。
グリーンラインの電車はLRTスタイル。アンサルイドブレダ社製の低床車と、近畿車輛製の在来車がペアを組むのが普通。
セントラルパーク駅のホームには、昔のチャールズ川の写真が掲げられていました。
オレンジラインとの乗換駅、ノースステーション。方向によっては、グリーンラインとオレンジラインは同じホームで乗り換えができます。
オレンジラインの電車。こちらは普通の地下鉄車両だが、やや古い。2連×3ユニットの6連。
その車内。
オレンジラインの北側の終点、オークグルーヴ。1977(S52)年開業らしく、比較的新しい。バスが着くと、客がゾロゾロと階段を上がって、ホームに向かいます。
島式ホーム。こうしてみると雰囲気は、日本の都市の郊外の駅にかなり近い。
オレンジラインは、市中心部は地下線だが、両端は郊外鉄道の雰囲気。南側は、どこかイギリス風のタウンハウスが並んでいます。
南側の終点、フォレストヒルズ駅。大規模なバスターミナルを併設しています。大きな屋根に覆われているので、バスの撮影は無理。
自動改札機のパーテーションには、レッドソックスのスポンサーらしい企業の広告が張られています。上原浩治だ。
3つ戻って、ジャクソンスクエア駅。
地下鉄各駅の自動券売機。左側2台は「NO CASH」とあるように、現金は受け付けません。クレジット・カードとかのみ。アメリカらしい?
ジャクソンスクエアから、MBTAの市内バス22系統で、レッドラインの終点の一つ、アシュモントまで行きます。CNG車。
(画像はアシュモント着後に撮影した、別系統)
その車内。部分ノンステップで、最後部が三方シート。プラスチック製とは、日本とも、欧州とも、思想が異なるようです。
アシュモントにはもう一者、「bat」と描かれた別デザインのバスも乗り入れます。
ここの目玉は、マタパンまで行くPCC電車の路線。
アシュモント駅。ここも郊外の住宅地の中の駅。
アシュモントのPCCのループ線。このループは比較的新しい。電車は試運転らしい。
先走って、終点のマタパン駅。アシュモントから10分強程度。ここも、バスとの乗り継ぎの便が考慮されています。ここには車庫があります。
改めて、マタパン線のPCC車。この区間は全て、このタイプで運営されています。クラシックだが、冷房改造されています。
途中の路線はこんな感じ。地方私鉄のムードも感じられます。
PCCの車内。アシュモントもマタパンもループなので、前向きのシートだけが並んでいます。
アシュモントの一つ手前、セダーグルーヴで降りてみました。閑静な住宅地の中にあり、駅自体は近代的。
左側、木製の大きなスロープが解るでしょうか?車椅子乗降用で、PCC車は床が高いので、このやぐらみたいなスロープが各駅にあります。一旦通常の乗降が済んだ後、スロープまで移動して、スロープ板を車内の床に渡す仕組みです。
これを見ていると、PCC車は趣味としては面白いものの、バリアフリーという観点からはそろそろ問題かと思います。LRTスタイルの新型超低床車両を導入し、PCC車は動態保存的な運行に留める事も検討されるべきではないか?とも感じました。
アシュモント駅のレッドラインホーム。半地下式。
この駅のホームにも、昔の写真があります。ボストンの地下鉄はどこでも、昔の写真を大切に保存し、公開しているようです。
レッドラインは、南側はJFK/U マス駅で分岐します。分岐線のもう片方の終点、ブレインツリー駅。パークアンドライドの駅、という印象。
離れた場所に、郊外鉄道コミューターレイルのホームがあります。無人駅。ちょうど、ボストン・サウスステーション行のプッシュプルトレインが来ました。本数はあまり多くはなさそう。
コミューターレイルは、今回は乗る機会を作れませんでした。残念。ダブルデッカーとかも見かけたのだけれど。
ここはレッドラインで北を目指します。この路線も、郊外は地上を走ります。ネボンセット川。
レッドラインは本数が少ないかもしれない。それと、郊外部では次の駅までが相当長い。
レッドラインは(オレンジ・ブルーもそうだが)ワンマン運転、運転士はこのモニターを見て、ドアを開閉し、列車を出発させます。
北側の終点、アレワイフ駅。ここも半地下で、パークアンドライド。立体式の駐車場に直結しています。
現在のレッドラインの主力の電車。3ドア。
その車内。
新型電車。4ドア。現在のレッドラインは、この両者を併用している状態です。
レッドラインのチャールズMGH駅。近代的な高架駅です。
地下鉄はあと1路線、ブルーラインが残っています。しかし、レッドラインとブルーラインは直接接続する駅がありません。ケンブリッジ通りを歩いていけば、ブルーラインの始発駅、ボードイン駅までは10分程度でいけそうです。
それにしても、午前中は快晴だったはずなのに、急に雲行きが怪しくなってきた?この後のMLB観戦も考えると、やや不安な空模様…。
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明日の晩、本体の更新を行います。三重交通の画像を再公開します。追加は1枚だけ。キュービックのリフトバスです。現在は教習車両として使用されているようです。
《今日のニュースから》
19日 「春画」掲載週刊誌4誌 警視庁が指導
20日 市立図書館 「TSUTAYA」運営企業との契約解消 愛知県小牧市