「神奈川を全部撮る!」第33回。
松田 まつだ
東海旅客鉄道 御殿場線
北口駅舎
南口駅舎
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1889(M22)年2月1日
所在:足柄上郡松田町
駅番号:
旧東海道本線として開通した頃からの歴史のある駅。メインの北口と、道路を隔てて小田急新松田駅と向き合う南口、2ヶ所の駅舎がある。小田急線からの短絡線が接続、特急<あさぎり>の他、小田急線への甲種回送列車が利用する。ホームは2面3線で、北口に接する1番線は<あさぎり>専用、南口に近い2・3番線を普通列車が使用する。
真鶴 まなづる
東日本旅客鉄道 東海道本線
駅舎
島式ホーム
(2013(H25)年5月20日撮影)
開業:1922(T11)年12月21日
所在:足柄下郡真鶴町
駅番号:
真鶴半島の付け根に位置し、真鶴岬へは箱根登山バス・伊豆箱根バス共同運行の路線バスが走る。快速<アクティー>停車駅。乗車人員3,642人。
馬堀海岸 まぼりかいがん
京浜急行電鉄 本線
駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月28日撮影)
開業:1930(S5)年4月1日
所在:横須賀市
駅番号:KK63
かつてはその名の通り、駅のすぐ前は海岸だったらしい。現在は住宅地の中にある。隣接する走水海岸は、シーズンには海水浴や潮干狩りで賑わう。通常普通電車のみだが、朝ラッシュ時には特急の発着もある。乗降人員10,044人。
三浦海岸 みうらかいがん
京浜急行電鉄 久里浜線
高架駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月27日撮影)
開業:1966(S41)年7月7日
所在:三浦市
駅番号:KK71
かつては、夏期は海水浴客で大賑わいし、快特の大増発や、座席指定制列車の運行も見られた。現在でも通勤・通学客の他、年間を通じて観光・行楽客で賑わう。ここから三崎口までは単線になる。全列車停車。乗降人員11,842人。
三崎口 みさきぐち
京浜急行電鉄 久里浜線
改築された駅舎
相対式ホーム
(2013(H25)年5月27日撮影)
開業:1975(S50)年4月26日
所在:三浦市
駅番号:KK72
三崎市の玄関口となる駅だが、市役所を初めとする中心街は遠く、京急バスが連絡する。油壺マリンパークや、城ヶ島などへの観光地への玄関口でもある。油壺延伸を想定し、終着駅ながら相対式ホームで建設されたが、計画はほぼ頓挫した。最近駅舎が改築されている。乗降人員17,954人。
溝の口 みぞのくち
東京急行電鉄 田園都市線・大井町線
東口 高架駅入口
2面4線式ホーム
(2013(H25)年5月30日撮影)
開業:1927(S2)年7月15日
所在:川崎市高津区
駅番号:DT10/OM16
玉川電気鉄道(玉電)が玉川(現二子玉川)からの延伸で乗り入れた。JR南武線乗り換え駅でペデストリアンデッキで結ばれているが、駅名は異なり、東急は「武蔵」がつかず、「の」の字も違う。輸送力増強計画で大井町線が走行する複線が延伸し、二子玉川まで複々線になっている。両側2線を田園都市線、中央2線を大井町線が使用。全列車停車。乗降人員144,335人は、田園都市線では渋谷に次ぎ第2位。
三ツ境 みつきょう
相模鉄道 本線
橋上駅舎 右は「相鉄ライフ」
相対式ホーム
(2013(H25)年6月16日撮影)
開業:1926(T15)年5月12日
所在:横浜市瀬谷区
駅番号:
瀬谷区役所は、こちらの方が近い。全列車停車。乗降人員59,223人は相鉄全体で5位。
三ツ沢上町 みつざわかみちょう
横浜市交通局 ブルーライン(3号線)
2番出入口
相対式ホーム
(2013(H25)年4月25日撮影)
開業:1985(S60)年3月14日
所在:横浜市神奈川区
駅番号:B22
三ツ沢下町と共に国道1号線の地下深くにあり、ホームは「NATOM工法」で建築された。土木学会より技術賞を受賞、2番ホームに記念プレートがある。出入口は西側のみにある。市民病院やニッパツ三ツ沢球技場の最寄り駅。乗降人員14,812人。
三ツ沢下町 みつざわしもちょう
横浜市交通局 ブルーライン(3号線)
2番出入口 エレベーター併設
土木学会技術賞 記念プレート
(2013(H25)年5月1日撮影)
開業:1985(S60)年3月14日
所在:横浜市神奈川区
駅番号:B21
三ツ沢上町と共に国道1号線の地下深くにあり、同じくホームは「NATOM工法」で建築された。土木学会より技術賞を受賞、こちらは1番ホームに記念プレートがある。乗降人員11,473人。
緑町 みどりちょう
伊豆箱根鉄道 大雄山線
駅舎
ホーム
(2013(H25)年3月24日撮影)
開業:1925(T14)年10月15日
所在:小田原市
駅番号:
東海道本線をくぐる急曲線の手前に位置する。小田原駅のそばだからか、乗降人員は424人と、駿豆線を含めても一番少ない。駅員無配置。
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今回は京急の駅が3つ出てきたので、東京都内もひっくるめて、京急線各駅の乗降人員を並べてみました。
2012(H24)年度では、上位からこのような数値になりました。
(単位:人)
横浜 305,878
品川 253,919
泉岳寺 158,504
上大岡 140,826
京急川崎 114,311
金沢文庫 70,858
羽田空港国内線ターミナル70,712
横須賀中央 67,175
金沢八景 55,064
京急蒲田 47,473
平和島 45,567
京急久里浜 43,823
青物横丁 42,552
追浜 39,997
杉田 33,704
能見台 31,169
雑色 29,329
弘明寺 28,745
京急鶴見 28,196
生麦 27,642
井土ヶ谷 27,082
大鳥居 26,957
日ノ出町 26,651
北久里浜 25,197
京急富岡 24,590
新逗子 23,318
黄金町 22,551
浦賀 22,448
糀谷 22,369
汐入 22,079
小島新田 20,470
YRP野比 19,794
鶴見市場 18,933
仲木戸 18,693
天空橋 18,542
三崎口 17,954
大森町 17,743
屏風浦 17,633
南太田 17,278
立会川 17,012
神奈川新町 16,484
川崎大師 16,466
六浦 16,268
戸部 15,063
梅屋敷 14,148
六郷土手 14,135
八丁畷 13,873
新馬場 13,760
京急田浦 13,694
大森海岸 13,433
穴守稲荷 13,366
堀ノ内 12,602
県立大学 12,508
羽田空港国際線ターミナル12,202
三浦海岸 11,842
東門前 11,626
馬堀海岸 10,044
鮫洲 8,996
産業道路 8,795
鈴木町 8,095
京急新子安7,964
北品川 7,954
子安 7,754
京急長沢 7,354
神武寺 6,430
新大津 6,419
花月園前 6,311
津久井浜 6,309
京急大津 5,343
逸見 5,259
安針塚 4,953
神奈川 4,896
港町 3,822
当然ながら、快特・特急・エアポート急行停車駅が上位に集中しています。
(下位の停車駅は、末端で各駅に停車する区間に位置する駅がほとんど)
羽田空港国内線ターミナルが、既に横須賀中央を押さえて7位に進出しています。
国際線ターミナルはまだ中よりやや下の位置だが、3月末より国際線航空便の増便が行われれば、さらに上位進出は確実でしょう。
数字だけ見ると、雑色や生麦、京急富岡あたりはエアポート急行停車になっても良さそうに思えるが(生麦・京急富岡は、昔の急行は停車だった)空港アクセスだから所要時間の短縮が必要で、沿線の延びしろや、他線との接続も勘案した停車駅選定でしょう。
同じく旧急行停車駅だった子安は、この数字ではエアポート急行通過もやむなしか。
汐入は日中の特急の快特統合の際、停車させるさせないでモメた駅だが、この数字だと、快特停車まで持っていくは確かに少々辛いか。
それと、乗降人員が4万人以上の青物横丁・平和島は特急停車駅だが、先日の改正で日中は普通電車だけになってしまって、利用者の反応ってどうなの?って、少々気になる点ではあります。
当ブログでは、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
なお、当ブログに寄れない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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