№1060 11年ぶりの沖縄 4.沖縄の東海岸へ、バスで

 那覇を離れ、バスで少し遠くへ行ってみようと思います。
 最初は名護も考えたが、66㎞も先では東京~大磯とほぼ同じ。高速バス便もあるとは言え、簡単には往復を決断できませんでした。
 もう少し近場、かつていくつかの出版社でも取り上げられた、新原(みいばる)ビーチ(南城市)を目指します。

11月 6日(水)

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 新原ビーチへは沖縄バスの39系統に乗っていくが、ターミナル8時15分発は途中の親慶原(おやけばる)出張所まで。
 まずはこのバスの終点を目指してみます。

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「沖縄200か251」号車は横浜市営バス、のはずなのだが、一部の席の座布団は川崎市営バスからの転用だったり、運転席も別の車両からの転用みたいで、かなり年期が入っています。
 エアロスターKなんでね…。そのくせ、運賃表が最新のLCDだったりするので何かチグハグ。
 なお、外観は2ドアのままだが、中ドアは使用せず、ステップ部を床板でふさいで、シートを増設しています。この車両は、39系統と41系統(つきしろの街線)専用みたい。
 国道507号線は、那覇市内の上間交差点までは中央線変移区間でした。その先与那原を経由し、東海岸から丘陵地帯を登っていきます。

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 終点の親慶原出張所。本線の途中のロータリーをクルリと回って着きます。
 他の系統の発着もあるが、皆本数が少ないです。
 マイカーが多く、現地出退勤が多いようです。

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 後続のバスに乗り換えて、着きました、新原ビーチ。
 ここはかつて、「路線バス 終点の情景」(№442)や、「バスマガジンvol.49」(№549)でも取り上げられたから、写真は見た、という方は多いと思います。
 運転間隔のバラつきは気になるが、1時間に1~2本の本数は、沿線のロケーションからしたら決して少なくはないと思います。

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 バス停から降りてたどり着く、新原ビーチ。
 オフシーズンだし、曇り空なので人影も少なく冴えませんが、観光用グラスボートの乗客は多いようです。ほとんどはマイカーだろうが、本土からの団体さんを乗せた観光バスもチラホラ訪れるようです。

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 新原ビーチからの、那覇行。
 撮影場所は、琉球バス交通の53系統志喜屋線と交差する場所です。
 曇り空になってしまったが、晴れの日だったら午後がいいと思う。

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 この地点から南に5分程歩いた所にある、琉球バス交通の百名営業所(バスターミナル)。
 ここからだと、那覇までは50系統(百名線)が加わり、1時間に1~2本はあります。

 敢えて逆方向の志喜屋までテクテクヒーヒーいいながら歩いて、始発の東陽バスを待ちます。
 海辺には整備された漁港もあるが、基本的にはひなびた集落。

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 志喜屋は東陽バス38系統志喜屋線の始発だが、折り返し場所みたいなものもなく、降車専用の終点のバス停も道端にあるだけで、なんだか中途半端。
 11時34分発の那覇行は、海岸の方からやってきた。どうやら馬天にある営業所から、親慶原を経由して回送されてきたみたいだった。次が13時過ぎになってしまうので、乗れて良かった。

 馬天からは、先の沖縄バスの路線と合流して、同じ道を行く。
 この後途中で降りて、首里までまた歩く。ひたすら雲が多くて、バスの撮影が叶わない…。

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 最後に1枚。首里駅に到達する軌道は浦添方向に延伸される事になるが、その軌道空間は既に確保されているようでした。これから建設工事が始まる事になるでしょう。

 首里は天候が一時回復したけれど、夕方には再び曇り空。
 予報ではこの先明日まで、天候の回復は望めなさそうです。
 明日は、ANAのB747-400D「お別れフライト」。
 その前に、「ゆいレール展示館」を訪れてみようと思います。
 ただ、明日・明後日の更新はお休み、木曜日に書く予定。

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 帰り道、夜空を見上げたらお月様がきれいでした。
 いつまでも、穏やかな日々が続くように…。

《今日のニュースから》
福島第一原発4号機 核燃料取り出し作業開始

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