№1059 11年ぶりの沖縄 3.那覇のバスと「ゆいレール」
同じホテルに3連泊。大きな荷物もなくスッキリ、存分に沖縄の乗り物を堪能できそうです。
私の場合は、どうしても雲行き次第になりますが。
11月 5日(火)
朝っぱら起きると、快晴のようです。バス・モノレールを存分に撮れるか、と思ったが、先にもう一度空港に行きます。
昨日も見たJALのB777-200「ハピネス・エクスプレス」を、改めて撮りたくて。
先に、羽田から来た、ANAのB737-800。「STAR ALLIANCE」。
「ハピネス・エクスプレス」も昨日と同じく、901便で羽田から到着。
8時40分位には着陸。
ANAもJALも、定刻より10分以上早い。
驚いた事に、昨日乗ってきたJJP301便も、後を追ってもうやってきた。
昨日成田から着いた時も10分程早かったが、今日は輪をかけて早い。25分も早着です。
東京からの3便が皆、大幅に早く着きました。向かい風が弱かったのでしょうか。
今日は「ハピネス・エクスプレス」が撮れればOKなので、再び旭橋に戻ります。
那覇バスの那覇市内観光周遊バス「那覇まーい ゆいゆい号」。
バスターミナルを起点に敷名園や首里城、DFS、国際通りを巡る路線で、6月より運行を開始したばかりとの事。
20~25分間隔で、一周約75分。
とりあえずは本土の中古車にラッピングを施して運行しています。
明治橋交差点で見かけた、那覇バスのユニヴァース2代。
空港に通じているので、観光バスの往来がかなり頻繁です。
琉球バス交通は、中古のエルガ・ノンステップも入っています。
沖縄に限らず、エルガ・ノンステップの中古も全国的に出回る様になりました。
神戸市営そのまんまの琉球バス交通。
登録番号(沖縄200か257)からすると、沖縄入りしてからかなり経つと思うが。
天気の変化が急で、昼前には曇り空になってしまいました。もっと撮りたかったが残念。
ここまで撮ってきたバスの画像は、過去の撮影分も含めて、次回の本体の更新時に公開します。
ここからは、二日乗車券を使って乗り降りした「ゆいレール」の全ての駅を御覧頂きます。
(撮影順ではありません。前日4日撮影の駅もあります)
那覇空港 なはくうこう (4日撮影)
赤嶺 あかみね
小録 おろく
奥武山公園 おうのやまこうえん
壺川 つぼがわ
旭橋 あさひばし (4日撮影)
県庁前 けんちょうまえ
見栄橋 みえばし
牧志 まきし (4日撮影)
安里 あさと (4日撮影)
おもろまち (4日撮影)
古島 ふるじま (4日撮影)
市立病院前 しりつびょういんまえ (4日撮影)
儀保 ぎぼ (4日撮影)
首里 しゅり (4日撮影)
駅名票は駅の内も外も、3駅毎にカラーを変えた上、各駅毎に「かりゆし」っぽい染織のデザインを施して、アクセントにしています。
各駅とも、改札を入ると壁際に「アートガラス」があります。
(画像は赤嶺駅の「平和の礎と平和祈念堂」)
説明書きがないのが残念。
改札を入ってすぐ下には「アートタイル」があります。
(画像は壺川の「マングローブ」)
改札口または券売機の上には「シーサー」が置かれています。
(画像は見栄橋)
1000形は基本的には区分タイプのロングシートだが、乗務員室直後は前向きシートになっていて、前面展望を楽しめます。
特に首里からの上りで、古島あたりまでは急な下り坂になり、正面に白い那覇の街並みと、その向こうの青い海を眺める事ができます。
さて、2日かけてゆいレール線内をあっちへウロウロ、こっちへウロウロしてみましたが、初めてゆいレールに乗った者として気がついた事や感想を並べてみると、
1.アートガラス、アートタイル、シーサーの置物の展示について、どんなものが描かれているのか、並んでいるのか、ガイドみたいなものがあれば良かったが(ネットには記されている)、改札口付近には観光やビジネスなどのフリーペーパーは山積みされているものの、モノレールそのものの利用ガイドは全くなかった(時刻表のみ)。那覇空港駅のスタッフに聞いてもないという。ちょっと惜しい。
2.車内放送は、到着前には三線の沖縄民謡(わらべ歌だそう)が流れる。携帯・スマホ使用に関するお願いはなかった。次の駅名を知らせる放送では、駅近くの施設や観光スポットを並べ、宣伝も兼ねて案内しても良いのではと思った(旭橋…那覇バスターミナル、県庁前…パレットくもじ、おもろまち…DFSギャラリアなど)。中国語、韓国語でのアナウンスも課題だろう(航空の直行便もあるので)。
3. 新交通システム系にありがちなホームの自動放送は、到着する列車の簡単な接近放送だけで、停車中に駅名や発車を知らせる音声や、発車サイン音がない。運転士自らがワイヤレスマイクで案内する。
4. 「節電中」という張り紙もあったが、そのためか日中は車内の明かりを消す。しかし晴れならいいが、曇り空だと、特に駅停車中はかなり暗い。もちろん節電は大事だが、やり過ぎではないか?沖縄県は本土と違って、特に節電の要請はなかったと思うのだが。
5. 観光客が多く、しかも長距離の旅行者が大半でキャスター付スーツケースが多く、混雑に拍車をかけている。特に那覇空港行が慢性的に遅れがちに見えた。沖縄の場合、団体が利用するような高級大型ホテルはビーチリゾートに集中、ゆいレール沿線、特に旭橋~見栄橋間あたりには、もう少し低廉で個人旅行者向けの「宿泊特化型」ホテルのチェーン店が非常に多い。この事もあるかと思う。
6.加えてATOではないし、運転台には監視モニターもなく、停止時には運転士はいちいちドア横に移動して、ホームを監視してドア開閉スイッチを操作する。また、モノレールにしては駅の数が多いので、必要以上に運転手の負担が大きいと思う。
(そのためか、那覇空港では次の列車の乗務まで、時間を取っているようでもあったが)
盛業なのは結構だが、それだけに輸送力が不足してきているように思えた。旅客サービスの面でも、運転士の負担軽減の面からも、6年先予定の浦添市延伸を待つ事無く、早目に輸送力増強策を策定すべき時ではないか。
那覇空港から降り立った航空旅客の大半がゆいレールを利用するのだから、ゆいレールが沖縄のイメージをまず決定付ける事になるので、できるところから逐一改善を。
明日は、天気予報は良くない。良かろうが悪かろうが、那覇市の外へ出るつもり。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
「ゆるキャラ」バンド「GCB47」 埼玉県志木市で初ライブ
ゆいレールでも「ゆるキャラ」の名称募集があって、「ゆっぴー」と決まったそうです。