№1039 やっぱり乗り物中心主義のロンドン旅行 1・LH711便 いよいよA380
お待たせしました。今月6日~10日にかけてのロンドン旅行記について、今回から書いていきます。
お金の問題もあるが、今の仕事の形態では長期の休みは取れず、残念ながら去年のフランス同様、1週間足らずの弾丸旅行となってしまいました。
しかしそこは「乗り物中心主義」、ポイントをある程度絞って巡って、パーフェクトとはいかなかったが、まあまあロンドンを中心として乗り物を見て、撮って、乗って、楽しんでこれたと思います。
それに今回は、いままで全然やらなかったような事もやってみました。
そして、ついに行き帰りで、A380-800およびB787-8に初搭乗となりました。
全部で11回にかけて書くので、来月頭までかかってしまうと思いますが、どうかお付き合い下さい。
10月 6日(日)
今回の成田空港への足は、YCATからのリムジンバス。
YCATのカウンター。
5時30分のリムジンバス便に乗車します。これ、最近は成田まで旅客機の撮影に行く時に乗る便です。
横浜は雨模様。ようやく明るくなってきたものの、みなとみらいのビル群は上の方が見えない。
荒川でもスカイツリーは全く見えなかったし…。
1時間20分程で検問所まで到着。乗り込んできた検査官は2人とも若い女の子で対応もソフトだったが、やはりこの検問が成田のイメージを必要以上に悪くしている印象は否めない。廃止の方向で動き出しそうだが…。
手前はリムジン・パッセンジャー・サービス。
7時過ぎ、成田空港の第2ターミナル南ウィングに到着。渋滞もなく、早かったです。
チェックインの後、展望デッキでA380の到着を待つ。
雨は止んだばかりでかなり雲が低く、JSTやJEXが離陸していくけれど、高度100~200mそこいらであっという間に見えなくなってしまう。
7時40分、いよいよA380が姿を現しました。45番ゲートに向かっていきます。
今朝は朝食食べてこなかったので、レストランで食してから、手荷物検査場と出国審査を抜けてゲートに向かう。
でも45番ゲートは第4サテライトだから遠いんだよなあ。一番端なので歩いて10分はかかりました。
サテライトの一角にある、Wi-Fiのフリースポット。
その窓越しに…。
出発準備中のA380の姿がありました。さすがにまだまだ人気、スマホで撮る人々も多いです。
ケータリングの車両の姿が多いのが、超大型機ならではでしょうか。
搭乗開始。
いつもだと先に上級クラスや会員、その後段階的にエコノミークラス、の流れになるのだと思うのだけれど、ここでは上級客と並行して、エコノミーも50~59番台(1階席前方)も搭乗開始になりました。これがA380ならではの流れ、でしょうか。
私は58Aなので、エコノミーではいの一番に搭乗です。
(LHのA380-800は、1階は全てエコノミー)
その58Aから撮った、搭乗中の様子。
よく見ると、コクピットのドアが開いています…。今時いいのか?
コクピットへは、ステップを上がって入ります。
やや遅れて出発、R/W16Rに向かう途中、左手には同じLH機。
ミュンヘンからの、A340-600。長いです。
さすがに超大型機の長距離路線、離陸滑走は1分近くかかって、ターミナルを過ぎて、整備地区のQF機の脇でようやく上昇開始。しかし、すぐに下は雲に覆われ、何も見えなくなってしまった…。
新潟付近はやや天気が良く、十日町はよく晴れていました。もっとも日本海上空は再び雲が広がってしまいました…。
機内サービスにあたるアテンダント。
離陸直後では定番のオツマミ。
フライトデータも、色々なパターンを見る事ができるようになりました。
Googleマップ的な、リアリティある地図も表示できます。
機外カメラも、コックピットと機体の真下、さらに垂直尾翼からのものも見る事ができます。
機内食のメニューカード。
日系はJALもANAもなくなって久しいが、LHはまだありました。
日系も復活できないですかね…。コスト削減もあるだろうし、重量の点でも無視できないのだろうが。
「オクトーバーフェスト名物料理」とはなんぞや?楽しみ。
離陸後、最初の食事。
和洋2種類で、洋食の「鶏のピカタ」を選択。
シベリアは晴れで、成田離陸から1時間50分でハバロフスクとアムール川。
この周辺はこの夏、大洪水に見舞われたとニュースであったけれど、機内からは被害の状況はよくわかりませんでした。
お休みタイムに入って、映画「スタートレック・イントゥ・ダークネス」。
エンタメはB747-8、一部のA330にも導入されている最新のもの。
映画では、日本語吹き替えが23本(日本映画2本を含む)ありました。新しいものだけでなく、「2001年宇宙の旅」とかもあります。
韓国語対応が意外に少ないと思いました。
LHのエンタメの特徴として、キッズ向けに力を入れる一方、ゲームがありません。
タッチパネル以外に、肘掛のコントロールボックスでも操作できるが、ボックスは取り出せません。
その最中、軽食が飲み物とともに振舞われます。
スポンジケーキかオニギリの選択で、当然スポンジケーキをチョイス。
飲み物で「ティー」と注文したら、緑茶をサービスされました…。紅茶が欲しい時は「イングリッシュ・ティー」と言いましょう。
映画以外にも、a-haやアース・ウインド・アンド・ファイヤーのベストアルバムとか聴いて過ごしました。
到着前の食事も、今は和洋選択なのか。
当然洋食の選択(海外旅行に行ってまで、少なくとも日本食を食べる必要はない、というのが持論なので)で、ソーセージに酸味がある玉ねぎの「ザワークラウト」、これが「オクトーバーフェスト」名物なのか。
となればドリンクはビールにすべきだろうが、私はビールは飲めません。
改めて、エコノミークラスのキャビン。
3-4-3配置はB747と同じ、正直な所これだけではどう違うというのは解りませんでした。
座席と壁の間隔がやや空いている所、1階全体に渡るレイアウトのアレジメントが、違うかなと感じました。
独特なのは、2箇所にあるギャレイが幅いっぱいあって、カーテンで仕切られているので、通り抜けが少々はばかれるれるかなと思えた所。
トイレは普通に行けます。それに、ギャレイには飲み物が用意されていて、立ち入り禁止という訳ではない。
お休みタイムでは、CAの方々がシートについて、お弁当を食しておりました。
最後部のパートが7列しかないのが、B747と大きく違う部分。
欧州もなんだか天気は良くなさそう。雲海を下に見て、下降が始まります。
フランクフルト近郊の田舎。
大都会や空港のすぐ近くでも、こんな田舎があります。
雲が低いからすぐには把握できなかったが、大きく左旋回、Uターンするルートを取ります。
いままで経験がないのだが、西側のR/W07側への着陸になるのか?
その通り、R/W07Rへの着陸になりました。フランクフルトへの着陸は14回目になるが、この方角の着陸は初めてでした。
定刻より大分早く、フランクフルトに到着。
上下計3本、ボーディングブリッジがニョキニョキ延びて接続するシーンが、A380ならでは。
A380はやはり1階席では、B747との決定的な違いは感じられませんでした。
2階席に上がれば、と思うが、LHの場合は、2階席は全部上級クラスなので、乗る機会はないでしょう。
他社では2階部も後部にエコノミーを設定するケースがあるようなので、キャリアを選べば乗れると思います。
この後、ロンドン・ヒースロー空港行に乗り継ぐが、それは次回。
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