№1029 小田急小田原線 豪徳寺駅

 神奈川の駅について長期連載中ですが、今回は東京都内の駅について書きます。
 さすがに東京23区の大手私鉄の大幹線、神奈川以上の駅の変化が大きいようです。

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 小田急小田原線の豪徳寺駅は東京都世田谷区にあります。
 もともとは築堤上にあり、東急世田谷線山下駅が隣接、乗り換え客も多く見られます。
 下北沢~登戸の複々線化・連続立体化工事で高架線の駅となり、周辺共々大きく姿を変えました。

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 20年位前の旧駅舎。

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 高架線になって、南北を結ぶ道路が開通していました。その道路前に駅施設があります。

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 小田急のコンビニ「Odakyu SHOP」。

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 駅前には招き猫の像があります。
 豪徳寺が「招き猫」発祥の地らしく、寺には数多くの招き猫が奉納されているそうです。
(なお、一番の最寄は東急世田谷線の宮の坂駅)

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 改札前。

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 券売機。
 昔より少なくなって、2台しかありません。PASMOなどのICカードが普及したからでしょう。

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 改札口。

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 精算機。

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 改札内コンコース。

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 エスカレーターは、上下ホームとも上下並んで設けられています。

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 ホーム上のエレベーター。

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 冷暖房完備の待合室もあります。
 ただ、上も下も、列車の出発案内や、運行情報に関わる情報表示装置はありませんでした。

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 最後に、中央に急行線を挟む相対式のホーム。
 各駅停車・区間準急は8連までだが、ホームは既に10連分確保されています。
 下北沢複々線化完成の時点で、各駅停車の10連運転が始まるのでしょう。千代田線~常磐線直通の停車もありうるでしょうか。
 急行線には、乗務員の昇降台らしきものがあります。夜間には急行線への車両の留置があるのでしょうか?見た事がないから解らないですが…。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 ちょうど1年前の京急線の脱線事故に関しての調査報告書が、運輸安全委員会から公表されました。
 去年の9月24日深夜、局地的な大雨の最中、追浜~京急田浦を走行していた1500形特急が、トンネル手前の土砂に乗り上げて3両が脱線、乗客と運転士の56人が重軽傷を負ったものです。
 別に添付されている説明資料を読むと、線路などの鉄道そのものの設備や車両には問題なく、非常ブレーキ操作や事故後の乗客の誘導などに関する乗務員の行動も、マニュアルに従った正しいものだったとしています。
 一方で崩落した斜面は長年にわたる降水などで脆弱になっていた可能性があり、コンクリートの基礎の性能も低下していた可能性があるとして、①事故現場においてはのり面工による対策や適切な排水工を施す事や、土砂止め柵の設置などの対策が必要、②それ以外では、地形的に類似している場所では適切な対策を施すと共に、図面が残されていない場所については、現時点で適切なものになっているか、降雨量に対する運転規制と共に見直しが必要、と結論付けています。
 これを受けて京急では「内容を真摯に受け止め、沿線すべての斜面の調査点検と対策に尽力し、安全・安定輸送の確保に向けて取り組んでいく」としています。
 今回は列車が巻き込まれてしまった事案ですが、今年になってからも山陰や近畿、東海地方のJR各線や京阪京津線などで、大規模な土砂崩れによって長期の不通に追い込まれている路線が数多くみられます。
(京阪京津線は、29日の夕方に運転を再開する予定、との事)
 この数年の豪雨はどこもハンパではないから対策も簡単ではないだろうが、京急に限らず、鉄道事業者全てが、この報告書を基に、より一層充実した災害対策が施される事が望まれます。

《今日のニュースから》
みずほ銀行 反社会的勢力への融資で金融庁より業務改善命令

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