№935 B787 運航再開承認

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 国土交通省は今晩、B787の運航再開を承認しました。
 昨晩、アメリカFAAが運航再開を承認した事を受けてのものです。
 これに関連して、ANAがB787のバッテリーの改修やその後の各種対応についてのリリースを出しました。
 羽田・成田等各地に駐機しているB787のバッテリーを順次改修、テストフライトをおこなった後運航乗務員の慣熟フライトを経て、営業運行再開にこぎつけると言う流れになるとの事。
 改修1号機が明後日羽田から飛行するので、大きなニュースになるでしょう。
 一連の状況は、専用ホームページを開設し、順次公開するとしています。
(JALは、今日現在は発表なし)

 一方、飛行停止の原因となったボストン・高松の発煙の原因は日米とも、未だに解明ができていません。
 この点を不安視する人は、決して少なくはないとも思います。
 その点私はノーテンキなので、とりあえずヤレヤレ、というのが正直な感想。
 そろそろ乗りたいなあと思っていたので、営業運航再開後に、スケジュールを見定めて選んでみたいと思っています。
(国際線を考えている)
 少なくともANA・JALはキチンとやってくれると信じているので。
(ANAは、成田でハードランディングを起こしたB767-300ERの復帰についても、詳細をキチンと公表している)

 B787そのものについてはこれからも注視していくが、これとは別に一連の事態を見て思ったのは、「野心的」な新設計の旅客機、特に100席以上の大型機は、当分は生まれない、計画もされないだろうという事。
 来年、エアバスのA350が初飛行する予定になっているが、これでボーイング・エアバスともに、一からの新設計の旅客機の計画が全くなくなる事になります。
 後はB737MAXとか、A320neoとかいった、在来機種のマイナーチェンジ的なものばかり。
 両社のラインナップを見ると、計画の必要性もあまり感じないし、ヘタに何か斬新な試みを取り入れても、B787のような事態になったら大変な損失になってしまいます。
 今後大型旅客機を白紙から開発するのなら、最低でも5~10年程度の期間をかけた、慎重な調査と研究の積み重ねが必要になるでしょう。

 ともあれ、いつか早い時期に、B787の搭乗記を、このブログで書ければいいと思っています。

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 明日・明後日の更新はお休みします。
 仙台からの帰りについては月曜日に書きます。
(大船渡線BRTの盛駅は、今日から専用道路発着との事)

《今日のニュースから》
開城(ケソン)工業団地から全員撤収 韓国が決定

 今日はこの他、4年前の成田でのフェデックス機事故についての報告書の発表などもありました。

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