当ブログも、今回で更新900回目となりました。
今のペースで行くと、1000回目の更新は、当初の想定より少々遅れて8月中~後半位になるかと思います。
ともあれ今後もよろしく。
3月16日(土)ダイヤ改正時刻掲載の、JTB時刻表2013年3月号が発売になりました。
上下2つに分割されて2本の列車が並ぶのは、JTB時刻表としては初めてでは?
上が秋田新幹線E6系、下が東海道新幹線N700A系。
◆ 3月16日デビュー E6系大解剖
E3系と並ぶと、いかにもノーズが長い事。
これで在来線(特に田沢湖線)を走れるの?と思ってしまう程。
車内の様子は既にあちらこちらで公開されているからここではほとんどないけれど、少なくとも新幹線では他交通との競争を考えても、そろそろ普通席も全席にAC電源コンセントを設けて良い時期ではないか?
(京成スカイライナー新AE形はそうなっている)
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第70回
ついに社長が登場される時代になりました。
大阪・水間鉄道の社長で、「グルメ杵屋(うどん店を中心に全国展開する外食チェーン・ずいぶん色々ブランドがあるのね)」から派遣されたとの事。
外食チェーンが鉄道の経営に乗り出すとは、時代が変わったという事か、それだけ地方鉄道の経営が極めて厳しいという事か。
ロケーション的には悪くはないはずなのだけれど、3年で30万人も乗客が減ってしまうとはきついなあ。
社長さんはなかなかのアイデアマンと見ました。
水間鉄道は電車・バスとも、23日より最初からICカード全国相互利用を行うのだが、これも彼女の考えなのでしょうか。
ただ、鉄道の現場の経験が全く無いので、もちろん無いから見えてくるものも多いだろうが、このあたりは今後どう出るのか。
「社載型ICシステム」って、バスの運賃箱そのものではないですか。
◆ 近鉄の観光特急 しまかぜで伊勢神宮へ
本当にJTBの時刻表は、伊勢志摩を取り上げる機会が非常に多いです。
毎号何かしら掲載されている感じ。
近鉄「しまかぜ」は期待だなあ。
JRグループ以外で、本格的な食堂車(カフェ車両)が連結されるのはいつ以来だろう?
近鉄では昔、12200系でスナックコーナーがあったけれど。
この他に伊勢神宮と近辺のホテル、直行バス「パールシャトル」。
「探Q隊」はお休み。
(次号は箱根の観光船らしい)
「のりもの情報局」では、京阪旧3000系引退を記念し、同型が譲渡されて運行されている富山地方鉄道・大井川鐵道と共同で発売される「1日フリー乗車券セット」の案内があります。
中之島線開業時に製造された快速急行車に「3000」を譲って8030番台に編入された同系だが、やはり「3000系」の呼び名の方がしっくりきますよね。
◆ 黄色のページ
改めてダイヤ改正の概要、続いて3月16日以降の臨時列車の時刻。
JR~東武直通特急は、臨時も新規に浦和に停車。
肥薩おれんじ鉄道では快速<おれんじ食堂>の運行を開始。
富士急行の「富士登山電車」は、都留市・都留文科大学前は通過。
(大月~三ッ峠間ノンストップ)
◆ 本文
新幹線・特急のページが、再び緑色に戻りました。
運行車両の形式の表示は、引き続き記されています。
うんと前からの話だが、臨時<あずさ><かいじ>の「一般型特急車両で運転」の表記って、どうなんだろう?
大船渡線・気仙沼~盛間はダイヤ改正に先立ち、明日2日より仮復旧でBRTが運行を開始。
道路事情からか、気仙沼~盛間(一部は直行)と陸前矢作~盛間(全便小友経由)の2系統に分かれ、気仙沼⇔陸前矢作間の移動は陸前高田で乗り換え。
上鹿折には停車せず、代替なのか「臨時駅」として長部を設定、他に高田病院にも停車。
気仙沼~盛間は820円で鉄道と同じ、最速で61分。
東海道線は、東京→伊東間の521Mが、東京→熱海間の745Mと、熱海→伊東間の1635Mに分割。
ついに185系の普通列車運用がなくなる事になるようです。
しかし<踊り子102号>への送り込みはどうなる?
(<踊り子102号>は現在とは逆に、通常10連+熱海始発5連=15連、修善寺始発編成運行時は7連+修善寺始発5連=12連になる)
いすみ鉄道は平日と土休日でダイヤを分離。
土休日はキハ52の急行を下り1本増発、別に上り快速を1本設定。
また急行2往復は上総中野まで運行。
(大多喜~上総中野間は普通列車)
キハ58型の運行は、この時点ではアナウンスなし。
6月2日の特急〈新宿わかしお〉は、内房線太海まで運行(片道のみ)。
樽見鉄道はもう「うすずみダイヤ」は行わないのか、16日にJRと同時に改正(小修正のみ)。
錦川鉄道の御庄駅が「清流新岩国」に改称。
豊肥本線は快速<豊肥ライナー>の普通格下げと、光の森折返しの延伸により、熊本口は大半が熊本~肥後大津間(又は宮地直通のDC)の普通列車にほぼ統一。
光の森発着は深夜に下り1本、他に土休日運休が午前中に1往復のみの設定。
平成筑豊鉄道は土休日の深夜、行橋~犀川間で1往復増発。
日光線は午後の宇都宮~鹿沼間1往復を朝方にシフト。
京葉線の平日は、君津発6時52分~8時54分の間は(通勤快速を除き)全て普通電車で運転。
8本の快速が普通に格下げ。
航空はいよいよB787の休航が、時刻表にも反映されるようになり、国内線は欄外に注釈が入りました。
7日の石垣新空港移転開港で、石垣→羽田線が直行で飛べるようになり、JTAが1便増便、約1時間短縮して所要2時間50分。
(4月以降は、ANAの羽田~石垣線(B767-300)やピーチの就航が予定されている)
国際線はANAのサンノゼ線・JALのヘルシンキ線が「休航中」。
だから「日本航空インターナショナル」って、もう無いんだってば。
(現在のJAL国内線は、JAL(日本航空)・JEX(JALエクスプレス)・J-AIR(ジェイ・エア)3社の機材・乗務員で運行を行い、連帯で責任を負う形態)
◆ JR線営業案内
「周遊きっぷ」の発売が終了する事になりました。
(周遊ゾーン利用開始3月31日まで)
これで周遊券から始まる、国鉄~JR旅客6社共同で通年発売する、JR線中心の広域周遊乗車券は、ついに全滅する事になりました。
昨年の同時期にゾーンの一部廃止が行われた時点で、「先行きは長くないだろう」と書いたが、その通りになりました。
周遊券は国鉄が輸送の主役だった時代の産物で、行き返りも、周遊も、これだけ足が多様化した現代では、残念ながらもはや実態には合わないという事でしょう。
(正直私自身、確か利用した事が無い)
今後は各JRが単独、又は隣接する2~3社が共同で、JRグループ外の交通事業者(航空・バスなども含めて)も関わる形で新スタイルの周遊乗車券の発売が検討される事になりそうだし、そうなる事が期待されます。
ただ、それらはどの程度時刻表に掲載があるだろう?
東京の「都区内フリーきっぷ」「都区内・りんかいフリーきっぷ」も3月31日(利用開始)を持って終了。
「時刻表復刻総選挙」、結果発表!
1位は「国鉄最後のダイヤ改正」の1986(S61)年11月号。
私が「これだろ?」と予想していた、「青函トンネル開通」の1988(S63)年3月号は2位でした。
3位が同点で、「山陽新幹線博多開業」の1975(S50)年3月号と、「53.10改正」の1978(S53)年10月号。
まあ納得と言えば納得の顔ぶれ。
(上位4冊はこの後電子書籍化して配信するとの事)
それと、今月は特別付録として、「365日 鉄ごよみ」が入っています。
今日3月1日は、「中央線東京~万世橋間が開業。山手線と直通し『の』の字運転開始(1919(T8)」。
次号(19日発売)は、サマースケジュールに移行する国際線を中心に見ようと思います。
KLMの福岡~アムステルダム線就航もあるが、B787休航の影響はどこまで出るのか。
(JAL・ANAとも5月一杯までの休航を発表済み・UAの成田~デンバー線も就航延期)
また、いよいよ三陸鉄道南リアス線・盛~吉浜間(旧国鉄盛線区間)が4月3日に運行を再開、予告には無いが、グラビア掲載を期待したいです。
新車両も入るし。
ICカード全国相互利用も始まるし、ダイヤ改正後も盛りだくさんになりそうです。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
明日・明後日の更新はお休みです。
《今日のニュースから》
PM2.5観測機器 長崎市・五島市で運用開始
27日に市内でバスや長崎電軌を撮った時は、雨上がりの青空という事もあって、空気の汚れは微塵も感じなかったのですが…。
暮らしを危機に陥れるのは、何も放射性物質だけではないね…。
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