15時30分出発のANA068便で羽田に戻ります。
行きのADO便同様、いつもとは多少飛行ルートが違いました。
「えっ、こんな所を飛ぶの?」という場所も。
ところでANA068便は、本来9月ダイヤではB747-400Dの運航。
二ヶ月前の予約・支払いの時点では、アッパーデッキ81Aを指定していました。
ANAのB747-400シリーズでは、アッパーデッキに乗った事がなかったので。
ところが出発3週間前になってメールが来て、座席番号が9Aになったと記されていました。
調べてみたら、機材がB777-200に変更になっていたのです。
うーん、ANAにしてもB747-400Dに乗れる機会がここへ来て減ってきているし、この先乗るチャンス(特にアッパーデッキに)は作れるかなあ。
ターミナル北側のANAカウンター。
明るいです。
自動チェックイン機。
ANA068便は8番ゲートからの出発。
団体のお客さんが多かったです。
搭乗開始。
出発直前のB777-200と、北側に駐機中のB747-400D。
9Aは仕切りを隔てて2番目のドアのすぐ前で、搭乗中はボーディングブリッジに塞がれていました。
搭乗が終わってブリッジが離れると、空は曇がちになっていました。
結果的に、このタイミングでの出発は正解だったかな?
R/W19Rはターミナルのすぐ目の前で、非常デモビデオが終わるともう離陸態勢。
左側はJ-AIRのCRJ200。
北海道上空を上昇中ですが、雲が多くなって、どこを飛んでいるかちょっと解りませんでした。
機内はやはり団体さんが多い事、ジャンボジェットからの変更という事もあるだろう、ほぼ満席の状態でした。
機内サービス。
6月から、若干内容が変わっています。
サービスのアップルジュースと、空港ターミナルで買ったカツサンド。
行きも帰りもカツサンドだったな。
機内販売の「黒糖ドーナツ棒」(500円)とホットコーヒー。
コーヒーのサービスが無料に戻りました。
たかだかコーヒー一杯、なんだろうけれど、LCCだったらこれでも充分だと思うけれど、大手としてはコーヒー一杯がいちいち有料というのもみみっちかったんじゃないかなあ。
さて、離陸から25分で左下に町が見えてきた。
薄い雲がかかって解りづらいけれど、久慈ではないですか?
さらに15分で、たぶん石巻。
久慈も石巻も、非常に申し訳ないのですが、はるか上空から眺めただけでは、あの大津波の惨状を想像する事は出来ないというのが正直な感想。
(1年半たって、少しは復興が進んでいる事もあるかも知れないが)
新千歳→羽田も、いつもならもう少し西側、八戸上空から仙台の市街地を左に見るルートを取るのが一般的だと思うのですが、この日はやや東側を飛行していたようです。
一度太平洋上空に出て(仙台は右に見えたはずだ)、相馬浦付近から福島県浜通りの海岸線を見る事になります。
で、ビックリしたのがこれ。
ふ…福島第一原発、ですよね!?
300㎜レンズを精一杯延ばして撮ってみたのですが、解像度も低いし、この画像だけではどこがどうぶっ壊れてしまったなんて解らないですけれどね。
しかし…、こんな所を飛ぶなんて思わなかった…。
この付近からやや右に進路を変えて行きます。
茨城県の北部は、所々雲の隙間から陽が差しているようで、何だかまだら模様。
なんだか茨城県の上空をジグザグに飛行しているような。
何かを避けながら飛んでいたのではないでしょうか。
霞ヶ浦も近づいたり、離れたり。
ベルトサインが早目に点灯。
揺れは感じないのだが、雲行きは確かに不気味。
左手後方に筑波山。
手前の川は鬼怒川で、その先が下妻あるいは石下だと思う。
守谷上空。
左下から中央へ逆S字カーブを切っていくのが常磐自動車道で、左下は谷和原IC。
右側の高架線がTXで、分岐して車両基地があるのが解るでしょうか。
利根川。
カーブを切ったあたりの町は木下。
千葉ニュータウン。
北総線が突っ切っていきます。
この直後、すぐ真上をJALのB777-200が通過して行ったのには少々ビックリ。
幕張。
海岸沿いにスタジアム(QVCマリンフィールド)も確認できます。
ここから東京湾上空へ。
D滑走路への着陸で、海上スレスレという感じでどんどん降下していきます。
R/W23に着陸、ターミナルまでは橋を渡っていきます。
ターミナルから離れた駐機場には、B747-400Dが2機並んでいるのが見えました。
結局の所、3週間も前の機材変更とは、何があったのだろう?
新千歳でも見られたようにB747-400Dは少々だぶつき気味の訳だし、トラブル発生とは考えにくいのだが。
羽田空港到着。
心持ち遅れていたけれど、ストレートなコースを飛んでいたら遅れは出なかっただろう。
手荷物受取場。
やはり団体さんが多かったからか、この後荷物が出てきたらスーツケースの「品評会」になった。
国際線みたいだ。
到着ロビー。
さて、横浜への帰りは、今回はバスを利用します。
少々遠くて深い位置にある鉄道駅と比べれば、同一レベルから乗れるバスというのも、案外楽かもしれない。
所要時間も意外に違わないし。
(ただ横浜のYCATが今度は問題になるが)
17時34分発の京浜急行バスはエアロエース。
第2ターミナルから第1ターミナルに向かう途中、政府専用機を見かけました。
何の任務だったかは解らずじまいですが。
№773で書いた、JR鶴見線海芝浦駅の周辺を、首都高速湾岸線から見るとこんな感じ。
解らないかもしれないが、205系電車が停車中でした。
ベイブリッジから見た横浜。
雲の向こうに、夕陽が沈んでいきます…。
YCAT到着。
第2ターミナルからは32分で着きました。
これで今回の北海道旅行は終わりました。
本当は新千歳でもっと旅客機を撮りたかったけれど、まあLCC3社を全部撮れたし、札幌市内に加えて恵庭でもバスをかなり撮れたからある程度は満足してもいいのかな。
実は今月末、9月30日~10月1日にかけて、今度は九州・熊本と福岡に行ってきます。
行きはソラシドのB737-800に初めて乗ります。
帰りはまたもANAのB777-200。
どんな旅になるでしょうか。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《今日見た・聞いた・思った事》
また「反日デモ」関連になってしまいますが、とりあえず「ヤマ場」の18日を過ぎて、今日は一応ある程度は平穏な状況になっているようですが、まだまだ油断はならないでしょう。
今日はANAから、反日デモ関連で中国路線に関する航空券の取り扱いについての発表があり、中国路線、及び接続する国内便については、一定期間無手数料で払い戻しや変更を行うという事です。
(JALは今日現在発表なし)
また、上海吉祥航空の沖縄路線が国土交通省により認可になっていて、明日から就航する予定だったのですが、11月まで延期になると、昨日の新聞が伝えていました。
LCCの春秋航空も、鳥取へのチャーターをしばらく取り止めるとしています。
理由はどうあれ、思想・主義主張はどうあれ、なんとかよりを戻す事はできませんか?
このままでは両国とも、一部活動家共の「空中戦」に巻き込まれる、一般の国民が不幸です。
《今日のニュースから》
韓国大統領選挙 元IT企業家安 哲秀(アン・チョルス)氏 立候補表明
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