№789 北海道エアシステム 新社長インタビュー それとJHB

 3日間お休みを頂きまして、今回が9月最初の更新になります。
 今回は北海道へ行きまして、札幌市内のバスと、新千歳空港では旅客機を撮ってきました。
 今月中には書きたいと思います。

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 さて、昨日宿泊したホテルで閲覧した毎日新聞の北海道版に、7月31日付けで就任した北海道エアシステム(HAC)の新社長・田村千裕(たむら ちひろ)市のインタビューがありました。
 HACはJALグループから離脱して道内資本のコミューター会社として再出発したものの、昨年には奥尻島で重大事故一歩手前のアクシデントがあり、経営問題もあって田村氏が新社長として迎えられたという事です。
 今年JALの新社長となった植木義晴氏はDC-10のパイロット出身でしたが、田村氏もJALでパイロット(機種は記されていなかった)をされていたという事です。
 帯広出身ですから地元という事になります。
 その奥尻でのアクシデントを踏まえ、「『安全』とは抽象的な概念だが、大事なのは経営者の意識で、小世帯で意思の疎通はしやすいから、直接対話も初めて改めて思いを伝える」としています。
 また今後の経営方針として離島路線は維持、函館~旭川・丘珠~女満別線は休止せざるを得ないが、一方で三沢(青森県)線の開設を目指す、知名度アップのため15周年を機にキャンペーンの実施、そしてJALとのコードシェア運行の検討も掲げています。
 ただJALとのコードシェアは、HAC自体が新千歳から撤退してしまったから、正直どうなんだろう?
 道内需要の確保のためだけのコードシェアはあまり意味がない気がするし(そうでなければ、そもそもグループから切り離さなかっただろうし)、本州からのお客さんの乗り継ぎで利用してもらいたいが、JALとの接点が函館・釧路のみになると難しい気がしますが、どうでしょう。
 やるのであれば、JALと協議した上での再度の路線再編成も必要かと思いますし、企画商品の設定(本州からJALで来れば、道内のHACが乗り放題、とか)も考えられるでしょう。
 いずれにしろ、丘珠という札幌市内の空港をベースとしているのは、他社に対してアドバンテージがあるとも言えるので、その辺の強みも生かした経営が期待されます。

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 今回は丘珠空港には行かなかったのでHACの新カラー機の撮影の機会もなかったのですが、いずれ作れればといいなと思いますし、やはり実際に搭乗する機会も作りたいですね。
 北海道に限らず、東京から遠いローカル航空路線自体、乗る機会がないからねぇ。

 飛行機からバスになりますが、「バスジャパン ハンドブックシリーズR78 ジェイ・アール北海道バス」が刊行になっていますけれど、刊行後に新規登録されている車両を札幌市内で見かけました。

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 527-9803号車です。
 テールライトからして、名古屋市営バスのKC-HU2MMCAあたりと思いますが、どうでしょうか。
 この他のメーカーや、じょうてつ等の他社にもありました。
 こんな事も、いずれ書きます。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

 9月1日付の本体の更新ですが、新規追加分は公開できたものの、途中「アクシデント」がありまして、一部修正できていない場所があります。
 セキュリティソフトの問題になるようですが、次回9月16日付(15日夜間)更新までには解決させます。

《今日のニュースから》
日中国交40周年記念舞踏劇公演 秋田市で開催

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