№625 恒例 年末年始関西旅行 4.伊勢鉄道に寄り道

 タイトルとは多少反するのですが、新年1月1日の元旦は、曇り空で明けました。
 本当は近鉄南大阪線(「さくらライナー」の改装車とか)や、阪堺電軌の車両を撮りたかったのですが、終夜運転でぐるぐる回って事もあってかなり疲れていたので、敢えて早々に大阪を後にし、今日の宿泊地、名古屋まで戻る事としました。
 まあ、単純に一直線という訳ではありませんでしたが。

 1月 1日(日)
 終夜運転の時刻表を調べて回った後、京阪電車で京都まで一往復して爆睡。
 御堂筋線は京セラドームの「関ジャニ∞」のコンサート帰りもあって、結構込み合っていました。
 市営地下鉄は基本的に30分(一部15分)間隔なのだけれど、御堂筋線くらいは全区間10分間隔位で走らせても良いのではないかとも思いました。
 京阪電車は、ドアが開くたびに冷たい風が吹きこんで寒かった…。
 まさか節電?とも思ったけれど、さすがにここまでは節電していないようでした。

 さて、朝6時過ぎではまだ暗くて解かり辛いものの、どうも大阪上空は雲が広がっている模様。
 未練はあるけれど、早目に名古屋に戻る事にします。

 行きはJRでしたが、帰りは近鉄特急にします。
 といっても、ここは津まで。

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 大阪難波8時30分発の名古屋行は、22600系4連+22000系2連という、新旧「Ace」の混成でした。
 22600系ですが、市販の時刻表や駅に掲示の時刻表に車椅子マークがあって、これで解かるようです。
(他の系列にもある車両があるのだけれど)

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 前のフットレストの間に、PC等の電源用のコンセントが1基設けられています。
 JRでも私鉄でも、これまたそういう時代なんですねぇ。

 地下線を抜けると、やはり曇り空。
 残念ながら、数日来の天気予報は当たってしまいました。

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 大和八木駅で、京都発賢島行の特急を待ちます。
 向こうはビスタカーでした。

 冬場になるとかなりの積雪を見る事もある青山ですが、この日はほとんど見る事もなく、そのまま名古屋線に入って津に着きました。

 津からは、こちらもかなり久し振りの伊勢鉄道に乗ります。

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 10時41分発四日市行116C。 
 伊勢鉄道自体は大分前ながら乗った事があるけれど、イセⅢ形は初めてです。

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 河芸駅で下り<南紀3号>の待ち合わせ。
 駅前の観光案内板には「河芸町」とあったけれど、今は津市です。

 中瀬古まで、他に乗客は全くナシ。

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 中瀬古から先は複線になり、117C列車とすれ違い。
 森の中の丘陵地帯を抜けるのは、並走する近鉄名古屋線にはない車窓でしょうか。

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 さらに快速<みえ5号>。

 鈴鹿ではしきりに後続の快速<みえ8号>への乗換えの案内がアナウンスされました。
(四日市では時間が少ないからか)
 ただしその鈴鹿駅は、特急・快速停車駅としては多少殺風景かなと感じました。

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 鈴鹿山脈や比叡・伊吹の山々がそびえています。

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 終点の四日市駅。
 伊勢鉄道はやや離れた欠き取り式ホームの3番線に発着。
 右手は後を追ってきた<みえ8号>。

 ここではこの後弥富から名鉄線に乗るため、<みえ>ではなく、始発の普通列車に乗り換えます。
 313系2連のワンマン運転でした。

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 弥富から名鉄尾西線。
 豊明行ですが、須ヶ口までが普通電車、その先は準急。
 ウッカリしていたのですが、弥富駅では「トランパス」の磁気カードは利用できません。
(manacaはOK)

 徹夜明けで眠かったから、名古屋の手前まで爆睡していました。
 須ヶ口で随分停車時間があったようだけれど。

 名古屋からは、今日は市営バス〔名駅16〕系統で栄に向かい、早目にホテルにチェックイン。

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 ところでこの市営バスですが、以前ご覧頂いた旧塗装復刻車、S-575号がまだ運行されていました。

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 ただし、名古屋ターミナルビルが解体された事で運行区間が延伸、始発地が那古野町になっており、方向幕も交換されています。
 方向幕車自体が珍しくなってきていますし、まして旧塗装との組み合わせは貴重なものになるだろうと思います。
(未確認だが、那古野町とは、那古野〔営〕があった場所だろうと思われる。名古屋駅はミッドランドスクエアの前から乗車)

 今日はさすがに疲れたので、夜更かしもホドホドに、早めに就寝して明日に備える事にします。
 どの道元日だから店はあまり開いていないし、開いていても早仕舞いだから。
 明日もまた、空模様次第だな。

恒例 年末年始関西旅行 5 に続く

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《今日のニュースから》
インスブルック・ユース五輪 大江光選手が金メダル

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