№586 20年ぶりの国内大旅行・西日本 1.雨だから まったり西下

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 お待たせいたしました。
 今日から先日(10月30日~11月10日)の間の西日本、中部~近畿~中国~四国の旅行について書きたいと思います。
 中断前に書いたように、私は一身上の都合で仕事をやめると決断し、籍はまだあったのですが有給休暇の消化という事で10月の末から長い休みに入る事になりました。
 なのでどこへ行こうか、海外もちょっと考えた … 記録的円高だから … のですが、国内でも行きたい所、撮りたいものがたくさん残っていていて、この機会に是非やっておきたいと思いまして、今回は国内旅行と致しました。
 でも国内で2週間も費やす旅行というのも、たぶん20年振りくらいかなあ。

 日数は12日間ですが、京阪石山坂本線と宮島フェリーは別に改めて書くので、14回の連載になる予定です。
 長丁場なので、途中適宜違うトピックスも混ぜたりします(来年のJR等のダイヤ改正について、書く事になるはず)が、今年中には完結させます。

10月30日(日)
 初日から雨混じりとは残念。
 今日は名古屋まで行ければいいので、まったり寄り道しながら行きます。

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 東海道線727MはE231系の10両編成。
 戸塚6時46分発と早いのですが、戸塚の時点では座れませんでした。

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 熱海で1421Mに乗換。
 211系と、よく解からないかもしれませんが313系が混結の6連。

 まず、伊豆箱根鉄道駿豆線を往復してきました。

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 修善寺駅は、日曜の午前という事もあるのか、温泉帰りのお客さんがそれなりに目立つようでした。

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 修善寺駅で並ぶ、左は3000系、右は特急<踊り子102号>。
 修善寺駅ではホームにおじさん方が待機していて、電車が到着する度に、車内の掃き掃除を行なっていました。

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 帰りの車窓から。
 沿線はあちこちで柿の実が生っていたりして、日本の田舎の秋のたたずまいがそこかしこに残っていました。
 駿豆線では引退間近の1100系(西武701系)が西武赤電カラーを復刻して運行を開始したそうですから、早い内にもう一度行かなければ。

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 東海道本線に戻って、三島12時46分発の439Mは313系の3連。
 一気に島田まで乗り通します。

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 島田からは、興津が始発だった781Mに乗換。
 211系3連。

 掛川からは、天竜浜名湖線に乗ります。
 遠州森までは去年の年明けに乗っていて、それについては№116で書きましたが、その先新所原まで乗りとおすとなると、たぶん国鉄二俣線時代以来、実に25年振り位になるはず。

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 TH2100型の車内。
 日曜日なのだけれど、天気のせいもあるのか観光客の姿はあまりありませんでした。

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 後部から見た、天竜浜名湖線の線路。
 国鉄二俣線時代が「簡易線」だった事もあり、貧弱だなあというのが正直な印象。

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 掛川から乗ってきた233列車は天竜二俣が終点で、333列車に乗り継ぎになります。
 運転士は乗り継ぎで、車両交換という所ではないでしょうか。

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 天竜二俣駅では、土休日だけ駅弁を販売しています。
 2種類ありますが、そのうちウナギが入っている「さくらどんこ弁当」(950円)を買ってみました。

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 三ヶ日で142列車と交換。
 このあたりから、部活帰りと思われる、ジャージ姿の学生さんの姿が目立つようになりました。

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 浜名湖は…思ったよりは見えないと思います。
「天竜」といっても天竜川は1回渡るだけだし。
 むしろごく普通の農村地帯こそが、沿線の見所なのかなあとも思いました。

 新所原からは東海道線に乗り、豊橋からは名鉄線。

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 3500系と3100系の6連。
 もちろんそのままJRで名古屋を目指してもいいのだけれど、いつか書いたのですが、磁気カード「SFパノラマカード」が来年2月一杯で使用が終了になるというのに、相当使い残しがあるので、この機会で使っておかわないと…という事です。

 今日はこのまま名古屋市内のホテルに宿泊。
 明日の晴を期待しましょう。

20年ぶりの国内大旅行・西日本 2 につづく

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 アメリカのヒラリー・クリントン国務長官が、昨日からミャンマーを訪問しています。
 米国務長官のミャンマー訪問は実に56年振りとか。
 今日はテイン・セイン大統領と会談し、明日は民主化運動のリーダー、アウン・サン・スー・チーさんとも会談するとの事です。
 ミャンマーといえば最近は、日本で廃車になったDCとか、中古のバスが大量に譲渡・営業運行されていて各趣味誌にも大きく取り上げられ、乗り物ファンの注目を集める国です。
 しかし、現在日本-ミャンマーの直行の空路はないし(ほんの一時期ANAが関西空港から乗り入れていた)、行ったら行ったで非常に面倒な手続きなどを必要とするとか、宿の問題とかで、旅馴れたものでないと簡単に行ける状況にはまだないようです。
 民主化の流れが本物かどうか、もう一息きちんと見定めなければなりませんが、平和的に民主化が実現されるなら、それはそれでもちろん歓迎すべき事です。
 その時点で、少なくともベトナムやカンボジアに行く位の感覚で、ミャンマーを訪れる事ができるようになったら良いと思います。

「生活環境の変化」を最大の理由、としていますが、少子化に加えて、ネットや携帯の普及も大きいのではないでしょうか。
 ピーク時の20分の1では、発行の継続は難しいのでしょう。
《今日のニュースから》
小学館「小学三年生」「小学四年生」 来年2月で休刊と発表

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